JPH09330994A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH09330994A
JPH09330994A JP17308396A JP17308396A JPH09330994A JP H09330994 A JPH09330994 A JP H09330994A JP 17308396 A JP17308396 A JP 17308396A JP 17308396 A JP17308396 A JP 17308396A JP H09330994 A JPH09330994 A JP H09330994A
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Japan
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circuit chip
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flexible insulating
reinforcing plate
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Kazuaki Ano
一章 阿野
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Texas Instruments Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤボンディング方式で集積回路チップを実
装するテープBGAパッケージにおいてその薄型化を実
現する。 【解決手段】本発明は、一面側に複数の半田バンプを形
成した可撓性絶縁基板上に集積回路チップを搭載したテ
ープBGAパッケージに関する。半導体装置1は、開口
3aを形成した可撓性絶縁基板3上に補強板9を有して
いる。集積回路チップ2は、その電極パッド2aを備え
た面を補強板側にしてこの上に搭載される。補強板9の
電極パッドに対応する位置には、開口9aが形成され
る。電極パッド2aとインナーリード4aとは、この開
口を介して導体ワイヤ6により電気的に接続される。少
なくともこの導体ワイヤを覆って樹脂が封止される。導
体ワイヤ6はチップの上方に延びることが無いので、そ
の分パッケージを薄くすることができる。集積回路チッ
プを搭載する補強板は、その放熱性を良くするためにも
機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特にパッケージの薄型化に適すると共に、搭載される半
導体集積回路チップの放熱性に優れたテープBGAパッ
ケージに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路パッケージの小型化、多
ピン化の要求に伴い、従来のQFP(Quad Flat Packag
e)やTCP(Tape Carrier Package)に変わるものとして
BGAパッケージが注目を集めている。BGA(Ball Gr
id Array)は、集積回路チップを実装した基板の底面側
に、接続端子である半田バンプを2次元的に配列した表
面実装型のパッケージである。接続端子を2次元的に配
列したため、多ピン化を図っても端子ピッチを1mm以
上とすることができ、従来の一括リフロー実装技術を使
用し簡易に実装し得る点もBGAの利点の一つである。
【0003】BGAパッケージの一種に、テープBGA
パッケージがある。これは、集積回路チップを搭載する
基板をTCPのように、ポリイミドの可撓性テープで構
成したものである。テープ上のチップは、樹脂により覆
われ封止される。テープBGAは、量産性、加工性の点
においてセラミック基板を用いたBGAパッケージより
も優れている。
【0004】テープBGAパッケージへの集積回路チッ
プの実装には、従来フリップチップ又はワイヤボンディ
ングによる方法が用いられている。フリップチップ方式
は、集積回路チップの主面の電極パッド上に半田、金等
の導体バンプを形成し、チップの主面、すなわち回路を
形成した面を基板側に向け、電極パッドを導体バンプを
介して基板上のインナーリードに直接接合する方式であ
る。ワイヤボンディング方式は、集積回路チップをその
主面を上に向けて基板上に実装し、電極パッドと基板上
のインナーリードとを金線等の導体ワイヤで接続する方
式である。
【0005】フリップチップ方式は、パッケージを薄型
にするという点において優れているが、インナーリード
と電極パッドとの相対的な位置を正確にしなければなら
ず、これらの設計、及び集積回路チップの実装の位置精
度がシビアになる。更に、電極パッド上の導体バンプ形
成のための工程が必要になる。これに対しワイヤボンデ
ィング方式は、インナーリードと電極パッドを導体ワイ
ヤを介して接続するため、フリップチップ方式に比べそ
の位置精度が緩やかであると共に、バンプ形成工程が不
要であるという利点がある。しかし、ワイヤボンディン
グ方式は、パッケージの薄型化の点においてフリップチ
ップ方式よりも不利である。すなわち、導体ワイヤは、
チップとの接触を避ける為に電極パッド面から一旦上方
に延び、そこから湾曲してインナーリードに至る。パッ
ケージの厚さを決定する樹脂の層は、この導体ワイヤを
完全に覆うように設けなければならず、その結果、パッ
ケージの厚さを、ある範囲以上に薄くすることは困難で
あった。
【0006】更に、テープBGAパッケージにおいて
は、他の高集積化されたチップを搭載するパッケージと
同様に、解決されなければならない問題がある。それ
は、搭載した集積回路チップの放熱性の問題である。チ
ップの高集積化に伴って一層パッケージの放熱性の問題
が重要になってきている。テープBGAにおいて集積回
路チップは、1つの面を絶縁性のポリイミドテープに、
他の面を絶縁性の樹脂によって覆われている。よってチ
ップから発生した熱はこれらを介して外気中に放散され
なければならない。これら絶縁性の素材は、チップを外
部の汚染された環境から守るという面においては優れた
性能を発揮するが、チップの熱を外部に放出するという
面においては良好には機能しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ワイ
ヤボンディング方式で集積回路チップを実装するテープ
BGAパッケージにおいてその薄型化を実現することで
ある。
【0008】本発明の別の目的は、集積回路チップで発
生した熱を外部に効率良く放散する熱抵抗の低いテープ
BGAパッケージを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面側に複数
の半田バンプを形成した可撓性絶縁基板上に集積回路チ
ップを搭載した半導体装置に関するものである。本発明
の半導体装置は、集積回路チップを搭載する位置の少な
くとも一部に開口を形成した可撓性絶縁基板上に補強板
を有している。補強板は基本的には、パッケージとして
の十分な強度を持たない可撓性絶縁基板を補強するため
のものである。集積回路チップは、その電極パッドを備
えた面を補強板側にしてこの補強板上に搭載される。補
強板の電極パッドに対応する位置には、開口が形成され
る。この開口を通して可撓性絶縁基板の開口側から電極
パッドが臨め、電極パッドと可撓性絶縁基板上の導体パ
ターンにおけるインナーリードが空間的に連通される。
電極パッドとインナーリードとは、この開口を介して導
体ワイヤにより電気的に接続される。少なくともこの導
体ワイヤを覆って樹脂が封止される。
【0010】上記集積回路チップの電極パッドは補強板
側に向けられ、電極パッドから延びる導体ワイヤは補強
板の開口から反対側の可撓性絶縁基板へ至り、インナー
リードに接続される。このため導体ワイヤは集積回路チ
ップよりも上方に飛び出ることがなく、従って集積回路
チップ実装側の樹脂の層を薄くすることができる。
【0011】可撓性絶縁基板に形成される導体パターン
は、半田バンプを形成する面に形成しても、またそれと
は反対側の面に形成しても良い。半田バンプの面と反対
側の面に導体パターンを形成する場合には、半田バンプ
と導体パターンのアウターリードとを可撓性絶縁基板に
形成したビアホールを介して電気的に接続する。さらに
インナーリードが可撓性絶縁基板の上に設けた補強板に
よって覆われないように、補強板の開口内にインナーリ
ードを延出させるか、又は可撓性絶縁基板の開口縁を延
出させるかする必要がある。
【0012】導体パターンを可撓性絶縁基板の半田バン
プを形成する面に形成した場合には、導体ワイヤが基板
面より半田バンプ側に幾らか飛び出る。導体ワイヤを覆
う樹脂の層は、更に半田バンプ側に膨らむ。半田バンプ
のピッチを小さくしてパッケージの実装ピン数を上げる
ために、半田バンプの径を小さくする必要がある。樹脂
層の半田バンプ側の膨らみはこの妨げとなる。
【0013】このため本発明は、補強板の集積回路チッ
プを搭載した領域及びその周囲を、可撓性絶縁基板の側
と反対側に窪ませ、可撓性絶縁基板をこの窪みに沿わせ
て配置することによって、インナーリードの位置を可撓
性絶縁基板の面よりも補強板側へ位置させるよう構成す
ることができる。
【0014】本発明の構成では、補強板に形成した開口
によって、集積回路チップ下の補強板の領域は、他の補
強板の領域と幾つかのブリッジを介して連続している。
集積回路チップの熱は、それが接している補強板の領域
から上記ブリッジを通って、周囲の補強板の領域に至り
発散される。補強板は一定の強度を得るため及び集積回
路チップの熱を効率良く外部へ放出するために熱伝導率
の高い金属、例えば銅とすることが好ましい。放熱効率
をよくするために、補強板及び集積回路チップの上にさ
らにヒートシンクを設けることが可能である。
【0015】本発明はまた、可撓性絶縁基板に形成され
る半田バンプのうちのいくつかを、上記補強板に対し熱
的に接続した放熱構造を採ることができる。上記補強板
に集積回路チップから伝わってきた熱は、この半田バン
プを通して本パッケージが実装される基板上の導体パタ
ーンに放散される。放熱用に選択される半田バンプは、
集積回路チップの電源用に用いられるもの、すなわち電
源電位又は接地電位の供給用とすることができる。この
場合、補強板は電源又は接地電位と同電位に保たれ、イ
ンピーダンス整合が図られる。
【0016】本発明はまた、上記補強板に代えてヒート
シンクを上記可撓性絶縁基板上に設けた構成とすること
ができる。ヒートシンクの可撓性絶縁基板に向けられる
側の面には、凹部が形成される。この凹部内に、集積回
路チップを収容すると共に、可撓性絶縁基板のインナー
リードを形成した領域を位置させる。この場合に上記ヒ
ートシンクを金属薄板で構成することができる。
【0017】さらに本発明においては、集積回路チップ
を可撓性絶縁基板に形成した開口側から補強板面に固定
する構成を採ることが可能である。集積回路チップは、
補強板に対し可撓性絶縁基板を設けた側と同じ側に位置
する。従って導体ワイヤによって電気的に接続される集
積回路チップの電極パッドと導体パターンのインナーリ
ードとは、補強板に対して同じ側に位置する。そのため
導体ワイヤは、補強板の開口の一方側から他方側に抜け
るのではなく、電極パッドから延び開口内で湾曲させら
れて元の方向に戻り、インナーリードに接続される。こ
の場合に、集積回路チップを本パッケージが実装される
基板の導体パターンに対し熱的に接続する構成を採るこ
とができる。集積回路チップの熱は、直接実装基板側へ
放熱され、パッケージの放熱性が極めて良好になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。図1〜図4に本発明を適用した2
56ピン対応のテープBGAパッケージを示す。半導体
装置1は、方形のパッケージの中央に半導体集積回路チ
ップ2を搭載する。図1はこのパッケージの一部を切欠
いて示す実装面側から見た斜視図、図2はその断面図で
ある。本半導体装置1は、ポリイミドからなる可撓性絶
縁基板3の層を有する。可撓性絶縁基板3は、その中央
に集積回路チップ2の外形よりも一回り大きいサイズの
開口3aを有している。また可撓性絶縁基板3の下面側
には、導体パターン4が印刷されている。この様子は装
置を下側から見た分解斜視図である図4に、簡略化され
た状態で最も良く表されている。多くの導体パターン4
の一端は、中央の開口3aに向かって延びている。導体
パターンのこの内側の端部をインナーリード4aと呼
ぶ。各インナーリード4aは、搭載される集積回路チッ
プ2の各電極パッド2aと導体ワイヤ6を介して電気的
に接続される。導体パターン4の他端は、可撓性絶縁基
板3の下面に形成される半田バンプ5の位置に延びてい
る。導体パターンのこの外側の端部をアウターリード4
bと呼ぶ。アウターリード4bには、製造段階の最後の
工程で半田バンプ5が接合される。可撓性絶縁基板3の
下面には、インナーリード4aとアウターリード4bを
露出して、半田レジストの層7が形成され、導体パター
ン4が覆われる。
【0019】可撓性絶縁基板3の上面には、接着剤の層
8を介して補強板9が接着される。一つの実施例では、
厚さ約0.1mmのポリイミドのフィルム上に、補強板とし
ての厚さ約0.125mmの銅板を約0.05mmの接着剤層を介し
て重ねた。補強板9には、4つの開口9aが形成され、
これら開口9aによって補強板9の中央には、島が形成
される。以下、この島の部分をダイパッド9bと呼ぶ。
集積回路チップ2はダイパッド9bに、その主面を下向
きにして搭載される。集積回路チップ2は銀ペースト又
は伝熱性接着剤10を介してダイパッド9b上に固定さ
れる。ここで、ダイパッド9bは、集積回路チップ2の
外形よりも一回り小さい寸法を有する。すなわち、集積
回路チップ2をダイパッド9bに搭載した状態で、ダイ
パッド9bの外縁は、集積回路チップ2の主面の周辺部
に形成した電極パッド2aの内側に位置する。そのた
め、集積回路チップ2を搭載した補強板9を下側から見
ると、開口9aより電極パッド2aが臨める。
【0020】このダイパッド9bの部分と周囲の補強板
9dの部分とは、4本のブリッジ9cによって繋がって
いる。ブリッジ9cは、パッケージングの製造におけ
る、集積回路チップの固定及び支持という役割とともに
次の2つの働きを持つという意味で重要である。第一
に、ブリッジ9cは、周囲の補強板9dに対しダイパッ
ド9bを支持する構造的な機能を果たす。ブリッジ9c
によって周囲の補強板9dとダイパッド9bが一体的に
されていなければ、ダイパッド9b上に搭載された集積
回路チップ2は樹脂層11に支持されるだけの不安定な
状態になり、導体ワイヤ6の断線やパッケージにひび割
れが生じるおそれがある。第二に、ブリッジ9cは、集
積回路チップ2から発生した熱を周囲の補強板9d上に
逃がす機能を果たす。集積回路チップ2の熱は、ダイパ
ッド9bに伝わり、4本のブリッジ9cから補強板9d
に至る。ダイパッド9bと周囲の補強板9dとの間の熱
抵抗は、ブリッジ9cの長さ及び断面積に比例する。熱
抵抗を低くするためには、できるだけブリッジ9cの長
さを短くし、断面積を広くするのが良い。しかしブリッ
ジの寸法は、開口9aの大きさによって必然的に決定さ
れる。開口9aの大きさは、導体ワイヤ6のボンディン
グに支障のない広さが必要であり一定の制限がある。一
つの実施例では、各ブリッジを、長さ約3mm、厚さ約0.2
5mm、太いところの幅約0.7mm、細いところの幅約0.2mm
で成型した。
【0021】可撓性絶縁基板3と補強板9を接着し、集
積回路チップ2をダイパッド9bに搭載した状態で、集
積回路チップの電極パッド2aと可撓性絶縁基板3のイ
ンナーリード4aとは、導体ワイヤ6を介して電気的に
接続される。ワイヤボンディングは、半導体装置1の裏
側を上向きにして行われる。本発明において導体ワイヤ
6の電極パッド2aからの引き出し角は、従来の半導体
装置における引き出し角に比べて緩やかである。本実施
例では、集積回路チップ2が、可撓性絶縁基板3及び補
強板9を挟んでインナーリードが形成されている面と反
対側に位置することによって、インナーリードが形成さ
れる面を電極パッドから上方に十分に離して形成するこ
とができる。導体ワイヤの引き出し角が急であるとその
一部がチップの角に接触する恐れがある。このような問
題は導体ワイヤの断線や半導体装置の動作不良を引き起
こす。本発明においては導体ワイヤのこのような問題を
引き起こす可能性が殆ど無い。本実施形態において導体
ワイヤ6は、図3に示すように、電極パッド2aからほ
ぼ垂直に引き出され、その上方で湾曲されてインナーリ
ード4aに至る。一つの実施例では、可撓性絶縁基板3
の下面からの導体ワイヤ6の突出量を約0.1mmに抑えら
れた。
【0022】集積回路チップ2から引き出された導体ワ
イヤ6は、樹脂11をその上からポッティングすること
により封止される。樹脂11は、半導体装置1の裏側か
ら可撓性絶縁基板3の開口3aに向けてポッティングさ
れる。樹脂11によって、電極パッド2a、導体ワイヤ
6及びインナーリード4aは封止され、外部の汚染され
た環境から保護される。汚染に対する保護の目的では、
必ずしもダイパッド9bの裏面側を樹脂で覆う必要はな
いが、樹脂封止の工程を容易にし、またパッケージの強
度を高めるためには好適な方法である。しかし、製造上
及び強度上の問題が深刻でないならば、ダイパッド9b
の裏面側を露出するようにポッティングを行えば、集積
回路チップ2の放熱性が更に向上する。一つの実施例で
は、可撓性絶縁基板3の裏面からの樹脂11の突出量
は、約0.3mmに抑えられた。このため0.6〜0.7mm径程度
の半田バンプを用いても、外部基板12と樹脂11の面
との間に十分なクリアランスが得られた。0.7mm径の半
田バンプを含んだ半導体装置1の高さは、約0.335mmに
押さえることができた。なお、樹脂は量産性の点からは
トランスファーモールド法により封止されることが好ま
しく、本発明においてもこの方法で樹脂封止を行うこと
に技術上の問題はない。
【0023】一方、集積回路チップ2の裏面側、すなわ
ちパッケージの表側は樹脂で封止されることなく、露出
している。集積回路チップ2を補強板9側に向けて実装
する本発明の構造においては、集積回路チップ2の主面
に形成される回路は、補強板9のダイパッド9bによっ
て覆われ保護されている。集積回路チップ2の裏面側
は、フリップチップ方式の場合と同様に、それ自体絶縁
層として集積回路チップ2の主面側に形成された回路を
保護すると共に、一定の外力に対する物理的な保護層と
しても働く。従って、集積回路チップ2の裏面側を樹脂
で封止する必要が必ずしも無い。むしろ集積回路チップ
2の放熱性を良くする上では、集積回路チップの一面を
露出させることができる本発明の構成は、極めて好適で
ある。
【0024】集積回路チップ2から発生する熱の一部
は、その露出された裏面側から空気中に放熱される。他
の熱は、集積回路チップ2を搭載したダイパッド9bか
らブリッジ9cを通って周囲の補強板9dに放熱され
る。本発明のこのような構造によって、集積回路チップ
及び周囲の接続回路を外部の汚染された環境から保護し
つつも、効率的なチップの放熱が実現される。
【0025】次に本発明のもう一つの放熱構造について
説明する。可撓性絶縁基板3の下面に形成される半田バ
ンプ5は、本来集積回路チップ2内の回路を外部基板に
電気的に接続し、チップへの電力の供給及び信号の受け
渡しをするためのものである。本発明において一部の半
田バンプは、集積回路チップ2の熱を外部基板上に放散
するために機能する。先の実施形態において、半導体装
置1の四隅の幾つかの半田バンプ5aは、放熱用のもの
である。図1においてこれらの半田バンプ5aに斜線を
付して電気接続用のものと区別した。
【0026】放熱用の半田バンプ5aは、図2及び図3
で明らかなように、その基部が補強板9の裏面に直接接
している。すなわち、電気接続用の半田バンプ5の場合
と異なり、製造段階で半田バンプ5aの位置の可撓性絶
縁基板3の面にはビア3bが形成され、このビア3bの
位置のアウターリード4bと接着層7は除去される。こ
こに、半田バンプ5aを形成する。実施例では、接地電
位供給用の半田バンプを放熱用として補強板9に接触さ
せた。放熱用の半田バンプ5aは、半導体装置1が実装
される外部基板12上の回路パターンのランド13に、
他の半田バンプ5と同様にはんだ付けされる。集積回路
チップ2からブリッジ9cを伝わって補強板9の周囲部
分9dに至った熱は、その一部がその表面から空気中に
放散されると共に、他の一部はこの放熱用の半田バンプ
5aから外部基板11の回路パターンに放散される。
【0027】実施例では、半導体装置1の四隅に位置す
る半田バンプを放熱用のものとした。この実施例に示さ
れた形状の半導体装置においては、四隅付近の半田バン
プは、半田リフロー時や環境変化によるパッケージの反
りや歪みによって、外部基板側との接続が良好に行われ
なくなる確率が最も高い。従って、この部分に信号接続
用の半田バンプを配置することはできるだけ避けた方が
好ましい。放熱用の半田バンプは、仮にその幾つかが外
部基板側と良好に接続されなくても、半導体装置の機能
に重大な影響を与えることはない。従って実施例のよう
な放熱用半田バンプ5aの配列は、一つの好適な態様で
ある。しかしながら、放熱用の半田バンプを他の位置に
配置することに技術的な問題はない。
【0028】次に上記半導体装置の製造工程について述
べる。可撓性絶縁基板はTABテープの形で与えられ
る。可撓性絶縁基板の中央に開口が形成され、放熱用の
半田バンプが形成される位置に対応して四隅に各6個の
ビアが開けられる。開口及びビアの形成は、金型による
打ち抜きが好適である。穴開け加工された可撓性絶縁基
板の一面には成膜、写真製版の工程によって導体パター
ンが形成される。ビアの上のパターンは、初めから形成
しないか、又はエッチングで後から除去する。そして可
撓性絶縁基板の導体パターンを形成した面に、インナー
リードの領域を露出して、半田レジストが塗布される。
アウターリードの上の半田レジストは、エッチングによ
り除去される。別の工程で銅板に穴開けを行い補強板を
形成する。可撓性絶縁基板の導体パターンを形成した面
とは反対の面に接着剤を塗布し、この上に補強板を接着
する。このときに補強板の開口外縁と、可撓性絶縁基板
の開口の外縁が一致するように両者は重ね合わされる。
【0029】可撓性絶縁基板の四隅のビアから覗く接着
剤の層をエッチングにより除去する。これによってこれ
らのビア内に補強板の裏面が露出する。もっとも、除去
される接着剤の層の部分を初めから形成しない、すなわ
ちこの部分を避けて接着剤層を形成する方法を採ること
もできる。この場合は上記除去のための工程が省略され
る。集積回路チップを、それよりも一回り小さい補強板
のダイパッドの上に、その主面が下向きになるように実
装する。集積回路チップは、銀ペースト又は伝熱性接着
剤によりダイパッドに固着される。半導体装置を反転
し、電極パッドとインナーリードが上方から見下ろせる
ようにして、両者のワイヤボンディングを行う。そし
て、電極パッド、導体ワイヤ、インナーリードが完全に
覆われるように、可撓性絶縁基板の開口に樹脂をポッテ
ィングする。
【0030】上記可撓性絶縁基板の各アウターリード及
び各ビアの位置に、半田バンプを形成する。半田バンプ
の形成は、予め作っておいた半田ボールを移載し溶融す
る方法、クリーム半田を印刷、リフローしバンプにする
方法などを用いることができる。外部基板上のランドに
半田バンプを載置し、一括リフローにより接合する一般
的な方法で、半導体装置を外部基板上に実装する。
【0031】図5は、上記半導体装置上にヒートシンク
を設けた本発明の第2の実施形態を示している。図にお
いて半導体装置1の構成は、先の実施形態で示した半導
体装置と全く同じである。本実施形態においては、集積
回路チップの放熱をより効率的に行うために、半導体装
置1上にヒートシンク14を備えている。ヒートシンク
14は、その中央で集積回路チップ2の裏面に、熱伝導
性の接着剤を介して接着されると共に、補強板9に対し
ては中間部材15を介して熱的に接続される。中間部材
15は、半導体装置1の周囲の高さを集積回路チップ2
の高さ位置と合わせて、平坦な底面を有するヒートシン
ク14を半導体装置上に実装できるようにするためのも
のである。中間部材15は、補強板9及びヒートシンク
14に対し熱伝導性の接着剤で接着される。中間部材1
5として厚さ0.1〜0.3mm程度のポリイミドを用いること
ができる。
【0032】図6〜図8は本発明の第3の実施形態を示
している。本発明が先の2つの実施例から大きく異なる
点は、集積回路チップ2をダイパッド9bに対し、下側
から、すなわち可撓性絶縁基板の開口3a側から、実装
している点である。従って、集積回路チップ2の主面は
上向きになり、補強板9の開口9aからは電極パッド2
aが見下ろせる。更に、先の実施例と異なり、導体パタ
ーン4は可撓性絶縁基板3の上面側に形成されている。
そして導体パターンのインナーリード4aが補強板9で
覆われないように、補強板の開口9aを先の実施例より
も大きく形成している。これによりインナーリード4a
は開口9aから臨めるようになり、電極パッド2aとの
接続が可能となる。本実施形態においては、上述のよう
に電極パッド2a及びインナーリード4aは上向きであ
り、パッケージの上面側からワイヤボンディングが実施
される。先の実施形態では導体ワイヤ6は、電極パッド
2aから補強板の開口9aの反対側にあるインナーリー
ド4aに接続される構成であった。本実施形態において
導体ワイヤ6は、電極パッド2aから延び開口9a内で
湾曲させられて元の方向に戻り、インナーリード4aに
接続される。この例で、電極パッド2aとインナーリー
ド4aは同じ高さ位置にある。従って電極パッド2aか
らの導体ワイヤ6の引き出し角は十分確保でき、チップ
への接触はない。なお、半田バンプ5とアウターリード
4bとは、可撓性絶縁基板3に形成したビアを介して接
続される。集積回路チップ2を補強板に対し、可撓性絶
縁基板3を設けた側と同じ側に設けた本実施例の構造
は、パッケージの薄型化を図る上で極めて有効な構造で
ある。
【0033】本実施形態においては、樹脂11はパッケ
ージの上方からポッティングされ、補強板の開口9aを
通してインナーリード4a、導体ワイヤ6及び電極パッ
ド2aを封止する。よって集積回路チップ2の裏面側
は、パッケージの下面側に露出されたままである。本パ
ッケージを実装する外部基板12の表面には、半田バン
プ5を載置するためのランド13の他に、集積回路チッ
プ2を載置する導体パターンのランド16が形成され
る。本半導体装置の集積回路チップ2は、熱伝導性の接
着剤17を介してこのランド16に熱的に接続される。
集積回路チップ2を直接外部基板側に熱的に接続するこ
の方法は、半導体装置の熱抵抗を下げる上で、極めて効
果的である。
【0034】図9及び図10は本発明の第4の実施形態
を示している。この実施形態と図1に示した第1の実施
形態との相違点は、補強板9の中央部分を集積回路チッ
プ2の実装面側に窪ませた点である。より正確には、重
ね合わせた可撓性絶縁基板3のインナーリード4aの外
側に対応する位置で、補強板9を張り出し加工してい
る。可撓性絶縁基板3のインナーリード4aを有する領
域3cは、後に説明する図11に示した可撓性絶縁基板
3と同様に、コーナーの切り込みによって補強板9の窪
みの内側に曲げることができる。可撓性絶縁基板3のこ
の領域3cは、補強板9の窪みに沿って接着され、イン
ナーリード4aは、可撓性絶縁基板3の面から十分に後
退したところに位置する。インナーリード4aを後退さ
せたことによって、電極パッド2aとインナーリード4
aを結ぶ導体ワイヤ6は、図1の実施形態の場合と異な
り、可撓性絶縁基板3の面、すなわちパッケージの底面
から突出しない。さらに、導体ワイヤ6を覆う樹脂11
の表面も、可撓性絶縁基板3の面より上方に位置させる
ことができる。このような本実施例の構造は、半田バン
プ5間のピッチを狭め、実装ピン数を多くする上で重要
である。樹脂11の表面が可撓性絶縁基板3の表面から
突出しないか、又はその突出量が小さい場合には、半田
バンプの径を小さくしてもパッケージが外部基板12に
接触しない。半田バンプを小さくすることによって、半
田バンプ間のピッチを狭くすることができる。
【0035】図11及び図12は本発明の第5の実施形
態を示している。本実施形態は、先の実施形態における
補強板に代えて、ヒートシンク18を用いている。この
実施形態は第4の実施形態と同様、樹脂11を可撓性絶
縁基板3側に突出させないようにして、半田バンプ間の
ピッチを狭くする構成を有している。ヒートシンク18
は、その裏面側に、第1の凹部18aと、第1の凹部1
8aの中央に更に形成される第2の凹部18bを備え
る。第1の凹部18aには、可撓性絶縁基板3のインナ
ーリード4aを形成した領域3cが配置される。すなわ
ち、可撓性絶縁基板3の領域3cは、第1の凹部18a
の傾斜面に沿わせて配置され、ここに接着される。第2
の凹部18bには、集積回路チップ2が収容され、その
底部に熱伝導性の接着剤19によって接着される。集積
回路チップ2の電極パッド2aとインナーリード4aと
は、第1の凹部18a内に延びる導体ワイヤ6で電気的
に接続される。樹脂11は、凹部18a及び18bに充
填され、導体ワイヤ6及びその接続部分を覆う。
【0036】図13及び図14は本発明の第6の実施形
態を示している。この実施形態は、第5の実施形態にお
けるヒートシンク18を、金属薄板により構成したもの
である。他の構成は第5の実施形態と同様である。集積
回路チップの放熱効率を良くするためには、本実施形態
よりもむしろ第5の実施形態の方が好適であるが、パッ
ケージの薄型化、軽量化の面では本実施形態の方が有利
である。
【0037】
【発明の効果】以上の如く本発明は、主面を補強板側に
して集積回路チップを搭載したため、導体ワイヤがチッ
プの上方側に張り出すことがなくなる。その結果、ワイ
ヤボンディング方式で集積回路チップを実装するテープ
BGAパッケージにおいてその薄型化を実現することが
できる。
【0038】また、集積回路チップから発生する熱は、
補強板を伝わり、空気中に放散されるので、パッケージ
の熱抵抗を下げることができる。熱抵抗の低いパッケー
ジは、半導体装置の信頼性を向上させる。
【0039】さらに従来、ワイヤボンディングによって
搭載される集積回路チップは、その主面が上方に来るこ
とから、樹脂で覆う必要があった。本発明のパッケージ
では、チップの裏面が上方に来るので、これを露出させ
ることができる。従って、本発明はワイヤボンディング
方式のパッケージにおいて一層、放熱効果を高めること
ができる。
【0040】本発明はまた、上記補強板と半田バンプの
いくつかを熱的に接続することによって、集積回路チッ
プから補強板に伝わってきた熱を更に外部基板側へ放熱
することができ、一層の熱抵抗の低下が実現される。
【0041】可撓性絶縁基板のインナーリードの領域を
該基板面から後退させた本発明の構成によって、導体ワ
イヤ及びそれを覆う樹脂の基板面からの突出が抑えられ
る。これにより、半田バンプ間のピッチを狭めることが
でき、実装ピン密度を高めることができる。
【0042】集積回路チップを可撓性絶縁基板の開口側
から補強板面に固定させた本発明の構成によって、集積
回路チップは、補強板に対し可撓性絶縁基板と同じ側に
配置される。これにより、パッケージの薄型化が一層進
められる。更にこの構成において、集積回路チップを外
部基板に直接熱的に接続することが可能であり、チップ
の放熱をより効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を256ピン対応のテープBGAパッケ
ージに適用した一実施形態を一部を破断して底面側から
見た斜視図である。
【図2】図1の半導体装置を外部基板に実装した状態で
示す断面図である。
【図3】図3の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】図1の半導体装置の要部を取出して示す分解斜
視図である。
【図5】ヒートシンクを備えた本発明の第2の実施形態
を示す断面図である。
【図6】集積回路チップを可撓性絶縁基板側から搭載し
た本発明の第3の実施形態を一部を破断して示す斜視図
である。
【図7】図6の半導体装置を底面側から見た斜視図であ
る。
【図8】図6の半導体装置を外部基板に実装した状態で
示す断面図である。
【図9】補強板の中央の領域を窪ませた本発明の第4の
実施形態を一部を破断して底面側から見た斜視図であ
る。
【図10】図9の半導体装置を外部基板に実装した状態
で示す断面図である。
【図11】補強板に代えてヒートシンクを用いた本発明
の第5の実施形態を示す底面側から見た分解斜視図であ
る。
【図12】図11の半導体装置を外部基板に実装した状
態で示す断面図である。
【図13】ヒートシンクを金属薄板とした本発明の第6
の実施形態を示す断面図である。
【図14】図13の半導体装置の一部を破断して底面側
から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 集積回路チップ 2a 電極パッド 3 可撓性絶縁基板 3a 開口 3b ビア 4 導体パターン 4a インナーリード 4b アウターリード 5 半田バンプ 5a 放熱用半田バンプ 6 導体ワイヤ 7 半田レジスト層 8 接着剤層 9 補強板 9a 開口 9b ダイパッド 9c ブリッジ 9d 補強板周辺部 10 銀ペースト又は伝熱性接着剤 11 樹脂層 12 外部基板 13 回路パターン 14 ヒートシンク 15 中間部材 16 ランド 17 接着剤層 18 ヒートシンク 18a 第1の凹部 18b 第2の凹部 19 接着剤層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に導体パターンを形成し集積回路チ
    ップの搭載位置の少なくとも一部を開口した可撓性絶縁
    基板と、 上記可撓性絶縁基板の一面側に設けられ上記導体パター
    ンと電気的に接続される複数の半田バンプと、 上記可撓性絶縁基板の上記半田バンプを設けた面と反対
    側の面に設けられる補強板と、 電極パッドを備えた面を上記補強板側にして該補強板面
    に搭載される集積回路チップと、 上記補強板の上記電極パッドに対応する位置に形成され
    上記電極パッドと上記導体パターンのインナーリードと
    を空間的に連通させる開口と、 上記開口を介して上記電極パッドと上記導体パターンの
    インナーリードを電気的に接続する導体ワイヤと、 少なくとも上記導体ワイヤを封止する樹脂と、を備えた
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記補強板の上記集積回路チップを搭載
    した領域及びその周囲を上記可撓性絶縁基板の側と反対
    側に窪ませ、上記可撓性絶縁基板の上記インナーリード
    を形成した領域を上記可撓性絶縁基板の面よりも上記補
    強板側へ位置させた請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記集積回路チップ及び上記補強板上に
    ヒートシンクを設けた請求項1又は2記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 上記集積回路チップを上記可撓性絶縁基
    板に形成した開口側から上記補強板面に固定させた請求
    項1の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記集積回路チップを半導体装置が実装
    される基板に形成された導体パターンに対し熱的に接続
    する請求項4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 上記補強板と上記複数の半田バンプのう
    ちの一部を熱的に接続した請求項1、2、3、4又は5
    記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 表面に導体パターンを形成し集積回路チ
    ップの搭載位置の少なくとも一部を開口した可撓性絶縁
    基板と、 上記可撓性絶縁基板の一面側に設けられ上記導体パター
    ンと電気的に接続される複数の半田バンプと、 上記可撓性絶縁基板の上記半田バンプを設けた面と反対
    側の面に設けられるヒートシンクと、 上記集積回路チップを収容すると共に、上記可撓性絶縁
    基板の導体パターンにおけるインナーリードを形成した
    領域を上記可撓性絶縁基板の面よりも上記ヒートシンク
    側に位置させる上記ヒートシンクに形成される凹部と、 電極パッドを備えた面を上記可撓性絶縁基板側にして上
    記凹部内に搭載される集積回路チップと、 上記電極パッドと上記導体パターンのインナーリードを
    電気的に接続する導体ワイヤと、 上記凹部に充填され上記集積回路チップ及び上記導体ワ
    イヤを封止する樹脂と、を備えた半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記凹部は、上記可撓性絶縁基板の上記
    インナーリードを形成した領域を配置させる第1の凹部
    と、該第1の凹部の中央に形成され上記集積回路チップ
    を収容する第2の凹部とを備えた請求項7記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 上記ヒートシンクが金属薄板である請求
    項7又は8記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 上記ヒートシンクと上記複数の半田バ
    ンプのうちの一部を熱的に接続した請求項7、8又は9
    記載の半導体装置。
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