JPH09313629A - 放射線治療装置 - Google Patents

放射線治療装置

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JPH09313629A
JPH09313629A JP8132052A JP13205296A JPH09313629A JP H09313629 A JPH09313629 A JP H09313629A JP 8132052 A JP8132052 A JP 8132052A JP 13205296 A JP13205296 A JP 13205296A JP H09313629 A JPH09313629 A JP H09313629A
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JP
Japan
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electron beam
thin tube
subject
ray
lesion
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JP8132052A
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English (en)
Inventor
Takayuki Nagaoka
岡 孝 行 長
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線治療装置において、被検体内の病巣部
に対し直接X線を照射して治療を行うX線照射装置と超
音波診断装置とを組み合わせ該超音波診断装置で得た超
音波画像で病巣部を確認しながらX線照射装置で位置精
度良くかつ緻密な治療を行う。 【解決手段】 探触子12で収集した反射エコー信号を
処理し被検体8内の病巣部7の超音波画像を構成表示す
る超音波診断装置11の上記探触子12に対し、細管3
内の先端部に設けられたX線発生部から放射されるX線
を被検体8内の病巣部7に照射して治療を行うX線照射
装置10の電子線源1をその細管3が被検体8内に挿入
可能に保持された状態で取り付け、上記超音波診断装置
11で得た超音波画像により病巣部7を確認しながら上
記X線照射装置10でX線を病巣部7に照射するように
したものである。これにより、超音波診断装置11で得
た超音波画像で病巣部7を確認しながらX線照射装置1
0で位置精度良くかつ緻密な治療を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線照射装置のX
線発生部を被検体内の病巣部近傍へ挿入して該病巣部に
対しX線を照射して治療を行う放射線治療装置に関し、
特に上記X線照射装置と超音波診断装置とを組み合わせ
該超音波診断装置で得た超音波画像で病巣部を確認しな
がらX線照射装置で位置精度良くかつ緻密な治療を行う
ことができる放射線治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放射線治療装置は、特表
平6−500661号公報に記載され図8に示すよう
に、内部が真空に封止され電子線を発生すると共に加速
する電子線源1と、この電子線源1の一端部からその軸
方向に伸びて被検体内に挿入されると共に上記電子線源
1から放出された電子線2を被検体内へ導く外径数mmの
細管3と、この細管3内の先端部に設けられ上記電子線
源1から放出された電子線2が衝突してX線4を発生さ
せるX線発生部5と、上記電子線源1に電力を供給する
と共に電子線2の発生を制御する電子線源制御部6とを
有し、上記細管3内先端部のX線発生部5から放射され
るX線4を被検体内の病巣部7に照射して治療を行うX
線照射装置から成っていた。そして、上記細管3を被検
体内に挿入し、該細管3の先端部を病巣部7に密着させ
てX線4を放射していた。このように、細管3を経皮的
に被検体内に挿入して病巣部7に対し直接的に治療を行
うものにおいては、上記細管3の先端部を正確に病巣部
7の位置に配置することが重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の放射線治療装置においては、細管3の先端部を被検
体内の病巣部7の位置に配置するのに、頭部における定
位脳手術と同様にして、予めX線CT装置又は超音波診
断装置などの医用画像診断装置により診断部位の断層像
を収集して病巣部7の位置を計測しておき、その後放射
線治療装置の機械的精度によって細管3を経皮的に被検
体内に挿入して病巣部7の位置に到達させるようにして
いた。これでは、本当に細管3の先端部が病巣部7に位
置決めされているかどうかはわからないものであった。
すなわち、医用画像診断装置で撮像時と、実際の治療時
とで病巣部7に位置ずれが生じることもあり、位置精度
が確保できず細管3の先端部を正しく位置決めできない
ことがあった。
【0004】また、胸腹部における内視鏡下手術と同様
にして、内視鏡を用いて直接病巣部7を観察しながら細
管3を経皮的に挿入して位置決めをし、X線を放射して
治療をすることもできるが、この場合は病巣部7の表層
しか見えないため、実質臓器内の病巣部についてその病
巣の深さに応じた緻密な治療はできないものであった。
【0005】さらに、リモートアフターローディングと
呼ばれる手法においては、予め透視下でダミー線源を病
巣部に配置し、その後遠隔操作によって実線源(放射性
同位元素)と上記ダミー線源とを置き換えて放射線治療
を行っていた。この場合もやはり、実線源の位置精度は
治療用具の機械的精度によって支配されるものであり、
位置精度が確保できず実線源を正しく位置決めできない
ことがあった。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、X線照射装置と超音波診断装置とを組み合わせ該
超音波診断装置で得た超音波画像で病巣部を確認しなが
らX線照射装置で位置精度良くかつ緻密な治療を行うこ
とができる放射線治療装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による放射線治療装置は、内部が真空に封止
された電子線源で電子線を発生すると共に加速し、この
電子線源の一端部からその軸方向に伸びて被検体内に挿
入される細管で上記電子線源から放出された電子線を被
検体内へ導き、この細管内の先端部に設けられたX線発
生部に上記電子線源から放出された電子線が衝突してX
線を発生させ、電子線源制御部で上記電子線源に電力を
供給すると共に電子線の発生を制御し、上記X線発生部
から放射されるX線を被検体内の病巣部に照射して治療
を行うX線照射装置と、内部に超音波振動子を有する探
触子で被検体内に超音波を送受信し、画像処理表示装置
で上記探触子により収集した反射エコー信号を処理し上
記被検体内の病巣部の超音波画像を構成して表示する超
音波診断装置とを有し、この超音波診断装置の探触子に
対し、上記X線照射装置の電子線源をその細管が被検体
内に挿入可能に保持された状態で取り付け、上記超音波
診断装置で得た超音波画像により被検体内の病巣部を確
認しながら上記X線照射装置でX線を病巣部に照射する
ようにしたものである。
【0008】また、上記X線照射装置の電子線源は、上
記超音波診断装置の探触子に対し、細管が挿入方向に摺
動可能とされると共に挿入角度が可変とされ、且つ任意
の位置及び角度で固定できるように取付手段で取り付け
られ、その挿入深度及び挿入角度が上記探触子に付設さ
れた位置検出手段で検出可能とされたものであり、上記
細管の挿入ガイドラインと挿入深度と挿入角度とが超音
波診断装置の表示画像中に表示されるようにしてもよ
い。
【0009】さらに、上記X線照射装置の細管は、X線
照射野の異なる複数種類が交換可能とされており、この
細管の種類を判別して上記細管の挿入ガイドラインと挿
入深度と挿入角度とX線の照射範囲とが超音波診断装置
の表示画像中に表示されるようにしてもよい。
【0010】さらにまた、上記探触子は被検体に対する
固定手段に固定され、上記X線照射装置の細管はその取
付手段に付設された細管駆動手段で挿入深度と挿入角度
とが調節可能に駆動されると共に、上記超音波診断装置
の画像処理表示装置に付設された細管位置制御装置によ
って位置制御可能とされたものとしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による放
射線治療装置の実施の形態を示す説明図である。この放
射線治療装置は、X線照射装置のX線発生部を被検体内
の病巣部近傍へ挿入して該病巣部に対しX線を照射して
治療を行うもので、図1に示すように、X線照射装置1
0と、超音波診断装置11とを有し、この両者を組み合
わせて成る。
【0012】上記X線照射装置10は、放射されるX線
を被検体内の病巣部に照射して治療を行うもので、内部
が真空に封止され電子線を発生すると共に加速する電子
線源1と、この電子線源1の一端部からその軸方向に伸
びて被検体8内に挿入されると共に上記電子線源1から
放出された電子線2(図8参照)を被検体8内へ導く外
径数mmの細管3と、この細管3内の先端部に設けられ上
記電子線源1から放出された電子線2が衝突してX線4
を発生させるX線発生部5(図8参照)と、上記電子線
源1に電力を供給すると共に電子線2の発生を制御する
電子線源制御部6とを有し、上記細管3内先端部のX線
発生部5から放射されるX線4を被検体8内の病巣部7
に照射して治療を行うようになっている。
【0013】また、超音波診断装置11は、被検体8内
に超音波を送受信して診断部位の断層像などの超音波画
像を得て表示するもので、内部に超音波振動子を有して
被検体8内に超音波を送受信する探触子12と、この探
触子12で収集した反射エコー信号を処理し上記被検体
8内の病巣部7の超音波画像を構成して表示する画像処
理表示装置13とから成る。
【0014】ここで、本発明においては、上記超音波診
断装置11の探触子12に対し、上記X線照射装置10
の電子線源1をその細管3が被検体8内に挿入可能に保
持された状態で取り付け、上記超音波診断装置11で得
た超音波画像により被検体8内の病巣部7を確認しなが
ら上記X線照射装置10でX線を病巣部7に照射するよ
うに構成されている。すなわち、上記探触子12の胴部
を巻き付けるようにして止められた取付金具14で取付
手段15が固定され、この取付手段15により上記細管
3を挾み込んで保持して電子線源1が取り付けられてい
る。
【0015】さらに、上記X線照射装置10の電子線源
1は、上記取付手段15により上記探触子12に対し、
細管3が挿入方向に摺動可能とされると共に挿入角度が
可変とされ、且つ任意の位置及び角度で固定できるよう
に取り付けられている。そして、上記取付手段15の内
部には例えばラックとピニオン及びポテンショメータか
ら成る細管位置検出手段(図5参照)が付設されてお
り、この細管位置検出手段で上記細管3の挿入深度及び
挿入角度が検出可能とされている。この細管位置検出手
段で検出した細管3の位置情報は、探触子12及びその
接続ケーブル16を介して画像処理表示装置13へ送ら
れるようになっている。
【0016】これにより、図2に示すように、超音波診
断装置11の画像処理表示装置13の画面に断層像17
と共に、病巣部7に向けての細管3の挿入ガイドライン
18と、挿入深度と、挿入角度とが表示される。この結
果、上記超音波診断装置11で得た断層像17で病巣部
7を確認しながらX線照射装置10の細管3を上記挿入
ガイドライン18に沿って挿入し、位置精度良くかつ緻
密な治療を行うことができる。
【0017】図3は本発明の第二の実施形態を示す説明
図である。この実施形態は、上記X線照射装置10の細
管3が、X線照射野の異なる複数種類(例えば3a,3
b)が交換可能とされており、この細管3a,3bの種
類を判別して上記細管3の挿入ガイドライン18と挿入
深度と挿入角度とX線の照射範囲とが超音波診断装置1
1の表示画像中に表示されるようにしたものである。す
なわち、第一の細管3aは、その細管内に設けられたX
線発生部5が最も先端位置に取り付けられて発生するX
線照射野が広くされており、第二の細管3bは、上記X
線発生部5が先端から適宜の距離だけ内側に入った位置
に取り付けられて発生するX線照射野が第一の細管3a
より狭くされている。そして、それぞれの細管3a,3
bには、X線照射野の大小の種類をマーキング、刻印等
で明示しておく。
【0018】これにより、細管3a,3bを交換する際
に上記マーキング、刻印等で細管3a,3bの種類を判
別し、操作者の操作により、図4に示すように、上記細
管3a,3bの挿入ガイドライン18と、挿入深度と、
挿入角度と、X線の照射野19a,19bとが超音波診
断装置11の表示画像中に表示される。図4(a)は、
第一の細管3aの場合の広い照射野19aを示し、図4
(b)は、第二の細管3bの場合の狭い照射野19bを
示している。
【0019】また、上記細管3a,3bの着脱部材20
の内側面に例えばバーコードのような細管種表示手段を
取り付け、電子線源1の先端部には例えばバーコード読
取器のような細管種判別手段21を取り付けておき、上
記細管3a,3bを電子線源1に着脱した際に上記細管
種判別手段21で自動的に細管3a,3bの種類を判別
して、図4に示すように、細管3a,3bの挿入ガイド
ライン18と、挿入深度と、挿入角度と、X線の照射野
19a,19bとを超音波診断装置11の表示画像中に
表示するようにしてもよい。このとき、電子線源制御部
6と超音波診断装置11の画像処理表示装置13とは、
ケーブル22で接続され上記細管3a,3bの種類の判
別信号が自動的に画像処理表示装置13に送られるよう
になっている。さらに、図3において、電子線源制御部
6に接続された放射線治療制御ユニット23内に被検体
8に対する治療計画データを格納しておき、この治療計
画データと実際に取り付けられた細管3a,3bとの照
合を行い、細管3a,3bの取り付け間違いを防止する
ようにしてもよい。
【0020】図5は本発明の第三の実施形態を示す説明
図である。この実施形態は、上記超音波診断装置11の
探触子12が被検体8に対する固定手段24に固定さ
れ、上記X線照射装置10の細管3はその取付手段15
に付設された細管駆動手段25で挿入深度と挿入角度と
が調節可能に駆動されると共に、上記超音波診断装置1
1の画像処理表示装置13に付設された細管位置制御装
置27によって位置制御可能とされたものである。すな
わち、上記固定手段24は、適宜の大きさの円弧状又は
球面状に形成されたスタンドから成り、この固定手段2
4の三方の隅部又は四方の隅部に設けられたビスなどの
固定具28で例えば頭部などに固定されるようになって
いる。そして、この固定手段24上に探触子12が移動
可能に取り付けられ、この探触子12に対し電子線源1
の細管3が取り付けられ、細管駆動手段25によって上
記細管3の挿入深度と挿入角度とが調節可能に駆動され
るようになっている。このとき、上記細管3の挿入深度
と挿入角度などの位置は、細管位置検出手段26で検出
されると共に、細管位置制御装置27によって画像処理
表示装置13及び探触子12を介して制御され、この位
置制御を受けながら細管3から病巣部7へX線を照射す
る。
【0021】図6は本発明の第四の実施形態を示す説明
図である。この実施形態は、図5の実施形態において電
子線源制御部6と細管位置制御装置27とに対し放射線
治療制御ユニット23を接続し、この放射線治療制御ユ
ニット23に外部の治療計画装置29から読み出した治
療計画データ30を格納しておくようにしたものであ
る。これにより、上記格納された治療計画データ30に
従って細管3の位置を制御しながら、その細管3から自
動的に病巣部7へX線を照射することができる。また、
画像処理表示装置13に表示される断層像で臓器の確認
をすることで、病巣部7の大きさに応じたX線線量の制
御を行うこともできる。
【0022】このときの全体的な動作を説明すると次の
ようになる。まず、予め治療計画装置29によって被検
体8内の病巣部7に照射する線量を決定し、その照射線
量を治療計画データの一部として書き込む。そして、こ
の治療計画装置29から治療計画データ30を読み出
し、上記放射線治療制御ユニット23に入力する。次
に、固定具28を利用して固定手段24を被検体8内の
病巣部7の進入線上に固定し、この固定手段24に対し
探触子12及び電子線源1を取り付けると共に適宜移動
して被検体8に固定する。その後、取付手段15の細管
駆動手段25により細管3を病巣部7まで誘導し、電子
線源制御部6及び電子線源1の動作により上記病巣部7
に対しX線照射を開始する。このとき同時に、探触子1
2から被検体8内に超音波を送受信し、これによって得
られた超音波画像について画像処理表示装置13内の画
像解析部によって病巣部7が抽出される。この状態で、
放射線治療制御ユニット23は、電子線源制御部6及び
画像処理表示装置13からの信号を入力して、細管3の
先端部と病巣部7との位置関係、上記病巣部7に投与す
べき線量などから、X線の線量率若しくは照射時間を決
定する。このようにして、放射線治療の動作を制御す
る。
【0023】図7はX線照射装置10の細管3の先端部
構造の変形例を示す拡大断面図である。この変形例は、
被検体8内に挿入した細管3の先端部を病巣部7に固定
するために、上記細管3の先端部に開閉可能のクランプ
31を設けたものである。この場合、上記細管3の外周
側に内径が細管3の外径よりも大きいシース32を嵌め
合わせ、このシース32の先端部とクランプ31のヒン
ジ部近傍とを連結して、上記シース32を矢印A,Bの
ように前後移動することによりクランプ31が開閉する
ようになっている。すなわち、図7(a)に示すよう
に、シース32を矢印Aのように後退させることにより
クランプ31が矢印C,Dのように開き、同図(b)に
示すように、シース32を矢印Bのように前進させるこ
とによりクランプ31が矢印E,Fのように閉じる。こ
の閉じたクランプ31により、病巣部7をつかむことが
できる。これにより、細管3の先端部を病巣部7に固定
することができ、上記病巣部7に確実にX線を照射して
治療をすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
探触子により収集した反射エコー信号を処理し被検体内
の病巣部の超音波画像を構成して表示する超音波診断装
置の上記探触子に対し、細管内の先端部に設けられたX
線発生部から放射されるX線を被検体内の病巣部に照射
して治療を行うX線照射装置の電子線源をその細管が被
検体内に挿入可能に保持された状態で取り付け、上記超
音波診断装置で得た超音波画像により被検体内の病巣部
を確認しながら上記X線照射装置でX線を病巣部に照射
するようにしたことにより、超音波診断装置で得た超音
波画像で病巣部を確認しながらX線照射装置で位置精度
良くかつ緻密な治療を行うことができる。すなわち、実
際の治療時に病巣部の位置及び状態を観察することがで
きるので、位置精度を確保することができ、細管の先端
部を病巣部に正しく位置決めすることができる。また、
上記超音波画像により病巣部の深さ方向も観察すること
ができるので、実質臓器内の病巣部についてその病巣の
深さに応じた緻密な治療を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放射線治療装置の実施の形態を示
す説明図である。
【図2】上記放射線治療装置の動作により超音波診断装
置の画面に表示された画像を示す説明図である。
【図3】本発明の第二の実施形態を示す説明図である。
【図4】上記第二の実施形態による装置の動作により超
音波診断装置の画面に表示された画像を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第三の実施形態を示す説明図である。
【図6】本発明の第四の実施形態を示す説明図である。
【図7】X線照射装置の細管の先端部構造の変形例を示
す拡大断面図である。
【図8】従来の放射線治療装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1…電子線源 2…電子線 3…細管 4…X線 5…X線発生部 6…電子線源制御部 7…病巣部 8…被検体 10…X線照射装置 11…超音波診断装置 12…探触子 13…画像処理表示装置 15…取付手段 17…断層像 18…挿入ガイドライン 19a,19b…照射野 24…固定手段 25…細管駆動手段 26…細管位置検出手段 27…細管位置制御装置 31…クランプ 32…シース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が真空に封止された電子線源で電子
    線を発生すると共に加速し、この電子線源の一端部から
    その軸方向に伸びて被検体内に挿入される細管で上記電
    子線源から放出された電子線を被検体内へ導き、この細
    管内の先端部に設けられたX線発生部に上記電子線源か
    ら放出された電子線が衝突してX線を発生させ、電子線
    源制御部で上記電子線源に電力を供給すると共に電子線
    の発生を制御し、上記X線発生部から放射されるX線を
    被検体内の病巣部に照射して治療を行うX線照射装置
    と、内部に超音波振動子を有する探触子で被検体内に超
    音波を送受信し、画像処理表示装置で上記探触子により
    収集した反射エコー信号を処理し上記被検体内の病巣部
    の超音波画像を構成して表示する超音波診断装置とを有
    し、この超音波診断装置の探触子に対し、上記X線照射
    装置の電子線源をその細管が被検体内に挿入可能に保持
    された状態で取り付け、上記超音波診断装置で得た超音
    波画像により被検体内の病巣部を確認しながら上記X線
    照射装置でX線を病巣部に照射するようにしたことを特
    徴とする放射線治療装置。
  2. 【請求項2】 上記X線照射装置の電子線源は、上記超
    音波診断装置の探触子に対し、細管が挿入方向に摺動可
    能とされると共に挿入角度が可変とされ、且つ任意の位
    置及び角度で固定できるように取付手段で取り付けら
    れ、その挿入深度及び挿入角度が上記探触子に付設され
    た位置検出手段で検出可能とされたものであり、上記細
    管の挿入ガイドラインと挿入深度と挿入角度とが超音波
    診断装置の表示画像中に表示されるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の放射線治療装置。
  3. 【請求項3】 上記X線照射装置の細管は、X線照射野
    の異なる複数種類が交換可能とされており、この細管の
    種類を判別して上記細管の挿入ガイドラインと挿入深度
    と挿入角度とX線の照射範囲とが超音波診断装置の表示
    画像中に表示されるようにしたことを特徴とする請求項
    2記載の放射線治療装置。
  4. 【請求項4】 上記探触子は被検体に対する固定手段に
    固定され、上記X線照射装置の細管はその取付手段に付
    設された細管駆動手段で挿入深度と挿入角度とが調節可
    能に駆動されると共に、上記超音波診断装置の画像処理
    表示装置に付設された細管位置制御装置によって位置制
    御可能とされたものであることを特徴とする請求項2又
    は3記載の放射線治療装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009515655A (ja) * 2005-11-15 2009-04-16 ネオビスタ、インコーポレイテッド 眼内近接照射療法のための方法および装置

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JP2009515655A (ja) * 2005-11-15 2009-04-16 ネオビスタ、インコーポレイテッド 眼内近接照射療法のための方法および装置

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