JPH09320720A - 接続装置 - Google Patents

接続装置

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JPH09320720A
JPH09320720A JP8162306A JP16230696A JPH09320720A JP H09320720 A JPH09320720 A JP H09320720A JP 8162306 A JP8162306 A JP 8162306A JP 16230696 A JP16230696 A JP 16230696A JP H09320720 A JPH09320720 A JP H09320720A
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JP
Japan
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chip
bump
positioning
socket
bare chip
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JP8162306A
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Yoshiyuki Sumi
義之 角
Satoshi Kamata
聡 鎌田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンプ密度が高いベア・チップでも適正な電
気接続を確保する。 【解決手段】 バンプ8を有するベア・チップ7を接続
する接続装置10はチップ・キャリア20と、コンタク
ト部材14群を有しチップ・キャリアを着脱自在に装着
されるソケット11とを備えている。チップ・キャリア
はソケットの本体に着脱自在に位置合わせされるガイド
リング21と、各バンプに接触する各パッド5および各
パッドに電気接続されて各コンタクト部材14に接触す
る端子バンプ4を有する配線基板25としてのベース3
と、バンプ位置決め孔29が配線基板の各パッドに対向
して開設された位置決めシート27と、チップ位置決め
孔32が開設された位置決めプレート31と、チップ位
置決め孔に挿入されたベア・チップを付勢して各バンプ
を各パッドに押接させる加圧部材37を有する押さえ蓋
とを備え、これらをボルト24で締結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的接続技術、
特に、フリップ・チップ接続される半導体チップ(以
下、チップという。)を検査装置のテスタ等に電気的に
接続させる技術に関し、例えば、ボール・グリッド・ア
レーパッケージ(以下、BGAパッケージという。)を
備えている半導体集積回路装置(以下、ICという。)
のチップを検査するテスタに電気的に接続するのに利用
して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】パッケージのサイズを大きくせずに多ピ
ンを実現する表面実装形パッケージとして、BGAパッ
ケージがある。BGAパッケージを使用したICとし
て、BGAパッケージのベースにチップをフリップ・チ
ップ接続したIC(以下、BGA・ICという。)があ
る。ちなみに、BGAパッケージは表面実装形パッケー
ジであるため、BGA・ICのテスタへの電気的接続に
使用されるソケットは表面実装形パッケージ用ソケット
と同様に構成されている。
【0003】一方、製造歩留りを高めるために、BGA
・ICを含めてフリップ・チップ接続されるチップにつ
いては半導体ウエハプロセス終了後のプローブ検査に加
え、パッケージングされていない裸のチップ(以下、ベ
ア・チップという。)に対して機能検査およびバーンイ
ン(burn−in)検査が実施されている。ベア・チ
ップに対する検査に際して、ベア・チップのテスタへの
電気的接続にはベア・チップ用接続装置が使用されてい
る。従来のベア・チップ用接続装置は、装置本体に上向
きに開設された凹部にベア・チップを落とし込んで、ベ
ア・チップの各バンプを凹部の底面上に配列された各コ
ンタクト部材にそれぞれ接触させるように構成されてい
る。
【0004】なお、ベア・チップのバーンイン検査技術
を述べてある例としては、株式会社日経BP社1995
年6月19日発行の「日経エレクトロニクス1995
6−19 no.638」P159〜P173、があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ベア・チップ用ソケットにおいては、チップの外形によ
って位置決めされるため、バンプが高密度になると、各
バンプとコンタクト部材との電気的接続を適正に確保す
ることができなくなるという問題点があることが本発明
者によって明らかにされた。
【0006】本発明の目的は、バンプ密度が高い半導体
チップについても電気的接続を適正に確保することがで
きる接続装置を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0009】すなわち、一主面にバンプが突設された半
導体チップを位置決めプレートのチップ位置決め孔によ
って位置決めし、かつ、半導体チップの各バンプを位置
決めシートのバンプ位置決め孔によってそれぞれ位置決
めすることにより、各バンプを配線基板の各パッドにそ
れぞれ正確に位置合わせして接触させる。
【0010】前記した接続装置によれば、被接続物であ
る半導体チップの各バンプと配線基板の各パッドとの接
触を確保することができるため、バンプ密度の高い半導
体チップであっても電気的接続を適正に確保することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
接続装置を示す分解斜視図である。図2はその組立状態
を示しており、(a)は縦断面図、(b)は(a)のb
部の拡大断面図である。図3はベア・チップ・キャリア
を示しており、(a)は正面断面図、(b)は対角線に
沿う縦断面図である。図4はソケットを示しており、
(a)は正面断面図、(b)は(a)のb−b線に沿う
部分側面断面図である。図5はBGA・ICを示してお
り、(a)は一部切断正面図、(b)は一部省略底面図
である。
【0012】本実施形態において、本発明に係る接続装
置は、BGA・ICに使用されるベア・チップをバーン
イン検査装置のテスタに電気的に接続するための接続装
置として構成されている。
【0013】ここで、図5に示されているBGA・IC
1について簡単に説明する。BGA・IC1のBGAパ
ッケージ2は絶縁基板を使用されて略正方形の平盤形状
に形成されたベース3を備えており、ベース3の一主面
(BGA・ICのプリント配線基板への実装面。以下、
下面とする。)にはアウタリードとしてのバンプ(以
下、端子バンプという。)4が多数個、外周辺部におい
て略正方形の枠形状に配列されて突設されている。端子
バンプ4は半田材料が使用されて略半球形状に形成され
ており、プリント配線基板(図示せず)のランドに半田
ペーストによって粘着された状態でリフロー半田付け処
理されることにより半田付けされるようになっている。
ベース3の上面の中央部にはインナリードとしてのパッ
ド5が端子バンプ4群に対応する複数個、略正方形の枠
形状に配列されて形成されており、各パッド5は各端子
バンプ4に各電気配線6によってそれぞれ電気的に接続
されている。ベース3の上にはベア・チップ7が、後記
する電極バンプ8から形成された接続導体9のそれぞれ
を各パッド5に機械的かつ電気的に接続されることによ
ってフリップ・チップ接続されている。
【0014】接続導体9は図1、図2および図3に示さ
れているベア・チップ7の各電極パッド(図示せず)の
上にそれぞれ突設されたバンプ(以下、電極バンプとい
う。)8がフリップ・チップ接続されることにより形成
された略円柱形状の接続導体である。電極バンプ8はベ
ア・チップ7の電極パッドに金線をワイヤボンディング
されることにより略半球形状にされており、ベース3の
パッド5にリフロー半田付け処理されることにより接続
導体9を形成するようになっている。そして、接続導体
9になる前の電極バンプ8の状態のベア・チップ7が本
実施形態に係る接続装置10によってテスタ(図示せ
ず)に電気的に接続される。
【0015】本実施形態に係る接続装置10はソケット
11とベア・チップ・キャリア(以下、キャリアとい
う。)20とから構成されている。ソケット11はBG
A・IC用ソケットが転用されており、樹脂等の絶縁材
料が用いられて正方形の平盤形状に形成された本体12
を備えている。本体12は中央部に同心的に形成されて
いる正方形の収納穴13を有しており、収納穴13はキ
ャリア20を全体的に収納し得る大きさに形成されてい
る。収納穴13の底壁にはBGA・IC1の端子バンプ
4と同数本のコンタクト部材14が、各端子バンプ4の
配置に対応するように装着されている。コンタクト部材
14は所謂ポゴ・ピンを使用されて構成されており、ス
プリングの弾性力によって端子バンプ4、4同士の高さ
の誤差を吸収するようになっている。各コンタクト部材
14はバーンイン検査装置のテスティングボードのコネ
クタ(図示せず)に電気的に接続されるようになってい
る。本体12の上面における一辺には収納穴13の開口
を開閉するための蓋体15がヒンジ部16によって回転
自在に取り付けられており、蓋体15はバックル等の止
め具(図示せず)によって閉鎖状態を維持されるように
なっている。
【0016】キャリア20はガイドリング、配線基板、
位置決めシート、位置決めプレートおよび押さえ蓋を備
えており、これらが組み立てられてボルトによって一体
化されるように構成されている。ガイドリング21は樹
脂等が使用されて正方形の枠形状に形成されている。ガ
イドリング21の外径はソケット11の収納穴13の内
径と略等しく設定されており、ガイドリング21の内径
はソケット11のコンタクト部材14の群列の外径と略
等しく設定されている。ガイドリング21の一方の対角
位置にはガイド凹部としての一対の透孔22、22がそ
れぞれ開設されており、各透孔22はソケット11の収
納穴13の底面に突設された各ガイド凸部17とそれぞ
れ嵌合するようになっている。ガイドリング21の他方
の対角位置にはキャリア20を一体化するためのボルト
24がねじ込まれる一対の雌ねじ孔23、23がそれぞ
れ開設されている。
【0017】本実施形態において配線基板25は前記し
たBGA・IC1のベース3を流用されており、この流
用によって配線基板25を専用的に製造することの弊害
が回避されている。ベース3の下面には端子バンプ4が
多数個、外周辺部において略正方形の枠形状に配列され
て突設されており、これら端子バンプ4は配線基板25
の端子を構成している。ベース3の上面の中央部には端
子バンプ4群と同数個のパッド5が略正方形の枠形状に
配列されて形成されており、これらパッド5は配線基板
25のパッドを構成している。各パッド5は各端子バン
プ4に各電気配線6によってそれぞれ電気的に接続され
ている。配線基板25としてのベース3の一方の対角位
置にはボルト24を挿通するための一対の挿通孔26、
26がそれぞれ開設されており、各挿通孔26はガイド
リング21の各雌ねじ孔23にそれぞれ対応されてい
る。
【0018】位置決めシート27は可撓性を有する樹脂
製フィルムが使用されて正方形のシート形状に形成され
たシート本体28を備えている。シート本体28の外径
は配線基板25の外径と略等しく設定されており、その
厚さは前記したベア・チップ7の電極バンプ8の高さ寸
法よりも薄く設定されている。シート本体28には電極
バンプ位置決め孔29が電極バンプ8群と同数個、電極
バンプ8の群列と対応するように配列されて開設されて
おり、電極バンプ位置決め孔29の内径は電極バンプ8
の外径よりも極僅かに大きめに設定されている。各電極
バンプ位置決め孔29に各電極バンプ8がそれぞれ嵌入
されると、各電極バンプ8は配線基板25の各パッド5
にそれぞれ整合された状態になる。シート本体28の一
方の対角位置にはボルト24を挿通するための一対の挿
通孔30、30がそれぞれ開設されており、各挿通孔3
0はガイドリング21の各雌ねじ孔23にそれぞれ対応
されている。
【0019】位置決めプレート31は樹脂等が使用され
て正方形の平板形状に形成されており、その外径は配線
基板25の外径と略等しく設定されている。位置決めプ
レート31の中央部にはベア・チップ位置決め孔32が
正方形形状に開設されており、その内径はベア・チップ
7の外径よりも極僅かに大きめに設定されている。した
がって、ベア・チップ位置決め孔32にベア・チップ7
が嵌入されると、各電極バンプ8が位置決めシート27
の各電極バンプ位置決め孔29にそれぞれ嵌入された状
態になる。ベア・チップ位置決め孔32の上側縁辺には
迎え角を構成するテーパ33が上方広がりに形成されて
いる。位置決めプレート31の一方の対角位置にはボル
ト24を挿通するための一対の挿通孔34、34がそれ
ぞれ開設されており、各挿通孔34はガイドリング21
の各雌ねじ孔23にそれぞれ対応されている。
【0020】押さえ蓋35は樹脂が使用されて正方形の
平板形状に形成された蓋本体36を備えており、蓋本体
36の外径は配線基板25の外径と略等しく設定されて
いる。蓋本体36の下面にはゴムや樹脂等の弾性体によ
って形成された加圧部材37が貼着されており、加圧部
材37はベア・チップ7の外径よりも小径の正方形に形
成されている。蓋本体36の一方の対角位置にはボルト
24を挿通するための一対の挿通孔38、38がそれぞ
れ開設されており、各挿通孔38はガイドリング21の
各雌ねじ孔23にそれぞれ対応されている。
【0021】次に作用を説明する。バーンイン検査を受
ける被検査物としてのベア・チップ7がキャリア20に
装填されるに際して、まず、BGA・IC1のベース3
が配線基板25としてガイドリング21の上面に当接さ
れ、配線基板25としてのベース3の上に位置決めシー
ト27および位置決めプレート31が下から順に積み上
げられる。この際、配線基板25の挿通孔26、位置決
めシート27の挿通孔30、位置決めプレート31の挿
通孔34がガイドリング21の雌ねじ孔23に整合され
る。
【0022】続いて、被検査物としてのベア・チップ7
が電極バンプ8側の主面を下に向けられて、位置決めプ
レート31のベア・チップ位置決め孔32にテーパ33
を案内にして落とし込まれる。ベア・チップ7がベア・
チップ位置決め孔32によって位置決めされると、ベア
・チップ7の各電極バンプ8は位置決めシート27の電
極バンプ位置決め孔29にそれぞれ嵌入して位置決めさ
れた状態になるため、配線基板25としてのベース3の
各パッド5にそれぞれ整合した状態になる。
【0023】次いで、押さえ蓋35が位置決めプレート
31の上面に各挿通孔38が各挿通孔34に整合されて
被せ付けられるとともに、ボルト24が各挿通孔38に
挿通されてガイドリング21の雌ねじ孔23にねじ込ま
れる。押さえ蓋35が位置決めプレート31の上に組み
付けられると、押さえ蓋35の加圧部材37がベア・チ
ップ7を上から下へ押さえ付けるため、ベア・チップ7
の各電極バンプ8はそれぞれ整合した各パッド5に押接
されて電気的に接続された状態になる。
【0024】以上のようにして一体化されてベア・チッ
プ7を密封保持したキャリア20はバーンイン検査装置
のテスタに電気的に接続されたソケット11に装着され
る。すなわち、キャリア20はソケット11の収納穴1
3にガイドリング21側を下向きした状態で、各透孔2
2と各ガイド凸部17とを嵌合されて収納される。各透
孔22と各ガイド凸部17とが嵌合されると、キャリア
20とソケット11とが位置合わせされるため、キャリ
ア20の配線基板25の各端子としての各端子バンプ4
はソケット11の各コンタクト部材14にそれぞれ整合
した状態になる。続いて、ソケット11の蓋体15が収
納穴13の開口を被覆するように閉じられて固定される
と、各端子バンプ4はそれぞれ整合した各コンタクト部
材14に押接し電気的に接続された状態になる。
【0025】キャリア20がソケット11に装着される
と、バーンイン検査装置のテスタと被検査物としてのベ
ア・チップ7との間でテスト信号が接続装置10を介し
て交わされ、ベア・チップ7についてバーンイン検査が
実行される。この際、テスト信号はベア・チップ7の電
極バンプ8、配線基板25としてのベース3のパッド
5、電気配線6、端子バンプ4、ソケット11のコンタ
クト部材14を通じて、ベア・チップ7とテスタとの間
で交わされる。
【0026】所望の検査が終了すると、ソケット11の
蓋体15が開放されてキャリア20がソケット11の収
納穴13から離脱され、次工程へ移送される。以降、前
記作動が繰り返されることにより、BGA・IC1のベ
ア・チップ7につき接続装置10を介してテスタによっ
てバーンイン検査が順次実行される。
【0027】以上説明した前記実施形態によれば次の効
果が得られる。 (1) ベア・チップ7を位置決めプレート31のベア
・チップ位置決め孔32によって位置決めし、かつ、ベ
ア・チップ7の各電極バンプ8を位置決めシート27の
電極バンプ位置決め孔29によってそれぞれ位置決めす
ることにより、各電極バンプ8を配線基板25としての
ベース3の各パッド5にそれぞれ正確に位置合わせして
接触させることができるため、バンプ密度が高いベア・
チップ7のテスタへの電気的接続を適正に確保すること
ができる。
【0028】(2) キャリア20に組み込んだガイド
リング21をソケット11に位置合わせすることによ
り、ベア・チップ7を収納したキャリア20の配線基板
25としてのベース3の各端子バンプ4をソケット11
の各コンタクト部材14に適正にそれぞれ接触させるこ
とができるため、キャリア20に収納したベア・チップ
7をソケット11を介してテスタに適正に電気的接続さ
せることができる。
【0029】(3) 被検査物としてのベア・チップ7
の製品(半導体装置)であるBGA・IC1のBGAパ
ッケージ2のベース3を配線基板25として流用するこ
とにより、専用の配線基板25を製作しなくて済むた
め、検査工程全体としてのコストを低減することがで
き、また、電極バンプ8との接触によるパッド5の摩耗
に対してベース3の交換によって一早く処置することが
でき、さらに、BGA・IC1の新製品開発や仕様変更
等に一早く対処することができる。
【0030】(4) キャリア20をテスタに電気的に
接続するためのソケット11としてBGA・IC用ソケ
ットを流用することにより、専用のソケット11を製作
しなくて済むため、検査工程全体としてのコストを低減
することができる。
【0031】(5) ベア・チップ7をキャリア20に
よって密封することにより、防塵することができるた
め、ベア・チップ7が汚染されるのを防止することがで
きる。
【0032】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0033】例えば、キャリア20はボルト24によっ
て締結するように構成するに限らず、ワンタッチ操作に
よって締結し得るように構成することが望ましい。
【0034】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるBGA
・ICのベア・チップの接続技術に適用した場合につい
て説明したが、それに限定されるものではなく、TCP
(テープ・キャリア・パッケージ)・ICのベア・チッ
プのように一主面に電極バンプが突設されたチップの接
続技術全般に適用することができる。例えば、TCP・
ICのベア・チップに適用される場合には、当該TCP
・ICに使用されるTABテープを配線基板として流用
することができる。また、ソケットとしてはTCP・I
C用ソケットを流用することができる。
【0035】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるバーン
イン検査装置のテスタへの接続技術に適用した場合につ
いて説明したが、それに限定されるものではなく、ベア
・チップの機能検査装置のテスタへの接続技術等におい
て、ベア・チップのバンプに接触することによって電子
部品や電子機器について電気的接続をとる接続装置全般
に適用することができる。特に、本発明は被接続物の交
換が頻繁に行われ、しかも、電気的接続が確実に必要な
電子部品や電子機器の接続に使用される接続装置に適用
して優れた効果を発揮する。
【0036】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0037】一主面にバンプが突設された半導体チップ
を位置決めプレートのチップ位置決め孔によって位置決
めし、かつ、半導体チップの各バンプを位置決めシート
のバンプ位置決め孔によってそれぞれ位置決めすること
により、各バンプを配線基板の各パッドにそれぞれ正確
に位置合わせして接触させることができるため、バンプ
密度が高い半導体チップであっても電気的接続を適正に
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である接続装置を示す分解
斜視図である。
【図2】その組立状態を示しており、(a)は縦断面
図、(b)は(a)のb部の拡大断面図である。
【図3】ベア・チップ・キャリアを示しており、(a)
は正面断面図、(b)は対角線に沿う縦断面図である。
【図4】ソケットを示しており、(a)は正面断面図、
(b)は(a)のb−b線に沿う部分側面断面図であ
る。
【図5】BGA・ICを示しており、(a)は一部切断
正面図、(b)は一部省略底面図である。
【符号の説明】
1…BGA・IC(被接続物、半導体装置)、2…BG
Aパッケージ、3…ベース(パッケージの一部)、4…
端子バンプ(端子)、5…パッド、6…電気配線、7…
ベア・チップ(半導体チップ)、8…電極バンプ、9…
接続導体、10…接続装置、11…ソケット、12…ソ
ケット本体、13…収納穴、14…コンタクト部材、1
5…蓋体、16…ヒンジ部、17…ガイド凸部、20…
キャリア、21…ガイドリング、22…透孔(ガイド凹
部)、23…雌ねじ孔、24…ボルト、25…配線基
板、26…挿通孔、27…位置決めシート、28…シー
ト本体、29…電極バンプ位置決め孔、30…挿通孔、
31…位置決めプレート、32…ベア・チップ位置決め
孔、33…テーパ、34…挿通孔、35…押さえ蓋、3
6…蓋本体、37…加圧部材、38…挿通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 33/94 9462−5B H01R 33/94

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のバンプが一主面に突設された半
    導体チップを電気機器に電気的に接続する接続装置であ
    って、前記半導体チップを収納するチップ・キャリア
    と、前記各バンプにそれぞれ電気的に接続される各コン
    タクト部材を有し前記チップ・キャリアを着脱自在に装
    着されるソケットとを備えており、 前記チップ・キャリアは前記ソケットの本体に着脱自在
    に位置合わせされるガイドリングと、前記半導体チップ
    の各バンプにそれぞれ接触する各パッドおよび各パッド
    にそれぞれ電気的に接続されて前記各コンタクト部材に
    接触する端子を有しガイドリングに着脱自在に組み付け
    られる配線基板と、前記各バンプを挿入自在なバンプ位
    置決め孔が前記配線基板の各パッドにそれぞれ対向して
    開設されて前記配線基板に着脱自在に組み付けられる位
    置決めシートと、前記半導体チップを挿入自在なチップ
    位置決め孔が開設され前記位置決めシートに着脱自在に
    組み付けられる位置決めプレートと、前記チップ位置決
    め孔に挿入された前記半導体チップを付勢して前記各バ
    ンプを前記各パッドに押接させる加圧部材を有し前記位
    置決めプレートに着脱自在に組み付けられる押さえ蓋と
    を備えていることを特徴とする接続装置。
  2. 【請求項2】 前記配線基板として、前記半導体チップ
    が使用される半導体装置のパッケージの構成部品が流用
    されることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  3. 【請求項3】 前記ソケットとして、前記半導体チップ
    が使用される半導体装置に対しての電気的接続のための
    ソケットが流用されることを特徴とする請求項1に記載
    の接続装置。
JP8162306A 1996-06-03 1996-06-03 接続装置 Pending JPH09320720A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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