JPH09321331A - 光電変換素子 - Google Patents

光電変換素子

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JPH09321331A
JPH09321331A JP8134508A JP13450896A JPH09321331A JP H09321331 A JPH09321331 A JP H09321331A JP 8134508 A JP8134508 A JP 8134508A JP 13450896 A JP13450896 A JP 13450896A JP H09321331 A JPH09321331 A JP H09321331A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
conversion element
substance
photoconductive
photoconductive layer
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JP8134508A
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Masao Otsuka
正男 大塚
Takayuki Uchida
孝幸 内田
Susumu Sugawara
將 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)従来公知のものよりも光応答速度が高
い光電変換素子を提供すること。(2)光感度特性に優
れた光電変換素子を提供すること。(3)明暗電流比の
高い光電変換素子を提供すること。(4)駆動電圧が低
い場合であっても十分に高い光電流を得ることができる
光電変換素子を提供すること。(5)イメージセンサー
に使用される画像読み取り素子として好適な光電変換素
子を提供すること。 【解決手段】 本発明の光電変換素子は、チタニルフタ
ロシアニンのY型結晶物質を光導電性物質として含有し
ていることを特徴とする。本発明の光電変換素子は、透
明電極(1)と対向電極(2)との間に、チタニルフタ
ロシアニンのY型結晶物質を含有する光導電層(3)が
介在されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光電変換素子に関
し、更に詳しくは、画像情報を電気信号に変換する画像
読み取り素子などとして好適に使用することのできる光
電変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリなどに搭載されるイ
メージセンサーにおいて、画像情報を電気信号に変換す
る素子(画像読み取り素子)として、光電変換素子が使
用されている。
【0003】図1は、イメージセンサーの構造の一例を
示す概略断面図であり、同図において、91は画像読み
取り素子、92はロッドレンズアレイ、93は光源、9
4は原稿である。図1に示すように、矢印方向に走行す
る原稿94に光源93から光を照射すると、当該原稿9
4からは画像濃度に応じた強度の光が反射され、この反
射光は、ロッドレンズアレイ92を介して画像読み取り
素子91に入射され、画像読み取り素子91において、
光強度に応じた大きさの信号電流に変換される。
【0004】図2は、画像読み取り素子へ入射する光の
強度変化(画像情報)が、信号電流の経時的変化(時系
列信号)として出力されるまでのプロセスを示す概略図
である。図2に示すプロセスは、信号電流の変化をその
まま読み出す光電流型のプロセスである。光電変換によ
り得られる信号電流は、例えば、画素ごとに配列された
個別電極からなる対向電極(図示省略)を介して画像形
成装置の露光手段(例えば発光ダイオード)に逐次送信
される。
【0005】図3は、画像読み取り素子として使用され
る光電変換素子の基本的な構造を示す説明用断面図であ
る。この光電変換素子は、透明電極95と対向電極96
との間に、光導電性物質(電荷発生物質)を含有する光
導電層97が介在されて構成されている。98は透明支
持体である。このような構造を有する光電変換素子にお
いて、光導電層97を構成する光導電性物質としては、
印刷法、コート法などの簡便な方法により製膜すること
ができ、面積の大きな素子を経済的に製造することがで
きることなどの観点から、有機物質よりなるものが検討
されている。
【0006】しかして、有機物質よりなる光導電性物質
を使用して構成される画像読み取り素子に関し、下記の
ような技術が紹介されている。 (イ)画像読み取り素子を構成する光導電性物質とし
て、アゾ系顔料を使用する技術(例えば特開昭61−2
85262号公報、特開昭61−291657号公報、
特開平1−184961号公報参照)。 (ロ)画像読み取り素子を構成する光導電性物質とし
て、チタニルフタロシアニン顔料を使用する技術(例え
ば特開平4−62476号公報参照)。 (ハ)画像読み取り素子を構成する光導電性物質とし
て、キナクリドン系顔料を使用し、必要に応じて電荷輸
送物質を使用する技術(例えば特開平6−326290
号公報参照)。
【0007】ところで、イメージセンサーに搭載される
画像読み取り素子には、下記のような特性が要求され
る。 (1)光応答速度が高いこと:すなわち、光電流の立ち
上がり時間(Tr)および立ち下がり時間(Td)が短
いこと。 (2)光感度特性に優れていること:具体的には、数V
〜数十V程度の電圧を印加した状態で、画像読み取り素
子に対し1000ルクスの照度で光照射したとき、10
3 nA/10mm2 以上(1nA/dot以上)の光電
流が流れること。 (3)暗電流が低いこと:具体的には、少なくとも一方
の極性の電界で、明暗電流比が100以上であること。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来公
知の画像読み取り素子は、上記(1)〜(3)の特性を
十分に満足するものではなく、特に、読み取り速度を左
右する光応答特性の向上(高速化)が強く望まれてい
た。
【0009】本発明は、以上のような事情に基いてなさ
れたものである。本発明の第1の目的は、従来公知のも
のよりも光応答速度が高い光電変換素子を提供すること
にある。本発明の第2の目的は、光感度特性に優れた光
電変換素子を提供することにある。本発明の第3の目的
は、明暗電流比の高い光電変換素子を提供することにあ
る。本発明の第4の目的は、電極に印加される駆動電圧
が低い場合であっても、十分に高い光電流を得ることが
できる光電変換素子を提供することにある。本発明の第
5の目的は、イメージセンサーに使用される画像読み取
り素子として好適な光電変換素子を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光電変換素子
は、チタニルフタロシアニンのY型結晶物質を光導電性
物質として含有していることを特徴とする。本発明の光
電変換素子は、透明電極(1)と対向電極(2)との間
に、チタニルフタロシアニンのY型結晶物質を含有する
光導電層(3)が介在されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光電変換素子につ
いて詳細に説明する。図4は、本発明の光電変換素子
(イメージセンサーの画像読み取り素子)の層構成の一
例を示す断面図である。
【0012】この光電変換素子は、透明電極1と対向電
極2との間に光導電層3が介在されて構成されている。
すなわち、支持体4上に形成された透明電極1上に、光
導電層3と対向電極2とをこの順に設けることにより光
電変換素子が構成される。
【0013】光電変換素子を構成する支持体4として
は、ガラス(例えばフロートガラス、ソーダガラス)、
水晶、透明樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルスルホン、
ポリカーボネート)など透明性を有する材料より形成さ
れている。
【0014】光電変換素子を構成する透明電極1として
は、酸化インジウム(In23 )からなる膜、酸化ス
ズ(SnO2 )からなるNESA膜(米国PPG社登録
商標)、酸化インジウム−酸化スズ(In23 −Sn
2 )からなるITO膜などより構成される透明導電膜
を挙げることができる。斯かる透明電極1の形成方法と
しては、蒸着やスパッタリングなどの方法を採用するこ
とができる。
【0015】光電変換素子を構成する光導電層3には、
チタニルフタロシアニン(オキシチタニウムフタロシア
ニン)のY型結晶物質が光導電性物質として含有されて
いる。ここで、チタニルフタロシアニンは、下記の構造
式で表される化合物である。
【0016】
【化1】
【0017】本発明の光電変換素子は、光導電性物質で
あるチタニルフタロシアニンの結晶構造としてY型結晶
のものを使用している点に特徴を有するものである。こ
こで、チタニルフタロシアニンの「Y型結晶」は、安定
型のA型結晶(単斜晶であって「β型」とも称され
る。)と、安定型のB型結晶(三斜晶であって「α型」
とも称される。)などとの中間安定相として存在する。
このY型結晶の結晶構造は、空間群P21 /cの単斜晶
であり、その格子定数は、a≒1.38nm、b≒1.
39nm、c≒1.51nm、β≒120.2°であ
る。また、Y型結晶についてab面におけるパッキング
のねじれ角は4°であり、結晶構造が類似するA型結晶
についてのねじれ角(19°)よりも小さい。図5は、
チタニルフタロシアニンのY型結晶物質におけるX線回
折図〔粉末X線回折(CuK α)〕である。同図に示
されるように、Y型結晶物質のX線回折においては、
9.6°、24.1°および27.2°の付近に特徴的
なピークが認められ、回折図においてこれらのピークの
存在を確認することにより、Y型結晶物質の同定(他の
結晶物質との区別)を行うことができる。
【0018】前記Y型結晶物質は、チタニルフタロシア
ニンの他の結晶構造(A型、B型)を有する物質より
も、光電変換特性、特に光応答特性の向上効果において
格段に優れており、斯かるY型結晶物質を光導電性物質
として光導電層3に含有させることにより、得られる光
電変換素子は、従来公知の光電変換素子と同等以上の光
感度特性を有すると共に、従来公知の光電変換素子より
も高い光応答速度を有するものとなる。
【0019】光導電層3の形成方法としては、 前記
Y型結晶物質を透明電極1上に蒸着する方法、 前記
Y型結晶物質とバインダー樹脂とを有機溶剤中に溶解ま
たは分散させて塗布液を調製し、この塗布液を、例えば
バーコーター法、スピンナー法、印刷法、浸漬法などに
よって透明電極1上に塗布し、塗膜を乾燥する方法など
を挙げることができる。このようにして形成される光導
電層3の厚さは、通常0.1〜10μmとされ、好まし
くは0.5〜3.0μmとされる。
【0020】光導電層3の形成に使用されるバインダー
樹脂としては、電子写真感光体用のバインダー樹脂とし
て公知のものを使用することができ、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニル
ブチラール、ビニルホルマール、アクリル樹脂、メタク
リル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノー
ル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂などの付
加重合型または重縮合型の重合体よりなる樹脂;塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体などの共重合体樹脂;ポリ−N
−ビニルカルバゾールなどの高分子有機半導体などを例
示することができ、これらのうちポリカーボネートが好
ましい。光導電層3を構成するバインダー樹脂と、チタ
ニルフタロシアニンのY型結晶物質との重量割合として
は、バインダー樹脂100重量部に対して前記Y型結晶
物質が10〜100重量部の割合とされる。なお、この
光導電層3中には、必要に応じてP型またはN型の電荷
輸送物質(CTM)が含有されていてもよい。CTMの
含有割合としては、前記バインダー樹脂100重量部に
対して0〜100重量部とされる。
【0021】光電変換素子を構成する対向電極2は、例
えばアルミニウム、すず、鉛、ニッケル、パラジウム、
金、白金などの金属を、光導電層3の表面に蒸着または
スパッタリングすることにより形成することができる。
なお、図4においては、1つの対向電極しか図示してい
ないが、本発明の光電変換素子を構成する対向電極は、
通常、画素ごとに配列された個別電極から構成されてい
る。
【0022】上記のような層構成を有する光電変換素子
は、透明電極1に対する対向電極2の極性が正または負
になるよう、両電極間に電圧を印加して使用される。そ
して、この光電変換素子は、透明電極1と対向電極2と
の間に光導電層3のみが介在されている単層構成である
ので、両電極間に印加する電圧(駆動電圧)を低く設定
することができる。なお、本発明の光電変換素子の層構
成は、図4に示すものに限定されず、下記に示すような
種々の層構成を採用することができる。
【0023】<対向電極側の極性を(正)として使用す
る場合の層構成> (1)透明電極/光導電層/N型電荷輸送層(N型CT
L)/対向電極 (2)透明電極/P型電荷輸送層(P型CTL)/光導
電層/対向電極 (3)透明電極/電子注入阻止層/光導電層/対向電極 (4)透明電極/電子注入阻止層/光導電層/N型CT
L/対向電極 (5)透明電極/P型CTL/光導電層/ホール注入阻
止層/対向電極
【0024】<対向電極側の極性を(負)として使用す
る場合の層構成> (1)透明電極/光導電層/P型CTL/対向電極 (2)透明電極/N型CTL/光導電層/対向電極 (3)透明電極/ホール注入阻止層/光導電層/対向電
極 (4)透明電極/ホール注入阻止層/光導電層/P型C
TL/対向電極 (5)透明電極/N型CTL/光導電層/電子注入阻止
層/対向電極
【0025】上記において、「ホール注入阻止層」は、
ホールの流れを阻止することにより、暗電流の発生を抑
制するものであり、例えば106 〜1014Ω・cm程度
の抵抗率を有する樹脂(例えばポリアミド樹脂)により
形成される。また、「電子注入阻止層」は、電子の流れ
を阻止することにより、暗電流の発生を抑制するもので
あり、例えば106 〜1014Ω・cm程度の抵抗率を有
する樹脂(例えばエチレン系共重合体)により形成され
る。
【0026】上記において、P型CTLまたはN型CT
Lの形成方法としては、例えばバインダー樹脂100重
量部に対してCTM10〜10,000重量部を有機溶
剤に溶解して塗布液を調製し、この塗布液を塗布・乾燥
する方法を挙げることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
がこれらによって限定されるものではない。 <実施例1>チタニルフタロシアニンのY型結晶物質
(Y−TiOPc)〔山陽色素社製〕0.3gと、ポリ
カーボネート樹脂「K1300」〔帝人化成(株)製〕
1.0gとを、1,2−ジクロロエタン30ミリリット
ルに溶解して、光導電層形成用の塗布液を調製した。ガ
ラス基板の一面に設けられたITO膜からなる透明電極
上に、上記のようにして調製された塗布液をバーコータ
ーを用いて塗布し、室温下に24時間乾燥することによ
り乾燥膜厚2μmの光導電層を形成した。次いで、光導
電層の表面に金(Au)の真空蒸着を行うことによって
金蒸着膜よりなる対向電極を形成し、図4に示したよう
な層構成を有する光電変換素子を製造した。
【0028】<比較例1>Y型結晶物質(Y−TiOP
c)に代えて、フタロシアニン(無金属)のX型結晶物
質(X−H2 Pc)〔山陽色素社製〕0.3gを使用し
て光導電層形成用の塗布液を調製したこと以外は実施例
1と同様にして、比較用の光電変換素子を製造した。
【0029】<比較例2>Y型結晶物質(Y−TiOP
c)に代えて、チタニルフタロシアニンのα型結晶物質
(α−TiOPc)〔山陽色素社製〕0.3gを使用し
て光導電層形成用の塗布液を調製したこと以外は実施例
1と同様にして、比較用の光電変換素子を製造した。
【0030】<光電変換素子の評価>実施例1および比
較例1〜2により製造された光電変換素子の各々につい
て、対向電極側の極性を正として、透明電極と対向電極
との間に10Vの電圧を印加し(電界強度5V/μ
m)、図6(イ)に示したようなパルス型の繰り返し露
光(点滅周期200msec)を行い、立ち上がり時間
(Tr)および立ち下がり時間(Td)を測定して光応
答特性を評価し、光電流を測定して光感度特性を評価
し、更に、暗電流を測定して明暗電流比を算出した。結
果を下記表1に示す。ここで、「立ち上がり時間(T
r)」とは、露光を開始(ON)したときに、信号電流
の出力値が飽和値の10%から90%に至るまでの時間
をいい、「立ち下がり時間(Td)」とは、露光を停止
(OFF)したときに、信号電流の出力値が飽和値の9
0%から10%に至るまでの時間をいう〔図6(ロ)参
照〕。なお、露光光源としては、波長660nmの単色
光を放射するLEDを用い、照射面における照度を4m
W/cm2 に設定した。
【0031】
【表1】
【0032】上記表1の結果から、実施例1に係る光電
変換素子は、比較例1〜2に係る光電変換素子よりも格
段に高い光応答速度を有するものであることが理解され
る。そして、このような優れた光応答特性が、電荷輸送
物質を使用しなくても発現されることは注目に値するも
のである。また、実施例1に係る光電変換素子は、比較
例1〜2に係る光電変換素子よりも光電流が高くて光感
度特性に優れている。
【0033】
【発明の効果】本発明の光電変換素子は、チタニルフタ
ロシアニンのY型結晶物質を光導電性物質として含有し
ているので、従来公知の光電変換素子に比べて格段に高
い光応答速度が達成される。また、本発明の光電変換素
子は、従来公知の光電変換素子と同等以上の優れた光感
度特性を有し、暗電流が低いことと相まって高い明暗電
流比が得られる。本発明の光電変換素子は、良好な光感
度特性と共に、格段に優れた光応答特性を有するもので
あるので、イメージセンサーに使用される画像読み取り
素子として好適に用いることができ、これにより、イメ
ージセンサーの高性能化(特に、読み取り速度の高速
化)を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージセンサーの構造の一例を示す概略断面
図である。
【図2】画像情報が信号電流の経時的変化として出力さ
れるまでのプロセスを示す概略図である。
【図3】光電変換素子の基本的な構造を示す説明用断面
図である。
【図4】本発明の光電変換素子の層構成の一例を示す断
面図である。
【図5】チタニルフタロシアニンのY型結晶物質におけ
るX線回折図である。
【図6】(イ)光電変換素子への露光量、(ロ)光電変
換素子からの信号電流の経時的変化を示すチャートであ
る。
【符号の説明】
1 透明電極 2 対向電極 3 光導電層 4 支持体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタニルフタロシアニンのY型結晶物質
    を光導電性物質として含有していることを特徴とする光
    電変換素子。
  2. 【請求項2】 透明電極(1)と対向電極(2)との間
    に、チタニルフタロシアニンのY型結晶物質を含有する
    光導電層(3)が介在されていることを特徴とする光電
    変換素子。
JP8134508A 1996-05-29 1996-05-29 光電変換素子 Withdrawn JPH09321331A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101060A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 有機光電流増幅素子及びその製造方法
KR101480803B1 (ko) * 2006-02-24 2015-01-12 분데스드룩커라이 게엠베하 문서, 특히 유가증권 또는 보안문서, 정보 입력 방법, 컴퓨터 프로그램 제품 및 판독장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101060A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 有機光電流増幅素子及びその製造方法
KR101480803B1 (ko) * 2006-02-24 2015-01-12 분데스드룩커라이 게엠베하 문서, 특히 유가증권 또는 보안문서, 정보 입력 방법, 컴퓨터 프로그램 제품 및 판독장치

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