JPH0947993A - 真空リフト装置 - Google Patents

真空リフト装置

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JPH0947993A
JPH0947993A JP19780795A JP19780795A JPH0947993A JP H0947993 A JPH0947993 A JP H0947993A JP 19780795 A JP19780795 A JP 19780795A JP 19780795 A JP19780795 A JP 19780795A JP H0947993 A JPH0947993 A JP H0947993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
lift tube
lift
negative pressure
vent
Prior art date
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Pending
Application number
JP19780795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Suzuki
一美 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kito KK
Kito Corp
Original Assignee
Kito KK
Kito Corp
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Publication date
Application filed by Kito KK, Kito Corp filed Critical Kito KK
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Publication of JPH0947993A publication Critical patent/JPH0947993A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空リフト装置のリフトチューブを不使用時
に退避位置に収縮可能なリフト装置を提供する。 【構成】 上下方向に伸縮自在なリフトチューブと、リ
フトチューブの負圧制御装置と、吸引部を具備した真空
リフト装置において、負圧制御装置と吸引部との間に通
気孔を有する通気板と、該通気孔を開閉する遮蔽板から
なる伸縮切換制御部を設けたことを特徴とする真空リフ
ト装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空リフト装置、と
くに、不使用時においてリフトチューブを退避位置に収
縮可能にした真空リフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空圧を利用した真空リフト装置
として、上下方向に伸縮可能な負圧リフトチューブと、
吸着する対象物の重量に応じてリフトチューブの大気開
放口の開口面積を制御する負圧制御手段を具備した真空
リフト装置や、リフトチューブにより持ち上げられた対
象物を所望の高さ位置において停留するための制御手段
を設けたものは公知である。
【0003】これら従来公知の真空リフト装置は、初め
にリフトチューブの下端部の吸引パットで持ち上げるべ
き対象物を吸引保持し、次いでリフトチューブ負圧制御
手段を操作することによりリフトチューブを収縮させて
対象物を持ち上げ、次いで負圧制御手段を操作すること
により持ち上げられた対象物を所望の高さ位置において
停留させ、次いで対象物を所望の高さ位置において停留
させた状態でリフトチューブを他の場所に移動させ、次
いで対象物を降ろす工程で操作されていた。
【0004】ところが、このような従来の真空リフト装
置では、対象物の操作が終了し、真空リフト装置の不使
用時には、リフトチューブは作業位置に垂下し吊り下し
た状態となっており、作業者の作業の障害になるという
問題があった。また、負圧制御手段によりリフトチュー
ブ内を負圧にして、リフトチューブを収縮させ退避する
ことが可能であるが、収縮状態を維持するためには常時
負圧制御手段を操作していなければならないという問題
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、これらの従
来装置の問題を解決するため、上下方向に伸縮自在なリ
フトチューブと、リフトチューブの負圧制御装置と、吸
引部を具備した真空リフト装置において、負圧制御装置
と吸引部との間に通気孔を有する通気板と、該通気孔を
開閉する遮蔽板からなる伸縮切換制御部を設けたことを
特徴とするものであり、また、遮蔽板は通気板の通気孔
に合致する位置に通気孔を有し、常時はばねにより通気
板の通気孔を開口する位置に固定されていることを特徴
とし、さらに、遮蔽板を通気板の通気孔を閉塞する位置
に固定するロック装置を設け、遮蔽板のロック装置を解
除するロック解除手段を設けたことを特徴とする真空リ
フト装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1〜3に基
づいて説明する。真空リフト装置は上下方向に伸縮自在
な可撓性材料から形成されたリフトチューブ1と、リフ
トチューブ1の上端部に取付けられた円筒状ケーシング
2と、リフトチューブ1の下端部に取付けられた吸引制
御装置3とにより構成される。円筒状ケーシング2は支
持ビームにより水平方向に移動可能に支承された支持部
材4に吊り下げられる。一方、吸引制御装置3はその下
端部に持ち上げるべき対象物を吸引保持するための吸引
パッド6を備えている。リフトチューブ1の内部は導管
5を介して吸引ポンプに連結され、リフトチューブ1内
の空気はこの吸引ポンプによって常時吸引されている。
従って、リフトチューブ1内は常時負圧となっている。
【0007】図1に示されるように吸引制御装置3は側
壁8と、底部9と、側壁8の上端部に設けた円筒部7と
を具備し、円筒部7の外周面上にリフトチューブ1の下
端部が密封的に固定される。従って、側壁8、円筒部7
および底部9により包囲された吸引制御装置3の内部室
はリフトチューブ1内に連通しており、この内部室内は
通常負圧となっている。
【0008】底部9は上下天板9a、9bと、該上下天
板間に設けられた通気板10と遮蔽板11からなり、伸
縮切換制御部12を構成している。天板9a、9bの中
央部には開口部が設けられており、上部天板9aの下方
にはシール部13を介して、開口部に面対している部分
に複数の通気孔14を有する通気板10が取着されてい
る。さらに、通気板10の下方には通気板10と密接
し、通気板10の通気孔14と合致する位置に通気孔1
5を有する遮蔽板11が移動自在に設けられている。遮
蔽板11は両側にローラ16を備えており、該ローラ1
6は下部天板9b上のガイド部17に沿って移動され
る。遮蔽板11の移動ストロークは上下天板間で通気板
の中央部に位置して設けられたガイド軸18と遮蔽板に
設けられた案内溝19によって定められる。
【0009】遮蔽板11の1側には付勢用ばね20が設
けられており、遮蔽板11は遮蔽板11の通気孔15が
通気板10の通気孔14と合致する方向に常時付勢され
ている。一方、遮蔽板11の他側には操作用ハンドル部
21が設けられ、ハンドル部21を操作することによ
り、遮蔽板11を付勢用ばね20に抗して移動させ、通
気板10の通気孔14を遮蔽する。ストッパーは下部天
板9bから遮蔽板11の停止用孔部22に向けてばねに
より付勢されているロック用突起23と、ロックを解除
するためロック用突起23をばねに抗して下方に引き下
げるロック解除部24から構成されている。
【0010】次に作用について説明する。リフトチュー
ブ1の内部は、吸引ポンプによって常時吸引されてお
り、通常負圧状態となっている。遮蔽板11は付勢用ば
ね20により遮蔽板11の通気孔と通気板10の通気孔
が合致する状態を保っている。リフトチューブ1を伸ば
しながら、リフトチューブ1の吸引パット6を持ち上げ
対象物に当接すると、リフトチューブ1内の負圧は増大
し、持ち上げ対象物を吸着し、リフトチューブ1を収縮
しながら対象物を持ち上げる。この時、コントロールバ
ルブ等からなる負圧制御装置3により持ち上げ対象物の
重量に応じたリフトチューブ1内の負圧が調整される。
持ち上げる対象物を下降させ真空リフト装置から離すと
きは、負圧制御装置3によりリフトチューブ1内の負圧
を減少させると、リフトチューブ1は下降し差圧力が持
ち上げる対象物の荷重よりも小さくなった段階で吸着が
解除される。次に、下降したリフトチューブ1を退避位
置に上昇させるときは、リフトチューブ1の遮蔽板11
を付勢用ばね20に抗してハンドル部21を操作するこ
とにより遮蔽位置に引き出す。遮蔽板11はロック装置
により遮蔽位置に係止され、通気孔が遮蔽されるので、
リフトチューブ内の負圧は増加し、リフトチューブは上
昇して上昇位置に保持される。
【0011】退避位置にあるリフト装置を使用する時
は、遮蔽板11のロック装置のロック解除部24を先端
にフックの付いた棒などを用いて引き下げると、遮蔽板
の係止が解除され、遮蔽板11はばね20により通気位
置に移動し、通気孔が開口した状態となり、リフトチュ
ーブ内の負圧を減少して、リフトチューブは自重により
降下する。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば上下方向
に伸縮自在なリフトチューブと、リフトチューブの負圧
制御装置と、吸引部を具備した真空リフト装置におい
て、負圧制御装置と吸引部との間に通気孔を有する通気
板と、該通気孔を開閉する遮蔽板からなる伸縮切換制御
部を設けることにより、リフト装置の不使用時リフトチ
ューブを作業位置より高い位置に上昇保持することが可
能であり、リフトチューブが作業の邪魔にならずトラブ
ルの発生も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空リフト装置の概略図である。
【図2】(a)は本発明の伸縮切換制御部の断面図であ
り、(b)は側面図である。
【図3】本発明の真空リフト装置の遮蔽板のロック装置
の断面図である。
【符号の説明】
1 リフトチューブ 2 円筒状ケーシング 3 吸引制御装置 4 支持部材 5 導管 6 吸引パッド 7 円筒部 8 側壁 9 底部 9a、9b 上下天板 10 通気板 11 遮蔽板 12 伸縮切換制御部 13 シール部 14、15 通気孔 16 ローラ 17 ガイド部 18 ガイド軸 19 案内溝 20 ばね 21 操作用ハンドル 22 停止用孔部 23 突起 24 ロック解除部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に伸縮自在なリフトチューブ
    と、リフトチューブの負圧制御装置と、吸引部を具備し
    た真空リフト装置において、負圧制御装置と吸引部との
    間に通気孔を有する通気板と、該通気孔を開閉する遮蔽
    板からなる伸縮切換制御部を設けたことを特徴とする真
    空リフト装置。
  2. 【請求項2】 遮蔽板は通気板の通気孔に合致する位置
    に通気孔を有し、常時はばねにより通気板の通気孔を開
    口する位置に固定されていることを特徴とする請求項1
    記載の真空リフト装置。
  3. 【請求項3】 遮蔽板を通気板の通気孔を閉塞する位置
    に固定するロック装置を設けたことを特徴とする請求項
    2記載の真空リフト装置。
  4. 【請求項4】 遮蔽板のロック装置を解除するロック解
    除手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の真空リ
    フト装置。
JP19780795A 1995-08-02 1995-08-02 真空リフト装置 Pending JPH0947993A (ja)

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JP19780795A JPH0947993A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 真空リフト装置

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JPH0947993A true JPH0947993A (ja) 1997-02-18

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ID=16380681

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JP19780795A Pending JPH0947993A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 真空リフト装置

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JP (1) JPH0947993A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101231681B1 (ko) * 2011-10-05 2013-02-08 (주)금성다이아몬드 평판재 이동용 진공흡착 유닛
JP2022015850A (ja) * 2020-07-10 2022-01-21 株式会社安川電機 ロボットシステム及びロボットの作業方法

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