JPH0949635A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH0949635A
JPH0949635A JP20192095A JP20192095A JPH0949635A JP H0949635 A JPH0949635 A JP H0949635A JP 20192095 A JP20192095 A JP 20192095A JP 20192095 A JP20192095 A JP 20192095A JP H0949635 A JPH0949635 A JP H0949635A
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magnetrons
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heating chamber
attached
heating
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JP20192095A
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Tetsuo Kubota
哲男 窪田
Hiroshi Yajima
洋 矢島
Tatsushi Arai
達志 荒井
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも2個のマグネトロンを取り付けた
高周波加熱装置において、個々のマグネトロンと加熱室
のインピーダンス整合を確実に実現する。 【構成】 高周波電源装置4を作動させて各マグネトロ
ン3a、3bの発振を開始させたときに、制御装置15
は2個の方向性結合器6a、6bの出力信号から求まる
各電圧定在波比を比較し、より大きい値の得られた方向
性結合器例えば6aの取り付けられている方の整合素子
支持軸10aを回転駆動して導波管5a内に伝送される
高周波電力の反射が最も少なくしかも入射が最も大きい
最適停止位置をまず決定し、その後同様の操作によって
残された方の整合素子支持軸10bの最適停止位置を決
定し、2個のマグネトロン3a、3bと加熱室1とのイ
ンピーダンス整合を実現し、高効率、高能率な加熱を可
能にするとともに、マグネトロン3a、3bの長寿命化
を達成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱室と少なくとも2
個のマグネトロンの個々とをそれぞれ結合する少なくと
も2個の矩形導波管壁に、それぞれ取り付けられた方向
性結合器の検出信号に基づいて、加熱室と少なくとも2
個のマグネトロンとのインピーダンス整合を実現するよ
うにした、高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の高周波加熱装置として、
例えば特開昭57−23494号公報の発明のように、
加熱室と1個のマグネトロンを接続する矩形導波管の例
であるが、その内壁の一部に、伝送されるマイクロ波の
管内波長の1/4の間隔でかつマイクロ波の進行方向に
沿って3本のインピーダンス調整棒を設置し、加熱室内
に設置された食品毎にマグネトロンの動作点がリーケ線
図上の最大パワー領域に近づくよう、駆動装置を用いて
それらインピーダンス調整棒の管内突き出し量を制御す
るとともに、食品ごとの突き出し量を記憶しておき、そ
の記憶内容を食品の種類に応じて呼び出して用いること
により、加熱動作が最高の効率で行われるようにしたも
のが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述従来例において
は、整合素子である3本のインピーダンス調整棒を管内
波長の1/4の間隔で矩形導波管内に配置しなければな
らないため、そしてさらに3本のインピーダンス調整棒
毎に駆動装置を必要とするため、構造が複雑になってし
まうという問題点があった。また、調整棒が矩形導波管
壁を貫通する部分には漏洩電波対策を施さなければなら
ないため、構造がますます大形化してしまって、電子レ
ンジのような小形化の要求の強い高周波加熱装置に対し
ては適用しにくいという問題があった。加えて、信頼性
の低下や、大幅なコストアップが避けられないという問
題もあった。
【0004】そのほか、上述の従来例においては、個々
のインピーダンス調整棒を駆動制御して高周波加熱装置
としての整合をとるため、時間がかかり過ぎてしまい、
電子レンジのように短時間のうちに加熱を完了させなけ
ればならない民生用の機器においては実用的でないとい
う問題点があった。
【0005】また、インピーダンス調整棒はあらかじめ
記憶された動作以外の動きをしないために、形状の異な
るしかも誘電特性の異なる種々の食品に対して恒に最適
のインピーダンス整合を取ることが難しいばかりか、加
熱中に変化するインピーダンス動作点のズレに対しても
対応することができないという致命的な欠点を有してい
る。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は上述の問題を解
決するためになされたものであり、食品を収納する加熱
室と、この加熱室の外部にてマイクロ波を発振する少な
くとも2個のマグネトロンと、各一側にてこれらマグネ
トロンの各一つと接続するとともに各他側にて加熱室の
少なくとも2か所と接続して各マグネトロンと加熱室と
をそれぞれ接続する矩形導波管と、各マグネトロンを駆
動する高周波電源装置と、各矩形導波管の一壁であって
各マグネトロンとの接続部と加熱室との接続部の間にそ
れぞれ取り付けられて各矩形導波管内に伝送されるマイ
クロ波電力の入射および反射の各方向成分を検出すると
ともにそれらの検出信号を出力する方向性結合器と、各
矩形導波管の一壁の内側の各方向性結合器の取り付けら
れた位置より加熱室側でありかつ電波進行方向の中心線
から偏倚した位置にそれぞれ回転自在に貫通して取り付
けられた低誘電体損失材料からなる整合素子支持軸と、
各矩形導波管内にて各整合素子支持軸にそれぞれ取り付
けられて回転駆動される導電材料製の整合素子と、各矩
形導波管外にて各整合素子支持軸をそれぞれ所定の行程
について回転駆動するとともに各駆動行程中の予め定め
られた複数の回転駆動位置に関する情報をそれぞれ出力
する回転駆動装置と、そして高周波電源装置を作動させ
て各マグネトロンの発振を開始させたときに各回転駆動
装置を作動させて各整合素子支持軸を回転駆動するとと
もに各駆動行程中の予め定められた複数の回転駆動位置
毎の各方向性結合器の検出信号を取り込んで記憶するほ
かそれら各方向性結合器毎に記憶された検出信号群の中
から各回転駆動装置の最適停止位置を決定するために各
検出信号群の中の特定の検出信号を見出してその検出信
号の検出された各回転駆動位置へ各整合素子支持軸を回
転駆動するよう各回転駆動装置を制御する制御装置とで
高周波加熱装置を構成した。
【0007】また、制御装置については、各マグネトロ
ンが動作開始する高周波加熱開始初期に各方向性結合器
の出力信号から求まる各反射電力、各電圧定在波比もし
くは各反射係数に関する信号のうちのいずれかをそれぞ
れ比較し、より大きい値の得られた方向性結合器の取り
付けられている方の整合素子支持軸の最適停止位置をま
ず決定し、その後残された方向性結合器の取り付けられ
た方の整合素子支持軸の最適停止位置を決定するように
した。
【0008】その際、各矩形導波管に取り付けられた各
整合素子支持軸の最適停止位置としては、各方向性結合
器の出力信号から求まる電圧定在波比もしくは反射係数
が最小で、しかも入射電力が最大の位置にするようにし
た。
【0009】
【作用】高周波電源装置を作動させて各マグネトロンを
動作開始させて高周波加熱を開始させると、制御装置は
各回転駆動装置を制御して各整合素子支持軸を所定の行
程について回転移動させるとともに、各駆動行程中の予
め定められた複数の駆動位置における各方向性結合器の
出力信号を取り込み、それらを記憶する。制御装置はそ
れら記憶された各信号群中から加熱室と各マグネトロン
が最良の結合状態であると判断される検出信号つまりイ
ンピーダンス整合の取れていると判断される検出信号を
各一つ見出し、それら各検出信号の検出された各駆動位
置を確認してその位置へ各駆動装置を駆動する。
【0010】本発明にあっては、各整合素子が各矩形導
波管壁の電波進行方向の中心線から偏倚した位置に取り
付けられているので、各整合素子支持軸を回転させたと
きの各スタブは、各矩形導波管内中央部の比較的電界強
度の大きい領域内を比較的大きい回転角度に亘って、す
なわち比較的長い距離に亘って、移動することとなるの
で、スタブの移動に基づくマグネトロンと加熱室の結合
度の変化に対して大きな影響を与えることになる。
【0011】また、制御装置は、各マグネトロンが動作
開始する高周波加熱開始初期に、各方向性結合器の出力
信号から求まる各反射電力、各電圧定在波比もしくは各
反射係数に関する信号のうちのいずれかをそれぞれ比較
し、より大きい値の得られた方向性結合器の取り付けら
れている方の整合素子支持軸の最適停止位置をまず決定
し、その後残された方向性結合器の取り付けられた方の
整合素子支持軸の最適停止位置を決定するようにしても
よい。
【0012】さらに、各矩形導波管に取り付けられた各
整合素子支持軸の最適停止位置については、各方向性結
合器の出力信号から求まる電圧定在波比もしくは反射係
数が最小で、しかも入射電力が最大の位置にすることに
より、加熱室と各マグネトロンは最も能率よく作動す
る。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1から図5を用いて説
明する。1は金属製の加熱室で、2a、2bはそれぞれ
この加熱室1の側壁に開設された高周波給電口である。
3a、3bはマグネトロンであり、4はそれらのマグネ
トロン3a、3bを駆動する高周波電源装置、5a、5
bはそれぞれ一側にてマグネトロン3a、3bと接続す
るとともに他側にて加熱室1と接続することによりマグ
ネトロン3a、3bで発生した高周波電力を加熱室1の
高周波給電口2a、2bへ伝送してマグネトロン3a、
3bと加熱室1とを接続する矩形の導波管である。
【0014】6a、6bは方向性結合器で、両面プリン
ト配線基板から成るものであり、各矩形導波管5a、5
bの長辺のほぼ中央つまり各マグネトロン3a、3bの
接続部と加熱室1の接続部の中間部において、各マグネ
トロン3a、3bから発振されて加熱室1へ向かう高周
波電力と加熱室から反射して戻ってくる高周波電力の両
方にさらされるように取り付けられたものである。7は
矩形導波管5内のマイクロ波をループ結合方式により検
出する導体ループ部であり、8はこの導体ループ部7で
結合したマイクロ波電力に関する信号を伝送するマイク
ロストリップ線路で、このうち8aは矩形導波管5を伝
送するマイクロ波電力の中の入射電力に関する信号を伝
送するマイクロストリップ線路、8bは同じく反射電力
に関する信号を伝送するマイクロストリップ線路であ
る。9はこのマイクロストリップ線路8に伝送されるマ
イクロ波を受信して検波しかつ平滑する処理回路であ
る。
【0015】10a、10bは各矩形導波管5a、5b
の天井壁の電波進行方向の中心線から偏倚した位置にて
回転自在に貫通して取り付けられた低誘電体損失材料
(セラミックス)製の整合素子支持軸で、11a、11
bはそれら整合素子支持軸10a、10bの導波管5
a、5b内側に取り付けられた整合素子である。12
a、12bはそれら整合素子11a、11bを構成する
導電材料製の円板ベースであり、外径寸法Wを矩形導波
管5a、5b内に伝送されるマイクロ波の管内波長のほ
ぼ1/4にして整合素子支持軸10a、10bに同心状
に取り付けられたものである。13a、13bは円板ベ
ース12a、12bの回転中心から外れた偏倚部位に突
き出して設けられた導電材料製のスタブである。
【0016】14a、14bは整合素子支持軸10a、
10bを回転駆動して回転角度を制御するステッピング
モータ等の回転駆動装置であり、15は方向性結合器6
a、6b、回転駆動装置14a、14bおよび高周波電
源装置4に接続した制御装置で、マイクロコンピュータ
で構成されたものである。そして、16は食品、17は
その受皿である。
【0017】なお、各円板ベース12a、12bに対し
て各スタブ13a、13bを着脱自在構造とするととも
に、異なる形状寸法のものを用意しておくことにより、
整合素子支持軸10a、10、円板ベース12a、12
b、回転駆動装置14a、14b等のユニットを仕様の
異なる高周波加熱装置へ簡単に流用することができるよ
うになるメリットがある。
【0018】このように構成されたものにおいて、加熱
室1内に食品16が設置され、2個のマグネトロン3
a、3bの発振が開始されると、高周波電力は各矩形導
波管5a、5bを通って加熱室1内に供給され、食品1
6の誘電加熱を開始する。
【0019】すると、制御装置15はまず各方向性結合
器6a、6bの出力信号を取り込んで、加熱室と各マグ
ネトロン3a、3bとの結合度としての電圧定在波比(V
SWR)を求める。そしてそれらの値のうち大きい値の得ら
れた方の導波管に取り付けられた回転駆動装置たとえば
14aを制御して、整合素子支持軸10aを例えば18
0度回転駆動する。実際その駆動は、円板ベース12a
回転中心から外れた位置に取り付けられているスタブ1
3が矩形導波管5a壁の電波進行方向の中心線の走る電
界強度の大きい領域内においてより多く移動するよう、
駆動行程を定めている。
【0020】そして制御装置15は、その回転駆動行程
中の予め定められた複数の回転駆動位置(回転角度位
置)において方向性結合器6aの入射、反射各電力に関
する出力信号を取り込み、各回転駆動位置毎の電圧定在
波比(VSWR)の値としてそれらを記憶する。制御装置1
5はそれらの記憶された信号群の中からマグネトロン3
aと加熱室1が最良の結合状態であると判断される検出
信号を一つ(電圧定在波比の最小値)見出し、それが検
出された整合素子支持軸10aの回転駆動位置つまり回
転駆動装置14aの駆動位置を確認し、その駆動位置へ
整合素子支持軸10aが移動するよう回転駆動装置14
aを制御する。
【0021】こうして一方の導波管5a側の最適結合状
態が得られた後、引き続き残された導波管5b側の最適
結合を得るための作業を実行する。
【0022】なお最適結合状態は、整合素子11a、1
1bの回転駆動時に方向性結合器6a、6bで検出され
る入射、反射各電力値から求まる反射係数が最小で、し
かも入射電力が最大となる回転角度位置へ整合素子支持
軸を回転移動させることにより、設定するようにしてい
る。
【0023】その理由は、マグネトロンの動作インピー
ダンスをリーケ線図で見るとわかるとおり、同一の反射
係数値であっても位相により高周波出力が異なっている
ことがあるためであり、本発明にあっては、最小の反射
係数においてしかも入射電力が最大になる点(位置)を
見い出すようにして、マグネトロン3を最高の効率で動
作させるようにしたのである。そしてそれによって、加
熱室1内に収納された食品16を最高の効率で加熱する
ことが保証されることになった。
【0024】また、整合素子支持軸10a、10bを矩
形導波管の中心線に対して偏倚させずに設けた場合に比
べ、スタブ13a、13bの移動行程を矩形導波管5壁
の電波進行方向の中心線の走る領域内の電界強度の大き
い領域内に位置付けることができるので、整合調節すな
わち結合度の調節に対してより大きな影響力を発揮する
ことができるようになった。
【0025】さらに、各マグネトロン3a、3bからみ
て食品16側に方向性結合器6a、6bを取り付けたの
で、極めて能率よく入射、反射各電力の測定ならびに整
合調節が行えるようになった。
【0026】以上の説明では、整合素子支持軸10a、
10bを回転駆動する場合についてのみ説明したが、さ
らに矩形導波管5a、5b内への突き出し量を制御する
ようにすると、より一層きめの細かい制御を行うことが
可能になる。
【0027】上述の実施例では、整合の良否の判断を電
圧低在波比で行った場合について説明したが、これに限
らず入射、反射両信号に基づいて求められる反射係数に
よっても判断することが可能である。さらに、反射信号
のみに着目しても判断することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2個のマ
グネトロンを取り付けた高周波加熱装置において、個々
のマグネトロンと加熱室のインピーダンス整合を確実に
実現することができるようになった。それにより、高効
率、高能率の加熱作業が可能となったとともに、マグネ
トロンの寿命に対する悪影響を少なくすることにも大き
く寄与することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概念構成図である。
【図2】本発明に用いられる方向性結合器の一面側の平
面図である。
【図3】本発明に用いられる整合素子の斜視図である。
【図4】整合素子が取り付けられた矩形導波管の一部切
欠き斜視図である。
【図5】整合素子が取り付けられた矩形導波管天井部の
上面図である。
【符号の説明】
1 加熱室 3a、3b マグネトロン 4 高周波電源装置 5a、5b 矩形導波管 6a、6b 方向性結合器 7 導体ループ 8 マイクロストリップ線路 9 処理回路 10a、10b 整合素子支持軸 11a、11b 整合素子 12a、12b 円板ベース 13a、13b スタブ 14a、14b 回転駆動装置 15 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品(16)を収納する加熱室(1)
    と、この加熱室の外部にてマイクロ波を発振する少なく
    とも2個のマグネトロン(3a、3b)と、各一側にて
    これらマグネトロンの各一つと接続するとともに各他側
    にて前記加熱室の少なくとも2か所と接続して前記各マ
    グネトロンと前記加熱室とをそれぞれ接続する矩形導波
    管(5a、5b)と、前記各マグネトロンを駆動する高
    周波電源装置(4)と、前記各矩形導波管の一壁であっ
    て前記各マグネトロンとの接続部と前記加熱室との接続
    部の間にそれぞれ取り付けられて前記各矩形導波管内に
    伝送されるマイクロ波電力の入射および反射の各方向成
    分を検出するとともにそれらの検出信号を出力する方向
    性結合器(6a、6b)と、前記各矩形導波管の一壁の
    内側の前記各方向性結合器の取り付けられた位置より前
    記加熱室側でありかつ電波進行方向の中心線から偏倚し
    た位置にそれぞれ回転自在に貫通して取り付けられた低
    誘電体損失材料からなる整合素子支持軸(100a、1
    0b)と、前記各矩形導波管内にて前記各整合素子支持
    軸にそれぞれ取り付けられて回転駆動される導電材料製
    の整合素子(11a、11b)と、前記各矩形導波管外
    にて前記各整合素子支持軸をそれぞれ所定の行程につい
    て回転駆動するとともに各駆動行程中の予め定められた
    複数の回転駆動位置に関する情報をそれぞれ出力する回
    転駆動装置(14a、14b)と、そして前記高周波電
    源装置を作動させて前記各マグネトロンの発振を開始さ
    せたときに前記各回転駆動装置を作動させて前記各整合
    素子支持軸を回転駆動するとともに各駆動行程中の予め
    定められた複数の回転駆動位置毎の前記各方向性結合器
    の検出信号を取り込んで記憶するほかそれら各方向性結
    合器毎に記憶された検出信号群の中から前記各回転駆動
    装置の最適停止位置を決定するために前記各検出信号群
    の中の特定の検出信号を見出してその検出信号の検出さ
    れた各回転駆動位置へ前記各整合素子支持軸を回転駆動
    するよう前記各回転駆動装置を制御する制御装置(1
    5)とで構成された高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】前記制御装置は、前記各マグネトロンが動
    作開始する高周波加熱開始初期に前記各方向性結合器の
    出力信号から求まる各反射電力、各電圧定在波比もしく
    は各反射係数に関する信号のうちのいずれかをそれぞれ
    比較し、より大きい値の得られた前記方向性結合器の取
    り付けられている方の前記整合素子支持軸の最適停止位
    置をまず決定し、その後残された前記方向性結合器の取
    り付けられた方の前記整合素子支持軸の最適停止位置を
    決定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の高
    周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記各矩形導波管に取り付けられた前記
    各整合素子支持軸の最適停止位置とは、前記各方向性結
    合器の出力信号から求まる電圧定在波比もしくは反射係
    数が最小で、しかも入射電力が最大の位置であることを
    特徴とする請求項1または2記載の高周波加熱装置。
JP20192095A 1995-08-08 1995-08-08 高周波加熱装置 Pending JPH0949635A (ja)

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