JPH0931811A - 横編機の編地巻下げ装置および編成方法 - Google Patents

横編機の編地巻下げ装置および編成方法

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JPH0931811A
JPH0931811A JP18755595A JP18755595A JPH0931811A JP H0931811 A JPH0931811 A JP H0931811A JP 18755595 A JP18755595 A JP 18755595A JP 18755595 A JP18755595 A JP 18755595A JP H0931811 A JPH0931811 A JP H0931811A
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JP
Japan
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knitted fabric
knitting
roller
rollers
knitted
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JP18755595A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Morita
敏明 森田
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Shima Seiki Mfg Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Mfg Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1ガーメントの編成中に編出し機構を繰返し
て使用可能とし、多様な編地を編成可能とする。 【解決手段】 (1)に示すように、編出し装置16を
使用して最初の編地17の編成を開始する。編出し装置
16が(2)に示すように固定ローラ14および移動ロ
ーラ15間を通過したら、(3)に示すように移動ロー
ラ15を変位させ、編地17を挟持させる。次に、
(4)に示すように編出し装置16から編地17を解放
させ、(5)に示すように移動ローラ15を編出し装置
16の移動軌跡から退避させ、(6)に示すように再び
編出し装置16の使用を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編出し装置を備え
る横編機の編地巻下げ装置、特に編出し装置を1ガーメ
ントの編成中に繰返して使用することができる構成およ
びそのような構成を利用する編成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】横編機において、編針のノックオーバ動
作を確実に行わせるためには、常に編成された編地を適
度な張力で引出す必要がある。引下げ力が不足すると、
編成された編目が編針から外れるおそれもある。このた
め、たとえば特公平1−41740号公報で開示されて
いるような、編出し装置および巻下げ装置が連続して使
用される。編成の初期には、針床の歯口部分において編
成された編地を、編出し針を有する編出し装置によって
針床下方に引下げる。適宜長さの編地を引下げたとき
に、編地をその両側から巻下げ装置のローラで挟持し、
ローラを回転させることによってさらに編地を連続して
引下げる。編出し装置を利用して編地を1ガーメントず
つ個別に編立てる先行技術は、たとえば特開昭59−2
1762号公報に開示されている。この先行技術では、
編出し装置を利用して1ガーメント分の編地を編成する
と、編成された編地から編出し装置を取外し、再び編出
し装置を歯口に上昇させて次の1ガーメント分の編地の
編成を行う。
【0003】図23は、(1)で1ガーメント分の編地
内で編幅が変化するような編地を、ガーメント単位で切
離すことなく連続して編成可能な巻下げ装置を備える横
編機の構成を示し、(2)で編成される編地の一列を示
す。図23(1)に示すように、横編機の前針床1およ
び後針床2間の歯口3の下方には、固定ローラ4および
移動ローラ5が設けられる。編成開始前に、先ず何らか
の編地を、作業者自身が針床とローラとの間に掛け渡し
ておく作業を行う必要がある。固定ローラ4および移動
ローラ5は、前針床1および後針床2の長手方向に延
び、手動操作で移動ローラ5が仮想線の開放状態から実
線の閉鎖状態まで2位置間を水平移動することによっ
て、編出し櫛6によって引下げを行いながら編地7を挟
持して巻下げることができる。この先行技術の編出し櫛
6の先端には挿通孔が設けられ、挿通孔にワイヤを挿通
させて編地を引下げ、ワイヤを抜いて編地を解放する。
【0004】図23(2)に示すように、編地7は衿8
等を1ガーメント分ずつ繰返し編成され、編出し部9で
は編幅が最大となり、1ガーメント分の後半では目減ら
しによって編幅が減少する。1ガーメント分の編成が終
了して、次の1ガーメント分の編出し部9を編成する際
に、編幅が増大する両側の部分については先行する編地
がないので、編出し装置6を用いて編地7に適度な引下
げ力を加える必要がある。編出し櫛6を有効に使用する
ためには、移動ローラ5が固定ローラ4側に退避して、
歯口3の直下を空けておく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公平1−41740
号公報の先行技術では、1ガーメント分の編地の編成開
始後に編出し装置および巻下げ装置を連続して使用する
ことができるけれども、いったん編地を巻下げ装置で巻
下げている状態では、編出し装置は巻下げ装置の下方に
待機していなければならず、編出し装置を繰返して使用
することはできない。特開昭59−21762号公報の
先行技術では、編出し装置のみを利用して編地の引下げ
を行うので、1ガーメント分の編地の長さが編出し装置
の昇降移動可能な距離によって制限されてしまう。図2
3に示す先行技術では、1ガーメント毎の編地の編出し
部分に編出し櫛を使用し、巻下げ装置を併用して図23
(2)に示すような複数ガーメント分の編地を切離すこ
となく編成することが可能であるけれども、同一ガーメ
ント内で編出し装置と巻下げ装置とを自動的に連動させ
て動作させることはできない。
【0006】本発明の目的は、同一ガーメント内で編出
し装置を繰返して使用し、多様な編地を編成することが
できる横編機の編地巻下げ装置および編成方法を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、横編機の前後
の針床の下方に配設され、針床の長手方向に延びる前後
一対の巻下げローラを備え、ローラ間で編地を挟持して
巻下げる横編機の編地巻下げ装置において、前記横編機
には、歯口とその直下の位置との間で昇降移動可能で、
編地の編出し部を引下げるための編出し装置が設けら
れ、前記前後一対のローラは編出し装置の移動軌跡の途
中に臨むように配置され、一方のローラは、編出し装置
の移動軌跡外に配置され、他方のローラを、編出し装置
の移動軌跡を挟んで前記一方のローラに間隔をあけて対
向する他方側の外方の開放位置と、開放位置から一方側
の方向へ水平移動した位置であって、一方のローラとの
間で編地を挟持して巻下げ可能な閉鎖位置と、閉鎖位置
から一方のローラの外周に沿って移動して一方のローラ
の下方に退避し、編出し装置の移動軌跡をあける退避位
置との間で、相互に移動するように駆動する移動手段を
含むことを特徴とする横編機の編地巻下げ装置である。
本発明に従えば、横編機には歯口とその直下との間で昇
降移動可能で、編地の編出し部を引下げるための編出し
装置が設けられる。編出し装置の移動軌跡の途中に臨む
ように前後一対のローラが配設され、一方のローラに対
して他方のローラが開放位置、閉鎖位置および退避位置
に相互に移動可能である。他方のローラが編出し装置の
移動軌跡を挟んで一方のローラに間隔をあけて対向する
他方側の外方の開放位置では、ローラ間で編出し櫛など
を使用して、編成された編地の編出し部を引下げること
を可能とする。編地の編成が進行し、編出し櫛などが編
地を引下げてローラ間よりも下方に移動すると、他方の
ローラが水平移動して一方のローラとの間で編地を挟持
して巻下げ可能となる閉鎖位置に至る。巻下げ装置のロ
ーラ間で編地を挟持して巻下げながら、他方のローラを
一方のローラの外周縁に沿って一方のローラの下方の退
避位置に移動させると、歯口直下の位置が空くので、再
び編出し櫛などを使用して歯口から編出しを行うことが
できる。
【0008】また本発明は、前記編出し装置によって引
下げられる編地を、編出し装置から解放する編地解放装
置をさらに含むことを特徴とする。本発明に従えば、編
出し装置から編地を解放する編地解放装置が設けられる
ので、編出し装置と巻下げ装置とを連続的に交互に使用
して、多様な編地を編成することができる。
【0009】さらに本発明は、歯口から編地を下方に引
下げる編出し装置と、引下げられた編地を一対のローラ
で挟持して巻下げる編地巻下げ装置とを備える横編機の
編成方法であって、編地巻下げ装置のローラ間を、編出
し装置によって引下げられる編地がローラ間を通過可能
なように開放しておき、編出し装置を使用して編地の編
成を開始し、編出し装置がローラ間を通過したら、ロー
ラによって編地を挟持し、編出し装置から編地を解放さ
せ、編地を挟持して巻下げながらローラを編出し装置の
移動軌跡から退避させて、編出し装置の使用を可能とす
ることを特徴とする横編機の編成方法である。本発明に
従えば、編地を編出し装置で歯口から引下げ、巻下げ装
置のローラ間で挟持して、巻下げ装置によって続けて引
下げを行うとともに、巻下げ装置の他方のローラを一方
のローラの外周縁に沿って退避位置に移動させ、再び歯
口に編出し装置を使用可能とすることができる。これに
よって同一ガーメント内の編地で、複数の編出しを併用
し、多彩な編地を編成することができる。
【0010】また本発明は、先に編成された編地を、編
出し装置の移動軌跡から退避させた状態のローラ間で巻
下げながら、編出し装置を使用して編成した編地を、先
に編成された編地に接合し、先に編成された編地と、後
から編成された編地とを、ローラ間を通過させて横編機
から外すことを特徴とする。本発明に従えば、先に編成
された編地を、編出し装置の移動軌跡から退避させた状
態のローラ間で巻下げるので、編出し装置を使用して、
新たな編地を編成し、先に編成された編地に接合するこ
とができる。新たな編地を編出し装置から解放すれば、
ローラを連続回転させることによって、先に編成された
編地に続けて後から編成された編地を横編機から外すこ
とができる。
【0011】また本発明は、ローラが編出し装置の移動
軌跡から退避した状態で編地を巻下げながら、編出し装
置による歯口からの編地の引下げを行う編出し段階と、
ローラによる挟持が可能な位置まで編地を引下げた時点
で編出し装置から編地を解放させる解放段階と、解放さ
れた編地をローラで挟持して巻下げる挟持段階とを繰返
して行うこと特徴とする。本発明に従えば、編出し段階
と、解放段階と、挟持段階とを繰返して行うことによっ
て、編出し装置と巻下げ装置とを用いて複数回の編出し
を伴う多彩な編地を編成することができる。
【0012】また本発明の前記挟持段階は、ローラ間を
いったん開放して行うことを特徴とする。本発明に従え
ば、挟持段階では、巻下げ装置のローラ間をいったん開
放するので、編出し装置と巻下げ装置とを同一ガーメン
ト内で繰返して使用し、多彩な編地を自由に編成するこ
とができる。
【0013】また本発明の前記挟持段階は、ローラが編
出し装置の移動軌跡から退避して先に編成された編地を
挟持したままの状態で行うことを特徴とする。本発明に
従えば、巻下げ装置は退避位置で編地を挟持したままで
編出し装置の移動軌跡をあけておくので、編地の巻下げ
を継続したまま編出し装置を再使用させることができ
る。これによって編出し装置から解放された編地は、ロ
ーラ間に巻込まれる。巻下げ装置では常に編地を引下げ
た状態で同一ガーメント内で複数回の編出しを行うこと
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
よる横編機10の巻下げ装置の基本的構成および編成動
作を簡略化して示す。また図1(1)〜図1(6)の工
程によって本発明の実施の一形態による編成方法を示
す。前針床11および後針床12は、図1の紙面に垂直
な長手方向に延びる。前針床11および後針床12は、
歯口13を頂点とする逆V字状に配置される。歯口13
の下方には、編成された編地を挟持して引下げるための
固定ローラ14および移動ローラ15を備える巻下げ装
置と、編出し装置16とが設けられる。巻下げ装置の固
定ローラ14に対して、移動ローラ15が間隔をあけて
ローラ間を開放している状態で、編出し装置16を用い
て編地17を編成する。編出し装置16が固定ローラ1
4および移動ローラ15間よりも下方まで下がっている
状態で、編地17を編出し装置16から固定ローラ14
および移動ローラ15間で挟持する状態に移行させるこ
とができる。
【0015】図1(1)では、編出し装置16を使用し
て、最初の編地17の編成を開始する状態を示す。図1
(2)では、編出し装置16が固定ローラ14および移
動ローラ15の間を通過した状態を示す。図1(3)で
は、移動ローラ15が水平移動して固定ローラ14との
間で編地17を挟持している状態を示す。図1(4)で
は、編出し装置16から編地17を解放して取外した状
態を示す。後述するように、編出し装置16にはスライ
ダ機構によって編地を解放する機構が設けられている。
図1(5)では、編地17を挟持したままの状態で、移
動ローラ15が固定ローラ14の外周縁に沿って、固定
ローラ14のほぼ下方の退避位置に移動している状態を
示す。移動ローラ15が退避位置にまで移動し、歯口1
3直下の部分が空いているので、再び編出し装置16を
歯口13まで上昇させることによって、同一ガーメント
内で複数回の編出しが可能となる。
【0016】図2は、本発明の実施の他の形態として、
図1の(1)〜(6)の工程に続けて編出し装置16を
繰返して使用する編成方法を示す。図2(7)は、図1
の(1)〜(6)の工程で編地17を編成した後、固定
ローラ14および移動ローラ15によって編地17を巻
下げている状態で、編出し装置16を用いて新編地18
の引下げを行っていく状態を示す。図2(8)では、新
編地18から編出し装置16を取外した状態を示す。図
2(9)では、図2(8)で解放された新編地18を、
移動ローラ15を固定ローラ14の外周に沿って閉鎖位
置まで移動させ、図2の(8)で解放された新編地18
を巻取る工程を示す。新編地18は、最終的には先に編
まれた編地17と編成工程中に接合された状態で、ロー
ラ間を通過して編機から外される。
【0017】本実施の形態では、固定ローラ14と移動
ローラ15との間で編地17を挟持したまま、新編地1
8の先端を固定ローラ14および移動ローラ15の間で
巻取る。他の実施の形態として、移動ローラ15をいっ
たん開放位置まで移動させてローラ間を開くことによっ
て、さらに確実に新編地18の巻取りを行う方法も可能
である。また、新編地18の編地長さが編出し装置の昇
降距離よりも短い場合には、新編地18の引下げは編出
し装置のみで行い、編地編成終了後に編地を編機から外
す際に、先に編まれた編地17に引き連れられてローラ
間を通過させ、編機から取り外すことも可能である。
【0018】図3は、図1および図2の実施形態によっ
て編成可能な編地の例を示す。図3(1)は、先に編ま
れる編地として身頃17を編成した後、新編地として半
袖18aを編成し、最終的に両編地が一体化されて編成
されたセータの正面形状を示す。このようなセータの編
成としては、先ず編出し装置を使用して身頃17の編成
を開始し、開放状態の移動ローラと固定ローラとの間を
通過したら移動ローラを水平に移動させて身頃17を固
定ローラとの間で挟持し、編出し装置から身頃17の編
目を解放させ、脇の部分までの編成を行う。この間に編
成される編地は、ローラによって引下げられる。次に、
新編地18として、半袖18aの編成を開始する。半袖
18aの編成開始箇所では、身頃17を解放した編出し
装置が再度使用される。半袖18aを編成している間
は、身頃17の編地編成が休止状態を維持する。半袖1
8aの編成が脇の部分の編み合わせ部まで行われた後
は、身頃17と半袖18aとを接合させた状態での編成
が行われる。脇の部分以降の各編地の具体的な接合方法
については、たとえば特公平4−15301号公報に開
示されている。
【0019】また、上述した編成に代えて、たとえば、
身頃17を脇の部分まで編成する間に半袖18aの編成
を開始させ、身頃17と半袖18aとの編成を同時に行
うことも可能である。この場合の編出し装置の使用方法
は、上述した編成の場合と同様である。
【0020】図3(2)は、身頃17の胸部にポケット
が一体化して編成される編地の例を示す。この編地は、
先に編まれる編地として身頃17をポケット口の開口部
まで編成し、次に新編地18としてポケットのポケット
袋部18bの編成が行われた後、ポケット袋部18bと
身頃17との接合が行われる。その後に、残りの身頃1
7の編成が行われ、編地の編成が終了する。この場合
も、上述の例と同様に編出し装置が2度使用される。
【0021】また、上述の図3(1)と図3(2)とを
複合させたような編地を編成する場合には、身頃編成、
ポケット編成、半袖編成の各所に編出し装置をその都度
使用させればよく、同一ガーメント編成中に複数回の編
出しを行うことによって分岐を含む多様な編地を得るこ
とができる。
【0022】図4は、図1に示す実施形態による横編機
10の概略的な内部構成を示す。前針床11および後針
床12を含む編成機構20の歯口13直下には、一対の
補助ローラ21,22が設けられ、編出し装置16によ
って歯口13から引下げられる編地の引出しを補助す
る。一対の補助ローラ21,22間の間隔は、開閉機構
23によって接離可能である。編地の巻下げ装置を構成
する固定ローラ14および移動ローラ15は、固定アー
ム24および移動アーム25にそれぞれ回転可能に取付
けられ、後述するように駆動される。本実施形態による
横編機10では、歯口13とその鉛直下方との間に昇降
移動可能な編出し装置16の外にもう一つの編出し装置
26も設けられ、移動ローラ15が固定ローラ14と間
隔をあけた状態で固定ローラ14および移動ローラ15
の隙間を通過して歯口13から編地を引出し可能であ
る。編出し装置16,26の昇降移動は、ベルト27に
沿って行われる。ベルト27は、上下のプーリ28,2
9間に架渡され、モータ30によって駆動される。な
お、前針床11下方のモータ30の位置は、説明の便宜
上、後続の各図と変えてある。ベルト27によって移動
する編出し装置16,26は、ガイド31によって案内
される。編出し装置16,26が最下端に下降すると、
原点センサ32によってそれぞれ検出され、この位置を
基準とする昇降位置は、ロータリエンコーダ33によっ
て検出される。各編出し装置16,26は独立して制御
される。編出し装置16,26には、編地17から解放
するための機構として後述するスライダが設けられ、そ
の開閉機構によってスライダが相対的に移動して編地1
7の編出し部を解放可能な状態とする。
【0023】図5〜図16は、図1の横編機10が備え
る巻下げ装置の構成およびその動作状態を示す。図5〜
図8は移動ローラ15が開放位置にある状態、図9〜図
12は移動ローラ15が固定ローラ14に接触して編地
の巻下げが可能となる挟持位置にある状態、図13〜図
16は移動ローラ15が固定ローラ14の下方に回込ん
で編地を挟持したまま編出し装置16,26の移動軌跡
から退避した退避位置にある状態をそれぞれ示す。また
図5、図9および図13は一方側の側面図、図6および
図10は一方側の部分的な平面図、図14は一方側の部
分的な正面図、図7、図11および図15は他方側の側
面図、図8および図12は他方側の部分的な平面図、図
16は他方側の部分的な正面図をそれぞれ示す。固定ロ
ーラ14および移動ローラ15は、常に噛合状態にある
固定歯車34および移動歯車35に従ってそれぞれ回転
駆動される。固定歯車34には、同軸のプーリ34aか
ら駆動力が伝達される。移動ローラ15が開放位置と挟
持位置との間でほぼ水平に変位可能とするために、移動
歯車35と移動ローラ15との間にはオルダム継手36
が介在される。移動ローラ15は、軸線方向の両端でロ
ーラ開閉レバー37によって支持される。ローラ開閉レ
バー37は大略的に「く」型であり、その先端の一つに
移動ローラ15を軸支する。ローラ開閉レバー37の中
央部は、ローラ開閉アーム38の先端に開閉レバー支軸
39によって軸支される。ローラ開閉アーム38は大略
的に直線状であり、その基端部はアーム支軸40によっ
て軸支される。アーム支軸40には、移動歯車35を先
端に軸支するローラ退避レバー41を装着したローラ退
避アーム42の基端部が軸支される。ローラ退避アーム
42は大略的に「L」の字状であり、その中央部に退避
レバー支軸43が立設される。爪部材44も大略的に
「く」の字状であり、その中央部は爪支軸45によって
ローラ開閉アーム38のほぼ中央部に軸支される。爪部
材44の一方側には爪が設けられ、ローラ退避アーム4
2の頂点に設けられるピン46を歯口直下から遠ざかる
方向に押圧する。
【0024】ローラ開閉アーム38の中央部には、開閉
リンク47を介して開閉レバー48が接続される。ロー
ラ開閉レバー37で移動ローラ15を支持していない側
の辺の先端付近には、退避リンク49を介して退避レバ
ー50が接続される。開閉レバー48および退避レバー
50も大略的に「く」の字状であり、頂点付近でレバー
支軸51によって軸支される。開閉レバー48および退
避レバー50の開閉リンク47および退避リンク49に
接続されていない側の辺は、2つの開閉カム52,53
および退避カム54側に臨む。開閉カム52および53
と退避カム54とは、カム軸55に固定され、開閉ホロ
ア56,57および退避ホロア58がそれぞれ開閉レバ
ー48および退避レバー50の先端に設けられてカム軸
55の回転駆動とともにローラ開閉アーム38およびロ
ーラ開閉レバー37を駆動する。開閉レバー48の先端
は二股に分かれており、それぞれ開閉ホロア56,57
が設けられる。開閉リンク47および退避リンク49の
途中には長さ調整用のナットが設けられ、リンク長さを
調整して移動ローラ15の移動が円滑に行われるように
することができる。ローラ開閉レバー37は、ばね59
によって歯口13の直下側に引っ張られており、これに
よって退避リンク49によって連結される退避レバー5
0の先端の退避ホロア58が退避カム54側に常に押圧
される状態となる。爪部材44によるピン46の押圧状
態は、ばね60によって保持される。
【0025】図5および図7に示すように、ローラ開閉
アーム38を歯口の直下側13aから外方へ引っ張って
いる状態では移動ローラ15が移動歯車35から離れて
開放状態が実現される。図9および図11に示すような
挟持状態では、ローラ開閉アーム38がアーム支軸40
に対して歯口の直下側13aに近付き、移動ローラ15
の軸線と移動歯車35の軸線とがほぼ一致する状態に近
付き、編地を挟持して巻下げる動作が可能となる。図1
3および図15に示す退避状態では、ローラ開閉レバー
37およびローラ開閉アーム38を歯口の直下側13a
にさらに傾斜させ、移動ローラ15を固定ローラ14の
下方に退避させる。この退避の間に固定歯車34と移動
歯車35とは噛合状態を維持するので、移動ローラ15
は固定ローラ14の外周縁上に沿って移動する。カム軸
55は、モータ61によって、歯車62,63を介して
回転駆動される。
【0026】図17、図18および図19は、図1の発
明の実施の形態による横編機10の編出し装置16,2
6に関連する構成を示す。図17は、概略的な正面図、
図18は概略的な右側面図、図19は概略的な平面図を
それぞれ示す。巻下げ装置の下方の編出し装置16,2
6は、前述のようにモータ30によって昇降変位可能で
ある。編出し装置16,26の開閉機構65は、カム機
構67のモータから駆動されるワイヤ68に従って開閉
動作を行う。これらの機構は、横編機10のフレーム6
9内に収納される。フレーム69の上部には、カバー7
0が開閉可能にかぶせられる。図5などに示された固定
ローラ14を回転駆動するためのプーリ34aには、モ
ータ66からの駆動力がベルト66aを介して伝達され
る。
【0027】図20は編出し装置16,26の構成を示
す。編出し装置16,26の先端には、図20(1)に
示すように編出し針本体71が設けられ、スライダ72
を相対的に移動させることによってスライダ72の先端
のフック72aを収納可能な収納部71aが形成されて
いる。図20(2)に示すようにスライダ72のフック
72aが収納部71aの斜面に隠れると、フック72a
に引っ掛けられている編地を解放することができる。
【0028】図21および図22は、編出し装置の開閉
状態に対応して開閉機構65およびカム機構67の動作
状態をそれぞれ示す。図21に示す編出し装置16,2
6の針本体71の収納部71aが図20(2)に示すよ
うに編地を解放する状態と、図22に示す図20(1)
のフック72aによって編地を保持する状態とは、角度
センサ73によってカム74の角変位として検出され
る。カム74の角変位は、カム機構67側のレバー75
を介してワイヤ68に伝達され、開閉機構65側でレバ
ー76を介して溝カム板77を編幅方向に摺動変位させ
る。溝カム板77には溝カム78が形成され、編幅方向
の変位をホロア79を介して昇降板80による上下方向
の変位に変換する。昇降板80は、スライダ72を針本
体71に対して相対的に変位させ、フック72aの開閉
動作を起こさせる。
【0029】なお図1の発明の実施の形態では編出し装
置16の外にもう1基の編出し装置26も設けているけ
れども、1基だけ編出し装置を設けて、移動ローラ15
を通常の閉鎖位置の他に退避位置まで編出し装置16の
移動軌跡から退避させることが可能であれば、編出し装
置16を繰返して使用することができる。また編出し装
置16,26はスライダ72の摺動変位によって編地を
解放可能としているけれども、編出し装置16,26の
外部に設ける解放装置で、編地の解放を行うこともでき
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、巻下げ装
置は一方のローラが固定され、他方のローラが一方のロ
ーラから間隔をあける開放位置と、一方のローラとの間
で編地を挟持する閉鎖位置と、編地を挟持した状態で一
方のローラの下方に他方のローラが一方のローラの外周
に沿って移動する退避位置とをとることができる。退避
位置では編地を挟持したまま歯口直下の移動軌跡をあけ
ることができるので、新たな編地を、編出し装置を用い
て編成することができる。また、巻取り装置と編出し装
置とを用いて、同一ガーメント内で複数回の編出しを行
うことができる。
【0031】また本発明によれば、編出し装置によって
編成される編地から編出し装置を解放する解放装置が設
けられるので、巻下げローラと編出し装置とを用いて、
複数回の編出しと、その巻下げ装置への移行を円滑に行
うことができる。
【0032】さらに本発明によれば、いったん編地の編
出し部分で編出し装置を作用させて編地の引降ろしを行
いながら巻下げ装置に編地を移動させ、巻下げ装置のロ
ーラを退避位置に移動させた状態で、再び編出し装置を
歯口に作用させることができる。これによって、同一ガ
ーメント内の編地でも複数回の編出しを容易に行うこと
ができる。
【0033】また本発明によれば、後から編出し装置を
用いて編成した編地を、巻下げ装置を利用して横編機か
ら外すことができる。
【0034】また本発明によれば、編出し装置による編
出し段階と、すでに編出された編地を挟持して引下げる
巻下げ装置から編地を解放する解放段階と、編出された
編地をローラ間で挟持する挟持段階とを繰返して行うこ
とができるので、同一ガーメント内でも複数回の編出し
を利用することができる。
【0035】また本発明によれば、挟持段階ではローラ
間をいったん開放するので、編出し装置から引下げ装置
への編地の移行を円滑に行うことができる。
【0036】また本発明によれば、挟持段階では巻下げ
装置が退避位置で編地を挟持したままで、編出し装置か
らの編地を巻取って挟持するので、編地に対する張力の
変化なく同質な編地を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の概略的な構成を示す簡
略化した側面図である。
【図2】本発明の実施の他の形態の構成を示す簡略化し
た側面図である。
【図3】図1の実施形態によって編成可能な編地の簡略
化した正面図および側断面図である。
【図4】図1の実施形態による横編機10の構成を示す
簡略化した側断面図である。
【図5】図1の実施形態による巻下げ装置の開放状態に
おける一方側の側面図である。
【図6】図1の実施形態の巻下げ装置の開放状態におけ
る一方側の部分的な平面図である。
【図7】図1の実施形態の巻下げ装置の開放状態におけ
る他方側の側面図である。
【図8】図1の実施形態の巻下げ装置の開放状態におけ
る他方側の部分的な平面図である。
【図9】図1の実施形態による巻下げ装置の閉鎖状態に
おける一方側の側面図である。
【図10】図1の実施形態による巻下げ装置の閉鎖状態
における一方側の部分的な平面図である。
【図11】図1の実施形態の巻下げ装置の閉鎖状態にお
ける他方側の側面図である。
【図12】図1の実施形態の巻下げ装置の閉鎖状態にお
ける他方側の部分的な平面図である。
【図13】図1の実施形態の巻下げ装置の退避状態にお
ける一方側の側面図である。
【図14】図1の実施形態の巻下げ装置の退避状態にお
ける一方側の部分的な正面図である。
【図15】図1の実施形態の巻下げ装置の退避状態にお
ける他方側の側面図である。
【図16】図1の実施形態の巻下げ装置の退避状態にお
ける他方側の部分的な正面図である。
【図17】図1の実施形態による横編機10の概略的な
正面図である。
【図18】図1の実施形態の横編機10の概略的な右側
面図である。
【図19】図1の実施形態の横編機10の概略的な平面
図である。
【図20】図1の実施形態による編出し装置16,26
の編地解放のための構成を示す側断面図である。
【図21】図20の編出し装置で編地を引下げるための
カム機構67および開閉機構64の動作状態を示す部分
的な正面図である。
【図22】図20の編出し装置を非解放状態とするため
のカム機構67および開閉機構64の動作状態を示す部
分的な正面図である。
【図23】先行技術の構成を示す簡略化した側面図およ
びその先行技術によって編成される編地の簡略化した正
面図である。
【符号の説明】
11 前針床 12 後針床 13 歯口 14 固定ローラ 15 移動ローラ 16,26 編出し装置 17 編地 18 新編地 20 編成機構 24 固定アーム 25 移動アーム 32 原点センサ 33 ロータリエンコーダ 34 固定歯車 35 移動歯車 36 オルダム継手 37 ローラ開閉レバー 38 ローラ開閉アーム 41 ローラ退避レバー 42 ローラ退避アーム 44 爪部材 47 開閉リンク 48 開閉レバー 49 退避リンク 50 退避レバー 52,53 開閉カム 54 退避カム 56,57 開閉ホロア 58 退避ホロア 59 ローラばね 60 歯車ばね 67 カム機構 68 ワイヤ 71 針本体 72 スライダ 74 カム 77 溝カム板 80 昇降板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横編機の前後の針床の下方に配設され、
    針床の長手方向に延びる前後一対の巻下げローラを備
    え、ローラ間で編地を挟持して巻下げる横編機の編地巻
    下げ装置において、 前記横編機には、歯口とその直下の位置との間で昇降移
    動可能で、編地の編出し部を引下げるための編出し装置
    が設けられ、 前記前後一対のローラは編出し装置の移動軌跡の途中に
    臨むように配置され、一方のローラは、編出し装置の移
    動軌跡外に配置され、 他方のローラを、編出し装置の移動軌跡を挟んで前記一
    方のローラに間隔をあけて対向する他方側の外方の開放
    位置と、開放位置から一方側の方向へ水平移動した位置
    であって、一方のローラとの間で編地を挟持して巻下げ
    可能な閉鎖位置と、閉鎖位置から一方のローラの外周に
    沿って移動して一方のローラの下方に退避し、編出し装
    置の移動軌跡をあける退避位置との間で、相互に移動す
    るように駆動する移動手段を含むことを特徴とする横編
    機の編地巻下げ装置。
  2. 【請求項2】 前記編出し装置によって引下げられる編
    地を、編出し装置から解放する編地解放装置をさらに含
    むことを特徴とする請求項1記載の横編機の編地巻下げ
    装置。
  3. 【請求項3】 歯口から編地を下方に引下げる編出し装
    置と、引下げられた編地を一対のローラで挟持して巻下
    げる編地巻下げ装置とを備える横編機の編成方法であっ
    て、 編地巻下げ装置のローラ間を、編出し装置によって引下
    げられる編地がローラ間を通過可能なように開放してお
    き、 編出し装置を使用して編地の編成を開始し、 編出し装置がローラ間を通過したら、ローラによって編
    地を挟持し、 編出し装置から編地を解放させ、 編地を挟持して巻下げながらローラを編出し装置の移動
    軌跡から退避させて、編出し装置の使用を可能とするこ
    とを特徴とする横編機の編成方法。
  4. 【請求項4】 先に編成された編地を、編出し装置の移
    動軌跡から退避させた状態のローラ間で巻下げながら、 編出し装置を使用して編成した編地を、先に編成された
    編地に接合し、 先に編成された編地と、後から編成された編地とを、ロ
    ーラ間を通過させて横編機から外すことを特徴とする請
    求項3記載の横編機の編成方法。
  5. 【請求項5】 ローラが編出し装置の移動軌跡から退避
    した状態で編地を巻下げながら、編出し装置による歯口
    からの編地の引下げを行う編出し段階と、 ローラによる挟持が可能な位置まで編地を引下げた時点
    で編出し装置から編地を解放させる解放段階と、 解放された編地をローラで挟持して巻下げる挟持段階と
    を繰返して行うこと特徴とする請求項3または4のいず
    れかに記載の横編機の編成方法。
  6. 【請求項6】 前記挟持段階は、ローラ間をいったん開
    放して行うことを特徴とする請求項5記載の横編機の編
    成方法。
  7. 【請求項7】 前記挟持段階は、ローラが編出し装置の
    移動軌跡から退避して先に編成された編地を挟持したま
    まの状態で行うことを特徴とする請求項5記載の横編機
    の編成方法。
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