JPH09326967A - シグナルレベル表示装置 - Google Patents

シグナルレベル表示装置

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JPH09326967A
JPH09326967A JP14453496A JP14453496A JPH09326967A JP H09326967 A JPH09326967 A JP H09326967A JP 14453496 A JP14453496 A JP 14453496A JP 14453496 A JP14453496 A JP 14453496A JP H09326967 A JPH09326967 A JP H09326967A
Authority
JP
Japan
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error rate
minimum value
signal
satellite
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP14453496A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Tahira
圭司 田平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14453496A priority Critical patent/JPH09326967A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、誤り率を用いてアンテナを受信す
べき衛星に正確に対応するように位置調整できるように
したシグナルレベル表示装置を提供している。 【解決手段】デジタル伝送された映像信号を周波数変換
してなる中間周波信号からベースバンドの変調信号を得
るチューナ手段12と、このチューナ手段12から出力
されるベースバンドの変調信号に復調処理を施す復調手
段13と、この復調手段13から出力される復調信号の
誤り率を検出する検出手段14と、この検出手段14か
ら出力される誤り率に基づいて、シグナルレベルを表示
する表示手段16と、検出手段14から出力される誤り
率が、該検出手段14が出力可能な最小値に近付いた状
態で、誤り率が最小値にならないように制御する制御手
段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば衛星を利
用したデジタルテレビジョン放送の受信システムに使用
して好適するシグナルレベル表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時では、衛星を利用し
たデジタルテレビジョン放送の実用化に向けての開発が
盛んに行なわれている。この衛星系デジタルテレビジョ
ン放送は、音声信号をQPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying )変調してデジタル伝送し、映像信号をFM
(Frequency Modulation)変調してアナログ伝送する現
行の衛星テレビジョン放送とは異なり、映像信号と音声
信号とを共にQPSK変調してデジタル伝送するように
したものである。
【0003】このため、この衛星系デジタルテレビジョ
ン放送では、伝送データに対して、誤り訂正(FEC;
Forward Error Correction)のための符号化処理を施す
ことが必要不可欠になる。そして、この符号化方式とし
ては、欧州の衛星系デジタルテレビジョン放送に使用さ
れているDVB(Digital Video Broadcasting)方式と
同様に、トレリス符号化変調方式とRS(Read Solomo
n)符号化とを組み合わせたPerfecTV方式が採用され
ている。
【0004】ところで、一般に、衛星放送の受信システ
ムにおいては、衛星から送出される電波をパラボラアン
テナで受信している。このため、パラボラアンテナを設
置する際には、その向きを衛星に対応するように調整す
る必要がある。特に、強風等によってパラボラアンテナ
に多少位置ずれが生じても、衛星からの電波を十分に受
信することができるように、パラボラアンテナの向き
は、できるだけ正確に衛星に合わせておく必要がある。
【0005】ここで、パラボラアンテナの向きを受信す
べき衛星に合わせる作業は、通常、衛星放送受信機に搭
載されているシグナルレベル(入力信号レベル)の表示
機能を利用して行なわれるのが一般的である。そして、
このシグナルレベルの表示機能としては、誤り訂正処理
用IC(Integrated Circuit)から出力される誤り率
(BER;Bit Error Rate)を、マイクロコンピュータ
に読み出して処理する手段が広く用いられている。
【0006】図3は、このような従来のシグナルレベル
表示手段を示している。すなわち、図中符号11は入力
端子で、受信された放送信号を中間周波数帯に周波数変
換してなるIF(Intermediate Frequency)信号が供給
されている。この入力端子11に供給されたIF信号
は、チューナ回路12に供給されてベースバンドの変調
信号に変換される。そして、このチューナ回路12から
出力される変調信号は、復調回路13に供給されて復調
処理が施される。
【0007】また、この復調回路13は、入力された変
調信号に基づいて、AGC(Automatic Gain Control)
制御信号及びAFC(Automatic Frequency Control )
制御信号をそれぞれ生成し、チューナ回路12にフィー
ドバックしている。これにより、復調回路13は、チュ
ーナ回路12のゲインを制御して入力される変調信号の
レベル制御を行なうとともに、チューナ回路12内の発
振回路(図示せず)の発振周波数を制御している。
【0008】そして、上記復調回路13から出力される
復調データは、誤り訂正回路14に供給されて誤り訂正
処理が施された後、映像及び音声の再生に供される。ま
た、この誤り訂正回路14は、誤り訂正処理の過程で誤
り率を検出し、その誤り率に対応したBER信号をマイ
クロコンピュータ15に出力している。このマイクロコ
ンピュータ15は、入力されたBER信号に基づいてシ
グナルレベルの算出を行ない、算出されたシグナルレベ
ルを表示器16に表示させている。
【0009】ところで、上記誤り訂正回路14を構成す
る現在のICが出力することのできる誤り率の最小値
は、1.0×10-6程度と非常に小さい値である。この
ため、この誤り訂正回路14から出力される誤り率に基
づいたシグナルレベル表示を見ることによって、パラボ
ラアンテナの向きを調整しようとすると、誤り率1.0
×10-6に対応するポイントが広範囲に渡って存在する
ことになり、パラボラアンテナの向きを正確に衛星に向
けることが困難になるという問題が生じる。
【0010】例えば、誤り率がぎりぎり1.0×10-6
に対応するポイントでパラボラアンテナの位置を固定し
た場合、強風等によりパラボラアンテナに多少位置ずれ
が生じたり、雨等により受信C/Nが劣化すると、衛星
から送出される電波を全く受信することができなくなる
という不都合が発生する。このため、パラボラアンテナ
の向きを正確に衛星に向けるためには、シグナルレベル
がピークになるポイントを認識することができるような
表示を行なう必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
シグナルレベル表示手段では、誤り率を最小1.0×1
-6程度の非常に小さい値までしか出力することができ
ないため、この誤り率を用いて表示されたシグナルレベ
ルに基づいて、パラボラアンテナの向きを正確に衛星に
向けることは非常に困難になるという問題を有してい
る。
【0012】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、誤り率を用いてアンテナを受信すべき衛
星に正確に対応するように位置調整できるようにした極
めて良好なシグナルレベル表示装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシグナル
レベル表示装置は、デジタル伝送された映像信号を周波
数変換してなる中間周波信号からベースバンドの変調信
号を得るチューナ手段と、このチューナ手段から出力さ
れるベースバンドの変調信号に復調処理を施す復調手段
と、この復調手段から出力される復調信号の誤り率を検
出する検出手段と、この検出手段から出力される誤り率
に基づいて、シグナルレベルを表示する表示手段と、検
出手段から出力される誤り率が、該検出手段が出力可能
な最小値に近付いた状態で、誤り率が最小値にならない
ように制御する制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0014】上記のような構成によれば、検出手段から
出力される誤り率が、該検出手段が出力可能な最小値に
近付いた状態で、誤り率が最小値にならないように制御
するようにしたので、従来のように、誤り率の最小値に
対応するポイントが広範囲に渡って存在することがなく
なり、誤り率を用いて衛星放送受信用アンテナを受信す
べき衛星に正確に対応するように位置調整することがで
きるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、図
3と同一部分には同一符号を付して示している。すなわ
ち、図示しない衛星放送受信アンテナを衛星に向ける際
に、使用者が、衛星放送受信機を通常のオンスクリーン
表示状態からアンテナ設定モードに切り替える。
【0016】すると、前記マイクロコンピュータ15
は、誤り訂正回路14が出力することのできる最小値に
誤り率が近付いた場合、復調回路14に対して、その入
力される変調信号の検波レベルの設定値を下げるような
検波レベル制御信号を出力し、誤り率が最小値にならな
いように制御する。
【0017】このようにして、誤り率が最小値に近付か
なくなったら、マイクロコンピュータ15は、一旦、復
調回路14に対して入力変調信号の検波レベルの設定値
を下げることを止める。そして、衛星放送受信アンテナ
がさらに正確に衛星に向けられて、誤り率が再び最小値
になると、マイクロコンピュータ15は、表示部16に
誤り率が最小値であることを表示する。
【0018】その後、使用者が、衛星放送受信機を通常
のオンスクリーン表示状態に切り替えることにより、さ
らに正確に衛星放送受信アンテナの向きを調整すること
を希望した場合、マイクロコンピュータ15は、再度、
復調回路14に対して検波レベル制御信号を出力し、そ
の入力変調信号の検波レベルの設定値を下げ誤り率が最
小値にならないように制御する。
【0019】このような制御が繰り返されることによ
り、誤り訂正回路14が出力することのできる誤り率の
最小値が1.0×10-6程度と非常に小さい値であって
も、使用者は、シグナルレベルが最大となるポイントを
容易に検出することができ、衛星放送受信アンテナの向
きを正確に衛星に向けることが可能となる。
【0020】上記した実施の形態では、復調回路13に
入力される変調信号の検波レベルの設定値を下げること
により、固定劣化を増加させる手法を示したが、図2に
示すように、復調回路13に内蔵されたロールオフフィ
ルタ13aの帯域を広くすることによってノイズレベル
を増加させ、C/Nレベルを下げるような手段を用いる
こともできる。
【0021】すなわち、復調回路13には、入力される
ベースバンドの変調信号を良好に受信するために、ロー
ルオフフィルタ13aが内蔵されている。そして、衛星
放送受信アンテナを衛星に向ける際に、使用者が、衛星
放送受信機を通常のオンスクリーン表示状態からアンテ
ナ設定モードに切り替えると、誤り訂正回路14が出力
することのできる最小値に誤り率が近付いた場合、マイ
クロコンピュータ15は、復調回路13に対して、内蔵
されたロールオフフィルタ13aの帯域を広くするよう
なロールオフフィルタ帯域制御信号を出力してC/Nレ
ベルを下げ、誤り率が最小値にならないように制御す
る。
【0022】このようにして、誤り率が最小値に近付か
なくなったら、マイクロコンピュータ15は、一旦、復
調回路14に対してロールオフフィルタ13aの帯域を
広げることを止める。そして、衛星放送受信アンテナが
さらに正確に衛星に向けられて、誤り率が再び最小値に
なると、マイクロコンピュータ15は、表示部16に誤
り率が最小値であることを表示する。
【0023】その後、使用者が、衛星放送受信機を通常
のオンスクリーン表示状態に切り替えることにより、さ
らに正確に衛星放送受信アンテナの向きを調整すること
を希望した場合、マイクロコンピュータ15は、再度、
復調回路14に対してロールオフフィルタ帯域制御信号
を出力し、その帯域を広げて誤り率が最小値にならない
ように制御する。
【0024】このような制御が繰り返されることによ
り、誤り訂正回路14が出力することのできる誤り率の
最小値が1.0×10-6程度と非常に小さい値であって
も、使用者は、シグナルレベルが最大となるポイントを
容易に検出することができ、衛星放送受信アンテナの向
きを正確に衛星に向けることが可能となる。
【0025】また、図2に示した実施の形態において
は、復調回路13に内蔵されたロールオフフィルタ13
aのロールオフ率を制御するようにしても、同様の効果
を得ることができる。なお、この発明は上記した実施の
形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
誤り率を用いてアンテナを受信すべき衛星に正確に対応
するように位置調整できるようにした極めて良好なシグ
ナルレベル表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態の変形例を示すブロック構成図。
【図3】従来のシグナルレベル表示手段を示すブロック
構成図。
【符号の説明】
11…入力端子、 12…チューナ回路、 13…復調回路、 14…誤り訂正回路、 15…マイクロコンピュータ、 16…表示器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル伝送された映像信号を周波数変
    換してなる中間周波信号からベースバンドの変調信号を
    得るチューナ手段と、 このチューナ手段から出力されるベースバンドの変調信
    号に復調処理を施す復調手段と、 この復調手段から出力される復調信号の誤り率を検出す
    る検出手段と、 この検出手段から出力される誤り率に基づいて、シグナ
    ルレベルを表示する表示手段と、 前記検出手段から出力される誤り率が、該検出手段が出
    力可能な最小値に近付いた状態で、前記誤り率が最小値
    にならないように制御する制御手段とを具備してなるこ
    とを特徴とするシグナルレベル検出装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記復調手段の入力変
    調信号の検波レベルを下げることにより、前記誤り率が
    最小値にならないように制御することを特徴とする請求
    項1記載のシグナルレベル表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記復調手段に設置さ
    れたロールオフフィルタの帯域を広げることにより、前
    記誤り率が最小値にならないように制御することを特徴
    とする請求項1記載のシグナルレベル表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記復調手段に設置さ
    れたロールオフフィルタのロールオフ率を変更すること
    により、前記誤り率が最小値にならないように制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のシグナルレベル表示装
    置。
JP14453496A 1996-06-06 1996-06-06 シグナルレベル表示装置 Pending JPH09326967A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223459A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Hitachi Kokusai Electric Inc ディジタル伝送システムおよびそれに用いる中継装置ならびに受信装置
CN100411446C (zh) * 2004-07-08 2008-08-13 天津三星电子显示器有限公司 模拟电视信号接收***信号强度实时显示方法
CN103686155B (zh) * 2013-12-24 2016-03-16 珠海迈科智能科技股份有限公司 一种机顶盒多频点检测的方法及***

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