JPH0945974A - ホールic - Google Patents

ホールic

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Publication number
JPH0945974A
JPH0945974A JP7212471A JP21247195A JPH0945974A JP H0945974 A JPH0945974 A JP H0945974A JP 7212471 A JP7212471 A JP 7212471A JP 21247195 A JP21247195 A JP 21247195A JP H0945974 A JPH0945974 A JP H0945974A
Authority
JP
Japan
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hall
hall sensor
hall sensors
sensors
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7212471A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Furuya
操 古谷
Atsushi Watanabe
敦 渡邊
Hirohiko Urushiyama
裕彦 漆山
Katsuyuki Yuki
勝行 結城
Katsuaki Yano
克暁 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP7212471A priority Critical patent/JPH0945974A/ja
Publication of JPH0945974A publication Critical patent/JPH0945974A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホールICにおけるホールセンサの応力によ
るオフセット電圧の影響を軽減すること。 【解決手段】 モノリシックICを構成する(111)
面を有するシリコン基板に、4個の同形状のホールセン
サA、B、C、Dを近接して形成すると共に、前記各ホ
ールセンサを結晶軸〈110〉方向に対して45度傾け
て配設したホールIC。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン半導体基
板にホールセンサ、及びトランジス等の回路素子が形成
されたホールICに係り、とくにホールセンサの応力に
よるオフセット電圧の影響を軽減したホールICの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5、図6は一般的なホールセンサを示
す図である。図中、1はP型のシリコン基板、2はN型
の低濃度エピタキシャル層、3はP+ 型の分離拡散、
4はN+型の高濃度拡散領域、5は酸化膜、6はアルミ
ニウム配線である。
【0003】なお、図5において、7はN型低濃度エピ
タキシャル領域、8はN+型の高濃度領域であり、I
1、IN2はそれぞれ駆動端子、OUT1、OUT2はそ
れぞれ出力端子である。
【0004】上記構成において、駆動端子IN1からI
2へ電流を流した状態で、磁界がエピタキシャル層2
に作用した際に、その磁界の大きさに応じて出力端子O
UT1、OUT2に電圧が発生する。
【0005】図7、図8、図9において、従来例を説明
する。図7は、上述したホールセンサを4個使用したも
ので、これら4個のホールセンサA、B、C、Dは同一
形状をしており、また各ホールセンサの駆動端子を結ぶ
線が隣接するホールセンサのそれと直交するよう配置さ
れている。
【0006】図8は、ホールセンサ及びトランジスタ等
の回路素子が形成されるシリコン半導体ウエハー9であ
る。ウエハー9は、マスク合せのためにファセット10
が形成されており、通常主面が(111)面の結晶面
を、またファセット10と直角方向が〈110〉の結晶
軸をなすものが多く使用されている。
【0007】図9は、ウエハー9上に形成されたホール
センサA、B、C、Dを示す図である。同図において、
ホールセンサA、B、C、Dは要部のみ示し、駆動端子
及び出力端子等の図は省略してあるが、これらは図7と
対応して書かれている。
【0008】図9においては、さらにウエハー9の結晶
面である(111)面にあらわれるシリコン原子(S
i)が示されている。しかし、シリコン原子間距離寸法
とホールセンサの寸法とは対応しておらず、便宜上書か
れたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のホールセンサにおいては、とくに樹脂パッケ
ージ後において樹脂の応力等の影響により、無磁界時に
出力電圧OUT1、OUT2間に電圧、すなわち不平衡電
圧(オフセット電圧)が生じ、また各ホールセンサA、
B、C、Dの応力等の影響が一応でないため、各ホール
センサのオフセット電圧の和が相殺され得ないという問
題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、モノリシッ
クICを構成する(111)面を有するシリコン基板
に、4個の同形状のホールセンサを近接して形成すると
共に、前記各ホールセンサを結晶軸〈110〉方向に対
して45度傾けて配設したことにより解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図2において、本発明に係
るホールICの第1実施例について説明する。上述した
図7、図9と対応する部分は同一符号を付す。
【0012】図1は、上述の図5、図6に示したホール
センサを4個使用したもので、これら4個のホーツセン
サA、B、C、Dは同一形状をしており、また各ホール
センサの駆動端子を結ぶ線が隣接するホールサンサのそ
れと直交するよう配置されている。
【0013】また、図1において、各ホールセンサA、
B、C、Dは、図8に示した結晶面(111)面を有す
る半導体ウエハー9上に、トランジスタ等の回路素子と
共に形成されるが、それぞれのホールセンサは結晶軸方
向〈110〉に対し、45度傾けて形成されている。
【0014】図2は、シリコン原子(Si)があらわれ
ている結晶面(111)面を有するウエハー9上に、各
ホールセンサA、B、C、Dが形成されている様子を示
す図である。ここで、シリコン原子間距離寸法とホール
センサの寸法とは対しておらず、便宜上書かれたもので
ある。また、ホールセンサA、B、C、Dは要部のみを
示し、駆動端子及び出力端子等の図は省略してあるが、
これらは図7と対応して書かれている。
【0015】上記構成により、第2図において示される
如く、各ホールセンサA、B、C、Dの結晶配置が同じ
関係となるため、各々のホールセンサの応力等による影
響度、すなわち応力によるピエゾ抵抗係数の変化が同じ
となり、各々のホールセンサのオフセット電圧の和が相
殺されて零あるいは零に近い値となって、結果的に応力
の影響を受けることが軽減される。
【0016】図3は、本発明に係るホールICの第2実
施例を示す図である。同図において、図1と対応する部
分は同一符号を付し、詳細な説明を省略する。本実施例
においても、各ホールセンサA、B、C、Dは、同様に
(111)面を有する半導体ウエハー9の結晶軸方向
〈110〉に対し、45度傾いて配置されている。
【0017】図4は、本発明に係るホールICの上述の
第1実施例で示されたホールセンサをホールIC上に形
成された増巾器と接続された様子を示す図である。各ホ
ールセンサA、B、C、Dの出力電圧OUT1、OUT2
は、それぞれ各増巾器A、B、C、Dに接続され、増巾
器の出力として取り出される。ここで、各ホールセンサ
は、上述した第2実施例の構成と置換して配置してもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るホール
ICは、モノリシックICを構成する(111)面を有
するシリコン基板に、4個の同形状のホールセンサを近
接して形成すると共に、前記各ホールセンサを結晶軸
〈110〉方向に対して45度傾けて配設したため、各
ホールセンサが応力等の影響をそれぞれ同じように受け
るので、たとえ個々のホールセンサのオフセット電圧が
生じても、これらの和は相殺されて、零あるいは零に近
い値となるので、高成度のホールICが得られるといっ
た利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホールICの第1実施例における
各ホールセンサの配置を示す図。
【図2】本発明に係るホールICの第1実施例における
各ホールセンサをシリコン半導体基板上に形成した様子
を示す図。
【図3】本発明に係るホールICの第2実施例における
各ホールセンサの配置を示す図。
【図4】本発明に係るホールICの他の実施例における
第1実施例に示した各ホールセンサと増巾器とを接続し
た様子を示す図。
【図5】ホールセンサの一般的な構造を示す平面図。
【図6】ホールセンサの一般的な構造を示す断面図。
【図7】従来のホールICにおける各ホールセンサの配
置図。
【図8】従来のホールICを形成するシリコン半導体ウ
エハーを示す図。
【図9】従来のホールICにおける各ホールセンサをシ
リコン半導体基板上に形成した様子を示す図。
【符号の説明】
1 シリコン基板 A、B、C、D ホールセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 結城 勝行 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 矢野 克暁 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノリシックICを構成する(111)
    面を有するシリコン基板に、4個の同形状のホールセン
    サを近接して形成すると共に、前記各ホールセンサを結
    晶軸〈110〉方向に対して45度傾けて配設したこと
    を特徴とするホールIC。
JP7212471A 1995-07-28 1995-07-28 ホールic Pending JPH0945974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7212471A JPH0945974A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 ホールic

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7212471A JPH0945974A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 ホールic

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0945974A true JPH0945974A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16623200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7212471A Pending JPH0945974A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 ホールic

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JP (1) JPH0945974A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11183579A (ja) * 1997-12-17 1999-07-09 Toshiba Corp ホール素子、及びホール素子を用いた検出装置
US7250753B2 (en) * 2004-08-09 2007-07-31 Smc Corporation Sensor attachment mechanism for fluid pressure cylinder
JP2007248389A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Asahi Kasei Electronics Co Ltd オフセットキャンセル方法及びその回路並びに磁気センサ
JP2013224921A (ja) * 2012-03-22 2013-10-31 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 磁場方向計測装置及び回転角度計測装置
JP2013228222A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 磁場計測装置

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