JPH09313493A - 手術用縫合糸の接続方法および接続用装置 - Google Patents

手術用縫合糸の接続方法および接続用装置

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JPH09313493A
JPH09313493A JP17535796A JP17535796A JPH09313493A JP H09313493 A JPH09313493 A JP H09313493A JP 17535796 A JP17535796 A JP 17535796A JP 17535796 A JP17535796 A JP 17535796A JP H09313493 A JPH09313493 A JP H09313493A
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thread
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Yuichi Matsuzawa
裕一 松澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手術用の縫合糸を接続する。 【構成】 縫合糸接続用の金輪に縫合糸誘導用の糸のル
ープとパイプを装着した装置を用いて、縫合糸を金輪に
穿通し、金輪を圧迫変形せしめて縫合糸を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来の結紮法に代わ
り、小孔を有する微小な金属片を用いて縫合糸を接続す
ることにより、外科手術の際の縫合糸の接続操作を簡単
に短時間で行えるようにする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外科手術では、各種臓器組織を針と糸を
用いて縫合する操作が不可欠であり、通常これには、弯
曲した形状の縫合針の尾部に設けた陥凹部に縫合糸を挿
入の後、ここを圧迫して予め縫合糸が接続された製品が
用いられる。
【0003】手術の執刀者が持針器でこの縫合針の尾部
近くを把持しながら縫合針を組織に穿通させ、再び縫合
針を把持しておいて縫合糸の付着部分を引っ張ると縫合
針が分離されるので、この縫合糸の両端を手で把持して
数回結びあわせ、結紮部近くで不要の縫合糸を鋏等で切
断すると縫合操作が終了したことになる。
【0004】この用手的結紮は、緩まないように縫合糸
を両手で持って何回も結んでやる必要があり、特に狭い
深部の術野の操作の際には非常に熟練を要し、一回の結
紮にもけっこう時間がかかるのが現状である。
【0005】また、最近はテレビモニターに接続した腹
腔鏡や胸腔鏡を用いて、体内を観察しながら、各種器具
を体内に挿入して、手術を進める鏡視下手術が盛んに行
われているが、この場合は腹部や胸部を大きく切開しな
いため、体内に直接外科医の手を挿入することは不可能
であり、こうした縫合糸の結紮操作は行い得ない。
【0006】この場合、縫合糸の結紮には特殊な鉗子を
用いた煩雑な作業を必要とするため、熟練を積んだ外科
医でないと結紮は困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】手術時の縫合糸の結紮
操作は、外科手術の重要な基本操作であるが、直接手で
縫合糸を結ぶという操作は、時間がかかるうえにかなり
の熟練者でないと、安心して任せられない操作である。
【0008】この用手的な縫合糸の結紮を他の簡単で確
実な方法に切り替えることができれば、手術時間を短縮
することが可能である。
【0009】また、腹腔内や胸腔内に挿入した器具を用
いて、手で直接縫合糸の結紮を行わずに、簡単に縫合糸
の接続が行えれば、鏡視下手術は著しく発展すると思わ
れる。
【0010】本発明は、このような観点に立ち、従来の
縫合糸の結紮操作を省略し、非熟練者でも素早く確実に
縫合糸の接続を行える方法を提供することを目的として
創案したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1に示す、直径1mm
弱の生体に化学的に悪影響の無い、チタンやゴールド等
の材質の金属棒の中心に縫合糸の直径よりわずかに太め
の穿孔を施したパイプを1mm程度の長さにに切断し、
この内腔の外側に面する部位の角をとるように加工した
金属管や図2に示す様な同様の穿孔を施した金属球(こ
れ等を以後、金輪と称する)を作製し、これを用いて縫
合糸の接続を試みた。
【0012】図3に示すように、縫合糸を金輪に挿通の
後、縫合糸に損傷を来さない程度に金輪の外側を持針器
等で軽く圧迫すると、金輪は変形し内腔は著しく狭窄す
るため、二本の縫合糸は接続された状態となる。
【0013】この縫合糸の両端を引っ張ってその接続強
度について検討したところ、通常の結紮の際の強度より
遥かに強く、糸の緩みも全く認められず、これは十分に
実用に耐え得る接続方法と思われた。
【0014】しかし、手術中に術者が1mm程度の小さ
な金輪を把持して、その内径が0.2−0.4mm程度
の微細な穴に直接縫合糸を二本通過させることは作業が
細かすぎて実際上まず不可能である。
【0015】図4(1)に示すように、比較的堅い性状
のプラスチック管か金属管を用意し、細い糸の両端を管
の片方から挿通しておき、細い糸のループ状の部分にさ
らに太い糸を挿通の後、細い糸の反対端を矢印方向に引
いていくと、太い糸でも容易に管に挿通せしめることが
でき、この方法により、管の内径に近いような太い糸で
も図4(2)の様に挿通せしめることが可能である。
【0016】この太い糸で形成したループの反対側の両
端を持って矢印方向に引き抜いていくと、ループ部分は
図5(1)の様に小さくなり、さらに糸がきつく二つ折
りにされた状態で管に引き込まれていく(2)。
【0017】予め、このループ部分にもう一本の糸を挿
通しておき、同様の操作をすると、この糸は先に示した
二つ折りの状態の糸どうしに挟まれて容易に管内に引き
込まれる(3)。
【0018】各々の糸どうしが互いを強固に挟みつける
結果、誘導に用いた糸の張力を緩めない限り、引き込ま
れた糸の片端を強く引いても、引き込まれた糸を管から
引き出すことはできなかった。
【0019】以上の現象を縫合糸の接続に利用するた
め、以下の装置を考案し、金輪への糸の誘導、誘導した
糸の装置への固定、そして金輪を縫合部分へ誘導する方
法について検討した。
【0020】図6(1)に示すように、金輪1から管2
へと縫合糸の断端3を先ず穿通しておき、次に、先に示
した方法により、太い糸を管から金輪に向けて穿通の後
(2)、金輪の先端に形成されるループが小円形になる
までこれらの糸を引き抜いておく(3)。
【0021】ここでループ反対側に引き出した縫合糸と
2本の糸を管の断端近くでアルミ管4等で挟み込んで接
続したものを作製する(4)。
【0022】以上の装置はルーペを用いた机上の作業に
より容易に作製できた。
【0023】この縫合糸に装着された縫合針5を用い
て、図7(1)のように組織6を穿通させてから後、縫
合針をチューブ先端のループ7を挿通させ、管2を手で
把持して、アルミ管4を矢印方向に引っ張ると、縫合糸
は二つ折りにされた堅い糸に挟まれつつ、チューブ内腔
に引き込まれる。
【0024】ここで縫合針5を引っ張ると縫合糸と分離
するので、さらにアルミ管4を矢印方向に引いて行く
と、先に示したように縫合糸は管から引き出せない状態
となる(3)。
【0025】この課程で、自然に金輪1は管2の先端か
ら離れるので、適切な緊張を有するように縫合糸を引っ
張りつつ金輪を持針器等で鋏持して組織側に押しつけて
ゆき、金輪を圧迫し変形させた後図8(1)、縫合糸を
挟み等で切断すれば、縫合に理想的な緊張状態を有した
縫合糸の接続をすることが可能である(2)。
【0026】本発明は左様な現象を手術用縫合糸の接続
に利用し、また鏡視下手術用の縫合糸接続器を目指して
開発したものである。
【0027】
【実施例1】本発明による手術用縫合糸の接続を行うた
めの方法を適用した装置の実施例を示し、この実施例に
基いて本発明を説明する。
【0028】図9に示す器具は通常の手術の際に組織を
縫合するのに用いることを目的として開発した、縫合針
付きの縫合糸と先に示した縫合糸の接続に使用する金輪
を一つのプラスチック片に収納した使い捨ての製品であ
る。
【0029】この器具の片端には穿孔8が施してあり、
図10の断面図と図13の拡大図に示すように、器具の
この穴に面した側に金輪9を収納する円筒状の小孔9a
が開けられ、それに連なる、縫合糸とその誘導用糸11
を引き込むための小口径の円柱状の穴10が対側まで延
び、この穴の延長部分はされにUターンして、誘導用糸
と縫合糸の一端を牽引するためのボタン15の基部に接
続された糸の固定部品13が移動するための溝14に連
なっている。
【0030】この器具には穴8に面した側に沿って、図
11に断面図で示すように、縫合糸を器具内に誘導する
際に縫合糸を捕らえるための牽引用糸11のループ状部
分を収納するための溝12が刻んである。
【0031】この溝は奥が広いが外界に面する間隙は糸
の径より僅かに狭いという構造上、図13の拡大図で示
すように、この溝に収納された糸はループを形成した状
態で器具内に収まり、金輪はそのループよりさらに奥の
円柱状の小室内に収納される構造上、金輪9の脱落を防
止しする目的も果たしている。
【0032】以上のようにループを形成した後、この二
本の誘導用糸と縫合針の付着していない側の縫合糸の一
端は、先ず金輪9の穴を穿通し、次にこれらの誘導固定
用の穴10を穿通してから、糸を牽引するためのボタン
15の基部に接続された糸の固定部品13に穿孔された
穴を穿通の後、この穴に接着剤を添加して固定部品に接
続されている。
【0033】この器具内から金輪を経て器具外に出てい
る縫合糸は、図14に示すように、金輪を収納する小室
9aの上縁から溝16を経て、縫合糸を収納するために
器具の外周に設けらた溝17内に誘導され、ここを数周
回して後、ここに続く溝18から引き出される。
【0034】そして縫合糸の先端に接続された縫合針1
9は本体から突き出た2対の突起部20に把持された状
態で本体にセットされる。
【0035】この状態の器具を必要な縫合の数だけ用意
して手術を行うことになる。
【0036】先ず手術の際には、この装置にセットされ
た縫合針を持針器で把持し、これを軽く引っ張ると針が
本体からはずれ、本体周囲の溝に収納された縫合糸は軽
く引くと本体から容易に引き出される。
【0037】そして縫合針で目的の組織を穿通して後、
片手にこの本体を持ち、縫合針をこの穴8に挿通させて
から、指でボタン15を図9の矢印の方向に押し出す
と、これに接続された誘導用糸は収納された環状の溝か
ら脱落し、これに挟まれた状態の縫合糸は先に示したメ
カニズムにより穴のなかに引きずり込まれていく。
【0038】ここで縫合糸に接続された縫合針を引き外
し、さらにボタンを本体の溝14に沿って先に進めると
ボタンは図9の誘導路の内腔に突出した部位21を越え
て、ここに固定されるため、縫合糸は器具本体から引き
出せない状態となる。
【0039】この課程で金輪9はその穴に二本の縫合糸
を挿通した状態で自動的に本体から脱落するので、容易
に先に示した糸の接続が可能となるものである。
【0040】
【実施例2】次に、本発明を鏡視下手術用の装置に適用
した実施例を説明する。 図15に示す本装置は主体筒
21の先端部分22に縫合針つきの縫合糸と金輪を予め
内包した使い捨てのカセットを収納するための空間22
を有し、各種操作を行うための操作棒を内包した主体筒
が本体操作部に接続された構造を有する。
【0041】これは、手術の際に、予め腹壁に装着した
シースを通じてこの装置の主体筒部分を体内に挿入し、
本体操作部の引き金状のレバー23、24を順に操作す
ることにより、体外から一連の縫合操作を行えるように
工夫した装置である。
【0042】25、26の突起部は一連の縫合操作の終
了後、新しいカセットに交換する際に装置に内包された
操作棒を初期状態に戻す操作をするためのものである。
【0043】36に示す保護筒は主体筒に被せたパイプ
で、主体筒を体内に挿入する際に、カセット先端から突
出した縫合糸牽引用ループの先端まで押し出して、ルー
プを保護し、かつカセットが装置本体から脱落するのを
防ぐためのものである。
【0044】これには各操作局面での保護筒の位置を規
定するため、主体筒に設けた突起部51に契合する溝5
2が刻んである。
【0045】図16(図17はこの先端部分を拡大した
もの)にカセットの外観を示す。
【0046】図18、図19はカセットが本体に収納さ
れた状態での主体筒先端部分の断面図である。
【0047】以上の図に示すように、カセットの先端に
は上下をカセット本体から張り出した部分により挟まれ
た状態の金輪29が存在し、これは縫合糸の接続時に金
輪を圧迫するための金属片30の弾性により更に両側よ
り挟まれた状態で保持されている。
【0048】カセット先端でループを形成した縫合糸誘
導用の糸48と縫合糸の一端31は金輪からカセットの
中心部を貫く穿孔部分27を挿通し、さらにカセットの
後端部の空間に設置されたプラスチック片28の細穴4
9に引き入れられ、この細穴に添加した接着剤によりプ
ラスチック片に接続されている。
【0049】カセット上端には金輪の圧迫変形の後、縫
合糸を切断するための図18に示す先端が鋭利な金属片
32が通過するための小孔33を有する。
【0050】図18に示すように、カセットの下側には
金輪先端から外に延び出た縫合糸を収納するための二連
銃型の空洞部分34が設けられ、これは図24示す様に
カセット中央部分でコの字型に接続されている。
【0051】図29に示すように、この空間は縫合糸を
引き出す際に折り返した状態で収納された縫合糸が絡ま
ないように工夫したもので、接近した二本のトンネル状
の空間の隔壁の一部を除いた構造を有するものである。
【0052】図30に示すように空洞部分を通って折り
返してきた縫合糸に接続された縫合針50はこの空洞部
分を連結する空間35に両側から張り出した隔壁に挟ま
れた状態で収納されている。
【0053】このカセットを本装置の主体筒先端の空間
部分に挿入の後、図20に示すように、主体筒に被せて
ある保護用のカバー36をカセット先端の牽引用ループ
が隠れる位置まで引き出すと、装置を使用する準備が整
ったこととなる。
【0054】次に、図25に示す断面図により本装置の
駆動部分を説明する。
【0055】図19に示した金輪を圧迫し変形させるた
めの金具30を動かすための駆動棒37はこれを駆動す
るための引き金24の末端に回動自在に連結されてい
る。
【0056】図18に示した縫合糸を切断するための金
具32を動かすための駆動棒38はもう一つの引き金3
9の末端に回動自在に連結されている。
【0057】図24に示した縫合糸誘導用の糸と縫合糸
の断端の接着されたプラスチック片28に設けられた陥
凹40にはこれを主体筒内に引き込むための駆動棒42
に連接された鍵状部分41が挿入され離脱可能なように
保持されている。
【0058】この駆動棒42はこれを駆動するための引
き金23を装着した部品の末端に接続ピン43で回動自
在に接続された駆動板44に設けられた小孔46を貫き
装置外側のボタン25に接続されている。
【0059】この駆動棒の表面には連続した微細な溝を
施し、以下に解説する駆動板44と留め金26との接触
部位の辷りを無くす工夫をしてある。
【0060】手術の際に、体内に装置主体筒先端を挿入
し、図22に示すように、先端保護用のカバー36を手
前に引くと縫合針が露出するので、これを持針器で把持
して引っ張ると縫合針が装置本体から外れる。
【0061】縫合針を引っ張ると、二連銃型の空間に二
つ折りに収納された縫合糸は、この空間を介する狭い空
間部分35を滑脱してくるので、絡まることなくカセッ
トから引き出される。
【0062】縫合針で組織を穿通し、縫合針を装置先端
の誘導用糸のループ30を挿通させた状態で、図26、
図27に示すように本体のレバー23を握り込むと、こ
れの端側にピン43で回動自在に連結された駆動板44
は図のごとく左側に傾くために、この穴46の内面と駆
動棒が接触する。
【0063】レバー23をさらに握り込むと、駆動板4
4と駆動棒42との接触状態は更に増すため、駆動板に
引きずられる形で駆動棒は図の右側に移動させられる。
【0064】この結果、先に示したメカニズムニより、
縫合糸はカセットに引き入れられる。
【0065】ここで握ったレバー23を離すと内蔵した
押圧スプリング45の付勢によってレバーは元の位置に
戻ろうとするが、今度は金具44はレバーの最後部のつ
いたて状の壁が存在ため反対側に傾かず、駆動棒42と
駆動板44は接触しない。
【0066】またスプリング47に押されて駆動棒42
を押しつけた状態の留め金26の働きで駆動棒42は左
側には移動せず、レバー23だけが最初の位置に戻る。
【0067】ここで、縫合針を引っ張って縫合糸から引
き離し、レバー23を同じように繰り返し握り離しする
と、駆動棒42はさらに右側に移動するために、縫合糸
はさらにカセット内に引き込まれる結果、最終的に金輪
を内包した状態の主体筒先端部分は組織の縫合部に密着
した状態となる。
【0068】縫合するに適切な張力を有する所までレバ
ー23を絞って、レバーを離しても、逆転防止用の留め
金26の働きで縫合糸の締め付けが緩むことはない。
【0069】次に、レバー24を握って行くと、駆動棒
37はカセットの中に向かって押し込まれ、図23に示
すように金輪圧迫用の金具30の先端はカセットの内側
に向かって動くために、金輪が締め付けられ変形し縫合
糸が接続される。
【0070】さらに、レバー24を強く握ってゆくと、
金具30はさらに強く押しつけられてゆくと同時に、図
28に示すように、レバー24の後部に接触したレバー
39はこれに押圧されつつレバー24と同方向に動き、
駆動棒38がカセットの中に向かって押し込まれるて行
くと、図21に示すように先端が鋭利な金具32が縫合
糸に向かって動いて、縫合糸が切断される。
【0071】以上の一連の操作の後に、本体の留め金と
一体になったレバー26を押し下げつつ、レバー25を
装置側に押し込むと縫合糸牽引用の駆動棒42は初期の
位置に戻り、次のカセットを挿入できる状態となる。
【0072】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
これまで手作業で行っていた縫合糸の結紮に匹敵する接
続を簡易に行う事ができるので、鏡視下手術等において
これまで煩雑な作業としてみられていた結紮作業を円滑
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縫合糸接続用金属管の断面図
【図2】縫合糸接続用金属球の断面図
【図3】金輪を用いた縫合糸接続の説明図
【図4】パイプに太い糸を穿通する方法の説明図
【図5】パイプに糸を引き入れ、固定する方法の説明図
【図6】金輪に縫合糸と誘導用糸を装着した装置の説明
【図7】図6の装置を用いて縫合を進める方法の説明図
【図8】図6の装置を用いて縫合を進める方法の説明図
【図9】縫合糸接続用装置の説明図
【図10】縫合糸接続用装置の断面図
【図11】図10のA−A線断面図
【図12】図10のB−B線断面図
【図13】図10先端部の拡大図
【図14】縫合糸接続用装置の裏側の説明図
【図15】鏡視下手術用縫合糸接続装置の説明図
【図16】鏡視下手術用縫合糸接続装置用カセットの説
明図
【図17】図16先端部分の拡大図
【図18】主体筒本体に収まった状態の図16のC−C
線断面図
【図19】主体筒本体に収まった状態の図17のD−D
線断面図
【図20】鏡視下手術用縫合糸接続装置に保護筒を被せ
た説明図
【図21】主体筒本体に収まった状態で縫合糸が切断さ
れる際の図16のC−C線断面図
【図22】鏡視下手術用縫合糸接続装置の保護筒を解除
した際の説明図
【図23】主体筒本体に収まった状態の図17のD−D
線断面図
【図24】図18のE−E線断面図
【図25】鏡視下手術用縫合糸接続装置本体部分の断面
【図26】縫合糸引き込み時の装置本体部分の断面図
【図27】図26の部分拡大図
【図28】縫合糸切断用駆動棒の動作を示す装置本体の
断面図
【図29】図18のE−E線断面図
【図30】図18のF−F線断面図
【図31】図24のG−G線断面図
【図32】図24のH−H線断面図
【符号の説明】
1 金輪 2 パイプ 3 縫合糸 4 アルミ管 5 縫合針 6 組織 7 縫合糸誘導用ループ 8 穿孔 9 使い捨てセット用金輪 9a 9の収納部 10 誘導固定用穴 11 牽引用糸 12 牽引用糸収納用溝 13 糸の固定部品 14 糸の固定部品誘導用の溝 15 ボタン 16 先端の溝 17 外周の溝 18 後端の溝 19 セット用縫合針 20 縫合針鋏持用突起 21 誘導路カバー部の内腔突出部位 22 主体筒 23 カセット収納用空間 24 レバー 25 駆動棒付属突起部 26 留め金付属突起部 27 穿孔部分 28 プラスチック片 29 鏡視下手術装置用金輪 30 圧迫用金属片 31 カセット用縫合糸 32 縫合糸切断用金属片 33 小孔 34 二連銃状空洞部分 35 空洞部分を連接する空間 36 保護筒 37 金輪圧迫用駆動棒 38 縫合糸切断具圧迫用駆動捧 39 縫合糸切断具圧迫用駆動捧に連接するレバー 40 プラスチック片の陥凹 41 連接棒の鍵状部分 42 牽引用駆動棒 43 駆動板のピン 44 駆動板 45 レバー圧迫用バネ 46 駆動板の穴 47 留め金圧迫用バネ 48 縫合糸誘導用糸 49 プラスチック片の細穴 50 カセット用縫合針 51 主体筒の突起 52 保護筒の溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小孔を有する微小な金属片を用いて糸を
    接続する、手術用縫合糸の接続方法。
  2. 【請求項2】 ループ状の糸を用いて、縫合糸を金属片
    の微細な穴に誘導するための方法。
  3. 【請求項3】 糸を用いて、チューブ内に引き入れた縫
    合糸をチューブに固定するための方法。
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