JPH0947035A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0947035A
JPH0947035A JP7189481A JP18948195A JPH0947035A JP H0947035 A JPH0947035 A JP H0947035A JP 7189481 A JP7189481 A JP 7189481A JP 18948195 A JP18948195 A JP 18948195A JP H0947035 A JPH0947035 A JP H0947035A
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JP
Japan
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transistor
capacitors
cable
inverter device
bus
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JP7189481A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hotta
豊 堀田
Akira Suzuki
明 鈴木
Hiromichi Yasugata
▲廣▼通 安形
Kimiya Maki
公也 牧
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各トランジスタごとに発熱量が異なったり、モ
ータを滑らかに回転させることができなくなったりしな
いようにする。 【構成】ヒートシンクと、それぞれ一対のトランジスタ
から成り、正極側端子a、負極側端子b及び出力端子c
を備えた3個のトランジスタモジュール21〜23と、
各トランジスタモジュール21〜23に接続されたバス
パネル12と、該バスパネル12とパワーケーブルとの
間に接続され、トランジスタに電圧を印加する2個のケ
ーブルアッセンブリ27、28と、2個のコンデンサ1
3、14と、トランジスタをオン・オフさせるスイッチ
ング手段とを有する。各トランジスタモジュール21〜
23、各ケーブルアッセンブリ27、28、及び各コン
デンサ13、14は中央のトランジスタモジュール22
を中心にして左右対称に配設される。トランジスタごと
のインダクタンスのばらつきがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動車両においては、バッテリを
搭載し、該バッテリから供給された電流によってモータ
を駆動するようにしている。該モータはロータ及びステ
ータコイルによって構成される。そして、3相の正弦波
信号を発生させ、該正弦波信号に電流指令値を乗じてパ
ルス幅変調信号を発生させるとともに、該パルス幅変調
信号によって6個のトランジスタを選択的にオン・オフ
させることによって3相の相電流を発生させるようにし
ている。
【0003】ところで、前記6個のトランジスタは、一
対ずつ組み合わさせてトランジスタモジュールを構成
し、該各トランジスタモジュール、平滑用のコンデン
サ、パワーケーブル等はバスパネルを介して互いに電気
的に接続されるようになっている。この場合、各トラン
ジスタをオン・オフさせるときに、コレクタ・エミッタ
間に過電圧ΔV ΔV=Ldi/dt L:配線のインダクタンス成分 i:相電流 が発生させられる。そして、該過電圧ΔVは、トランジ
スタの素子を破壊したり、損失を多くしたり、外部への
ノイズ源になったりしてしまう。
【0004】そこで、正極側及び負極側の各バスバーを
幅広とし、各バスバー間に絶縁体を挟むことによって配
線のインダクタンスを小さくし、過電圧ΔVが発生する
のを防止するようにしている。図2は従来のインバータ
装置の斜視図である。図において、11は制御基板、1
2は正極側及び負極側の各バスバー間に絶縁体を挟むこ
とによって形成されたバスパネル、13、14は平滑用
のコンデンサ、15はヒートシンクである。前記コンデ
ンサ13、14は容量を大きくするために並列に接続さ
れる。また、前記バスパネル12とヒートシンク15と
の間には、図示しない3個のトランジスタモジュールが
挟まれ、該トランジスタモジュールの各トランジスタに
バスパネル12を介して電圧が印加される。そして、各
トランジスタがオン・オフすることによって生じた熱
は、ヒートシンク15によって放出される。
【0005】図3は従来のインバータ装置の概念図であ
る。図において、12はバスパネル、13、14は平滑
用のコンデンサ、21〜23はトランジスタモジュール
である。該各トランジスタモジュール21〜23は一対
のトランジスタから成り、それぞれ正極側端子a、負極
側端子b及び出力端子cを有する。
【0006】そして、各トランジスタモジュール21〜
23の出力端子cには、出力側のバスバー25が接続さ
れ、該バスバー25にモータ接続用ケーブルアッセンブ
リ26が接続される。なお、27、28は図示しないパ
ワーケーブルを接続するためのケーブルアッセンブリで
あり、該ケーブルアッセンブリ27、28と図示しない
電源とを前記パワーケーブルによって接続することがで
きる。
【0007】図4は従来の他のインバータ装置の概念図
である。図において、12はバスパネル、13はコンデ
ンサ、21〜23はトランジスタモジュールである。該
各トランジスタモジュール21〜23は一対のトランジ
スタから成り、それぞれ正極側端子a、負極側端子b及
び出力端子cを有する。前記コンデンサ13の奥側に
は、図示しないコンデンサが配設される。
【0008】そして、前記各トランジスタモジュール2
1〜23の出力端子cには、出力側のバスバー25が接
続され、該バスバー25にモータ接続用ケーブルアッセ
ンブリ26が接続される。なお、27、28は図示しな
いパワーケーブルを接続するためのケーブルアッセンブ
リであり、該ケーブルアッセンブリ27、28と図示し
ない電源とを前記パワーケーブルによって接続すること
ができる。
【0009】この場合、コンデンサ13を図示しないイ
ンバータ装置ケース内に収容することが可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインバータ装置においては、各トランジスタごとの
インダクタンスにばらつきがあるので、各トランジスタ
ごとに過電圧ΔVが異なり、損失にばらつきが生じてし
まう。その結果、各トランジスタごとに発熱量が異なっ
たり、モータを滑らかに回転させることができなくなっ
てしまう。
【0011】さらに、2個以上のコンデンサ13、14
を使用する場合、該コンデンサ13、14の配線上のバ
ランスが悪いと、リップル電流のバランスが悪くなり、
一方のコンデンサだけの発熱量が多くなってしまうこと
がある。本発明は、前記従来のインバータ装置の問題点
を解決して、各トランジスタごとに発熱量が異なった
り、モータを滑らかに回転させることができなくなった
り、2個以上のコンデンサを使用する場合において、一
方のコンデンサだけの発熱量が多くなってしまうことが
ないインバータ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンバータ装置においては、ヒートシンクと、該ヒートシ
ンクに搭載され、それぞれ一対のトランジスタから成
り、正極側端子、負極側端子及び出力端子を備えた3個
のトランジスタモジュールと、該各トランジスタモジュ
ールに接続されたバスパネルと、該バスパネルとパワー
ケーブルとの間に接続され、バスパネルを介して前記ト
ランジスタに電圧を印加する2個のケーブルアッセンブ
リと、該ケーブルアッセンブリに接続され、前記トラン
ジスタに印加される電圧を平滑化する2個のコンデンサ
と、前記トランジスタに接続され、トランジスタをオン
・オフさせるスイッチング手段とを有する。
【0013】そして、前記各トランジスタモジュール、
各ケーブルアッセンブリ及び各コンデンサは、中央のト
ランジスタモジュールを中心にして左右対称に配設され
る。本発明の他のインバータ装置においては、さらに、
前記コンデンサはケーブルアッセンブリに隣接させて配
設される。本発明の更に他のインバータ装置において
は、さらに、前記バスパネルは「L」字型に折り曲げら
れるとともに、前記コンデンサが前記ヒートシンクに対
して平行に配設される。
【0014】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
インバータ装置においては、ヒートシンクと、該ヒート
シンクに搭載され、それぞれ一対のトランジスタから成
り、正極側端子、負極側端子及び出力端子を備えた3個
のトランジスタモジュールと、該各トランジスタモジュ
ールに接続されたバスパネルと、該バスパネルとパワー
ケーブルとの間に接続され、バスパネルを介して前記ト
ランジスタに電圧を印加する2個のケーブルアッセンブ
リと、該ケーブルアッセンブリに接続され、前記トラン
ジスタに印加される電圧を平滑化する2個のコンデンサ
と、前記トランジスタに接続され、トランジスタをオン
・オフさせるスイッチング手段とを有する。
【0015】この場合、該スイッチング手段によって前
記トランジスタを選択的にオン・オフさせると、各トラ
ンジスタモジュールにおいて相電流が発生させられ、モ
ータに供給される。また、前記各トランジスタモジュー
ル、各ケーブルアッセンブリ及び各コンデンサは、中央
のトランジスタモジュールを中心にして左右対称に配設
される。
【0016】したがって、各トランジスタごとのインダ
クタンスのばらつきがなくなり、ケーブルアッセンブリ
からトランジスタモジュールまで直流電流の流れを等し
くすることができる。その結果、各トランジスタごとの
過電圧が等しくなり、損失にばらつきが生じることがな
くなる。また、各トランジスタごとの発熱量が等しくな
るので、モータを滑らかに回転させることができる。
【0017】さらに、ケーブルアッセンブリから各コン
デンサまでの直流電流の流れを等しくすることができる
ので、各コンデンサの配線上のバランスがよくなる。し
たがって、リップル電流のバランスがよくなり、両コン
デンサの発熱量を等しくすることができる。本発明の他
のインバータ装置においては、さらに、前記コンデンサ
はケーブルアッセンブリに隣接させて配設される。
【0018】この場合、ケーブルアッセンブリから各コ
ンデンサまでの直流電流の流れを短くすることができる
ので、各コンデンサの配線上のバランスがよくなる。本
発明の更に他のインバータ装置においては、さらに、前
記バスパネルは「L」字型に折り曲げられるとともに、
前記コンデンサが前記ヒートシンクに対して平行に配設
される。
【0019】この場合、コンデンサは前記ヒートシンク
に対して平行に配設されるので、コンデンサの全体をイ
ンバータ装置ケース内に収容することが可能になる。そ
の結果、コンデンサがヒートシンクを貫通することがな
くなるので、コンデンサとヒートシンクとの間の気密性
を高くする必要がなくなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図5は本発明の第1の実施例に
おける電動車両の駆動装置を示す図である。図におい
て、31はモータであり、該モータ31は電動車両の4
輪の各駆動輪内に配設され、直流電源33から供給され
た電流によって駆動される。前記モータ31は、6極の
永久磁石から成る図示しないロータと、3相の巻線から
成る図示しないステータコイルとを備えている。
【0021】前記モータ31のロータシャフト34に
は、レゾルバ35の回転子が同軸的に結合されていて、
モータ31のロータの磁極位置を検出することができる
ようになっている。また、前記レゾルバ35にはレゾル
バ回路36が接続されていて、該レゾルバ回路36は、
前記レゾルバ35に交流電圧x(=Em sin ωt)、y
(=Em cos ωt)を印加するとともに、レゾルバ35
から交流電圧x、yのレゾルバ信号a(=Em sin(ωt
+θ) )を受けて前記ロータの磁極位置を検出し、電流
波形制御回路37に対して磁極位置信号bを出力する。
【0022】前記電流波形制御回路37は、電流指令値
に対応したデューティ比を有するU相、V相、W相から
成る3相のパルス幅変調信号dを発生させ、該パルス幅
変調信号dをベースドライブ回路38に対して出力す
る。該ベースドライブ回路38は、前記電流波形制御回
路37から出力されたパルス幅変調信号dを受けて、6
個の各トランジスタTrを駆動するためのトランジスタ
駆動信号cを発生させ、インバータ40に対して出力す
る。なお、前記電流波形制御回路37及びベースドライ
ブ回路38によってスイッチング手段が構成される。
【0023】そして、前記モータ31の前記ステータコ
イルは、インバータ40によって励磁される。該インバ
ータ40は、前記6個のトランジスタTr、3個のスナ
バ回路41及び平滑用のコンデンサ13、14から成
り、各トランジスタTrのベースに前記トランジスタ駆
動信号cが入力される。そして、一対のトランジスタT
rを直列に接続してトランジスタモジュール21〜23
が形成され、該トランジスタモジュール21〜23を並
列に接続することによって前記インバータ40が形成さ
れるようになっている。
【0024】また、49はメインコンピュータ、51は
前記モータ31に供給される相電流を検出する電流セン
サ、53は前記直流電源33に接続された電源回路であ
り、該電源回路53は前記インバータ40に対して駆動
電圧qを印加するとともに、電流波形制御回路37等に
対して制御電源電圧rを印加する。ところで、前記各ト
ランジスタTrごとのインダクタンスにばらつきがある
と、各トランジスタTrごとに過電圧ΔVが異なり、損
失にばらつきが生じてしまう。その結果、各トランジス
タTrごとに発熱量が異なったり、モータ31を滑らか
に回転させることができなくなってしまう。
【0025】さらに、2個以上のコンデンサ13、14
を使用する場合、該コンデンサ13、14の配線上のバ
ランスが悪いと、リップル電流のバランスが悪くなり、
一方のコンデンサだけの発熱量が多くなってしまう。そ
こで、各トランジスタTrのインダクタンスのばらつき
をなくすために、直流電源33から供給される直流電
流、及びインバータ40からモータ31に供給される相
電流の流れを、直流電源33、正極側及び負極側のケー
ブルアッセンブリ27、28(図3参照)、コンデンサ
13、14、インバータ40、モータ31の順にし、ケ
ーブルアッセンブリ27、28から各トランジスタモジ
ュール21〜23まで、すなわち、ケーブルアッセンブ
リ27、28から各トランジスタTrまでの配線上の長
さをできる限り短く、そして等しくする。そのために、
トランジスタモジュール21〜23、ケーブルアッセン
ブリ27、28、コンデンサ13、14等の各部品を中
央のトランジスタモジュール22に対して左右対象に配
設するようにしている。
【0026】図1は本発明の第1の実施例におけるイン
バータ装置の概念図、図6は本発明の第1の実施例にお
けるインバータ装置の断面図である。図において、12
は正極側及び負極側の各バスバー間に絶縁体を挟むこと
によって形成されたバスパネル、13、14は平滑用の
コンデンサ、15はヒートシンクである。前記バスパネ
ル12とヒートシンク15との間には、トランジスタモ
ジュール21〜23が挟まれ、該各トランジスタモジュ
ール21〜23の各トランジスタTr(図5)にバスパ
ネル12を介して電圧が印加される。そして、各トラン
ジスタTrがオン・オフすることによって生じた熱は、
ヒートシンク15によって放出される。
【0027】前記各トランジスタモジュール21〜23
は、それぞれ正極側端子a、負極側端子b及び出力端子
cを有し、前記正極側端子aにはバスパネル12の図示
しない正極側のバスバーが、負極側端子bにはバスパネ
ル12の図示しない負極側のバスバーが、出力端子cに
は出力側のバスバー25がそれぞれ接続され、該バスバ
ー25にモータ接続用ケーブルアッセンブリ26が接続
される。該モータ接続用ケーブルアッセンブリ26はパ
ワーケーブル63を介してモータ31に接続される。な
お、27、28はパワーケーブル64を接続するための
ケーブルアッセンブリであり、該ケーブルアッセンブリ
27、28と直流電源33とを前記パワーケーブル64
によって接続することができる。
【0028】そして、前記ヒートシンク15の表側の面
に前記バスパネル12及び各トランジスタモジュール2
1〜23が搭載され、前記バスパネル12及び各トラン
ジスタモジュール21〜23がインバータ装置ケース6
1によって包囲され防水構造が形成される。また、前記
ヒートシンク15の裏側の面には放熱用のフィン65が
形成され、前記トランジスタモジュール21〜23の各
トランジスタTrがオン・オフすることによって生じた
熱を放出することができるようになっている。
【0029】この場合、ヒートシンク15の表側から裏
側にかけてモータ接続用ケーブルアッセンブリ26、及
びケーブルアッセンブリ27、28を貫通させ、裏側の
面においてモータ接続用ケーブルアッセンブリ26とパ
ワーケーブル64とを、ケーブルアッセンブリ27、2
8とパワーケーブル63とを接続するようにしている。
【0030】前記バスパネル12は、2枚の銅の平板の
間に絶縁体を挟むことによって形成される。前記バスパ
ネル12は大きな平板になるので、トランジスタモジュ
ール21〜23、コンデンサ13、14等は、バスパネ
ル12の下方から図示しないボルトによって固定され
る。そして、トランジスタモジュール21〜23の中心
のトランジスタモジュール22の前方に一対のケーブル
アッセンブリ27、28を左右対称に配設し、該ケーブ
ルアッセンブリ27、28の両側にコンデンサ13、1
4を配設する。
【0031】したがって、各トランジスタTrごとのイ
ンダクタンスのばらつきがなくなり、ケーブルアッセン
ブリ27、28からトランジスタモジュール21〜23
まで直流電流の流れを等しくすることができる。その結
果、各トランジスタTrごとの過電圧ΔVが等しくな
り、損失にばらつきが生じることがなくなる。また、各
トランジスタTrごとの発熱量が等しくなるので、モー
タ31を滑らかに回転させることができる。
【0032】さらに、ケーブルアッセンブリ27、28
からコンデンサ13、14までの直流電流の流れを等し
くすることができるので、各コンデンサ13、14の配
線上のバランスがよくなる。したがって、リップル電流
のバランスがよくなり、両コンデンサ13、14の発熱
量が等しくなる。次に、ケーブルアッセンブリ27につ
いて説明する。なお、ケーブルアッセンブリ28も同様
な構造を有するので説明を省略する。
【0033】図7は本発明の第1の実施例におけるケー
ブルアッセンブリの断面図、図8は本発明の第1の実施
例におけるケーブルアッセンブリの正面図である。図に
おいて、27はケーブルアッセンブリ、63はパワーケ
ーブル、67はブッシュ、68は該ブッシュ67の周囲
に配設され、ヒートシンク15(図6)との間を密封す
るOリング、69は前記ブッシュ67をヒートシンク1
5に固定するための図示しないボルトの貫通穴、70は
バスパネル12とアダプタ71とを連結するためのボル
ト、72はブッシュカバー、74は充填(てん)材であ
る。
【0034】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図9は本発明の第2の実施例におけるインバータ
装置の概念図、図10は本発明の第2の実施例における
インバータ装置の断面図、図11は本発明の第2の実施
例におけるケーブルアッセンブリのアダプタを示す図で
ある。図において、12はバスパネル、13、14は平
滑用のコンデンサ、21〜23はトランジスタモジュー
ルである。該各トランジスタモジュール21〜23は図
示しない一対のトランジスタから成り、それぞれ正極側
端子a、負極側端子b及び出力端子cを有する。
【0035】そして、前記各トランジスタモジュール2
1〜23の出力端子cには、出力側のバスバー25が接
続され、該バスバー25にモータ接続用ケーブルアッセ
ンブリ26が接続される。なお、ケーブルアッセンブリ
27、28(図4参照)と図示しない電源とを前記パワ
ーケーブル64によって接続することができる。また、
70はバスパネル12とケーブルアッセンブリ27のア
ダプタ27aとを連結するためのボルトである。
【0036】この場合、バスパネル12は「L」字型に
折り曲げられるとともに、前記コンデンサ13、14が
前記ヒートシンク15に対して直角の方向に立ち上がる
立上壁部12aに固定される。したがって、該コンデン
サ13、14は前記ヒートシンク15に対して平行に配
設されるので、コンデンサ13、14の全体をインバー
タ装置ケース61内に収容することが可能になる。その
結果、コンデンサ13、14がヒートシンク15を貫通
することがなくなるので、コンデンサ13、14とヒー
トシンク15との間の気密性を高くする必要がなくな
る。
【0037】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるインバータ装置
の概念図である。
【図2】従来のインバータ装置の斜視図である。
【図3】従来のインバータ装置の概念図である。
【図4】従来の他のインバータ装置の概念図である。
【図5】本発明の第1の実施例における電動車両の駆動
装置を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるインバータ装置
の断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるケーブルアッセ
ンブリの断面図である。
【図8】本発明の第1の実施例におけるケーブルアッセ
ンブリの正面図である。
【図9】本発明の第2の実施例におけるインバータ装置
の概念図である。
【図10】本発明の第2の実施例におけるインバータ装
置の断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例におけるケーブルアッ
センブリのアダプタを示す図である。
【符号の説明】
12 バスパネル 13、14 コンデンサ 15 ヒートシンク 21〜23 トランジスタモジュール 27、28 ケーブルアッセンブリ 37 電流波形制御回路 38 ベースドライブ回路 63 パワーケーブル Tr トランジスタ a 正極側端子 b 負極側端子 c 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 公也 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシンクと、該ヒートシンクに搭載
    され、それぞれ一対のトランジスタから成り、正極側端
    子、負極側端子及び出力端子を備えた3個のトランジス
    タモジュールと、該各トランジスタモジュールに接続さ
    れたバスパネルと、該バスパネルとパワーケーブルとの
    間に接続され、バスパネルを介して前記トランジスタに
    電圧を印加する2個のケーブルアッセンブリと、該ケー
    ブルアッセンブリに接続され、前記トランジスタに印加
    される電圧を平滑化する2個のコンデンサと、前記トラ
    ンジスタに接続され、トランジスタをオン・オフさせる
    スイッチング手段とを有するとともに、前記各トランジ
    スタモジュール、各ケーブルアッセンブリ及び各コンデ
    ンサは、中央のトランジスタモジュールを中心にして左
    右対称に配設されることを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサはケーブルアッセンブリ
    に隣接させて配設された請求項1に記載のインバータ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バスパネルは「L」字型に折り曲げ
    られるとともに、前記コンデンサが前記ヒートシンクに
    対して平行に配設された請求項1に記載のインバータ装
    置。
JP7189481A 1995-07-25 1995-07-25 インバータ装置 Withdrawn JPH0947035A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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