JPH0947204A - 自走式薬剤散布車 - Google Patents

自走式薬剤散布車

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JPH0947204A
JPH0947204A JP7224587A JP22458795A JPH0947204A JP H0947204 A JPH0947204 A JP H0947204A JP 7224587 A JP7224587 A JP 7224587A JP 22458795 A JP22458795 A JP 22458795A JP H0947204 A JPH0947204 A JP H0947204A
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vehicle speed
spraying
self
vehicle
flow rate
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JP7224587A
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English (en)
Inventor
Hirosuke Kawaguchi
宏祐 川口
Kenji Kobayashi
堅二 小林
Kazutada Matsuzaki
一公 松嵜
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水田34を走行して、ノズル30より薬剤54を水
田34へ散布するとともに、車速に関係して散布流量を変
化させて、薬剤54の散布密度の均一化する自走式水田用
薬剤散布車10において、検知車速の精度を上げる。 【解決手段】 回転体98は、円板100と、周方向へ等角
度間隔で配列されて円板100から放射方向外方へ突出す
る複数個の突出棒102を有し、突出棒102の先端部を水田
34の地盤36に引っ掛けつつ、回転する。電磁ピックアッ
プ82は、回転体98の回転速度を検知し、電磁ピックアッ
プ82の検知信号は、車速情報として演算・制御部76へ送
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、均一に薬剤を散
布できる自走式薬剤散布車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平1−159071号公報では、自
走式薬剤散布車の車速に関係なく、圃場への薬剤の散布
密度の均一化を図るため、車速及び散布流量を検出し
て、実際の散布密度を計算し、これが目標値になるよう
に、ノズルの噴霧圧を制御している。車速は車輪の回転
速度から検出している。
【0003】一方、田植機の有効利用を図るため、田植
機台車に、植付け装置に代えて、ブームスプレーヤ等を
装着し、水稲圃場へ薬剤散布を行うことが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自走式水田用薬剤散布
車により水稲圃場へ薬剤を散布する場合、水田では自走
式水田用薬剤散布車の車輪のスリップ率がおおむね5〜
20%に達するので、特開平1−159071号公報の
ように、原動機から車輪までの動力伝達系の所定要素の
回転速度を検出しても、その回転速度から求まる車速
は、実際の車速から大幅にずれた値となってしまい、均
一散布を果たすことは困難である。特に、自走式水田用
薬剤散布車では、希釈率の低い濃厚な薬剤を散布するこ
とがあり、そのような場合、スリップ率の大に因る実車
速からの検出車速のずれは、均一散布に大きな悪影響を
与える。
【0005】また、目標散布流量又は目標噴霧圧等は、
薬剤の種類、作物の種類、生育状況、圃場の状態等、散
布状況により相違するが、特開平1−159071号公
報等では、目標散布流量等を作業者が薬剤の種類や圃場
の状況等から決めて設定する必要がある。
【0006】この発明の目的は、重要な検出因子となる
車速を正確に検知して、より良好な均一散布を達成でき
る自走式薬剤散布車を提供することである。この発明の
他の目的は、薬剤の種類や作物の種類等の散布状況に応
じた制御を簡単に切替えることができる自走式薬剤散布
車を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の自走式薬剤散
布車(10)は次の(a)〜(c)の構成要素を有してい
る。 (a)車輪(16,18)とは別個に設けられて走行地(34)の
表層(38)を転動し車輪(16,18)よりスリップ率の小さい
車速検出用回転体(98) (b)車速検出用回転体(98)の回転速度を検出する回転
速度検出器(82) (c)車速検出用回転体(98)の出力から車速を求めこの
車速に関係して散布流量を制御する散布流量制御手段(7
6)
【0008】自走式薬剤散布車(10)は車輪(16,18)の駆
動により走行地(34)を走行する。車速検出用回転体(98)
は、自走式薬剤散布車(10)の走行に伴って、走行地(34)
の表層(38)を転動し、走行地(34)におけるスリップ率
は、車速検出用回転体(98)の方が車輪(16,18)より小さ
くなる。車速検出用回転体(98)の回転速度は、回転速度
検出器(82)により検出され、車速が回転速度検出器(82)
の検出値に基づいて演算される。散布流量制御手段(76)
は、車速検出用回転体(98)の回転速度から演算された車
速に基づいて散布流量を変更し、車速に関係なく適切な
かつ均一な散布密度になるようにする。
【0009】この発明の別の自走式薬剤散布車(10)で
は、さらに、散布流量制御手段(76)は、薬剤(54)を噴射
するノズル(30)の噴霧圧を変化させて、散布流量を制御
する。
【0010】散布流量制御手段(76)は、ノズル(30)の噴
霧圧を増減して、薬剤(54)の散布流量を変更する。ノズ
ル(30)の噴霧圧が増大するに連れて、ノズル(30)からの
薬剤(54)の噴射流量が増大し、散布流量が増大すること
になる。
【0011】この発明の別の自走式薬剤散布車(10)は、
さらに、次の(d)及び(e)を有している。 (d)散布状況に対応する車速−噴霧圧の関係データを
記憶し交換自在になっているメモリ手段(80) (e)メモリ手段(80)のデータに基づいて車速からノズ
ル(30)の噴霧圧の目標値を演算してノズル(30)の噴霧圧
を演算目標値に制御する散布流量制御手段(76)
【0012】自走式薬剤散布車(10)による圃場(34)への
薬剤(54)の散布に先立ち、薬剤(54)の種類、作物の種
類、生育状況、及び/又は圃場(34)の状態等、散布状況
に対応するメモリ手段(80)が、選択されて、自走式薬剤
散布車(10)へ装着される。メモリ手段(80)には、それに
対応す散布状況時に最適な散布密度を達成するための車
速−噴霧圧の関係データが記憶されている。散布流量制
御手段(76)は、選択されたメモリ手段(80)の車速−噴霧
圧の関係データに照らして検知車速から噴霧圧を演算
し、この演算噴霧圧にノズル(30)の噴霧圧を合わせるよ
う制御する。こうして、作業者は、散布状況に応じたメ
モリ手段(80)を選択して、装着することにより、散布状
況に応じた均一散布のための制御を簡単に設定できる。
【0013】この発明の別の自走式薬剤散布車(10)で
は、さらに、車速検出用回転体(98)は、走行地(34)の表
層(38)に先端部を引っ掛ける突出棒(102)を周方向へ適
宜間隔で備えている。
【0014】車速検出用回転体(98)は、突出棒(102)の
先端部を走行地(34)の表層(38)に引っ掛けつつ、回転す
る。表層(38)への突出棒(102)の先端部の引っ掛けによ
る車速検出用回転体(98)の回転は、回転速度の単なる摩
擦による転動に比し、小さいスリップ率となる。
【0015】この発明の別の自走式薬剤散布車(10)は、
水稲圃場(34)用である。
【0016】自走式薬剤散布車(10)は水稲圃場(34)を車
輪(16,18)により走行し、車速検出用回転体(98)は、自
走式薬剤散布車(10)の走行に伴って、水稲圃場(34)のぬ
かるみ(38)を転動しつつ、移動する。
【0017】この発明の別の自走式薬剤散布車(10)で
は、走行地(34)の表層(38)を摺動して車速検出用回転体
(98)の高さを適切位置に保持する摺動体(104)を有して
いる。
【0018】摺動体(104)は、水稲圃場(34)等の走行地
(34)の表層(38)を摺動する。車速検出用回転体(98)は、
高さ方向へ摺動体(104)と一定の関係に設定されている
結果、走行地(34)に対して所定高さに保持されつつ、走
行地(34)の表層(38)を円滑に転動し、スリップ率をより
小さくされる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明を
説明する。図6及び図7は自走式水田用薬剤散布車10の
側面図及び背面図である。自走式水田用薬剤散布車10
は、乗用型自走式田植機の田植機台車12と、この後部に
装着されたブームスプレーヤ14とを有している。田植機
台車12は、乗用型自走式田植機では、後部に植付装置を
取り付けられており、自走式水田用薬剤散布車10として
使用する場合は、植付装置を取り外され、代わりにブー
ムスプレーヤ14を取り付けられる。田植機台車12は、前
輪16及び後輪18の駆動により自走し、前輪16は操舵輪を
兼ねる。作業者としての運転者は、田植機台車12の運転
席20へ乗り込む。ブームスプレーヤ14は、薬剤54(図
1)を貯留する薬剤タンク22を有し、後部には、左ブー
ム24、中ブーム26、右ブーム28を備え、左ブーム24及び
右ブーム28は、散布時の拡開位置と収納時の縮閉位置と
に切替自在になっている。複数個のノズル30は、下向き
とされ、左ブーム24、中ブーム26、及び右ブーム28に沿
ってほぼ等間隔で配列されている。往復ポンプ32は、薬
剤タンク22内から薬剤54を吸入して、ノズル30へ圧送
し、ノズル30から薬剤54が噴射される。水田34は、地盤
36と、その上層のぬかるみ38とを含み、稲40はぬかるみ
38に根を広げている。前輪16及び後輪18は、地盤36に支
持され、地盤36との摩擦により地盤36上を転動する。
【0020】図1はブームスプレーヤ14の薬剤系統図で
ある。ブームスプレーヤ14(図5及び図6)のPTO軸
46の回転動力は、プーリ48、ベルト50、及びプーリ52を
介して往復ポンプ32のクランク軸へ伝達される。往復ポ
ンプ32は、プーリ52からの回転動力により駆動され、薬
剤タンク22内の薬剤54を、ストレーナ56及び吸入管路58
を介して吸入し、吐出管路62へ吐出する。調圧弁60は、
往復ポンプ32の吐出側へ接続され、吐出管路62の液圧を
調整する。余液管路64は調圧弁60から余液を薬剤タンク
22へ戻す。各ノズルパイプ66は、図7の左ブーム24、中
ブーム26、及び右ブーム28のそれぞれに吊設され、各ノ
ズルパイプ66には、複数個のノズル30がほぼ等間隔に下
向きに取付けられている。吐出管路62は、下流側で各ノ
ズルパイプ66に対応して分岐し、往復ポンプ32の吐出口
からの薬剤54を各ノズルパイプ66へ導く。全体開閉コッ
ク68は、吐出管路62の上流側の全体部に配設され、該全
体部の開閉を行う。部分開閉コック70は、吐出管路62の
下流側の各枝部に配設され、該枝部の開閉を行う。制御
装置72は、1個のRAMカード80を挿入、装着されるカ
ード挿入スロット74と、演算及び制御信号を生成する演
算・制御部76とを有している。バッテリ78は制御装置72
へ電力を供給する。RAMカード80は、散布に使用する
薬剤54の種類、稲40の生育時期、及び/又は水田34の状
態等の散布状況ごとに1枚ずつ用意され、各RAMカー
ド80には、各散布状況において最適な散布密度を達成す
る車速−噴霧圧の関係データを記憶されている。電磁ピ
ックアップ82は車速に対応する周波数のパルスを生成
し、圧力センサ84は吐出管路62の全体部における液圧を
検出する。電磁ピックアップ82及び圧力センサ84の出力
は演算・制御部76ヘ送られ、正逆転自在のサーボモータ
86は、演算・制御部76からの制御信号により作動して、
調圧弁60の調圧値を変更する。
【0021】図2及び図3は車速検出装置90の側面図及
び背面図である。ロッド92は、上端部において枢支ピン
94を介してフレーム95に枢支され、中間部のステー97に
おいて上げ下ろしワイヤ96を掛けられ、上げ下ろしワイ
ヤ96の引張に従って枢支ピン94の周りに揺動する。回転
体98は、ロッド92の下端部の二股部99の間に挿入されて
二股部99の下端部に回転自在に軸支される円板100と、
円板100の周方向へ等角度間隔で配列されて円板100から
放射方向へ突出する複数個の突出棒102とを有してい
る。突出棒102の先端は、水田34のぬかるみ38に適切に
引っ掛かるように、尖らされている。電磁ピックアップ
82は、円板100の回転に同期してパルスを生成する。
【0022】図4は摺動板104の平面図である。図2〜
図4において、摺動板104は、ステー108を介して二股部
99の下端部に結合し、前端部には前方へ向かって斜めに
上昇する反り部106を有している。長孔110は、摺動板10
4の水平部に形成され、回転体98の回転中に突出棒102を
摺動板104の下側へ突出自在にしている。散布作業中
は、上げ下ろしワイヤ96が弛緩状態にされ、摺動板104
はぬかるみ38の上面に着き、非散布時では、上げ下ろし
ワイヤ96が上方へ引かれ、回転体98及び摺動板104は地
面より適切な高さへ浮かされる。
【0023】図5は調圧弁60の構造図である。調圧口11
6は、往復ポンプ32の吐出口の近傍において吐出管路62
へ連通し、余液口118は余液管路64へ接続されている。
ボール120は、余液口118側から弁座122へ就座自在にな
っていて、調圧口116と余液口118との接続を制御する。
弁棒124は、上端部においてガイド132に嵌入し、ボール
120と一体的に上下動する。ベローズ126は、弁棒124の
変位を許容しつつ、弁棒124の周部のシールを行う。ハ
ウジング128内には、上側から順番に、ばね座134、圧縮
コイルばね130、及びガイド132が嵌装され、ばね座134
及びガイド132はそれぞれ弁棒124及びねじ136により圧
縮コイルばね130側への押圧力を受ける。ねじ136は、ハ
ウジング128の上端部に螺合し、回転に伴ってハウジン
グ128内への挿入量を変化して、圧縮コイルばね130の予
荷重、すなわち調圧弁60の調圧値を調整する。減速機13
8は、ブラケット140を介してハウジング128の上端部に
固定され、回転アーム142を介してねじ136を回転させ
る。減速機138は、サーボモータ86からの回転を減速し
た回転速度で回転アーム142を回転させ、ねじ136の螺進
量を制御する。
【0024】図8は例えば水稲圃場用に用意される3種
のRAMカード80に記憶されている車速(実車速)−噴
霧圧の関係特性を示すグラフである。RAMカードA〜
Cは次の散布状況に設定されている。各散布状況下、最
適な散布密度を達成する車速−噴霧圧の関係が各RAM
カードA〜Cに記憶されている。 A:10アールに100リットル B:10アールに50リットル C:10アールに25リットル
【0025】自走式水田用薬剤散布車10の作用について
説明する。自走式水田用薬剤散布車10の運転を行う散布
作業者は、薬剤54の種類、稲40の生育状況、水田34の状
態等の散布状況を的確に把握し、その散布状況に対応す
るRAMカード80を選択する。水田34用には、RAMカ
ード80は図8のように3種用意され、その中から最も適
切なRAMカード80が選択され、制御装置72のカード挿
入スロット74に装着される。上げ下ろしワイヤ96が弛緩
され、車速検出装置90は、重力により枢支ピン94の周り
を下方へ揺動し、摺動板104がぬかるみ38の表面に着地
する。全体開閉コック68及び全部の部分開閉コック70が
開いて、自走式水田用薬剤散布車10を走行させると、薬
剤タンク22内の薬剤54は、往復ポンプ32により吸引され
て、吐出管路62を介して左右方向へ水平一列の各ノズル
パイプ66へ送られ、各ノズルパイプ66のノズル30から水
田34へ噴射される。
【0026】田植機台車12の前輪16及び後輪18は、ぬか
るみ38を貫いて、ぬかるみ38の下の地盤36に接触して、
回転し、自走式水田用薬剤散布車10を水田34において前
進させる。その際、摺動板104は、反り部106によりぬか
るみ38への潜り込みを防止されつつ、ぬかるみ38の表面
を摺動して、回転体98を適切な高さに保持する。円板10
0の突出棒102は、摺動板104の長孔110を通過して、先端
においてぬかるみ38の表面に突き刺さって、ぬかるみ38
に引っ掛かり状態になり、自走式水田用薬剤散布車10の
前進に伴って円板100を回転させる。回転体98は、少な
くとも前輪16及び後輪18よりは小さいスリップ率で、あ
るいはほぼスリップ無しで水田34を転動する。電磁ピッ
クアップ82は、円板100の回転に同期したパルス、すな
わちほぼ真の車速に近い車速に比例する周波数のパルス
を生成する。
【0027】演算・制御部76は、電磁ピックアップ82及
び圧力センサ84から車速に比例する周波数のパルス及び
吐出管路62における液圧を入力される。さらに、カード
挿入スロット74のRAMカード80のデータに照らして車
速から噴霧圧を演算し、圧力センサ84の検出圧が演算値
となるように、サーボモータ86へ制御信号を送って、調
圧弁60の圧縮コイルばね130の予荷重を変更する。こう
して、水田34における薬剤54の散布密度は、車速に関係
なく所望の値になる。
【0028】ブームスプレーヤ14を畑地で使用するとき
は、ブームスプレーヤ14を田植機台車12の代わりに農業
用トラクタに装着する。また、畑地での突出棒102及び
摺動板104の損傷を回避するために、回転体98を外し
て、ローラを二股部99に軸支し、そのローラの回転速度
を電磁ピックアップ82により検出するようにして、使用
する。
【0029】RAMカード80に代えて、フロッピディス
ク、CD−ROM等、その他の小型、携帯、及び交換自
在のメモリ手段を使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブームスプレーヤの薬剤系統図である。
【図2】車速検出装置の側面図である。
【図3】車速検出装置の背面図である。
【図4】摺動板の平面図である。
【図5】調圧弁の構造図である。
【図6】自走式水田用薬剤散布車の側面図である。
【図7】自走式水田用薬剤散布車の背面図である。
【図8】例えば水稲圃場用に用意される3種のRAMカ
ードに記憶されている車速−噴霧圧の関係特性を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10 自走式水田用薬剤散布車(自走式薬剤散布車) 16 前輪(車輪) 18 後輪(車輪) 30 ノズル 34 水田(走行地、水稲圃場、圃場) 38 ぬかるみ(表層) 54 薬剤 76 演算・制御部(散布流量制御手段) 80 RAMカード(メモリ手段) 82 電磁ピックアップ(回転速度検出器) 98 回転体(車速検出用回転体) 102 突出棒 104 摺動板(摺動体)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)車輪(16,18)とは別個に設けられ
    て走行地(34)の表層(38)を転動し前記車輪(16,18)より
    スリップ率の小さい車速検出用回転体(98)、(b)前記
    車速検出用回転体(98)の回転速度を検出する回転速度検
    出器(82)、及び(c)車速検出用回転体(98)の出力から
    車速を求めこの車速に関係して散布流量を制御する散布
    流量制御手段(76)、を有していることを特徴とする自走
    式薬剤散布車。
  2. 【請求項2】 前記散布流量制御手段(76)は、薬剤(54)
    を噴射するノズル(30)の噴霧圧を変化させて、散布流量
    を制御することを特徴とする請求項1記載の自走式薬剤
    散布車。
  3. 【請求項3】 (d)散布状況に対応する車速−噴霧圧
    の関係データを記憶し交換自在になっているメモリ手段
    (80)、及び(e)前記メモリ手段(80)のデータに基づい
    て車速から噴霧圧の目標値を演算して前記ノズル(30)の
    噴霧圧を演算目標値に制御する前記散布流量制御手段(7
    6)、を有していることを特徴とする請求項2記載の自走
    式薬剤散布車。
  4. 【請求項4】 前記車速検出用回転体(98)は、走行地(3
    4)の表層(38)に先端部を引っ掛ける突出棒(102)を周方
    向へ適宜間隔で備えていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の自走式薬剤散布車。
  5. 【請求項5】 水稲圃場(34)用であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の自走式薬剤散布車。
  6. 【請求項6】 走行地(34)の表層(38)を摺動して前記車
    速検出用回転体(98)の高さを適切位置に保持する摺動体
    (104)を有していることを特徴とする請求項5記載の自
    走式薬剤散布車。
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