JPH0943503A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH0943503A JPH0943503A JP7214194A JP21419495A JPH0943503A JP H0943503 A JPH0943503 A JP H0943503A JP 7214194 A JP7214194 A JP 7214194A JP 21419495 A JP21419495 A JP 21419495A JP H0943503 A JPH0943503 A JP H0943503A
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- lens
- optical path
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エクステンダーの光路中からの着脱によるフ
ランジバックの変動をウォブリングレンズを利用して補
正するようにした撮像装置を得ること。 【解決手段】 フォーカスレンズ群と光路中に着脱可能
に装着するエクステンダーとを有したズームレンズによ
り撮像手段面上に物体像を形成する撮像装置において該
ズームレンズを構成するウォブリングレンズを移動させ
たときの該撮像手段で得られる信号を用いて、該フォー
カシングレンズ群を移動させて合焦操作を行う焦点検出
手段、該エクステンダーの光路中の有無を検出するエク
ステンダー検出手段、そして該エクステンダーを光路中
から着脱させたときのフランジバックシフト量の変化を
補正する為の該ウォブリングレンズの原点位置のシフト
量を記録した記録部とを設け、該エクステンダー検出手
段からの信号に基づいて該記録部に記録されているシフ
ト量に基づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整
するようにしていること。
ランジバックの変動をウォブリングレンズを利用して補
正するようにした撮像装置を得ること。 【解決手段】 フォーカスレンズ群と光路中に着脱可能
に装着するエクステンダーとを有したズームレンズによ
り撮像手段面上に物体像を形成する撮像装置において該
ズームレンズを構成するウォブリングレンズを移動させ
たときの該撮像手段で得られる信号を用いて、該フォー
カシングレンズ群を移動させて合焦操作を行う焦点検出
手段、該エクステンダーの光路中の有無を検出するエク
ステンダー検出手段、そして該エクステンダーを光路中
から着脱させたときのフランジバックシフト量の変化を
補正する為の該ウォブリングレンズの原点位置のシフト
量を記録した記録部とを設け、該エクステンダー検出手
段からの信号に基づいて該記録部に記録されているシフ
ト量に基づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整
するようにしていること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、特に自
動焦点検出手段を有したズームレンズのリレー光学系の
一部に変倍光学系（エクステンダー）を挿脱させること
により全系の焦点距離変倍範囲を変移させる際のフラン
ジバックの調整を良好に行ったテレビカメラやビデオカ
メラ等に好適なものである。
動焦点検出手段を有したズームレンズのリレー光学系の
一部に変倍光学系（エクステンダー）を挿脱させること
により全系の焦点距離変倍範囲を変移させる際のフラン
ジバックの調整を良好に行ったテレビカメラやビデオカ
メラ等に好適なものである。
【０００２】
【従来の技術】図５，図６は変倍光学系（エクステンダ
ー）６を光路中に着脱可能に装着する為に鏡筒の一部に
内蔵した構成の従来の撮像装置の要部ブロック図であ
る。このうち図５はエクステンダー６を光路中から退避
している状態を示し、図６はエクステンダー６を光路中
に挿着して全系の焦点距離範囲を変移させた場合を示し
ている。
ー）６を光路中に着脱可能に装着する為に鏡筒の一部に
内蔵した構成の従来の撮像装置の要部ブロック図であ
る。このうち図５はエクステンダー６を光路中から退避
している状態を示し、図６はエクステンダー６を光路中
に挿着して全系の焦点距離範囲を変移させた場合を示し
ている。
【０００３】同図において、１はフォーカシングレンズ
群、２は変倍レンズ群であり、光軸上移動して変倍を行
うレンズ群と変倍に伴って変動する像面を補正する為の
レンズ群とを有している。３は絞り装置、４は光軸方向
に微小駆動するレンズ群（ウォブリングレンズ）、５は
リレーレンズ、６は光路上に挿脱可能に配された変倍光
学系（エクステンダー）であり、全系の焦点距離範囲を
長い方へ変移させている。７は可動のレンズ群であり、
エクステンダー６の一部を構成し、エクステンダー６を
光路中に配置したときの全系のバックフォーカスを調整
している。８はリレーレンズである。同図では以上の各
要素１〜８よりズームレンズを構成している。
群、２は変倍レンズ群であり、光軸上移動して変倍を行
うレンズ群と変倍に伴って変動する像面を補正する為の
レンズ群とを有している。３は絞り装置、４は光軸方向
に微小駆動するレンズ群（ウォブリングレンズ）、５は
リレーレンズ、６は光路上に挿脱可能に配された変倍光
学系（エクステンダー）であり、全系の焦点距離範囲を
長い方へ変移させている。７は可動のレンズ群であり、
エクステンダー６の一部を構成し、エクステンダー６を
光路中に配置したときの全系のバックフォーカスを調整
している。８はリレーレンズである。同図では以上の各
要素１〜８よりズームレンズを構成している。
【０００４】９は撮像素子、１０は映像信号処理回路で
あり、撮像素子９からの信号に基づいて映像信号を得て
いる。１１はフォーカスレンズ群１を駆動する為のフォ
ーカスレンズ群駆動部、１２は変倍レンズ群２を駆動す
る為の駆動部、１３は絞り３の駆動を行う為の駆動部、
１４はウォブリングレンズ４を駆動する駆動部、１５は
エクステンダー６の挿脱状態を検出する為の検出装置、
１６は演算装置、２２は記録部である。
あり、撮像素子９からの信号に基づいて映像信号を得て
いる。１１はフォーカスレンズ群１を駆動する為のフォ
ーカスレンズ群駆動部、１２は変倍レンズ群２を駆動す
る為の駆動部、１３は絞り３の駆動を行う為の駆動部、
１４はウォブリングレンズ４を駆動する駆動部、１５は
エクステンダー６の挿脱状態を検出する為の検出装置、
１６は演算装置、２２は記録部である。
【０００５】従来、この種のズームレンズを有した撮像
装置では挿脱式のエクステンダーを備える場合、エクス
テンダーが挿入されない状態（図５）のフランジバック
と挿入された場合（図６）のフランジバックとを一致さ
せるようエクステンダーの一部にフランジバック調整箇
所を設け（例えば図６の間隔Ｌを変化させるような構造
をとり）、組立時精密に調整を行っていた。
装置では挿脱式のエクステンダーを備える場合、エクス
テンダーが挿入されない状態（図５）のフランジバック
と挿入された場合（図６）のフランジバックとを一致さ
せるようエクステンダーの一部にフランジバック調整箇
所を設け（例えば図６の間隔Ｌを変化させるような構造
をとり）、組立時精密に調整を行っていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図５，図６に示すズー
ムレンズではエクステンダー６を光路中に挿着し、全系
の焦点距離範囲を変移させるときエクステンダー６を構
成するレンズ群７を光軸方向に移動させてフランジバッ
ク調整をしている。一般的にはこの箇所は光学的敏感度
が高くなる為、この付近を構成する部品やレンズ等の部
品精度や調整精度を十分高める必要がある。
ムレンズではエクステンダー６を光路中に挿着し、全系
の焦点距離範囲を変移させるときエクステンダー６を構
成するレンズ群７を光軸方向に移動させてフランジバッ
ク調整をしている。一般的にはこの箇所は光学的敏感度
が高くなる為、この付近を構成する部品やレンズ等の部
品精度や調整精度を十分高める必要がある。
【０００７】一般に、このような撮像装置においてオー
トフォーカス作動を行わない場合は、焦点深度内で許容
できる量の誤差は許すことが可能である。しかしながら
オートフォーカス時には、ある範囲内で許容したフラン
ジバックのズレはピント位置方向を検出する為に光軸方
向に微小移動するウォブリングレンズ４によって正確に
検出され、別に設けられたフォーカシングレンズ群１が
強制的に合焦させるよう移動するようになる。
トフォーカス作動を行わない場合は、焦点深度内で許容
できる量の誤差は許すことが可能である。しかしながら
オートフォーカス時には、ある範囲内で許容したフラン
ジバックのズレはピント位置方向を検出する為に光軸方
向に微小移動するウォブリングレンズ４によって正確に
検出され、別に設けられたフォーカシングレンズ群１が
強制的に合焦させるよう移動するようになる。
【０００８】この際、フォーカシングレンズ群１の光学
的な敏感度の違いから、ズーミングによって焦点距離が
長い場合は合焦の為の移動は僅かで、あまり目立たない
が、ズーム位置が比較的広角側の焦点距離の場合には僅
かなフランジバックズレでもフォーカシングレンズ群１
は大きく移動させる必要がある。この為、エクステンダ
ー６を挿入した際、同一被写体を撮影しているにも係わ
らず、フォーカシングレンズ群１が移動するという違和
感のある動きをとることになっていた。
的な敏感度の違いから、ズーミングによって焦点距離が
長い場合は合焦の為の移動は僅かで、あまり目立たない
が、ズーム位置が比較的広角側の焦点距離の場合には僅
かなフランジバックズレでもフォーカシングレンズ群１
は大きく移動させる必要がある。この為、エクステンダ
ー６を挿入した際、同一被写体を撮影しているにも係わ
らず、フォーカシングレンズ群１が移動するという違和
感のある動きをとることになっていた。
【０００９】このように従来は実用上、ある程度妥協で
きたピントズレについても、オートフォーカス動作によ
って逆に目立つ動作を引き起こす場合が生じてくるとい
う問題点があった。
きたピントズレについても、オートフォーカス動作によ
って逆に目立つ動作を引き起こす場合が生じてくるとい
う問題点があった。
【００１０】本発明はエクステンダーを内蔵したズーム
レンズにおいて、該エクステンダーを光路中に挿脱させ
たときのバックフォーカス（フランジバック）の変移を
補正する為のウォブリングレンズの原点位置の変移量
（シフト量）を予め求めて記録しておき、エクステンダ
ーの挿脱に伴って該記録部に記録しているシフト量を用
いてウォブリングレンズの原点位置を調整することによ
りバックフォーカスの変動を少なくし、フォーカスレン
ズ群を移動させることがないようにした撮像装置の提供
を目的とする。
レンズにおいて、該エクステンダーを光路中に挿脱させ
たときのバックフォーカス（フランジバック）の変移を
補正する為のウォブリングレンズの原点位置の変移量
（シフト量）を予め求めて記録しておき、エクステンダ
ーの挿脱に伴って該記録部に記録しているシフト量を用
いてウォブリングレンズの原点位置を調整することによ
りバックフォーカスの変動を少なくし、フォーカスレン
ズ群を移動させることがないようにした撮像装置の提供
を目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、 （１）フォーカスレンズ群と光路中に着脱可能に装着す
るエクステンダーとを有したズームレンズにより撮像手
段面上に物体像を形成する撮像装置において該ズームレ
ンズを構成するウォブリングレンズを移動させたときの
該撮像手段で得られる信号を用いて、該フォーカシング
レンズ群を移動させて合焦操作を行う焦点検出手段、該
エクステンダーの光路中の有無を検出するエクステンダ
ー検出手段、そして該エクステンダーを光路中から着脱
させたときのフランジバックシフト量の変化を補正する
為の該ウォブリングレンズの原点位置のシフト量を記録
した記録部とを設け、該エクステンダー検出手段からの
信号に基づいて該記録部に記録されているシフト量に基
づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整するよう
にしていることを特徴としている。
るエクステンダーとを有したズームレンズにより撮像手
段面上に物体像を形成する撮像装置において該ズームレ
ンズを構成するウォブリングレンズを移動させたときの
該撮像手段で得られる信号を用いて、該フォーカシング
レンズ群を移動させて合焦操作を行う焦点検出手段、該
エクステンダーの光路中の有無を検出するエクステンダ
ー検出手段、そして該エクステンダーを光路中から着脱
させたときのフランジバックシフト量の変化を補正する
為の該ウォブリングレンズの原点位置のシフト量を記録
した記録部とを設け、該エクステンダー検出手段からの
信号に基づいて該記録部に記録されているシフト量に基
づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整するよう
にしていることを特徴としている。
【００１２】（２）フォーカスレンズ群と変倍レンズ
群、そして光路中に着脱可能に装着するエクステンダー
とを有したズームレンズにより撮像手段面上に物体像を
形成する撮像装置において該ズームレンズを構成するウ
ォブリングレンズを移動させたときの該撮像手段で得ら
れる信号を用いて、該フォーカシングレンズ群を移動さ
せて合焦操作を行う焦点検出手段、該エクステンダーの
光路中の有無を検出するエクステンダー検出手段、該変
倍レンズ群のズーム位置を検出するズーム位置検出手
段、そして該エクステンダーを光路中から着脱させたと
きの各ズーム位置におけるフランジバックシフト量の変
化を補正する為の該ウォブリングレンズの原点位置のシ
フト量を記録した記録部とを設け、該ズーム位置検出手
段と該エクステンダー検出手段とからの信号に基づいて
該記録部に記録されているシフト量に基づいて該ウォブ
リングレンズの原点位置を調整するようにしていること
を特徴としている。
群、そして光路中に着脱可能に装着するエクステンダー
とを有したズームレンズにより撮像手段面上に物体像を
形成する撮像装置において該ズームレンズを構成するウ
ォブリングレンズを移動させたときの該撮像手段で得ら
れる信号を用いて、該フォーカシングレンズ群を移動さ
せて合焦操作を行う焦点検出手段、該エクステンダーの
光路中の有無を検出するエクステンダー検出手段、該変
倍レンズ群のズーム位置を検出するズーム位置検出手
段、そして該エクステンダーを光路中から着脱させたと
きの各ズーム位置におけるフランジバックシフト量の変
化を補正する為の該ウォブリングレンズの原点位置のシ
フト量を記録した記録部とを設け、該ズーム位置検出手
段と該エクステンダー検出手段とからの信号に基づいて
該記録部に記録されているシフト量に基づいて該ウォブ
リングレンズの原点位置を調整するようにしていること
を特徴としている。
【００１３】（３）フォーカスレンズ群と変倍レンズ群
と開口絞り、そして光路中に着脱可能に装着するエクス
テンダーとを有したズームレンズにより撮像手段面上に
物体像を形成する撮像装置において該ズームレンズを構
成するウォブリングレンズを移動させたときの該撮像手
段で得られる信号を用いて、該フォーカシングレンズ群
を移動させて合焦操作を行う焦点検出手段、該エクステ
ンダーの光路中の有無を検出するエクステンダー検出手
段、該変倍レンズ群のズーム位置を検出するズーム位置
検出手段、該開口絞りの絞り値を検出する絞り値検出手
段、そして該エクステンダーを光路中から着脱させたと
きの各絞り値及び各ズーム位置におけるフランジバック
シフト量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズの
原点位置のシフト量を記録した記録部とを設け、該ズー
ム位置検出手段と該絞り値検出手段、そして該エクステ
ンダー検出手段とからの信号に基づいて該記録部に記録
されているシフト量に基づいて該ウォブリングレンズの
原点位置を調整するようにしていることを特徴としてい
る。
と開口絞り、そして光路中に着脱可能に装着するエクス
テンダーとを有したズームレンズにより撮像手段面上に
物体像を形成する撮像装置において該ズームレンズを構
成するウォブリングレンズを移動させたときの該撮像手
段で得られる信号を用いて、該フォーカシングレンズ群
を移動させて合焦操作を行う焦点検出手段、該エクステ
ンダーの光路中の有無を検出するエクステンダー検出手
段、該変倍レンズ群のズーム位置を検出するズーム位置
検出手段、該開口絞りの絞り値を検出する絞り値検出手
段、そして該エクステンダーを光路中から着脱させたと
きの各絞り値及び各ズーム位置におけるフランジバック
シフト量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズの
原点位置のシフト量を記録した記録部とを設け、該ズー
ム位置検出手段と該絞り値検出手段、そして該エクステ
ンダー検出手段とからの信号に基づいて該記録部に記録
されているシフト量に基づいて該ウォブリングレンズの
原点位置を調整するようにしていることを特徴としてい
る。
【００１４】（４）フォーカスレンズ群と開口絞り、そ
して光路中に着脱可能に装着するエクステンダーとを有
したズームレンズにより撮像手段面上に物体像を形成す
る撮像装置において該ズームレンズを構成するウォブリ
ングレンズを移動させたときの該撮像手段で得られる信
号を用いて、該フォーカシングレンズ群を移動させて合
焦操作を行う焦点検出手段、該エクステンダーの光路中
の有無を検出するエクステンダー検出手段、該開口絞り
の絞り値を検出する絞り値検出手段、そして該エクステ
ンダーを光路中から着脱させたときの各絞り値における
フランジバックシフト量の変化を補正する為の該ウォブ
リングレンズの原点位置のシフト量を記録した記録部と
を設け、該絞り値検出手段と該エクステンダー検出手段
とからの信号に基づいて該記録部に記録されているシフ
ト量に基づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整
するようにしていることを特徴としている。
して光路中に着脱可能に装着するエクステンダーとを有
したズームレンズにより撮像手段面上に物体像を形成す
る撮像装置において該ズームレンズを構成するウォブリ
ングレンズを移動させたときの該撮像手段で得られる信
号を用いて、該フォーカシングレンズ群を移動させて合
焦操作を行う焦点検出手段、該エクステンダーの光路中
の有無を検出するエクステンダー検出手段、該開口絞り
の絞り値を検出する絞り値検出手段、そして該エクステ
ンダーを光路中から着脱させたときの各絞り値における
フランジバックシフト量の変化を補正する為の該ウォブ
リングレンズの原点位置のシフト量を記録した記録部と
を設け、該絞り値検出手段と該エクステンダー検出手段
とからの信号に基づいて該記録部に記録されているシフ
ト量に基づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整
するようにしていることを特徴としている。
【００１５】
【実施例】図１，図２は本発明の実施例１の要部概略図
である。図１はリレー系の光路中の一部に変倍光学系
（エクステンダー）６を挿着し、全系の焦点距離範囲を
長い方に変移させている場合を示し、図２は図１におい
てエクステンダー６を光路中から退避した場合を示して
いる。
である。図１はリレー系の光路中の一部に変倍光学系
（エクステンダー）６を挿着し、全系の焦点距離範囲を
長い方に変移させている場合を示し、図２は図１におい
てエクステンダー６を光路中から退避した場合を示して
いる。
【００１６】同図において、１はフォーカシングレンズ
群である。フォーカシングレンズ群１は演算部１７から
の合焦信号に基づいてフォーカシングレンズ駆動部１１
により光軸上駆動されており、これにより合焦操作を行
っている。２は変倍レンズ群であり、光軸上移動して変
倍を行うレンズ群２ａと変倍に伴って変動する像面を補
正する為のレンズ群２ｂとを有している。３は開口絞り
である。４は光軸方向に微小駆動するレンズ群（ウォブ
リングレンズ）であり、駆動部１４により光軸方向に移
動させている。
群である。フォーカシングレンズ群１は演算部１７から
の合焦信号に基づいてフォーカシングレンズ駆動部１１
により光軸上駆動されており、これにより合焦操作を行
っている。２は変倍レンズ群であり、光軸上移動して変
倍を行うレンズ群２ａと変倍に伴って変動する像面を補
正する為のレンズ群２ｂとを有している。３は開口絞り
である。４は光軸方向に微小駆動するレンズ群（ウォブ
リングレンズ）であり、駆動部１４により光軸方向に移
動させている。
【００１７】本実施例ではウォブリングレンズ４を光軸
方向に移動させたときに撮像手段９で得られる信号を用
いて、演算部１６はフォーカシングレンズ群１の移動方
向を求めて駆動部１１に入力している。そして駆動部１
１によりフォーカシングレンズ群１を移動させて自動焦
点検出を行っている。
方向に移動させたときに撮像手段９で得られる信号を用
いて、演算部１６はフォーカシングレンズ群１の移動方
向を求めて駆動部１１に入力している。そして駆動部１
１によりフォーカシングレンズ群１を移動させて自動焦
点検出を行っている。
【００１８】５は変倍中、固定の前群リレーレンズであ
る。６は光路上に挿脱可能に配された変倍光学系（エク
ステンダー）であり、全系の焦点距離範囲を長い方へ変
移させている。７は可動のレンズ群であり、エクステン
ダー６の一部を構成し、エクステンダー６を光路中に配
置したときの全系のバックフォーカス（フランジバッ
ク）を調整している。８は後群リレーレンズである。
る。６は光路上に挿脱可能に配された変倍光学系（エク
ステンダー）であり、全系の焦点距離範囲を長い方へ変
移させている。７は可動のレンズ群であり、エクステン
ダー６の一部を構成し、エクステンダー６を光路中に配
置したときの全系のバックフォーカス（フランジバッ
ク）を調整している。８は後群リレーレンズである。
【００１９】本実施例では以上の各要素１〜８よりズー
ムレンズを構成している。９は撮像素子、１０は映像信
号処理回路であり、撮像素子９からの信号に基づいて映
像信号を得ている。１１はフォーカスレンズ群１を光軸
方向に駆動する為の駆動部、１２は変倍レンズ群２を駆
動する為の駆動部、１３は絞り３の駆動を行う為の駆動
部、１４はウォブリングレンズ４を駆動する駆動部、１
５はエクステンダー６の光路中からの挿脱状態を検出す
る為のエクステンダー検出手段である。１６は演算部で
あり、ズームレンズ全体の各種の駆動を制御する為の演
算を行っている。１７は記録部であり、該エクステンダ
ーを光路中から着脱させたときのフランジバックシフト
量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズの原点位
置のシフト量を記録している。
ムレンズを構成している。９は撮像素子、１０は映像信
号処理回路であり、撮像素子９からの信号に基づいて映
像信号を得ている。１１はフォーカスレンズ群１を光軸
方向に駆動する為の駆動部、１２は変倍レンズ群２を駆
動する為の駆動部、１３は絞り３の駆動を行う為の駆動
部、１４はウォブリングレンズ４を駆動する駆動部、１
５はエクステンダー６の光路中からの挿脱状態を検出す
る為のエクステンダー検出手段である。１６は演算部で
あり、ズームレンズ全体の各種の駆動を制御する為の演
算を行っている。１７は記録部であり、該エクステンダ
ーを光路中から着脱させたときのフランジバックシフト
量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズの原点位
置のシフト量を記録している。
【００２０】本実施例においては図２の状態から図１の
状態へとエクステンダー６を光路中に挿着したとする。
このときフランジバックの微小なズレが残存する。この
為従来のオートフォーカス作動においては、ウォブリン
グレンズ４の微小移動により撮像素子９で検出された結
像方向にフランジバックが補正されるよう、フォーカス
レンズ群１を演算部１６からの移動に基づいて移動させ
ていた。この為、フォーカスレンズ群１の移動量がズー
ム位置や物体距離によって変化する場合があって撮影
上、好ましくなかった。
状態へとエクステンダー６を光路中に挿着したとする。
このときフランジバックの微小なズレが残存する。この
為従来のオートフォーカス作動においては、ウォブリン
グレンズ４の微小移動により撮像素子９で検出された結
像方向にフランジバックが補正されるよう、フォーカス
レンズ群１を演算部１６からの移動に基づいて移動させ
ていた。この為、フォーカスレンズ群１の移動量がズー
ム位置や物体距離によって変化する場合があって撮影
上、好ましくなかった。
【００２１】これに対して本実施例では組立調整時にエ
クステンダー６の有無による残存するバックフォーカス
のズレ（シフト量の変化）を記録部１７に記録してい
る。そしてエクステンダー検出手段１５からのエクステ
ンダー６が光路中に挿着されているか否かを検出し、該
エクステンダー検出手段１５からの信号により演算部１
６は記録部１７に記録されているシフト量を選択して、
駆動部１４に入力している。そして駆動部１４は演算部
１６からの信号に基づいてウォブリングレンズ４を光軸
上移動させて、その原点位置を調整している。
クステンダー６の有無による残存するバックフォーカス
のズレ（シフト量の変化）を記録部１７に記録してい
る。そしてエクステンダー検出手段１５からのエクステ
ンダー６が光路中に挿着されているか否かを検出し、該
エクステンダー検出手段１５からの信号により演算部１
６は記録部１７に記録されているシフト量を選択して、
駆動部１４に入力している。そして駆動部１４は演算部
１６からの信号に基づいてウォブリングレンズ４を光軸
上移動させて、その原点位置を調整している。
【００２２】これによりエクステンダー６の挿脱に伴う
バックフォーカスのシフト量の変化を補正している。そ
して、その後はレンズ群７の微調整でバックフォーカス
を高精度に調整している。
バックフォーカスのシフト量の変化を補正している。そ
して、その後はレンズ群７の微調整でバックフォーカス
を高精度に調整している。
【００２３】このように本実施例ではエクステンダー検
出手段１５からの信号をもとに演算部１６は記録部１７
に記録されたバックフォーカス（フランジバック）のズ
レ量とウォブリングレンズ４の移動量に対するバックフ
ォーカスの変化量（敏感度）から前記バックフォーカス
のズレ量に相当するウォブリングレンズ４の移動量を決
定し、駆動部１４に指令を与えている。
出手段１５からの信号をもとに演算部１６は記録部１７
に記録されたバックフォーカス（フランジバック）のズ
レ量とウォブリングレンズ４の移動量に対するバックフ
ォーカスの変化量（敏感度）から前記バックフォーカス
のズレ量に相当するウォブリングレンズ４の移動量を決
定し、駆動部１４に指令を与えている。
【００２４】そして駆動部１４によりウォブリングレン
ズ４を移動させて微小移動の原点位置をシフトさせ、光
学系全体のバックフォーカスがエクステンダー６が挿入
される前の状態に等しく補正するようにしている。これ
によりエクステンダー６の着脱に伴うフォーカスレンズ
群１の光軸方向の移動を防止又は極めて少なくなるよう
にしている。
ズ４を移動させて微小移動の原点位置をシフトさせ、光
学系全体のバックフォーカスがエクステンダー６が挿入
される前の状態に等しく補正するようにしている。これ
によりエクステンダー６の着脱に伴うフォーカスレンズ
群１の光軸方向の移動を防止又は極めて少なくなるよう
にしている。
【００２５】図３は本発明の実施例２の要部概略図であ
る。本実施例は図１，図２の実施例１に比べて （Ａ１）変倍レンズ群２のズーム位置を検出するズーム
位置検出手段１８を追加していること。 （Ａ２）記録部１９には該エクステンダーを光路中から
着脱させたときの各ズーム位置におけるフランジバック
シフト量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズの
原点位置のシフト量を記録していること。 （Ａ３）演算部１６は該ズーム位置検出手段と該エクス
テンダー検出手段とからの信号に基づいて該記録部に記
録されているシフト量に基づいて該ウォブリングレンズ
の原点位置を調整する信号を駆動部１４に入力している
こと。 （Ａ４）駆動部１４は演算部１６からの信号に基づいて
ウォブリングレンズ４を光軸上移動させて原点位置を調
整していること。 が異なっており、その他の構成は同じである。
る。本実施例は図１，図２の実施例１に比べて （Ａ１）変倍レンズ群２のズーム位置を検出するズーム
位置検出手段１８を追加していること。 （Ａ２）記録部１９には該エクステンダーを光路中から
着脱させたときの各ズーム位置におけるフランジバック
シフト量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズの
原点位置のシフト量を記録していること。 （Ａ３）演算部１６は該ズーム位置検出手段と該エクス
テンダー検出手段とからの信号に基づいて該記録部に記
録されているシフト量に基づいて該ウォブリングレンズ
の原点位置を調整する信号を駆動部１４に入力している
こと。 （Ａ４）駆動部１４は演算部１６からの信号に基づいて
ウォブリングレンズ４を光軸上移動させて原点位置を調
整していること。 が異なっており、その他の構成は同じである。
【００２６】本実施例においてエクステンダー６を使用
しない場合は、ズーム位置検出手段１８で得られるズー
ム位置情報と記録部１９に記録された情報を基に演算部
１６は該ピント（バックフォーカス）の移動を補正する
為のウォブリングレンズ４の移動量を演算し、ウォブリ
ングレンズ４の駆動部１４に指令を送っている。この結
果、ウォブリングレンズ４の原点位置がズーミング位置
によってその都度シフトするようにしている。
しない場合は、ズーム位置検出手段１８で得られるズー
ム位置情報と記録部１９に記録された情報を基に演算部
１６は該ピント（バックフォーカス）の移動を補正する
為のウォブリングレンズ４の移動量を演算し、ウォブリ
ングレンズ４の駆動部１４に指令を送っている。この結
果、ウォブリングレンズ４の原点位置がズーミング位置
によってその都度シフトするようにしている。
【００２７】又ズームピント移動はエクステンダー６が
挿入されると、その拡大倍率の自乗に比例して拡大され
ることは良く知られているが、ここでエクステンダー６
が挿入されたことを示す信号が発せられると、演算部１
６は記録部１９に記録されたズームピント移動量に対し
てエクステンダー６の拡大倍率の自乗に相当する変動量
を演算し、これを補正するような移動量をウォブリング
レンズ４の駆動部１４に指令している。これによってエ
クステンダー６を使用する場合も、しない場合もズーミ
ングによるピント移動を正しく補正することを可能とし
ている。
挿入されると、その拡大倍率の自乗に比例して拡大され
ることは良く知られているが、ここでエクステンダー６
が挿入されたことを示す信号が発せられると、演算部１
６は記録部１９に記録されたズームピント移動量に対し
てエクステンダー６の拡大倍率の自乗に相当する変動量
を演算し、これを補正するような移動量をウォブリング
レンズ４の駆動部１４に指令している。これによってエ
クステンダー６を使用する場合も、しない場合もズーミ
ングによるピント移動を正しく補正することを可能とし
ている。
【００２８】図４は本発明の実施例３の要部概略図であ
る。本実施例は図３の実施例２に比べて （Ｂ１）開口絞り３の絞り値を検出する絞り値検出手段
２０を設けたこと。 （Ｂ２）記録部２１には該エクステンダーを光路中から
着脱させたときの各絞り値及び各ズーム位置におけるフ
ランジバックシフト量の変化を補正する為の該ウォブリ
ングレンズの原点位置のシフト量を記録していること。 （Ｂ３）演算部１６は該ズーム位置検出手段と該絞り値
検出手段、そして該エクステンダー検出手段とからの信
号に基づいて該記録部に記録されているシフト量に基づ
いて該ウォブリングレンズの原点位置を調整する信号を
駆動部１４に入力していること。 （Ｂ４）駆動部１４は演算部１６からの信号に基づいて
ウォブリングレンズ４を光軸上移動させて原点位置を調
整していること。 が異なっており、その他の構成は同じである。
る。本実施例は図３の実施例２に比べて （Ｂ１）開口絞り３の絞り値を検出する絞り値検出手段
２０を設けたこと。 （Ｂ２）記録部２１には該エクステンダーを光路中から
着脱させたときの各絞り値及び各ズーム位置におけるフ
ランジバックシフト量の変化を補正する為の該ウォブリ
ングレンズの原点位置のシフト量を記録していること。 （Ｂ３）演算部１６は該ズーム位置検出手段と該絞り値
検出手段、そして該エクステンダー検出手段とからの信
号に基づいて該記録部に記録されているシフト量に基づ
いて該ウォブリングレンズの原点位置を調整する信号を
駆動部１４に入力していること。 （Ｂ４）駆動部１４は演算部１６からの信号に基づいて
ウォブリングレンズ４を光軸上移動させて原点位置を調
整していること。 が異なっており、その他の構成は同じである。
【００２９】本実施例において記録部２１には組立調整
時の各焦点距離（ズーム位置）毎に各絞り値に対応した
絞り込みピントズレの量（シフト量）を記録させてあ
る。撮影操作中のズーム位置及び絞り位置に基づき、そ
の都度ピントズレを補正するよう演算部１６から指令を
出している。エクステンダー６を挿入した場合には、ズ
ーミング中のピント移動の場合とは異なり、絞り込みピ
ントズレの発生原因によって拡大される場合と、そうで
ない場合がある。この為、単純にエクステンダー６を使
用しない場合のデータにある倍率を掛け合わせて補正を
行うことはできない。
時の各焦点距離（ズーム位置）毎に各絞り値に対応した
絞り込みピントズレの量（シフト量）を記録させてあ
る。撮影操作中のズーム位置及び絞り位置に基づき、そ
の都度ピントズレを補正するよう演算部１６から指令を
出している。エクステンダー６を挿入した場合には、ズ
ーミング中のピント移動の場合とは異なり、絞り込みピ
ントズレの発生原因によって拡大される場合と、そうで
ない場合がある。この為、単純にエクステンダー６を使
用しない場合のデータにある倍率を掛け合わせて補正を
行うことはできない。
【００３０】そこで本実施例では組立調整時、このエク
ステンダー６を挿入した状態での絞り込みピントズレの
量もデータとして適切な量を取り込み、記録部２１に同
様にエクステンダー６の使用時のデータテーブルとして
記録している。エクステンダー６が光路中に挿入され使
用状態を検知する信号が発せられると演算部１６はエク
ステンダー６の使用時のデータテーブルに切り替え演算
を行うように設定している。エクステンダー６を使用し
た場合でも、同様にウォブリングレンズ４の原点位置を
シフトさせ、これにより絞り込みピントズレも適正に補
正している。
ステンダー６を挿入した状態での絞り込みピントズレの
量もデータとして適切な量を取り込み、記録部２１に同
様にエクステンダー６の使用時のデータテーブルとして
記録している。エクステンダー６が光路中に挿入され使
用状態を検知する信号が発せられると演算部１６はエク
ステンダー６の使用時のデータテーブルに切り替え演算
を行うように設定している。エクステンダー６を使用し
た場合でも、同様にウォブリングレンズ４の原点位置を
シフトさせ、これにより絞り込みピントズレも適正に補
正している。
【００３１】尚、本実施例においてはズーム位置検出手
段１８を用いずに記録部２２に該エクステンダーを光路
中から着脱させたときの各絞り値におけるフランジバッ
クシフト量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズ
の原点位置のシフト量を記録しておき、又演算部１６は
該絞り値検出手段と該エクステンダー検出手段とからの
信号に基づいて該記録部に記録されているシフト量に基
づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整するよう
にしても良い。
段１８を用いずに記録部２２に該エクステンダーを光路
中から着脱させたときの各絞り値におけるフランジバッ
クシフト量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズ
の原点位置のシフト量を記録しておき、又演算部１６は
該絞り値検出手段と該エクステンダー検出手段とからの
信号に基づいて該記録部に記録されているシフト量に基
づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整するよう
にしても良い。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エクステ
ンダーを内蔵したズームレンズにおいて、該エクステン
ダーを光路中に挿脱させたときのバックフォーカス（フ
ランジバック）の変移を補正する為のウォブリングレン
ズの原点位置の変移量（シフト量）を予め求めて記録し
ておき、エクステンダーの挿脱に伴って該記録部に記録
しているシフト量を用いてウォブリングレンズの原点位
置を調整することによりバックフォーカスの変動を少な
くし、フォーカスレンズ群を移動させることがないよう
にした撮像装置を達成することができる。
ンダーを内蔵したズームレンズにおいて、該エクステン
ダーを光路中に挿脱させたときのバックフォーカス（フ
ランジバック）の変移を補正する為のウォブリングレン
ズの原点位置の変移量（シフト量）を予め求めて記録し
ておき、エクステンダーの挿脱に伴って該記録部に記録
しているシフト量を用いてウォブリングレンズの原点位
置を調整することによりバックフォーカスの変動を少な
くし、フォーカスレンズ群を移動させることがないよう
にした撮像装置を達成することができる。
【００３３】又本発明の撮像装置によればオートフォー
カス制御の為に用意された光学系と駆動系を利用し、例
えばレンズを構成する硝子の屈折率のばらつきや加工誤
差、及び変倍やフォーカス用のカムをはじめとする機構
部品の加工誤差、及び組立調整における調整誤差によっ
て生ずる（エクステンダーを使用しない状態とエクステ
ンダーを使用した場合の）フランジバックのズレをなく
し、設計上最良結像面をピント面と一致させることを可
能として性能を最大限生かしている。
カス制御の為に用意された光学系と駆動系を利用し、例
えばレンズを構成する硝子の屈折率のばらつきや加工誤
差、及び変倍やフォーカス用のカムをはじめとする機構
部品の加工誤差、及び組立調整における調整誤差によっ
て生ずる（エクステンダーを使用しない状態とエクステ
ンダーを使用した場合の）フランジバックのズレをなく
し、設計上最良結像面をピント面と一致させることを可
能として性能を最大限生かしている。
【００３４】又エクステンダー（拡大）を挿入すること
にで拡大されるズーミング中のピント移動や絞り込みピ
ントズレを適正に補正することが可能となり、より高性
能なズームレンズを用いた撮像装置を提供することがで
きるようにしている。又オートフォーカス動作中は、本
来不要なフォーカシングレンズの移動を行わなくて済む
為、撮影中の違和感を無くすことができる。
にで拡大されるズーミング中のピント移動や絞り込みピ
ントズレを適正に補正することが可能となり、より高性
能なズームレンズを用いた撮像装置を提供することがで
きるようにしている。又オートフォーカス動作中は、本
来不要なフォーカシングレンズの移動を行わなくて済む
為、撮影中の違和感を無くすことができる。
【００３５】更に、フォーカシングレンズ群を駆動する
に比較して、はるかに小型、軽量であるウォブリングレ
ンズを微小移動させ、ピント位置を補正するようにして
いるので極めて小電力で駆動することが可能であり、低
消費電力のシステムを実現することを可能としている。
に比較して、はるかに小型、軽量であるウォブリングレ
ンズを微小移動させ、ピント位置を補正するようにして
いるので極めて小電力で駆動することが可能であり、低
消費電力のシステムを実現することを可能としている。
【００３６】一方、組立調整時において、従来行ってい
たエクステンダーの有無によるフランジバックズレの除
去調整作業を大幅に簡略化することを可能としている。
たエクステンダーの有無によるフランジバックズレの除
去調整作業を大幅に簡略化することを可能としている。
【図１】本発明の実施例１の要部概略図
【図２】本発明の実施例１の要部概略図
【図３】本発明の実施例２の要部概略図
【図４】本発明の実施例３の要部概略図
【図５】従来の撮像装置の要部概略図
【図６】従来の撮像装置の要部概略図
１ フォーカシングレンズ群 ２ 変倍レンズ群 ３ 絞り装置 ４ ウォブリングレンズ ５ リレーレンズ ６ 変倍光学系（エクステンダー） ７ レンズ群 ８ リレーレンズ ９ 撮像素子 １０ 映像信号処理回路 １１ フォーカシングレンズ駆動部 １２ ズーム駆動部 １３ 絞り駆動部 １４ ウォブリングレンズ駆動部 １５ エクステンダー検出手段 １６ 演算部 １７，１９，２１，２２ 記録部 １８ ズーム位置検出手段 ２０ 絞り位置検出手段
Claims (4)
- 【請求項１】 フォーカスレンズ群と光路中に着脱可能
に装着するエクステンダーとを有したズームレンズによ
り撮像手段面上に物体像を形成する撮像装置において該
ズームレンズを構成するウォブリングレンズを移動させ
たときの該撮像手段で得られる信号を用いて、該フォー
カシングレンズ群を移動させて合焦操作を行う焦点検出
手段、該エクステンダーの光路中の有無を検出するエク
ステンダー検出手段、そして該エクステンダーを光路中
から着脱させたときのフランジバックシフト量の変化を
補正する為の該ウォブリングレンズの原点位置のシフト
量を記録した記録部とを設け、該エクステンダー検出手
段からの信号に基づいて該記録部に記録されているシフ
ト量に基づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整
するようにしていることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項２】 フォーカスレンズ群と変倍レンズ群、そ
して光路中に着脱可能に装着するエクステンダーとを有
したズームレンズにより撮像手段面上に物体像を形成す
る撮像装置において該ズームレンズを構成するウォブリ
ングレンズを移動させたときの該撮像手段で得られる信
号を用いて、該フォーカシングレンズ群を移動させて合
焦操作を行う焦点検出手段、該エクステンダーの光路中
の有無を検出するエクステンダー検出手段、該変倍レン
ズ群のズーム位置を検出するズーム位置検出手段、そし
て該エクステンダーを光路中から着脱させたときの各ズ
ーム位置におけるフランジバックシフト量の変化を補正
する為の該ウォブリングレンズの原点位置のシフト量を
記録した記録部とを設け、該ズーム位置検出手段と該エ
クステンダー検出手段とからの信号に基づいて該記録部
に記録されているシフト量に基づいて該ウォブリングレ
ンズの原点位置を調整するようにしていることを特徴と
する撮像装置。 - 【請求項３】 フォーカスレンズ群と変倍レンズ群と開
口絞り、そして光路中に着脱可能に装着するエクステン
ダーとを有したズームレンズにより撮像手段面上に物体
像を形成する撮像装置において該ズームレンズを構成す
るウォブリングレンズを移動させたときの該撮像手段で
得られる信号を用いて、該フォーカシングレンズ群を移
動させて合焦操作を行う焦点検出手段、該エクステンダ
ーの光路中の有無を検出するエクステンダー検出手段、
該変倍レンズ群のズーム位置を検出するズーム位置検出
手段、該開口絞りの絞り値を検出する絞り値検出手段、
そして該エクステンダーを光路中から着脱させたときの
各絞り値及び各ズーム位置におけるフランジバックシフ
ト量の変化を補正する為の該ウォブリングレンズの原点
位置のシフト量を記録した記録部とを設け、該ズーム位
置検出手段と該絞り値検出手段、そして該エクステンダ
ー検出手段とからの信号に基づいて該記録部に記録され
ているシフト量に基づいて該ウォブリングレンズの原点
位置を調整するようにしていることを特徴とする撮像装
置。 - 【請求項４】 フォーカスレンズ群と開口絞り、そして
光路中に着脱可能に装着するエクステンダーとを有した
ズームレンズにより撮像手段面上に物体像を形成する撮
像装置において該ズームレンズを構成するウォブリング
レンズを移動させたときの該撮像手段で得られる信号を
用いて、該フォーカシングレンズ群を移動させて合焦操
作を行う焦点検出手段、該エクステンダーの光路中の有
無を検出するエクステンダー検出手段、該開口絞りの絞
り値を検出する絞り値検出手段、そして該エクステンダ
ーを光路中から着脱させたときの各絞り値におけるフラ
ンジバックシフト量の変化を補正する為の該ウォブリン
グレンズの原点位置のシフト量を記録した記録部とを設
け、該絞り値検出手段と該エクステンダー検出手段とか
らの信号に基づいて該記録部に記録されているシフト量
に基づいて該ウォブリングレンズの原点位置を調整する
ようにしていることを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214194A JPH0943503A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214194A JPH0943503A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0943503A true JPH0943503A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16651801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7214194A Pending JPH0943503A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0943503A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11149102A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズの制御方法 |
| JP2008197582A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Canon Inc | 光学機器 |
| JP2015040930A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、プログラム、および、記憶媒体 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7214194A patent/JPH0943503A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11149102A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズの制御方法 |
| JP2008197582A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Canon Inc | 光学機器 |
| JP2015040930A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、プログラム、および、記憶媒体 |
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