JPH09322277A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH09322277A
JPH09322277A JP13874696A JP13874696A JPH09322277A JP H09322277 A JPH09322277 A JP H09322277A JP 13874696 A JP13874696 A JP 13874696A JP 13874696 A JP13874696 A JP 13874696A JP H09322277 A JPH09322277 A JP H09322277A
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entire circumference
display device
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Application number
JP13874696A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Shibayama
佳之 柴山
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 給湯器用リモコンなどの情報表示装置におい
て、表示部へのホコリの到達を抑える手段の組付けを容
易とする。 【解決手段】 固定カバー3aの裏面30aに表示部4
aを全周に亙って包囲できる態様で第1凸部31が突出
状態に一体形成され、その先端が全周に亙って表示部の
周縁10aより外周側となる位置に対応する環状凸部3
1と、環状凸部の先端が固定カバーに対して全周に亙っ
て接した状態となるように相互に位置決めできる位置決
め手段と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報表示装置、
特に、情報を表示できる表示部をその表示情報を透過で
きるカバー体により被覆した情報表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の給湯器用のリモコン装置
(2) の斜視図であり、図7は、図6のリモコン装置(2)
のVIIーVII断面図である。同図に示すように、リ
モコン装置(2) は、その前面に、給湯器本体(図示せ
ず)の給湯動作を遠隔操作する為の給湯操作部(24)と、
この給湯操作部(24)による前記給湯器本体の運転モード
を表示する為の給湯表示部(21)と、が露出する構成とな
っている。
【0003】又、リモコン装置(2) のケーシング(200)
は、給湯表示部(21)を構成する液晶表示器(4) 及び給湯
操作部(24)の本体部(240) 等を収容した前方開放の皿状
のケース主体(2a)と、このケース主体(2a)の開放端を塞
ぐカバー体(3) と、からなる。カバー体(3) には、液晶
表示器(4) の前面の一部に設けた表示部(4a)での表示情
報を透過できる透明部(39)が備えられている。この透明
部(39)によって、前記表示情報をカバー体(3) の外部か
ら見ることができる。
【0004】又、液晶表示器(4) の前面とカバー体(3)
との間の間隙(300) には、表示部(4a)を全周に亙って包
囲する態様で配置されたゴム製のテープ(9) が密に介在
されている。このものでは、前記の間隙(300) に於ける
表示部(4a)の周囲が全周に亙ってテープ(9) によりシー
ルされているから、このリモコン装置(2) の組立後に於
いて、ケーシング(200) 内のホコリが表示部(4a)の表面
に移動することがない。従って、前記組立後にカバー体
(3) の外部から見た表示部(4a)での表示情報が前記ホコ
リにより見ずらくなる不都合が防止されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
技術では、上記したテープ(9) を、表示部(4a)を包囲す
る枠状となるように貼り付けなければならず、その貼付
け作業が面倒であるという問題があった。従って、この
リモコン装置(2) の組立の作業性がよくない。又、表示
部(4a)が矩形状である場合に、矩形状に張り付けたテー
プ(9) は、各辺毎に切断して張り付けるが、各辺相互の
接続部に隙間が生じ易く、上記した防塵性能の信頼性が
低かった。
【0006】請求項1の発明は、表示部へのホコリの到
達を抑える手段の組付けを容易とした情報表示装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の課題解
決手段は、『情報を表示できる表示部を外面の一部に備
えた本体部と、前記外面に於ける前記表示部より広い範
囲を被覆し且つ前記表示部での表示情報を透過できるカ
バー体と、を具備する情報表示装置であって、前記本体
部の前記カバー体側、又は、前記カバー体の前記本体部
側に、前記表示部を全周に亙って包囲できる態様で突出
状態に一体形成され、その先端が全周に亙って前記表示
部の周縁より外周側となる位置に対応する環状凸部と、
前記環状凸部の先端が前記本体部又は前記カバー体に対
して全周に亙って接した状態となるように前記本体部と
前記カバー体とを相互に位置決めできる位置決め手段
と、を具備する』ことを特徴とする。
【0008】このものでは、前記カバー体によって、前
記本体部の外面に於ける前記表示部よりも広い範囲を被
覆させる。この被覆状態では、前記本体部の前記カバー
体側、又は、前記カバー体の前記本体部側に突出状態に
一体形成された前記環状凸部によって、前記表示部が全
周に亙って包囲された状態となる。そして、前記位置決
め手段によって、前記本体部と前記カバー体とを相互に
位置決めすると、前記環状凸部の先端が前記本体部又は
前記カバー体に対して全周に亙って接した状態となる。
【0009】この状態では、前記本体部と前記カバー体
との間に形成される間隙に於ける前記表示部の周囲に、
全周に亙って前記環状凸部が密に介在した状態となる。
ここで、請求項2の発明のように、『前記本体部と前記
カバー体とを相互に固定できる固定手段を更に具備す
る』ものでもよい。又、請求項1の記載中、『前記表示
部での表示情報を透過できるカバー体』とは、具体的に
は、請求項3の発明のように、『前記カバー体は、前記
表示部に略一致する大きさの中央孔を備えた枠状の第1
カバーと、前記中央孔を塞ぐように前記第1カバーに取
り付けられ且つ光透過性を有する第2カバーと、を具備
する』ものでもよい。このものでは、前記第2カバーが
前記表示部を被覆するものとなるが、前記第2カバーは
光透過性を有することから、前記表示部での表示情報を
前記カバー体の外部に透過できる。
【0010】この請求項3の発明に於いては、請求項4
の発明のように、『前記第1カバーに於ける前記中央孔
の周縁部の外周側に前記環状凸部が一体形成される』も
のでもよい。又、請求項5の発明のように、『前記第1
カバーに於ける前記中央孔の周縁部に対して全周に亙っ
て前記表示部側に突出した状態に一体形成され、その先
端が全周に亙って前記表示部の周縁の内周側近傍に位置
する第2の環状凸部を更に具備する』ものでもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、上記カバー体により上記本体部を被覆すると共に、
これら両者を上記位置決め手段により位置決めすると、
前記本体部と前記カバー体との間に形成される間隙に於
ける前記表示部の周囲に、全周に亙って上記環状凸部が
密に介在した状態となる。従って、前記表示部へのホコ
リの到達が抑えられる。
【0012】又、前記被覆と前記位置決めとによって、
前記表示部へのホコリの到達を抑える為の手段の組付け
ができ、既述した従来の技術のように、テープの張り付
け作業が不要であるから、前記組付けが容易となってい
る。そして、前記環状凸部が前記カバー体又は前記本体
部に一体形成されているから、この点でも、前記組付け
が容易となっている。
【0013】更に、前記環状凸部は、その先端が全周に
亙って前記表示部の周縁より外周側となる位置に対応す
ることから、前記先端が前記周縁より内周側となる位置
に対応するものに比べて、前記ホコリの前記到達がより
一層抑えられている。請求項2の発明では、前記固定手
段によって、前記到達を抑えた状態が確実に維持され
る。
【0014】請求項3の発明では、上記第2カバーを介
して前記表示部での表示情報を前記カバー体の外部に透
過できるから、上記第1カバーによる被覆域を前記外部
から見えないものとした場合には、前記外部に前記表示
情報のみが見えるものとなり、この情報表示装置の外観
が向上する。請求項5の発明では、上記した第2の環状
凸部によっても、上記間隙に侵入したホコリの前記表示
部への到達が抑えられるから、前記到達がより一層確実
に抑えられるものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。 [実施の形態]図1は、本願発明の実施の形態に於ける
給湯器用のテレビ付リモコンの斜視図であり、図2は、
図1のテレビ装置(1) の正面図であり、図3は、図2の
テレビ装置(1) のIIIーIII断面図であり、図4
は、図3の要部拡大図である。又、図5は、図3の液晶
表示器(4) の正面図である。
【0016】図1に示すテレビ付リモコンは、浴室に設
置されるものであり、テレビ画像をカラー表示できるテ
レビ装置(1) と、給湯器本体(図示せず)の給湯動作を
遠隔操作する為のリモコン装置(2) と、から構成されて
いる。 [テレビ装置(1) について]以下に、テレビ装置(1) に
ついて説明する。
【0017】テレビ装置(1) のケーシング(100) は、図
1及び図2に示すように、後述の液晶表示器(4) 及び操
作部(13)を前面に露出するように内蔵した矩形箱状のケ
ース本体(1a)と、液晶表示器(4) を保護する後述の保護
カバー(3b)の配設域及び操作部(13)の操作ボタン等の配
設域を除いてケース本体(1a)の前面全体を被覆する表面
カバー(3c)と、ケース本体(1a)に対して下方に延びた状
態に一体形成された矩形箱状の取付台(1b)と、からな
る。取付台(1b)の前面には、後述のリモコン装置(2) が
着脱自在に取り付けられる。
【0018】*ケース本体(1a)* ケース本体(1a)には、図3に示すように、テレビ画像を
表示できる前記の液晶表示器(4) 、この液晶表示器(4)
にテレビ画像を表示させる為の表示信号を合成して液晶
表示器(4) に送出する合成回路(16)、及び、ケース本体
(1a)の前面に設けた操作部(13)からの操作信号に応答し
て合成回路(16)に信号出力する制御回路(15)が収容され
ている。尚、このケース本体(1a)は、光透過性を有しな
い合成樹脂により形成されている。又、このケース本体
(1a)には、その内部を塞ぐ前壁(101) が備えられてい
る。
【0019】*液晶表示器(4) * 液晶表示器(4) は、図3〜図5に示すように、大略矩形
箱状に形成された金属ケース(40)内に、液晶が封入され
た液晶部(図示せず)や前記液晶部を背面から照らすバ
ックライト(図示せず)等を収容した構成であり、金属
ケース(40)の正面に設けた矩形開口(400) から前記液晶
部が露出している。この露出部が前記テレビ画像を表示
できる表示部(4a)となっている。この表示部(4a)の表面
は、金属ケース(40)の正面側の板厚等の厚さ分、金属ケ
ース(40)の正面より僅かに凹んでいる。
【0020】又、金属ケース(40)に於ける正面側から見
た場合のコーナー部には、背面側に向って凹んだ一定深
さの複数の孔部(41)(41)が形成され、更に、これら孔部
(41)(41)に対して同軸状で且つ前記背面側に貫通する複
数の貫通孔(42)(42)が形成されている。これら貫通孔(4
2)(42)は、孔部(41)(41)よりも小径である。 *固定カバー(3a)* 上記した前壁(101) には、上記の表示部(4a)と略一致す
る大きさの矩形の開口(10)が設けられている。そして、
前壁(101) に於ける開口(10)の周縁部(10a) から外周側
の一定範囲は、金属ケース(40)の正面に於ける表示部(4
a)より外周側の範囲全体を被覆する矩形枠状の固定カバ
ー(3a)となっている。
【0021】固定カバー(3a)の裏面(30a) (液晶表示器
(4) 側の面)には、表示部(4a)を全周に亙って包囲する
態様の環状の第1凸部(31)が突出状態に一体形成されて
いる。この第1凸部(31)は、上記の周縁部(10a) より僅
かに外周側で且つ表示部(4a)の周縁より僅かに外周側と
なる位置に配設されている。又、前記の裏面(30a) は、
金属ケース(40)の正面に対して平行であり、第1凸部(3
1)の断面は、裏面(30a) に対して直立した矩形状に形成
されている。従って、この第1凸部(31)の先端面は、表
示部(4a)の周縁より僅かに外周側の位置に対応する(図
5の一点鎖線の位置)。
【0022】又、上記の周縁部(10a) には、全周に亙っ
て、表示部(4a)側に且つ内周側に向って斜めに突出する
片状断面の第2凸部(32)が一体形成されている。この第
2凸部(32)の先端は、全周に亙って表示部(4a)の周縁の
内周側近傍に位置すると共に、上記した矩形開口(400)
内に極僅かに入り込んでいる(図5の二点鎖線の位
置)。
【0023】上記の裏面(30a) には、第1凸部(31)より
も外周側で且つ上記した孔部(41)(41)の各々に対向する
位置にて一定高さの複数のボス(37)(37)が突設されてい
る。これらボス(37)(37)は、孔部(41)(41)に挿通できる
大きさであり、これらボス(37)(37)に於ける裏面(30a)
からの突出高さは、孔部(41)(41)に於ける金属ケース(4
0)の正面からの深さと、第1凸部(31)に於ける裏面(30
a) からの突出高さとの和に対して、略一致する大きさ
に設定されている。更に、これらボス(37)(37)には、そ
の先端面から基端側に向って凹んだネジ孔(図示せず)
が形成されている。
【0024】そして、上記の貫通孔(42)(42)には、金属
ケース(40)の背面側から挿入された複数のネジ(5)(5)が
挿通されている。これらネジ(5)(5)が孔部(41)(41)に挿
通された状態のボス(37)(37)の前記ネジ孔に螺合してい
る。これによって、液晶表示器(4) が固定カバー(3a)に
固定されている。更に、固定カバー(3a)の表面(液晶表
示器(4) に対して反対側の面)には、金属ケース(40)の
正面と同程度の大きさで且つ一定深さの凹部(33)が形成
されている。この凹部(33)が後述の保護カバー(3b)の嵌
め込み部である。
【0025】*保護カバー(3b)* 保護カバー(3b)は、凹部(33)に略一致する大きさの矩形
の合成樹脂製の透明板であり、この凹部(33)に嵌め込ま
れた保護カバー(3b)と、上記の固定カバー(3a)とが、こ
れら両者の間に介在された矩形枠状の接着シート(30)に
よって接着されている。又、この保護カバー(3b)は、凹
部(33)に嵌め込まれた状態にて、凹部(33)よりも突出す
る厚さに設定されている。更に、この保護カバー(3b)の
表面側の周縁には、その全周に亙って切り欠かれた段部
(34)が形成されている。
【0026】この保護カバー(3b)が透明であることか
ら、表示部(4a)に表示されたテレビ画像がテレビ装置
(1) の外部から見える。 *表面カバー(3c)* 表面カバー(3c)は、光透過性を有しない合成樹脂製の矩
形皿状体である。又、この表面カバー(3c)には、保護カ
バー(3b)を丁度嵌め込むことができる開口、及び、操作
部(13)の操作ボタン等を挿通できる孔が形成されてい
る。前記開口の周縁には、全周に亙って内周側に突出し
た突出部(35)が形成されている。この突出部(35)と上記
の段部(34)とが相互に係合する関係に設定され、この係
合によって、保護カバー(3b)がテレビ装置(1) の前方に
抜けない状態に維持されている。
【0027】尚、上記したケース本体(1a)の前面部の周
縁には、全周に亙って凹んだ凹陥部(17)が形成され、こ
の凹陥部(17)の構成壁であって上記の前壁(101) に直角
な周壁部には、複数の凸条(18)(18)が形成されている。
この凸条(18)(18)に対して係合する複数の係合片(36)(3
6)が表面カバー(3c)の裏面に突設されている。前記係合
によって、表面カバー(3c)がケース本体(1a)に対して固
定されている。
【0028】*その他の構成* ケース本体(1a)内には、固定カバー(3a)の表面(30a) の
外周部から突出する複数の柱体(6)(6)が設けられてい
る。これら柱体(6)(6)の先端面に対して、上記した合成
回路(16)を収容する皿状の保持体(7) に備えられた複数
の突片(71)(71)が接するように、突片(71)(71)が柱体
(6)(6)に対して取付ネジ(5a)(5a)によって固定されてい
る。
【0029】又、ケース本体(1a)には、その主体部から
分離可能な背板(19)が備えられている。 [テレビ装置(1) の組立について]以上の構成のテレビ
装置(1) を組み立てるには、上記の背板(19)が分離され
た状態のケース本体(1a)内に液晶表示器(4) を入れる。
そして、この液晶表示器(4) の孔部(41)(41)に対して、
固定カバー(3a)から突出するボス(37)(37)を挿入させ、
ボス(37)(37)の先端が孔部(41)(41)の底面に当接した状
態とする。
【0030】この状態では、ボス(37)(37)の突出高さ
が、孔部(41)(41)の深さと第1凸部(31)の突出高さとの
和に対して略一致するように、設定されていることか
ら、第1凸部(31)の先端が金属ケース(40)の正面に於け
る表示部(4a)より外周側の部分に全周に亙って接した状
態にて、固定カバー(3a)と液晶表示器(4) とが相互に位
置決めされる。
【0031】この位置決め状態で、貫通孔(42)(42)にネ
ジ(5)(5)を挿入し、これらネジ(5)(5)をボス(37)(37)に
対して螺合させると、これらネジ(5)(5)によって、液晶
表示器(4) が固定カバー(3a)に固定されたものとなる。
この後、固定カバー(3a)の凹部(33)に保護カバー(3b)を
嵌め込むが、その直前に、接着シート(30)を固定カバー
(3a)に貼り付ける。この接着シート(30)は、その両面に
接着剤が予め塗布された構成となっている。従って、凹
部(33)に保護カバー(3b)を嵌め込むと、この保護カバー
(3b)が、接着シート(30)による接着によって、固定カバ
ー(3a)に対して固定されたものとなる。尚、接着シート
(30)の外周寸法は、凹部(33)の周縁寸法に略一致させて
ある。従って、接着シート(30)の固定カバー(3a)に対す
る位置決めが容易である。これにより、接着シート(30)
の固定カバー(3a)に対する貼り付けが容易となる。又、
保護カバー(3b)を透かして見える接着シート(30)の外観
が向上する。
【0032】続いて、表面カバー(3c)をケース本体(1a)
の前面に被せ、係合片(36)(36)をケース本体(1a)の凸条
(18)(18)に係合させると、この表面カバー(3c)がケース
本体(1a)に固定された状態となる。この状態では、表面
カバー(3c)の突出部(35)に対して保護カバー(3b)の段部
(34)が抜止め状態に係合することから、保護カバー(3b)
の固定がより一層確実となる。
【0033】一方、合成回路(16)を収容した状態の保持
体(7) の突片(71)(71)を、柱体(6)(6)にネジ止めする。
この後、ケース本体(1a)の主体部に背板(19)をネジ止め
する。このネジ止めの直前に、前記主体部と背板(19)と
の嵌合部に接着剤を塗布しておく。この接着剤により、
前記嵌合部が水密状態にシールされる。尚、表面カバー
(3c)の周壁の先端とケース本体(1a)との嵌合部にも、前
記接着剤を塗布しておく。これにより、この嵌合部も水
密状態にシールされる。これらシールによって、ケース
本体(1a)の内部が水密状態に維持される。
【0034】このものでは、固定カバー(3a)と金属ケー
ス(40)とを上記した位置決め状態とすると、固定カバー
(3a)と金属ケース(40)との間の間隙(300) に於ける表示
部(4a)の周囲に、全周に亙って第1凸部(31)が密に介在
した状態となることから、ケース本体(1a)の組立後にケ
ース本体(1a)内のホコリが表示部(4a)に到達する不都合
が抑えられている。従って、テレビ装置(1) の外部から
保護カバー(3b)を介して見えるテレビ画像が長期にわた
って良好なものとなる。尚、第1凸部(31)は、上記した
矩形断面でなくても、例えば、半円形断面でもよい。
【0035】又、上記した第2凸部(32)によっても、ケ
ース本体(1a)内のホコリが表示部(4a)に到達する不都合
が抑えられている。従って、前記不都合がより一層確実
に抑えられている。このものでは、既述した従来の技術
のように、テープの張り付け作業が不要であるから、前
記したホコリ到達防止の為の手段の組付けが容易となっ
ている。又、テレビ装置(1) の組立も容易となってい
る。
【0036】又、第1凸部(31)が固定カバー(3a)に一体
形成されているから、この点でも、前記組付け及び前記
組立が容易となっている。尚、第1凸部(31)は、上記の
金属ケース(40)の正面に於ける表示部(4a)より外周側の
面に一体形成され、その先端が固定カバー(3a)の裏面(3
0a) に接するものでもよい。このものでは、液晶表示器
(4) が固定カバー(3a)に対してネジ止めされているか
ら、前記ホコリ到達防止が確実に維持される。
【0037】更に、上記の表示部(4a)を被覆する保護カ
バー(3b)は透明であり、本体ケース(1a)に於ける保護カ
バー(3b)の外周側の範囲全体は、光透過性を有しない表
面カバー(3c)により被覆されている。従って、テレビ装
置(1) の外部からは表示部(4a)に表示されたテレビ画像
のみが見えるものとなり、このテレビ装置(1) の外観が
向上している。尚、保護カバー(3b)は、前記テレビ画像
を透過できるかぎり、透明でなくても、例えば、着色さ
れたものでもよい。
【0038】このものでは、上記の液晶表示器(4) が既
述請求項1に記載の「本体部」であり、上記の表示部(4
a)が前記請求項1に記載の「表示部」である。又、上記
の固定カバー(3a)が既述請求項3に記載の「第1カバ
ー」であり、上記の開口(10)が前記請求項3に記載の
「中央孔」であり、上記の周縁部(10a) が既述請求項
4、5に記載の「周縁部」であり、上記の保護カバー(3
b)が前記請求項3に記載の「第2カバー」であり、前記
の固定カバー(3a)と保護カバー(3b)とが既述請求項1に
記載の「カバー体」に相当する。
【0039】そして、上記の第1凸部(31)が既述請求項
1に記載の「環状凸部」であり、上記の第2凸部(32)が
既述請求項5に記載の「第2の環状凸部」である。更
に、上記のボス(37)(37)と孔部(41)(41)とが既述請求項
1に記載の「位置決め手段」であり、上記の貫通孔(42)
(42)とネジ(5)(5)とが既述請求項2に記載の「固定手
段」である。
【0040】更に、上記のテレビ装置(1) が既述の「情
報表示装置」に相当する。 [リモコン装置(2) ]上記のリモコン装置(2) は、前後
幅の小さい扁平な直方体状であり、そのケーシング(20
0) 内には、その前面に露出するように、上記給湯器本
体を操作する為の給湯操作部(24)、及び、前記操作によ
る前記給湯器本体の運転モードを表示する給湯表示部(2
1)が装備されている。
【0041】給湯表示部(21)は、図示していないが、上
記したテレビ装置(1) と同様、上記の液晶表示器(4) 、
固定カバー(3a)、第1凸部(31)、第2凸部(32)、保護カ
バー(3b)、表面カバー(3c)に相当する各部により構成さ
れている。従って、このリモコン装置(2) でも、上記の
テレビ装置(1) の場合と同様の作用・効果を奏する。こ
の場合のリモコン装置(2) も、既述の「情報表示装置」
に相当する。
【0042】尚、このリモコン装置(2) は、テレビ装置
(1) の取付台(1b)に対してネジ止めされている。この取
付台(1b)の前壁には、透孔(14)が設けられ、この透孔(1
4)を介して、リモコン装置(2) とテレビ装置(1) とを電
気接続する為のケーブルが挿通されている。そして、透
孔(14)を全周に亙って包囲する環状のパッキンがリモコ
ン装置(2) と取付台(1b)との間に密に介在されている。
これにより、透孔(14)の周囲が全周に亙って水密状態に
シールされ、取付台(1b)の内部が水密状態に維持されて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける給湯器用のテレ
ビ付リモコンの斜視図
【図2】図1のテレビ装置(1) の正面図
【図3】図2のテレビ装置(1) のIIIーIII断面図
【図4】図3の要部拡大図
【図5】図3の液晶表示器(4) の正面図
【図6】従来の給湯器用のリモコン装置(2) の斜視図
【図7】図6のリモコン装置(2) のVIIーVII断面
【符号の説明】
(1) ・・・テレビ装置 (4) ・・・液晶表示器 (4a)・・・表示部 (3a)・・・固定カバー (3b)・・・保護カバー (31)・・・第1凸部 (32)・・・第2凸部 (37)・・・ボス (41)・・・孔部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/16 G09F 9/00 305 G09F 9/00 305 G06F 1/00 312G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示できる表示部を外面の一部に
    備えた本体部と、前記外面に於ける前記表示部より広い
    範囲を被覆し且つ前記表示部での表示情報を透過できる
    カバー体と、を具備する情報表示装置であって、 前記本体部の前記カバー体側、又は、前記カバー体の前
    記本体部側に、前記表示部を全周に亙って包囲できる態
    様で突出状態に一体形成され、その先端が全周に亙って
    前記表示部の周縁より外周側となる位置に対応する環状
    凸部と、 前記環状凸部の先端が前記本体部又は前記カバー体に対
    して全周に亙って接した状態となるように前記本体部と
    前記カバー体とを相互に位置決めできる位置決め手段
    と、 を具備する情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記本体部と前記カバー体とを相互に固
    定できる固定手段を更に具備する請求項1に記載の情報
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー体は、前記表示部に略一致す
    る大きさの中央孔を備えた枠状の第1カバーと、前記中
    央孔を塞ぐように前記第1カバーに取り付けられ且つ光
    透過性を有する第2カバーと、を具備する請求項1又は
    2に記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1カバーに於ける前記中央孔の周
    縁部の外周側に前記環状凸部が一体形成される請求項3
    に記載の情報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1カバーに於ける前記中央孔の周
    縁部に対して全周に亙って前記表示部側に突出した状態
    に一体形成され、その先端が全周に亙って前記表示部の
    周縁の内周側近傍に位置する第2の環状凸部を更に具備
    する請求項3又は4に記載の情報表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185294A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Noritz Corp リモコン装置
JP2011022382A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Canon Inc 電子機器
JP2015075650A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 パナソニック デバイスSunx竜野株式会社 表示装置
CN111508372A (zh) * 2020-05-26 2020-08-07 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 柔性显示装置

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