JPH09314396A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JPH09314396A
JPH09314396A JP8153416A JP15341696A JPH09314396A JP H09314396 A JPH09314396 A JP H09314396A JP 8153416 A JP8153416 A JP 8153416A JP 15341696 A JP15341696 A JP 15341696A JP H09314396 A JPH09314396 A JP H09314396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
machining
press device
plural
head
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8153416A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Awano
弘幸 粟野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH09314396A publication Critical patent/JPH09314396A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工の必要な箇所の選択が可能で、複数の加
工に時間差を設けて行う、段取りが少なく、作業性がよ
い、小型の駆動源を用いたプレス装置を提供すること。 【解決手段】 同一金型内にパンチからなる複数の加工
ヘッド1を有し、それぞれの加工ヘッド1が個別に可動
するよう構成し、一方、ラム4側にカム12とカム12
の回転運動を直動往復運動に変換するカム機構を複数有
し、そのカム機構の直動往復運動は、前記複数の加工ヘ
ッド1を動作させ、材料を複数箇所で加工するプレス装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、せん断・曲げ加工
等を行うプレス装置である。
【0002】
【従来の技術】従来のプレス装置において、往復スライ
ダクランク機構を用いたプレス装置の場合、ラム全体の
単一な直動往復運動で複数の加工を行うには、加工箇所
が増すと、その分だけプレス推力も増す必要がある。ま
た、同様にして、ラムの面積が増すと、プレス自体の駆
動のための推力も多く必要となり、大型のプレス装置の
導入が必要とされた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の加工は、複数の
小型のプレス装置でも行える。しかしながら、複数の小
型プレス装置を用いると、材料の運搬や位置決め等に多
くの段取りと時間を費やしていた。
【0004】複数の油圧シリンダを用いた油圧プレス装
置の場合は、複数の加工を単一装置で容易に行える。し
かしながら、処理速度が落ちるという欠点があった。
【0005】又、複数の加工中、一部の箇所で加工しな
い場合には、加工ヘッド(パンチ等)を取り除くか、そ
れ専用の金型を用いており、これも多くの段取りと時間
を費やすという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、これら
の欠点を除去するために、複数のカム機構で構成したプ
レス装置により、加工箇所の選択が可能で、複数の加工
に時間差を設けて行う、段取りが少なく、作業性がよ
い、小型の駆動源を用いたプレス装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一金型内に
パンチからなる複数の加工ヘッドを設け、それぞれの加
工ヘッドが個別に動くするよう構成し、一方、ヘッド上
面にボルスタを設置し、ヘッドからポストを直立させ、
ポストによってラムを支持し、ラム側にカムとカムの回
転運動を直動往復運動に変換するカム機構を複数有し、
そのカム機構の直動往復運動は、前記複数の加工ヘッド
を稼働させ、材料を複数箇所で加工することを特徴とす
るプレス装置である。
【0008】又、本発明は、前記複数のカム機構の動作
に時間差を設けて材料への加工を行うプレス装置であ
る。
【0009】又、本発明は、カム機構と金型の加工ヘッ
ド接触面にそれぞれ凹凸を設け、互いの凹凸がかみ合う
場合とかみ合わない場合とで加工の有無を選択するプレ
ス装置である。
【0010】前記構成により、複数箇所での加工が可能
で、それぞれの加工に時間差を与えることにより、加工
推力を分散させ、最大推力を減少させる。これにより、
駆動源の小出力化や、過大な剛性も不要で、機械の小型
化も可能とする。又、加工箇所の選択が可能なプレス装
置となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0012】図1は、プレス装置の正面図で、ハッチン
グの箇所は断面を表す。
【0013】図1において、本発明のプレス装置は、ベ
ッド1aの上面にボルスタ2があり、又、ベッド1aか
らポスト3によってラム4が支持され、一般的なプレス
構造体を構成する。
【0014】そのラム4には、ホルダ15とベアリング
14によってカムシャフト13が回転可能に支持されて
いる。カムシャフト13には、カム12が配置される。
【0015】次に、プッシャー10は、スプリング11
によってカム12の端面に拘束されている。カム12の
回転運動によってプッシャー10は、直動往復運動を行
い、カム機構を構成する。
【0016】雄の切れ刃を有するパンチ7は、加工ヘッ
ド1として、パンチホルダ6に保持され、スプリング8
によってバッキングプレート9に拘束され、上型を構成
している。下型は、雌の切れ刃を有すダイ5で、これら
の上型と下型でせん断を伴う打ち抜き金型を構成してい
る。
【0017】図2は、加工ヘッド1のパンチ7の加工動
作の選択方法を示す正面図で、ハッチングの箇所は断面
を表す。前述のカム12によるパンチ駆動構造と同様の
構成をとるが、プッシャー10にはギヤ18が配置さ
れ、ギヤ18とかみ合う位置にある別のギヤ17はアク
チュエータ16によって保持されている。ギヤ17とギ
ヤ18は、プッシャー10の直動往復運動が行われて
も、常に噛み合うための歯幅を有する。又、プッシャー
10と加工ヘッド1のパンチ7の互いの先端を欠落させ
た歯の形状とする。
【0018】加工有りと選択した場合、プッシャー10
とパンチ7の欠落した歯の先端は、互いにかみ合う配置
となり、プッシャー10の直動往復運動はパンチ7に伝
達され駆動して加工を行う。
【0019】次に、加工無しと選択した場合、カムが上
死点に位置する時にアクチュエータ16によってギヤ1
7がギヤ18とかみ合いながら通過することによって、
プッシャー10を回転させる。又、プッシャー10とパ
ンチ7の欠落した歯の先端は、互いにかみ合わない配置
となり、カムが下死点に位置する時には、プッシャー1
0の直動往復運動はパンチ7に伝達されず、加工が行わ
れない。
【0020】この際、アクチュエータ16に必要な軸ト
ルクは、スプリング11がプッシャー10をカム12に
拘束する力とプッシャー10とカム12間の接触面の摩
擦係数に比例することから、拘束する力と摩擦係数を極
小にすることにより、加工の有無の選択動作をより高速
に行うことができる。このように、加工の有無の選択が
瞬時に行えることで、仕様換えも容易で、又、順送加工
などを利用すれば、多様な加工も行うことができる。
【0021】上述のように、カムシャフト13を回転さ
せることで、カム12を回転させ、カム12の端面の軌
跡に沿ってプッシャー10は直動往復運動を行い、パン
チ7を駆動させて打ち抜き加工を行うことができる。
【0022】上記カムによるパンチ駆動構造を並列に複
数配置する。
【0023】カム12によるパンチ駆動構造を複数配置
することで、複数箇所の加工が可能で、それぞれのパン
チ駆動に時間差を設けて順次に加工を行えば、加工に必
要な推力は分散される。
【0024】そのため、カムシャフトの最大軸トルク
は、全加工箇所中の一箇所の最大推力のトルク換算値で
よく、全加工箇所の推力の和のトルク換算値にする必要
はないので、最大軸トルクは小さく抑えることができ、
駆動源は小型で済む。
【0025】又、推力と軸トルク値を小さく抑えられる
ことから、構造体の剛性を強固にする必要がなくなる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、加工箇所の選択が可
能で、複数の加工に時間差を設けることができるので、
段取り工数が少なく、作業性がよい、駆動源が小型のプ
レス装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すプレス装置の正面部分断
面図。
【図2】本発明のプレス装置のパンチの加工動作を示す
正面部分断面図。図2(a)はカムが上死点にあり、プ
ッシャーとパンチとが突き合う位置にある動作図。図2
(b)はカムが下死点にあり、プッシャーとパンチとが
突き合う位置にある動作図。図2(c)はカムが上死点
にあり、プッシャーの欠落した先端は互いに食い違う位
置にある動作図。図2(d)はカムが下死点にあり、プ
ッシャーの欠落した先端は互いに食い違う位置にある動
作図。
【符号の説明】
1 加工ヘッド 1a ベッド 2 ボルスタ 3 ポスト 4 ラム 5 ダイ 6 パンチホルダ 7 パンチ 8 スプリング 9 バッキングプレート 10 プッシャー 11 スプリング 12 カム 13 カムシャフト 14 ベアリング 15 ホルダ 16 アクチュエータ 17,18 ギヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一金型内にパンチからなる複数の加工
    ヘッドを設け、それぞれの加工ヘッドが個別に動くよう
    構成し、一方、ヘッド上面にボルスタを設置し、ヘッド
    からポストを直立させ、ポストによってラムを支持し、
    ラム側にカムとカムの回転運動を直動往復運動に変換す
    るカム機構を複数有し、そのカム機構の直動往復運動
    は、前記複数の加工ヘッドを稼働させ、材料を複数箇所
    で加工することを特徴とするプレス装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のカム機構の動作に時間差を設
    けて材料を加工することを特徴とする請求項1記載のプ
    レス装置。
  3. 【請求項3】 カム機構と金型の加工ヘッド接触面にそ
    れぞれ凹凸を設け、互いの凹凸がかみ合う場合とかみ合
    わない場合とで加工の有無を選択することを特徴する請
    求項1又は請求項2記載のプレス装置。
JP8153416A 1996-05-23 1996-05-23 プレス装置 Withdrawn JPH09314396A (ja)

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