JPH0935385A - ディスク装置およびディスク装置におけるターンテーブルの案内方法 - Google Patents

ディスク装置およびディスク装置におけるターンテーブルの案内方法

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JPH0935385A
JPH0935385A JP7201608A JP20160895A JPH0935385A JP H0935385 A JPH0935385 A JP H0935385A JP 7201608 A JP7201608 A JP 7201608A JP 20160895 A JP20160895 A JP 20160895A JP H0935385 A JPH0935385 A JP H0935385A
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JP
Japan
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disc
base
turntable
disk
tray
Prior art date
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Application number
JP7201608A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hanai
浩行 花井
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスク装置を縦置きにして使用した場合で
も、ターンテーブルが正確にディスクの中心孔に嵌合で
きるようにしたディスク装置を提供することを目的とす
る。 【構成】ディスク3を回転させるターンテーブル26を
備えたベース23と、前記ベース23の前方部を、前記
ターンテーブル26がディスク3と嵌合可能な第1位置
と該第1位置に対しディスクから離反する方向に離れた
第2位置との間で移動させる移動機構30と、前記ベー
ス23の前記第2位置から第1位置への移動に連動して
ディスク3の排出位置からディスク3の装填位置に移動
するディスクトレイ4と、少なくとも前記ベース23が
前記第2位置から第1位置へ到達する際に、該ベース2
3の前記第2位置から第1位置への移動を案内する案内
手段とを備え、前記案内手段が、前記ベース23に設け
られたインシュレータ29b,29cの開口と、前記デ
ィスクトレイ4の裏面に形成され前記インシュレータの
開口290に嵌合可能な案内突起4cから構成されてい

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等を少なく
とも再生する機能を有するディスク装置および該ディス
ク装置におけるターンテーブルの案内方法に関し、さら
に詳しくはディスクを垂直方向に向けた状態で装填する
縦置き対応のディスク装置および該ディスク装置におけ
るターンテーブルの案内方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の光ディスクを再生する
ディスク装置が知られている。図8および図9は、それ
ぞれ、従来のディスク装置の構造を模式的に示す側面図
である。
【0003】これらの図に示すように、ディスク装置1
Bは、装置本体2と該装置本体2に対し、前後方向(図
中横方向)に移動し、出し入れされるディスクトレイ4
とから構成されている。
【0004】装置本体2は、底板11と、該底板11の
上部に設けられたメイン回路基板組立体12と、該メイ
ン回路基板組立体12の上部に設けられた機構組立体1
3と、該機構組立体13の上側を覆うケース14とから
構成されている。ケース14は、天板部14aを有しそ
の下面(内面)には、ディスククランパ38が後述する
ターンテーブル26と同軸的に回転可能に設置されてい
る。
【0005】機構組立体13は、シャーシ20を有し、
このシャーシ20には、機構ユニット22が設けられて
いる。この機構ユニット22は、ベース23を有し、該
ベース23には、ターンテーブル回転用のスピンドルモ
ータ25と、その回転軸に固定されたターンテーブル2
6と、光学ヘッド27と、該光学ヘッド27を光ディス
ク3の半径方向に移動する光学ヘッド移動機構(図示せ
ず)とが設けられている。
【0006】ところで、この種のディスク装置にあって
は、外部からの振動が光学ヘッドなどに直接伝達されな
いように、耐震構造が採用されており、このディスク装
置にあってもそのような構造上の配慮がなされている。
すなわち、上記ベース23は、その後方(装置本体2の
奥部側)端部が弾性体(ゴム等)からなるインシュレー
タ29aを介して、シャーシ20に対し回動可能に支持
されている。またベース23の前方両側部も同様のイン
シュレータ29b、29cを介して上下動機構30に連
結されている。そして、この上下動機構30の作動によ
り、ベース23がインシュレータ29aを中心として上
下方向に回動し、ベース23の前方部が、前記ターンテ
ーブル26がディスク3を載置可能な上昇位置(図9参
照)と前記上昇位置より下方の下降位置(図8参照)と
の間で上下動するようになっている。
【0007】ディスクトレイ4は、光ディスク3を載置
する部材であり、前記上下動機構の作動によるベース2
3(すなわち、機構ユニット22)の上下動に伴って、
装置本体2に対し前後方向に、光ディスクの装填位置と
光ディスクの排出位置との間を移動する。
【0008】ディスク装置1Bの非使用時には、ディス
クトレイ4は、装置本体2内に収納された状態(ディス
ク装填位置)にあり、またベース23は前記上昇位置に
ある。この状態でイジェクト操作を行うと、図示しない
モータの駆動によりディスクトレイ4が前方へ移動し、
装置本体2から外側に突出した位置(ディスク排出位
置)まで移動するとともに、ベース23(すなわち、機
構ユニット22)が前記上昇位置から下降位置まで下降
する。
【0009】ディスク3をディスクトレイ4上に載置
し、ローディング操作を行うと、ディスクトレイ4が後
方へ移動し、ディスク装填位置まで移動するとともに、
ベース23が上昇位置に向けて上昇する。これにより、
ターンテーブル26がディスク3の中心孔3aに嵌合す
るとともに、ディスククランパ38がターンテーブル2
6に磁気的に吸着され、ディスククランパ38とターン
テーブル26との間に光ディスク3が挟持され、光学ヘ
ッド27による再生が可能となる(図9参照)。
【0010】イジェクト操作を行うと、ディスク装置1
Bの各機構が前記ローディング時とは逆の順序でかつ逆
方向に作動し、ディスク3は、クランプが解除され、デ
ィスクトレイ4に載って排出される。
【0011】以上のような構造を有するディスク装置
は、一般に、横置き状態、すなわちディスクを水平方向
に向けて出し入れされる状態で使用される。
【0012】しかしながら、CD−ROMドライブ装置
などのディスク装置を登載したパーソナルコンピュータ
の中には、縦置き、すなわちディスクが垂直方向に向け
て出し入れされる状態で使用されるものもある。また、
コンピュータ本体に外付け可能なCD−ROMドライブ
装置などでは、設置スペースなどの関係で縦置きに対応
できるようになっているものもある。
【0013】上述した構造を有するディスク装置をこの
ような縦置きで使用すると、ベース23の前方部にはタ
ーンテーブル26やスピンドルーモーター25が設けら
れているため相当の重量となることから、ベース23が
前記第2位置から第1位置に移動する際にインシュレー
タ(特に、29b,29c)が該重量により変形し、ベ
ース23が本来の移動経路より下側に下がった状態で移
動する場合がある。特に、ディスク3がターンテーブル
26に嵌合した後は、ディスク3の重量も加わり、イン
シュレータの変形がより大きくなり、ターンテーブル2
6とディスクトレイ4に載置されたディスク3の中心孔
との位置関係がずれてしまう場合がある。
【0014】このような事態が生じると、ディスクトレ
イ4に載置されたディスク3の中心孔にターンテーブル
26が正確に係合しなくなり、ディスク3を正しくクラ
ンプできなくなる。また、そのような状態でディスク3
の再生を無理に行うと、ディスク3の記録面がディスク
トレイ等の他の部材に当たってこすれ、ディスクを損傷
してしまうという問題がある。
【0015】このような問題を解消すべく、縦置きにし
た場合の機構ユニットの下側をばねで付勢する方法を試
みたが、安定性に欠け、またばねなどの部品点数が増え
る一方ばねの設置スペースを設けるために設計が複雑に
なるなどの問題があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたものであり、ディスク装置を縦置きにし
て使用した場合でも上述したようなクランプ不良や再生
時のディスクのこすれが生じないディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】また、本発明は、ディスク装置を縦置きに
して使用した場合でも上述したようなクランプ不良や再
生時のディスクのこすれが生じないターンテーブルの案
内方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかるディスク装置は、ディスクを
回転させるターンテーブルを備えたベースと、前記ベー
スの少なくとも一端部を、前記ターンテーブルがディス
クと嵌合可能な第1位置と該第1位置に対しディスクか
ら離反する方向に離れた第2位置との間で移動させる移
動機構と、前記ベースの一端部の前記第2位置から第1
位置への移動に連動してディスクの排出位置からディス
クの装填位置に移動するディスクトレイと、少なくとも
前記ベースの一端部が前記第2位置から第1位置へ到達
する際に、該ベースの前記第2位置から第1位置への移
動を案内する案内手段と、を備え、前記案内手段が、前
記ベースに設けられた第1手段と前記ディスクトレイに
設けられた第2手段とを有している。
【0019】また、本発明に係るディスク装置は、さら
に、前記ベースが前記第1位置と第2位置との間で移動
する際に、前記ベースが正しい経路に沿って移動するよ
うに該ベースを付勢する付勢手段を有することができ
る。
【0020】前記第2手段は、前記ディスクトレイのデ
ィスクが置かれる面の裏面に設けられ、前記第1手段と
協働可能な少なくとも1つの係合突起から構成すること
が好ましい。
【0021】また、前記ベースは前記移動機構に連結さ
れた少なくとも1つの振動吸収手段を有しており、前記
第1手段は、前記少なくとも1つの係合突起と協働可能
に前記振動吸収手段に設けられていることが好ましい。
【0022】この場合、前記第1手段は、前記振動吸収
手段に形成された前記少なくとも1つの係合突起が挿入
可能な開口から構成される。
【0023】また、前記少なくとも1つの係合突起は、
好ましくは、先端部に面とりされたテーパー部を有す
る。
【0024】また、前記第2手段は、好ましくは、前記
ディスクトレイが装填位置に位置する場合に、前記第1
位置に位置する前記ベースの第1手段に係合可能に構成
されている。
【0025】また、本発明に係るディスク装置は、ディ
スクを回転させるターンテーブルを備え、シャーシー上
に振動吸収部材を介して後端部を中心に枢動自在に設け
られたベースと、前記ベースの前端部を、前記ターンテ
ーブルがディスクと嵌合可能な第1位置と該第1位置に
対しディスクから離反する方向に離れた第2位置との間
で前記後端部を中心として枢動させる移動機構と、前記
ベースの前端部の前記第2位置から第1位置への移動に
連動してディスクの排出位置からディスクの装填位置に
移動するディスクトレイと、ディスク装置が縦置き状態
で使用された場合に、前記ベースが前記第2位置から第
1位置へ移動する際に、前記ベースと前記ディスクトレ
イとの間の上下方向の相対的移動を規制しつつ案内する
案内手段と、を備えるように構成することができる。
【0026】また、本発明に係るディスク装置における
ターンテーブルの案内方法は、ディスクを回転させるタ
ーンテーブルを備えたベースを、前記ターンテーブルが
ディスクに嵌合可能な第1位置と前記第1位置に対しデ
ィスクから離反する方向に離れた第2位置との間で移動
可能に設けるとともに、ディスクが載置されるディスク
トレイを前記ベースの前記第2位置から第1位置への移
動に連動してディスクの排出位置からディスクの装填位
置に移動するよう設けたディスク装置において、前記ベ
ースが前記第2位置から第1位置に向けて移動する際
に、前記ターンテーブルが正しい移動経路に沿って移動
するように、前記ベースを前記ディスクトレイの一部を
介して案内するようになっている。
【0027】
【作用】上述した本発明にかかるディスク装置によれ
ば、ディスクを回転させるターンテーブルを備えたベー
スと、前記ベースの少なくとも一端部を、前記ターンテ
ーブルがディスクと嵌合可能な第1位置と該第1位置に
対しディスクから離反する方向に離れた第2位置との間
で移動させる移動機構と、前記ベースの一端部の前記第
2位置から第1位置への移動に連動してディスクの排出
位置からディスクの装填位置に移動するディスクトレイ
と、少なくとも前記ベースの一端部が前記第2位置から
第1位置へ到達する際に、該ベースの前記第2位置から
第1位置への移動を案内する案内手段とを備え、前記案
内手段が、前記ベースに設けられた第1手段と前記ディ
スクトレイに設けられた第2手段から構成されている。
そのため、ディスク装置を縦置きで使用した場合でも、
ベースが前記第1位置から第2位置へ移動する際は、案
内手段により案内されつつ移動するので、ターンテーブ
ルやモーターやディスクの重さによりベースが下側に下
がってしまうようなことはなく、ターンテーブルを確実
にディスクの中心孔に係合させることができる。
【0028】また、本発明にかかるディスク装置におけ
るターンテーブルの案内方法によれば、ターンテーブル
を備えたベースが前記第2位置から第1位置まで移動す
る際は、前記ターンテーブルがその正しい移動経路に沿
って移動するように、前記ベースを前記ディスクトレイ
の一部を介して案内されるようにしたので、ディスク装
置を縦置きで使用した場合でも、ベースが前記第2位置
から第1位置へ移動する際にターンテーブルが下側に下
がってしまうようなことはなく、ターンテーブルを確実
にディスクの中心孔に嵌合させることができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明のディスク装置および該装置に
よるターンテーブルの案内方法を添付図面に示す好適実
施例に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易にす
るために、前述した従来例に対応する部品には同じ符号
が使用されている。
【0030】図1は、本発明のディスク装置の実施例を
示す分解斜視図、図2は、図1に示すディスク装置の平
面図、図3は、図1に示すディスク装置におけるカムホ
イールの構成を示す斜視図、図4は、図1に示すディス
ク装置におけるディスクトレイの裏面の構成を示す底面
図、図5は、振動吸収手段(インシュレータ)の構造を
示す断面図、図6は、本発明にかかる案内手段の構造を
示す部分断面図、図7は、本発明にかかる案内手段の変
形例を示す断面図である。
【0031】図1に示すように、本発明のディスク装置
1Aは、CD−ROM等の光ディスク3を再生する装置
であって、主に、装置本体2と、該装置本体2に対し、
前後方向(水平方向)に移動し、出し入れされる光ディ
スク搬送用のディスクトレイ4とから構成されている。
【0032】装置本体2は、底板11と、該底板11の
上部に設けられたメイン回路基板組立体12と、該メイ
ン回路基板組立体12の上部に設けられた機構組立体1
3と、該機構組立体13の上側を覆うケース14とから
構成されている。ケース14は、天板部14aと、左右
の側板部14b、14cと、背板部14dと、前板部1
4eとを有する。天板部14aの下面(内面)には、デ
ィスククランパ38が後述するターンテーブル26と同
軸的に回転可能に設置されている。
【0033】前板部14eには、前記ディスクトレイ4
が通る細幅の開口141eが形成されている。この前板
部14eには、スポンジ製等のクッション材よりなる枠
15を介してフロントベゼル16が取り付けられてい
る。フロントベゼル16にも、前記ディスクトレイ4が
出し入れされる細幅の開口16aが形成されている。
【0034】機構組立体13は、略器形状のシャーシ2
0を有している。このシャーシ20は、長方形の略板状
の底部20aと、該底部20aの左右および後方縁部に
沿ってコ字状に立設された壁部20bとから構成されて
いる。シャーシ20のフロントベゼル16側には、壁部
は形成されておらず、開放された状態になっており、ケ
ース14に組み込まれた際に、該ケース14の開口14
1eが位置するようになっている。
【0035】このシャーシ20には、図2に詳しく示さ
れているように、機構ユニット22と該機構ユニットの
移動機構(上下動機構)30とが設けられている。この
うち、機構ユニット22は、シャーシ20の底部20a
に形成された凹没空間21の中央部付近に収まるように
配設されており、また移動機構30は、凹没空間21の
前方に収まるように配設されている。
【0036】機構ユニット22は、ベース23を有し、
該ベース23には、ターンテーブル回転用のスピンドル
モータ25と、該スピンドルモータ25の回転軸に固定
されたターンテーブル26と、光学ヘッド(アクチュエ
ータを含む)24と、該光学ヘッド24を光ディスク3
の半径方向に移動する光学ヘッド移動機構28とが設け
られている。スピンドルモータ25とターンテーブル2
6とで、光ディスク3を回転駆動する回転駆動手段が構
成される。なお、ターンテーブル26は、ディスククラ
ンパ38を吸着し得る永久磁石を備えている。
【0037】光学ヘッド移動機構28は、正転/逆転可
能なモータ28aと、該モータ28aの駆動により回転
するリードスクリュー28bと、モータ28aの回転を
減速してリードスクリュー28bへ伝達する減速歯車列
28cと、リードスクリュー28bの螺旋状溝に係合す
る係合部材28dを備えたスライダ28eと、該スライ
ダ28eの移動方向を規制するガイド棒28gと、光学
ヘッド24を搭載し、スライダ28eと一体的に形成さ
れた載置台28fとで構成されている。リードスクリュ
ー28bおよびガイド棒28gは、それぞれ、その長手
方向がディスク装置1Aの前後方向となるように配置さ
れている。
【0038】このような光学ヘッド移動機構28におい
ては、リードスクリュー28bの螺旋状溝に係合部材2
8dが係合していることから、モータ28aの駆動によ
りリードスクリュー28bが所定方向に回転すると、ス
ライダ28eがガイド棒28gに沿ってディスク装置1
Aの前後方向に移動し、これにより、載置台28fに固
定された光学ヘッド24が、ディスクトレイ4上に載置
された光ディスク3の半径方向に移動する。
【0039】なお、モータ28aの駆動は、メイン回路
基板組立体12に設けられた制御手段(CPU)50に
より制御される。
【0040】ベース23は、その後方(装置本体2の奥
部側)端部が弾性体(ゴム等)からなる振動吸収手段と
してのインシュレータ29aを介して、シャーシ20に
支持されている。そのため、ベース23は、インシュレ
ータ29aの設置箇所を中心にゴムの弾性変形の範囲で
あらゆる方向に変位可能になっている。また、このベー
ス23の前方両側部にも、振動吸収手段としてのインシ
ュレータ29b、29cが設けられており、これらのイ
ンシュレータ29b、29cは後述する移動機構30の
ベース昇降部材35のアーム35a、35b形成された
連結部にそれぞれ連結されている。このように、ディス
ク装置1Aは、機構ユニット22のベース23が3個の
インシュレータ29a、29b、29cを介してシャー
シ20に支持された構造となっているので、シャーシ2
0からベース23に伝わる振動の影響を極力少なくする
ことができる。これにより、光学ヘッド24などが振動
の影響を受けないようにする耐震設計がなされている。
【0041】これらのインシュレータ29a、29b、
29cのそれぞれは、図5に示されているように、軸方
向の開口290を有した略円筒状に形成されている。各
インシュレータの外周面には上部及び下部に円周方向の
くびれが部形成されている。そして、インシュレータ2
9aにあっては、その上部のくびれ部を介してベース2
3の後方端部に取り付けられており、またその下部のく
びれ部を介してシャーシー20に連結されている。一
方、インシュレータ29b、29cのそれぞれも、上部
のくびれ部を介して前記ベース23の両側部に取り付け
られており、また下部のくびれ部を介してベース昇降部
材35のアーム35a、35bの連結部に連結されてい
る。
【0042】前記移動機構(上下動機構)30は、前記
インシュレータ29aを中心として、前記ベース23の
前方部を少なくとも上下方向に枢動するように構成され
ている。具体的には、この移動機構30は、機構ユニッ
ト22のベース23の前方部を前記ターンテーブル26
がディスク3と嵌合可能な第1位置(ディスク装置が横
置きの場合の上昇位置)と、該第1位置に対しディスク
から離反する方向に離れた第2位置、すなわち該第1位
置の下方の第2位置(下降位置)との間で移動させるよ
うになっている。
【0043】この移動機構30は、シャーシ20上の前
方側部に設けられた正転/逆転可能なモータ(駆動源)
31と、該モータ31の回転を減速して伝える減速機構
32と、該減速機構32を介して回転させられるカムホ
イール(昇降ギヤ部材)33と、該カムホイール33の
回転に伴って変位(回動)するベース昇降部材35とか
ら構成されている。
【0044】減速機構32は、モータ31の回転軸先端
に固定されたほぼ円錐台状のローラ32aと、上部にロ
ーラ32aの外周円錐面と密着する笠状のゴムシートを
有するホイール32bと、該ホイール32bの下部に設
けられたピニオンギヤ(図示せず)に噛合する大ギヤ3
2cと、大ギヤ32cの上部に同軸で固定された小ギヤ
32dとで構成されている。モータ31の回転は、この
減速機構32により所定の減速比で減速されてカムホイ
ール33に伝達される。
【0045】図3に示すように、カムホイール33は、
前記減速機構32の小ギヤ32dと噛合する下側ギヤ3
3aと、ディスクトレイ4の裏面(下面)に前後方向に
沿って形成されたラックギヤ4bと噛合する上側ギヤ3
3bとを有している。また、両ギヤ33a、33b間の
軸部外周には、円周方向に沿ってカム溝34が形成され
ている。このカム溝34は、両ギヤ33a、33bの中
間に形成されたフランジ331と下側ギヤ33aとの間
に形成された下側カム溝34aと、フランジ331と上
側ギヤ33bとの間に形成された上側カム溝34bと、
両カム溝34a、34bを連結する傾斜カム溝34cと
で構成されている。この場合、上側カム溝34bは、カ
ムホイール33のほぼ全周に渡って形成されており、下
側カム溝34aは、カムホイール33の中心角が10〜
45°程度の角度範囲で形成されている。
【0046】一方、ベース昇降部材35は、図2に示さ
れているように、カムホイール33とベース23との間
に位置している。このベース昇降部材35は、ほぼ平行
に配置された一対のアーム35a、35bとそれらの端
部同士を連結する連結部35cとを一体的に形成してな
るもので、全体として略C字状をなしている。連結部3
5cの両端部には、それぞれ、軸35d、35eが突出
形成されており、これらの軸35d、35eは、シャー
シ20に回動可能に支持されている。そのため、このベ
ース昇降部材35は、軸35d、35eを中心に回動
し、これに伴ってアーム35a、35bも軸35d、3
5eを中心に回動する。
【0047】また、このベース昇降部材35には、アー
ム35a、35bの延出側と反対側に、カムホイール3
3のカム溝34に係合する突起状のフォロアー(従動部
材)36が突出形成されている。図3に示すように、フ
ォロアー36の先端には、球体361が形成され、該球
体361がカム溝34内に挿入され、カムホイール33
の回転に伴って、カム溝34内を摺動する。
【0048】フォロアー36が上側カム溝34bと係合
している状態では、アーム35a、35bは、軸35
d、35eを中心として下側に回動した位置にあり、一
方カムホイール33の回転に伴ってフォロアー36が傾
斜カム溝34cを経て下側カム溝34aに係合すると、
アーム35a、35bは、軸35d、35eを中心とし
て上側に回動した位置へ移動する。
【0049】以上のように構成されたベース昇降部材3
5のアーム35a、35bには、前述したように、ベー
ス23の前方両側部に形成された連結部に取り付けられ
たインシュレータ29b、29cがそれぞれ連結されて
いる。そのため、機構ユニット22のベース23は、カ
ムホイール33の回転に伴うベース昇降部材35のアー
ム35a、35bの上下動に伴い、装置本体2の奥部側
にあるインシュレータ29aの位置を中心として、その
前方部分がターンテーブルがディスクトレイ上のディス
クと嵌合可能な第1位置(上側位置)と前記第1位置か
らディスクから離れる方向に離反した第2位置、すなわ
ちの前記第1位置の下方の位置(下側位置)との間で移
動するようになっている。
【0050】また、図2に示すように、前記シャーシ2
0の略中央部には、前記ベースが前記第1位置と第2位
置との間で移動する際に、前記ベース23が正しい経路
に沿って移動するように該ベースを所定位置に向けて付
勢する付勢手段19を有している。この付勢手段19
は、本発明の案内手段の一部として機能するものであ
り、具体的には、シャーシ20にネジで取り付けられた
取付部と、該取付部に一体に形成された略U字状の弾性
片(リーフスプリング)とから構成されている。この弾
性片の一部は、ベース23の移動の妨げとならない状態
で、常時ベース23の側部に当接するようになってい
る。この弾性手段19は、ディスク装置を縦置きで使用
した場合にベース23の下側に位置し、該ベース23を
常時下側から上側に向けて付勢するようになっている。
これにより、ディスク装置が縦置きで使用された状態で
ベース23が第1位置と第2位置との間で移動する場
合、ベース23の自重でインシュレータ29a、29
b、29cが変形し、ターンテーブル26の移動経路が
ずれることを防ぐことができる。
【0051】前記ディスクトレイ4は、図1に示すよう
に、浅い凹状のディスク載置部4aを有しており、光デ
ィスク3は、該ディスク載置部4a上に載置され、所望
に位置規制された状態で搬送される。
【0052】図4に示すように、ディスクトレイ4の裏
面には、カムホイール33の上側ギヤ33bと噛合する
ラックギヤ4bが形成されている。これにより、ディス
クトレイ4は、カムホイール33の回転に伴い、装置本
体2に対し前後方向に、光ディスクの装填位置と光ディ
スクの排出位置との間を移動する。そして、光ディスク
3のローディング操作では、カムホイール33が図2中
時計回りに回転し、それによりディスクトレイ4が後方
に移動し、ディスク3が装置本体2内に運び込まれる。
また、前述したように、機構ユニット22のベース23
の第1位置と第2位置との間の移動は、カムホイール3
3の回転に伴うベース昇降部材35の上下動によるもの
であり、従ってディスクトレイ4の排出位置と装填位置
との間の移動はベース23の第1位置と第2位置との間
の移動に連動することになる。
【0053】また、このディスクトレイ4の裏面には、
図4に示すように、該ディスクトレイ4が光ディスク3
の装填位置に移動した際に、第2位置から第1位置に上
昇してきた機構ユニット22のベース23の前方両側部
に設けられたインシュレータ29b,29cの開口29
0にそれぞれ挿入可能な位置に、一対の案内突起4cが
一体に形成されている。
【0054】各案内突起4cは、図6に示すように、前
記インシュレータ29b,29cの開口290の径より
いくらか小さい径を有した略円筒状に形成されており、
該開口290に挿入されることにより、該開口290と
協働して、前記ベース23の第2位置から第1位置への
移動を案内可能に構成されている。また、この案内突起
4cの先端部は、前記インシュレータ29b,29cの
開口290への進入を容易にするために、先端に向けて
テーパーが形成されるように面とりされている。
【0055】また、この案内突起4cの軸方向の長さ
は、特に限定されていないが、少なくとも、ディスク装
置1Aが縦置きで使用された状態で、ディスクトレイ4
が装填位置に達するとともに、ベース23が第2位置か
ら第1位置へ移動してターンテーブル26が装填位置に
達したディスクトレイ4上のディスク3に嵌合する際
に、該案内突起4cがインシュレータ29b,29cの
開口に挿入可能な長さを有していることが必要であり、
例えば5mmから1cm程度の長さに設定される。
【0056】この一対の案内突起4cとインシュレータ
29b,29cの開口は、本発明の案内手段を構成して
おり、この場合前記案内突起が案内手段の第1手段をな
しており、また前記インシュレータ29b,29cの開
口が第2手段をなしている。
【0057】なお、本実施例では、この第1手段とし
て、上述したような一対の案内突起4cを備えている
が、この案内突起4cはいずれか一方、好ましくはディ
スク装置を縦置きにした場合に上側に位置する方の案内
突起だけにしてもよい。
【0058】以上のよなディスク装置1Aによれば、デ
ィスク装置が縦置き状態で使用された場合でも、機構ユ
ニット22のベース23が第2位置から第1位置へ移動
する過程で、該ベース23は、前記付勢手段19に加え
て、排出位置から装填位置へ移動してきたディスクトレ
イ4の裏面に設けられた案内突起4cがベース23のイ
ンシュレータ29b、29cの開口290に挿入されて
案内される。そのため、機構ユニット22構成部品の重
量やターンテーブル26がディスク3に係合した際のデ
ィスク3の重量がベース23にかかっても、ターンテー
ブル26の正しい移動経路が影響を受けることはない。
【0059】次に、ディスク装置1Aの作用について説
明する。
【0060】ディスク装置1Aの非使用時には、空のデ
ィスクトレイ4は、装置本体2内に収納された状態(デ
ィスク装填位置)にある。この状態では、ベース23
は、前記第1位置(上昇位置)に位置しており、ディス
ク4の裏面に設けられた案内突起4aは、ベース23に
設けられたインシュレータ29b,29cの開口290
に嵌合した状態にある。
【0061】この状態でイジェクト操作を行うと、モー
タ31が所定方向に回転し、減速機構32を介してカム
ホイール33が図2中反時計回りに回転する。このカム
ホイール33の回転に伴い、下側カム溝34aに位置し
ていた前記ベース昇降部材35のフォロアー36が傾斜
カム溝34cを上り、上側カム溝34bへ移動する。こ
れにより、フォロアー36が上方へ変位し、ベース昇降
部材35が軸35d、35eを中心に回動し、アーム3
5a、35bが下方へ揺動する。このアーム35a、3
5bの揺動に伴い、各アームに連結されたインシュレー
タ29b、29cを介して、ベース23の前方部分がイ
ンシュレータ29aの位置を中心として枢動し、ベース
23が第2位置(下降位置)へ移動する。このベース2
3の第1位置から第2位置への移動動作に伴い、ディス
クトレイ4の裏面に設けられた案内突起4aは、ベース
23のインシュレータ29b,29cの開口から離脱す
る。
【0062】一方、前記カムホイール33の回転によ
り、上側ギヤ33bとディスクトレイ4の裏面のラック
ギヤ4bとが噛合していることから、ディスクトレイ4
は、前記装填位置からディスク装置の前方へ向けて移動
し、開口141e、16aを通過して、装置本体2から
外側に突出した位置(ディスク排出位置)まで移動す
る。
【0063】この状態で、引き出されているディスクト
レイ4のディスク載置部4aに光ディスク3を載置し、
ローディング操作を行うと、モータ31が前記と逆方向
に回転し、減速機構32を介してカムホイール33が図
2中時計回りに回転(逆回転)する。これに伴い、ディ
スクトレイ4がディスク装置内部へ移動し、開口141
e、16aを通過して、前記ディスク装填位置まで移動
する。これにより、ディスクトレイ4上に位置決めされ
た状態で載置された光ディスク3も、装置本体2内のデ
ィスク装填位置へ搬送される。
【0064】一方、前記カムホイール33の逆回転が開
始されると、前記ベース昇降部材35のフォロアー36
が上側カム溝34bに沿って移動し、光ディスク3の中
心がターンテーブル26のセンタハブ部26aに接近し
たとき、該フォロアー36が傾斜カム溝34cを下り、
下側カム溝34aへ移動する。これにより、フォロアー
36が下方へ変位し、ベース昇降部材35が軸35d、
35eを中心に回動し、アーム35a、35bが上昇位
置へ揺動する。このアーム35a、35bの揺動に伴
い、各アームに連結されたインシュレータ29b、29
cを介して、ベース23の前方部分がインシュレータ2
9aの位置を中心として枢動し、前記第2位置から第1
位置へ向けて持ち上げられ、機構ユニット22はほぼ水
平状態となる。
【0065】このベース23が第2位置から第1位置へ
向けて移動する間、前記付勢手段19がベース23の側
部に接触した状態が維持される。さらに、少なくとも第
1位置へ達する際に、ベース23に設けられたインシュ
レータ29b,29cの開口290に、装填位置に達し
たディスクトレイ4の裏面の案内突起4cが挿入され、
その後該案内突起4cと開口290が協働して、ベース
23の移動は該案内突起4cに沿って案内される。
【0066】その結果、ディスク装置を縦置きにして使
用した場合でも、前記ベース23は、前記付勢手段19
による付勢力および前記ディスクトレイ4の案内突起4
cとインシュレータ29b,29cの開口との嵌合によ
り、前記ディスクトレイ4との間の上下方向の相対的移
動が規制された状態で第1位置に案内される。そのた
め、ベース23の第2位置から第1位置への移動中に、
ターンテーブルやスピンドルモータなどの部品の自重に
より、インシュレータが変形し、ターンテーブル26の
移動経路がずれて、ターンテーブル26とディスク3の
中心孔3aとの間の位置ずれが生じることもない。
【0067】これにより、ターンテーブル26のセンタ
ハブ部26aが光ディスク3の中心孔3aに正確に嵌合
し、ターンテーブル26がディスク3の中心部分を支持
して持ち上げる。このようにターンテーブル26のセン
タハブ26aがディスク3の中心孔3aに嵌合してディ
スク3の自重がベース23に加わった場合でも、ベース
23の移動はディスクトレイ4の案内突起4cにより案
内されているので、ターンテーブル26の移動経路がず
れることはない。
【0068】そして、ケース14の天板部14aの下面
に回転可能に支持されたディスククランパ38がターン
テーブル26に磁気的に吸着され、ディスククランパ3
8とターンテーブル26との間に光ディスク3が挟持さ
れる。この結果、ターンテーブル26に支持されたディ
スク3は、クランパ38により確実にクランプされ、デ
ィスク装置を縦置きで使用しても、クランプ不良やそれ
に基づくディスク記録面のこすれなどが防止される。
【0069】以上のようにして光ディスク3がディスク
装填位置に装着されると、続いてスピンドルモータ25
が作動し、光ディスク3が一定の速度で回転する。ま
た、光学ヘッド24は、光学ヘッド移動機構28により
所定の位置に移動され、トラッキグ制御およびフォーカ
ス制御がなされつつ光ディスク3の記録面に対し投光・
受光を行って、光ディスク3に記録された情報を再生す
る。
【0070】再生を中止し、イジェクト操作を行うと、
ディスク装置1Aの各機構が上述したイジェクト操作と
同様に作動し、ディスク3は、クランプが解除され、デ
ィスクトレイ4に載って排出される。
【0071】以上、本発明のディスク装置を図示の実施
例について説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではない。例えば、ベース23の一部にインシュレー
タ29b,29cとは別にディスクトレイ4の案内突起
4cに係合可能な案内凹部を形成し、該凹部を介してベ
ース23の第2位置から第1位置までの移動を案内する
こともできる。
【0072】また、例えば、図7に示すように、機構ユ
ニットのベース23側に案内突起を形成し、対応するデ
ィスクトレイ4の裏面の位置に該案内突起が嵌合される
案内凹部を形成してもよい。
【0073】さらに、前記インシュレータ29b,29
cの開口290や上述した案内凹部をベース23の前後
方向にわたって細長く形成すれば、ベース23の第2位
置から第1位置への移動をより長い距離にわたって案内
するようにすることもできる。
【0074】さらに、本発明の案内手段を、前記付勢手
段だけあるいは案内突起と案内凹部だけから構成するこ
ともできる。
【0075】最後に、本発明は、上記実施例に限定され
るわけではなく、特許請求の範囲に記載された請求項の
範囲で種々の改良や変形が可能であることに留意された
い。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ベ
ースが第2位置から第1位置へ達する際に、ディスクト
レイ裏面の案内突起により案内された状態で移動するの
で、ターンテーブルがディスクに嵌合してディスクの自
重が作用しても、それによりターンテーブルの移動経路
がずれるようなことはない。その結果、ディスク装置を
縦置きで使用しても、クランプ不良などの問題が生じる
ことはない。
【0077】また、上記案内突起は、ディスクトレイの
裏面に一体成形で簡単に製造できるものであり、部品点
数を増やすこともなく、製造コストを増大させることも
ない。
【0078】さらに、ベース側のインシュレータの開口
部を前記案内突起の受け入れ側に使用すれば、既存の設
計をそのまま利用することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】図1に示すディスク装置の平面図である。
【図3】図1に示すディスク装置におけるカムホイール
の構成を示す斜視図である。
【図4】図1に示すディスク装置におけるディスクトレ
イの裏面の構成を示す底面図である。
【図5】図1に示すディスク装置におけるインシュレー
タの断面図である。
【図6】本発明にかかる案内手段の部分断面図であり、
案内突起がインシュレータの開口に嵌合された状態を示
している。
【図7】本発明にかかる案内手段の変形例を示す断面図
である。
【図8】従来のディスク装置の光ディスク排出時におけ
る側面図である。
【図9】従来のディスク装置の光ディスク再生時におけ
る側面図である。
【符号の説明】
1A、1B ディスク装置 2 装置本体 3 光ディスク 3a 中心孔 4 ディスクトレイ 4a ディスク載置部 4b ラックギヤ 4c 案内突起 11 底板 12 メイン回路基板組立体 13 機構組立体 14 ケース 14a 天板部 14b、14c 側板部 14d 背板部 14e 前板部 141e 開口 15 枠 16 フロントベゼル 16a 開口 19 付勢手段 20 シャーシ 20a 底部 20b 壁部 21 凹部 22 機構ユニット 23 ベース 231 開口 24 光学ヘッド 25 スピンドルモータ 26 ターンテーブル 27 光学ヘッド 28 光学ヘッド移動機構 28a モータ 28b リードスクリュー 28c 減速歯車列 28d 係合部材 28e スライダ 28f 載置台 28g ガイド棒 29a、29b、29c インシュレータ 290 開口 30 移動機構(上下動機構) 31 モータ 32 減速機構 32a ローラ 32b ホイール 32c 大ギヤ 32d 小ギヤ 33 カムホイール 331 フランジ 34a 下側カム溝 34b 上側カム溝 34c 傾斜カム溝 35 ベース昇降部材 35a、35b アーム 35c 連結部 35d、35e 軸 36 フォロアー 361 球体 37 凹部 38 ディスククランパ 50 制御手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転させるターンテーブルを
    備えたベースと、 前記ベースの少なくとも一端部を、前記ターンテーブル
    がディスクと嵌合可能な第1位置と該第1位置に対しデ
    ィスクから離反する方向に離れた第2位置との間で移動
    させる移動機構と、 前記ベースの一端部の前記第2位置から第1位置への移
    動に連動してディスクの排出位置からディスクの装填位
    置に移動するディスクトレイと、 少なくとも前記ベースの一端部が前記第2位置から第1
    位置へ到達する際に、該ベースの前記第2位置から第1
    位置への移動を案内する案内手段と、を備え、 前記案内手段が、前記ベースに設けられた第1手段と前
    記ディスクトレイに設けられた第2手段とを有すること
    を特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記案内手段は、さらに、前記ベースが
    前記第1位置と第2位置との間で移動する際に、前記ベ
    ースが正しい経路に沿って移動するように該ベースを常
    時付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記第2手段は、前記ディスクトレイの
    ディスクが置かれる面の裏面に設けられ、前記第1手段
    と協働可能な少なくとも1つの係合突起を有することを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ベースは前記移動機構に連結された
    少なくとも1つの振動吸収手段を有しており、前記第1
    手段は、前記少なくとも1つの係合突起と協働可能に前
    記振動吸収手段に設けられていることを特徴とする請求
    項3に記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記第1手段は、前記振動吸収手段に形
    成された前記少なくとも1つの係合突起が挿入可能な開
    口であることを特徴とする請求項4に記載のディスク装
    置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの係合突起は、先端
    部に面とりされたテーパー部を有することを特徴とする
    請求項5に記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記第2手段は、前記ディスクトレイが
    装填位置に位置する場合に、前記第1位置に位置する前
    記ベースの第1手段に係合可能に構成されていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディスク装
    置。
  8. 【請求項8】 ディスクを回転させるターンテーブルを
    備え、シャーシー上に振動吸収部材を介して後端部を中
    心に枢動自在に設けられたベースと、 前記ベースの前端部を、前記ターンテーブルがディスク
    と嵌合可能な第1位置と該第1位置に対しディスクから
    離反する方向に離れた第2位置との間で前記後端部を中
    心として枢動させる移動機構と、 前記ベースの前端部の前記第2位置から第1位置への移
    動に連動してディスクの排出位置からディスクの装填位
    置に移動するディスクトレイと、 ディスク装置が縦置き状態で使用された場合に、前記ベ
    ースが前記第2位置から第1位置へ移動する際に、前記
    ベースと前記ディスクトレイとの間の上下方向の相対的
    移動を規制しつつ案内する案内手段と、を備えることを
    特徴とするディスク装置。
  9. 【請求項9】 ディスクを回転させるターンテーブルを
    備えたベースを、前記ターンテーブルがディスクに嵌合
    可能な第1位置と前記第1位置に対しディスクから離反
    する方向に離れた第2位置との間で移動可能に設けると
    ともに、ディスクが載置されるディスクトレイを前記ベ
    ースの前記第2位置から第1位置への移動に連動してデ
    ィスクの排出位置からディスクの装填位置に移動するよ
    う設けたディスク装置において、前記ベースが前記第2
    位置から第1位置に向けて移動する際に、前記ターンテ
    ーブルが正しい移動経路に沿って移動するように、前記
    ベースを前記ディスクトレイの一部を介して案内するデ
    ィスク装置におけるターンテーブルの案内方法。
JP7201608A 1995-07-14 1995-07-14 ディスク装置およびディスク装置におけるターンテーブルの案内方法 Pending JPH0935385A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6697321B2 (en) * 2000-09-21 2004-02-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Disc apparatus
JP2009208626A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Yanmar Co Ltd 走行車両

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US6697321B2 (en) * 2000-09-21 2004-02-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Disc apparatus
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