JPH09326279A - 防塵ジャック - Google Patents
防塵ジャックInfo
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- JPH09326279A JPH09326279A JP8163752A JP16375296A JPH09326279A JP H09326279 A JPH09326279 A JP H09326279A JP 8163752 A JP8163752 A JP 8163752A JP 16375296 A JP16375296 A JP 16375296A JP H09326279 A JPH09326279 A JP H09326279A
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- Japan
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- plug
- jack
- shutter
- insertion hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジャック単体で、適合プラグが未挿入の際に
適合プラグが挿入されるジャックの挿入穴からのゴミや
埃の侵入を防止することができる防塵ジャックを提供す
ること。 【解決手段】 適合プラグ（９０）が挿入される挿入穴
（１１）と、適合プラグ（９０）の電極（９１）、（９
２）に電気的に接続する接触バネ（２０）、（３０）を
有するジャック（６０）において、適合プラグ（９０）
が未挿入の際には挿入穴（１１）を閉塞し、適合プラグ
（９０）を挿入する際には適合プラグ（９０）の挿入に
よって挿入穴（１１）を開放するシャッター（４０）を
ジャック（６０）に組み込んだ構造とする。
適合プラグが挿入されるジャックの挿入穴からのゴミや
埃の侵入を防止することができる防塵ジャックを提供す
ること。 【解決手段】 適合プラグ（９０）が挿入される挿入穴
（１１）と、適合プラグ（９０）の電極（９１）、（９
２）に電気的に接続する接触バネ（２０）、（３０）を
有するジャック（６０）において、適合プラグ（９０）
が未挿入の際には挿入穴（１１）を閉塞し、適合プラグ
（９０）を挿入する際には適合プラグ（９０）の挿入に
よって挿入穴（１１）を開放するシャッター（４０）を
ジャック（６０）に組み込んだ構造とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はジャックに関し、特
にジャック単体で適合プラグが未挿入の際に適合プラグ
が挿入される挿入穴からのごみや埃の侵入を防止するこ
とができる防塵ジャックに関するものである。
にジャック単体で適合プラグが未挿入の際に適合プラグ
が挿入される挿入穴からのごみや埃の侵入を防止するこ
とができる防塵ジャックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のジャックを図６から図１０を用い
て説明する。図６は従来のジャックの適合プラグが未挿
入の際のＢ−Ｂ線断面図、図７は同ジャックの平面図、
図８は同ジャックの正面図、図９は同ジャックの側面
図、図１０は適合プラグ（３極の小型単頭プラグ）の側
面図である。
て説明する。図６は従来のジャックの適合プラグが未挿
入の際のＢ−Ｂ線断面図、図７は同ジャックの平面図、
図８は同ジャックの正面図、図９は同ジャックの側面
図、図１０は適合プラグ（３極の小型単頭プラグ）の側
面図である。
【０００３】従来のジャック８０の適合プラグ９０は３
極の小型単頭プラグで、先端の第１のプラグ電極９１
と、中間外周部の第２のプラグ電極９２と、基端外周部
の第３のプラグ電極９３を有する。ジャック８０は適合
プラグ９０が挿入される挿入穴８５を有する合成樹脂か
らなるハウジング８１と、第１のプラグ電極９１に接続
する第１の接触バネ８２と、第２のプラグ電極９２に接
続する第２の接触バネ８３と、第３のプラグ電極９３に
接続する第３の接触バネ８４とからなる。第１の接触バ
ネ８２と第２の接触バネ８３はハウジング８１内部に保
持され、第３の接触バネ８４はハウジング８１を跨るよ
うに固定されている。
極の小型単頭プラグで、先端の第１のプラグ電極９１
と、中間外周部の第２のプラグ電極９２と、基端外周部
の第３のプラグ電極９３を有する。ジャック８０は適合
プラグ９０が挿入される挿入穴８５を有する合成樹脂か
らなるハウジング８１と、第１のプラグ電極９１に接続
する第１の接触バネ８２と、第２のプラグ電極９２に接
続する第２の接触バネ８３と、第３のプラグ電極９３に
接続する第３の接触バネ８４とからなる。第１の接触バ
ネ８２と第２の接触バネ８３はハウジング８１内部に保
持され、第３の接触バネ８４はハウジング８１を跨るよ
うに固定されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに適合プラグ９０が挿入される挿入穴８５があるた
め、適合プラグ９０が未挿入の際には挿入穴８５からご
みや埃がジャック内部に侵入し、ジャック８０の性能を
劣化させたり、さらにそれらのごみや埃が携帯用ラジオ
などの機器本体に侵入し、機器本体の性能も劣化させて
しまうという問題がある。
うに適合プラグ９０が挿入される挿入穴８５があるた
め、適合プラグ９０が未挿入の際には挿入穴８５からご
みや埃がジャック内部に侵入し、ジャック８０の性能を
劣化させたり、さらにそれらのごみや埃が携帯用ラジオ
などの機器本体に侵入し、機器本体の性能も劣化させて
しまうという問題がある。
【０００５】従来、この様な問題を解決するために、適
合プラグ９０が未挿入の際には別部材のキャップを挿入
穴８５に嵌合させていたが、キャップの破損や紛失とい
う問題がある。
合プラグ９０が未挿入の際には別部材のキャップを挿入
穴８５に嵌合させていたが、キャップの破損や紛失とい
う問題がある。
【０００６】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、ジャック単体で適合プラグが未
挿入の際に適合プラグが挿入されるジャックの挿入穴か
らのごみや埃の侵入を防止することができる防塵ジャッ
クを提供するものである。
になされたものであり、ジャック単体で適合プラグが未
挿入の際に適合プラグが挿入されるジャックの挿入穴か
らのごみや埃の侵入を防止することができる防塵ジャッ
クを提供するものである。
【０００７】
【問題を解決するための手段】請求項１の発明は、適合
プラグが挿入される挿入穴と、適合プラグの電極に電気
的に接続する接触バネを有するジャックにおいて、適合
プラグが未挿入の際には挿入穴を閉塞し、適合プラグを
挿入する際には適合プラグの挿入によって挿入穴を開放
するシャッターをジャックに組み込んだことを特徴とす
る防塵ジャックである。
プラグが挿入される挿入穴と、適合プラグの電極に電気
的に接続する接触バネを有するジャックにおいて、適合
プラグが未挿入の際には挿入穴を閉塞し、適合プラグを
挿入する際には適合プラグの挿入によって挿入穴を開放
するシャッターをジャックに組み込んだことを特徴とす
る防塵ジャックである。
【０００８】このように、適合プラグが未挿入の際には
挿入穴を閉塞したので、挿入穴からジャック内部へのご
みや埃の侵入を防止することができ、ごみや埃の侵入に
よりジャックの性能を劣化させたり、さらにそれらのご
みや埃が携帯用ラジオなどの機器本体に侵入し、機器本
体の性能も劣化させてしまうという問題がない。
挿入穴を閉塞したので、挿入穴からジャック内部へのご
みや埃の侵入を防止することができ、ごみや埃の侵入に
よりジャックの性能を劣化させたり、さらにそれらのご
みや埃が携帯用ラジオなどの機器本体に侵入し、機器本
体の性能も劣化させてしまうという問題がない。
【０００９】請求項２の発明は、シャッターは導電性金
属板で形成された弾性を有する自由端を扉とし、扉が適
合プラグの電極に電気的に接続することが可能であるこ
とを特徴とする請求項１記載の防塵ジャックである。
属板で形成された弾性を有する自由端を扉とし、扉が適
合プラグの電極に電気的に接続することが可能であるこ
とを特徴とする請求項１記載の防塵ジャックである。
【００１０】このように、シャッターは導電性金属板で
形成された弾性を有する自由端を扉とし、扉が適合プラ
グの電極（例えば第３のプラグ電極）に電気的に接続す
ることが可能であるので、シャッターは防塵と適合プラ
グの電極との電気的な接続とを兼用できるので、部品点
数を少なくすることができる。
形成された弾性を有する自由端を扉とし、扉が適合プラ
グの電極（例えば第３のプラグ電極）に電気的に接続す
ることが可能であるので、シャッターは防塵と適合プラ
グの電極との電気的な接続とを兼用できるので、部品点
数を少なくすることができる。
【００１１】請求項３の発明は、シャッターは２枚の扉
よりなり、適合プラグの挿入によって扉が観音開きする
ことを特徴とする請求項１および請求項２記載の防塵ジ
ャックである。
よりなり、適合プラグの挿入によって扉が観音開きする
ことを特徴とする請求項１および請求項２記載の防塵ジ
ャックである。
【００１２】このように、シャッターは２枚の扉よりな
り、適合プラグの挿入によって扉が観音開きするので、
１枚の扉に比べてジャックの奥行きを短くすることがで
き、２枚の扉がそれぞれ適合プラグの電極に電気的に接
続するので、接触部が２カ所となり接触信頼性を高くす
ることができる。
り、適合プラグの挿入によって扉が観音開きするので、
１枚の扉に比べてジャックの奥行きを短くすることがで
き、２枚の扉がそれぞれ適合プラグの電極に電気的に接
続するので、接触部が２カ所となり接触信頼性を高くす
ることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明による防塵ジャック
の実施の形態を図１から図５を用いて説明する。図１は
本発明の防塵ジャックの適合プラグが未挿入の際のＡ−
Ａ線断面図、図２は同ジャックの適合プラグが挿入され
た際のＡ−Ａ線断面図、図３は同ジャックの平面図、図
４は同ジャックの正面図、図５は同ジャックの側面図で
ある。なお、適合プラグは従来のものと同一である。
の実施の形態を図１から図５を用いて説明する。図１は
本発明の防塵ジャックの適合プラグが未挿入の際のＡ−
Ａ線断面図、図２は同ジャックの適合プラグが挿入され
た際のＡ−Ａ線断面図、図３は同ジャックの平面図、図
４は同ジャックの正面図、図５は同ジャックの側面図で
ある。なお、適合プラグは従来のものと同一である。
【００１４】防塵ジャック６０は、適合プラグ９０が挿
入される挿入穴１１を有するカバー１０と、第１のプラ
グ電極９１に接続する第１の接触バネ２０と、第２のプ
ラグ電極９２に接続する第２の接触バネ３０と、シャッ
ター４０（第１のシャッター４１と第２のシャッター４
２）と、ハウジング５０からなる。
入される挿入穴１１を有するカバー１０と、第１のプラ
グ電極９１に接続する第１の接触バネ２０と、第２のプ
ラグ電極９２に接続する第２の接触バネ３０と、シャッ
ター４０（第１のシャッター４１と第２のシャッター４
２）と、ハウジング５０からなる。
【００１５】カバー１０は、例えばＰＢＴ（ポリブチレ
ンテレフタレート）樹脂などの合成樹脂をトレー状にイ
ンジェクション成形したものである。カバー１０の正面
（トレー状の底面）には、適合プラグ９０が挿入される
適合プラグ９０の外径よりも若干大きな外径を有する挿
入穴１１が設けられている。また、カバー１０の平面
（トレー状の側面）と底面（トレー状の側面）には角穴
１２が設けられ、後述するハウジング５０の楔状の爪５
７に係止されカバー１０とハウジング５０が一体化され
る。
ンテレフタレート）樹脂などの合成樹脂をトレー状にイ
ンジェクション成形したものである。カバー１０の正面
（トレー状の底面）には、適合プラグ９０が挿入される
適合プラグ９０の外径よりも若干大きな外径を有する挿
入穴１１が設けられている。また、カバー１０の平面
（トレー状の側面）と底面（トレー状の側面）には角穴
１２が設けられ、後述するハウジング５０の楔状の爪５
７に係止されカバー１０とハウジング５０が一体化され
る。
【００１６】第１の接触バネ２０は、銅とベリリウムの
合金などの弾性を有する導電性金属板をプレス加工した
ものである。第１の接触バネ２０は略Ｕ字状に折り曲げ
られ、一端にはハウジング５０の係止窓５５と係止する
ために切り起こした爪片２１と、適合プリント配線基板
に半田付けするための端子２３が形成されてハウジング
５０に保持される。第１の接触バネ２０の他端は弾性を
有する自由端で、頂点が適合プラグ９０の第１のプラグ
電極９１に電気的に接続する接触部２２となるように略
への字状に形成されている。
合金などの弾性を有する導電性金属板をプレス加工した
ものである。第１の接触バネ２０は略Ｕ字状に折り曲げ
られ、一端にはハウジング５０の係止窓５５と係止する
ために切り起こした爪片２１と、適合プリント配線基板
に半田付けするための端子２３が形成されてハウジング
５０に保持される。第１の接触バネ２０の他端は弾性を
有する自由端で、頂点が適合プラグ９０の第１のプラグ
電極９１に電気的に接続する接触部２２となるように略
への字状に形成されている。
【００１７】第２の接触バネ３０は、銅とベリリウムの
合金などの弾性を有する導電性金属板をプレス加工した
ものである。第２の接触バネ３０は略Ｕ字状に折り曲げ
られ、一端にはハウジング５０の係止窓５６と係止する
ために切り起こした爪片３１と、適合プリント配線基板
に半田付けするための端子３３が形成されてハウジング
５０に保持される。第２の接触バネ３０の他端は弾性を
有する自由端で、頂点が適合プラグ９０の第２のプラグ
電極９２に電気的に接続する接触部３２となるように略
への字状に形成されている。
合金などの弾性を有する導電性金属板をプレス加工した
ものである。第２の接触バネ３０は略Ｕ字状に折り曲げ
られ、一端にはハウジング５０の係止窓５６と係止する
ために切り起こした爪片３１と、適合プリント配線基板
に半田付けするための端子３３が形成されてハウジング
５０に保持される。第２の接触バネ３０の他端は弾性を
有する自由端で、頂点が適合プラグ９０の第２のプラグ
電極９２に電気的に接続する接触部３２となるように略
への字状に形成されている。
【００１８】第１のシャッター４１は、銅とベリリウム
の合金などの弾性を有する導電性金属板を略Ｌ字状にプ
レス加工したものである。Ｌ字状の一端（固定端）には
適合プリント配線基板に半田付けするための端子４４が
形成され、ハウジング５０の溝５１に挿入してハウジン
グ５０に保持できるようになっている。第１のシャッタ
ー４１の他端は弾性を有する自由端で、防塵ジャック６
０の扉４３となる。扉４３は第３のプラグ電極９３に電
気的に接続する接触部４５となるように先端４１が丸み
をもって折り曲げられている。なお、扉４３の先端４１
は挿入穴１１のセンターに位置する寸法に設定されてい
る。
の合金などの弾性を有する導電性金属板を略Ｌ字状にプ
レス加工したものである。Ｌ字状の一端（固定端）には
適合プリント配線基板に半田付けするための端子４４が
形成され、ハウジング５０の溝５１に挿入してハウジン
グ５０に保持できるようになっている。第１のシャッタ
ー４１の他端は弾性を有する自由端で、防塵ジャック６
０の扉４３となる。扉４３は第３のプラグ電極９３に電
気的に接続する接触部４５となるように先端４１が丸み
をもって折り曲げられている。なお、扉４３の先端４１
は挿入穴１１のセンターに位置する寸法に設定されてい
る。
【００１９】第２のシャッター４２は、銅とベリリウム
の合金などの弾性を有する導電性金属板を略Ｌ字状にプ
レス加工したものであり、第１のシャッター４１と線対
称に形成されている。
の合金などの弾性を有する導電性金属板を略Ｌ字状にプ
レス加工したものであり、第１のシャッター４１と線対
称に形成されている。
【００２０】第１のシャッター４１と第２のシャッター
４２は、それぞれの先端４１が挿入穴１１のセンターに
位置し、適合プラグ９０が未挿入の際には挿入穴１１を
閉塞しているので、挿入穴１１からのごみや埃の侵入を
防止することができる。また、適合プラグ９０の挿入の
際には適合プラグ９０にて扉４３が防塵ジャック６０の
奥行き方向（背面方向）に徐々に観音開きし、適合プラ
グ９０の挿入が完了した際には扉４３の先端４１が適合
プラグ９０の第３のプラグ電極９３に電気的に接続する
ことが可能である。このため、防塵ジャック６０に適合
プラグ９０の第３のプラグ電極９３に電気的に接続する
第３の接触バネを設ける必要がなく、部品点数を少なく
することができる。
４２は、それぞれの先端４１が挿入穴１１のセンターに
位置し、適合プラグ９０が未挿入の際には挿入穴１１を
閉塞しているので、挿入穴１１からのごみや埃の侵入を
防止することができる。また、適合プラグ９０の挿入の
際には適合プラグ９０にて扉４３が防塵ジャック６０の
奥行き方向（背面方向）に徐々に観音開きし、適合プラ
グ９０の挿入が完了した際には扉４３の先端４１が適合
プラグ９０の第３のプラグ電極９３に電気的に接続する
ことが可能である。このため、防塵ジャック６０に適合
プラグ９０の第３のプラグ電極９３に電気的に接続する
第３の接触バネを設ける必要がなく、部品点数を少なく
することができる。
【００２１】加えて、シャッター４０は２枚の扉４３よ
りなり、適合プラグ９０の挿入により扉が観音開きする
ので、防塵ジャック６０の奥行きを短くすることがで
き、２枚の扉４３がそれぞれ適合プラグ９０の第３のプ
ラグ電極９３に電気的に接続するので、接触信頼性を高
くすることができる。
りなり、適合プラグ９０の挿入により扉が観音開きする
ので、防塵ジャック６０の奥行きを短くすることがで
き、２枚の扉４３がそれぞれ適合プラグ９０の第３のプ
ラグ電極９３に電気的に接続するので、接触信頼性を高
くすることができる。
【００２２】なお、本実施の形態ではシャッター４０の
扉４３は２枚使いとしたが、１枚使いでも良く、その場
合であっても適合プラグ９０が未挿入の際には扉４３は
挿入穴１１全体を閉塞し、適合プラグ９０の挿入の際に
は適合プラグ９０にて扉４３が防塵ジャック６０の奥行
き方向（背面方向）に徐々に撓み、適合プラグ９０の挿
入が完了した際には扉４３の先端４１が適合プラグ９０
の第３のプラグ電極９３に電気的に接続することが可能
である。
扉４３は２枚使いとしたが、１枚使いでも良く、その場
合であっても適合プラグ９０が未挿入の際には扉４３は
挿入穴１１全体を閉塞し、適合プラグ９０の挿入の際に
は適合プラグ９０にて扉４３が防塵ジャック６０の奥行
き方向（背面方向）に徐々に撓み、適合プラグ９０の挿
入が完了した際には扉４３の先端４１が適合プラグ９０
の第３のプラグ電極９３に電気的に接続することが可能
である。
【００２３】また、本実施の形態ではシャッター４０は
２個使いとしたが、２枚のシャッター４１、４２（第１
のシャッター４１と第２のシャッター４２）を一体に形
成しても良い。その場合には、さらに部品点数を削除す
ることができる。
２個使いとしたが、２枚のシャッター４１、４２（第１
のシャッター４１と第２のシャッター４２）を一体に形
成しても良い。その場合には、さらに部品点数を削除す
ることができる。
【００２４】ハウジング５０は、例えばＰＢＴ（ポリブ
チレンテレフタレート）樹脂などの合成樹脂を箱状にイ
ンジェクション成形したものである。内部には第１の接
触バネ２０と第２の接触バネ３０を保持する接触バネ室
５２と、適合プラグ９０が挿通される適合プラグ挿通室
５３と、シャッター４０を保持する溝５１が設けられ、
正面側にはシャッター室５４が設けられ、側面には第１
の接触バネ２０と第２の接触バネ３０の爪片２１、３１
が係止される係止窓５５、５６が設けられ、平面と底面
のそれぞれの正面側にはカバーの角穴１２と係止するた
めの楔状の爪５７が設けられている。
チレンテレフタレート）樹脂などの合成樹脂を箱状にイ
ンジェクション成形したものである。内部には第１の接
触バネ２０と第２の接触バネ３０を保持する接触バネ室
５２と、適合プラグ９０が挿通される適合プラグ挿通室
５３と、シャッター４０を保持する溝５１が設けられ、
正面側にはシャッター室５４が設けられ、側面には第１
の接触バネ２０と第２の接触バネ３０の爪片２１、３１
が係止される係止窓５５、５６が設けられ、平面と底面
のそれぞれの正面側にはカバーの角穴１２と係止するた
めの楔状の爪５７が設けられている。
【００２５】次に組み立て方法を説明する。まず、ハウ
ジング５０の背面より第１の接触バネ２０と第２の接触
バネ３０をハウジング５０の接触バネ室５２に挿入し、
第１の接触バネ２０と第２の接触バネ３０の爪片２１、
３１をハウジング５０のそれぞれの係止窓５５、５６に
係止することにより、第１の接触バネ２０と第２の接触
バネ３０をハウジング５０に保持する。続いて、ハウジ
ング５０の正面より第１のシャッター４１と第２のシャ
ッター４２の固定端をハウジング５０のそれぞれの溝５
１に沿って挿入保持する。最後に、ハウジング５０の正
面よりカバー１０を被せて、カバー１０の角穴１２にハ
ウジング５０の爪５７を係止して組立が完了する。
ジング５０の背面より第１の接触バネ２０と第２の接触
バネ３０をハウジング５０の接触バネ室５２に挿入し、
第１の接触バネ２０と第２の接触バネ３０の爪片２１、
３１をハウジング５０のそれぞれの係止窓５５、５６に
係止することにより、第１の接触バネ２０と第２の接触
バネ３０をハウジング５０に保持する。続いて、ハウジ
ング５０の正面より第１のシャッター４１と第２のシャ
ッター４２の固定端をハウジング５０のそれぞれの溝５
１に沿って挿入保持する。最後に、ハウジング５０の正
面よりカバー１０を被せて、カバー１０の角穴１２にハ
ウジング５０の爪５７を係止して組立が完了する。
【００２６】
【発明の効果】請求項１の発明によると、適合プラグ９
０が未挿入の際には挿入穴１１を閉塞し、適合プラグ９
０を挿入する際には適合プラグ９０の挿入によって挿入
穴１１を開放するシャッター４０をジャックに組み込ん
だので、挿入穴１１からジャック内部へのごみや埃の侵
入を防止することができ、ごみや埃の侵入によりジャッ
クの性能を劣化させたり、さらにそれらのごみや埃が携
帯用ラジオなどの機器本体に侵入し、機器本体の性能も
劣化させてしまうという問題がない。
０が未挿入の際には挿入穴１１を閉塞し、適合プラグ９
０を挿入する際には適合プラグ９０の挿入によって挿入
穴１１を開放するシャッター４０をジャックに組み込ん
だので、挿入穴１１からジャック内部へのごみや埃の侵
入を防止することができ、ごみや埃の侵入によりジャッ
クの性能を劣化させたり、さらにそれらのごみや埃が携
帯用ラジオなどの機器本体に侵入し、機器本体の性能も
劣化させてしまうという問題がない。
【００２７】請求項２の発明によると、シャッター４０
は導電性金属板で形成された弾性を有する自由端を扉４
３とし、扉４３が適合プラグ９０の電極（例えば第３の
プラグ電極９３）に電気的に接続することが可能である
ので、シャッター４０は防塵と適合プラグ９０の電極と
の電気的な接続とを兼用できるので、防塵ジャック６０
に適合プラグ９０の第３のプラグ電極９３に電気的に接
続する第３の接触バネを設ける必要がなく、部品点数を
少なくすることができる。
は導電性金属板で形成された弾性を有する自由端を扉４
３とし、扉４３が適合プラグ９０の電極（例えば第３の
プラグ電極９３）に電気的に接続することが可能である
ので、シャッター４０は防塵と適合プラグ９０の電極と
の電気的な接続とを兼用できるので、防塵ジャック６０
に適合プラグ９０の第３のプラグ電極９３に電気的に接
続する第３の接触バネを設ける必要がなく、部品点数を
少なくすることができる。
【００２８】請求項３の発明よると、シャッター４０は
２枚の扉４３よりなり、適合プラグ９０の挿入によって
扉４３が観音開きするので、１枚の扉に比べてジャック
６０の奥行きを短くすることができ、２枚の扉４３がそ
れぞれ適合プラグ９０の電極に電気的に接続するので、
接触部４５が２カ所となり接触信頼性を高くすることが
できる。
２枚の扉４３よりなり、適合プラグ９０の挿入によって
扉４３が観音開きするので、１枚の扉に比べてジャック
６０の奥行きを短くすることができ、２枚の扉４３がそ
れぞれ適合プラグ９０の電極に電気的に接続するので、
接触部４５が２カ所となり接触信頼性を高くすることが
できる。
【００２９】
【図１】本発明の防塵ジャックの適合プラグ未挿入の際
のＡ−Ａ線断面図
のＡ−Ａ線断面図
【図２】同ジャックの適合プラグが挿入された際のＡ−
Ａ線断面図
Ａ線断面図
【図３】同ジャックの平面図
【図４】同ジャックの正面図
【図５】同ジャックの側面図
【図６】従来のジャックの適合プラグが未挿入の際のＢ
−Ｂ線断面図
−Ｂ線断面図
【図７】同ジャックの平面図
【図８】同ジャックの正面図
【図９】同ジャックの側面図
【図１０】適合プラグ（３極の小型単頭プラグ）の側面
図
図
１０ カバー １１ 挿入穴 １２ 角穴 ２０ 第１の接触バネ ２１ 爪片 ２２ 接触部 ２３ 端子 ３０ 第２の接触バネ ３１ 爪片 ３２ 接触部 ３３ 端子 ４０ シャッター ４１ 第１のシャッター ４２ 第２のシャッター ４３ 扉 ４４ 端子 ４５ 接触部 ５０ ハウジング ５１ 溝 ５２ 接触バネ室 ５３ 適合プラグ挿通室 ５４ シャッター室 ５５ 係止窓 ５６ 係止窓 ５７ 爪 ６０ 防塵ジャック ８０ 従来のジャック ８１ ハウジング ８２ 第１の接触バネ ８３ 第２の接触バネ ８４ 第３の接触バネ ８５ 挿入穴 ９０ 適合プラグ ９１ 第１のプラグ電極 ９２ 第２のプラグ電極 ９３ 第３のプラグ電極
Claims (3)
- 【請求項１】適合プラグ（９０）が挿入される挿入穴
（１１）と、適合プラグ（９０）の電極（９１）、（９
２）に電気的に接続する接触バネ（２０）、（３０）を
有するジャック（６０）において、適合プラグ（９０）
が未挿入の際には挿入穴（１１）を閉塞し、適合プラグ
（９０）を挿入する際には適合プラグ（９０）の挿入に
よって挿入穴（１１）を開放するシャッター（４０）を
ジャック（６０）に組み込んだことを特徴とする防塵ジ
ャック。 - 【請求項２】シャッター（４０）は導電性金属板で形成
された弾性を有する自由端を扉（４３）とし、扉（４
３）が適合プラグ（９０）の電極（９３）に電気的に接
続することが可能であることを特徴とする請求項１記載
の防塵ジャック。 - 【請求項３】シャッター（４０）は２枚の扉（４３）よ
りなり、適合プラグ（９０）の挿入によって扉（４３）
が観音開きすることを特徴とする請求項１および請求項
２記載の防塵ジャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8163752A JPH09326279A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 防塵ジャック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8163752A JPH09326279A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 防塵ジャック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09326279A true JPH09326279A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15780031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8163752A Pending JPH09326279A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 防塵ジャック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09326279A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011027608A1 (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-10 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 電気コネクタ及び内視鏡 |
| EP2466696A1 (en) * | 2010-12-17 | 2012-06-20 | Research In Motion Limited | Two-part jack socket for a portable electronic device |
| US8348684B2 (en) | 2010-12-17 | 2013-01-08 | Research In Motion Limited | Portable electronic device having a concealed jack socket |
| US8469749B2 (en) | 2010-12-17 | 2013-06-25 | Research In Motion Limited | Two-part jack socket for a portable electronic device |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP8163752A patent/JPH09326279A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| WO2011027608A1 (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-10 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 電気コネクタ及び内視鏡 |
| CN102484333A (zh) * | 2009-09-01 | 2012-05-30 | 奥林巴斯医疗株式会社 | 电连接器和内窥镜 |
| JP5080692B2 (ja) * | 2009-09-01 | 2012-11-21 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 電気コネクタ及び内視鏡 |
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| US8469749B2 (en) | 2010-12-17 | 2013-06-25 | Research In Motion Limited | Two-part jack socket for a portable electronic device |
| US8696391B2 (en) | 2010-12-17 | 2014-04-15 | Blackberry Limited | Two-part jack socket for a portable electronic device |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041101 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050419 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050615 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050720 |