JPH09325336A - 面状光源装置と面状光源付き受動型表示装置 - Google Patents

面状光源装置と面状光源付き受動型表示装置

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JPH09325336A
JPH09325336A JP8177008A JP17700896A JPH09325336A JP H09325336 A JPH09325336 A JP H09325336A JP 8177008 A JP8177008 A JP 8177008A JP 17700896 A JP17700896 A JP 17700896A JP H09325336 A JPH09325336 A JP H09325336A
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JP8177008A
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Keiji Iimura
恵次 飯村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、エッジライト型導光体方式の面状光
源において、実際には照明用導光体の一側面に唯一の光
源のみを設けているにもかかわらず、見かけ上は前記照
明用導光体の他側面にもあたかも前記光源と同じ光源を
設けたのと同じ効果がある新規な面状光源装置と面状光
源付き受動型表示装置とを提案するものである。 【構成】この発明の面状光源装置は、板又はフイルム状
で高光透過性かつ高屈折率の照明用導光体10と、同様
な導光体からなり両面に光反射層30b、30cを設け
た迂回光路用導光体30とを重ね合せて構成し、両方の
導光体10、30の光導入用端末部10a、30dと相
対向する反対側の端末部10b、30eの近辺に、両方
の導光体10、30を光結合させる光結合手段20を配
置させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄型の面状光源や、受
動型表示装置を照明するバックライト(背面照明)の面
状光源用として広く用いられている面状光源装置とこの
面状光源装置を背面に配置した、照明付き受動型表示装
置に関する。更に詳しくは、受動型表示装置の背面に照
明用導光板を配置し、前記照明用導光板の端末側面から
光線を入射させた、光透過性の導光体の前面と背面にお
ける光線の多重反射を利用した導光体方式(エッジライ
ト方式)の面状光源装置とこの面状光源装置を背面に配
置した、照明付き受動型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受動型表示装置(パッシブ・タイ
プ・ディスプレイ)の代表例である液晶表示装置は、C
RT(陰極線管)、エレクトロ・ルミネッセンス表示装
置等の能動型表示装置(アクティブ・ディスプレイ)と
異なり、それ自身では光線を放射しない。従ってこの受
動型表示装置を暗所で観察できるようにするためには、
面状光源を受動型表示装置の背面に配置したバックライ
ト(背面光源)を用いる必要がある。
【0003】例えば液晶表示装置用のバックライトの代
表例として、液晶表示装置の背面に設置した導光板と、
導光板の側面に設置した直管式蛍光灯等の直線状光源と
を組み合わせた、導光板を用いた導光体方式(エッジラ
イト型)の面状光源が広く用いられている。この導光体
方式は、透光性の優れたアクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂等で構成した導光体の側面から光線を入射させ、
導光体の前面と背面(表面と裏面)における光線の多重
反射を利用して面状の照明を行うものである。
【0004】前記照明用導光体は、液晶表示装置の矩型
の表示面と対応させて、矩型の照明面を持つ板状体又は
フィルム状体である。相対向する2つの短辺と相対向す
る2つの長辺とを持つ表面が矩型の前記照明用導光体
と、その側面に配置する直管型蛍光灯等の線状光源との
位置関係は、!導光体の短辺の側面に1灯を配置する短
辺1灯式、”導光体の長辺の側面に1灯を配置する長辺
1灯式、#導光体の短辺の側面に2灯を配置する短辺2
灯式、$導光体の長辺の側面に2灯を配置する長辺2灯
式とに分類できる。
【0005】前記照明用導光体の短辺または長辺のいず
れか一方の側面に光源を配置して、この一側面から光線
を入射させる場合、即ち上記の!短辺1灯式、”長辺1
灯式の場合、周知のように前記照明用導光体に入射した
光線の一部は内部全反射を繰り返して前記照明用導光体
の前記側面と対この向する反対側の端末側面に向かって
伝送され、端末側面に達し、残りの入射光線は前記照明
用導光体の表面から少しずつ漏洩して照明用となる。従
って前記照明用導光体の表面から出射する照明用光線の
表面輝度は、光源から離れる距離に従って急激に小さく
なっていく。なお前記端末側面の近辺では、側面反射に
より表面輝度は端末部より少し大きくなる。従ってこの
1灯式の場合、表面輝度の均一性が得られず、表面輝度
が小さい欠点があった。また大面積の照明用導光体で
は、伝送すべき入射光線の距離が長が過ぎる。このこと
は大面積の照明用導光体の端末部付近の表面輝度が極端
に不足して到底実用に耐えられない欠点になる。従って
この1灯式は、小面積の液晶ディスプレイ用、表面輝度
の均一性を必ずしも必要とされない時計などの液晶数字
表示用、表面輝度が比較的に小さくてもよいモノクロ表
示型液晶ディスプレイ用などその用途が限定されてい
た。
【0006】一方、表面輝度の均一性と大きい表面輝度
を要求されるパーソナル・コンピュータのモニター、テ
レビジョン受像機として用いられるモノクロ表示型、カ
ラー表示型液晶ディスプレイ用や大面積液晶ディスプレ
イ用には、上記の#短辺2灯式と$長辺2灯式が採用さ
れていた。しかしながら、上記2灯式では当然2個の光
源を必要とするために下記に列挙する重大な欠点があっ
た。%ノート型、ポケット型パーソナル・コンピュー
タ、情報通信端末等の携帯用電子機器の電池駆動の液晶
ディスプレイ用バックライトでは、この蛍光灯を2個使
用する2灯式は、蛍光灯とそのインバータ電源の消費電
力、重量、ランプ・ハウス等の収納スペースが1灯式の
2倍となる。即ち2灯式の場合には1灯式と比較して大
体において電池寿命が半分、重量が2倍、収納スペース
が2倍となり、低消費電力、軽量、コンパクト・サイズ
を要求される携帯用電子機器用の液晶ディスプレイの光
源としては、実用に耐えられない。&蛍光灯は、一般用
の蛍光灯でも周知のように、経年変化により、黒化部分
が電極付近から中央に向かって成長して行き、発光輝度
が低下し、発光輝度のむらがその長さ方向の位置によっ
て異なっていく。またこの経年変化の状態が個々の蛍光
灯によってかなり異なっているために、蛍光灯を2本用
いる上記2灯式では、1灯式と比較して経年変化により
前記照明用導光体の表面輝度の場所による不均一また表
示カラーの色むらが増加して行く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
以上に記載した先行技術の欠点を除去するものである。
また本発明の他の主な目的は、受動型表示装置用のバッ
クライトとして、受動型表示装置の背面に配置した導光
体を用い、導光体の端末側面に配置した光源から放射さ
れる光線を導光体の側面から入射させる導光体方式(エ
ッジライト型)の平面状光源において、唯一つの光源を
用いて、表面輝度が大きく、表示輝度の均一な、大面積
の受動型表示装置を可能とする新規な面状光源装置と新
規な面状光源装置を備えた照明付き受動型表示装置を提
案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の面状光源装置では、光透過性が優れた高屈
折率の板状又はフイルム状の導光体材料からなる照明用
導光体と、光透過性が優れた高屈折率の導光体材料から
なり、前面と背面の両面に光反射層を設けた板状又はフ
イルム状の迂回光路用導光体とを重ね合せて構成し、前
記照明用導光体および前記迂回光路用導光体の光導入用
端末部と反対側の端末部の近辺に、前記照明用導光体と
前記迂回光路用導光体とを光結合させる光結合手段を配
置させている。
【0011】前記光結合手段は、断面がプリズム状、台
形、テーパー状、長方形、U字形の形状を持つ光学素子
から選択できる。また前記迂回光路用導光体の一端部を
延長し、この延長した部分をほぼU字形に折曲げて前記
光結合手段とすることができる。
【0013】前記照明用導光体と前記迂回光路用導光体
の一側面を整列し、この整列した面に共通な線状又は点
状の光源を配置することができる。
【0014】更に本発明の面状光源付き受動型表示装置
では、光透過性が優れた高屈折率の板状又はフイルム状
の導光体材料からなる照明用導光体と、光透過性が優れ
た高屈折率の導光体材料からなり、前面と背面の両面に
光反射層を設けた板状又はフイルム状の迂回光路用導光
体とを重ね合せて構成し、前記照明用導光体および前記
迂回光路用導光体の光導入用端末部と反対側の端末部の
近辺に、前記照明用導光体と前記迂回光路用導光体とを
光結合させる光結合手段を配置させた面状光源装置を、
液晶表示装置等の受動型表示装置の背面に配置してい
る。
【0015】
【作用】本発明の面状光源装置では、光透過性が優れた
高屈折率の導光体材料からなる先行技術の照明用導光体
を用い、前記照明用導光体の端末側面に配置した光源か
ら放射される光線を前記照明用の側面から入射させる導
光体方式(エッジライト型)の面状光源において、光透
過性が優れた高屈折率の導光体材料からなる迂回光路用
導光体と、前記照明用導光体および前記迂回光路用導光
体の光導入用端末部と反対側の端末部の近辺に、前記照
明用導光体と前記迂回光路用導光体とを光結合させる光
結合手段とを設けている。
【0016】従って前記照明用導光体用と迂回光路用導
光体用とを兼用する唯一つの共通の光源を用いて、前記
照明用導光体と迂回光路用導光体の一側面部に配置した
前記光源から放射する光線を、前記照明用導光体と迂回
光路用導光体の一側面部から入射させることができる。
前記照明用導光体に入射した光線の一部は、多重反射を
繰り返して前記一側面部と対向する端末の他の側面部に
向かって伝送され、この入射光線の残りは前記照明用導
光体から少しずつその表面から漏れ出て照明光線とな
る。一方、前記迂回光路用導光体に入射した光線のほぼ
全部は、多重反射を繰り返して前記一側面部と対向する
端末の他の側面部にほとんど外部に漏れることが無く伝
達される。この迂回した伝達光線は、前記光結合手段に
より両方の導光体の他の側面部近辺で光結合して、前記
照明用導光体内に入射され、この入射光線の一部は前記
照明用導光体の他の側面部近辺から前記一側面部に向か
って多重反射をして伝送され、またこの入射光線の残り
は少しずつ表面から漏れ出て、照明光線となる。前記迂
回光路用導光体は、前記照明用導光体と異なり、光路の
途中では光線が漏洩しない構成となっているために、前
記照明用導光体の他の側面部(最終端)近辺に、あたか
も一側面部とほとんど同じ発光輝度を持つもう1個の光
源が配置されているかのように機能する。
【0017】従って本発明では迂回光路用導光体と光結
合手段とを従来技術の照明用導光体に付加して設けるこ
とにより、実際には前記照明用導光体の一側面に唯一つ
の光源を設けているにもかかわらず、見かけ上は前記照
明用導光体の他側面にも前記光源と同じ光源を設けたの
と同じ効果がある。即ち上記1灯式導光体方式(エッジ
ライト型)の面状光源で、上記2灯式面状光源と同等に
表面輝度が大きく、表示輝度が均一であり、上記2灯式
面状光源と異なり省エネルギーの、軽量であり、大面積
の照明付き受動型表示装置を可能とする新規な面状光源
装置を提供するができる。
【0018】
【実施例】本発明の各種の実施例を以下に図面を参照し
て詳細に説明する。なお、全ての図面について、同一ま
たは同等な部分には、同一な符号を付けてある。また全
ての図面の寸法は、本発明を明白にするために実際と異
なり誇張して任意に描かれている。
【0019】(実施例1)図1は、以下に説明する本発
明の各種の実施例に共通な基本原理を示す面状光源装置
FLSの分解斜視図である。図2は、図1のA−A線に
沿って切断し、一部を省略した拡大側断面図である。図
3は、図2の右側の端末に配置された光結合手段20の
近辺を更に拡大し、光線の伝達経路L1を記入した拡大
側断面図である。
【0020】図1ないし図3において、面状光源装置F
LSは、光透過性が優れた高屈折率の板状又はフイルム
状の導光体材料からなる照明用導光体10と、光透過性
が優れた高屈折率の導光体材料からなり、前面と背面の
両面に高反射性の金属材料からなる反射層及び、又は低
屈折率の導光体材料からなる光反射層を設けた板状又は
フイルム状の迂回光路用導光体30とを重ね合せて構成
し、前記照明用導光体10の光導入用端末側面部10a
と反対側の端末側面部10b(および前記迂回光路用導
光体30の光導入用端末側面部30dと反対側の端末側
面部30e)の近辺に、前記照明用導光体10と前記迂
回光路用導光体30とを光結合させる光結合手段20を
配置させている。前記照明用導光体10の背面側に、公
知の光散乱体52が前記照明用導光体10の背面と前記
迂回光路用導光体30の表面との間に挟まれて配置され
ている。また前記照明用導光体10の表面側に、板状ま
たはフイルム状の公知の光拡散体53が配置されてい
る。前記照明用導光体10の光導入用端末側面部10a
と前記迂回光路用導光体30の光導入用端末側面部30
dとの近辺に、管状蛍光灯、管状白熱電球等の線状の光
源LSが配置されている。
【0021】前記照明用導光体10を構成する光透過性
が優れた高屈折率の導光体材料としては、ポリメチルメ
タクリレート樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂
(PC)、ポリスチレン樹脂(PS)等の光透過性有機
樹脂又は無機光学ガラス等が用いられる。
【0022】光源LSから放射され、前記照明用導光体
10の一端末側面部10aから入射された光線を、面光
源として有効に機能させるために、その表面とその背面
との間を多重反射を繰り返してその反対側の他端末側面
部10bへ効率良く伝送される必要があると同時に、こ
の光線を前記照明用導光体10をその表面からから所定
の輝度、所定の輝度分布で出射させる必要がある。この
ためにその背面側に光散乱体52を近接させるか、又は
その背面に直接所定のパターン状にの白色塗料を印刷す
るか、又はこの背面に直接所定のパターン状に粗面部を
形成させている。図2に示すように、前記照明用導光体
10の一端末側面部10aから内部に導入され、他端末
側面部10bへ伝送される光線は、この光散乱体52か
らの所定の多数の箇所から少しずつ散乱光線11として
外部に取り出される。更に前記散乱光線11は前記照明
用導光体10の表面側に隣接して配置された光拡散体5
3において、拡散されて拡散光線12が出射されて面光
源となる。従来技術の唯一つの光源LSを用いるこの種
の面光源は、以上と同一又は同様な構成となっている。
しかしながら、この構成では、前記照明用導光体10の
表面の全ての箇所にわたって高い表面輝度で均一な輝度
分布の面光源を得ることは、例えば前記照明用導光体1
0の一端末側面部10aから他端末側面部10bまでの
距離が長い場合等の大面積の面光源を得ることは出来な
かった。
【0023】この実施例1では、上記構成に追加して、
前記照明用導光体10とほぼ同じ平行平板状、フイルム
状の前記迂回光路用導光体30を備えている。図1、図
2、図3に示すように、前記迂回光路用導光体30は、
前記照明用導光体10の背面に即ち下側に、互いに近
接、又は接触して積み重ねて配置されている。即ちこの
実施例1の面光源装置FLSは、前記迂回光路用導光体
30の上側に順次、光散乱体52、照明用導光体10、
光拡散体53が積み重ねられて配置してある。図1の分
解斜視図では、前記迂回光路用導光体30を基準とし
て、符号Dで示す矢印方向(下方向)に、光散乱体5
2、照明用導光体10、光拡散体53がこの順序で積み
重ねられ配置され、又光結合手段20が符号Eで示す矢
印方向(左方向)に配置される。図2に示すように、こ
の際に、光源LSは、光源LSから放射される光線が、
照明用導光体10の一端末側面10aと前記迂回光路用
導光体30の一端末側面30dとの両方から有効に入射
する位置に配置される。又、図2、図3に示すように、
迂回光路用導光体30の内部を多重反射して、その他端
末側面30dから出射する光線L1を、高屈折率の光透
過性の台形柱状体からなる光結合手段20内に有効に導
入され、この光結合手段20から方向転換して出射する
光線を照明用導光体10の他端末側面10b内から有効
に導入される位置に、光結合手段20が配置される。図
3に示すように、迂回光路用導光体30の他端末側面3
0dから出射する光線L1は、光結合手段20内に有効
に導入され、この中で少なくとも1回反射されて出射
し、照明用導光体10の他端末側面10b内から有効に
導入される。次いでこの光線L1は照明用導光体10の
他端末側面10bから一端末側面10aの方向に多重反
射を繰り返し、徐々にその表面から出射され、光拡散体
53を経由して拡散され表面輝度が均一化して外部に出
射される。その背面から徐々に出射された光線は、光散
乱体52で乱反射して散乱光線Laとなり、照明用導光
体10を通過して、光拡散体53を経由して拡散され表
面輝度が均一化して外部に出射される。この散乱光線L
aの中で、迂回光路用導光体30の表面方向に出射する
成分を有効に照明用導光体10の表面から取り出すため
に、光散乱体52の背面と迂回光路用導光体30の表面
との間に光回帰用光反射体を配置してもよい。迂回光路
用導光体30の表面側に設けた反射層30bを光反射金
属で構成する場合には、この反射層30bが前記光回帰
用光反射体の機能を兼ねることができる。
【0024】前記迂回光路用導光体30を構成する光透
過性が優れた高屈折率の導光体材料としては、前記照明
用導光体10と同様にポリメチルメタクリレート樹脂
(PMMA)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリス
チレン樹脂(PS)等の光透過性有機樹脂又は無機光学
ガラス等が用いられる。前記照明用導光体10が、その
表面から入射した光線をその表面から少しずつ放射させ
る必要があるのに対して、この迂回光路用導光体30
は、その一端末側面部30dから入射した光線をその反
対側の他端末側面部30eまで、その表面とその背面と
の間を多重反射を繰り返して効率良く伝送することを唯
一の目的としている。このために、この実施例では図
2、図3に示すように、迂回光路用導光体30は、入射
した光線が外部へほとんど漏洩しないように、光透過性
が優れた高屈折率の板状又はフイルム状の導光体材料を
コア(芯)30aとし、その表面及び背面のほぼ全面に
低屈折率のふっそ樹脂、シリコン樹脂導光材料からなる
か、又は鏡面反射性のアルミニューム、ニッケル等の光
反射率の金属材料からなる反射層30b、30cをクラ
ッドとして持っている。また光線入射部となる一端末側
面部30dと光線出射部となる他端末側面部30eとを
除いた全側面に反射層30b、30cと同様な反射層
(図示せず)を設けて、入射光線の漏洩を更に防ぐこと
が望ましい。
【0025】従って図2、図3に示すように、迂回光路
用導光体30の一端末側面部30dからコア部30aに
入射した光線は、クラッド部30bと30cとの間を多
重反射を繰り返して、ほとんど外部に漏洩せずに他端末
側面部30eまで効率良く伝達される。他端末側面部3
0eに到達した光線は、符号L1で示すようにこの実施
例では断面が台形柱状体からなる光結合手段20内に入
射し、この光結合手段20内で反射され、光線の方向を
変換する。この変換光線L1は前記照明用導光体10の
他端末側面部10bから入射して、その内部に導入さ
れ、その一端末側面部10aに向かって多重反射を繰り
返えすと共に、前記照明用導光体10の表面から徐々に
少しずつ出射して出射光線La(散乱光線)、Lb(拡
散光線)となる。
【0026】従ってこの実施例の面光源装置FLSで
は、前記照明用導光体用と迂回光路用導光体用とを兼用
する唯一つの共通の光源LSを用いて、前記照明用導光
体10と迂回光路用導光体30の一端末側面部10a及
び30dに配置した前記光源LSから放射する光線を、
前記照明用導光体10と迂回光路用導光体30の一側面
部から入射させることができる。前記照明用導光体10
に入射した光線の一部は、多重反射を繰り返して前記一
側面部と対向する端末の他の側面部に向かって伝送さ
れ、この入射光線の残りは前記照明用導光体10から少
しずつその表面から漏れ出て光線La、Lbとなる。一
方、前記迂回光路用導光体30に入射した光線のほぼ全
部は、多重反射を繰り返して前記一側面部30dと対向
する端末の他の側面部30eまで、ほとんど外部に漏れ
ることが無く伝達される。この迂回した伝達光線は、前
記光結合手段20により両方の導光体10及び30の他
の側面部10b及び30eの近辺で光結合して、前記照
明用導光体10内に入射され、この入射光線の一部は前
記照明用導光体10の他の側面部10b近辺から前記一
側面部10aに向かって多重反射をして伝送され、また
この入射光線の残りは少しずつ表面から漏れ出て、照明
光線La、Lbとなる。前記迂回光路用導光体30は、
前記照明用導光体10と異なり、光路の途中では光線が
漏洩しない構成となっているために、前記照明用導光体
10の他の側面部(最終端)10bの近辺に、あたかも
一側面部10aに配置した光源LSとほとんど同じ発光
輝度を持つ、もう1個の光源が配置されているかのよう
に機能する。
【0027】従って本発明では迂回光路用導光体と光結
合手段とを設けることにより、実際には前記照明用導光
体の一側面に唯一の光源を設けているにもかかわらず、
見かけ上は前記照明用導光体の他側面にも前記光源と同
じ光源を設けたのと同じ効果がある。即ち上記1灯式導
光体方式(エッジライト型)の面状光源で、上記2灯式
面状光源と同等に表面輝度が大きく、表面輝度分布が均
一な、省エネルギーの、軽量な、大面積の面状光源装置
を提供することが可能となった。又この面状光源装置を
透過型受動型表示装置の背面に設けることにより、この
表示装置のバックライトとして利用すると、唯一の光源
を用いて、表面輝度が大きく、表面輝度の分布が均一
な、省エネルギーの、軽量な、大面積の照明付き受動型
表示装置を提供することが可能となる。
【0028】次にこの実施例1の変形例である各種の実
施例を説明する。・・・・・・・・ (実施例2)図1、図4及び図5は、本発明の他の実施
例を示すものである。図1は、本発明の実施例1と光結
合手段とその配置箇所がが異なる外は共通な実施例2の
分解斜視図である。図4は、図1のA−A線に沿って切
断し、一部を省略した拡大側断面図である。図5は、図
4の右側の端末に配置された光結合手段21の近辺を更
に拡大し、光線の伝達経路L2を記入した拡大側断面図
である。実施例2は実施例1と比較して光結合手段22
の構造とその配置箇所が異なり残りの部分はほぼ同様で
ある。従ってここでは実施例1と共通な部分については
簡単のために出来るだけその説明を省略する。
【0029】図1、図4及び図5に示すように、この実
施例2の面状光源FLSは、板状又はフイルム状の迂回
光路用導光体30の表面側に順次、照明用導光体10と
光散乱体52と照明用導光体10と光拡散体53とが配
置されている。また前記照明用導光体10の表面側に、
の光拡散体53が配置されている。実施例1と同様に両
方の導光体10、30の一端末側面部即ち光導入用端末
側面部10a、30dは、その端面が互いに列方向にほ
ぼ同一の位置に揃えられ、その近辺に管状蛍光灯、管状
白熱電球等の線状光源LSが配置されている。
【0030】一方、実施例1と異なり、この実施例2で
は迂回光路用導光体30の長辺は照明用導光体10の長
辺より寸法が短く設定されている。即ち迂回光路用導光
体30の他端末側面部30eは、照明用導光体10の他
端末側面部10bよりも短く終端されている。またこの
実施例2では、実施例1と異なり、光結合手段21とし
て断面が三角形のプリズムからなる柱状体が用いられて
いる。図4、図5に示すように、三角形のプリズムの第
1辺が迂回光路用導光体30の他端末側面部30eと隣
接し、その第2辺が照明用導光体10の他端末側面部1
0bの近辺の背面の一部分10cと隣接するように、光
結合手段21が配置されている。
【0031】従って図4、図5に示すように、迂回光路
用導光体30の一端末側面部からコア部30aに入射し
た光線は、クラッド部30bと30cとの間を多重反射
を繰り返して、ほとんど外部に漏洩せずに他端末側面部
30eまで効率良く伝達される。他端末側面部30eに
到達した光線は、符号L2で示すように光結合手段20
内に入射し、この実施例の光結合手段20内で反射さ
れ、その光線の方向を変換する。この変換光線L2は前
記照明用導光体10の背面の一部分10cから入射し
て、その内部に導入され、その一端末側面部10aに向
かって多重反射を繰り返えすと共に、前記照明用導光体
10の表面から徐々に少しずつ出射して出射光線La
(散乱光線)、Lb(拡散光線)となる。
【0032】(実施例3)図1、図6及び図7は、本発
明の他の実施例を示すものである。図1は、本発明の実
施例1と共通な実施例3の分解斜視図である。図6は、
図1のA−A線に沿って切断し、一部を省略した拡大側
断面図である。図7は、右側の端末に配置された光結合
手段22の近辺を更に拡大し、光線の伝達経路L3を記
入した拡大側断面図である。図6及び図7に示すよう
に、実施例3の面状光源装置FLSは、平行平板状の迂
回光路用導光体40の他端末部分の片面のみに傾斜をも
たせてテーパー状の構造とし、このテーパー状の部分を
光結合手段22としている。コア部40aと、その表面
と背面に形成したクラッド部40bと40cとをもつ平
行平板状の迂回光路用導光体40の他端末部分を斜めに
切断加工するか、研磨加工することにより、他端末部分
の片面のみに傾斜をもたせてテーパー状の構造とし、残
りの大部分が平行平板状の迂回光路用導光体40を製造
できる。この端末部分の片面のみに傾斜をもたせてテー
パー状とした平行平板状の導光体を多量に製造するため
に、多数枚の導光体板を密接して重ね合せ、この重ね合
せた積層状ブロックを仮固定し、所定の角度を保っての
こぎりで引いて切断する。その後に従来の炭化珪素等の
研磨剤を滑らかに研磨するのが望ましい。導光体が加熱
により容易に溶融する例えばアクリル樹脂板である場合
には、上記積層状ブロックに線状の電熱線を所定の角度
を保って加熱溶融しながら加圧して切断する。この場合
には切断面即ちテーパー面が滑らかな平滑面となり、そ
の後の研磨工程は不要となる。
【0033】図6、図7に示すように、迂回光路用導光
体40の一端末側面部からコア部40aに入射した光線
は、クラッド部40bと40cとの間を多重反射を繰り
返して、ほとんど外部に漏洩せずに他端末部の近辺のテ
ーパー状の光結合部分22の直前部分まで効率良く伝達
される。次に図7で符号L3で示すこの伝達光線は、光
結合部分22のテーパー状の部分から出射され、実施例
2と同様に照明用導光体10の他端末側面部の近辺の背
面の一部分から照明用導光体10内に入射される。この
入射光線L3は、照明用導光体10内部でその一端末側
面部に向かって多重反射を繰り返えすと共に、前記照明
用導光体10の表面から徐々に少しずつ出射して出射光
線La(散乱光線)、Lb(拡散光線)となる。
【0034】(実施例4)図1、図8及び図9は、本発
明の他の実施例を示すものである。図1は、本発明の実
施例1と共通な実施例3の分解斜視図である。図8は、
第1図のA−A線に沿って切断し、一部を省略した拡大
側断面図である。図9は、右側の端末に配置された光結
合手段23a、23bの近辺部分のみを更に拡大し、光
線の伝達経路L4を記入した拡大、部分側断面図であ
る。実施例2は実施例1と比較して光結合手段23a、
23bの構造とその配置箇所が異なり残りの部分はほぼ
同様である。従ってここでは既に説明した実施例1から
実施例3と共通な部分については簡単のために出来るだ
けその説明を省略する。
【0035】図8及び図9に示すように、実施例4の面
状光源装置FLSは、平行平板状の迂回光路用導光体4
0の他端末部分の背面側に傾斜をもたせてテーパー状の
構造とすると共に、平行平板状の照明用導光体10の他
端末部分の表面側にも傾斜をもたせてテーパー状の構造
とする。そしてこの両方で一対としたテーパー状の部分
を組み合わせて光結合手段23a、23bとしている。
迂回光路用導光体40の他端末部分のテーパー部を形成
していない平面である表面と、照明用導光体10の他端
末部分のテーパー部を形成していない平面である背面と
を、光拡散体を介在して互いに相対向させ両者を隣接し
て配置している。図9の符号62で示す反射鏡62は、
断面がほぼV字型を反時計方向に90度回転させた形状
をしている。この反射鏡62は、迂回光路用導光体40
の光結合手段23aのテーパー部の右側に出た光線を反
射させて光結合手段23bに入射させるのを助け、また
光結合手段23bから外部に出た光線を反射させて照明
用導光体10内に戻すのを助ける。平行平板状の迂回光
路用導光体40と平行平板状の照明用導光体10の他端
末部分のそれぞれ片面を斜めに切断加工するか、研磨加
工することにより、それぞれの他端末部分の片面のみに
傾斜をもたせてテーパー状の構造とし、残りの大部分が
平行平板状の迂回光路用導光体40と照明用導光体10
とを容易に製造できる。
【0036】再び図8及び図9を参照して、迂回光路用
導光体40の一端末側面部からコア部40aに入射した
光線は、クラッド部40bと40cとの間を多重反射を
繰り返して、ほとんど外部に漏洩せずに他端末部の近辺
のテーパー状の光結合部分23aの直前部分まで効率良
く伝達される。次にこの伝達光線(図9の符号L4で示
す)は、光結合部分23aのテーパー面で反射され、光
線方向を変換して照明用導光体10内に入射される。次
にこの入射光線L4は照明用導光体10の光結合部分2
3bのテーパー面で反射され、光線方向を変換する。次
に光線方向を変換した光線L4は、照明用導光体10内
部でその一端末側面部に向かって多重反射を繰り返えし
て伝送される共に、前記照明用導光体10の表面から徐
々に少しずつ出射して出射光線La(散乱光線)、Lb
(拡散光線)となる。
【0037】(実施例5から実施例9)図10、図1
1、図12、図13及び図14は、それぞれ本発明の実
施例5、実施例6、実施例7、実施例8及び実施例9を
説明する、照明用導光体10と迂回光路用導光体の両者
の他端末部と、その近辺部分と、両者を光結合させるた
めの更に各種の光結合手段のみを示し、両者の一端末
部、中央部などの残りの部分を切り欠いた拡大側断面図
である。なお実施例1から実施例4において既に説明し
た箇所と同じ符号を用いた同じ又は同等の部分の説明
は、無駄な重複をさせるために出来るだけ省略する。
【0038】(実施例5)図10は、本発明の実施例5
を示すものであり、照明用導光体10の他端末側面部と
迂回光路用導光体40の他端末側面部とをほぼ揃えて、
両者10、40を近接して互いに平行に配置する。この
実施例5の光結合手段24は、断面が矩型の柱状体であ
り、両者10、40の他端末側面部にまたがり、両者1
0、40の他端末側面部に隣接して配置してある。外部
に漏れ出た光線を有効に利用するために、V字型を変形
し、回転させた形状の反射鏡63を光結合手段24にま
たがって配置してある。なお、この実施例では迂回光路
用導光体40のコア部の両面にクラッド部を形成してい
なく、コア部よりも屈折率の低い空気をクラッド部とし
て用いている。迂回光路用導光体40の一端末側面部か
らその内部に入射した光線は、屈折率の低い空気の存在
により、屈折率の高い迂回光路用導光体40の表面と背
面との間を多重反射を繰り返して、迂回光路用導光体4
0の他端未側面部まで効率良く伝達される。次にこの伝
達光線(図10の符号L5で示す)の一部の成分は、そ
の他端末側面部から出射し、断面が矩型の光結合手段2
4内に入射される。この入射光線L5は矩型の光結合手
段24の表面、側面で少なくとも一回反射され、照明用
導光体10の端末側面部から入射される。また光結合手
段24に入射し、例えば符号L5の矢印付き直線で示
す、外部に漏れ出た光線は、反射鏡で方向を変換され、
再び光結合手段24に入射され、照明用導光体10の端
末側面部から入射される。
【0039】(実施例6)図11は、本発明の実施例6
を示すものであり、照明用導光体10の端末側面部と迂
回光路用導光体30の端末側面部とをほぼ揃えて、両者
の端末部からその内側の近辺まで延長した、両者10、
30間に両者と比較して薄いスペーサー型の平行平板状
のの光結合手段25を互いに接触または密着するように
介在したものである。スペーサー型光結合手段25の両
面と接触または密着する迂回光路用導光体30の表面と
照明用導光体10の背面との間に空気が一切入らないよ
うにすると、最も効率的な光線の伝達が達成できる。こ
のためにの端末側面として光学用接着剤を用いることが
出来る。即ち末硬化または半硬化状態の硬化性光学用接
着剤を両者10、30の少なくとも一方のスペーサー介
在予定部分に、所定の厚さに塗付し、両者10、30間
に接着剤を介在させて、加圧しながら硬化させる。光結
合手段25として適切な屈折率の光学用接着剤伝達光線
L6が、このスペーサー型光結合手段25を経由して、
迂回光路用導光体30の端末側面部の近辺の表面から照
明用導光体10の端末側面部の近辺の背面に有効に入射
するようするために、迂回光路用導光体30と照明用導
光体10と光結合手段25の屈折率を同一または同様に
設定するのが望ましい。また迂回光路用導光体30の端
末側面、スペーサー型光結合手段25の端末側面、及び
照明用導光体10の端末側面に、アルミニューム、ニッ
ケル等の光反射性の金属を真空蒸着等により反射層64
を形成することが出来る。この反射層64は迂回光路用
導光体30の端末側面まで到達した光線L6を効率良く
反射させてその方向を転換させ、スペーサー型光結合手
段25を経由して、光線L6を照明用導光体10内に入
射させる。
【0040】この実施例6では迂回光路用導光体30の
コア部の両面にクラッド部を形成していなく、コア部よ
りも屈折率の低い空気をクラッド部として用いている。
迂回光路用導光体30の一端末側面部からその内部に入
射した光線は、屈折率の低い空気の存在により、屈折率
の高い迂回光路用導光体30の表面と背面との間を多重
反射を繰り返して、迂回光路用導光体30の他端末側面
部付近まで効率良く伝達される。勿論、迂回光路用導光
体30のコア部の両面にクラッド部を形成してもよい
が、スペーサー型光結合手段25と対応する部分では、
光線が有効に出射するように、クラッド部を除去するの
が望ましい。次にこの伝達光線L6は、その他端末側面
部より手前のスペーサー介在部分の表面から出射し、ス
ペーサー型光結合手段25を経由して照明用導光体10
の端末側面部より手前のスペーサー介在部分の背面から
照明用導光体10内に入射される。次に光線方向を変換
した光線L6は、照明用導光体10内部でその一端末側
面部に向かって多重反射を繰り返えして伝送される共
に、前記照明用導光体10の表面から徐々に少しずつ出
射して出射光線La(散乱光線)、Lb(拡散光線)と
なる。
【0041】(実施例7)図12は、本発明の実施例7
を示すものであり、照明用導光体10の他端末側面部と
迂回光路用導光体30の他端末側面部とをほぼ揃えて、
両者10、30を近接して互いに平行に配置する。この
実施例7の光結合手段26は、照明用導光体10、迂回
光路用導光体30と同様に、光透過性が良く高屈折率の
板状、フイルム状の導光体からなる。しかしこの光結合
手段26の形状は平板状ではなく、照明用導光体10、
迂回光路用導光体30と異なり曲面状であり、図12に
示すように、断面が文字のほぼ「U」字型の形状の導光
体を左方向に90度だけ回転させたものである。この曲
面状光結合手段26は、平行平板状の板状、フイルム状
の導光体を両端末に力を加えて湾曲させた状態を保って
固定器具に固定するか、加熱などの方法により湾曲させ
て製作できる。この曲面状光結合手段26の一端末側面
を迂回光路用導光体30の他端末側面部に対面させ、光
結合手段26の他端末側面を照明用導光体10の他端末
側面部と対面させる様に、光結合手段26を両導光体3
0、10の他端末側面部に隣接して配置する。この曲面
状光結合手段26の両面には、光線の漏洩を少なくする
ために迂回光路用導光体30のように反射層を設けるの
が望ましい。
【0042】迂回光路用導光体30の一端末側面部から
その内部に入射した光線は、多重反射を繰り返して、迂
回光路用導光体30の他端末側面部まで効率良く伝達さ
れる。次にこの伝達光線L7は、その他端末側面部から
出射し、断面が曲面状の光結合手段24内に入射され
る。この入射光線L7は曲面状の光結合手段24内の両
面間で少なくとも一回反射され、照明用導光体10の端
末側面部から入射される。次に光線方向を変換した光線
L7は、照明用導光体10内部でその一端末側面部に向
かって多重反射を繰り返えして伝送される共に、前記照
明用導光体10の表面から徐々に少しずつ出射して出射
光線となる。
【0043】(実施例8)図13は、本発明の実施例8
を示すものであり、照明用導光体10の他端末側面部と
迂回光路用導光体30の他端末側面部とをほぼ揃えて、
両者10、30を近接して互いに平行に配置する。この
実施例8の光結合手段27は、図13に示すように断面
がほぼ半円の形状の、光透過性が良く高屈折率の導光体
からなる。この半円形状光結合手段27の平面部を迂回
光路用導光体30の他端末側面部と照明用導光体10の
他端末側面部とにまたがって、光結合手段26を両導光
体30、10の他端末側面部に隣接して配置する。この
半円形状光結合手段27の半円形部分には、光線の漏洩
を少なくするために迂回光路用導光体30のように反射
層を設けるのが望ましい。迂回光路用導光体30の一端
末側面部からその内部に入射した光線は、多重反射を繰
り返して、迂回光路用導光体30の他端末側面部まで効
率良く伝達される。次にこの伝達光線L8は、その他端
末側面部から出射し、断面が半円形の光結合手段27内
に入射される。この入射光線L8は曲面状の光結合手段
27内で少なくとも一回反射され、照明用導光体10の
端末側面部から入射される。次に光線方向を変換した光
線L8は、照明用導光体10内部でその一端末側面部に
向かって多重反射を繰り返えして伝送される共に、前記
照明用導光体10の表面から徐々に少しずつ出射して出
射光線となる。
【0044】(実施例9)図14は、本発明の実施例9
を示すものであり、照明用導光体10は平行平板状の導
光体からなり、迂回光路用導光体50は他端末側面部の
近辺が図示のように傘の取っ手、柄のように湾曲して光
結合部28を構成し、残りの部分は平行平板状である。
この湾曲した両面に光反射層を形成するのが望ましい。
光結合部28の端末側面を照明用導光体10の他端末側
面部と対応させ、隣接して配置する。迂回光路用導光体
50の一端末側面部からその内部に入射した光線は、多
重反射を繰り返して、迂回光路用導光体50の他端末部
の近辺の湾曲光結合部28まで効率良く伝達される。次
にこの伝達光線L9は、湾曲光結合部28内で少なくと
も一回反射され、照明用導光体10の端末側面部から入
射される。この入射光線L9は湾曲光結合部28内で少
なくとも一回反射され、照明用導光体10の端末側面部
から入射される。次に光線方向を変換した光線L9は、
照明用導光体10内部でその一端末側面部に向かって多
重反射を繰り返えして伝送される共に、前記照明用導光
体10の表面から徐々に少しずつ出射して出射光線とな
る。
【0045】図15は、以上の各種の実施例において、
照明用導光体10と迂回光路用導光体30の光線入射用
の一端末側面部に対して、光源LSから光線を入射させ
るための各種の光線入射用の入射光学手段の具体例を示
す説明する概略的な側断面図である。図15のA、B、
C、D及びEにおいて、照明用導光体10と迂回光路用
導光体30の光線入射用の一端末側面部を互いにほぼ一
列に整列させて重ね合せる。光源LSとしては、冷陰極
型管状蛍光灯、または熱陰極型管状蛍光灯などの線状光
源を用いる。
【0046】図15Aに示す入射光学手段は、管状蛍光
灯LSと反射鏡94とからなる。管状蛍光灯LSは、照
明用導光体10と迂回光路用導光体30の光線入射用の
一端末側面部に近辺に設け、反射鏡94は管状蛍光灯L
Sの後方に設ける。管状蛍光灯LSは、ガラス管aの内
壁の全面に蛍光体層bを形成させた一般的な管状蛍光灯
である。管状蛍光灯LSから放射された光線は、直接ま
たは反射鏡94を反射して整列した両方の導光体10と
導光体30の光線入射用の一端末側面部に入射される。
図15Bに示す入射光学手段は、管状蛍光灯LSと両方
の導光体10と導光体30の一端末側面部との間に、断
面が台形の柱状体からなる光導入体92を介在させ、出
射光線を収束させて効率良く一端末側面部に入射させて
いる。図15Cに示す入射光学手段は、管状蛍光灯LS
のガラス管aの内面に蛍光体層bを設け、ガラス管aに
開口部Cを除いてアルミニューム等の高反射率を持つ金
属膜からなる反射鏡95を設けたアパーチャー型管状蛍
光灯LSである。反射鏡95があるために、管状蛍光灯
LSの蛍光体層bから放射される光線は開口部cのみか
ら出射される。この出射光線は、直接または反射鏡95
を反射して整列した両方の導光体10と導光体30の光
線入射用の一端末側面部に入射される。図15Dに示す
入射光学手段は、管状蛍光灯LSを照明用導光体10の
一端末側面部に近辺に設け、断面が三角系のプリズム9
8を迂回光路用導光体30の光線入射用の一端末側面部
に近辺に設け、管状蛍光灯LSとプリズム98の両方に
共通の図15Dに示す形状のを反射鏡98を設けてい
る。管状蛍光灯LSから放射された光線の一成分は、照
明用導光体10の一端末側面部に入射する。また管状蛍
光灯LSから放射された光線の残りの成分は、プリズム
98に入射し、プリズム98内で90度、光線方向を転
換してと迂回光路用導光体30の一端末側面部に入射す
る。図15Eに示す入射光学手段は、図15Dに示す入
射光学手段と比較して、プリズム98と管状蛍光灯LS
との位置が反転している。即ち管状蛍光灯LSを迂回光
路用導光体30の光線入射用の一端末側面部の近辺に設
け、プリズム98を照明用導光体10の一端末側面部の
近辺に設けている。管状蛍光灯LSとプリズム98の両
方に共通の図15Eに示す形状のを反射鏡98を設けて
いる。管状蛍光灯LSから放射された光線の一成分は、
迂回光路用導光体30の一端末側面部に入射する。また
管状蛍光灯LSから放射された光線の残りの成分は、プ
リズム98に入射し、プリズム98内で90度、光線方
向を転換してと照明用導光体10の一端末側面部に入射
する。
【0047】本発明の面状光源装置は、液晶表示装置、
エレクトロ・クロミック表示装置、電気泳動表示装置等
の受動型表示装置用の面状光源として用いられる。また
本発明の面状光源装置は、例えば写真フイルムを観察す
るためのビューワー(Viewer)として、更に一般
照明用薄型面光源として、更にまた宣伝、広告、案内に
使用される透過型電飾用面状光源等として広い分野で用
いることが出来る。
【0048】
【発明の効果】本発明の面状光源装置では、従来技術の
照明用導光体に迂回光路用導光体と光結合手段とを付加
することにより、実際には前記照明用導光体の一側面に
唯一つの光源を設けているにもかかわらず、見かけ上は
前記照明用導光体の他側面にも前記光源と同じ光源を設
けたのと同じ効果がある。従って本発明の面状光源装置
では、上記1灯式導光体方式(エッジライト型)である
にもかかわらず上記2灯式導光体方式と同等に表面輝度
が大きく、表示輝度が均一な面状光源を得ることが出来
る利点がある。また本発明の面状光源装置では、上記2
灯式導光体方式と異なり、上記1灯式導光体方式と同様
に省エネルギーで、軽量な面状光源を得ることが出来る
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の面状光源装置FLSを示す分解斜視
図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断し、一部を省略し
た実施例1を示す拡大側断面図である。
【図3】図2の右側の端末に配置された光結合手段20
の近辺を更に拡大し、光線の伝達経路を記入した実施例
1を示す拡大側断面図である。
【図4】実施例2の拡大側断面図である。
【図5】光結合手段21の近辺を更に拡大し、光線の伝
達経路を記入した実施例2を示す拡大側断面図である。
【図6】実施例3を示す拡大側断面図である。
【図7】光結合手段22の近辺を更に拡大し、光線の伝
達経路を記入した実施例3を示す拡大側断面図である。
【図8】実施例4を示す拡大側断面図である。
【図9】光結合手段23a、23bの近辺を更に拡大
し、光線の伝達経路を記入した実施例4を示す拡大側断
面図である。
【図10】実施例5を示し、他の光結合手段24の近辺
を示す拡大側断面図である。
【図11】実施例6を示し、他の光結合手段25の近辺
を示す拡大側断面図である。
【図12】実施例7を示し、他の光結合手段26の近辺
を示す拡大側断面図である。
【図13】実施例8を示し、他の光結合手段27の近辺
を示す拡大側断面図である。
【図14】実施例9を示し、他の光結合手段28の近辺
を示す拡大側断面図である。
【図15】光源LSから照明用導光体10と迂回光路用
導光体30の光線入射用の一端末側面部に光線を入射さ
せるための各種の入射光学手段を示す概略的な側断面図
である。
【符号の説明】
10・・・照明用導光体(Light guide f
or illumination) 10a・・・一端末側面部(One end of s
ide surface) 10b・・・他端末側面部(Another end
of side surface) 20、22、23a、23a、24、25、26、2
7、28、29・・・光結合手段(Light cou
pling means) 30、40、50、60、70・・・迂回光路用導光体
(Light guide for by−pass
light way) 30a・・・コア(Core) 30b、30c・・・クラッド(Clad又はShea
th) 30d・・・一端末側面部(One end of s
ide surface) 30e・・・他端末側面部(Another end
of side surface) 52・・・光散乱体(Light scatterin
g member) 53・・・光拡散体(Light diffusibl
e member) LS・・・光源(Light source) FLS・・・面状光源装置(Flat type li
ght sourcedevice) L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、L
9・・・光線伝達経路(Light transmis
ion light passage way)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)光透過性が優れた高屈折率の板状又
    はフイルム状の導光体材料からなる照明用導光体と、
    (b)光透過性が優れた高屈折率の導光体材料からな
    り、前面と背面の両面に光反射層を設けた板状又はフイ
    ルム状の迂回光路用導光体とを重ね合せて構成し、
    (c)前記照明用導光体および前記迂回光路用導光体の
    光導入用端末部と反対側の端末部の近辺に、前記照明用
    導光体と前記迂回光路用導光体とを光結合させる光結合
    手段を配置させたことを特徴とする、面状光源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の面状光源装置におい
    て、前記光結合手段は、断面がプリズム状、台形、テー
    パー状、長方形、U字形の形状を持つ光学素子から選択
    されたことを特徴とする、面状光源装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の面状光源装置におい
    て、前記迂回光路用導光体の一端部を延長し、この延長
    した部分をほぼU字形に折曲げて前記光結合手段とした
    ことを特徴とする、面状光源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の面状光源装置におい
    て、前記照明用導光体と前記迂回光路用導光体の一側面
    を整列し、この整列した面に共通な線状又は点状の光源
    を配置したことを特徴とする、面状光源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の面状光源装置におい
    て、前記光反射層は、光反射材料を含むか又は前記迂回
    光路用導光体と比較して低屈折率の光透過材料からなる
    光反射層を設けたことを特徴とする、面状光源装置。
  6. 【請求項6】(a)光透過性が優れた高屈折率の板状又
    はフイルム状の導光体材料からなる照明用導光体と、
    (b)光透過性が優れた高屈折率の導光体材料からな
    り、前面と背面の両面に光反射層を設けた板状又はフイ
    ルム状の迂回光路用導光体とを重ね合せて構成し、
    (c)前記照明用導光体および前記迂回光路用導光体の
    光導入用端末部と反対側の端末部の近辺に、前記照明用
    導光体と前記迂回光路用導光体とを光結合させる光結合
    手段を配置させた面状光源装置を、液晶表示装置等の受
    動型表示装置の背面に配置したことを特徴とする、面状
    光源付き受動型表示装置。
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