JPH09322610A - 軌道逆転式農業用ロボット - Google Patents

軌道逆転式農業用ロボット

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JPH09322610A
JPH09322610A JP17699396A JP17699396A JPH09322610A JP H09322610 A JPH09322610 A JP H09322610A JP 17699396 A JP17699396 A JP 17699396A JP 17699396 A JP17699396 A JP 17699396A JP H09322610 A JPH09322610 A JP H09322610A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】稲作及び畑作に於いて使われている各種農機の
自動ロボット化により、農業そのものの徹底した機械化
を図り、且つ、大規模集約化を強力に推進して経営上の
大胆な合理化と近代化の実現を目的とするものである。 【解決手段】動力を搭載した駆体の左右に単独及び両輪
駆動と逆回転の可能な駆動輪を独立懸架に重合して、か
つ駆体に昇降架台板を設けて各種専用電動農作業機を交
換可能に搭載出来るロボットを形成し、該ロボットが走
路ガイド等によって路線を走行する時、折り返し点にお
いて内側の駆動輪を停止させて待機させたまま外側の駆
動輪が継続走行して駆体が回転軸を介して180度回転
した後前記停止中の片輪が逆回転して同じ路線を戻りな
がら両輪駆動による走行を開始し、以後ジグザグ状に連
続走行し、かつ無人による連続作業を可能にするよう構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】走路ガイド或いは電波誘導等
による一定路線として設けられた軌道上を動力を搭載し
て自動走行するロボットにそれぞれの目的に応じた電動
農作業機をアタッチメントとして搭載することにより農
作業に於ける稲作及び畑作の広範囲な作業に対応する機
能を備え、無人又は有人にて走行と作業を可能とし、農
業の徹底した機械化とシステム化を推進する。
【0002】
【従来の技術】近年、農業機械の普及と性能向上は大変
顕著なものがあるが、しかし、屋外に於いて無人機とし
てはまだ一般に普及されておらず、且つ、各作業目的に
応じた複数の専用機中心の機械化が主で、各農家は小規
模経営であっても何種類もの専用機械を各自保有して経
済的負担を負っているのが実態である。従って、農業に
於ける構造的及び体質的な改善は行われるに至っていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昨今、真剣に日本の農
業のあり方が問われ、かつ体質改善の必要性が叫ばれて
いるが全くと言って良い程解決策が見出せない状態であ
る。本発明は、この問題の解決策として、農業の宿命的
な労働集約的作業を無人操作も可能なロボットによる機
械化の実現により大規模経営化を図りながら構造的問題
の解決及び体質そのものの改善推進を図ろうとするもの
で、イ)各種耕地の耕運作業及び畝作り、ロ)田植え、
田の草取り、ハ)稲刈り及び脱穀、ニ)種まき、種植
え、各種野菜作り及び収穫、ホ)施肥、消毒、防除、灌
水、更に、ヘ)作物の点検及び育成管理等、或いは、
ト)温室内の諸作業、等をも含めそれぞれの専用機のア
タッチメントの搭載により無人又は有人によって作業を
行い農作業の効率化と近代化を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、水田或いは
畑に走路ガイド或いは電波誘導等による一定路線として
設けた位置決めされた軌道上を直線部と折り返し部とか
らなるジグザグな連続軌道として設け、その軌道上を多
様な作業に対応の出来るロボツトを形成して、このロボ
ツトを有人または無人で走行させることを特徴として農
業の一層の機械化を推進しようとするもので、前進走行
並びに逆回転走行の可能な独立懸架の履帯或いはタイヤ
等を両輪として設けたロボットの駆体部に、作業の目的
或いは作物の成長に合わせて上下に昇降を可能にした昇
降架台板を設けて、この昇降架台板の前部又は後部に動
力によって運転の可能な各種電動農作業機をアタッチメ
ントとして着脱及び交換可能に搭載している。なお、有
人操作による走行も可能である。
【0005】且つ、このロボットに受発信の可能な装置
を設けておき、ロボットが各種誘導装置により設定され
た一定路線の直線部を進行後、軌道の折り返し部の定点
に到達したとき、回転の内側になる片側の駆動輪が、設
置された受発信装置と車輪駆動部に内蔵したセンサーと
が感応して停止し、且つ、そのままの状態で待機させ、
停止している駆動輪のフレームの面板に重ねて連結され
ている駆体側の連結支持体が、反対側の駆動輪の継続駆
動とともに回転軸を介して平面状にスライドしながら回
転し、ロボットが180度回転して平行状態に戻った時
スウィッチが自動的に入り、次にこの停止している駆動
輪を逆回転させる事によってロボットが再び直線走行に
移る仕組みとなっており、次の折り返し点では反対側の
駆動輪が停止して反対方向に回転が行われ、かつこの動
作が継続的に繰り返されるように構成されている。従っ
て、ロボツトが往路走行して来た片側の軌道上を、復路
に、回転内側の駆動輪が逆回転して必ず折り返して戻る
ように構成されているため、折り返し点での内輪の回転
半径はゼロとなり、また、駆動輪に履帯等を用いること
によって接地面圧を小さくすることができるため、履帯
自体の巾及びその両サイドのロススペースも極めて小さ
く設定する事が出来、従って耕地面積全体に於ける遊休
面積の比率も小さく収めることが出来る。
【0006】更に、この自動ロボツトに設けられている
昇降架台板は、駆体内腹部に平面状にとりつけられ、且
つ、作物の成長に応じて、或いは、作業目的に応じて電
動で上下に昇降が可能になっており、且つ、この昇降架
台の前方或いは後方にそれぞれの作業目的に応じた専用
の電動農作業機が着脱かつ交換可能に搭載出来る様構成
されている。従って、この発明の自動ロボツトに専用農
作業機を搭載してセットさえしておけば、スウィッチを
入れることにより時間の制約なく連続作業を行うことが
可能であり、かつ、遠隔操作をも可能としているため農
作業の飛躍的合理化をもたらすことが出来る。更に、こ
の昇降架台板の前方と後方にそれぞれの専用機を搭載す
ることによって同時に二つの異なった作業を行うことも
可能である。又、ロボツトの復路の進行も可能としてい
るため、往路と復路と目的に応じた専用機の搭載により
それぞれ異なった作業も可能となる。更に、昇降架台板
上での人手による作業も可能である故、農作業のスピー
ドの向上と効率化を図る事が出来る。また、この架台板
に牽引車を連結して荷役を行う事も可能である。
【0007】又、前記左右の両輪駆動からなるロボット
の中間部に補助車輪を設けて拡幅した、或いは複数の専
用農機を搭載してロボットのより大型化を図る事も出来
る。
【0008】又、ロボットの走路に走路ガイドや誘電装
置を設けず、前記機能を備えたロボットを有人により運
転することも可能である。
【0009】また、ジャイロコンパス等により定点を目
指して直進走行し、且つ、定点に於いて停止或いは回転
する機能を備えたロボットを形成し、同じ目的を達成す
ることが出来る。
【0010】更に、レール等による固定軌道を敷設して
折り返し部に於ける半円の連続軌道と行き止まり軌道を
設け、該固定軌道上を前記ロボツトを走行させる事によ
り同じ目的を達成することが出来る。
【0011】また、誘導装置や固定軌道を設けず前記ロ
ボットを有人によって運転及び操作して同じ目的を達成
することが出来る。又、ロボットの小型化も有効であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明を図面に基づいて説明す
ると、先ず図1のロボット1は型鋼或いは樹脂枠等にて
枠組みされた駆体2の内側中間腹部に、上下方向に電動
によって昇降可能な昇降架台板3を設け、かつ駆体2の
両サイドの外側方向に連結支持体4a4bを備え、この
連結支持体4a4bの下部に、駆動輪5a5bとしての
履帯等と一体として設けられたフレーム6a6bを独立
懸架の状態に重合し、かつ回転軸8を介して回転可能に
連結するよう構成されており、且つ、このロボツト1に
は電動装置を搭載して前記昇降架台板3や駆動輪5a5
bの運転と同時に、この昇降架台板3の前方或いは後方
に各種の作業目的に応じた専用の電動農作業機9を着脱
及び交換可能なアタッチメントとして搭載して接続し各
種機器の操作を可能とする構造としている。且つ、前記
駆動輪5a5bとしての履帯は片側駆動及び両輪駆動が
可能で、かつ各々が同時または単独で逆回転による駆動
可能な機能をも備えている。
【0013】このロボツト1を自動走行させるため、或
いは、作物を定位置で無駄無く栽培及び管理することを
可能にする目的で決められた路線上を走行させるための
走路ガイド29或いは電波誘導装置を設けて直線部と折
り返し部からなる連続軌道として設置しておき、かつ折
り返し部の各定点に設けられた受発進装置30からの感
応によりロボット1の折り返しの内側になる片側の駆動
輪5bの駆動が定点に設けられた発信器30から駆動輪
に内蔵されたセンサーの受信により停止装置が働いて停
止すると同時に前記懸架状態に重合した連結支持体4a
4b部に設けられたストッパー11が外れて回転軸8
が、ロボットの回転半径を小さくするために設けられた
駆動輪側のフレームの面板7の長穴7aに沿って前方に
スライドし、この長穴7aの先端部で内側の駆動輪5b
は停止したまま待機した状態で回転軸8を介して回転し
ながら反対側の駆動輪5aの継続駆動によりロボット1
が180度旋回して平行状態に戻り、前記待機中の駆動
輪にスウィッチがオンオフ状に入る構造となっており、
その時、停止していた駆動輪5bは逆回転状に始動して
同じ軌道を、継続走行をした側の駆動輪5aは半円を描
いた等距離の位置にて、再び、両輪による直進走行を開
始して定められた軌道を折り返して走行すよう構成され
ている。従って、履帯や車輪によって生ずる回転時の回
転半径が不要となり、或いは片輪停止でロボット全体を
片輪回転させる場合の停止輪によって生ずる地面のこす
れもなく効率的、かつ画期的な折り返しが出来るよう構
成されている。尚、ロボットの昇降架台板3に専用農作
業機を搭載したときの荷重バランスを考慮し、架台板の
前後方向への移動を可能にしておくとなお良い。
【0014】以後、折り返し点毎に左右交互に同じ動作
を繰り返して回転しながらジグザグ状に連続的に走行
し、かつ各専用農作業機による連続作業が無人又は有人
の操作によって可能になる様な軌道逆転式農業用ロボッ
トとして構成されている。
【0015】且つ、駆体2の中間腹部に設けられた昇降
架台板3にはチェーン20或いはギア等で電動による上
下に昇降可能な手段を設け、更に、この昇降架台板3の
前方部または後方部に前記各専用農作業機9がアタッチ
メントとして着脱及び交換可能に搭載される構造となっ
ている。従って、ロボツト1の昇降架台板3を備えた駆
体2及び足回りの駆動輪5a5bを本体として共通性を
持たせ、この昇降架台板3に作業目的に応じた各種専用
農作業機を交換して搭載すれば良く経済性に於いても大
きなメリツトが期待出来る。又、この昇降架台3は作物
の成長や作業目的に応じて上下移動が可能なため作物を
全く損傷することなく多種多様な用途の作業に対応する
ことが出来る。
【0016】尚、このロボットの車体巾は5乃至6メー
トル、昇降架台の巾1,5乃至2メートルの構成を可能
としている。また、このロボットは自走可能なため輸送
時、低床式トラツクに横方向から足場材を用いて乗り降
りが可能で、且つ、地上部の走行が可能となっているた
め移動が大変楽である。更に、このロボットの昇降架台
後部に牽引車を連結して荷役を行う事も出来る。
【0017】又、その他の態様として前記左右両側の輪
駆動からなるロボットの中間部に補助輪を設けることに
より、専用農作業機のより拡幅を図る事も、また、二連
に搭載することも可能とし、より大型の軌道逆転式農業
用ロボットを形成する事が出来る。
【0018】更に、本発明からなる機能を持ったロボツ
トを走路ガイドや誘導装置等を設置せずに有人にて操縦
する事により同じ目的を達することも出来る。これは、
本発明のシステムに至る本格設備の前段階や、小型機に
よって小回りのきく作業が可能となる。
【0019】また、ジャイロコンパス等により定点を目
指して直進走行し、且つ、定点に於いて停止或いは回転
する機能を備えたロボットを形成し、同じ目的を達成す
ることが出来る。
【0020】更に、レール等による固定軌道を敷設して
折り返し部に於ける半円の連続軌道と行き止まり軌道を
設け、かつ前記ロボツトを走行させる事により同じ目的
を達成することが出来る。
【0021】
【発明の効果】本発明の軌道逆転式農業用ロボット化に
よって新たな農業の新システムが開発されることにより イ)稲作や畑作に於ける農業の大規模集約化を強力に推
進し、共同作業、共同経営による日本の農業の体質改善
に向かっての意識改革をもたらしその具現化を可能とす
ることが出来る。 ロ)人が殆ど水田に入らず作業が出来、機械化と近代化
により早朝から日没までの過酷な重労働から開放され農
業に対する従来の先入観を払拭し、魅力ある農業へのイ
メージ創出の可能性を期待することが出来る。 ハ)駆体に設けられた昇降架台板を上下に移動可能な構
造としているため、従来では不可能であった作物の成長
に合わせて各種の機械作業が可能となる。同時に農耕機
の稼働中に昇降架台板上で各種の作業を行うことも可能
である。更に、昇降架台板に牽引車を連結して荷役を行
う事も出来る。 ニ)ロボットが一定路線を走行する走路ガイド等によっ
て定まった位置を自動的に走行するため、無人走行によ
って、稲株や作物を植え込みや種まきから収穫まで正確
な位置で、かつ無駄無く行うことが出来る。 ホ)現在まで、機械化が比較的遅れていた畑作の分野に
於いても急速な機械化の推進が可能となる。 ヘ)また、温室内に設置する事により、きめ細かい管理
と省力化が可能となる。 ト)更に、誘導装置等による路線の敷設の前段階として
本ロボットを有人操作によって導入することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】軌道逆転式農業用ロボットの全体斜め図。
【図2】走路ガイドとロボットの進行仮想図。
【図3】片側の駆動輪を停止させたままロボットが回転
する様子を示す図。
【図4】A 専用農作業機を搭載した様子を示す側面部
分図。B 同上正面部分図。
【符合の説明】
1;ロボツト 2;駆体
3;昇降架台板 4a4b連結支持体 5a5b;駆動輪 6
a6b;フレーム 7;フレームの面板 7a;長穴
8;回転軸 9;電動農作業機 10;稼働モーター 1
1;ストッパー 12;駆動モーター 13;動輪 1
4;駆動チェーン 15;回転輪 16;エンジン 1
7;バッテリー 18;コントロールボックス 19;懸垂用モーター
20;同チェーン 21;搭載用受け具 22;燃料タンク
23;同配管 24;チェーンブロック 25;シリンダー
26;アーム 27;伝導チェーン 28;ギアー
29;走路ガイド 30;発信装置 31;アイドラーロール
32;棚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に駆動輪として履帯又はタイヤを装着
    し、且つ、左右に連結支持体を設けた駆体の中間部に、
    上下方向に昇降可能な昇降架台板を連結し、且つ、該昇
    降架台板の前部または後部に各種の電動農作業機を着脱
    及び交換可能なアタッチメントとして搭載し、動力によ
    って稼働可能な構造のロボットを形成する。且つ、該ロ
    ボットの左右の駆動輪は同時駆動及び単独駆動及びそれ
    ぞれが同時又は単独で逆回転可能な機能を備え、かつ荷
    重支持用のフレーム構造からなり、該駆動輪のフレーム
    が前記駆体の左右に設けられた連結支持体の下部に独立
    懸架の状態に重合してお互いが平面状に回転可能に連結
    され、更に、該ロボットに受発信装置により停発進と機
    械操作の可能な機能を備えた構造とし、且つ、該ロボツ
    トは、予め、位置決めをした走路ガイド或いは電波誘導
    装置等により直線部と折り返し部からなる一定路線上の
    連続走行を可能とし、かつ折り返し部の各定点に於い
    て、磁気的或いは電波的に設けられた受発信装置からの
    発受信により前記ロボットの折り返し回転する際の内側
    の駆動輪が停止指令を受け、かつ該駆動輪が停止したそ
    のままの状態で待機し、懸架状態に重合した駆体側の連
    結支持体と駆動輪側のフレームとがお互いに回転軸等を
    介して平面状にスライドし、その間、反対側の駆動輪が
    継続走行することにより駆体全体が半円形に180度旋
    回後、再度、両側の駆動輪が平行状態に戻った時、前記
    待機中の駆動輪にスウイッチが入って逆回転状に始動
    し、停止した時と同じ軌道を反対方向に引き返しながら
    再び両輪による路線上の走行を開始し、且つ、以後の折
    り返し点毎に左右交互に同じ動作による回転を繰り返し
    ながらジグザグ状に連続走行し、且つ、確実にロボット
    の巾毎の横移動を可能にしながら搭載された各専用電動
    農作業機を無人又は有人の操作によって連続作業を可能
    にするように構成された軌道逆転式農業用ロボット。
  2. 【請求項2】前記の如く左右に駆動輪を設け、且つ、中
    間部に昇降架台板を設けた構造のロボットの駆体中間部
    に、更に、タイヤ等による補助車輪を設けて大型又は複
    数機の専用農機を搭載可能に構成された請求項1記載の
    軌道逆転式農業用ロボット。
  3. 【請求項3】両輪に駆動輪を設けた構造のロボットを、
    地上に、直線部と折り返し部とからなる連続した固定軌
    道としてのレールを敷設して、該レール上をレールの折
    り返し部に於いて外側を半円を描く連続軌道、内側を行
    き止まり軌道として前記ロボットを電波的、磁気的、或
    いは、機械的に操作して走行させるように構成された請
    求項1記載の軌道逆転式農業用ロボット。
  4. 【請求項4】左右に駆動輪として履帯又はタイヤを装着
    し、且つ、左右に連結支持体を設けた駆体の中間部に、
    上下方向に昇降可能な昇降架台板を連結し、且つ、該昇
    降架台板の前部または後部に各種の農作業機を着脱及び
    交換可能なアタッチメントとして搭載し、動力によって
    稼働可能な構造のロボットを形成する。且つ、該ロボッ
    トの左右の駆動輪は同時駆動及び単独駆動及びそれぞれ
    が同時又は単独で逆回転可能な機能を備え、かつ荷重支
    持用のフレーム構造からなり、該駆動輪のフレームが前
    記駆体の左右に設けられた連結支持体の下部に独立懸架
    の状態に重合してお互いが平面状に回転可能に連結さ
    れ、該ロボットの直進後の折り返し部に於いて、回転す
    る際内側の片側の駆動輪を停止させ、かつ該駆動輪がそ
    のままの状態で待機している間、反対側の駆動輪を継続
    走行させることによりロボットが前記懸架状態に重合し
    た連結支持体と停止中の駆動輪のフレームとがお互いに
    回転軸等を介して平面状にスライドしながら180度回
    転して両側の駆動輪が平行状態に戻った時、前記待機中
    の駆動輪にスウイッチが入って逆回転状に始動し、停止
    した時と同じ軌道を引き返しながら再び両輪駆動による
    走行を開始し、且つ、以後の折り返し点毎に左右交互に
    同じ動作による回転を繰り返しながらジグザグ状に連続
    走行し、搭載された各専用電動農作業機の有人による運
    転と連続作業を可能にするよう構成された軌道逆転式農
    業用ロボット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062812A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Kochi Univ Of Technology 自動収穫ロボット用車両
CN107046879A (zh) * 2017-05-17 2017-08-18 南京信息工程大学 温室大棚用全自动无人播种机

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CN107046879B (zh) * 2017-05-17 2024-02-06 南京信息工程大学 温室大棚用全自动无人播种机

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