JPH0935154A - 火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備

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JPH0935154A
JPH0935154A JP18592395A JP18592395A JPH0935154A JP H0935154 A JPH0935154 A JP H0935154A JP 18592395 A JP18592395 A JP 18592395A JP 18592395 A JP18592395 A JP 18592395A JP H0935154 A JPH0935154 A JP H0935154A
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辰己 浅野
Takashi Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震などの大きな災害が発生したときに、そ
の災害の情報を、ビルなどの建物の管理者に伝えること
ができる火災報知設備を提供する。 【解決手段】 TVチューナ39により、公共放送を受
信し、緊急放送の受信を検知する。そして、CRT盤3
0により、複数の火災感知器10、11の感知区画及び
各感知区画内に対応する火災感知器の情報を表示し、か
つTVチューナ39により緊急放送の受信が検知される
と、TVチューナ39により受信された緊急放送を優先
的に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災報知設備、特
にその表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災報知設備は、火災情報の表示
などを行う表示装置の表示情報としては、設備の平面図
に火災感知器のシンボル表示を配置して、火災発生等に
よる火災感知器の感知状態の変化をシンボルの色を変え
て表示するというような、火災報知設備に関する情報が
主なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の火
災報知設備では、その表示装置上に表示される情報とし
ては、その火災報知設備に関する情報が主なものであ
り、地震などの災害が発生したときに、その地震などの
災害の状況など、外部の情報は表示されず、地震などの
災害が発生したときに、火災報知設備が設置されたビル
などの建物の管理者に、外部の災害情報を伝えることが
できないという問題点があった。
【0004】本発明は、地震などの大きな災害が発生し
たときに、その災害の情報を、ビルなどの建物の管理者
に伝えることができる火災報知設備を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る火災報
知設備は、火災現象を検出し、検出した情報を出力する
複数の火災感知器と、複数の火災感知器からの情報が入
力され、各火災感知器の状態を判別する火災受信機と、
公共放送を受信すると共に、緊急放送の受信を検知する
受信装置と、複数の火災感知器の感知区画及び各感知区
画内に対応する火災感知器の情報を表示し、かつ受信装
置により緊急放送の受信が検知されると、受信装置によ
り受信された緊急放送を優先的に表示させる表示装置と
を備えるものである。そして、第1の発明においては、
複数の火災感知器により、火災現象が検出され、検出し
た情報が出力され、複数の火災感知器からの情報が入力
される火災受信機により、各火災感知器の状態が判別さ
れ、受信装置により、公共放送が受信されると共に、非
常放送又は緊急放送の受信が検知され、表示装置によ
り、複数の火災感知器の感知区画及び各感知区画内に対
応する火災感知器の情報が表示され、かつ受信装置によ
り非常放送又は緊急放送の受信が検知されると、受信装
置により受信された非常放送又は緊急放送が優先的に表
示される。
【0006】第2の発明に係る火災報知設備における、
表示装置は、受信装置により緊急放送の受信が検知され
るときに、火災受信機が火災発生を判別しているときに
は、受信装置により受信された緊急放送を優先的に表示
しないものである。
【0007】第3の発明に係る火災報知設備における、
表示装置は、受信装置により緊急放送の受信が検知され
ると、受信装置により受信された緊急放送を優先的に表
示し、火災受信機により火災発生が判別されると、複数
の火災感知器の情報を表示するものである。
【0008】第4の発明に係る火災報知設備における、
火災感知器は、検出した情報をアナログ値データとして
出力し、火災受信機は、火災感知器からのアナログ値デ
ータ及び予め設定された複数の火災感知器の情報に基づ
いて、各火災感知器の状態を判別するものである。
【0009】第5の発明に係る火災報知設備における、
表示装置は、さらに複数の火災感知器の感知区画を表示
するとき、各感知区画内の色を、その感知区画に対応す
る火災感知器から出力されたアナログ値データに基づい
て連続的に変化させるものである。第6の発明に係る火
災報知設備は、複数のカメラ装置を備え、表示装置は、
さらに、複数のカメラ装置からの映像を選択的に表示す
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る火災報知設備
の構成を示すブロック図である。図において、10は火
災感知器であるアナログ式の熱感知器、11は火災感知
器であるアナログ式の煙感知器であり、火災感知器1
0,11は、検出した熱及び煙の物理量の情報をアナロ
グ値のデータ(例えば、デジタル化したアナログデー
タ)として出力するものである。20は火災感知器1
0,11からのアナログ信号を受信する火災受信機(R
E)であり、火災受信機20は、火災受信機20の全体
を制御するメイン制御部(MCU)21、火災感知器な
どの各種端末機器の監視制御を行うための信号伝送部
(TRX)22、火災受信機20の盤面での表示や繰作
入力を行うための表示操作部(DP/OP)23、メイ
ン制御部21の動作が物件毎にカスタマイズされるため
の各種データが格納されるデータ格納部(DB)24及
び火災受信機20が収集した情報を外部に移報するため
の移報出力ユニット(LTX)25から構成されてい
る。
【0011】また、30は移報ユニット25からの情報
が入力されるCRT盤(CP)であり、CRT盤30
は、CRT表示を制御する表示処理部(LCU)31、
表示処理部31に従って画面(CRT)32に実際の表
示制御を行うためのCRTコントローラ(CTL)3
3、CRT表示の内容切り換え等の操作入力をタッチペ
ンやキーボードなどから行うための操作部(OP)3
4、画面32に実際の表示する内容のデータ(断面図や
操作説明等)が格納されている表示データ格納部(CD
B)35、外部からの情報、具体的に火災受信機20が
収集した情報を移報入力するための移報入力ユニット
(LRX)36、ITVカメラ37の画像を選択して出
力するITVユニット(ITU)38及びテレビ局から
の緊急放送を受信するためのTVチューナ(TVT)3
9から構成されている。
【0012】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、火災感知器10,11により検出された情報
は、火災受信機20の信号伝送部22に入力され、メイ
ン制御部21により、火災感知器10,11により検出
された情報及びデータ格納部24に格納されたデータに
基づいて、火災が判別される。
【0013】そして、メイン制御部21により判断され
た情報及び火災感知器10,11により検出された情報
は、移報出力ユニット25を介して、CRT盤30の移
報入力ユニット36に入力され、表示処理部31によ
り、移報ユニット36に入力された情報及び表示データ
格納部35に格納された感知区画のデータに基づいて、
CRTコントローラ33を制御し、画面32に感知区
画、火災感知器のシンボル及び火災感知器の感知情報な
どを表示させる。
【0014】ここで、データ格納部24及び表示データ
格納部35に格納されるデータについて説明する。ま
ず、データ格納部24には、メイン制御部21の動作が
物件毎にカスタマイズされるための各種データが格納さ
れており、火災受信機20が火災感知器などの各端末機
器を監視制御するために、各端末機器に個別に付与され
ているアドレス毎に端末種別や火災判別レベル、連動設
定、表示内容等が格納されるようになっており、この実
施形態では、例えば、図1に示すように、データ格納部
24に格納されているデータとして、アドレスAD、端
末種別ID、プレレベルSP、火災判別レベルSFを対
照して格納している。
【0015】ここで、色の濃淡のデータを一色の明るい
から暗いに階調するように中間色を設定しておけば、煙
の濃いや温度の高いを感覚的に認識しやすい。そして、
色の色の濃淡データをアナログ式火災感知器の種別毎に
異なる色で設定しておけば、火災時に煙と熱の変化を別
々に識別することができ、火災の拡がり状況などを正確
に把握することができる。
【0016】また、表示データ格納部35には、画面3
2に実際に表示する内容のデータが格納されており、建
物の断面図等を利用した警戒区域の形状及び火災感知器
などの端末機器のシンボル等の表示形状のデータ、シン
ボルの火災感知器などの端末機器の平常時、プレアラー
ム時、火災時及び故障時などの状態に基づく表示色のデ
ータが格納され、さらに、火災感知器10,11により
検出されたアナログ値のデータに対する色の濃淡のデー
タが格納されるようになっていおり、この実施形態で
は、例えば、火災感知器10,11により検出されたア
ナログ値のデータを00〜32〜64の64段階に分け
て、その64段階のデータに対する色の濃淡データを格
納している。そして、この格納されている濃淡データ
は、画面32に表示される火災感知器10,11の監視
区画の背景などの色として使用されるようになってい
る。
【0017】次に、この実施形態のデータの流れについ
て説明する。図2は、この実施形態のデータの流れを説
明するための説明図である。まず、火災感知器10,1
1は、それぞれ個別のアドレス50をもっており、火災
感知器10,11により検出された情報のアナログ値デ
ータ51は、アドレス50と共に火災受信機20に出力
される。そして、火災受信機20に入力されたデータ
は、データ格納部24に格納された情報に基づいて火災
判別処理60が行われて火災感知器10,11などの端
末機器の端末状態データ52が生成され、アドレス5
0、アナログ値データ51及び端末状態データ52はC
RT盤30に出力される。
【0018】そして、CRT盤30に入力されたそれぞ
れのデータは、表示データ格納部35に格納された情報
に基づいて、アドレス50から感知区画判別61が行わ
れてその地区形状データ53が生成され、アナログ値デ
ータ51から背景色判別62が行われて背景色データ5
4が生成され、端末状態データ52からシンボル色判別
63が行われてシンボル色データ55が生成される。そ
して、これらの地区形状データ53、背景色データ54
及びシンボル色データ55は、画面32の表示データと
して使用される。
【0019】次に、この実施形態の画面32の表示につ
いて説明する。図3は、この実施形態の画面32の表示
の一例を説明するための説明図である。図において、7
0,71は火災感知器のシンボル表示であり、70は熱
感知器10を示し、71は煙感知器11を示している。
72は、火災感知器10,11の感知区画であり、この
感知区画72の表示色が上述した感知区画に対応した背
景色データ54に基づいて変化するものである。また、
シンボル表示70,71付近の数字はその区画の番号を
示している。
【0020】図3に示すように、火災感知器10,11
のシンボル表示70,71は平常時や火災時などの情報
を示し、その火災感知器10,11の感知区画の表示7
2はその火災感知器10,11が検出したアナログ値デ
ータに基づいて、その色が連続的に変化するようになっ
ている。
【0021】この、シンボル表示70,71の変化は、
図3に示すように、例えば、平常時は白点灯、プレアラ
ーム時は黄点滅、火災時は赤点滅、故障時は白点滅のよ
うに変化するようになっており、また、区画表示72の
背景色の変化は、アナログ値のデータに基づく種別毎に
異なる濃淡の色がそれぞれ表示される。更に、図3に示
すように、例えば、煙感知器11の区画表示であれば、
その感知器により検出された煙の濃度が3%/m未満の
ときは暗緑、5%/mのとき暗黄、10%/mのとき暗
い赤、煙感知器の最大検出濃度のとき暗マゼンダという
ように、シンボル表示の色と感知区画の間仕切り色とコ
ントラストが取れる範囲で中間色を用いて連続的に変化
するようしてもよい。
【0022】また、区画表示72全体の色を変化させる
のではなく、シンボル表示70,71の近傍の色は通常
色のままにしておき、それ以外の色を変化させるように
してもよい。この場合は、シンボル表示70,71の色
を変化させたときに、区画表示内の色と重なることがな
くなる。
【0023】また、火災感知器10,11の感知区画の
背景色は、図4に示すように、区画表示72全体ではな
く、区画表示72の区画線近傍部分のみの色を変化させ
るようにしてもよい。
【0024】次に、CRT盤30のTVチューナ39及
びITVユニット38によるマルチメディア機能につい
て説明する。CRT盤30は、画面32に火災地区のI
TVカメラ37からの画像やTVチューナ39からの震
災等による災害発生時の緊急放送などが映出できるよう
になっている。また、これらの画面切り換えは、繰作部
34からの入力に基づいて表示処理部31により表示制
御が行われるか、又は、緊急放送などは表示処理部31
により自動的に画面32に表示されるようになってい
る。
【0025】ここで、緊急放送を受信するTVチューナ
39の構成について説明する。図5はTVチューナ39
の構成を示すブロック図である。図において、80は放
送の内容を受信する番組信号受信部、81は放送される
電波に重畳される緊急放送特有の識別コードを受信する
識別コード信号受信部である。
【0026】次に、TVチューナ39の緊急放送受信時
の動作について説明する。まず、TVチューナ39の識
別コード信号受信部81は、常時電波を受信するように
なっており、この状態で緊急放送の識別コードを受信す
ると、番組信号受信部80に、その放送を受信させ、ま
た、その識別コードを表示処理部31に出力するように
なっている。
【0027】また、緊急放送は、例えば、大きな地震が
発生したときに、テレビ局が放送を行う(NHKで必ず
行われる)ものであり、通常特有の音声や識別コードな
どを電波に重畳している。表示処理部31は、TVチュ
ーナ39からの緊急放送の特有の音声や識別コード信号
の入力に基づき、緊急放送の受信を検知すると、画面3
2にTVチューナ39からの画像を自動的に映出し、そ
の緊急放送を表示させるようになっており、その放送を
見た建物の監視者は、繰作部34を操作して建物に火災
が発生していないかどうか、アナログ式火災感知器1
0,11で検出されたアナログ値を確認したり、建物内
に異常がないかをITVカメラ37の画像を検索して確
認することができるようになっている。このITVカメ
ラ37は、通常のテレビカメラでもよく、CRT盤30
の操作部34からの入力により、ITVユニット38が
切り換え制御を行って、各画像を検索するものである。
【0028】この実施形態では、TVチューナ39が緊
急放送を受信すると、表示処理部31により、TVチュ
ーナ39からの画像信号を優先的に画面32に表示させ
るようにしたので、地震などの大きな災害が発生したと
きに、その災害の情報を、ビルなどの建物の管理者に伝
えることが可能となり、管理者がその後の対応を迅速に
行うことが可能となる。
【0029】なお、この実施形態では、緊急放送を受信
したとき、その緊急放送を優先的に画面32に表示させ
るようになっているが、緊急放送受信時に、火災が発生
しており、火災情報を表示していたときには、火災報知
設備の本来の目的である火災情報が最優先されるように
なっており、例えば、火災情報を表示しているときに、
緊急放送を受信したときには、緊急放送への自動切換は
行われずに、緊急放送が受信されたことを知らせる注意
表示などを行い、手動による画面切り換えを促す。
【0030】また、このような、画面32への画面映出
の優先順位の考え方は以下に示すようになっている。 平常時には、手動映出により任意の画面(防災用画面
/テレビ)を映出可能。 消去時に火災が発生すると、該当する防災画面を自動
映出する。 消去時に緊急放送が行われると、該当するチャンネル
のテレビを自動映出する。 手動映出により任意の画面を映出中に、火災又は緊急
放送が行われると、その画面に自動切換される。 緊急放送が行われ、該当するテレビを映出中に火災が
発生すると、該当する防災画面に自動切換される。 自動切換の優先順位は、平常時、緊急放送、火災の順
で高くなっている。 自動切換を行った後、同順位の警報が発生しても自動
切換は行わない。 自動切換を行った後、手動により任意の画面に切り換
えることは可能であり、切換後は、優先順位の高い警報
が発生しない限り、その画面を保持する。
【0031】また、この実施形態では、火災受信機20
とCRT盤30とを別体に設けるように示しているが、
一体に構成してもよく、例えば、盤面の表示操作部23
にCRT盤30をユニット化して置き換えてもよい。
【0032】また、この実施形態では、火災感知器はア
ナログ式火災感知器の例を示したが、その他の火災感知
器にしてもよく、その火災感知器が出力する検出した情
報としては、アナログ式火災感知器ではアナログ値デー
タであるが、通常の火災感知器では正常又は火災発生を
示す情報であり、その他、自己監視機能を有する火災感
知器では、火災感知器の異常を示す情報も含まれ、更
に、火災感知器には、人間が火災を発見したときに押し
ボタンを操作する火災発信機も含まれるものである。
【0033】また、火災受信機が判別する各火災感知器
の状態とは、正常又は火災発生を基本としてプレアラー
ム(予備警報)などの火災発生をレベル分けした状態も
含まれるものであり、そして、異常検出機能の有無に基
づいて異常の状態も判別するものである。また、火災発
生とは、火災受信機がアナログ式火災感知器からのアナ
ログ値データに基づいて火災判別レベルと比較して火災
と判別したとき、及び通常の火災感知器では、火災発生
を示す情報が火災受信機に入力されたときのことであ
る。また、火災発生時から通常状態へは、火災受信機盤
面のスイッチなどによる火災復旧入力があるときに通常
状態と判別するものとなっている。
【0034】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、受信
装置により、公共放送を受信すると共に、緊急放送の受
信を検知し、表示装置により、複数の火災感知器の感知
区画及び各感知区画内に対応する火災感知器の情報を表
示し、かつ受信装置により緊急放送の受信が検知される
と、受信装置により受信された緊急放送を優先的に表示
するようにしたので、地震などの大きな災害が発生した
ときに、その災害の情報を、ビルなどの建物の管理者に
伝えることができ、管理者がその後の対応を迅速に行う
ことができるという効果を有する。
【0035】第2の発明によれば、表示装置により、受
信装置により緊急放送の受信が検知されるときに、火災
受信機が火災発生を判別しているときには、受信装置に
より受信された緊急放送を優先的に表示しないようにし
たので、火災が発生しているときには、緊急放送は表示
されず、確実に火災情報を表示でき、ビルなどの建物の
管理者に火災情報を間違いなく伝えることができるとい
う効果を有する。
【0036】第3の発明によれば、表示装置により、受
信装置により緊急放送の受信が検知されると、受信装置
により受信された緊急放送を優先的に表示し、火災受信
機により火災発生が判別されると、複数の火災感知器の
情報を表示するようにしたので、緊急放送が受信され、
その緊急放送の内容が表示されていても、火災発生と判
別されると、その火災情報が表示され、ビルなどの建物
の管理者に、確実に災害情報や火災情報を伝えることが
できるという効果を有する。
【0037】第4の発明によれば、火災感知器により、
検出した情報をアナログ値データとして出力し、火災受
信機により、火災感知器からのアナログ値データ及び予
め設定された複数の火災感知器の情報に基づいて、各火
災感知器の状態を判別するようにしたので、より正確な
火災判断を行うことができるという効果を有する。
【0038】第5の発明によれば、表示装置により、さ
らに複数の火災感知器の感知区画を表示するとき、各感
知区画内の色を、その感知区画に対応する火災感知器か
ら出力されたアナログ値データに基づいて連続的に変化
させるようにしたので、火災、予報等の判定表示だけで
は表現できない中間状態が確認できるようになり、視覚
的に危険な区画及び安全な区画の認識が容易にでき、火
災の拡大状況も把握でき、適切な消火活動や避難誘導を
行うことができるという効果を有する。
【0039】第6の発明においては、表示装置により、
複数のカメラ装置からの映像を選択的に表示するように
したので、地震などの災害発生時に、素早く建物内の異
常を確認することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る火災報知設備の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】実施形態のデータの流れを説明するための説明
図である。
【図3】実施形態の画面32の表示の一例を説明するた
めの説明図である。
【図4】実施形態の画面32の表示の他の例を説明する
ための説明図である。
【図5】実施形態のTVチューナ39の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 火災感知器(熱感知器) 11 火災感知器(煙感知器) 20 火災受信機 30 CRT盤(表示装置) 39 TVチューナ(受信装置)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災現象を検出し、検出した情報を出力
    する複数の火災感知器と、 前記複数の火災感知器からの情報が入力され、各火災感
    知器の状態を判別する火災受信機と、 公共放送を受信すると共に、緊急放送の受信を検知する
    受信装置と、 前記複数の火災感知器の感知区画及び各感知区画内に対
    応する火災感知器の情報を表示し、かつ前記受信装置に
    より緊急放送の受信が検知されると、前記受信装置によ
    り受信された緊急放送を優先的に表示させる表示装置と
    を備えることを特徴とする火災報知設備。
  2. 【請求項2】 前記表示装置は、前記受信装置により緊
    急放送の受信が検知されるときに、前記火災受信機が火
    災発生を判別しているときには、前記受信装置により受
    信された緊急放送を優先的に表示しないものであること
    を特徴とする請求項1記載の火災報知設備。
  3. 【請求項3】 前記表示装置は、前記受信装置により緊
    急放送の受信が検知されると、前記受信装置により受信
    された緊急放送を優先的に表示し、前記火災受信機によ
    り火災発生が判別されると、前記複数の火災感知器の情
    報を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の火
    災報知設備。
  4. 【請求項4】 前記火災感知器は、検出した情報をアナ
    ログ値データとして出力し、前記火災受信機は、前記火
    災感知器からのアナログ値データ及び予め設定された前
    記複数の火災感知器の情報に基づいて、各火災感知器の
    状態を判別するものであることを特徴とする請求項1記
    載の火災報知設備。
  5. 【請求項5】 前記表示装置は、さらに前記複数の火災
    感知器の感知区画を表示するとき、各感知区画内の色
    を、その感知区画に対応する火災感知器から出力された
    アナログ値データに基づいて連続的に変化させることを
    特徴とする請求項2記載の火災報知設備。
  6. 【請求項6】 複数のカメラ装置を備え、 前記表示装置は、さらに、前記複数のカメラ装置からの
    映像を選択的に表示することを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の火災報知設備。
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