JPH0942527A - 手動ハンドル - Google Patents

手動ハンドル

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Publication number
JPH0942527A
JPH0942527A JP18963995A JP18963995A JPH0942527A JP H0942527 A JPH0942527 A JP H0942527A JP 18963995 A JP18963995 A JP 18963995A JP 18963995 A JP18963995 A JP 18963995A JP H0942527 A JPH0942527 A JP H0942527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting rods
handle
main body
springs
operating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18963995A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumori Nakamura
光盛 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP18963995A priority Critical patent/JPH0942527A/ja
Publication of JPH0942527A publication Critical patent/JPH0942527A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな力で容易に短時間で操作すること。 【解決手段】 ハンドル本体4bと操作軸2とを連結す
るための複数の連結杆4c〜4eがテレスコピック状に
伸縮可能に形成され、該各連結杆4c〜4eの両端部が
ハンドル本体4bと操作軸2に固着した中心軸部4aと
にそれぞれ回動可能に枢着5,6され、各連結杆4c〜
4eにその各連結杆4c〜4eを伸長方向に付勢するば
ね7が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば上下水道、
河川またはダムなどの流路に設けたゲートやバタフライ
弁などを開閉操作するための手動ハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばゲート開閉装置の一例として図3
に示すものがある。これは、ハウジング1から側方に延
びる操作軸2と該ハウジング1から下方に延びる昇降軸
3とがハウジング1内のギヤ機構を介して連動連結さ
れ、操作軸2に取り付けた手動ハンドル4を正逆回転操
作することにより、前記ギヤ機構を介して昇降軸3が昇
降され、これによって、昇降軸3の下部に連結したゲー
ト(図示せず)が開閉されるようになっている。
【0003】上記構成において、手動ハンドル4の操作
力は、ゲートに過大な水圧がかかっている全閉状態から
開放するときが最大で、そのゲートが中間開度状態にあ
るときには小さくなる。一方、手動ハンドル4の最大操
作力は15kg以内に規定されており(日本下水道事業
団仕様)、その最大操作力に合わせてハンドル半径Hを
設定している。
【0004】従来、前記手動ハンドル4は、図4に示す
ように、操作軸3に固定された中心軸部4aと、該中心
軸部4aの外側に同心状に配置された環状のハンドル本
体4bとを有し、中心軸部4aとハンドル本体4bとの
間にその両者を一体連結する複数の連結杆4c〜4eが
周方向所定間隔をおいて放射状に配置され、ハンドル本
体4bに把持部4fが突設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手動ハンド
ル4では、ハンドル半径Hが一定で、そのハンドル半径
Hを最大操作力に合わせて設定しているため、ゲートを
全閉状態から開放するときにそれを回すのに大きな力を
必要としている。
【0006】そこで、ハンドル半径Hを大きくすること
が考えられるが、これでは、手動ハンドル4の操作が難
くなる。また、前記ギヤ機構の減速比を大きくすること
も考えられるが、これでは、手動ハンドル4の回転数が
増加し、ゲートの開閉に時間がかかる。
【0007】本発明は、上記難点に鑑み、小さな力で容
易に短時間で操作することができるようにした手動ハン
ドルを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ハンドル本体と操作軸とを連結するため
の複数の連結杆がテレスコピック状に伸縮可能に形成さ
れ、該各連結杆の両端部が前記ハンドル本体と前記操作
軸とにそれぞれ回動可能に枢着され、前記各連結杆にそ
の各連結杆を伸長方向に付勢するばねが設けられている
ことを特徴としている。
【0009】上記構成において、例えばゲート開閉装置
を例にあげて説明すると、操作前の状態では、各ばねの
付勢力が釣り合って各連結杆の伸縮長さがほぼ同じで、
ハンドル本体が操作軸と同心状に配置されており、この
状態から、ゲートを全閉状態から開放するためにハンド
ル本体を把持して回転操作すると、そのハンドル本体に
かかる操作力が前記各ばねの付勢力より上回ることによ
り、各ばね及び各連結杆が適宜伸縮して、ハンドル本体
の把持部が径外方向に移動し、その把持部と操作軸との
間のハンドル半径が大きくなるため、小さな操作力で容
易に短時間でゲートを開放することができる。
【0010】また、ゲートの中間開度状態では、該ゲー
トを小さな操作力で開閉することができるから、その操
作力よりも各ばねの付勢力が上回って、各連結杆の伸縮
長さがほぼ同じ状態に戻され、ハンドル本体が操作軸と
ほぼ同心状となり、そのハンドル本体を円滑に操作する
ことができる。
【0011】この場合、ハンドル本体にかかる操作力が
各ばねの付勢力より上回るときに、各ばね及び各連結杆
が適宜伸縮して、ハンドル本体の把持部が径外方向に移
動し、その把持部と操作軸との間のハンドル半径が大き
くなるため、小さな操作力で容易に短時間でゲートを開
放することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の一形態であ
る手動ハンドル4を示すものであって、ハンドル本体4
bと操作軸2に固定した中心軸部4aとを連結するため
の複数の連結杆4c〜4eがテレスコピック状に伸縮可
能に形成され、該各連結杆4c〜4eの両端部が中心軸
部4aとハンドル本体4bとにそれぞれヒンジ5,6を
介して周方向に回動可能に枢着され、各連結杆4c〜4
eを伸縮方向に付勢するためのばね7が該各連結杆4c
〜4eに外嵌され、その各ばね7の両端部が中心軸部4
aとハンドル本体4bとに圧接されている。
【0013】上記構成において、例えばゲート開閉装置
を例にあげて説明すると、操作前の状態では、図1に示
すように、各ばね7の付勢力が釣り合って各連結杆4c
〜4eの伸縮長さがほぼ同じで、ハンドル本体4bが操
作軸2と同心状に配置されている。
【0014】この状態から、ゲートを全閉状態から開放
するために把持部4fを把持して回転操作すると、図2
に示すように、ハンドル本体4bにかかる操作力が前記
各ばね7の付勢力より上回ることにより、各ばね7及び
各連結杆4c〜4eが適宜伸縮して、把持部4fが径外
方向に移動し、その把持部4fと操作軸2との間のハン
ドル半径Hが大きくなるため、小さな操作力で容易に短
時間でゲートを開放することができる。
【0015】また、ゲートの中間開度状態では、該ゲー
トを小さな操作力で開閉することができるから、その操
作力よりも各ばね7の付勢力が上回って、各連結杆4c
〜4eの伸縮長さがほぼ同じ状態に戻され、ハンドル本
体4bが操作軸2とほぼ同心状となり、該ハンドル本体
4bを円滑に操作することができる(図1参照)。
【0016】前記各ばね7の付勢力は15kg〜10k
gに設定されており、その各ばね7の付勢力よりハンド
ル本体4bにかかる操作力が上回る場合に、把持部4f
が径外方向に移動してハンドル半径Hを大きくすること
ができる。
【0017】上記形態では、ゲート開閉装置に取り付け
た手動ハンドルを例にあげて説明したが、これ以外に、
例えばバタフライ弁の開閉装置に取り付けた手動ハンド
ルにも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドル本体にかかる
操作力が各ばねの付勢力より上回るときに、各ばね及び
各連結杆が適宜伸縮して、ハンドル本体の把持部が径外
方向に移動し、その把持部と操作軸との間のハンドル半
径が大きくなるため、小さな操作力で容易に短時間でゲ
ートを開放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である手動ハンドルの一
部切り欠き正面図である。
【図2】同把持部が径外方向に移動された状態の一部切
り欠き正面図である。
【図3】手動ハンドルを取り付けたゲート開閉装置の斜
視図である。
【図4】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
2 操作軸 4 手動ハンドル 4b ハンドル本体 4c〜4e 連結杆 5,6 ヒンジ 7 ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル本体と操作軸とを連結するため
    の複数の連結杆がテレスコピック状に伸縮可能に形成さ
    れ、該各連結杆の両端部が前記ハンドル本体と前記操作
    軸とにそれぞれ回動可能に枢着され、前記各連結杆にそ
    の各連結杆を伸長方向に付勢するばねが設けられている
    ことを特徴とする手動ハンドル。
JP18963995A 1995-07-26 1995-07-26 手動ハンドル Pending JPH0942527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18963995A JPH0942527A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 手動ハンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18963995A JPH0942527A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 手動ハンドル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0942527A true JPH0942527A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16244678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18963995A Pending JPH0942527A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 手動ハンドル

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JP (1) JPH0942527A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106032854A (zh) * 2016-02-23 2016-10-19 天津光明永兴阀门制造有限公司 一种大型阀门操作手柄
CN109237063A (zh) * 2018-12-03 2019-01-18 安徽荣达阀门有限公司 一种用于闸阀的外部可调式控制机构
CN111186530A (zh) * 2020-01-21 2020-05-22 中国船舶科学研究中心(中国船舶重工集团公司第七0二研究所) 一种耐压舱口盖快速省力启闭手柄机构

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CN111186530A (zh) * 2020-01-21 2020-05-22 中国船舶科学研究中心(中国船舶重工集团公司第七0二研究所) 一种耐压舱口盖快速省力启闭手柄机构
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