JPH09330114A - 処理設備の異常診断装置および異常診断方法 - Google Patents

処理設備の異常診断装置および異常診断方法

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JPH09330114A
JPH09330114A JP2626197A JP2626197A JPH09330114A JP H09330114 A JPH09330114 A JP H09330114A JP 2626197 A JP2626197 A JP 2626197A JP 2626197 A JP2626197 A JP 2626197A JP H09330114 A JPH09330114 A JP H09330114A
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JP2626197A
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Seng Chin Chye
チン チャイ セン
Madenokoji Akihide
明秀 萬里小路
Shibasaki Tetsuro
哲郎 柴崎
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Sony Display Device Singapore Pte Ltd
Original Assignee
Sony Display Device Singapore Pte Ltd
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Publication date
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理設備の異常の診断を、使用者の知識を必
要とせずに行え、汎用性も高い。 【構成】 複数の工程からなる所定のシーケンスを繰り
返す処理設備1の動作を、この処理設備での動作に応じ
て変化するこの処理設備からの情報を監視しながら制御
するプログラム可能な制御装置2に、コンピュータ3を
接続する。コンピュータ3の記憶手段は、処理設備1が
正しく動作しているときの処理設備からの情報の少なく
とも1シーケンス分の変化を、予め記憶する。処理設備
1が異常発生により停止したとき、その停止したときの
処理設備からの情報を取得し、当該取得した情報と、記
憶手段34に記憶された情報とを比較し、その比較結果
に基づいて異常状態の解析を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、処理設備の故障
などの異常を自己診断し、使用者の対処に寄与する指示
を行うようにする異常診断装置および異常診断方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、所定の処理の実行、次の処理部
への搬送、当該次の処理部での処理の実行などのような
一連のシーケンスを順次に実行することにより目的物の
生産などの処理が行われる処理設備においては、自動化
が進み、この処理設備を制御する制御装置のプログラム
により、ほぼ全自動で一連の生産などの処理工程が実行
されるようになってきている。
【0003】このような処理設備に使用されている制御
装置は、PLC(Programable Logic Controller;プロ
グラマブル・ロジック・コントローラ)と呼ばれ、一連
の処理工程のシーケンスを制御するプログラムが、この
PLCに組み込まれている。このプログラムはユーザに
よって作成されるものであるが、通常のコンピュータで
使用される言語とは異なるラダー言語と呼ばれる言語で
作成されている。
【0004】ところで、このPLCのプログラムは、シ
ーケンスを制御するものであるため、処理設備に故障な
どの異常が発生した場合に、その故障の発生の事実をシ
ーケンスの一部として警報するようにプログラムを組む
ことは可能であるが、故障箇所や、その故障に対して、
使用者に作業指示などを行うようにする異常診断までを
もプログラムとして組み込むことは困難である。また、
警報を発生できる故障は、処理設備として予め予測され
るものでなければならず、予測されていない異常に関し
ては警報すらできない。
【0005】このため、使用者自身が故障診断を行わな
ければならないが、最近の処理設備は複雑化しているの
で、熟練者と言えども、この故障診断はなかなか困難で
ある。そこで、スタンドアローンのコンピュータを用い
て処理設備の故障診断を行う方法が採用されている。
【0006】この場合、故障診断のためのソフトウエア
として、いわゆるエキスパートシステムと呼ばれるもの
がよく使用されている。このエキスパートシステムと
は、「人口知能応用分野の1つで、コンピュータに、知
識や解決のノウハウを組み込んでおき、熟練者や専門家
が行うのと同等以上の高度の業務を支援しようとするシ
ステム」である。
【0007】このエキスパートシステムを故障診断に使
用する場合には、その診断に必要な知識を事前にコンピ
ュータに入力しておく。そして、実際の故障診断におい
ては、コンピュータは、使用者に故障に関する質問を順
次行う。使用者は、その質問の答えを順次コンピュータ
に入力する。コンピュータは、この使用者の入力情報か
ら、コンピュータ自身に蓄積されている知識やノウハウ
(知識データベース)を元に、故障を診断し、解決手段
を見い出し、使用者のその情報を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
異常診断システムは、その診断に必要な知識を事前にコ
ンピュータに入力することが前提となっており、しか
も、エキスパートシステムを使用したコンピュータが出
力する質問に使用者が答えなければならないために、使
用者は、処理設備の構造や、シーケンスに通暁している
ことが必要となり、誰でもが扱えるというわけにはいか
ず、トラブル発生から処理設備が停止してしまっている
時間が長くなってしまっているという問題がある。
【0009】そこで、出願人は、先に、特願平5−21
9122号として、処理設備の動作を制御するPLC
に、コンピュータを接続し、このコンピュータによっ
て、処理設備の異常状態を自動的に検出し、検出した異
常状態に関連する表示を行うようにした異常診断システ
ムを提案している。
【0010】この先に提案した異常診断システムのコン
ピュータは、PLCから、そのプログラムを取り込んで
解析すると共に、処理設備の動作シーケンスに関する入
出力データを取り込み、そのデータと、上記解析結果と
から、予め備えられているエキスパートシステムなどの
知識データベースに基づいて処理設備の異常を検出し、
検出した異常状態に関連する指示情報を使用者に供与す
るようにしている。
【0011】しかし、この先の異常診断システムの場合
には、エキスパートシステムを使用したシステムであ
り、かつ、予めPLCのプログラムの構成をエキスパー
トシステムに教えておくことが前提であり、汎用性に欠
ける。
【0012】この発明は、以上の点に鑑み、エキスパー
トシステムを使用せず、素人でも容易に扱うことができ
ると共に、汎用性に富む処理設備の異常診断装置および
異常診断方法を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による処理設備の異常診断装置は、複数の
工程からなる所定のシーケンスを繰り返す処理設備の動
作を、この処理設備での動作に応じて変化するこの処理
設備からの情報を監視しながら制御するプログラム可能
な制御装置に、コンピュータを接続する。
【0014】そして、このコンピュータに、前記処理設
備が正しく動作しているときの前記処理設備からの情報
の少なくとも前記1シーケンス分の変化を、予め記憶す
る記憶手段31、34と、前記処理設備が異常発生によ
り停止したとき、その停止したときの前記処理設備から
の情報を取得し、当該取得した情報と、前記記憶手段に
記憶された情報とを比較し、その比較結果に基づいて前
記異常状態の解析を行なう自動解析手段32とを設ける
ことを特徴とする。
【0015】また、前記処理設備からの情報を、少なく
とも、その情報変化時点の識別子と、前記処理設備の動
作に関係のある1ないし複数チャンネルの情報とを含む
ものとし、前記自動解析手段32は、前記処理設備が停
止したときの前記情報変化時点を前記識別子から検出
し、検出した変化時点の前記記憶した前記各チャンネル
の情報と、前記制御装置から取得した各チャンネルの情
報とを比較して、その比較結果に基づいて前記1ないし
複数チャンネルのいずれのチャンネルで異常状態が発生
したかを検出する。
【0016】処理設備は、制御装置すなわちPLCによ
る制御により、複数の工程からなるシーケンスを実行す
る。上記の構成のこの発明においては、コンピュータ
は、その記憶手段により、処理設備が正常に稼働してい
るときの1シーケンス(1サイクル)中における処理設
備からの情報の変化を予め記憶する。
【0017】自動解析手段は、処理設備が異常により停
止したときに、その停止した時点の前記情報を例えばP
LCから取得する。そして、この取得した情報と、記憶
手段で記憶した正常稼働のときの情報とを比較して、異
常診断を行う。
【0018】処理設備が異常により停止したときの変化
時点は、その識別子により判別して、記憶手段により記
憶した1シーケンスの複数の変化時点の中から同じ変化
時点を見付け出す。処理設備からの情報が処理設備の動
作に関係のある複数のチャンネルの情報として構成され
ている場合には、各チャンネルのデータを比較し、停止
したデータ変化時点と、その前のデータ変化時点の出力
データをさらに参照することにより、異常発生の原因と
なったチャンネルを検出する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明による処理設備の
異常診断装置の実施の形態を、図を参照しながら説明す
る。
【0020】図2は、この発明による処理設備の異常診
断装置の一例の全体のシステム構成の外観を示す図であ
る。すなわち、生産設備などの処理設備1はPLC2
(図2には表れない)の制御にしたがって、後述するよ
うな複数の工程を1シーケンスとする各工程を順次に実
行する。
【0021】この例の場合、処理設備1の規模が大きく
なるにつれて、PLC2のプログラムも複雑になるの
で、処理設備1は、複数個の小モジュール1A,1B,
…に分割されており、PLCのプログラムも処理設備1
の機械構成に合わせて、小モジュール毎に分割されてい
る。小モジュールは、独立に動作し、所々で互いの状態
を監視しあい設備全体の目的動作を達成する。
【0022】そして、処理設備1が何等かのトラブルに
よりシーケンスの途中で停止してしまうような異常状態
の発生のときには、このような異常状態を自動的に診断
し、使用者に適切な作業指示を与えるために、この発明
では、コンピュータ3が、例えばRS−232Cなどの
通信インタ−フェース5を介してPLC2に対して接続
される。
【0023】この場合、コンピュータ3には、使用者に
異常箇所の情報や異常に対処するための作業指示を行う
ための表示用ディスプレイ装置4が接続されている。
【0024】図1は、処理機能をブロック化して示した
コンピュータ3を中心として、この例の異常診断装置の
全体の構成を示したブロック図である。
【0025】処理設備1の動作シーケンス制御に際し
て、PLC2は、処理設備1に動作指令Cmを与える
が、その際、処理設備1からのセンサ出力やリレースイ
ッチ(以下、単にリレーという)のオン・オフ状態など
の種々の情報SeをI/Oデータ(入出力データ)とし
て受けて、そのリレーの状態出力などの情報Seをモニ
ターして確認しながら次の動作シーケンスのための制御
指令を処理設備1に送出して、所望のシーケンスを実行
してゆくように制御する。
【0026】PLC2は、上述したようなリレーなどの
状態を1ビットに割り付け、それを1チャンネルの出力
情報とする。したがって、PLC2が監視し、また、後
述するように、コンピュータ3に通知するチャンネルの
情報は、上述のように、処理設備1が小モジュール化さ
れている点からも、複数チャンネル分となる。
【0027】処理設備1でのシーケンスの具体例を挙げ
る。図3および図4は、トランスファーマシーン(移動
手段)を用いて、ある処理目標物をチャックで掴み、そ
の後、この処理目標物を、別のところまで搬送し、元の
チャック位置まで戻る図3に示すような工程〜工程
からなるシーケンスの例を説明するものである。このと
きのI/Oポートの入力データは、例えば図5に示すよ
うなものとなる。
【0028】このシーケンスのPLC2の制御動作を説
明する。 工程:所定の位置にある目標物品を掴むために、トラ
ンスファーヘッドを下げるように指令する。この指令に
より、リレースイッチが働いて、トランスファーヘッド
が駆動される。そして、正しく所定の位置までトランス
ファーヘッドが下がったか否かをセンサ出力から検知す
る。検知したら工程に進む。
【0029】工程:目標物品をチャックで掴むように
指令する。この指令により、リレースイッチが働いて、
チャックが駆動される。そして、目標物品を掴んだこと
をセンサにより検知する。検知したら工程に進む。
【0030】工程:目標物品を移送するために、トラ
ンスファーヘッドを上げるように指令する。この指令に
より、リレースイッチが働いて、トランスファーヘッド
が駆動される。そして、正しく所定の位置までトランス
ファーヘッドが上がったか否かをセンサ出力から検知す
る。検知したら工程に進む。
【0031】工程:トランスファーをフォワード方向
に移動させて目標物品を所定位置まで移動させる指令を
送る。この指令により、リレースイッチが働いて、トラ
ンスファーがフォワード方向に駆動される。そして、正
しく所定位置まで移動したか否かをセンサ出力から検知
する。検知したら工程に進む。
【0032】工程:所定の位置に目標物品を載置する
ために、トランスファーヘッドを下げるように指令す
る。この指令により、リレースイッチが働いて、トラン
スファーヘッドが駆動される。そして、正しく所定の位
置までトランスファーヘッドが下がったか否かをセンサ
出力から検知する。検知したら工程に進む。
【0033】工程:目標物品を受け取るためにチャッ
クを開くように指令する。この指令により、リレースイ
ッチが働いて、チャックが駆動される。そして、目標物
品を受け取ったことをセンサにより検知する。検知した
ら工程に進む。
【0034】工程:トランスファーヘッドを上げるよ
うに指令する。この指令により、リレースイッチが働い
て、トランスファーヘッドが駆動される。そして、正し
く所定の位置までトランスファーヘッドが上がったか否
かをセンサ出力から検知する。検知したら工程に進
む。
【0035】工程:トランスファーをリバース方向に
移動させて、次の目標物品を移動するために、トランス
ファーヘッドを下げる位置まで移動させる指令を送る。
この指令により、リレースイッチが働いて、トランスフ
ァーがリバース方向に駆動される。そして、正しく所定
位置まで移動したか否かをセンサ出力から検知する。検
知したら1シーケンスを終了し、一旦リセットして、再
び工程からシーケンスを実行する。
【0036】なお、PLC2は、I/Oデータのセンサ
出力と共に、各センサの出力に基づいて制御されるリレ
ーのオン・オフの情報Seを受信して、実際にリレーが
制御通りに駆動されたかを確認する。各センサやリレー
には、識別のための番号等が付されている。
【0037】この例の場合、PLC2は、処理設備1で
何らかの動作が行われて、リレーの状態が一つでも変化
したときに、その変化をした時点をイベント発生とし
て、そのイベントについての記録を行う。これにより、
PLC2は、現在はどの工程を実行しているかを認識し
ている。この動作変化の記録は、1シーケンスの単位で
行われ、1シーケンスが終了すると、リセットされる。
【0038】処理設備が稼働中は、PLC2で監視する
リレーの状態は、例えば工程が変化する毎に、常に変化
する。PLC2に収められたプログラムは、この変化を
その内蔵メモリ上に記憶する。このとき、その内蔵メモ
リに記憶するタイミングは、モニター中のリレーのうち
一つでも変化があったときであり、PLC2は、メモリ
のアドレスを変更して、1サイクルの終了時(ループエ
ンド)まで、その変化の記憶を行なう。1サイクルが終
了するとメモリをリセットする。
【0039】この例の場合、記憶される情報には、3種
類がある。その一つは、PLC2で監視する複数チャン
ネルに対応するリレーの一つでも変化があったときに、
その値がインクリメントされるデータ変化時点情報CN
Tである。このデータ変化時点情報CNTは、設備1に
なんらかの動作があったときであり、この変化をイベン
トとして、他の2つの情報を記憶するための見出しの役
割をする。これは、ループエンドで「0」にリセットさ
れるもので、各1シーケンス中に生じる複数のデータ変
化時点のそれぞれの識別子の役割をすることになる。こ
のデータ変化時点情報CNTの記憶用としては、カウン
タが用いられる。
【0040】記憶される情報の2つ目は、処理設備から
の情報(以下、出力データOUTという)である。これ
は、各リレーなどに対応付けられた出力チャンネルをそ
れぞれ1ビット(1デジット)とするデータであり、こ
の例では、処理設備1の動作に関係のある1ないし複数
チャンネルの情報からなる。この例の場合、出力データ
OUTは、処理設備1に付属される表示ランプ、各種デ
ィスプレイなどは、処理設備のシーケンスの動作に関係
がないので、これらをオン・オフさせるビットは、異常
診断には不要であるので取り除いて、必要なビットのデ
ータのみとされている。
【0041】記憶されるデータの3つ目は、チャンネル
変化回数情報CMである。これは、前記の出力データO
UTの情報を元に、各出力チャンネルの変化の回数を順
次インクリメントしたものである。これは、各出力チャ
ンネルビットに変化の重み(その出力チャンネルのビッ
トが変化したのは何回目か)を付けるためのものであ
る。
【0042】PLC2の制御下における処理設備1の稼
働中には、PLC2は、前記の3種類の情報をそれぞれ
常にメモリに記憶するようにする。このPLC2での記
憶処理の流れの例を図6のフローチャートを参照して、
説明する。
【0043】すなわち、まず、ステップS1で処理設備
1のリレーの状態を探査する。次に、ステップS2で、
探査の結果、リレーの状態は、1シーケンスの終り(ル
ープエンド)の状態であるか否かを判断する。そして、
1シーケンスの終りであれば、ステップS2からステッ
プS3に進んで、変化時点情報CNTの値iを「0」と
した後、次のステップS4に進み、1シーケンスの終り
でなければ、そのままステップS2からステップS4に
進む。
【0044】ステップS4では、リレーの状態が一つで
も変化したか否かを判断する。その判断の結果、変化し
ていなければ、ステップS1に戻り、変化するまで待
つ。また、リレーの状態が一つでも変化したときには、
ステップS4からステップS5に進み、データ変化時点
情報CNTの値iを「1」だけインクリメントする。そ
して、ステップS6に進み、そのデータ変化時点情報C
NTの値での各リレーの状態等に応じた複数チャンネル
の出力データOUTを記憶し、また、ステップS7に進
んで、出力データ中で変化があったビットについてのチ
ャンネル変化回数情報CMをインクリメントする。そし
て、ステップS1に戻り、以上のメモリの記憶処理を繰
り返す。
【0045】図7は、記憶される処理設備1からの情報
の例を説明するための図である。この図7の例は、3つ
のアクチュエータのオン・オフ出力SA,SB,SC
と、一つのランプ駆動出力SLの1シーケンス中の変化
を示したもので、すべての出力SA,SB,SC,SL
がオフ(ローレベル)のとき、1シーケンスのループエ
ンドとなる場合である。
【0046】この場合、ランプ駆動出力は、設備1の動
作に直接には関係がないので、このランプ駆動出力は、
出力データOUTの情報の対象にはならず、出力チャン
ネルは、3つのアクチュエータA,B,Cのオン・オフ
出力SA,SB,SCの、3チャンネルである。図7に
おいて、○印の中の数値は、データ変化時点CNTの値
を示し、□印の中の数値は、そのチャンネルの変化回数
を示している。
【0047】したがって、この例のシーケンスの場合の
データ変化時点情報CNT、出力データOUT、チャン
ネル変化回数情報CMは、図7の下側の表に示すような
ものとなる。つまり、図7の例の場合、1シーケンス中
に7回の変化時点があり、出力データOUTにより、ど
のチャンネルが変化したかが表され、また、チャンネル
変化回数情報CMの各チャンネルのデジットにより、そ
の変化時点において、そのチャンネルは1シーケンス中
で何回目の変化をしたかが示される。
【0048】なお、出力データOUTの欄において、各
デジットの○印はオフを示し、●印はオンを示してい
る。
【0049】上述したようなシーケンスの際に、何等か
のトラブルにより、例えばトランスファーマシーンが途
中で停止してしまった場合などの異常事態が発生したと
きは、処理設備1は停止してしまうと共に、PLC2は
その状態でプログラム停止となる。プログラムのどこで
停止したかは、センサ出力により知ることができるが、
PLC2には、そのプログラムは含まれていない。その
トラブルが処理設備として予め想定されたトラブルであ
ればPLC2のシーケンスの一部として警報ブザーを鳴
らしたり、警報ランプを点灯させるようにする。しか
し、予め予知できないようなトラブルの場合には、警報
は発せられず、システムは停止したままとなる。
【0050】このような異常状態を自動的に診断し、使
用者に適切な作業指示を与えるために、この例では、コ
ンピュータ3がPLC2に対して接続されるのである。
【0051】この例の場合、このコンピュータ3には、
図1に示すように、正常シーケンス状態の自動記憶手段
31と、自動異常出力検出手段32と、異常解析診断お
よび指示情報発生手段33が、機能手段として設けられ
ると共に、前述した1シーケンス中のデータ変化時点情
報CNT、出力データOUT、チャンネル変化回数情報
CMを記憶するための記憶手段の例としてのハードディ
スク装置34が設けられる。
【0052】そして、自動記憶手段31は、処理設備1
がPLC2により制御されて正常に稼働しているとき
に、PLC2のメモリに記憶される1シーケンス中のデ
ータ変化時点情報CNT、出力データOUT、チャンネ
ル変化回数情報CMを、予め、記憶する。
【0053】この自動記憶手段31の記憶処理の流れを
図8のフローチャートを参照して説明する。
【0054】まず、コンピュータ3は、ステップS11
で、PLC2に前記の情報の取得の要求を出す。次に、
ステップS12で、取得した情報中の変化時点情報CN
Tの値が「0」、つまり、1シーケンスのループエンド
であるか否か判断し、ループエンドまで待つ。そして、
ループエンドを検出したときには、ステップS12から
ステップS13に進み、前記の3つの情報用の記憶領域
をリセット(クリア)する。
【0055】その後、ステップS14でPLC2からの
データ変化時点情報CNTの値が変化したか否かを判断
し、変化したときには、ステップS15に進んで、PL
C2から、その変化時点情報CNT、出力データOU
T、チャンネル変化回数情報CM、さらに、すべてのリ
レーの状態情報を取得して、各データ変化時点情報CN
Tの値に応じたファイル名を付与して、ハードディスク
34に記憶する。例えば、データ変化時点情報CNTの
値が「0000」であれば、この時点の変化時点情報C
NT、出力データOUT、チャンネル変化情報CMは、
“DATAFILE.000”のようなファイル名のフ
ァイルとして記憶する。
【0056】そして、変化時点情報CNTの値が変化す
る毎に、ステップS14とステップS15とを繰り返
し、変化時点情報CNTの値が「0」、つまり1シーケ
ンスの終りであるループエンドまでこれを実行して(ス
テップS16)、1シーケンス中のすべての変化時点に
ついての出力データOUT、チャンネル変化回数、リレ
ーの状態を、それぞれを識別するファイル名を付与して
記憶したら、このルーチンを終了する。
【0057】自動異常出力検出手段32は、処理設備1
が異常発生により動作を停止してしまった状態になった
とき、使用者が例えばコンピュータ3のキー操作部を操
作して、起動させることにより、そのプログラムがスタ
ートとなる。そして、出力データOUTのいずれの出力
チャンネルにおいて、異常が発生したかを検出する。異
常解析診断および指示情報発生手段33は、この自動異
常出力検出手段32の検出結果と、PLC2のその異常
発生時のすべてのリレーの状態と、ハードディスク装置
34に記憶されている、その時点でのリレーの状態とか
ら、どのような異常であるかを診断し、ユーザーに対す
る適切な指示情報を生成し、ディスプレイ4に表示した
り、音声メッセージを出力したりする。
【0058】次に、自動異常出力検出手段32の処理動
作の流れの一例を、図9のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0059】まず、ステップS21では、コンピュータ
3は、PLC2から、設備1が停止したときのデータ変
化時点情報CNT、出力データOUT、チャンネル変化
回数情報CMを取得する。次に、ステップS22で、ス
テップS21で取得したデータ変化時点情報CNTの値
に応じたファイル名のファイルをハードディスク装置3
4内の記憶ファイルから見付ける。
【0060】次に、ステップS23に進んで、そのファ
イル名のデータ中のチャンネル変化回数情報CMと、ス
テップS21で取得した設備1の停止時(トラブル時)
のチャンネル変化回数情報CMとを比較する。そして、
次のステップS24では、両者が一致しているか否かを
判別する。
【0061】ステップS24での判別の結果、両チャン
ネル変化回数情報CMの各デジットが一致しているとき
には、ステップS25に進んで、次のような解析を行な
う。すなわち、両チャンネル変化回数情報の各デジット
が一致しているときには、それまでは、正常に稼働して
いた処理設備1が、次の動作に変化できずに停止したと
考える。つまり、チャンネル変化回数情報CMの値が、
停止時点のものから、次のデータ変化時点のチャンネル
変化回数情報CMの値に変化できずに停止したものと考
える。
【0062】したがって、停止時点のチャンネル変化回
数情報CMの各デジットと、次のデータ変化時点のチャ
ンネル変化回数情報CMとの各デジットとの差を取った
ときに、変化しているデジットのチャンネルが、本来変
化すべきであったのに変化できなかったチャンネルであ
り、このチャンネルで異常が発生したことが分かる。例
えば、図7に示したシーケンスにおいて、設備1の停止
時の、各情報が、 データ変化時点CNT =0004 出力データOUT =0006 チャンネル変化回数CM=0112 であった場合、データ変化時点CNTのチャンネル変化
回数情報CMの値は、ハードディスク装置34に記憶さ
れていたものと一致するので、次のデータ変化時点情報
CNT=0005のチャンネル変化回数情報CM=01
22との差を求める。すると、その差Δは、Δ=001
0となるので、2番目のチャンネル、つまり図7のアク
チュエータBに関する部分で、異常が発生したことが分
かる。
【0063】一方、ステップS24での判別の結果、両
チャンネル変化回数の各デジットが不一致の場合には、
ステップS26に進んで、次のような解析を行なう。
【0064】前述したように、この例の処理設備1は、
規模が大きいため、複数の小モジュールに分割されてお
り、各小モジュールは、独立に動作し、所々で互いに状
態を監視しあい設備全体の目的を達成する。したがっ
て、ある箇所でのトラブルが全体に影響するまでにタイ
ムラグ(遅延)が発生する。チャンネル変化回数情報C
Mの不一致は、あるモジュールの動作が停止したとき、
他のモジュールはそのまま動作を実行し、最終的には停
止しているモジュールの動作停止のために続行不可能に
なったと考えられる。
【0065】そこで、停止したデータ変化時点の両チャ
ンネル変化回数情報CMと、この停止した変化時点より
も前の変化時点でのチャンネル変化回数情報CMとを比
較参照し、動作を実行した、つまり、変化をしたチャン
ネルは無視して、本来変化すべきであったのに、変化を
しなかったチャンネルのデジットを異常として検出す
る。
【0066】例えば、図7に示したシーケンスにおい
て、設備1の停止時の、各情報が、 データ変化時点情報CNT =0004 出力データ情報OUT =0005 チャンネル変化回数情報CM=0121 であった場合、ハードディスク装置34に記憶されてい
た設備停止時と同じデータ変化時点CNTでのチャンネ
ル変化回数情報CM=0112であるので、両者は、不
一致となる。そして、停止時点より1つ前の変化時点情
報CNT=0003でのチャンネル変化回数情報CM=
0111であるので、図7のアクチュエータCに関する
4番目のデジットが「1」から「2」に変化すべきであ
ったのに、既にアクチュエータCが前の変化時点情報C
NT=0003で停止していて、設備が停止したことが
分かる。
【0067】以上のようにして、自動異常出力検出手段
32は、いずれの出力チャンネルで異常が発生したかを
検出することができる。
【0068】この自動異常出力検出手段32で検出され
た異常出力チャンネルの情報は、異常解析診断および指
示情報発生手段33に供給される。この手段33では、
ハードディスク装置34から、それに記憶されている、
その出力チャンネルに関するすべてのリレーの状態を読
み出すと共に、PLC2から、すべてのリレーの状態の
情報を取得して、トラブル原因を探し出し、ディスプレ
イ4を通じてユーザーに知らせる。
【0069】今、例えばPLC2のラダープログラム
が、図10に示すようなもので、検出されたチャンネル
の出力「00001」の状態が、制御リレー「1400
2」(常時開のリレー)と、制御リレー「14005」
(常時閉のリレー)とのアンドであったとする。図示の
[/]内は、[実際の状態/記憶されている正常時の状
態]を示すもので、これから明らかなように、この例の
状態は、制御リレー「14005」が「オン」であるべ
きところ、「オフ」となっているため、出力「0000
1」が「オン」になってしまっていることを示してい
る。
【0070】これは、これらの制御リレーの状態を手段
33で探査することにより、検知できる。次に、制御リ
レー「14005」は、図11に示すように、制御リレ
ー「14004」と、センサ「2001」のアンドによ
り駆動されるとすると、センサ「2001」の状態を探
査することにより、このセンサ「2001」がオンにな
らずに、オフのままのために、異常が発生したことが突
き止められる。
【0071】こうして、リレーやセンサの停止時の状態
と、正常稼働時の状態とを比較対象することにより、異
常を解析して、ユーザーに知らせることができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、PLCに接続されたコンピュータが、自分自身で異
常診断を行い、使用者に対する指示を行うようにするの
で、従来、知識を有するものだけが行っていた、いわゆ
るトラブルシューティングが、誰でも行うことができ
る。このため、異常発生による処理設備が停止している
時間が削減され、処理設備の可動率が向上し、生産量の
増加を期待できる。
【0073】しかも、PLCの制御プログラムを知らな
くても、コンピュータは異常解析を行なうことができ、
汎用性の高い異常診断装置および方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による処理設備の異常診断装置の一例
のブロック図である。
【図2】この発明による処理設備の異常診断装置の一例
の外観を示す図である。
【図3】処理設備のシーケンスの例を示す図である。
【図4】処理設備のシーケンスの例を示す図である。
【図5】I/Oポートの割り当ての一例を示す図であ
る。
【図6】この発明による処理設備の異常診断装置の一例
におけるPLCでの動作変化点毎の情報の記憶処理のフ
ローチャートを示す図である。
【図7】この発明による処理設備の異常診断装置の一例
におけるPLCでの動作変化点毎の情報の変化の例を示
す図である。
【図8】この発明による処理設備の異常診断装置の一例
におけるコンピュータでの自動記憶処理のフローチャー
トを示す図である。
【図9】この発明による処理設備の異常診断装置の一例
におけるコンピュータでの自動異常出力検出手段の処理
のフローチャートを示す図である。
【図10】PLCのプログラムの一例を示す図である。
【図11】PLCのプログラムの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 処理設備 2 PLC(制御装置) 3 コンピュータ 4 ディスプレイ 31 自動記憶手段 32 自動異常出力検出手段 33 以上解析診断および指示情報発生手段 34 ハードディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萬里小路 明秀 シンガポール国シンガポール2263トゥアス ロード1ソニー・ディスプレイ・デバイス (シンガポール)プライベートリミテッド 内 (72)発明者 柴崎 哲郎 シンガポール国シンガポール2263トゥアス ロード1ソニー・ディスプレイ・デバイス (シンガポール)プライベートリミテッド 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の工程からなる所定のシーケンスを繰
    り返す処理設備の動作を、この処理設備での動作に応じ
    て変化するこの処理設備からの情報を監視しながら制御
    するプログラム可能な制御装置に、コンピュータを接続
    し、このコンピュータによって、前記処理設備の異常状
    態を自動的に検出する異常診断装置であって、 前記コンピュータは、 前記処理設備が正しく動作しているときの前記処理設備
    からの情報の少なくとも前記1シーケンス分の変化を、
    予め記憶する記憶手段と、 前記処理設備が異常発生により停止したとき、その停止
    したときの前記処理設備からの情報を取得し、当該取得
    した情報と、前記記憶手段に記憶された情報とを比較
    し、その比較結果に基づいて前記異常状態の解析を行な
    う自動解析手段とを備えることを特徴とする処理設備の
    異常診断装置。
  2. 【請求項2】複数の工程からなる所定のシーケンスを繰
    り返す処理設備の動作を制御するプログラム可能な制御
    装置に、コンピュータを接続し、 前記コンピュータの記憶手段に、前記処理設備が正しく
    動作しているときの前記1シーケンス中の前記処理設備
    からの情報の変化を予め記憶し、 前記処理設備が異常発生により停止したとき、前記コン
    ピュータは、前記処理設備から、そのときの前記情報を
    取得し、当該取得した情報と、前記記憶手段に記憶され
    た情報とを比較して、その比較結果に基づいて前記異常
    状態の解析を行なうことを特徴とする処理設備の異常診
    断方法。
  3. 【請求項3】前記処理設備からの情報は、少なくとも、
    その情報変化時点の識別子と、前記処理設備の動作に関
    係のある1ないし複数チャンネルの情報とを含むもので
    あり、 前記自動解析手段は、前記処理設備が停止したときの前
    記情報変化時点を、前記識別子から検出し、検出した変
    化時点の前記記憶した前記各チャンネルの情報と、前記
    制御装置から取得した各チャンネルの情報とを比較し
    て、その比較結果に基づいて前記1ないし複数チャンネ
    ルのいずれのチャンネルで異常状態が発生したかを検出
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の処理
    設備の異常診断装置。
  4. 【請求項4】記憶する前記処理設備からの情報は、少な
    くとも、情報変化時点の識別子と、前記処理設備の動作
    に関係のある1ないし複数チャンネルの情報であって、
    前記1ないし複数のチャンネルの各チャンネルの変化の
    回数の情報とを含むものであり、 前記自動解析手段は、前記処理設備が停止したときの前
    記情報変化時点を、前記識別子から検出し、検出した変
    化時点の前記記憶した前記各チャンネルの変化の回数の
    情報と、前記制御装置から取得した各チャンネルの変化
    の回数の情報とを比較して、その比較結果に基づいて前
    記1ないし複数チャンネルのいずれのチャンネルで異常
    状態が発生したかを検出するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の処理設備の異常診断装置。
JP2626197A 1996-03-01 1997-02-10 処理設備の異常診断装置および異常診断方法 Pending JPH09330114A (ja)

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