JPH094601A - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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Publication number
JPH094601A
JPH094601A JP7155987A JP15598795A JPH094601A JP H094601 A JPH094601 A JP H094601A JP 7155987 A JP7155987 A JP 7155987A JP 15598795 A JP15598795 A JP 15598795A JP H094601 A JPH094601 A JP H094601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
bladder
fluid port
accumulator
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7155987A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kuma
熊信也
Kenji Sasaki
佐々木憲司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP7155987A priority Critical patent/JPH094601A/ja
Publication of JPH094601A publication Critical patent/JPH094601A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シェルに対し、ブラダを正確な位置に取付け
られるようにして、ブラダを正常に作動させると共にブ
ラダとしての特性を発揮させることにある。 【構成】 ブラダ16の取付部17に凸部18を有する
と共にシェル1の開口嵌合部2または開口嵌合部2に係
止する支持リング19あるいは流体ポート6の嵌着部8
に凸部18と係合する凹部3を有し、凸部18と凹部3
とが係合するように形成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アキュムレータに関す
るものである。特に、ブラダを正確に取付けて封入ガス
圧のバラツキを最小にするアキュムレータの改良に係る
ものである。
【0002】
【従来技術】本発明に係る従来技術として、図5に示す
アキュムレータが存在する。図5は、このアキュムレー
タの断面図である。図5において、シェル50は、有底
円筒状に形成されている。シェル50の開口部51は、
流体ポート52に嵌着して内部に空室を形成している。
【0003】流体ポート52には、内外に連通する流路
53が形成されている。この流路53は、配管と連通し
て配管内の流体がアキュムレータ内に流入、流出できる
ように成されている。又、流体ポート52には、流路5
3を囲むように突出したストッパー54が形成されてい
る。このストッパー54は、ブラダ55が必要以上に収
縮するのを防止するものである。
【0004】ブラダ55は、ベローズ型で、開口が取付
部56に形成されている。この取付部56はシェル50
と流体ポート52との嵌合間に挟持されている。そし
て、ブラダ55は、シェル50の空室を流路53側が液
体室57に形成すると共に反対側を気体室58に形成す
るように区画している。
【0005】ブラダ55の取付部56は、流体ポート5
2のテーパ状の嵌着部59に圧入しながら取付けられ
る。そして、シェル50の開口端部をカシメることによ
り固着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、流体ポ
ート52の嵌着部59は、テーパ状に形成されて、ブラ
ダ55の取付部56をシェル50と同時に圧入すると、
ブラダ55の取付部56は、弾性を有するから正確な取
付位置に取付けることができず、バラツキが生ずる。特
に、ブラダ55の取付位置が設定通りでないと、ブラダ
55の収縮時の形状が傾斜したように作動する。
【0007】又、図6は、ブラダ55を流体ポート52
に治具60を用いて圧入した状態の断面図である。流体
ポート52のテーパ状の嵌着部59にブラダ55の取付
部56を治具60により圧入すると、この時点では、略
正確な位置に取付けられるが、次にシェル50を圧入す
ると、ブラダ55は弾性変形して正確に取付けたはずの
取付位置が不正常になる。
【0008】そして、アキュムレータは、ブラダ55の
取付位置のバラツキにより気体室58に封入されるガス
圧にもバラツキが生ずることになる。このためアキュム
レータの性能にも影響することになる。
【0009】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その技術的課題は、ベローズの取付
位置がシェル又は流体ポートの取付位置を基準にして組
立てられ、シェルの空室におけるベローズの位置を設定
通りにしてアキュムレータの特性を向上させることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
課題を解決するために成されたものであって、その技術
的手段は以下のように構成されている。
【0011】すなわち、円筒状の開口嵌合部を有するシ
ェル、開口嵌合部に係合する嵌着部を有してシェルとの
間に空室を形成する流体ポートおよびシェルの開口嵌合
部と流体ポートの嵌着部との間に取付部が挟持されて空
室を気体室と液体室とに区画するブラダを有し、ブラダ
の取付部に凸部を有すると共にシェルの開口嵌合部に係
止する支持リングあるいは流体ポートの嵌着部に凸部と
係合する凹部を有し、凸部と凹部とが係合したものであ
る。
【0012】
【作用】シェルの嵌合部の凹部又は流体ポートの凹部に
ベローズの取付部の凸部を係合させることによってシェ
ルの空室内におけるベローズの取付高さが一定に取付け
ることができる。その結果、気体室のガス圧も設定通り
に封入することができるので、設定通りの特性能力を出
すことができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例であるアキュム
レータの断面図である。図1において、1はシェルであ
る。シェル1は有底円筒状に形成されている。そして、
開口嵌合部2には凹部3を有すると共に、端部側には流
体ポート6の段部7にカシメられるカシメ部4を有す
る。又、開口嵌合部2には、流体ポート6の嵌着部8に
係合するようにテーパ面5に形成されている。尚、凹部
3の係止面3aは、シェル1の底面22から一定の位置
に設けられている。
【0015】シェル1の材質は、鉄、ステンレス、銅、
或いは合成樹脂によって製作される。そして、肉厚は、
略同一に形成されて加工性を有するように構成されてい
る。
【0016】流体ポート6には、シェル1の空室に連通
する通路10を有すると共に、通路10を囲むように、
空室側に突出したストッパー11が形成されている。
又、通路10は、配管に接続できるように外方にねじ部
12を有する。又、ねじ部12の外周側には、段部7を
有してシェル1のカシメ部4と係合する。
【0017】流体ポート6の外周側には、嵌着部8を有
すると共に、嵌着部8にOリング用溝14が設けられて
いる。このOリング用溝14には、Oリング15が装着
されて液体室13bをシールする。
【0018】ブラダ16はベローズ状に形成されてい
る。そして、開口側の取付部17は、流体ポート6の嵌
着部8に嵌合すると共に、外周側からシェル1の開口嵌
合部2により挟持されている。又、取付部17の外周側
には、シェル1の凹部3と係合する凸部18が形成され
て、シェル1の開口嵌合部2が流体ポート6の嵌着部8
に嵌合するとき係合して圧入されるように成されてい
る。
【0019】ブラダ16の材質は、樹脂材であるが、ゴ
ム材にすることもできる。
【0020】ブラダ16は、上述のように取付部17が
密接されて、ベローズ部23がシェル1の空室13を気
体室13aと液体室13bとに仕切っている。
【0021】気体室13aには、図示されないガスバル
ブよりN2 ガスが封入される。又、シェル1と流体ポー
ト6との組立時に、図1に示す状態で、N2 ガスが封入
される。これは、シェル1の肉厚構造により選別され
る。尚、説明は省略したがOリング15は、その接合面
をシールすることにより、気体室13aと液体室13b
をシールしている。
【0022】図2は、本発明の他の実施例であるアキュ
ムレータの断面図である。図2において、図1のアキュ
ムレータと相違する点は、ブラダ16の取付部17に設
けられている凸部18が曲折されて形成されていること
である。この凸部18は、ブロー成形によって形成され
るために曲折状の形になる。
【0023】又、ブラダ16の取付部17の外周側は、
断面三角形状の樹脂材製支持リング19により圧接され
ている。そして、支持リング19に設けられた凹部3と
取付部17の凸部18とが係合している。更に、支持リ
ング19は、上端がシェル1の段部面20により係止し
ている。尚、取付部17の凸部18の内方には、ゴム材
製のOリング15が設けられている。
【0024】図2に示すアキュムレータにおいては、樹
脂材製の支持リング19によりブラダ16の取付部17
を圧接することにより、取付部17に無理なく正常な位
置に取付けることができる。
【0025】図3は、本発明の更に他の実施例であるア
キュムレータの断面図である。図3において、図2のア
キュムレータと相違する点は、ブラダ16の取付部17
に有する凸部18が、内周側に設けられて、流体ポート
6に設けられた凹部3に係止している。この凹部3は、
図2の場合と同様にブロー成形により形成されている。
又、取付部17の凸部18の外周側凹所にOリング15
が設けられ、気体室13aをシールしている。
【0026】図4は、本発明の更に他の実施例であるア
キュムレータにおける取付部の取付状態図である。図4
において、図3と相違する点は、取付部17の凸部18
が内周面に突出して形成されている点である。又、流体
ポート6は、樹脂材製である。更に、ブラダ16は、ゴ
ム材製で、射出成形により形成されている。尚、このブ
ラダ16は、樹脂材製にしても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明のアキュムレータは、ブラダの取
付部の内周又は外周面に凸部が設けられて取付接合され
る相手のシェルの開口嵌合部又は流体ポートの嵌着部に
設けられた凹部と係合するように構成されているから、
シェルの空室に対するブラダの取付位置割合が正確にな
る。又、ブラダが作動中に取付位置がずれるのも防止で
きる。その結果、ブラダの作動中に異常な変形状態で作
動することもないし、シェルの空室に対する気体室の割
合を正確に形成でき、アキュムレータの性能を設定通り
発揮させることができる。又、ブラダの取付部の凸部と
取付接合されるシェルの開口嵌合部又は流体ポートの嵌
着部の凹部との圧着接合により気体室又は液体室の密閉
能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアキュムレータの断面
図である。
【図2】本発明の他の実施例に係るアキュムレータの断
面図である。
【図3】本発明の更に他の実施例に係るアキュムレータ
の断面図である。
【図4】本発明の更に他の実施例に係るアキュムレータ
の要部断面図である。
【図5】従来例のアキュムレータの断面図である。
【図6】従来例のブラダの治具による取付状態の断面図
である。
【符号の説明】
1、50……シェル 2……開口嵌合部 3……凹部 3a……係止面 4……カシメ部 5……テーパ面 6、52……流体ポート 7……段部 8、59……嵌着部 10……通路 11、54……ストッパー 12……ねじ部 13……空室 13a、58……気体室 13b、57……液体室 14……Oリング用溝 15……Oリング 16、55……ブラダ 17、56……取付部 18……凸部 19……支持リング 20……段部面 22……底面 23……ベローズ部 51……開口部 53……流路 60……治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の開口嵌合部(2)を有するシェ
    ル(1)、前記開口嵌合部(2)に係合する嵌着部
    (8)を有して前記シェル(1)との間に空室(13)
    を形成する流体ポート(6)および前記シェル(1)の
    開口嵌合部(2)と流体ポート(6)の嵌着部(8)と
    の間に取付部(17)が挟持されて前記空室(13)を
    気体室(13a)と液体室(13b)とに区画するブラ
    ダ(16)を有し、前記ブラダ(16)の取付部(1
    7)に凸部(18)を有すると共に前記シェル(1)の
    開口嵌合部(2)または前記開口嵌合部(2)に係止す
    る支持リング(19)あるいは前記流体ポート(6)の
    嵌着部(8)に前記凸部(18)と係合する凹部(3)
    を有し、前記凸部(18)と前記凹部(3)とが係合し
    たことを特徴とするアキュムレータ。
JP7155987A 1995-06-22 1995-06-22 アキュムレータ Pending JPH094601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155987A JPH094601A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 アキュムレータ

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JP7155987A JPH094601A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 アキュムレータ

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JPH094601A true JPH094601A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15617881

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JP7155987A Pending JPH094601A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 アキュムレータ

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JP (1) JPH094601A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079653A1 (de) * 2001-03-31 2002-10-10 Hydac Technology Gmbh Hydropneumatischer druckspeicher

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079653A1 (de) * 2001-03-31 2002-10-10 Hydac Technology Gmbh Hydropneumatischer druckspeicher
US6857450B2 (en) 2001-03-31 2005-02-22 Hydac Technology Gmbh Hydropneumatic pressure reservoir
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