JPH0944994A - コピー防止装置 - Google Patents

コピー防止装置

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JPH0944994A
JPH0944994A JP19533895A JP19533895A JPH0944994A JP H0944994 A JPH0944994 A JP H0944994A JP 19533895 A JP19533895 A JP 19533895A JP 19533895 A JP19533895 A JP 19533895A JP H0944994 A JPH0944994 A JP H0944994A
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JP19533895A
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Koji Iwamoto
幸治 岩本
Hiroto Kitatora
裕人 北虎
Masaaki Tsunekawa
昌昭 恒川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー可否情報の改ざんによる不正コピーを
防止することのできるコピー防止装置を提供することで
ある。 【解決手段】 コピー可否判定部108は、送り側の装
置100の内部で生成された第1のコピー可否情報に基
づいて、受け側の装置200でコピーが許可されるか否
かを判定する。スイッチ107は、コピー可否判定部1
08の判定結果に従ってオンオフされ、コピーが許可さ
れる場合は受け側の装置200への本体情報の伝達路を
形成し、コピーが許可されない場合は受け側の装置20
0への本体情報の伝達路を遮断する。これによって、送
り側の装置100と受け側の装置200との間で第1の
コピー可否情報が改ざんされることにより生じる不正な
コピーが有効に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー防止装置に
関し、より特定的には、送り側の装置の内部で生成また
は再生された本体情報が、受け側の装置で許可無くコピ
ーされるのを防止するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、IEC(インターナショナル・
エレクトロテクニカル・コミッション)84(セントラ
ル・オフィス)126規格で定められているSCMS
(シリアル・コピー・マネジメント・システム)を用い
たコピー防止システムの構成を示すブロック図である。
図4において、このコピー防止システムは、オリジナル
装置1で生成された情報(音声情報、画像情報等)が、
記録/再生を繰り返して、第1世代装置2,第3世代装
置3,…と無限連鎖的に引き継がれていくのを規制する
ためのシステムである。特に、伝達される情報がデジタ
ル情報の場合は、ほぼ劣化無く引き継がれていくので、
著作権保護の観点から、このようなコピー防止システム
が有効となる。
【0003】オリジナル装置1は、情報生成部11と、
第1のコピー可否情報生成部12と、加算部13と、出
力インタフェイス14と、出力端子15とを備えてい
る。情報生成部11は、オリジナルである本体情報(音
声情報、画像情報等)を生成する。このオリジナルとし
ての本体情報は、オリジナルの記録媒体(CD等)から
再生された情報であってもよいし、放送局において送信
信号として準備されたものであってもよい。第1のコピ
ー可否情報生成部12は、第1のコピー可否情報を生成
する。本体情報は、加算部13で、第1のコピー可否情
報が付加された後、出力インタフェイス14および出力
端子15を介して、第1世代装置2へと伝送される。伝
送の形態としては、有線または無線が考えられる。
【0004】第1世代装置2は、入力端子21と、コピ
ー情報判定部22と、第2のコピー可否情報生成部23
と、信号記録/再生部24と、第1のコピー可否情報生
成部25と、加算部26と、出力インタフェイス27
と、出力端子28とを備えている。コピー判定部22
は、入力端子21から入力された情報から、第1のコピ
ー可否情報を分離し、この第1のコピー可否情報に基づ
いて、入力情報の記録が許容されるか否かを判定する。
入力情報の記録が許容される場合、コピー判定部22
は、信号記録/再生部24に対し、記録許可信号を与え
る。また、第2のコピー可否情報生成部23は、入力情
報に含まれる第1のコピー可否情報から、第2のコピー
可否情報を生成する。信号記録/再生部24は、コピー
判定部22から記録許可信号が与えられると、入力端子
21からの本体情報に、第2のコピー可否情報を付加し
て、図示しない記録媒体(MOD、DAT等)に記録す
る。
【0005】その後、信号記録/再生部24は、上記記
録媒体から記録情報を再生し、第1のコピー可否情報生
成部25および加算部26に出力する。第1のコピー可
否情報生成部25は、再生情報に含まれる第2のコピー
可否情報に基づいて、第1のコピー可否情報を生成し、
加算部26に出力する。加算部26は、再生情報中の本
体情報に第1のコピー可否情報を付加して出力する。こ
の加算部26の出力は、出力インタフェイス27および
出力端子28を介して、第2世代装置3へと伝送され
る。なお、第2世代装置3以降の世代の装置の構成は、
第1世代装置2と同様であってよい。
【0006】次に、図5を参照して、第1および第2の
コピー可否情報について説明する。図5に示すように、
第1のコピー可否情報は、コピービット(コピー許可/
コピー権有り)と、ソースとなる装置(その第1のコピ
ー可否情報を生成した装置)のカテゴリーを示すソース
カテゴリー情報(レーザ光製品、放送受信機、磁気製
品,D−D変換器、楽器等)と、ソースとなる装置の世
代情報(第1世代以降/オリジナル)とを含む。また、
第2のコピー可否情報は、第1のコピー可否情報に対応
するトラックモード(A,B,C,記録不可等)を含
む。
【0007】次に、図6に示すような組み合わせで情報
が伝達されていく場合の動作を説明する。図6では、オ
リジナル装置としての送信機器100から送信された情
報が、入力信号として第1世代装置としてのデジタル記
録再生機器200に入力される。この入力信号に含まれ
る第1のコピー可否情報(送信機器100内の第1のコ
ピー可否情報生成部12が生成する)は、以下の内容に
設定されている。 コピービット:コピー権有り ソースカテゴリー情報:放送受信機 世代情報:オリジナル
【0008】次に、デジタル記録再生機器200内のコ
ピー情報判定部22は、図5に示すテーブルに従い、記
録可能を判断し、信号記録/再生部24に記録許可信号
を与える。また、デジタル記録再生機器200内の第2
のコピー可否情報生成部23は、図5に示すテーブルに
従い、第2のコピー可否情報(トラックモード=B)を
生成する。信号記録/再生部24は、入力信号に第2の
コピー可否情報を付加して記録媒体に記録する。
【0009】次に、第1世代としてのデジタル記録再生
機器200で記録情報を再生し、第2世代としてのデジ
タル記録機器300に記録を試みる場合の動作を説明す
る。この場合、デジタル記録再生機器200内の第1の
コピー可否情報生成部25は、再生情報に含まれる第2
のコピー可否情報(トラックモード=B)を検出し、以
下に示す構成の第1のコピー可否情報を生成する。 コピービット:コピー権有り ソースカテゴリー情報:磁気製品 世代情報:第1世代以降
【0010】上記第1のコピー可否情報は再生情報に付
加され、出力インタフェイス27および出力端子28を
介して、第2世代としてのデジタル記録機器300に出
力される。デジタル記録機器300内のコピー情報判定
部22は、図5に示すテーブルに従い、記録不可を判断
し、信号記録/再生部24に記録許可信号を与えない。
その結果、信号記録/再生部24で記録が行われず、無
許可のコピーが防止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のコピー防止システムでは、受け側の装置でコピ
ー可否の判定を行うため、送り側の装置と受け側の装置
との間に、コピー可否情報を抜き取り、違法に改ざんす
るような装置を介在させれば、コピー可否情報を無効化
することが可能となる。その結果、有効なコピー防止が
実現できなくなる恐れがある。
【0012】それ故に、本発明の目的は、コピー可否情
報の改ざんによる不正コピーを防止することのできるコ
ピー防止装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および効果】第1の発明
は、送り側の装置の内部で生成または再生された本体情
報が、受け側の装置で許可無くコピーされるのを防止す
るための装置であって、送り側の装置の内部で生成され
たコピー可否情報に基づいて、受け側の装置でのコピー
の可否を判定するコピー可否判定手段と、コピー判定手
段の判定結果に従ってオンオフされ、コピーが許可され
る場合は受け側の装置への本体情報の伝達路を形成し、
コピーが許可されない場合は受け側の装置への本体情報
の伝達路を遮断するスイッチ手段とを備えている。上記
のように、第1の発明では、送り手側の装置でコピーの
可否が判定され、コピーが許可されない場合は、本体情
報が受け側の装置へ伝達されるのを阻止するようにして
いる。従って、伝達の途中でコピー可否情報が改ざんさ
れることにより生じる不正なコピーを有効に防止するこ
とができる。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、コピ
ー可否情報は、コピーの禁止/許可を示すコピービット
を含み、コピー可否判定手段は、コピービットに基づい
て、受け側の装置でのコピーの可否を判定することを特
徴とする。
【0015】第3の発明は、第1の発明において、コピ
ー可否情報は、コピーが許可されている世代を規定する
ための世代情報を含み、コピー可否判定手段は、世代情
報に基づいて、受け側の装置でのコピーの可否を判定す
ることを特徴とする。
【0016】第4の発明は、第1の発明において、コピ
ー可否情報は、コピーの禁止/許可を示すコピービット
と、当該コピー可否情報を生成した装置の世代を示す世
代情報とを含み、コピー可否判定手段は、コピービット
および世代情報の組み合わせに基づいて、受け側の装置
でのコピーの可否を判定することを特徴とする。
【0017】第5の発明は、第1の発明において、コピ
ー可否情報は、有効期限情報を含み、コピー可否判定手
段は、有効期限情報に基づいて、受け側の装置でのコピ
ーの可否を判定することを特徴とする。
【0018】第6の発明は、第1の発明において、受け
側の装置の種類を認識するための種類認識手段をさらに
備え、種類判定手段の判定の結果、受け側の装置が予め
定められた特定の種類であるときは、コピー可否判定手
段の判定結果にかかわらず、スイッチ手段に強制的に本
体情報の伝達路を形成させることを特徴とする。上記第
6の発明では、受け側の装置が、コピー機能を持たない
装置(プリンタ、表示器、スピーカ等)の場合、受け側
の装置では不正コピーの問題が生じる余地がないので、
コピー可否判定手段での判定結果にかかわらず、本体情
報を受け側の装置に送るようにしている。
【0019】第7の発明は、第1の発明において、コピ
ー可否情報が課金情報を含む場合、操作者に対して課金
の確認を求める課金確認手段と、課金の確認を求められ
た操作者が課金を了承した場合、課金される本人を確認
するための本人確認情報を入力させる本人確認手段と、
課金情報および本人確認情報に基づいて、課金条件が成
立したか否かを判定する課金条件成立判定手段とをさら
に備え、スイッチ手段は、コピー可否判定手段でコピー
の許可が判定され、かつ課金条件成立判定手段で課金条
件の成立が判定された場合にのみ、受け側の装置への本
体情報の伝達路を形成することを特徴とする。上記第7
の発明では、コピー可否情報が課金情報を含む場合、コ
ピー可否判定手段でコピーの許可が判定され、かつ課金
条件が成立する場合にのみ、本体情報が受け側の装置に
送られる。従って、課金をごまかしてコピーが行われる
のを有効に防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施例に
係るコピー防止装置の構成を示すブロック図である。図
1において、オリジナル装置100は、図4に示すオリ
ジナル装置1と同様に、情報生成部11と、第1のコピ
ー可否情報生成部12と、加算部13と、出力インタフ
ェイス14と、出力端子15とを備えている。さらに、
オリジナル装置100は、情報再生部106と、スイッ
チ107と、コピー可否判定部108と、タイマ109
とを備えている。情報再生部106は、情報生成部11
で生成された情報を再生する。この情報再生部106
は、画像情報を再生する場合は表示器等で構成され、音
声情報を再生する場合はスピーカ等で構成される。スイ
ッチ107は、加算部13と出力インタフェイス14と
の間に配置されている。コピー可否判定部108は、第
1のコピー可否情報生成部12で生成された第1のコピ
ー可否情報と、タイマ109で計時される現在時刻とに
基づいて、コピーの可否を判断する。スイッチ107
は、コピー可否判定部108の判定出力に基づいて開閉
される。オリジナル装置100の出力は、出力端子15
から第1世代装置200へと伝送される。
【0021】次に、図1に示す第1の実施例の動作を説
明する。コピー可否判定部108は、第1のコピー可否
情報生成部12で生成された第1のコピー可否情報が、
少なくとも第1世代装置200でのコピーを許可してい
る場合、閉信号をスイッチ107に出力する。応じて、
スイッチ107は、閉状態(オン状態)となり、加算部
13の出力を出力インタフェイス14に伝達する。従っ
て、第1のコピー可否情報が加えられた本体情報が、出
力インタフェイス14および出力端子15を介して、第
1世代装置15へと伝送される。
【0022】一方、コピー可否判定部108は、所定の
条件が成立する場合、開信号をスイッチ107に出力す
る。応じて、スイッチ107は、開状態(オフ状態)と
なり、加算部13の出力が出力インタフェイス14に伝
達されるのを阻止する。ここで、上記所定の条件には、
以下のようなものがある。 1.第1のコピー可否情報がコピーを禁止している場
合。 2.第1のコピー可否情報のコピー世代が、規格で許容
されている世代以降の場合。 3.コピー可否情報の有効期限が切れている場合。
【0023】なお、上記第1および第2の条件は、第1
のコピー可否情報生成部12で生成される第1のコピー
可否情報に基づいて判断される。また、第2の条件は、
上記第3の条件は、第1のコピー可否情報が含む有効期
限情報と、タイマ109で計時される現在時刻とに基づ
いて判断される。この場合、スイッチ107が開状態と
なるため、オリジナル装置100から第1世代装置20
0には、何の情報も伝送されない。従って、従来システ
ムのように、第1のコピー可否情報が伝送途中で改ざん
されて不正なコピーが行われるのを防止することができ
る。なお、上記実施例では、オリジナル装置は、情報再
生部106を備えているため、操作者は、最低限、情報
の内容を見る(または、聞く)ことはできる。
【0024】なお、上記第1の実施例では、オリジナル
装置に適用されたコピー防止装置について示したが、本
発明のコピー防止装置は、第N世代装置(Nは、1以上
の整数)にも適用が可能である。この場合、第1のコピ
ー可否情報生成部は、記録媒体から再生された本体情報
に含まれる第2のコピー可否情報に基づいて第1のコピ
ー可否情報を生成することになる。図4の構成で言え
ば、第1のコピー可否情報生成部25がこれに該当す
る。従って、スイッチ107は、加算部26と出力イン
タフェイス27との間に配置されることになる。
【0025】図2は、本発明の第2の実施例に係るコピ
ー防止装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、オリジナル装置100’は、図4に示すオリジナル
装置1と同様に、情報生成部11と、第1のコピー可否
情報生成部12と、加算部13と、出力インタフェイス
14と、出力端子15とを備えている。また、オリジナ
ル装置100’は、図1に示すオリジナル装置100と
同様に、情報再生部106と、スイッチ107とを備え
ている。さらに、オリジナル装置100’は、コピー可
否判定部110と、出力可否判定部111と、接続相手
認識部112と、ORゲート113とを備えている。一
方、第1世代装置200’は、本発明に興味ある構成と
して、機種情報保持部209を備えている。
【0026】次に、上記第2の実施例の動作を説明す
る。コピー可否判定部110は、図1に示すコピー可否
判定部108と同様に、第1のコピー可否情報生成部1
2で生成された第1のコピー可否情報に基づいて、コピ
ーの可否を判定する。コピー可否判定部110の判定結
果は、ORゲート113を介してスイッチ107に与え
られ、このスイッチの開閉を制御する。すなわち、コピ
ーが許可されている場合は、スイッチ107が閉状態に
され、本体情報が第1世代装置200’に伝送される。
一方、コピーが許可されていない場合は、スイッチ10
7が開状態にされ、第1世代装置200’への本体情報
の伝送が阻止される。
【0027】機種情報保持部209は、第1世代装置2
00’の機種(プリンタ、レーザ光製品、放送受信機、
磁気製品,D−D変換器、楽器等)を示す情報を記憶保
持している。接続相手認識部112は、機種情報保持部
209をアクセスして機種情報を読み出すことにより、
第1世代装置200’の機種を判定する。出力可否判定
部111は、接続相手認識部112によって判定された
第1世代装置200’の機種に基づいて、本体情報の出
力の可否を判定する。第1世代装置200’がコピー機
能を持たない装置(プリンタ、表示器、スピーカ等)の
場合、たとえコピーが許可されていない場合であって
も、第1世代装置200’に本体情報を伝送しても不正
コピーの問題は生じない。そこで、出力可否判定部11
1は、第1世代装置200’がコピー機能を持たない装
置の場合は、閉信号を出力する。この閉信号は、ORゲ
ート113を介してスイッチ107に与えられる。応じ
て、スイッチ107は、コピー可否判定部110の判定
結果にかかわらず、閉状態になる。その結果、情報生成
部11で生成された本体情報が第1世代装置200’に
伝送される。
【0028】なお、上記第2の実施例では、オリジナル
装置に適用されたコピー防止装置について示したが、本
発明のコピー防止装置は、第N世代装置(Nは、1以上
の整数)にも適用が可能である。この場合、第1のコピ
ー可否情報生成部は、記録媒体から再生された本体情報
に含まれる第2のコピー可否情報に基づいて第1のコピ
ー可否情報を生成することになる。図4の構成で言え
ば、第1のコピー可否情報生成部25がこれに該当す
る。従って、スイッチ107は、加算部26と出力イン
タフェイス27との間に配置されることになる。また、
第N+1世代装置には、機種情報保持部を設ける必要が
ある。
【0029】図3は、本発明の第3の実施例に係るコピ
ー防止装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、オリジナル装置100”は、図2に示すオリジナル
装置100と同様に、情報生成部11と、第1のコピー
可否情報生成部12と、加算部13と、出力インタフェ
イス14と、出力端子15と、情報再生部106と、ス
イッチ107と、コピー可否判定部110とを備えてい
る。さらに、オリジナル装置100”は、課金情報取得
部114と、課金確認部115と、本人確認部116
と、課金条件成立判定部117と、ANDゲート118
とを備えている。
【0030】次に、上記第3の実施例の動作を説明す
る。コピー可否判定部110は、図3に示すコピー可否
判定部110と同様に、第1のコピー可否情報生成部1
2で生成された第1のコピー可否情報に基づいて、コピ
ーの可否を判定する。そして、コピー可否判定部110
は、コピーが許可されている場合はスイッチ107の閉
信号を出力し、コピーが許可されていない場合はスイッ
チ107の開信号を出力する。
【0031】第1のコピー可否情報生成部12で生成さ
れた第1のコピー可否情報に課金情報が含まれている場
合、課金情報取得部114は、当該課金情報を取得して
課金確認部115に出力する。課金確認部115は、操
作者に対し、課金料金を提示して、コピーを実行しても
よいか否かを問い合わせる。操作者が課金を条件とする
コピーを了承すると、課金確認部115は、本人確認部
116に本人確認を行わせる。すなわち、操作者は、本
人確認部116を操作することにより、課金を可能にす
るための本人確認情報を入力する。例えば、銀行口座カ
ードを挿入してその記録情報を読み取らせると共に、自
己のID番号と、を入力する。本人確認部116は、入
力された本人確認情報を課金条件成立判定部117に出
力する。課金条件成立判定部117は、課金情報取得部
114で取得された課金情報と、本人確認部から入力さ
れた本人確認情報とに基づいて、課金条件が成立したか
否かを判断する。そして、課金条件成立判定部117
は、課金条件が成立した場合はスイッチ107の閉信号
を出力し、課金条件が成立しない場合はスイッチ107
の開信号を出力する。なお、課金条件成立判定部117
は、第1のコピー可否情報生成部12で生成された第1
のコピー可否情報に課金情報が含まれていない場合もス
イッチ107の閉信号を出力する。
【0032】ANDゲート118は、コピー可否判定部
110および課金条件成立判定部117の両方から閉信
号を受けると、スイッチ107を閉状態にする。これに
よって、情報生成部11で生成された本体情報が第1世
代装置200”に伝送される。一方、ANDゲート11
8は、コピー可否判定部110および課金条件成立判定
部117の両方またはいずれか一方から開信号を受ける
と、スイッチ107を開状態にする。これによって、情
報生成部11で生成された本体情報は、第1世代装置2
00’へ伝送されない。
【0033】上記のような構成により、第3の実施例で
は、不正なコピーが防止できると共に、不正な課金によ
るコピーも防ぐことができる。
【0034】なお、上記第3の実施例では、オリジナル
装置に適用されたコピー防止装置について示したが、本
発明のコピー防止装置は、第N世代装置(Nは、1以上
の整数)にも適用が可能である。この場合、第1のコピ
ー可否情報生成部は、記録媒体から再生された本体情報
に含まれる第2のコピー可否情報に基づいて第1のコピ
ー可否情報を生成することになる。図4の構成で言え
ば、第1のコピー可否情報生成部25がこれに該当す
る。従って、スイッチ107は、加算部26と出力イン
タフェイス27との間に配置されることになる。
【0035】なお、上記第1〜第3の実施例では、図5
に示すテーブルに従って(すなわち、コピービットとソ
ースカテゴリー情報と世代情報との組み合わせによっ
て)、コピーの可否を判定しているようにしているが、
コピービットまたは世代情報のみによってコピーの可否
の判定を行うようにしてもよい。なお、世代情報のみに
よってコピーの可否の判定を行う場合、第1のコピー可
否情報には、コピーが許可される世代を規定するための
世代情報が記述される。そして、受け手側の装置の世代
がこの世代情報で規定される世代の場合は、コピーが許
可される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るコピー防止装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るコピー防止装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係るコピー防止装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】従来のコピー防止システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第1および第2のコピー可否情報の内容の一例
を示す図である。
【図6】本体情報が各装置間を伝達されていく様子を示
す図である。
【符号の説明】
100,100’,100”…オリジナル装置 200,200’,200”…第1世代装置 11…情報生成部 12…第1のコピー可否情報生成部 13…加算部 14…出力インタフェイス 15…出力端子 106…情報再生部 107…スイッチ 108…コピー可否判定部 109…タイマ 110…コピー可否判定部 111…出力可否判定部 112…接続相手認識部 113…ORゲート 114…課金情報取得部 115…課金確認部 116…本人確認部 117…課金条件成立判定部 118…ANDゲート 209…機種情報保持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り側装置の内部で生成または再生され
    た本体情報が、受け側の装置で許可無くコピーされるの
    を防止するための装置であって、 前記送り側の装置の内部で生成されたコピー可否情報に
    基づいて、前記受け側の装置でのコピーの可否を判定す
    るコピー可否判定手段と、 前記コピー判定手段の判定結果に従ってオンオフされ、
    コピーが許可される場合は前記受け側の装置への前記本
    体情報の伝達路を形成し、コピーが許可されない場合は
    前記受け側の装置への前記本体情報の伝達路を遮断する
    スイッチ手段とを備える、コピー防止装置。
  2. 【請求項2】 前記コピー可否情報は、コピーの禁止/
    許可を示すコピービットを含み、 前記コピー可否判定手段は、前記コピービットに基づい
    て、前記受け側の装置でのコピーの可否を判定すること
    を特徴とする、請求項1に記載のコピー防止装置。
  3. 【請求項3】 前記コピー可否情報は、コピーが許可さ
    れている世代を規定するための世代情報を含み、 前記コピー可否判定手段は、前記世代情報に基づいて、
    前記受け側の装置でのコピーの可否を判定することを特
    徴とする、請求項1に記載のコピー防止装置。
  4. 【請求項4】 前記コピー可否情報は、コピーの禁止/
    許可を示すコピービットと、当該コピー可否情報を生成
    した送り側の装置の世代を示す世代情報とを含み、 前記コピー可否判定手段は、前記コピービットおよび前
    記世代情報の組み合わせに基づいて、前記受け側の装置
    でのコピーの可否を判定することを特徴とする、請求項
    1に記載のコピー防止装置。
  5. 【請求項5】 前記コピー可否情報は、有効期限情報を
    含み、 前記コピー可否判定手段は、前記有効期限情報に基づい
    て、前記受け側の装置でのコピーの可否を判定すること
    を特徴とする、請求項1に記載のコピー防止装置。
  6. 【請求項6】 前記受け側の装置の種類を認識するため
    の種類認識手段をさらに備え、 前記種類判定手段の判定の結果、前記受け側の装置が予
    め定められた特定の種類であるときは、前記コピー可否
    判定手段の判定結果にかかわらず、前記スイッチ手段に
    よって強制的に前記本体情報の伝達路を形成させること
    を特徴とする、請求項1に記載のコピー防止装置。
  7. 【請求項7】 前記コピー可否情報が課金情報を含む場
    合、操作者に対して課金の確認を求める課金確認手段
    と、 課金の確認を求められた操作者が課金を了承した場合、
    課金される本人を確認するための本人確認情報を入力さ
    せる本人確認手段と、 前記課金情報および前記本人確認情報に基づいて、課金
    条件が成立したか否かを判定する課金条件成立判定手段
    とをさらに備え、 前記スイッチ手段は、前記コピー可否判定手段でコピー
    の許可が判定され、かつ前記課金条件成立判定手段で課
    金条件の成立が判定された場合にのみ、前記受け側の装
    置への前記本体情報の伝達路を形成することを特徴とす
    る、請求項1に記載のコピー防止装置。
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