JPH09330766A - 待ち受けコネクタ - Google Patents

待ち受けコネクタ

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JPH09330766A
JPH09330766A JP8146228A JP14622896A JPH09330766A JP H09330766 A JPH09330766 A JP H09330766A JP 8146228 A JP8146228 A JP 8146228A JP 14622896 A JP14622896 A JP 14622896A JP H09330766 A JPH09330766 A JP H09330766A
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    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両走行時等の振動等によって組付体と被組
付体とに相対的な位置ズレが生じた場合であっても、両
者に渡って取り付けられる挿入側コネクタと待ち受けコ
ネクタとの端子接点部に荷重が加わらないようにする。 【解決手段】 待ち受けコネクタ31において、被組付
体から突出する保持軸39bと、コネクタ本体33を装
着する可動ブラケット35と、この可動ブラケット35
に形成され保持軸39bが遊嵌する保持軸挿入穴35g
と、保持軸挿入穴35gと保持軸39bとの間に亘って
設けられ可動ブラケット35を保持軸39bに可動自在
且つ離脱可能に係止する可撓性係止腕49とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組付体を被組付体
に取り付ける組付構造において、組付体に設けた挿入側
コネクタと嵌合する、被組付体に設けたコネクタ(以
下、「待ち受けコネクタ」という)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】組付体である例えばインストルメントパ
ネル(インパネ)に設けた電装部品は、インパネ裏面の
挿入側コネクタを、被組付体である例えば車体に設けた
待ち受けコネクタに嵌合することで、車体側との電気的
接続を行う。ところが、インパネを車体の所定位置に取
り付けた場合、挿入側コネクタと待ち受けコネクタとは
挿入中心軸が一致するように設計してあるが、それぞれ
の部材の寸法公差等により、両コネクタの挿入中心軸に
はズレの生じる場合がある。
【0003】この種の待ち受けコネクタで車体に対して
可動可能に設けることで挿入側コネクタとの嵌合誤差を
吸収できるようにしたものの一例を図5に基づき説明す
る。図5は挿入側コネクタ及び従来の待ち受けコネクタ
を示す側面図である。待ち受けコネクタ1は、コネクタ
本体3を可動ブラケット5に取り付けてある。可動ブラ
ケット5は、可撓性係止爪7をコネクタ本体3の係止突
起9に係止することで、コネクタ本体3を保持してい
る。また、可動ブラケット5は、係止爪11を車体13
の係止部15に係止することで、車体13側に取り付け
てある。従って、コネクタ本体3は、可撓性係止爪7の
弾性変位範囲内で車体13に対して可動自在となってい
る。コネクタ本体3の前面には先端の開口した軸部17
を突設してあり、軸部17にはナット19を内設してあ
る。
【0004】一方、インパネ21の裏面には挿入側コネ
クタ23を取り付けてある。挿入側コネクタ23には軸
部17を挿入する受入れ穴25を形成してある。この受
入れ穴25には回動自在なボルト27を設けてあり、こ
のボルト27は待ち受けコネクタ1のナット19に螺合
するようになっている。
【0005】上述のように構成された待ち受けコネクタ
1において、インパネ21を車体13の所定位置に取り
付けた際、挿入側コネクタ23と待ち受けコネクタ1と
に嵌合誤差があると、待ち受けコネクタ1の軸部17が
挿入側コネクタの受入れ穴25に沿って可動し、この可
動を可動ブラケット5の可撓性係止爪7が吸収すること
で、待ち受けコネクタ1は、挿入側コネクタ23に対し
て同一挿入中心軸上に移動することとなる。
【0006】同一挿入中心軸上に移動した待ち受けコネ
クタ1は、軸部17を受入れ穴25に挿入した後、ナッ
ト19がボルト27に螺合されることで、挿入側コネク
タ23に引き寄せられ、端子29aを挿入側コネクタ2
3の端子29bに接続して、挿入側コネクタ23との嵌
合が完了した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
待ち受けコネクタ1では、可動ブラケット5を介してコ
ネクタ本体3を車体13側に取り付け保持していたた
め、車両走行の際に振動が生じると、車体13とインパ
ネ21との間に相対的な位置ズレ或いは共振が発生し、
待ち受けコネクタ1と挿入側コネクタ23との端子29
a、29b接点部に負荷が加わり、接触状態が不安定と
なって、電気的接続の信頼性を低下させる虞れがあっ
た。本発明は上述の状況に鑑みてなされたもので、走行
時の振動等によって組付体と被組付体とに相対的な位置
ズレが生じても端子接点部に影響を与えることのない待
ち受けコネクタを提供し、コネクタにおける電気接続構
造の信頼性向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る待ち受けコネクタの構成は、被組付体
から突出する保持軸と、コネクタ本体を装着する可動ブ
ラケットと、該可動ブラケットに形成され前記保持軸が
遊嵌する保持軸挿入穴と、該保持軸挿入穴と前記保持軸
との間に設けられ前記可動ブラケットを前記保持軸に可
動自在且つ離脱可能に係止する可撓性係止腕とを具備し
たことを特徴とするものである。そして、待ち受けコネ
クタは、前記保持軸に挿入状態の前記可動ブラケットの
後端面に当接して該可動ブラケットの傾きを阻止する台
座部を前記保持軸に設けたものであってもよい。また、
待ち受けコネクタは、前記コネクタ本体と前記可動ブラ
ケットとを一体構成したものでもよい。
【0009】このように構成した待ち受けコネクタで
は、可動ブラケットを保持台に可動且つ離脱可能に保持
させることにより、挿入側コネクタの装着された組付体
を被組付体に固定する際、可動ブラケットを可動させて
挿入側コネクタとの組付け誤差を吸収することができ、
挿入側コネクタとの嵌合後においては、可動ブラケット
を保持台から離脱させて、可動ブラケットと被組付体と
の固定関係を解除することができる。そして、可動ブラ
ケットの後端面が当接する台座部を保持軸に設けた待ち
受けコネクタでは、コネクタ嵌合時、待ち受けコネクタ
が挿入側コネクタに押圧された際、可動ブラケットが台
座部に当接して、傾きが阻止され、挿入側コネクタと待
ち受けコネクタの挿入中心軸が常に平行となる。また、
コネクタ本体と可動ブラケットとを一体構成とすれば、
単体の可動ブラケットを省略することができ、待ち受け
コネクタが2部品で構成可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る待ち受けコネ
クタの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明による待ち受けコネクタの分解斜視
図、図2は挿入側コネクタ及び本発明による待ち受けコ
ネクタを示す断面図、図3は図1に示した待ち受けコネ
クタにおける可撓性係止腕の拡大断面図である。本実施
の形態による待ち受けコネクタ31は、コネクタ本体3
3を装着する可動ブラケット35と、この可動ブラケッ
ト35を被組付体である車体37に保持する保持台39
とで構成してある。
【0011】可動ブラケット35の本体部35aにはコ
ネクタ保持穴35bを形成してあり、コネクタ保持穴3
5bは本体部35aの前後面で開口している。コネクタ
保持穴35bには本体部35aの後面側からコネクタ本
体33を挿入するようになっており、コネクタ保持穴3
5bは前部を突出させた状態でコネクタ本体33を保持
するとともに、係止爪35cによりコネクタ本体33の
後方向の離脱を阻止している。
【0012】本体部35aの中央には、前方に突出する
挿入軸35dを突設してある。挿入軸35dは、先端が
開口したボルト挿入穴35eを有している。このボルト
挿入穴35eには、挿入軸35dの中心軸に螺合中心軸
を一致させたナット41を内設してある。また、挿入軸
35dの先端外周には、角部を除去したテーパ状の案内
面43を形成してある。
【0013】本体部35a後面の中央には後端が開口し
た筒部35fを突設してあり、筒部35fの内部空間は
保持軸挿入穴35gとなっている。この例では、筒部3
5fを四角柱状の角筒で形成してあり、保持軸挿入穴3
5gのそれぞれの内壁面(四方の内壁面)には係止部4
5を形成してある。
【0014】一方、保持台39は、ベース板部39aの
一方の面に、この面に垂直な保持軸39bを突設してあ
る。保持台39は、車体37側に固定するものである
が、その固定構造としては、例えば、ベース板部39a
の両側に鍔部39cを突設し、その鍔部39cを車体3
7側に固設した一対の保持レール40の間にスライド挿
入して車体37側に固定する構造、又はベース板部39
aを直接車体37側にネジ締め固定する構造等がある。
【0015】この例では、保持軸39bを四角柱状に形
成してある。保持軸39bは、可動ブラケット35の保
持軸挿入穴35gに挿入されるようになっている。保持
軸39bは、保持軸挿入穴35gより外形を小さく形成
してあり、保持軸挿入穴35gに進入した際、保持軸挿
入穴35g内で可動自在となる。また、保持軸39bの
基部周囲には、保持軸39bの側面に直交する平面であ
る突き当て面47を有した台座部39dを設けてある。
可動ブラケット35は、コネクタ嵌合時、後述の挿入側
コネクタ53に押圧された際、筒部35fの後端を台座
部39dの突き当て面47に当接することで、傾きが阻
止されるようになっている。つまり、台座部39dに当
接した可動ブラケット35は、挿入中心軸が、挿入側コ
ネクタ53の挿入中心軸と常に平行状態に保持される。
【0016】保持軸39b先端側の各側壁には、可撓性
係止腕49を形成してある。可撓性係止腕49は、基端
を保持軸39bの側面に固定してあり、自由端となる先
端を保持軸39bの側面から離した位置で保持軸39b
の前方向に向けて突出させてある。即ち、各可撓性係止
腕49の先端は、弾性変形することにより、保持軸39
bの各側面に対して接近離反動自在となっている。この
可撓性係止腕49の先端には外側に突出した係止爪49
aを形成してある。
【0017】保持軸挿入穴35gに挿入した保持軸39
bは、可撓性係止腕49の係止爪49aが保持軸挿入穴
35g内壁の係止部45に係止する。図3に示すよう
に、可撓性係止腕49の係止爪49aは、爪部返り面4
9bが若干傾斜した面となっており、抜け方向(図3
中、矢印a方向)の一定の力により係止部45との係止
が解除できる所謂セミロック方式の係止爪となってい
る。
【0018】また、可動ブラケット35は可撓性係止腕
49の係止爪49aが係止部45に係止した状態で、筒
部35fの後端が台座部39dの突き当て面47に当接
するようになっている。従って、この状態で、可動ブラ
ケット35は、前方向からの荷重を突き当て面47によ
って担持できるようになっている。
【0019】一方、図2に示すように、組付体であるイ
ンストルメントパネル(インパネ)51には、挿入側コ
ネクタ53を取り付けてある。挿入側コネクタ53は、
コネクタ収容室53aに、コネクタ本体55を装着して
ある。挿入側コネクタ53の中央部には、挿入軸受入穴
53bを形成してあり、挿入軸受入穴53bの中心には
回動自在なボルト57を挿通してある。挿入軸受入穴5
3bの開口部には案内面59を形成してあり、案内面5
9は穴の入口側から奥側に向かって縮径するテーパ面で
形成してある。
【0020】上述のように構成される待ち受けコネクタ
31の取付け手順を説明する。先ず、可動ブラケット3
5のコネクタ保持穴35bに、コネクタ本体33を装着
する。その後、保持台39の保持軸39b先端を、可動
ブラケット35の保持軸挿入穴35g後端から挿入す
る。保持軸挿入穴35gに挿入した保持軸39bは、可
撓性係止腕49が保持軸挿入穴35g内壁によって撓
み、係止部45に到達した際に、弾性復帰して係止部4
5に係止する。これと同時に、筒部35fの後端面が、
保持台39の突き当て面47に当接し、可撓性係止腕4
9は保持台39に保持された状態となる。
【0021】待ち受けコネクタ31は、この状態で、上
述の固定構造によって車体37側に固定される。これに
より、待ち受けコネクタ31の車体37への取り付けは
完了する。
【0022】次に、このようにして車体37に取り付け
た待ち受けコネクタ31の作用を図2、図4に基づき説
明する。図4は本発明による待ち受けコネクタの作用を
説明する断面図であり(A)は嵌合開始時(B)は嵌合
完了時の状態を示すものである。インパネ51の裏面に
取り付けた挿入側コネクタ53と、車体37側に取り付
けた待ち受けコネクタ31とを嵌合させるには、インパ
ネ51を車体37の所定位置に固定する。
【0023】この際、挿入側コネクタ53と、待ち受け
コネクタ31との間に位置ズレが生じていると、図2に
示すように、待ち受けコネクタ31の挿入軸35d先端
が、挿入側コネクタ53の案内面59に当接する。この
状態でインパネ51を更に車体37に接近させると、待
ち受けコネクタ31は案内面59に沿って挿入軸35d
が移動し、待ち受けコネクタ31と挿入側コネクタ53
との挿入中心軸が一致した状態となり、図4(A)に示
すように、挿入軸35dが挿入軸受入穴53bに進入す
る。
【0024】この際、可動ブラケット35は、挿入中心
軸に直交する方向に平行移動することとなるが、この移
動は、保持台39の可撓性係止腕49が撓むことにより
吸収される。従って、この状態において、可動ブラケッ
ト35は、保持軸39bに対して可動することとなる
が、可撓性係止腕49の撓みにより、保持軸39bによ
る保持は維持されたままの状態となる。
【0025】インパネ51の取付け完了後、図4(B)
に示すように、インパネ51に開口した穴61から、イ
ンパネ51の表面側からボルト57を締めることで、ボ
ルト57は待ち受けコネクタ31のナット41と螺合
し、可動ブラケット35全体を挿入側コネクタ53に引
き寄せることとなる。この引き寄せ力により、可動ブラ
ケット35は、係止部45とセミロック方式の係止爪4
9aとの係止が解除され、保持台39の保持軸39bか
ら離脱することとなる。
【0026】ボルト57の螺合が完了することにより、
可動ブラケット35は挿入側コネクタ53と完全嵌合
し、本体部35aに装着したコネクタ本体33を挿入側
コネクタ53のコネクタ本体55に嵌合させて、電気的
接続を完了させる。従って、可動ブラケット35は、保
持軸39bによる保持状態を解除する一方で、挿入側コ
ネクタ53に一体に結合した状態となる。即ち、可動ブ
ラケット35は、車体37側との保持関係が解除され、
車体37と縁が切られた状態となる。
【0027】なお、上述の実施の形態では、可動ブラケ
ット35とコネクタ本体33とを別体で構成したが、待
ち受けコネクタ31は、可動ブラケット35とコネクタ
本体33とを一体のコネクタとして形成するものであっ
てもよい。このような可動ブラケット35とコネクタ本
体33との一体構造によれば、待ち受けコネクタ31に
おける部品点数の削減を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る待ち受けコネクタによれば、可動ブラケットを保持台
に可動且つ離脱可能に保持させたので、組付体を被組付
体に固定する際、可動ブラケットを可動させて挿入側コ
ネクタとの組付け誤差を吸収することができるととも
に、挿入側コネクタとの嵌合後においては、可動ブラケ
ットを保持台から離脱させて、可動ブラケットと被組付
体との固定関係を解除することができる。この結果、振
動等によって組付体と被組付体とに位置ズレが生じて
も、挿入側コネクタと待ち受けコネクタとの端子接点に
荷重の加わることがなく、コネクタによる電気接続構造
の信頼性を向上させることができる。そして、可動ブラ
ケットの後端面が当接する台座部を保持軸に設けた待ち
受けコネクタによれば、コネクタ嵌合時、待ち受けコネ
クタが挿入側コネクタに押圧された際、可動ブラケット
が台座部に当接して、傾きが阻止される。この結果、挿
入側コネクタと待ち受けコネクタの挿入中心軸を常に平
行に保持することができ、コネクタ嵌合性を良好にする
ことができる。また、コネクタ本体と可動ブラケットと
を一体構成とすれば、単体の可動ブラケットを省略する
ことができ、待ち受けコネクタを少ない部品点数で構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による待ち受けコネクタの分解斜視図で
ある。
【図2】挿入側コネクタ及び本発明による待ち受けコネ
クタを示す断面図である。
【図3】図1に示した待ち受けコネクタにおける可撓性
係止腕の拡大断面図である。
【図4】本発明による待ち受けコネクタの作用を説明す
る断面図であり(A)は嵌合開始時(B)は嵌合完了時
の状態を示すものである。
【図5】挿入側コネクタ及び従来の待ち受けコネクタを
示す側面図である。
【符号の説明】 31 待ち受けコネクタ 33 コネクタ本体 35 可動ブラケット 35g 保持軸挿入穴 37 車体(被組付体) 39b 保持軸 39d 台座部 49 可撓性係止腕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被組付体から突出する保持軸と、 コネクタ本体を装着する可動ブラケットと、 該可動ブラケットに形成され前記保持軸が遊嵌する保持
    軸挿入穴と、 該保持軸挿入穴と前記保持軸との間に設けられ前記可動
    ブラケットを前記保持軸に可動自在且つ離脱可能に係止
    する可撓性係止腕とを具備したことを特徴とする待ち受
    けコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記保持軸に挿入状態の前記可動ブラケ
    ットの後端面に当接して該可動ブラケットの傾きを阻止
    する台座部を前記保持軸に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の待ち受けコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コネクタ本体と前記可動ブラケット
    とを一体構成したことを特徴とする請求項1又は2記載
    の待ち受けコネクタ。
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