JPH09322476A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH09322476A
JPH09322476A JP13170696A JP13170696A JPH09322476A JP H09322476 A JPH09322476 A JP H09322476A JP 13170696 A JP13170696 A JP 13170696A JP 13170696 A JP13170696 A JP 13170696A JP H09322476 A JPH09322476 A JP H09322476A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータと前記被駆動装置との間隔を狭めるこ
とができ、しかも、芯合わせ作業を実施しなくてよいよ
うにする。 【解決手段】 モータ軸26の外端面26aをベアリン
グ28の内輪28b内に臨ませる。このモータ軸26に
よって回転する出力軸29の端部を前記内輪28bに嵌
合させ、この内輪28bの内側で前記モータ軸26に連
結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータハウジング
の軸貫通部にベアリングを備えたモータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のモータは、モータハウジングにベ
アリングを介してモータ軸を回転自在に支持させてい
る。前記ベアリングとしては、外輪と内輪とを備えた転
がり軸受を使用することが多く、転がり軸受を使用する
場合には、外輪をモータハウジングに固定するとともに
内輪にモータ軸を軸承させている。また、このモータに
減速機を連結するに当たって、モータ軸と、このモータ
軸が駆動する減速機側の出力軸とが同一軸線上に位置づ
けられるように連結するには、モータ軸の外端部と減速
機との間に軸継手を介装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うにモータに減速機を連結するに当たって軸継手を使用
すると、モータと減速機との間に軸継手が存在できる間
隔を設けなければならないので、モータに減速機を可及
的接近させて配設して装置の小型化を図るにも限界があ
った。しかも、軸継手でモータ軸と出力軸とを連結する
に当たっては、これら両軸が同一軸線上に位置づけられ
るように、芯合わせ作業を実施しなければならない。
【0004】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、モータ軸に減速機などの被駆動装置
を連結する構成のモータにおいて、このモータと前記被
駆動装置との間隔を狭めることができ、しかも、芯合わ
せ作業を実施しなくてよいようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るモータ
は、モータ軸をモータハウジングに外輪および内輪を有
するベアリングによって回転自在に支持するモータにお
いて、前記モータ軸の外端部と、このモータ軸によって
回転する出力軸の端部とを前記内輪に嵌合させてこの内
輪の内側で連結したものである。したがって、前記内輪
を利用してその内側に実質的に軸継手が構成されてモー
タ軸と出力軸とが結合するから、これら両軸を従来のよ
うな軸継手を用いることなく、しかも、芯合わせ作業を
実施することなく同一軸線上に位置づけられるように連
結することができる。
【0006】第2の発明に係るモータは、第1の発明に
係るモータにおいて、出力軸を遊星ローラ式減速機の太
陽ローラとしたものである。前記太陽ローラは、転動面
として形成した外周面をベアリングの内輪に嵌合させる
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るモータの一実
施の形態を図1ないし図4によって詳細に説明する。図
1は本発明に係るモータを搭載した電動自転車の側面
図、図2は本発明に係るモータを遊星ローラ式減速機に
連結した状態を示す縦断面図で、同図は図1におけるモ
ータおよび減速機のII−II線断面図である。なお、図2
においてはモータの片側のみを破断して描いてある。図
3は遊星ローラ式減速機の横断面図で、同図は図2にお
けるIII−III線断面図である。図4はモータの要部を拡
大して示す断面図である。
【0008】これらの図において、1はこの実施の形態
による電動自転車を示す。この電動自転車1は、フレー
ム2のダウンチューブ2aに補助動力装置3が取付けて
あり、乗員の踏力でのみ走行する場合と、前記踏力に補
助動力装置3の動力を加えた駆動力で走行する場合とを
選択できるように構成している。前記フレーム2は、フ
ロントフォーク4で前輪5を支持するとともに、チェー
ンステー2bとシートステー2cとで後輪6を支持する
周知の構造を採っている。また、この電動自転車1は、
フロントフォーク4の上端に操向ハンドル7を取付け、
フレーム2のシートチューブ2dにサドル8を取付けて
ある。前記シートチューブ2dと後輪6との間に配設さ
れた符号9で示すものは、前記補助動力装置3に給電す
るバッテリである。
【0009】前記補助動力装置3は、ペダル付きクラン
ク11を有するクランク軸12を回転自在に支持するパ
ワーユニット13と、このパワーユニット13の前部に
取付けたモータ14とから構成している。前記クランク
軸12は、前記パワーユニット13を車体の左右方向に
貫通しており、左右両側でパワーユニット13から突出
する端部にペダル付きクランク11をそれぞれ取付けて
いる。
【0010】前記パワーユニット13は、前記クランク
軸12と同一軸線上に筒状出力軸(図示せず)を回転自
在に設け、この筒状出力軸に乗員の踏力やモータ14の
動力を伝達して後輪6を駆動するように構成している。
前記筒状出力軸と後輪6とは、筒状出力軸における車体
右側でパワーユニット13から突出する端部に設けたク
ランクギヤ(図示せず)と、このクランクギヤと後輪6
のスプロケット6aに巻掛けたチェーン15とを介して
連結している。
【0011】乗員の踏力を前記筒状出力軸に伝達する伝
達機構は、クランク軸12と筒状出力軸との間に遊星歯
車式増速機(図示せず)を介装する構造を採っている。
モータ14の動力を前記筒状出力軸に伝達する機構は、
モータ14と筒状出力軸との間に、図2に示すように、
遊星ローラ式減速機16、一方向クラッチ17および歯
車式動力伝達機構18を介装する構造を採っている。
【0012】ここで、モータ14を有する電気駆動系の
構成を説明する。モータ14は、図1中に符号19で示
すメインスイッチがON状態であってペダル付きクラン
ク11からクランク軸12に乗員の踏力が加えられたと
きに回転し、遊星ローラ式減速機16、一方向クラッチ
17および歯車式動力伝達機構18を介して前記筒状出
力軸を駆動する構造を採っている。このモータ14の回
転は、図1中に符号20で示す制御ユニットが乗員の踏
力に応じて増減するように制御する。なお、乗員の踏力
は、前記パワーユニット13内の前記遊星歯車式増速機
の太陽歯車に作用するトルクから検出する構造を採って
いる。
【0013】モータ14は、図2に示すように、モータ
ハウジング21を固定子22、第1のブラケット23お
よび第2のブラケット24によって構成し、回転子25
のモータ軸26を前記第1のブラケット23と第2のブ
ラケット24にベアリング27,28によって回転自在
に支持させている。なお、図2は、固定子22に設ける
永久磁石(図示せず)やブラシなどを省略した状態で描
いてある。
【0014】前記ベアリング27,28は玉軸受からな
り、外輪27a,28aを第1および第2のブラケット
23,24に固定するとともに、内輪27b,28bに
前記モータ軸26を嵌合させている。モータ軸26は、
遊星ローラ式減速機16側の端面、すなわち外端面26
aが図2および図4に示すように、前記ベアリング28
の内輪28b内に臨むように形成し、この外端面26a
を有する端部に出力軸29を連結している。
【0015】モータ軸26と出力軸29とを連結するに
は、モータ軸26の前記外端面26aにこのモータ軸2
6の軸線方向と直交する方向へ外端面26aを横切るよ
うに延びる凹溝26bを形成し、この凹溝26bに出力
軸29の突起29aを嵌合させている。この出力軸29
は、前記遊星ローラ式減速機16の太陽ローラを構成
し、モータ14側の端部の外周面を前記ベアリング28
の内輪28bに嵌合させている。すなわち、モータ軸2
6と出力軸29とは、前記内輪28b内で互いに連結し
ている。
【0016】この実施の形態では、モータ軸26の前記
凹溝26bの底面と、出力軸29の前記突起29aの先
端面との間に隙間g(図4参照)が形成されるように構
成し、モータ軸26の前記外端面26aに出力軸29の
端面を当接させている。この構成を採ることにより、出
力軸29と前記内輪28bとの嵌合代を可及的長くとる
ことができ、出力軸29の支持が安定する。
【0017】前記遊星ローラ式減速機16は、前記出力
軸29からなる太陽ローラと、この太陽ローラより大径
な円筒形に形成してモータ14の前記第2のブラケット
24に太陽ローラと軸線が一致するように固定した外輪
30と、この外輪30と太陽ローラとの間に複数配設し
てこれら両者に各々が添接する遊星ローラ31と、これ
らの遊星ローラ31を回転自在に保持するピン32を備
えかつ前記一方向クラッチ17を介して前記歯車式動力
伝達機構18の上流側傘歯車18aに動力を伝えるキャ
リア33とから構成している。
【0018】前記外輪30は、遊星ローラ31の軸方向
の移動を規制するためのガイド板34,35を軸方向の
両端に添接させ、固定ボルト36によって前記第2のブ
ラケット24に固定している。外輪30およびガイド板
34,35における固定ボルト36が貫通する穴は固定
ボルト36より大径に形成し、固定ボルト36によって
径方向に対する位置が規制されないように構成してい
る。また、この外輪30の外周面に、図3に示すよう
に、前記パワーユニット13のハウジング37における
円形嵌合部38を嵌合させている。なお、モータ14
は、このように外輪30を円形嵌合部38に嵌合させた
状態で、図1および図2に示すように、連結ボルト39
によって前記ハウジング37に固定している。
【0019】前記遊星ローラ31は、この実施の形態で
は図3に示すように、外輪30の周方向に等間隔開けて
4個装着し、キャリア33のピン32に軸受40を介し
てそれぞれ回転自在に支持させている。前記遊星ローラ
31を保持するキャリア33は、有底円筒形に形成して
底部に前記ピン32を突設することによって形成し、中
空部に前記一方向クラッチ17および前記上流側傘歯車
18aを装着している。この上流側傘歯車18aと一方
向クラッチ17の間には、上流側傘歯車18aの軸部分
に圧入した円筒形のカラー17aを介装している。前記
一方向クラッチは、外周部と内周部との間に径方向に隙
間ができる構造のものを採用している。また、このキャ
リア33の底面と太陽ローラとの間と、キャリア33の
内側底面と前記上流側傘歯車18aの軸端との間に介在
する符号41で示すものは、キャリア33に軸方向の推
力が加わったときにキャリア33が太陽ローラや上流側
傘歯車18aに当接するのを防ぐためのボールである。
【0020】このように構成した遊星ローラ式減速機1
6は、モータ14のモータ軸26とともに太陽ローラ
(出力軸29)が図3中に矢印で示すように時計方向へ
回転することによって、遊星ローラ31が太陽ローラと
は反対側へ自転するとともに外輪30の内周面上を転動
して時計方向へ公転するようになる。このため、キャリ
ア33が太陽ローラと同じ方向へ所定の減速比をもって
回転する。
【0021】このキャリア33の中空部に装着した一方
向クラッチ17は、キャリア33が上流側傘歯車18a
に対して図3において時計方向へ回転するときのみに回
転を上流側傘歯車18aに伝達する構造を採っている。
この実施の形態で示す補助動力装置3は、この電動自転
車1がモータ14の動力を補助動力として走行するとき
には、前記キャリア33が図3において時計方向へ回転
するように構成している。
【0022】前記上流側傘歯車18aは、図2に示すよ
うに、パワーユニット13のハウジング37に軸受42
によって回転自在かつ軸方向への移動が規制されるよう
に支持させ、モータ14側の軸端部を前記一方向クラッ
チ17に連結し、他端部を筒状出力軸側のリングギヤ1
8bに噛合させている。すなわち、キャリア33が上述
したように回転するときには、モータ14の動力がキャ
リア33から上流側傘歯車18aおよびリングギヤ18
bからなる歯車式動力伝達機構18を介して前記筒状出
力軸に伝達される。
【0023】次に、モータ14および遊星ローラ式減速
機16をパワーユニット13のハウジング37に組込む
手順について説明する。組込みに当たっては、先ず、ピ
ン32を圧入したキャリア33をピン32が上向きにな
るように治具(図示せず)に装着し、ガイド板35を載
置させた後、ピン32に軸受40および遊星ローラ31
を装着させる。次に、それぞれの遊星ローラ31の間に
出力軸29を係入させる。このとき、ボール41を出力
軸29とキャリア33の間に介在させておく。しかる
後、外輪30を遊星ローラ31の周囲に焼きばめする。
外輪30が冷却されると遊星ローラ31を周囲から締め
付けるようになり、遊星ローラ31や出力軸29がキャ
リア33からローラ類が脱落しなくなる。外輪30をこ
のように取付けることによって、この遊星ローラ式減速
機16のサブ組が終了する。
【0024】しかる後、遊星ローラ式減速機16を図示
してない治具から外してモータ14の第2のブラケット
24に組付ける。このときには、ガイド板34を外輪3
0と前記第2のブラケット24との間に挾み込ませ、か
つ出力軸29をベアリング28の内輪28bに嵌合させ
るとともにモータ軸26に凹凸嵌合させる。このように
出力軸29を内輪28bに嵌合させることにより、モー
タ14と遊星ローラ式減速機16とが同一軸線上に位置
づけられる。そして、固定ボルト36で遊星ローラ式減
速機16を前記第2のブラケット24に固定する。この
とき、外輪30、ガイド板34,35における固定ボル
ト36が貫通する穴がこの固定ボルト36より大径に形
成されているため、固定ボルト36によってそれらの径
方向に対する位置が規制されることがない。固定ボルト
36を第2のブラケット24に締結させることによっ
て、遊星ローラ式減速機16をモータ14に装着するこ
とができる。
【0025】しかる後、外輪30の外周面を前記ハウジ
ング37の円形嵌合部38に嵌合させてモータ14をハ
ウジング37に組付ける。このときには、キャリア33
の中空部あるいは上流側傘歯車18a側のカラー17a
に一方向クラッチ17を予め装着しておき、モータ14
の取付と同時にキャリア33と上流側傘歯車18aとを
一方向クラッチ17を介して互いに連結する。一方向ク
ラッチ17は径方向に遊びが形成される構造であり、外
周側の部材に内周側の部材を簡単に装着できるから、上
述したように組立てることができる。このことにより、
分解時にはこの一方向クラッチ17で動力伝達系を分断
することができる。なお、前記キャリア33を上流側傘
歯車18aに連結するに当たっては、上流側傘歯車18
aとキャリア33との間にボール41を介在させて行
う。上述したようにモータ14をハウジング37に組付
けた後、連結ボルト39を締付けることによって、モー
タ14および遊星ローラ式減速機16のパワーユニット
13への組込み作業が終了する。
【0026】したがって、モータ14のモータ軸26の
端部と、遊星ローラ式減速機16の太陽ローラを構成す
る出力軸29の端部とをモータ14のベアリング28の
内輪28bに嵌合させてこの内輪28bの内側で連結し
たため、前記内輪28bを利用してその内側に実質的に
軸継手が構成されてモータ軸26と出力軸29とが結合
するから、これら両軸を従来のような軸継手を用いるこ
となく、しかも、芯合わせ作業を実施することなく同一
軸線上に位置づけられるように連結することができる。
【0027】また、出力軸29は、遊星ローラ式減速機
16の太陽ローラを構成するために高い真円度をもって
転動面(外周面)を形成するため、内輪28bに嵌合す
る部分の外周面を転動面形成時に同時に加工することが
できる。したがって、モータ14に太陽ローラ(出力軸
29)をこれに特別な加工を施すことなく組付けること
ができる。
【0028】さらに、遊星ローラ式減速機16の太陽ロ
ーラとなる出力軸29をモータ14のベアリング28の
内輪28bに嵌合させる構成であるので、モータ14と
遊星ローラ式減速機16とをそれぞれ別個に組立て、し
かる後にこれらを合体させることができるという利点も
ある。
【0029】なお、上述した実施の形態では、モータ軸
26に出力軸29を連結するに当たって、モータ軸26
に凹溝26bを形成し、この凹溝26bに出力軸29の
突起29aを嵌合させる例を示したが、この凹凸嵌合部
の構造は適宜変更することができる。すなわち、凹溝を
出力軸29に形成し、この凹溝にモータ軸26の突起を
嵌合させてもよい。また、凹凸嵌合部を断面十字形、D
形など、回転伝達が可能な形状に形成してもよい。さら
に、本発明に係るモータは、遊星ローラ式減速機を連結
する他に、遊星歯車式減速機や他の構造の減速機などを
連結することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係るモ
ータは、モータ軸と出力軸とが嵌合するベアリングの内
輪を利用してその幅内に実質的に軸継手が構成されるか
ら、これらの両軸が芯合わせ作業を実施することなく同
一軸線上に位置づけられるとともに、両軸間の間隔が短
くてよい。
【0031】したがって、出力軸を用いて例えば減速機
などの被駆動装置を構成することによって、モータと前
記被駆動装置との間隔を可及的狭めることができるか
ら、このモータと被駆動装置を備えた動力装置の小型化
を図ることができる。
【0032】また、第1の発明に係るモータの出力軸を
遊星ローラ式減速機の太陽ローラとすると、この太陽ロ
ーラは、転動面として形成した外周面をベアリングの内
輪に嵌合させることができる。したがって、第2の発明
に係るモータは、太陽ローラをこれに特別な加工を施す
ことなく組付けることができるから、コストアップにな
るのを抑えながら遊星ローラ式減速機を連結することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモータを搭載した電動自転車の
側面図である。
【図2】 本発明に係るモータを遊星ローラ式減速機に
連結した状態を示す縦断面図である。
【図3】 遊星ローラ式減速機の横断面図である。
【図4】 モータの要部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
14…モータ、16…遊星ローラ式減速機、24…第2
のブラケット、26…モータ軸、26a…外端面、26
b…凹溝、28…ベアリング、28a…外輪、28b…
内輪、29…出力軸、29a…突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータハウジングに外輪が固定されかつ
    内輪がモータ軸を軸承するベアリングを備えたモータに
    おいて、前記モータ軸の外端面を前記ベアリングの内輪
    内に臨ませ、このモータ軸によって回転する出力軸の端
    部を前記内輪に嵌合させ、この内輪の内側で前記モータ
    軸に連結したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータにおいて、出力軸
    を遊星ローラ式減速機の太陽ローラとしたことを特徴と
    するモータ。
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JP2012065524A (ja) * 2010-09-20 2012-03-29 Advics Co Ltd 回転軸支持構造およびそれを有するマグネット式モータ

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