JPH0949661A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JPH0949661A
JPH0949661A JP23458795A JP23458795A JPH0949661A JP H0949661 A JPH0949661 A JP H0949661A JP 23458795 A JP23458795 A JP 23458795A JP 23458795 A JP23458795 A JP 23458795A JP H0949661 A JPH0949661 A JP H0949661A
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義秋 河崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 終業時に確実に給湯槽の水抜きを行い、始業
時に確実に給湯槽を満水にして、加熱スィッチを入れて
加熱できる自動給湯装置を備える飲食カウンタを提供す
る。 【解決手段】 飲食カウンタの給湯装置において、タイ
マにより、入力側を電源に接続し、出力側の一方を、排
水用開閉弁及び給水用開閉弁の夫々の駆動部並びに加熱
装置に接続し、他方の出力側を、液面検出器及び設定温
度調節器の入力側に接続しており、空の乾いている飲食
カウンタの給湯槽に、満水状態になるまで水を供給し、
水が満水状態になったところで、循環ポンプを作動さ
せ、循環ポンプが所定時間作動したところで、排水用開
閉弁を開いて、給湯槽内の水を排出し、給湯槽内の水を
排出し終えたところで、排水用開閉弁を閉じる間以降に
給水用開閉弁を開いて、給湯槽内に給水を行うことがで
きる飲食カウンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食カウンタの飲食客
にお湯又はお茶などを供給する給湯装置に関し、特に、
回転寿司などの飲食カウンタに取り付けられる自動化さ
れた給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】寿司等の飲食物移送用コンベヤを備えた
寿司コンベヤなどの飲食カウンタは、寿司等の飲食物を
コンベヤにより例えば循環移送し、一方、飲食カウンタ
の例えばカウンタテーブルの周囲に座席を占めた飲食客
は、飲食物移送用のコンベヤにより循環移送される食べ
物、例えば寿司、焼肉用生肉等を取り出して、食するよ
うになっているので、飲食客に飲食物の運搬等のサービ
スを機械により行うこととなり、飲食店での省力化を助
けて、広汎に使用されている。
【0003】飲食店において、例えば寿司などの飲食に
お茶のサービスは不可欠であり、飲食カウンタにおいて
は、飲食客への給茶などの給湯サービスを簡単且つ容易
にするために、飲食カウンタの客席側に、お茶及びお湯
用の給湯水栓を設け、この給湯水栓を、給湯装置に接続
して、利用者が、給湯水栓の押しボタンを押して、自由
にお湯を湯呑み茶碗に注ぐことができるようになってい
る。給湯装置には、給水管、排水管、水位検出電極及び
加熱器が設けられている給湯槽が備えられており、給湯
槽内の水を常時一定温度に加熱し、給湯水栓から飲食客
に供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、給湯槽内のお
湯は、一日経過すると、所謂おりが底に沈殿するなどす
るので、終業時に、給湯槽内のお湯を、排出し、始業時
に、新たな水を入れて改めて加熱している。このよう
に、給湯槽内の水を一日毎に汲み替えて新たにするに
は、終業後に給湯槽内から水を抜いておくことが必要で
あり、また、遅くとも始業前の1時間前に、給湯槽内に
水を満たし、加熱器のスィッチを入れることが必要であ
る。このような作業は、店員の作業時間が長くなり問題
とされている。また、給湯槽からの水の抜き忘れ、給湯
槽への水の入れ忘れ、さらに、給湯槽の加熱スィッチの
入れ忘れなどの人為的なミスは、飲食客に迷惑を掛ける
こととなり問題とされている。本発明は、このような従
来の給湯装置の始業時及び終業時の作業に係る問題点を
解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、終業時に確実
に給湯槽の水抜きを行い、始業時に確実に給湯槽を満水
にして、加熱スィッチを入れて加熱することができる自
動給湯装置を備える飲食カウンタを提供することを目的
としている。即ち、本発明は、給水管、排水管、給湯
管、循環ポンプ、水位検出電極及び加熱器が設けられて
いる、空の乾いている飲食カウンタの給湯槽に、満水状
態になるまで水を供給し、水が満水状態になったところ
で、循環ポンプを作動させ、循環ポンプが所定時間作動
したところで、排水用開閉弁を開いて、給湯槽内の水を
排出し、給湯槽内の水を排出し終えたところで、排水用
開閉弁を閉じる間以降に給水用開閉弁を開いて、給湯槽
内に給水を行うことを特徴とする飲食カウンタの給湯方
法にあり、また、本発明は、給水管、排水管、給湯管、
循環ポンプ、水位検出電極及び加熱器が設けられている
給湯槽並びに該給湯槽に吸引側が接続し給湯管に吐出側
が接続する給湯ポンプを備える給湯装置が搭載されてい
る飲食カウンタにおいて、少なくとも24時間作動のタ
イマが設けられており、該タイマは、入力側を電源に接
続し、出力側の一方を、排水用開閉弁及び給水用開閉弁
の夫々の駆動部並びに加熱装置に接続し、他方の出力側
を、液面検出器及び設定温度調節器の入力側に接続して
いることを特徴とする給湯装置が搭載されている飲食カ
ウンタにある。
【0006】本発明において、飲食カウンタの給湯槽
は、始業時に水を満たして加熱する前に、排水管を閉
じ、給水管を開いて給湯槽内に水を充満させ、循環ポン
プを作動させて、給湯管及び給湯槽が空の段階で付着す
る塵埃等を除去する。本発明において、給湯槽からのお
湯の排出は、湯が冷めない状態で行う。このように湯が
冷めない状態で給湯槽を空にすると、給湯槽内の自然蒸
発による乾燥が比較的速やかに行えるので好ましい。給
湯槽を稼働させるための給水は、給湯槽内の洗浄水の排
出が終わったところで、排水用開閉弁を閉じるるが、排
水用開閉弁を閉じる間に、給水用開閉弁を開いて行われ
る。給湯槽内の排水が終わった時点は、排水開始の時
点、又は特定のレベルを水面が横切ったことを水位検出
器により測定した時点から、一定の時間を経過したこと
をタイマーで検出して行われる。
【0007】本発明において、飲食カウンタに設けられ
る給湯装置には、例えば、従来装置と同様に、給水管、
排水管、給湯管、循環ポンプ、水位検出電極及び加熱器
を備える給湯槽が設けられている。本発明において、給
湯槽は、回転寿司等の飲食カウンタのコンベヤ路を形成
する架台内又は架台に囲まれた空間、例えば調理側に据
え付けられる。本発明において、飲食カウンタの給湯装
置には、給湯槽の給湯作業を時間的に制御するタイマが
設けられる。
【0008】本発明において、タイマには、第一乃至第
四の設定時間が設定される。第一の設定時間は、工程順
で最初に設定された時間であり、例えば始業時の作業開
始時間であって、排水用開閉弁及び給水用開閉弁の夫々
の駆動部並びに加熱装置の駆動部を電源に接続して作動
を開始させる。第二の設定時間は、給湯管及び給湯槽内
の洗浄を開始する時間であり、排水用開閉弁を閉じ、給
水用開閉弁を開き、給湯槽内に水を満たして循環ポンプ
の作動を開始させる。第三の設定時間は、給湯管及び給
湯槽内の洗浄が終了した時間であり、循環ポンプの作動
を停止し、排水用開閉弁を開き、給湯槽内から洗浄水を
排出し終えて、給湯槽内を完全に空にする。第四の設定
時間は、第四の設定された時間、例えば終業時の作業停
止時間であり、排水用開閉弁及び給水用開閉弁の夫々の
駆動部、並びに加熱装置の駆動部の電源の接続を切って
作動を停止させ、閉じている排水用開閉弁を開き給湯槽
内のお湯を排出する。
【0009】本発明において、タイマの第一乃至四の設
定時間は、一個のタイマに行ってもよく、また第一のタ
イマ及び第二のタイマの二つのタイマにより分けて行っ
てもよい。この場合、第一及び第四の設定時間の設定を
第一のタイマに行い、第二及び第三の設定時間の設定を
第二のタイマに行う。本発明において、第一の設定時間
と第二の設定時間を同じくして、タイマに設定する設定
時間を一つ減らすことができる。
【0010】タイマは、第一の設定された時間におい
て、排水用開閉弁駆動部及び給水用開閉弁駆動部を電源
に接続して、開いている排水用開閉弁を閉じる。第一の
設定された時間に続く、第二の設定時間において、タイ
マは、給湯槽内の洗浄工程における洗浄作業を行うため
に、排水用開閉弁を閉じた侭にして、給湯槽内に洗浄水
を満たすために給水用開閉弁を開く。第三の設定時間に
おいて、タイマは、洗浄後の給湯槽内の洗浄水の排出を
行うために排水用開閉弁を開く。第四の設定時間におい
て、タイマは、排水用開閉弁駆動部と電源との接続を切
って、閉じている排水用開閉弁を開き給湯槽内のお湯を
排出する。
【0011】給水用開閉弁駆動部は、第一の設定された
時間において、タイマにより電源が入れられ、排水用開
閉弁の開閉動作により、給水用開閉弁の開閉が制御可能
にされる。給水用開閉弁は、排水用開閉弁が閉じられて
いる段階では、液面検出器により制御される。即ち、第
一の設定された時間に続く洗浄作業工程においては、排
水用開閉弁の閉じる動作を確認して給水用開閉弁は開か
れ、給湯槽内の洗浄工程の洗浄水の供給を行い、給湯槽
内が満水となったところで、液面検出器により給水用開
閉弁を閉じるが、排水用開閉弁を開いて洗浄水を完全に
排出し、洗浄水排出後に排水用開閉弁の閉じるが、この
排水用開閉弁の閉じる動作を確認して、給水用開閉弁は
開かれ、液面検出器により以後制御される。第四の設定
された時間において、タイマにより電源が切られて、給
水用開閉弁は閉じる。
【0012】本発明において、給湯槽内の洗浄作業工程
で、給湯槽内と給湯水栓に連なる配管系統内を洗浄する
ことができる。この場合は、給湯用の循環ポンプを設け
て、給湯槽内の水を強制循環させて、洗浄することがで
きる。循環ポンプは、液面検出器の、給湯槽内の満水信
号又は一定レベル以上の水位信号により作動を開始し、
排水用開閉弁を開くときには、作動を停止する。加熱装
置は、洗浄工程においては、電源に接続していないカ、
稼働工程に入り、給湯槽内に一定以上のレベルに水位が
あることを液面検出器により検出して、加熱を開始す
る。
【0013】本発明においては、タイマを設け、タイマ
に第一乃至第四設定時間を設定することにより、給湯槽
内のお湯の排出、洗浄及び満水並びに給湯槽からの給湯
を、確実に行うことができ、人為的なミスを避けること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の
態様を説明するが、本発明は以下の例示及び説明によっ
て何等限定されるものではない。図1は、本発明の一実
施例の給湯装置の概略の側面断面図であり、図2は、図
1に示す給湯装置の概略の正面断面図であり、図3は、
図1及び図2に示す給湯装置の制御ブロック図である。
図4は、図1乃至図3に示す実施例の給湯装置のタイマ
による作業開始時における制御装置の作動を中心に示す
部分的フロー図であり、図5は、図1乃至図3に示す実
施例の給湯装置の洗浄工程時における制御を中心に示す
部分的フロー図であり、図4の符号Aに続くフロー図で
ある。図6は、図1乃至図3に示す実施例の給湯装置の
給水開始時の排水用モータバルブの制御を中心に示す部
分的フロー図であり、図5の符号Bに続くフロー図であ
って、符号H及びIは図4に続いている。図7は、図1
乃至図3に示す実施例の給湯装置の給水時における給水
用電磁弁の制御を中心に示す部分的フロー図であり、図
6の符号Cに続くフロー図である。図8は、図1乃至図
3に示す実施例の給湯装置の給湯時における水位検出器
による制御を中心に示す部分的フロー図であり、図7の
符号Dに続くフロー図である。図9は、図1乃至図3に
示す実施例の給湯装置の作業終了時における制御装置の
制御を中心に示す部分的フロー図であり、図8の符号D
に続くフロー図であって、符号Gは図1へ続いている。
図中、符号NOは設問に対する否定の経路を示し、符号
YESは、設問に対する肯定の経路を示す。図1乃至図
9において、共通する箇所には同一の符号が使用されて
いる。
【0015】図1及び図2において、クレセント形フラ
ットトップチェーンコンベヤ1を備える飲食カウンタ2
のフレーム3のカウンタテーブル4側の側面には、給湯
水栓5が取付けられている。本例において、給湯用水栓
5は、給湯用循環パイプ6から分岐する給湯枝管7に接
続している。また本例において、給湯水栓5は、下方に
開閉ボタン8を備える形式であり、開閉ボタン8を湯呑
み(図示されていない)で押して、該湯呑みに給湯す
る。
【0016】本例において、給湯装置9は、飲食カウン
タ2のフレーム3内に設けられている。給湯装置9は、
給湯タンク即ち給湯槽10を備えており、給湯槽10の
蓋部材11には、給水用電磁弁12を備える給水管13
が設けられ、また水位検出器14が設けられている。給
湯槽10の下方には、加熱器15が設けられており、底
部16には、排水口17が設けられている。排水口17
にはモータ18により作動する電動式ボールバルブ、即
ち排水用モータバルブ19を備える排水管20が接続し
ている。排水管20は、一路が溢流管21に接続し、外
の一路が排出管22に接続するT字形管継手23の残る
一路に接続している。給湯槽10内の水位が一定位置か
ら越えた時に、給湯槽10からお湯が溢れて事故に至る
危険を防止するために溢流管21が設けられている。循
環ポンプ24は、その吸込口25から、給湯槽10内の
湯又は水を給水用循環パイプ6に送出し、この送出され
た湯又は水は循環パイプ6を循環して吐出口26から給
湯槽10内に返送する。
【0017】本例において、給湯用循環パイプ6は、各
給湯枝管7を経路に接続しており、各給湯枝管7に、お
湯を十分に供給させるために絶えず作動する循環ポンプ
24を備えている。循環ポンプ24は、吸込口25を給
湯槽10内下部に開口し、その吐出口26を循環パイプ
6に接続している。循環パイプ6の吐出口26は、給湯
槽10内の湯の温度を均一にするように、同じく給湯槽
10内下部に開口している。
【0018】本例においては、給湯用循環ポンプ24、
給水用電磁弁12及び加熱器15の駆動部は、更に、排
水管20の電動式ボールバルブ即ち排水用モータバルブ
19が閉じられているときに、水位検出器14により、
夫々その作動が制御される。本例において、水位検出器
14には、4本の電極27、28、29及び30が回路
を形成して設けられている。
【0019】これら電極の中、最も長い電極30は陰極
であり、最も短い第一の電極27は、陽極であって、接
水を検出して給水用電磁弁12を閉じるように作用す
る。二番目に短い第二の電極28は陽極であって、その
先端が接水する水位(E2)を検出して加熱器15の加
熱及び循環ポンプ24の作動を開始させるように作用す
る。三番目に短い第三の電極29、つまり二番目に長い
電極は、陽極であって、その先端から水面が離れる水位
(E4)を検出して加熱器15の加熱及び循環ポンプ2
4の作動を停止させるように作用する。
【0020】図3に図1及び図2に示した実施例におけ
る制御ブロック図を示す。本例において、タイマ31の
出力端32は、制御装置33の電源用の入力端34に接
続しており、タイマ31が設定時間に到達して電源に接
続することにより、制御装置33は電源に接続する。制
御装置33の第一の電源用出力端35は、排水用モータ
バルブ19の電源用入力端36に接続し、排水用モータ
バルブ19は電源に接続する。排水用モータバルブ19
の信号用出力端37は、制御装置33の信号用入力端3
8に接続し、排水用モータバルブ19の開閉動作信号を
制御装置に送信して、制御装置33の第二の電源用出力
端39を電源に対しオン及びオフ制御する。制御装置3
3の第二の電源用出力端39は分岐ライン40を介して
循環ポンプ24の電源用入力端41、給水用電磁弁12
の電源用入力端42に接続し、水位検出器14の電源用
入力端43、及び加熱器15の制御装置44の電源用入
力端45、及び加熱器15と並んで給湯槽10内に設け
られる温度調節器46の電源用入力端47に接続してい
る。加熱器15の制御装置44は、洗浄時の電源用入力
をオフにし、洗浄時に作動しない。
【0021】温度調節器46の制御信号用出力端48
は、加熱器15の第一の制御信号用入力端49に接続
し、給湯槽内の湯の温度に応じて、加熱器15の加熱を
制御する。水位検出器14の制御信号用出力端50は、
加熱器の第二の制御信号用入力端51に接続し、加熱器
15の作動の開始及び停止の制御を行う。また、水位検
出器14の制御信号用出力端50は、給水用電磁弁12
の制御信号用入力端52に接続しており、これにより給
水用電磁弁12の作動の開始及び停止を水位の変動に応
じて制御することができる。さらに、水位検出器14の
制御信号用出力端50は、循環ポンプ24の制御信号用
入力端53に接続しており、これにより給湯管6への給
湯の開始及び停止を水位の変動に応じて制御することが
できる。
【0022】本例は以上のように構成されているので、
例えば、一周24時間のタイマ31の設定により朝の1
0時から夜の10時までを運転時間とする場合には、朝
の10時の開始時間に24時間タイマ31のオン接点を
設定し、夜の10時の終了時間にタイマ31のオフ接点
を設定する。本例においては、朝の10時に至って、タ
イマ31は設定されたオン接点において、給湯装置は自
動運転を開始して、洗浄工程が開始される。一定時間洗
浄が行われたところで、タイマ31はオフ接点に到達
し、給湯装置は自動運転を停止して、洗浄工程が終了す
る。洗浄工程が終了し、タイマ31がオン接点に到達し
て、給湯装置は自動運転を開始する。夜の10時に至っ
て、タイマ31は設定されたオフ接点に到達して、給湯
装置の自動運転を停止させる。この給湯装置の自動運転
停止後に、タイマ31は、作動を継続し、次の日の朝の
10時に設定されたオン接点に到達し、給湯装置は運転
を再開する(図4及び図9参照)。
【0023】本例において、一周24時間のタイマ31
がオン接点に至ったところで、制御装置33に電源が入
り、制御装置33が作動する。制御装置33は、まず排
水用電動式ボールバルブ即ち排水用モータバルブ19の
電源を入れて、開いていた排水用モータバルブ19を閉
じる。この排水用モータバルブ19が閉じた信号を受け
て、制御装置33は、温度調節器46、加熱器15、水
位検出器14、給水用電磁弁12及び循環ポンプ24を
電源に接続し、温度調節器46、水位検出器14、給水
用電磁弁12及び循環ポンプ24を作動可能な状態に
し、洗浄工程に入る。加熱器15には、分岐ライン40
に制御装置44を介して接続しているので、この洗浄工
程の段階では電源に接続しないので、作動可能な状態に
入らない。
【0024】このように温度調節器46、水位検出器1
4、給水用電磁弁12及び循環ポンプ24が作動可能な
状態にされると、まず、閉じていた給水用電磁弁12は
開かれて、給湯槽10内に給水を開始する。給湯槽10
内の水位(示されていない)が、第二の電極28の先端
に至ったところで、第二の電極28は接水し、この第二
の電極28の接水信号により循環ポンプ24の電源がオ
ンになり、給湯槽10内及び給湯用循環パイプ6内を一
定時間強制循環させて、給湯槽10内及び給水用循環パ
イプ6内を洗い、前記一定時間経過後に、排水用の電動
式ボールバルブ24は開かれ、給湯槽10内及び給湯用
循環パイプ6内の水を排出する。この排水用モータバル
ブ19からバルブを開いた信号を受けて、制御装置33
は、温度調節器46、水位検出器14、給水用電磁弁1
2及び循環ポンプ24の電源との接続を切り、作動を停
止させる(図4及び図5参照)
【0025】洗浄工程における作業を一定時間行い、給
湯槽10内の洗浄水を排出した後に、排水用モータバル
ブ19は閉じられる。この排水用モータバルブ19から
バルブを閉じた信号を受けて、制御装置33は、温度調
節器46、加熱器15、水位検出器14、給水用電磁弁
12及び循環ポンプ24を電源に接続し、作動可能な状
態にさせる。
【0026】本例において、給水用電磁弁12、加熱器
15、排水口17の電動式ボールバルブ19のモータ1
8及び循環ポンプ24は、夫々タイマ31の出力端32
に接続する制御装置33の第二の電源用出力端39に、
分岐ライン40を介して接続しており、該タイマによ
り、制御装置33が所定時間に電源(図示されていな
い)が入れられて動作を開始し、開いている排水用モー
タバルブ19の閉じ、排水用モータバルブ19からバル
ブを閉じた信号を受けて、給水用電磁弁12、加熱器1
5、排水口17の排水用モータバルブ19のモータ18
及び循環ポンプ24を電源に接続し、給水用電磁弁1
2、加熱器15、排水口17の排水用モータバルブ19
のモータ18及び循環ポンプ24を作動状態にする。
【0027】このように温度調節器46、加熱器15、
水位検出器14、給水用電磁弁12及び循環ポンプ24
が作動可能な状態にされると、まず、閉じていた給水用
電磁弁12は開かれて、給湯槽10内に給水を開始す
る。給湯槽10内の水位(示されていない)が、第二の
電極28の先端に至ったところで、第二の電極28は接
水し、この第二の電極28の接水信号により加熱器15
及び循環ポンプ24の電源がオンになり、給湯槽10内
の水を加熱すると共に、給湯槽10内及び給湯用循環パ
イプ6内を一定時間強制循環させる。
【0028】給湯槽10内の水位が第一の電極27の先
端に至ったところで、第一の電極27は接水するが、こ
の第一の電極27の接水信号により、給水用電磁弁12
は閉じ、給湯槽10内への給水を停止する。給湯槽10
内のお湯は、給湯用循環パイプ6により循環され消費さ
れて、水位が第二の電極28の先端より下がったところ
で、給水用電磁弁12は、電源がオンになり、給湯槽1
0への給水を開始する。
【0029】作動時の給湯槽10内の温度は、温度調節
器46により計測され、給湯槽10内のお湯の温度が所
定温度(例えば80℃)に到達したところで、温度調節
器46の制御信号により加熱装置の加熱は停止される。
給湯槽10内のお湯は、給湯用循環パイプ6により循環
され消費されるが、その段階で、給湯槽10内のお湯の
温度が所定温度(例えば80℃)以下に低下したところ
で、温度調節器の制御信号により加熱装置の加熱は再開
される(図6、図7及び図8参照)。
【0030】終業時に至ったところで、タイマ31は、
制御装置33の電源を切る。制御装置33の電源が切ら
れると、排水用モータバルブ19は電源がオフとなり、
排水用モータバルブ19は自動的に開かれて、給湯槽1
0内のお湯を排出し、これと同時に、給水用電磁弁12
は電源がオフとなり、給水用電磁弁12は閉じられる。
また、制御装置33の電源が切られると、温度調節器4
6、加熱器15、水位検出器14及び循環ポンプ24の
電源もオフとなり、作動は停止する(図9参照)。
【0031】本例においては、タイマを設けて、制御装
置及び排水用モータバルブにより、温度調節器46、加
熱器15、水位検出器14、給水用電磁弁12及び循環
ポンプ24を制御可能にしたので、給湯装置の排水、洗
浄、給水、加熱及びお湯の循環が自動的に行うことがで
きることとなった。本例においては、給湯水栓5の下方
のカウタテーブル4には、滴受け54が設けられてい
る。
【0032】
【発明の効果】本発明においては、タイマを設け、タイ
マに第一乃至第四設定時間又は第一乃至第三設定時間を
設定し、制御装置及び排水用モータバルブの通電を制御
するので、従来の給湯装置に比して、給湯槽内のお湯の
排出、洗浄及び満水並びに給湯槽からの給湯及び準備
を、確実に行うことができ、人為的なミスによる影響を
避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の給湯装置の概略の側面断面
図である。
【図2】図1に示す給湯装置の概略の正面断面図であ
る。
【図3】図1及び図2に示す給湯装置の制御ブロック図
である。
【図4】図1乃至図3に示す実施例の給湯装置のタイマ
による作業開始時における制御装置の作動を中心に示す
部分的フロー図である。
【図5】図1乃至図3に示す実施例の給湯装置の洗浄工
程時における制御を中心に示す部分的フロー図であり、
図4の符号Aに続くフロー図である。
【図6】図1乃至図3に示す実施例の給湯装置の給水開
始時の排水用モータバルブの制御を中心に示す部分的フ
ロー図であり、図5の符号Bに続くフロー図であって、
符号H及びIは図4に続いている。
【図7】図1乃至図3に示す実施例の給湯装置の給水時
における給水用電磁弁の制御を中心に示す部分的フロー
図であり、図6の符号Cに続くフロー図である。
【図8】図1乃至図3に示す実施例の給湯装置の給湯時
における水位検出器による制御を中心に示す部分的フロ
ー図であり、図7の符号Dに続くフロー図である。
【図9】図1乃至図3に示す実施例の給湯装置の作業終
了時における制御装置の制御を中心に示す部分的フロー
図であり、図8の符号Dに続くフロー図であって、符号
Gは図1へ続いている。
【符号の説明】
1 クレセント形フラットトップチェーンコンベヤ 2 飲食カウンタ 3 フレーム 4 カウンタテーブル 5 給湯用水栓 6 給湯用循環パイプ 7 給湯枝管 8 開閉ボタン 9 給湯装置 10 給湯槽 11 蓋部材 12 給水用電磁弁 13 給水管 14 水位検出器 15 加熱器 16 底部 17 排水口 18 モータ 19 排水用モータバルブ、電動式ボールバルブ 20 排水管 21 溢流管 22 排出管 23 T字形管継手 24 循環ポンプ、給湯用循環ポンプ 25 吸込口 26 吐出口 27、28、29、30 電極 31 タイマ 32 出力端 33 制御装置 34 制御装置33の電源用の入力端 35 制御装置33の第一の電源用出力端 36 排水用モータバルブ19の電源用入力端 37 排水用モータバルブ19の信号用出力端 38 制御装置33の電源用入力端 39 制御装置33の第二の電源用出力端 40 分岐ライン 41 循環ポンプ24の電源用入力端 42 給水用電磁弁12の電源用入力端 43 水位検出器14の電源用入力端 44 加熱器15の接続部 45 加熱器15の制御部44の入力端 46 温度調節器 47 温度調節器46の電源用入力端 48 制御信号用出力端 49 加熱器15の第一の制御信号用入力端 50 水位検出器14の制御信号用出力端 51 加熱器の第二の制御信号用入力端 52 給水用電磁弁12の制御信号用入力端 53 循環ポンプ24の制御信号用入力端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水管、排水管、給湯管、循環ポンプ、
    水位検出電極及び加熱器が設けられている、空の乾いて
    いる飲食カウンタの給湯槽に、満水状態になるまで水を
    供給し、水が満水状態になったところで、循環ポンプを
    作動させ、循環ポンプが所定時間作動したところで、排
    水用開閉弁を開いて、給湯槽内の水を排出し、給湯槽内
    の水を排出し終えたところで、排水用開閉弁を閉じる間
    以降に給水用開閉弁を開いて、給湯槽内に給水を行うこ
    とを特徴とする飲食カウンタの給湯方法。
  2. 【請求項2】 給水管、排水管、給湯管、循環ポンプ、
    水位検出電極及び加熱器が設けられている給湯槽並びに
    該給湯槽に吸引側が接続し給湯管に吐出側が接続する給
    湯ポンプを備える給湯装置が搭載されている飲食カウン
    タにおいて、少なくとも24時間作動のタイマが設けら
    れており、該タイマは、入力側を電源に接続し、出力側
    の一方を、排水用開閉弁及び給水用開閉弁の夫々の駆動
    部並びに加熱装置に接続し、他方の出力側を、液面検出
    器及び設定温度調節器の入力側に接続していることを特
    徴とする給湯装置が搭載されている飲食カウンタ。
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