JPH0933642A - 車両周辺検知装置 - Google Patents

車両周辺検知装置

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JPH0933642A
JPH0933642A JP7184102A JP18410295A JPH0933642A JP H0933642 A JPH0933642 A JP H0933642A JP 7184102 A JP7184102 A JP 7184102A JP 18410295 A JP18410295 A JP 18410295A JP H0933642 A JPH0933642 A JP H0933642A
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和磨 金子
Minoru Nishida
稔 西田
Masahei Akasu
雅平 赤須
Moichi Okamura
茂一 岡村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲線路を走行時にもリフレクタ等の静止物標
と車両等の移動物標との識別を精度よく行う。 【構成】 座標変換手段2により2次元座標上に配置し
た第1の検出点に対応した物標が静止物標であると仮定
して、予測位置算出手段14により自車両の速度と自車
両の旋回に伴う角度変化と測距時間間隔とに基づいて次
回の測距時点における予測点を算出し、予測範囲設定手
段7で予測点を基準として予測範囲を設定し、静止物標
判定手段8で予測範囲内に第2の検出点が存在すれば第
2の検出点に対応した物標を静止物標と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、障害物までの距離と方
向を測定した結果を使って、路側に設置されているリフ
レクタや看板等の静止物標と車両等の移動物標とを識別
する車両周辺検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば、特開平6−22214
3号公報に記載された従来のスキャンレーザレーダによ
る先行車両認識方法を利用した車両周辺検知装置を示す
構成図である。図12において、1は現在の物標までの
距離と方向を測定するスキャンレーザレーダからなる距
離測定手段、2は測定した極座標による距離と方向をX
Y座標へ変換する座標変換手段、3は車速センサ、4は
車速センサ3のデータから自車両の速度を算出する車速
算出手段である。なお、3及び4で車速測定手段5を構
成している。6は次回の測距時点における静止物標の予
測位置を算出する予測位置算出手段、7は予測位置算出
手段6が算出した予測位置に基づいて予測範囲を設定す
る予測範囲設定手段、8は検知した物標が静止物標か移
動物標かを判定する静止物標判定手段である。
【0003】次に動作について説明する。図13は従来
の車両周辺検知装置の動作の流れを示すフローチャート
である。以下、図12及び図13に基づいて説明する。
装置が動作を開始すると、まずステップS1で処理に必
要なメモリ内容、フラグ、カウンタ等を初期化する。ス
テップS2では、距離測定手段1で計測した距離と方向
のデータを入力する。図14は距離測定手段1の検知領
域と検知領域の分割方法を示す説明図である。距離測定
手段1は角度20゜の検知領域を持ち、この検知領域を
40等分した0.5度の角度領域に対して左端から右端
まで順次方向を変えてスキャンする。検知領域の左端の
角度領域を方向1として順次右端の角度領域を方向40
とした各方向に対して、赤外レーザパルス光を発光して
から物標からの反射光を受光するまでに要した往復時間
から物体までの距離を測定する。スキャン周期を0.5
秒とすれば、距離測定手段1は0.5秒毎に40方向に
対する物標までの距離を繰り返し出力する。
【0004】距離測定手段1の構成及び動作については
例えば、特開平6−222143号公報に次のように記
載されている。半導体レーザ等からなる投光器により前
方にレーザ光が投射され、フォトトランジスタ等の受光
素子からなる受光器により前方の先行車両等の対象物か
らの反射光が受光され、演算回路により、レーザ光を照
射してから反射光を受光するまでの時間及び光速に基づ
き自車から対象物までの距離が算出される。このとき、
スキャニング手段により投光器からのレーザ光が走査さ
れて水平方向に所定の角度で広がる測距範囲内に所定の
操作角度、例えば1゜ごとにレーザ光が照射され、この
測距範囲内に対象物が存在すればこの対象物からの反射
光が受光器により受光され、走査角度毎の距離が演算回
路により算出される。
【0005】図14に示すように距離測定手段1で測定
したデータは、距離と方向の極座標で表されるデータで
ある。ステップS3では、座標変換手段2は極座標で表
された距離と方向のデータをXY座標上の位置に変換す
る。検知領域中の任意の方向をn、方向nに対する物体
までの距離をL[m]とすると、XY座標上の位置
(x,y)は、式(1)及び式(2)のように表され
る。 x=L×sin{0.5゜×(n−20)−0.25゜}・・・・・(1) y=L×cos{0.5゜×(n−20)−0.25゜}・・・・・(2) ステップS4では、車速算出手段4は車速センサ3が出
力する駆動軸の回転数に比例した車速パルスを入力す
る。ステップS5では、車速算出手段4は距離算出手段
1のスキャン周期0.5秒毎の車速パルスの数をカウン
トし、0.5秒当たりの車速パルス数から車速を算出す
る。JIS規格によれば、駆動軸が637rpmの時に
時速60kmであるので、駆動軸の1回転当たりの車速
パルス数が8パルスとすれば、0.5秒当たりの車速パ
ルス数Pの場合における車速V(km/h)は式(3)
により計算できる。 V=60×P×2/(637×8)・・・・・(3) ステップS6では、静止物標判定手段8は、予測範囲設
定手段7が設定した予測範囲と現在の測距時点における
検出点の位置を全検出点に渡って比較する。
【0006】図15は予測範囲設定手段7が設定した予
測範囲を示す説明図である。図15において、9は予測
位置算出手段6が算出した予測位置、10は予測範囲設
定手段7が予測位置に基づいて設定した予測範囲であ
る。静止物標判定手段8は予測範囲内に検出点が存在す
るか否かを調べ、予測範囲内に存在する検出点の場合は
ステップS7へ進む。ステップS7において、静止物標判
定手段8は分岐条件に該当する全ての検出点が予測と一
致するので静止物標と判定する。いずれの予測範囲にも
入らない検出点の場合はステップS8へ進む。ステップ
8において、静止物標判定手段8は分岐条件に該当す
る全ての検出点が予測と一致しないので移動物標と判定
する。
【0007】ステップS9において、予測位置算出手段
6は現在の測距時点における検出点の位置と現在の自車
両の車速から次回の測距時点における検出点の予測位置
を算出する。現在の測距時点における検出点の位置を
(x1,y1)、次回の測距時点における検出点の予測位
置を(x2,y2)、現在の車速をV(km/h)、距離
測定手段1のスキャン周期を0.5秒とすると、自車両
が直進している場合、0.5秒の間に進む距離ΔL
(m)は式(4)により計算できる。 ΔL=V×1000m/3600秒×0.5・・・・・(4) 従って、自車両が直進しているので、次回の測距時点に
おける予測位置はX軸方向には変化せず、Y軸方向にΔ
Lだけ接近するため式(5)及び式(6)のようにな
る。 x2=x1 ・・・・・(5) y2=y1−ΔL・・・・・(6) ステップS10において、予測範囲設定手段7はステップ
9で算出した予測位置(x2,y2)に基づいて予測範
囲を設定する。図15に示すように予測位置(x2
2)を中心としてx方向とy方向に幅2ΔWの正方形
の範囲を予測範囲とする。幅ΔWは距離測定手段1の測
定距離のばらつき等の大きさに基づいて事前に決定して
おく。この処理を全ての検出点に対して行い、設定した
全予測範囲を記憶する。その後、ステップS2へ戻り同
様の処理手順を繰り返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両周辺検知装
置は以上のように、自車両が直進していることを前提に
して次回の測距時点における予測位置を算出し、この予
測位置と測定された検出点の位置とを比較することで静
止物標と移動物標とを識別するように構成していた。し
たがって、曲線路の走行時では直進を前提に算出した予
測位置よりも自車両の旋回に伴う角度変化に起因する角
度のずれが生じる。例えば、100km/hの速度で半
径300mの曲線路を走行中にスキャン周期0.5秒間
に自車両の旋回に伴って生ずる角度変化Δθは、(36
0゜/2π)×(100000m/3600秒)×0.
5秒/300mより約2.65度となる。この角度変化
により生ずる直進状態における予測位置と実際の位置の
ずれは、X軸方向で(100000m/3600秒)×
0.5秒×sin(2.65゜)=約0.64m、Y軸
方向で(100000m/3600秒)×0.5秒×
{1−cos(2.65゜)}=約0.015mとな
る。従って、Y軸方向の位置ずれは僅かであるが、X軸
方向の位置ずれは車幅の半分程度にも達する。このよう
に、実際の検出点の位置と予測位置が一致せず、路側の
リフレクタ等の静止物標と車両等の移動物標とを正しく
識別できないという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、曲線路を走行時にも路側のリフ
レクタ等の静止物標と車両等の移動物標を正しく識別で
きる車両周辺検知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る車
両周辺検知装置は、自車両を基点とした検知領域を所定
の角度で分割して分割検知領域を設定し、各分割検知領
域内で自車両の外部に存在する物標を検知して現在及び
次回の測距時点における物標までの距離を所定の測距時
間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現在の測距
時点における物標の位置を第1の検出点とし、次回の測
距時点における物標の位置を第2の検出点としてそれぞ
れ2次元座標上に配置する座標変換手段と、自車両の速
度を測定する速度測定手段と、自車両の旋回に伴う角度
変化を測定する角度変化測定手段と、2次元座標上に配
置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であると
仮定して、自車両の速度と角度変化と測距時間間隔とに
基づいて次回の測距時点における2次元座標上の予測点
を算出する予測位置算出手段と、予測点を基準とした予
測範囲を物標について設定する予測範囲設定手段と、第
2の検出点と予測範囲とを比較し、予測範囲内に存在す
る第2の検出点に対応した物標を静止物標と判定する静
止物標判定手段とを備えたものである。
【0011】請求項2の発明に係る車両周辺検知装置
は、自車両を基点とした検知領域を所定の角度で分割し
て分割検知領域を設定し、各分割検知領域内で自車両の
外部に存在する物標を検知して現在及び次回の測距時点
における物標までの距離を所定の測距時間間隔で測定す
る距離測定手段と、測定した現在の測距時点における物
標の位置を第1の検出点とし、次回の測距時点における
物標の位置を第2の検出点としてそれぞれ2次元座標上
に配置する座標変換手段と、自車両の速度を測定する速
度測定手段と、自車両の旋回に伴う角度変化を測定する
角度変化測定手段と、2次元座標上に配置した第1の検
出点に対応した物標が静止物標であると仮定して、自車
両の速度と角度変化と測距時間間隔とに基づいて次回の
測距時点における2次元座標上の予測点を算出する予測
位置算出手段と、第2の検出点を基準とした予測範囲を
物標について設定する予測範囲設定手段と、予測点と予
測範囲とを比較し、予測範囲内に存在する予測点に対応
した物標を静止物標と判定する静止物標判定手段とを備
えたものである。
【0012】請求項3の発明に係る車両周辺検知装置
は、自車両を基点とした検知領域を所定の角度で分割し
て分割検知領域を設定し、各分割検知領域内で自車両の
外部に存在する物標を検知して現在及び次回の測距時点
における物標までの距離を所定の測距時間間隔で測定す
る距離測定手段と、測定した現在の測距時点における物
標の位置を第1の検出点とし、次回の測距時点における
物標の位置を第2の検出点としてそれぞれ2次元座標上
に配置する座標変換手段と、自車両の速度を測定する速
度測定手段と、自車両のハンドルの舵角を測定する舵角
測定手段と、2次元座標上に配置した第1の検出点に対
応した物標が静止物標であると仮定して、自車両の速度
とハンドルの舵角と測距時間間隔とに基づいて次回の測
距時点における2次元座標上の予測点を算出する予測位
置算出手段と、予測点を基準とした予測範囲を物標につ
いて設定する予測範囲設定手段と、第2の検出点と予測
範囲とを比較し、予測範囲内に存在する第2の検出点に
対応した物標を静止物標と判定する静止物標判定手段と
を備えたものである。
【0013】請求項4の発明に係る車両周辺検知装置
は、自車両を基点とした検知領域を所定の角度で分割し
て分割検知領域を設定し、各分割検知領域内で自車両の
外部に存在する物標を検知して現在及び次回の測距時点
における物標までの距離を所定の測距時間間隔で測定す
る距離測定手段と、測定した現在の測距時点における物
標の位置を第1の検出点とし、次回の測距時点における
物標の位置を第2の検出点としてそれぞれ2次元座標上
に配置する座標変換手段と、自車両の速度を測定する速
度測定手段と、自車両のハンドルの舵角を測定する舵角
測定手段と、2次元座標上に配置した第1の検出点に対
応した物標が静止物標であると仮定して、自車両の速度
とハンドルの舵角と測距時間間隔とに基づいて次回の測
距時点における2次元座標上の予測点を算出する予測位
置算出手段と、第2の検出点を基準とした予測範囲を物
標について設定する予測範囲設定手段と、予測点と予測
範囲とを比較し、予測範囲内に存在する予測点に対応し
た物標を静止物標と判定する静止物標判定手段とを備え
たものである。
【0014】請求項5の発明に係る車両周辺検知装置
は、自車両を基点とした検知領域を所定の角度で分割し
て分割検知領域を設定し、各分割検知領域内で自車両の
外部に存在する物標を検知して現在及び次回の測距時点
における物標までの距離を所定の測距時間間隔で測定す
る距離測定手段と、測定した現在の測距時点における物
標の位置を第1の検出点とし、次回の測距時点における
物標の位置を第2の検出点としてそれぞれ2次元座標上
に配置する座標変換手段と、自車両の速度を測定する速
度測定手段と、自車両のハンドルの舵角を測定する舵角
測定手段と、自車両の速度とハンドルの舵角に対応して
単位時間当たりに自車両の旋回に伴って生じる角度変化
を記憶した角度変化記憶手段と、2次元座標上に配置し
た第1の検出点に対応した物標が静止物標であると仮定
して、ハンドルの舵角に対応した角度変化と自車両の速
度と測距時間間隔とに基づいて次回の測距時点における
2次元座標上の予測点を算出する予測位置算出手段と、
予測点を基準とした予測範囲を物標について設定する予
測範囲設定手段と、第2の検出点と予測範囲とを比較
し、予測範囲内に存在する第2の検出点に対応した物標
を静止物標と判定する静止物標判定手段とを備えたもの
である。
【0015】請求項6の発明に係る車両周辺検知装置
は、自車両を基点とした検知領域を所定の角度で分割し
て分割検知領域を設定し、各分割検知領域内で自車両の
外部に存在する物標を検知して現在及び次回の測距時点
における物標までの距離を所定の測距時間間隔で測定す
る距離測定手段と、測定した現在の測距時点における物
標の位置を第1の検出点とし、次回の測距時点における
物標の位置を第2の検出点としてそれぞれ2次元座標上
に配置する座標変換手段と、自車両の速度を測定する速
度測定手段と、自車両のハンドルの舵角を測定する舵角
測定手段と、自車両の速度とハンドルの舵角に対応して
単位時間当たりに自車両の旋回に伴って生じる角度変化
を記憶した角度変化記憶手段と、2次元座標上に配置し
た第1の検出点に対応した物標が静止物標であると仮定
して、ハンドルの舵角に対応した角度変化と自車両の速
度と測距時間間隔とに基づいて次回の測距時点における
2次元座標上の予測点を算出する予測位置算出手段と、
第2の検出点を基準とした予測範囲を物標について設定
する予測範囲設定手段と、予測点と予測範囲とを比較
し、予測範囲内に存在する予測点に対応した物標を静止
物標と判定する静止物標判定手段とを備えたものであ
る。
【0016】請求項7の発明に係る車両周辺検知装置
は、自車両を基点とした検知領域を所定の角度で分割し
て分割検知領域を設定し、各分割検知領域内で自車両の
外部に存在する物標を検知して現在及び次回の測距時点
における物標までの距離を所定の測距時間間隔で測定す
る距離測定手段と、測定した現在の測距時点における物
標の位置を第1の検出点とし、次回の測距時点における
物標の位置を第2の検出点としてそれぞれ2次元座標上
に配置する座標変換手段と、自車両の速度を測定する速
度測定手段と、自車両のハンドルの舵角を測定する舵角
測定手段と、自車両の速度とハンドルの舵角に対応して
単位時間当たりに自車両の旋回に伴って生じる静止物標
の2次元座標上の位置変化量を記憶した位置変化量記憶
手段と、2次元座標上に配置した第1の検出点に対応し
た物標が静止物標であると仮定して、ハンドルの舵角に
対応した位置変化量と自車両の速度と測距時間間隔とに
基づいて次回の測距時点における2次元座標上の予測点
を算出する予測位置算出手段と、予測点を基準とした予
測範囲を物標について設定する予測範囲設定手段と、第
2の検出点と予測範囲とを比較し、予測範囲内に存在す
る第2の検出点に対応した物標を静止物標と判定する静
止物標判定手段とを備えたものである。
【0017】請求項8の発明に係る車両周辺検知装置
は、自車両を基点とした検知領域を所定の角度で分割し
て分割検知領域を設定し、各分割検知領域内で自車両の
外部に存在する物標を検知して現在及び次回の測距時点
における物標までの距離を所定の測距時間間隔で測定す
る距離測定手段と、測定した現在の測距時点における物
標の位置を第1の検出点とし、次回の測距時点における
物標の位置を第2の検出点としてそれぞれ2次元座標上
に配置する座標変換手段と、自車両の速度を測定する速
度測定手段と、自車両のハンドルの舵角を測定する舵角
測定手段と、自車両の速度とハンドルの舵角に対応して
単位時間当たりに自車両の旋回に伴って生じる静止物標
の2次元座標上の位置変化量を記憶した位置変化量記憶
手段と、2次元座標上に配置した第1の検出点に対応し
た物標が静止物標であると仮定して、ハンドルの舵角に
対応した位置変化量と自車両の速度と測距時間間隔とに
基づいて次回の測距時点における2次元座標上の予測点
を算出する予測位置算出手段と、第2の検出点を基準と
した予測範囲を物標について設定する予測範囲設定手段
と、予測点と予測範囲とを比較し、予測範囲内に存在す
る予測点に対応した物標を静止物標と判定する静止物標
判定手段とを備えたものである。
【0018】請求項9の発明に係る車両周辺検知装置
は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の車両周辺検
知装置において、静止物標判定手段は予測範囲内に存在
する現在の測距時点における物標を静止物標の候補と
し、所定の測定時間間隔後の次回の測距時点においても
静止物標の候補と判定されたときに物標を静止物標とす
るものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明においては、2次元座標上に配
置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であると
仮定して、自車両の速度と自車両の旋回に伴う角度変化
と測距時間間隔とに基づいて次回の測距時点における予
測点を算出し、予測点を基準として設定した予測範囲内
に第2の検出点が存在すれば、第2の検出点に対応した
物標を静止物標と判定する。
【0020】請求項2の発明においては、2次元座標上
に配置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であ
ると仮定して、自車両の速度と自車両の旋回に伴う角度
変化と測距時間間隔とに基づいて次回の測距時点におけ
る予測点を算出し、第2の検出点を基準として設定した
予測範囲内に予測点が存在すれば、予測点に対応した物
標を静止物標と判定する。
【0021】請求項3の発明においては、2次元座標上
に配置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であ
ると仮定して、自車両の速度とハンドルの舵角と測距時
間間隔とに基づいて次回の測距時点における予測点を算
出し、予測点を基準として設定した予測範囲内に第2の
検出点が存在すれば、第2の検出点に対応した物標を静
止物標と判定する。
【0022】請求項4の発明においては、2次元座標上
に配置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であ
ると仮定して、自車両の速度とハンドルの舵角と測距時
間間隔とに基づいて次回の測距時点における予測点を算
出し、第2の検出点を基準として設定した予測範囲内に
予測点が存在すれば、予測点に対応した物標を静止物標
と判定する。
【0023】請求項5の発明においては、2次元座標上
に配置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であ
ると仮定して、自車両の車速とハンドルの舵角に対応し
た角度変化と自車両の速度と測距時間間隔とに基づいて
次回の測距時点における予測点を算出し、予測点を基準
として設定した予測範囲内に第2の検出点が存在すれ
ば、第2の検出点に対応した物標を静止物標と判定す
る。
【0024】請求項6の発明においては、2次元座標上
に配置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であ
ると仮定して、自車両の速度とハンドルの舵角に対応し
た角度変化と自車両の速度と測距時間間隔とに基づいて
次回の測距時点における予測点を算出し、第2の検出点
を基準として設定した予測範囲内に予測点が存在すれ
ば、予測点に対応した物標を静止物標と判定する。
【0025】請求項7の発明においては、2次元座標上
に配置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であ
ると仮定して、自車両の速度とハンドルの舵角に対応し
た位置変化と自車両の速度と測距時間間隔とに基づいて
次回の測距時点における予測点を算出し、予測点を基準
として設定した予測範囲内に第2の検出点が存在すれ
ば、第2の検出点に対応した物標を静止物標と判定す
る。
【0026】請求項8の発明においては、2次元座標上
に配置した第1の検出点に対応した物標が静止物標であ
ると仮定して、自車両の速度とハンドルの舵角に対応し
た位置変化と自車両の速度と測距時間間隔とに基づいて
次回の測距時点における予測点を算出し、第2の検出点
を基準として設定した予測範囲内に予測点が存在すれ
ば、予測点に対応した物標を静止物標と判定する。
【0027】請求項9の発明においては、請求項1〜請
求項8のいずれかに記載の車両周辺検知装置において、
予測範囲内に存在する現在の測距時点における物標を静
止物標の候補とし、次回の測距時点においても静止物標
と静止物標判定手段が判定したときに静止物標とする。
【0028】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1の発明による車両周辺検知装
置を示す構成図である。図1において、1〜5、7、8
は従来のものと同様である。11は車両に積載した角速
度センサで、光ファイバジャイロ等が利用できる。12
は角度変化算出手段で、角速度センサ11の信号により
スキャン周期の間に自車両に生じる角度変化を算出す
る。なお、11及び12で角度変化測定手段13を構成
している。14は予測位置算出手段である。
【0029】図2は実施例1による車両周辺検知装置の
動作の流れを示すフローチャートである。図1及び図2
において、ステップS1〜ステップS5は従来のもの(図
13参照)と同様である。即ち、ステップS1では、処
理に必要なメモリ内容、フラグ、カウンタ等を初期化す
る。ステップS2では、距離測定手段1で計測した距離
と方向のデータを入力する。ステップS3では、極座標
で表された距離と方向のデータを座標変換手段2でXY
座標上の位置に変換する。ステップS4では、車速セン
サ3が出力する駆動軸の回転数に比例した車速パルスを
入力する。ステップS5では、距離測定手段1のスキャ
ン周期、例えば0.5秒ごとの車速パルスの数をカウン
トし、0.5秒当たりの車速パルス数から車速を算出す
る。
【0030】ステップS6では、角速度センサ11から
の角速度データを角度変化算出手段12へ入力する。ス
テップS7では、角度変化算出手段12は現在の測距時
点から次回の測距時点までのスキャン周期0.5秒間の
旋回に伴って自車両がどの位の角度変化を生じるかを算
出する。角度変化Δθ(rad)は、角速度ω(rad
/s)とスキャン周期とから式(7)により計算でき
る。 Δθ=0.5・ω・・・・・(7) ステップS8では、静止物体判定手段8は検出点の位置
と前回の測距時点で予め予測範囲設定手段7が設定した
予測範囲を全検出点について比較する。
【0031】図3は検出点と予測範囲との位置関係を示
す説明図である。図1及び図3において、15は扇形状
をした距離測定手段1の検知領域、16a〜16iは現
在の測距時点での検出点、17a〜17iは前回の測距
時点での検出点に基づいて算出した予測点、18a〜1
8iは予測点17a〜17iに基づいて予測範囲設定手
段7が設定した予測範囲、19a、19bは路側のガー
ドレール、20は検知領域15の中心である。
【0032】路側のガードレール19a、19b等に設
置されたリフレクタの場合、現在の測距時点での検出点
16a〜16gは予測範囲18a〜18g内であるので
ステップS9へ進む。そして、検知領域15の中心20
付近に存在する車両等の移動物体の場合は、現在の測距
時点での検出点16h、16iの位置が予測範囲18
h、18i外であるのでステップS10へ進む。ステップ
9において、静止物標判定手段8は、9個の全検出点
16a〜16iのうち現在の測距時点で7個の検出点1
6a〜16gについては予測範囲18a〜18g内にあ
るので、静止物標と判定する。ステップS10において、
静止物体判定手段8は、9個の全検出点16a〜16i
のうち現在の測距時点で2個の検出点16h、16iに
ついては予測範囲18h、18i外にあるので、移動物
標と判定する。ステップS11において、予測位置算出手
段14は、現在の測距時点における検出点16a〜16
iの位置、自車両の車速、自車両の角度変化、距離測定
手段1のスキャン周期を使って次回の測距時点における
予測位置を算出する。
【0033】予測位置を算出する方法について説明す
る。図4は旋回時の予測位置の算出方法を示す説明図で
ある。図4において、21は現在の測距時点における検
出点、22は直進状態での次回の測距時点における予測
点、23は自車両の角度変化を考慮した次回の測距時点
における予測点である。直進状態での予測点22を算出
する方法は、従来と同様に現在の測距時点における検出
点の位置、自車両の車速及び距離測定手段1のスキャン
周期を使って式(6)により行う。そして、直進状態で
の予測点22を現在の検出点21を中心として自車両の
角度変化Δθだけ回転させる。ステップS7で算出した
角度変化Δθで自車両が進行方向に対して右方向への旋
回を行った場合、距離測定手段1が観測する検出点は図
4に示すように直進状態での予測位置22から左側に角
度Δθだけずれた予測点23の位置となる。
【0034】現在の測距時点における検出点の位置を
(x1,y1)、角度変化を考慮した次回の測距時点にお
ける予測位置を(x2,y2)、スキャン周期の間に自車
両が進行する距離をΔL、スキャン周期の間における自
車両の角度変化をΔθとすると予測点(x2,y2)は式
(8)及び式(9)のように計算できる。 x2=x1−ΔL・sin(Δθ)・・・・・(8) y2=y1−ΔL・cos(Δθ)・・・・・(9) ステップS12では、予測範囲設定手段7は、ステップS
11で算出した自車両の角度変化を考慮した予測位置(x
2,y2)を中心として従来例と同様の予測範囲を設定す
る。この処理を全検出点に対し行い予測範囲を記憶し、
ステップS2へ戻る。以降、同一の処理を繰り返す。
【0035】この実施例では角速度センサ11のデータ
からスキャン周期の間に自車両に生じる角度変化を算出
し、直進状態での予測点22を算出した角度変化分を回
転させることにより予測点23を算出する。このため、
曲線路を走行時でも正確な予測点23を算出でき、静止
物標と移動物標とを静止物標判定手段8で精度よく識別
できる。
【0036】なお、上記実施例では予測範囲18a〜1
8iとして予測位置を中心とした正方形の予測範囲を用
いたが、縦横の比率が異なる長方形の予測範囲や、円形
の予測範囲を用いても良い。
【0037】実施例2.図5は実施例2による車両周辺
検知装置を示す構成図である。図5において、1〜5、
7、8は従来のものと同様である。24はハンドルの舵
角を測定する舵角センサで、ハンドル軸に合わせて回転
するスリット板と発光素子と受光素子とを組み合わせた
フォトインタラプタ方式のものが広く自動車に利用され
ている。25は舵角センサ24の出力からハンドルの舵
角を算出する舵角算出手段である。なお、24及び25
で舵角測定手段26を構成している。27は角度変化テ
ーブルを記憶した角度変化記憶手段、28は予測位置算
出手段である。
【0038】次に動作について説明する。図6は実施例
2による車両周辺検知装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。図6において、ステップS1〜ステップ
5までの動作は実施例1と同様である。ステップS6
は、舵角算出手段25は舵角センサ24が出力する舵角
データを入力する。ステップS7では、舵角算出手段2
5は舵角センサ24の信号からハンドルが中立位置から
左または右へ何度回転しているかを1度刻みで算出す
る。ステップS8〜ステップS10は実施例1のステップ
8〜ステップS10と同様の動作である。ステップS11
では、予測位置算出手段28は、現在の測距時点におけ
る検出点の位置、自車両の車速、ハンドルの舵角、距離
測定手段1のスキャン周期を使って次回の測距時点にお
ける検出点の予測点を算出する。
【0039】予測点を算出する方法について以下説明す
る。まず、予測位置算出手段28は、従来例と同様の方
法により直進状態での次回の測距時点における予測点を
算出する。次に、自車両の車速とハンドルの舵角に対応
して次回の測距時点までに自車両に生じる角度変化を予
め角度変化記憶手段27に記憶した角度変化テーブルを
使って角度変化を算出する。図7は車速と舵角に対する
角度変化の定性的特性を示す説明図である。図7におい
て、横軸は自車両の車速、縦軸はスキャン周期0.5秒
間当たりの自車両に生じる角度変化を示す。ハンドルの
舵角が30度で一定の場合、車速が大きくなるほど0.
5秒間当たりの自車両に生じる角度変化は大きくなる。
また、車速が50km/hで一定の場合、ハンドルの舵
角が大きくなるほど1秒間当たりの自車両に生じる角度
変化は大きくなる。この特性は車両毎に異なるので、各
車両毎に車速と舵角を測定し、図7の特性を測定した結
果に基づいて角度変化テーブルを予め決定しておく。最
後に、実施例1と同様の方法により直進状態での予測位
置を算出した角度変化に応じて回転移動して予測点を算
出する。ステップS12では、実施例1と同様にステップ
11で算出した予測点を中心として予測範囲設定手段7
で従来と同様の予測範囲を設定する。この処理を全検出
点に対して行って予測範囲を記憶し、ステップS2へ戻
る。以降、同一の処理を繰り返す。
【0040】この実施例では自車両の車速とハンドルの
舵角によってスキャン周期の間に自車両に生じる角度変
化を予め記憶した角度変化テーブルを使って角度変化を
算出し、直進状態での予測点を算出した角度変化分を回
転させることにより予測点を算出する。このため曲線路
を走行時でも正確な予測点を算出でき、静止物標と移動
物標とを静止物標判定手段8で精度よく識別できる車両
周辺検知装置が得られる。
【0041】実施例3.図8は実施例3による車両周辺
検知装置の構成図である。図8において、1〜5、7、
8、24〜27は実施例1のものと同様である。29は
位置変化量テーブルを記憶した記憶手段で、距離測定手
段1のスキャン周期が既知の場合に、自車両の速度とハ
ンドルの舵角に対応したX軸方向の変化量ΔL×sin
(Δθ)及びY軸方向の変化量ΔL×cos(Δθ)を
予め計算した位置変化量テーブルを記憶している。30
は予測位置算出手段である。
【0042】自車両の速度とスキャン周期が与えられて
いれば、スキャン周期の間に自車両が進む距離は実施例
1と同様の方法で一義的に決まる。また、自車両の速度
とハンドルの舵角が与えられていれば、実施例2に示す
角度変化テーブルによりスキャン周期の間に自車両に生
じる角度変化Δθもまた一義的に決まる。従って、現在
の測距時点における検出点の位置と次回の測距時点にお
ける予測点のX軸方向の変化量ΔL×sin(Δθ)及びY
軸方向の変化量ΔL×cos(Δθ)もまた一義的に決ま
る。予測位置算出手段30は、速度測定手段5で算出し
た車速と、舵角測定手段26で算出したハンドルの舵角
と、位置変化量記憶手段29の位置変化量テーブルとに
より、X軸方向及びY軸方向の変化量を算出する。そし
て、現在の測距時点における検出点の位置とX軸方向及
びY軸方向の変化量とから次回の測距時点における予測
点を算出する。予測範囲設定手段7は実施例2のステッ
プS12と同様に、予測点を中心として従来例と同様の予
測範囲を設定する。
【0043】この実施例では自車両の車速とハンドルの
舵角によって決まる検出点の位置から予測点までの位置
変化量を予め記憶した位置変化量テーブルを使って位置
変化量を算出し、検出点の位置と位置変化量により予測
点を算出する。このため曲線路を走行時でも簡単な演算
により精度のよい予測点を算出でき、静止物標と移動物
標とを精度よく識別できる。
【0044】実施例4.図9は実施例4による車両周辺
検知装置を示す構成図である。図10及び図11は図9
の車両周辺検知装置の動作の流れを示すフローチャート
である。図9〜図11に基づいて静止物標判定方法につ
いて説明する。図9において、1〜5は従来のものと同
様であり、7、11〜14は実施例1のものと同様であ
る。31は静止物標判定手段で、ステップS8〜ステッ
プS12により静止物標判定を行う。
【0045】図10及び図11において、ステップS1
〜ステップS7は実施例1と同様である。また、ステッ
プS13、S14は実施例1のS11、S12と同様である。静
止物標の判定が開始されると、ステップS8において、
静止物標判定手段31は実施例1と同一の方法により、
現在の測距時点における検出点の位置と、前回の測距時
点で予め予測範囲設定手段7が設定した予測範囲を全検
出点に渡って比較する。予測範囲内の検出点の場合はス
テップS9へ進み、予測範囲外の検出点の場合はステッ
プS12へ進む。ステップS9において、静止物標判定手
段31は該当検出点が予測範囲内であるので、予測範囲
の設定基準となった前回の検出点に設定されている静止
物標候補フラグを調べる。静止物標候補フラグが静止物
標候補であることを示す1の場合はステップS10へ進
み、静止物標候補フラグが静止物標候補でないことを示
す0の場合はステップS11へ進む。ステップS10におい
て、静止物標判定手段31は現在の測距時点における検
出点が予測範囲内であり、予測範囲の設定基準となった
前回の測距時点における検出点も静止物標候補であり、
2回連続して予測範囲内に存在しているので、該当検出
点を静止物標と判定する。そして、静止物標判定手段3
1は次回の静止物標判定用に該当検出点の静止物標候補
フラグを静止物標候補であることを示す1に設定する。
【0046】ステップS11において、静止物標判定手段
31は現在の測距時点における検出点が予測範囲内であ
るが、予測範囲の設定基準となった前回の測距時点にお
ける検出点が静止物標候補ではなく、2回連続して予測
範囲内に存在している条件を満たしていないので、該当
検出点を静止物標候補と判定する。そして、静止物標判
定手段31は次回の静止物標判定用に該当検出点の静止
物標候補フラグを静止物標候補であることを示す1に設
定する。ステップS12において、該当検出点が予測範囲
外であるので、静止物標判定手段31は実施例1と同様
に移動物標と判定する。この際、静止物標判定手段31
は次回の静止物標判定用に該当検出点の静止物標候補フ
ラグを静止物標候補でないことを示す0に設定する。
【0047】実施例4ではスキャン周期の間に自車両に
生じる角度変化を考慮した予測範囲を設定し、2回の測
距時点に渡って連続して予測範囲内に検出点が存在する
場合に該当する検出点を静止物標と判定する。このため
曲線路を走行時でも静止物標と移動物標の識別結果に対
する信頼度が高い車両周辺検知装置が得られる。
【0048】実施例5.なお、上記実施例4では実施例
1の静止物標判定手段8を静止物標判定手段31を用い
たものを示したが、実施例2または実施例3の静止物標
判定手段8に代えて上記静止物標判定手段31を用いて
も良い。
【0049】実施例6.また、上記実施例1〜5におい
て、次回の測距時点における2次元座標上の予測点を基
準として設定した予測範囲と、次回の測距時点における
物標の第2の検出点とを比較するものについて説明した
が、次回の測距時点における物標の第2の検出点を基準
として設定した予測範囲と、次回の測距時点における2
次元座標上の予測点とを比較し、予測範囲内に存在する
予測点に対応した物標を静止物標と判定するようにして
も同様の効果が期待できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、自車両の速度
と曲線路での自車両の旋回に伴う角度変化と測距時間間
隔とを考慮して予測点を算出するので、曲線路を走行中
でも予測点を精度よく算出でき、静止物標の識別の精度
が向上する。
【0051】請求項2の発明によれば、自車両の速度と
曲線路での自車両の旋回に伴う角度変化と測距時間間隔
とを考慮して予測点を算出するので、曲線路を走行中で
も予測点を精度よく算出でき、静止物標の識別の精度が
向上する。
【0052】請求項3の発明によれば、自車両の速度と
ハンドルの舵角と測距時間間隔とを考慮して予測点を算
出するので、曲線路を走行中でも予測点を精度よく算出
でき、静止物標の識別の精度が向上する。
【0053】請求項4の発明によれば、自車両の速度と
ハンドルの舵角と測距時間間隔とを考慮して予測点を算
出するので、曲線路を走行中でも予測点を精度よく算出
でき、静止物標の識別の精度が向上する。
【0054】請求項5の発明によれば、ハンドルの舵角
及び自車両の車速に対応した角度変化と自車両の速度と
測距時間間隔とを考慮して予測点を算出するので、曲線
路を走行中でも予測点を精度よく算出でき、静止物標の
識別の精度が向上する。
【0055】請求項6の発明によれば、ハンドルの舵角
及び自車両の車速に対応した角度変化と自車両の速度と
測距時間間隔とを考慮して予測点を算出するので、曲線
路を走行中でも予測点を精度よく算出でき、静止物標の
識別の精度が向上する。
【0056】請求項7の発明によれば、ハンドルの舵角
及び自車両の車速に対応した位置変化と自車両の速度と
測距時間間隔とを考慮して予測点を算出するので、曲線
路を走行中でも予測点を精度よく算出でき、静止物標の
識別の精度が向上する。
【0057】請求項8の発明によれば、ハンドルの舵角
及び自車両の車速に対応した位置変化と自車両の速度と
測距時間間隔とを考慮して予測点を算出するので、曲線
路を走行中でも予測点を精度よく算出でき、静止物標の
識別の精度が向上する。
【0058】請求項9の発明によれば、請求項1〜請求
項8のいずれかに記載の車両周辺検知装置において、現
在の測距時点における物標を静止物標の候補とし、次回
の測距時点においても静止物標の候補と判定されたとき
に静止物標であるとするので、静止物標の識別に対する
信頼度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の発明を示す構成図である。
【図2】 実施例1のフローチャートである。
【図3】 実施例1の検出点と予測範囲との位置関係を
示す説明図である。
【図4】 実施例1の旋回時の予測位置の算出方法を示
す説明図である。
【図5】 実施例2の発明を示す構成図である。
【図6】 実施例2のフローチャートである。
【図7】 車速と舵角に対する角度変化を示す説明図で
ある。
【図8】 実施例3の発明を示す構成図である。
【図9】 実施例4の発明を示す構成図である。
【図10】 実施例4のフローチャートである。
【図11】 実施例4のフローチャートである。
【図12】 従来の車両周辺検知装置を示す構成図であ
る。
【図13】 従来の車両周辺検知装置の動作の流れを示
すフローチャートである。
【図14】 距離測定手段の検知領域と検知領域の分割
方法を示す説明図である。
【図15】 従来の車両周辺検知装置の予測範囲設定手
段が設定した予測範囲を示す説明図である。
【符号の説明】
1 距離測定手段、2 座標変換手段、5 速度測定手
段、7 予測範囲設定手段、8,31 静止物標判定手
段、13 角度変化測定手段、6,14,28,30
予測位置算出手段、27 角度変化記憶手段、29 位
置変化量記憶手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 茂一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両の旋回に伴う角度変化を測定する角度変化測定
    手段と、上記2次元座標上に配置した上記第1の検出点
    に対応した上記物標が静止物標であると仮定して、上記
    自車両の速度と角度変化と上記測距時間間隔とに基づい
    て次回の測距時点における上記2次元座標上の予測点を
    算出する予測位置算出手段と、上記予測点を基準とした
    予測範囲を上記物標について設定する予測範囲設定手段
    と、上記第2の検出点と上記予測範囲とを比較し、上記
    予測範囲内に存在する上記第2の検出点に対応した上記
    物標を静止物標と判定する静止物標判定手段とを備えた
    車両周辺検知装置。
  2. 【請求項2】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両の旋回に伴う角度変化を測定する角度変化測定
    手段と、上記2次元座標上に配置した上記第1の検出点
    に対応した上記物標が静止物標であると仮定して、上記
    自車両の速度と角度変化と上記測距時間間隔とに基づい
    て次回の測距時点における上記2次元座標上の予測点を
    算出する予測位置算出手段と、上記第2の検出点を基準
    とした予測範囲を上記物標について設定する予測範囲設
    定手段と、上記予測点と上記予測範囲とを比較し、上記
    予測範囲内に存在する上記予測点に対応した上記物標を
    静止物標と判定する静止物標判定手段とを備えた車両周
    辺検知装置。
  3. 【請求項3】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両のハンドルの舵角を測定する舵角測定手段と、
    上記2次元座標上に配置した上記第1の検出点に対応し
    た上記物標が静止物標であると仮定して、上記自車両の
    速度と上記ハンドルの舵角と上記測距時間間隔とに基づ
    いて次回の測距時点における上記2次元座標上の予測点
    を算出する予測位置算出手段と、上記予測点を基準とし
    た予測範囲を上記物標について設定する予測範囲設定手
    段と、上記第2の検出点と上記予測範囲とを比較し、上
    記予測範囲内に存在する上記第2の検出点に対応した上
    記物標を静止物標と判定する静止物標判定手段とを備え
    た車両周辺検知装置。
  4. 【請求項4】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両のハンドルの舵角を測定する舵角測定手段と、
    上記2次元座標上に配置した上記第1の検出点に対応し
    た上記物標が静止物標であると仮定して、上記自車両の
    速度と上記ハンドルの舵角と上記測距時間間隔とに基づ
    いて次回の測距時点における上記2次元座標上の予測点
    を算出する予測位置算出手段と、上記第2の検出点を基
    準とした予測範囲を上記物標について設定する予測範囲
    設定手段と、上記予測点と上記予測範囲とを比較し、上
    記予測範囲内に存在する上記予測点に対応した上記物標
    を静止物標と判定する静止物標判定手段とを備えた車両
    周辺検知装置。
  5. 【請求項5】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両のハンドルの舵角を測定する舵角測定手段と、
    上記自車両の速度とハンドルの舵角に対応して単位時間
    当たりに上記自車両の旋回に伴って生じる角度変化を記
    憶した角度変化記憶手段と、上記2次元座標上に配置し
    た上記第1の検出点に対応した上記物標が静止物標であ
    ると仮定して、上記ハンドルの舵角に対応した上記角度
    変化と上記自車両の速度と上記測距時間間隔とに基づい
    て次回の測距時点における上記2次元座標上の予測点を
    算出する予測位置算出手段と、上記予測点を基準とした
    予測範囲を上記物標について設定する予測範囲設定手段
    と、上記第2の検出点と上記予測範囲とを比較し、上記
    予測範囲内に存在する上記第2の検出点に対応した上記
    物標を静止物標と判定する静止物標判定手段とを備えた
    車両周辺検知装置。
  6. 【請求項6】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両のハンドルの舵角を測定する舵角測定手段と、
    上記自車両の速度とハンドルの舵角に対応して単位時間
    当たりに上記自車両の旋回に伴って生じる角度変化を記
    憶した角度変化記憶手段と、上記2次元座標上に配置し
    た上記第1の検出点に対応した上記物標が静止物標であ
    ると仮定して、上記ハンドルの舵角に対応した上記角度
    変化と上記自車両の速度と上記測距時間間隔とに基づい
    て次回の測距時点における上記2次元座標上の予測点を
    算出する予測位置算出手段と、上記第2の検出点を基準
    とした予測範囲を上記物標について設定する予測範囲設
    定手段と、上記予測点と上記予測範囲とを比較し、上記
    予測範囲内に存在する上記予測点に対応した上記物標を
    静止物標と判定する静止物標判定手段とを備えた車両周
    辺検知装置。
  7. 【請求項7】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両のハンドルの舵角を測定する舵角測定手段と、
    上記自車両の速度とハンドルの舵角に対応して単位時間
    当たりに上記自車両の旋回に伴って生じる静止物標の上
    記2次元座標上の位置変化量を記憶した位置変化量記憶
    手段と、上記2次元座標上に配置した上記第1の検出点
    に対応した上記物標が静止物標であると仮定して、上記
    ハンドルの舵角に対応した上記位置変化量と上記自車両
    の速度と上記測距時間間隔とに基づいて次回の測距時点
    における上記2次元座標上の予測点を算出する予測位置
    算出手段と、上記予測点を基準とした予測範囲を上記物
    標について設定する予測範囲設定手段と、上記第2の検
    出点と上記予測範囲とを比較し、上記予測範囲内に存在
    する上記第2の検出点に対応した上記物標を静止物標と
    判定する静止物標判定手段とを備えた車両周辺検知装
    置。
  8. 【請求項8】 自車両を基点とした検知領域を所定の角
    度で分割して分割検知領域を設定し、上記各分割検知領
    域内で上記自車両の外部に存在する物標を検知して現在
    及び次回の測距時点における上記物標までの距離を所定
    の測距時間間隔で測定する距離測定手段と、測定した現
    在の測距時点における上記物標の位置を第1の検出点と
    し、次回の測距時点における上記物標の位置を第2の検
    出点としてそれぞれ2次元座標上に配置する座標変換手
    段と、上記自車両の速度を測定する速度測定手段と、上
    記自車両のハンドルの舵角を測定する舵角測定手段と、
    上記自車両の速度とハンドルの舵角に対応して単位時間
    当たりに上記自車両の旋回に伴って生じる静止物標の上
    記2次元座標上の位置変化量を記憶した位置変化量記憶
    手段と、上記2次元座標上に配置した上記第1の検出点
    に対応した上記物標が静止物標であると仮定して、上記
    ハンドルの舵角に対応した上記位置変化量と上記自車両
    の速度と上記測距時間間隔とに基づいて次回の測距時点
    における上記2次元座標上の予測点を算出する予測位置
    算出手段と、上記第2の検出点を基準とした予測範囲を
    上記物標について設定する予測範囲設定手段と、上記予
    測点と上記予測範囲とを比較し、上記予測範囲内に存在
    する上記予測点に対応した上記物標を静止物標と判定す
    る静止物標判定手段とを備えた車両周辺検知装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の
    車両周辺検知装置において、静止物標判定手段は予測範
    囲内に存在する現在の測距時点における物標を静止物標
    の候補とし、所定の測定時間間隔後の次回の測距時点に
    おいても静止物標の候補と判定されたときに上記物標を
    静止物標とすることを特徴とする車両周辺検知装置。
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