JPH09312857A - 情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法及び情報処理装置

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JPH09312857A
JPH09312857A JP12515496A JP12515496A JPH09312857A JP H09312857 A JPH09312857 A JP H09312857A JP 12515496 A JP12515496 A JP 12515496A JP 12515496 A JP12515496 A JP 12515496A JP H09312857 A JPH09312857 A JP H09312857A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば復元した画像データを格納する領域を
確保する際に、キャッシュミスを起こさずに高速に所定
の処理を行うことを目的とする。 【解決手段】 輝度信号とこの輝度信号に対応する色差
信号とがデータキャッシュの異なる場所にコピーされる
ように、輝度信号とこの輝度信号に対応する色差信号を
データメモリ上の格納場所を割り付けて、輝度信号と色
信号をデータメモリに格納する。また、例えば復号化の
際に互いに関連のある画素に対応する複数の画像データ
について、これらの画像データがデータキャッシュの異
なる番地にコピーされるように、複数の画像データをデ
ータメモリの異なる場所に割り付けて格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを圧縮
又は復号する際に行う情報処理方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、画像圧縮の方式では、ISO(国
際標準化機構:International Organization for Stand
ardization)が提案したMPEG1とMPEG2(以
下、総称してMPEGという)が最も使われている。M
PEGは、過去及び未来の画像との相関を利用して(動
き補償を行って)、情報を圧縮する規格の1つである。
【0003】例えば図41に示すように、3枚からなる
動画像を用いると、1枚目はPピクチャであり、2枚目
はBピクチャであり、3枚目はPピクチャである。圧縮
されたデータは、Iピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャ
の順で例えば情報処理装置のデータメモリに格納されて
いる。情報処理装置は、復号化を行う際、まずIピクチ
ャのデータを復号し、次にPピクチャを復号する。この
とき、先に複合されたIピクチャ内から予測画像を取り
出し、この予測画像との加算を行いながらPピクチャが
復号される(前方方向からの予測)。そして、最後にB
ピクチャが復号される。このとき、最初に復元されたI
ピクチャ内から第1の予測画像(前方方向からの予測)
を取り出し、先ほど復元されたPピクチャ内から第2の
予測画像(後方方向からの予測)を取り出し、第1の予
測画像と第2の予測画像の平均値との加算を行いなが
ら、Bピクチャが復号される。そして、Iピクチャ,B
ピクチャ,Pピクチャの順に表示される。
【0004】かかる復号化を行う情報処理装置は、例え
ばインストラクションメモリと、圧縮された画像データ
が格納されているデータメモリと、データキャッシュ
と、レジスタファイルと、論理演算回路と、制御回路を
備え、レジスタファイル,論理演算回路,及び制御回路
の一部とでCPU(中央処理装置:Central Processing
Unit)を構成する。
【0005】インストラクションメモリには、処理すべ
きプログラムが格納されている。このプログラムは、例
えばデータメモリ内に記憶されている圧縮データを読み
出して逆量子化や逆DCTしたりする命令や、動き補償
のためにデータメモリ内に記憶された画像データを読み
出して、このデータと上述の逆量子化及び逆DCTを行
った値との加算を行うものである。
【0006】また、データメモリは、大容量のメモリで
あり、アクセスする時間がかかり過ぎる。また、データ
キャッシュは、例えば容量8192ワードの小容量のメ
モリであり、アクセスする時間がかからない。従って、
データメモリは、データキャッシュを介してバスに接続
されており、データメモリのデータの一部をデータキャ
ッシュにコピーしてこのデータをデータキャッシュから
高速に読み出すことにより、このデータをバスを介して
レジスタファイルにロードする。
【0007】そして、データメモリ内の各データは、デ
ータキャッシュ内の(ADRS mod 8912)番
地に格納される(ADRS:そのデータが格納されてい
るデータメモリ内の番地)。例えばデータメモリ内の1
0番地のデータ、8202番地のデータ、16394番
地のデータは、全てデータキャッシュの10番地に格納
(コピー)される。
【0008】例えば、CPUが、データメモリ内の10
番地のデータとアクセスして計算Aを行い(処理1)、
次に、8202番地のデータとアクセスして計算Bを行
い(処理2)、再度、10番地のデータとアクセスして
計算する(処理3)場合を例に説明する。
【0009】最初に、データメモリから10番地のデー
タが読み出され、このデータはデータキャッシュの10
番地にコピーされ、バスを介してレジスタファイル及び
論理演算回路で計算Aが行われる(処理1)。
【0010】つぎに、データメモリから8202番地の
データが読み出される。このデータは、データキャッシ
ュの10番地にコピーされ、バスを介して、レジスタフ
ァイル及び論理演算回路で計算Bが行われる(処理
2)。
【0011】ここで、処理1で使用したデータキャッシ
ュ内の10番地にあったデータは、処理2のとき、デー
タメモリ内の8202番地のデータによってオーバーラ
イトされてしまっている。従って、データキャッシュ内
にデータがないので、再度、データメモリから102番
地のデータが読み出される。このデータは、データキャ
ッシュの10番地にコピーされ、バスを介して、レジス
タファイル及び論理演算回路で計算Cが行われる(処理
3)。すなわち、処理3において、再度データメモリか
ら10番地のデータを読み出し、データキャッシュの1
0番地にコピーする必要があるため、この間計算が一時
中断される「キャッシュミス」が発生する。
【0012】MPEG方式による圧縮データを用いる情
報処理装置では、データメモリに、復元した画像である
Iピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャの3枚の画像を格
納しておく領域を確保する必要がある。データメモリで
は、例えば図42に示すように、Jptr番地から(J
ptr+589823)番地、Kptr番地から(Kp
tr+589823)番地、Lptr番地から(Lpt
r+589823)番地が確保される。通常、これら3
つの領域はデータメモリに順番に確保されるので、(J
ptr+589823)番地の1つ上はKptr番地で
あり、(Kptr+589823)番地の1つ上はLp
tr番地である。これら3つの領域には、それぞれ復元
された画像であるIピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャ
がそれぞれ格納される。
【0013】例えば復元されたIピクチャの(H,V)
の位置にある画素データ(H,V)は、図43に示すよ
うに、データメモリ上の(Jptr+1024×V+
H)番地に格納される。同様に、復元されたPピクチャ
の(H,V)の位置にある画素データYP(H,V)
は、例えば図44に示すように、データメモリ上の(K
ptr+1024×V+H)番地に格納される。復元さ
れたBピクチャの(H,V)の位置にある画素データY
B(H,V)は、図45に示すように、データメモリ上
の(Lptr+1024×V+H)番地に格納される。
なお、各ピクチャは横1024画素×縦574画素で構
成されるものとする。
【0014】ここで、Iピクチャ及びPピクチャが復元
されており、Bピクチャが復元されている最中を考え
る。すなわち、IピクチャはJptr番地から(Jpt
r+589823)番地に、またPピクチャはKptr
番地から(Kptr+589823)番地に格納されて
いて、現在、Bピクチャの画素データYB(H,V)が
復元され、このデータがデータメモリ上の(Lptr+
1024×V+H)番地に格納される場合を考えるもの
とする。
【0015】このとき、逆量子化と逆DCTをした値に
対してYB(H,V)のための予測画素をIピクチャ及
びPピクチャの2つの画像から読み出して、この2つの
予測画素の平均値と逆量子化・逆DCTをした値との加
算を行い、その加算結果を(Lptr+1024×V+
H)番地に格納しなければならない。
【0016】このVB(H,V)のためのIピクチャ内
の予測画素は、通常、Iピクチャの(H,V)の位置に
ある画素である。これは、動画像であっても動いている
部分は少しであり、ほとんどの部分が静止画像だからで
ある。従って、(H,V)の位置にある画素は、別のピ
クチャであっても、同じ位置にあることが多い。これ
は、動きベクトルが0であるものが多いことでもある。
同様に、YB(H,V)のためのPピクチャ内の予測画
素は、通常、Pピクチャ内の(H,V)の位置にある画
素である。
【0017】したがって、YB(H,V)の復元には、
最初にYI(H,V)及びYP(H,V)が読み出され
る。読み出された2つの画素データの平均値が計算され
る。この平均値と、逆量子化及び逆DCTをした値との
加算が行われ、この加算された結果が(Lptr+10
24×V+H)番地に格納される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画素データ
YI(H,V)を読み出すことは、データメモリ内の
(Jptr+1024×V+H)番地にアクセスして、
そのデータが読み出されることである。画素データYI
(H,V)を読み出すことは、データメモリ内の(Kp
tr+1024×V+H)番地にアクセスして、そのデ
ータが読み出されることである。しかるに、 (Jptr+1024×V+H)mod 8192 =(Kptr+1024×V+H)mod 8192 =(Lptr+1024×V+H)mod 8192 であるから、YI(H,V),YP(H,V),YB
(H,V)の3個の画素データは、図46に示すよう
に、データメモリの同一の番地(Dptr番地)にコピ
ーされることになる。これでは、キャッシュミスが生じ
てしまう。
【0019】すなわち、画像データを格納するデータメ
モリ上の領域を無作為に確保すると、実際の復号化にお
いてキャッシュミスがしばしば発生してしまい、全体の
処理時間が遅くなり、高速に処理できなかった。
【0020】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、例えば復元した画像データを格納する領
域を確保する際に、キャッシュミスを起こさずに高速に
処理する情報処理方法及び情報処理装置を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る情報処理方法は、データメモリに格
納された輝度信号と色信号とをデータキャッシュにコピ
ーして、データキャッシュにコピーされた輝度信号と色
信号とに対して所定の処理を行う情報処理方法におい
て、上記輝度信号とこの輝度信号に対応する色信号とが
データキャッシュの異なる場所にコピーされるように、
上記輝度信号とこの輝度信号に対応する色信号のデータ
メモリ上の格納場所を割り付けて、上記輝度信号と上記
色信号を上記データメモリに格納し、上記データメモリ
の第1の場所に格納されている輝度信号と、上記データ
メモリの第2の場所に格納されている上記輝度信号に対
応する色信号とを読み出して、上記データキャッシュの
それぞれ異なる場所にコピーし、上記データキャッシュ
の異なる場所にコピーされた輝度信号と色信号とに基づ
いて所定の処理を行うことを特徴とする。
【0022】本発明に係る情報処理方法は、データメモ
リに格納された第1の画像データをデータキャッシュに
コピーして、このデータキャッシュにコピーされた第1
の画像データを参照しながら第2の画像データに対して
所定の処理を行う情報処理方法において、上記第2の画
像データの画素とその画素を処理する過程で高い確率で
参照される上記第1の画像データの画素とをアクセスし
たときに、それぞれの画素に対応する第1の画像データ
と第2の画像データとがそれぞれデータキャッシュの第
1の番地と第2の番地とにコピーされるように、上記第
1の画像データと上記第2の画像データとをそれぞれデ
ータメモリの第1の場所と第2の場所に割り付けて格納
し、上記データメモリに格納されている第1の画像デー
タと第2の画像データとを読み出して、上記データキャ
ッシュの第1の番地と第2の番地とにコピーし、上記第
1の番地と第2の番地とにコピーされた第1の画像デー
タと第2の画像データとに基づいて所定の処理を行うこ
とを特徴とする。
【0023】本発明に係る情報処理方法は、データメモ
リに格納された第1の画像データと第2の画像データと
をデータキャッシュにコピーして、このデータキャッシ
ュにコピーされた第1の画像データと第2の画像データ
を参照しながら第3の画像データに対して所定の処理を
行う情報処理方法において、上記第1の画像データの画
素が高い確率で参照される画素であるとき、上記第1の
画像データの画素と上記第3の画像データの画素とアク
セスしたときに、それぞれの画素に対応する第1の画像
データと第3の画像データとがデータキャッシュの第1
の番地と第2の番地とにコピーされるように、上記第1
の画像データと上記第3の画像データとをそれぞれデー
タメモリの第1の場所と第3の場所に格納し、上記第2
の画像データの画素が高い確率で参照される画素である
とき、上記第2の画像データの画素と上記第3の画像デ
ータの画素とアクセスしたときに、それぞれの画素に対
応する第2の画像データと第3の画像データとが上記デ
ータキャッシュの第2の番地と第3の番地とにコピーさ
れるように、上記第2の画像データと上記第3の画像デ
ータとをそれぞれデータメモリの第2の場所と上記第3
の場所に格納し、上記データメモリに格納されている第
1乃至第3の画像データを読み出して、それぞれ上記デ
ータキャッシュの第1乃至第3の番地にコピーし、上記
第1乃至第3の番地にコピーされた第1乃至第3の画像
データに基づいて所定の処理を行うことを特徴とする。
【0024】本発明に係る情報処理装置は、データメモ
リに格納された輝度信号と色信号とをデータキャッシュ
にコピーして、データキャッシュにコピーされた上記輝
度信号と色信号とに対して所定の処理を行う情報処理装
置において、上記データメモリは、上記輝度信号とこの
輝度信号に対応する色信号とがデータキャッシュの異な
る場所にコピーされるように、割り付けられた格納場所
に上記輝度信号とこの輝度信号に対応する色信号とを格
納し、上記データメモリから読み出されて上記データキ
ャッシュの異なる場所にコピーされた上記輝度信号と色
信号とに基づいて情報処理手段が所定の処理を行うこと
を特徴とする。
【0025】本発明に係る情報処理装置は、データメモ
リに格納された第1の画像データをデータキャッシュに
コピーして、データキャッシュにコピーされた第1の画
像データを参照しながら第2の画像データに対して所定
の処理を行う情報処理装置において、上記データメモリ
は、上記第2の画像データの第2画素とその画素を処理
する過程で高い確率で参照される上記第1の画像データ
の第1画素とをアクセスしたときに、それぞれの画素に
対応する第1の画像データと第2の画像データとがデー
タキャッシュの第1の番地と第2の番地とにコピーされ
るように、第1の場所と第2の場所にそれぞれ割り付け
られた上記第1の画像データと上記第2の画像データと
を格納し、上記データメモリから読み出されて上記デー
タキャッシュの第1の番地と第2の番地とにコピーされ
た上記第1の画像データと上記第2の画像データとに基
づいて情報処理手段が所定の処理を行うことを特徴とす
る。
【0026】本発明に係る情報処理装置は、データメモ
リから読み出された第1の画像データと第2の画像デー
タをデータキャッシュにコピーして、このデータキャッ
シュにコピーされた第1の画像データと第2の画像デー
タとを参照しながら第3の画像データに対して所定の処
理を行う情報処理装置において、上記データメモリは、
上記第1の画像データの画素が高い確率で参照される画
素であるとき、上記第1の画像データの画素と上記第3
の画像データの画素とアクセスしたときに、それぞれの
画素に対応する第1の画像データと第3の画像データが
それぞれデータキャッシュの第1の番地と第3の番地と
にコピーされるように、上記第1の画像データと上記第
3の画像データとを第1の場所と第3の場所に割り付け
て格納し、上記第2の画像データの画素が高い確率で参
照される画素であるとき、上記第2の画像データの画素
と上記第3の画像データの画素とアクセスしたときに、
それぞれの画素に対応する第2の画像データと第3の画
像データとが上記データキャッシュの第2の番地と第3
の番地とにコピーされるように、上記第2の画像データ
と上記第3の画像データとを第2の場所と上記第3の場
所とに割り付けて格納し、上記データメモリから読み出
されて上記データキャッシュの第1乃至第3の番地にコ
ピーされた上記第1乃至第3の画像データに基づいて情
報処理手段が所定の処理を行うことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明は、例えばM
PEG2(Moving Picture Experts Group2)方式で圧
縮されたデータを復元する際に好適なものである。
【0028】現在、画像圧縮の方式では、ISO(国際
標準化機構:International Organization for Standar
dization)が提案したMPEG1とMPEG2(以下、
総称してMPEGという)が最も使われている。MPE
Gは、過去及び未来の画像との相関を利用して(動き補
償を行って)、情報を圧縮する方式の1つである。
【0029】MPEG方式では、圧縮されたデータは、
例えば図1に示すように、逆量子化回路1で逆量子化さ
れ,逆離散コサイン変換(逆DCT)回路2で逆DCT
され、予測メモリ3,4に蓄えられた画像から必要に応
じて読み出された予測画像が加算(動き補償)されるこ
とにより、復元される。Iピクチャの画像は、動き補償
が行われずに、逆量子化及び逆DCTされることで復元
される。Pピクチャの画像は、それ自身より以前のIピ
クチャ(あるいはPピクチャ)により動き補償が行わ
れ、復元される。すなわち、Pピクチャの画像は、Iピ
クチャ内から予測画像が取り出され、この予測画像と逆
量子化及び逆DCTが行われた値との加算が行われて、
復元される。Bピクチャの画像は、それ自身より以前の
Iピクチャ(あるいはPピクチャ)と未来のPピクチャ
(あるいはIピクチャ)との2つから動き補償が行われ
て、復元される。すなわち、Bピクチャは、以前のIピ
クチャ内から取り出された第1の予測画像と未来のPピ
クチャ内から取り出された第2の予測画像の平均値と、
逆量子化及び逆DCTが行われた値との加算が行われる
ことにより、復元される。そして復元された画像のデー
タは、スイッチ4を介して出力され、モニタ5に供給さ
れるようになっている。
【0030】図1の装置を具体的に実現した本発明に係
る情報処理装置は、例えば図2に示すように、インスト
ラクションメモリ11と、圧縮された画像データが格納
されているデータメモリ12と、データキャッシュ13
と、レジスタファイル15と、論理演算回路16と、制
御回路17を備え、レジスタファイル15,論理演算回
路16,及び制御回路17の一部とでCPU8(中央処
理装置:Central Processing Unit)を構成する。
【0031】インストラクションメモリ11には、処理
すべきプログラムが格納されている。このプログラム
は、例えばデータメモリ12内に記憶されている圧縮デ
ータを読み出して逆量子化や逆DCTしたりする命令
や、動き補償のためにデータメモリ内に記憶された画像
データを読み出して、このデータと上述の逆量子化及び
逆DCTを行った値との加算を行うものである。
【0032】また、データメモリ12は、大容量のメモ
リであり、アクセスする時間を多く要する。また、デー
タキャッシュ13は、例えば容量8192ワードの小容
量のメモリであり、アクセスする時間がかからない。従
って、データメモリ3は、データキャッシュを介してバ
ス14に接続されており、データメモリ12のデータの
一部をデータキャッシュ13にコピーしてこのデータを
データキャッシュ13から高速に読み出すことにより、
このデータをバス14を介してレジスタファイル15に
ロードする。
【0033】上記情報処理装置は、5枚の動画像を復元
することができる。1枚目はIピクチャであり、2枚目
はBピクチャ(以下、B1ピクチャという)、3枚目は
Bピクチャ(以下、B2ピクチャという)、4枚目はB
ピクチャ(以下、B3ピクチャという)、5枚目はPピ
クチャである。圧縮されたデータは、Iピクチャ、Pピ
クチャ、B1ピクチャ、B2ピクチャ、B3ピクチャの
順番で、データメモリ12に格納されている。
【0034】情報処理装置は、復号化を行う際、最初に
Iピクチャのデータを復号する。次に、Pピクチャを復
号する。このとき、先程復元されたIピクチャ内から予
測画像を取りだし、この予測画像との加算を行いなが
ら、Pピクチャは復号される(前方方向からの予測)。
そして、次に、B1ピクチャを復号する。このとき、最
初に復元されたIピクチャ内から第1の予測画像(前方
方向からの予測)を取りだし、先程復元されたPピクチ
ャ内から第2の予測画像(後方方向からの予測)を取り
だし、この第1の予測画像と第2の予測画像の平均値と
の加算を行いながら、B1ピクチャは復号される。
【0035】つぎに、上記情報処理装置はB2ピクチャ
を復号する。このとき、最初に復元されたIピクチャ内
から第1の予測画像(前方方向からの予測)を取りだ
し、先程復元されたPピクチャ内から第2の予測画像
(後方方向からの予測)を取りだし、この第1の予測画
像と第2の予測画像の平均値との加算を行いながら、B
2ピクチャを復号する。
【0036】最後に、上記情報処理装置はB3ピクチャ
を復号する。このとき、最初に復元されたIピクチャ内
から第1の予測画像(前方方向からの予測)を取りだ
し、先程復元されたPピクチャ内から第2の予測画像
(後方方向からの予測)を取りだし、この第1の予測画
像と第2の予測画像の平均値との加算を行いながら、B
3ピクチャを復号する。表示順番は、Iピクチャ、B1
ピクチャ、B2ピクチャ、B3ピクチャ、Pピクチャの
順番である。
【0037】ここで、例えば動画像内の物体は、通常1
フレームで横方向に±32画素、縦方向に±16画素程
度しか動かない。例えば現在の画素の位置を(H,
V)、動きベクトルを(mH,mV)とすると、画素
(H,V)に対する予測画素は、Iピクチャ又はPピク
チャ内の(H+mH,V+mV)の位置の画素である。
したがって、上記5枚の画像データを現在の画素の位置
と予測画素の位置との差分ベクトルである動きベクトル
を用いると、図3に示すように、例えばPピクチャ内の
画素データYP(H,V)に対する予測画素は、Pピク
チャとIピクチャとは4枚分離れているので、Iピクチ
ャの(H−128〜H+128,V−64〜V+64)
の範囲にある画素である。
【0038】B1ピクチャ内の画素データYB1(H,
V)に対する予測画素は、Iピクチャの(H−32〜H
+32,V−16〜V+16)の範囲にある画素であ
り、また、B1ピクチャとPピクチャでは3枚分離れて
いるのでPピクチャの(H−96〜H+96,V−48
〜V+48)の範囲にある画素である。
【0039】B2ピクチャ内の画素データYB2(H,
V)に対する予測画素は、B2ピクチャとIピクチャで
は2枚分離れているのでIピクチャの(H−64〜H+
64,V−32〜V+32)の範囲にある画素であり、
また、B2ピクチャとPピクチャでは2枚分離れている
のでPピクチャの(H−64〜H+64,V−32〜V
+32)の範囲の画素である。
【0040】B3ピクチャ内の画素データYB3(H,
V)に対する予測画素は、B3ピクチャとIピクチャで
は3枚分離れているので、Iピクチャの(H−96〜H
+96,V−48〜V+48)の範囲にある画素であ
り、また、Pピクチャの(H−32〜H+32,V−1
6〜V+16)の範囲にある画素である。
【0041】また、上記情報処理装置は、データメモリ
12に3枚の画像、すなわち復元したIピクチャ,復元
したPピクチャ,及び復元したBピクチャを格納してお
く領域を確保する必要がある。B1ピクチャ,B2ピク
チャ,及びB3ピクチャそれぞれを確保する領域を必要
としないのは、B1ピクチャは3枚目の領域に格納され
た後すぐに出力されるため、次のB2ピクチャによって
その領域(3枚目の領域)にオーバーライトされてもよ
いからである。同様に、B2ピクチャは、その3枚目の
領域に確保した後すぐに出力されるため、次のB3ピク
チャによってその領域(3枚目の領域)にオーバーライ
トされてもよいからである。つまり、B1ピクチャとB
2ピクチャとB3ピクチャの3枚は、兼用された1枚分
の領域に格納してよい。
【0042】上記1枚目の領域、即ち、復元したIピク
チャを格納しておく領域は、図4に示すように、YJp
tr番地〜(YJptr+525311)番地と、CJ
ptr番地〜(CJptr+525311)番地であ
る。YJptr番地〜(YJptr+525311)番
地には輝度信号のデータが、CJptr番地〜(CJp
tr+525311)番地には色差信号のデータが、そ
れぞれ格納される。但し、 CJpr=YJptr
+532528 (CJptr−YJptr)mod8192=48 である。
【0043】上記2枚目の領域、即ち、復元したPピク
チャを格納しておく領域は、図4に示すように、YKp
tr番地〜(YKptr+525311)番地と、CK
ptr番地〜(CKptr+525311)番地であ
る。YKptr番地〜(YKptr+525311)番
地には輝度信号のデータを、CKptr番地〜(CKp
tr+525311)番地には色差信号のデータを、そ
れぞれ格納する。但し、 CKptr=YKptr+532528 YKptr=YJptr+1060864 (CKptr−YKptr)mod8192=48 (YKptr−YJptr)mod8192=4096 である。
【0044】上記3枚目の領域は、図4に示すように、
YL1ptr番地〜(YL3ptr+525311)番
地と、CL1ptr番地〜(CL3ptr+52531
1)番地であり、上述の2枚の領域よりも大きくなって
いる。
【0045】B1ピクチャは、その画像の輝度信号はY
L1ptr番地〜(YL1ptr+525311)番地
に、その画像の色差信号はCL1ptr番地〜(CL1
ptr+525311)番地にそれぞれ格納される。
【0046】B2ピクチャは、その画像の輝度信号はY
L2ptr番地〜(YL2ptr+525311)番地
に、その画像の色差信号はCL2ptr番地〜(CL2
ptr+525311)番地にそれぞれ格納される。
【0047】B3ピクチャは、その画像の輝度信号はY
L3ptr番地〜(YL3ptr+525311)番地
に、その画像の色差信号はCL3ptr番地〜(CL3
ptr+525311)番地にそれぞれ格納される。
【0048】ここで、 CL1ptr=YL1ptr+532528 YL1ptr=YJptr+2122752 CL2ptr=YL2ptr+532528 YL2ptr=YJptr+2123776 CL3ptr=YL3ptr+532528 YL3ptr=YJptr+2124800 である。また、 (CL1ptr−YL1ptr)mod8192=48 (YL1ptr−YJptr)mod8192=1024 (YKptr−YL1ptr)mod8192=3072 (CL2ptr−YL2ptr)mod8192=48 (YL2ptr−YJptr)mod8192=2048 (YKptr−YL2ptr)mod8192=2048 (CL3ptr−YL3ptr)mod8192=48 (YL3ptr−YJptr)mod8192=3072 (YKptr−YL3ptr)mod8192=1024 である。
【0049】具体的には、Iピクチャ内の(H,V)の
位置にある輝度信号の画素データYI(H,V)は、例
えば図5に示すように、データメモリ12上の(YJp
tr+912×V+H)番地に格納される。ここでは、
各画像の輝度信号は、横912画素×縦576画素より
成るものとしている。すなわち、Iピクチャの一番左上
の画素はYJptr番地に格納され、Iピクチャの一番
右下の画素は(YJptr+525311)番地に格納
される。
【0050】Iピクチャ内の(H,V)の位置にある色
差信号の画素データCI(H,V)は、例えば図6に示
すように、データメモリ12上の(CJptr+912
×V+H)番地に格納される。ここでは、各画像の輝度
信号は、横912画素×縦576画素より成るものとし
ている。すなわち、Iピクチャの一番左上の画素はCJ
ptr番地に格納され、Iピクチャの一番右下の画素は
(CJptr+525311)番地に格納される。
【0051】但し、4:2:2フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向の画素数は輝度信号の半分の数である。この場
合、左から数えてh番目,上から数えてV番目の位置
に、Cb信号の画素データCI(2×h,V)が格納さ
れ、左から数えてh番目,上から数えてV番目の位置に
Cr信号の画素データCI(2×h+1,V)が格納さ
れる。つまり、CJptr番地、(CJptr+2)番
地、...、(CJptr+912)番地、(CJpt
r+914)番地、...には、Cb信号の画素データ
が格納される。(CJptr+1)番地、(CJptr
+3)番地、...、(CJptr+913)番地、
(CJptr+915)番地、...には、Cr信号の
画素データが格納される。
【0052】また、4:2:0フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向及び縦方向の画素数は輝度信号の半分の数であ
る。この場合、左から数えてh番目,上から数えてv番
目の位置にCb信号の画素データCI(2×h,2×
v)が格納される。左から数えてh番目,上から数えて
v番目の位置にCr信号の画素データCI(2×h+
1,2×v)が格納される。そして、CI(H,V)
(Vは奇数)の場所は使用しない。つまり、CJptr
番地、(CJptr+2)番地、...、(CJptr
+1824)番地、(CJptr+1826)番
地、...には、Cb信号の画素データが格納される。
(CJptr+1)番地、(CJptr+3)番
地、...、(CJptr+1825)番地、(CJp
tr+1827)番地、...には、Cr信号の画素デ
ータが格納される。
【0053】Pピクチャ内の(H,V)の位置にある輝
度信号の画素データYP(H,V)は、例えば図7に示
すように、データメモリ12上の(YKptr+912
×V+H)番地に格納される。ここでは、各画像の輝度
信号は、横912画素×縦576画素より成るものとし
ている。すなわち、Pピクチャの一番左上の画素はYK
ptr番地に格納され、Pピクチャの一番右下の画素は
(YKptr+525311)番地に格納される。
【0054】Pピクチャ内の(H,V)の位置にある色
差信号の画素データCP(H,V)は、例えば図8に示
すように、データメモリ12上の(CKptr+912
×V+H)番地に格納される。ここでは、各画像の輝度
信号は、横912画素×縦576画素より成るものとし
ている。すなわち、Pピクチャの一番左上の画素はCK
ptr番地に格納され、Pピクチャの一番右下の画素は
(CKptr+525311)番地に格納される。
【0055】但し、422フォーマットの場合、色差信
号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ横方
向の画素数は輝度信号の半分の数である。この場合、左
から数えてh番目,上から数えてV番目の位置に、Cb
信号の画素データCP(2×h,V)が格納され、左か
ら数えてh番目,上から数えてV番目の位置に、Cr信
号の画素データCP(2×h+1,V)が格納される。
【0056】また、4:2:0フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向及び縦方向の画素数は輝度信号の半分の数であ
る。この場合、左から数えてh番目,上から数えてv番
目の位置にCb信号の画素データCP(2×h,2×
v)が格納される。左から数えてh番目,上から数えて
v番目の位置にCr信号の画素データCP(2×h+
1,2×v)が格納される。そして、CP(H,V)
(Vは奇数)の場所は使用しない。
【0057】B1ピクチャ内の(H,V)の位置にある
輝度信号の画素データYB1(H,V)は、例えば図9
に示すように、データメモリ12上の(YL1ptr+
912×V+H)番地に格納される。ここでは、各画像
の輝度信号は、横912画素×縦576画素より成るも
のとしている。すなわち、B1ピクチャの一番左上の画
素はYL1ptr番地に格納され、B1ピクチャの一番
右下の画素は(YL1ptr+525311)番地に格
納される。
【0058】B1ピクチャ内の(H,V)の位置にある
色差信号の画素データCB1(H,V)は、例えば図1
0に示すように、データメモリ12上の(CL1ptr
+912×V+H)番地に格納される。ここでは、各画
像の輝度信号は、横912画素×縦576画素より成る
ものとしている。すなわち、B1ピクチャの一番左上の
画素はCL1ptr番地に格納され、B1ピクチャの一
番右下の画素がは(CL1ptr+525311)番地
に格納される。
【0059】但し、4:2:2フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向の画素数は輝度信号の半分の数である。この場
合、左から数えてh番目,上から数えてV番目の位置に
Cb信号の画素データCB1(2×h,V)を格納し、
左から数えてh番目,上から数えてV番目のCr信号の
画素データCB1(2×h+1,V)を格納する。
【0060】また、4:2:0フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向及び縦方向の画素数は輝度信号の半分の数であ
る。この場合、左から数えてh番目,上から数えてv番
目の位置にCb信号の画素データCB1(2×h,2×
v)が格納される。左から数えてh番目,上から数えて
v番目のCr信号の画素データはCB1(2×h+1,
2×v)に格納される。そして、CB1(H,V)(V
は奇数)の場所は使用しない。
【0061】B2ピクチャ内の(H,V)の位置にある
輝度信号の画素データYB2(H,V)は、図11に示
すように、データメモリ12上の(YL2ptr+91
2×V+H)番地に格納される。ここでは、各画像の輝
度信号は、横912画素×縦576画素より成るものと
している。すなわち、B2ピクチャの一番左上の画素は
YL2ptr番地に格納され、B2ピクチャの一番右下
の画素は(YL2ptr+525311)番地に格納さ
れる。
【0062】B2ピクチャ内の(H,V)の位置にある
色差信号の画素データCB2(H,V)は、図12に示
すように、データメモリ12上の(CL2ptr+91
2×V+H)番地に格納される。ここでは、各画像の輝
度信号は、横912画素×縦576画素より成るものと
している。すなわち、B2ピクチャの一番左上の画素は
CL2ptr番地に格納され、B2ピクチャの一番右下
の画素は(CL2ptr+525311)番地に格納さ
れる。
【0063】但し、4:2:2フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向の画素数は輝度信号の半分の数である。この場
合、左から数えてh番目,上から数えてV番目の位置
に、Cb信号の画素データCB2(2×h,V)が格納
される。そして、左から数えてh番目,上から数えてV
番目の位置に、Cr信号の画素データCB2(2×h+
1,V)が格納される。
【0064】また、4:2:0フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向及び縦方向の画素数は輝度信号の半分の数であ
る。この場合、左から数えてh番目,上から数えてv番
目の位置に、Cb信号の画素データCB2(2×h,2
×v)が格納される。そして、左から数えてh番目,上
から数えてv番目の位置に、Cr信号の画素データCB
2(2×h+1,2×v)が格納される。そして、CB
2(H,V)(Vは奇数)の場所は使用しない。
【0065】B3ピクチャ内の(H,V)の位置にある
輝度信号の画素データYB3(H,V)は、例えば図1
3に示すように、データメモリ12上の(YL3ptr
+912×V+H)番地に格納される。ここでは、各画
像の輝度信号は、横912画素×縦576画素より成る
ものとしている。すなわち、B3ピクチャの一番左上の
画素はYL3ptr番地に格納され、B3ピクチャの一
番右下の画素は(YL3ptr+525311)番地に
格納される。
【0066】B3ピクチャ内の(H,V)の位置にある
色差信号の画素データCB3(H,V)は、例えば図1
4に示すように、データメモリ12上の(CL3ptr
+912×V+H)番地に格納される。ここでは、各画
像の輝度信号は、横912画素×縦576画素より成る
ものとしている。すなわち、B3ピクチャの一番左上の
画素はCL3ptr番地に格納され、B3ピクチャの一
番右下の画素は(CL3ptr+525311)番地に
格納される。
【0067】但し、4:2:2フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞれ
横方向の画素数は輝度信号の半分の数である。この場
合、左から数えてh番目,上から数えてV番目のCb信
号の位置に、画素データCB3(2×h,V)が格納さ
れる。そして、左から数えてh番目,上から数えてV番
目の位置に、Cr信号の画素データCB3(2×h+
1,V)が格納される。
【0068】また、4:2:0フォーマットの場合、色
差信号は2種類(Cb信号とCr信号)あり、それぞ
れ、横方向及び縦方向の画素数は輝度信号の半分の数で
ある。この場合、左から数えてh番目,上から数えてv
番目の位置に、Cb信号の画素データCB3(2×h,
2×v)が格納される。そして、左から数えてh番目,
上から数えてv番目の位置に、Cr信号の画素データC
B3(2×h+1,2×v)が格納される。なお、CB
3(H,V)(Vは奇数)の場所は使用しない。
【0069】つぎに、Iピクチャ,Pピクチャ,B1〜
B3ピクチャの復号過程について順番に説明する。
【0070】上記情報処理装置のデータメモリ12に
は、通常、マクロブロック単位で画像が圧縮されてい
る。例えば図15及び図16に示すように、輝度信号は
16画素×16画素の画素データYI(H+i,V+
j)(i,j=0,1・・・15)にまとめられて符号
化されており、色差信号も16画素×16画素の画素デ
ータCI(H+i,V+j)(i,j=0,1・・・1
5)にまとめられて符号化されている。
【0071】なお、4:2:0フォーマットの場合、1
6画素×16画素の輝度信号の画素データ、8画素×8
画素のCb信号の画素データ、及び8画素×8画素のC
r信号の画素データがまとめられて符号化されている。
この場合、色差信号は、上述のように、奇数番目を使用
しないCI(H+i,V+j)に対応させているので、
この場合でも、16画素×16画素のYI(H+i,V
+j)と16画素×16画素のCI(H+i,V+j)
とが、まとめられて符号化されていると、考えて良い。
【0072】すなわち、上記情報処理装置は、16画素
×16画素毎に符号化されている輝度信号及び色差信号
の画素データを、まとめて逆量子化及び逆DCTする必
要があるため、これら16×16×2=512個の画素
データに対して連続した一連の処理の中で複数回アクセ
スすることになる。つまり、情報処理装置は、データメ
モリ12の{YJptr+912×(V+j)+(H+
i)}番地と{CJptr+912×(V+j)+(H
+i)}番地を複数回連続してアクセスすることにな
る。
【0073】例えば、 (YJptr+912×V+H)mod8192=0・・・(1) とすると、図17に示すように、YI(H,V)はデー
タキャッシュ13の0番地にコピーされ、YI(H+
1,V)はデータキャッシュ13上の{YJptr+9
12×V+(H+1)}}mod8192=1番地にコ
ピーされる。また、YI(H,V+1)は、{YJpt
r+912×(V+1)+H}mod8192=912
番地にコピーされる。同様にして、他の画素データも、
図17に示す番地にコピーされる。
【0074】また、上述したように、(CJptr−Y
Jptr)mod8192=48であるから、図18に
示すように、CI(H,V)はデータキャッシュ13上
の48番地にコピーされ、CI(H+1,V)はデータ
キャッシュ13上の{CJptr+912×V+(H+
1)}mod8192=49番地にコピーされる。CI
(H,V+1)は、{CJptr+912×(V+1)
+H}mod8192=960番地にコピーされる。他
も、同様に、図18に示す番地にコピーされる。
【0075】すなわち、上記情報処理装置は、データメ
モリ12の(YJptr+525311)番地とCJp
tr番地との間に空の番地を設けて、例えば (CJptr−YJptr)mod8192=48 とすることにより、輝度信号の画素データYI(H+
i,V+j)及び色差信号の画素データCI(H+i,
V+j)を、データキャッシュ13上の違う番地にそれ
ぞれコピーする。つまり、情報処理装置は、あるデータ
をアクセスするために、データキャッシュ13上の別の
データがコピーされている場所にオーバーライトしてし
まうことはなく、これら512個のデータを何回アクセ
スしても、お互いをオーバーライトすることはないの
で、キャッシュミスを生じずに高速にデータ処理するこ
とができる。
【0076】このように、情報処理装置は、キャッシュ
ミスなしで、逆量子化及び逆DCTを行い、データメモ
リ12のYJptr番地〜(YJptr+52531
1)番地には輝度信号のデータを、CJptr番地〜
(CJptr+525311)番地には色差信号のデー
タを格納するようになっている。
【0077】そして、Pピクチャ、B1〜B3ピクチャ
に関しても同様に、 (CKptr−YKptr)mod8192=48 (CL1ptr−YL1ptr)mod8192=48 (CL2ptr−YL2ptr)mod8192=48 (CL3ptr−YL3ptr)mod8192=48 のように、各番地の間に空の番地を設けているため、情
報処理装置のキャッシュミスを防止することができる。
【0078】なお、(YJptr+912×V+H)m
od8192=0の場合を例に挙げて説明したが、デー
タメモリ12の(YJptr+525311)番地とC
Jptr番地との間に空の番地を設ければ、他の場合も
同様にキャッシュミスを回避することができる。
【0079】つぎに、上記情報処理装置がPピクチャを
復号する過程を説明する。ここで、 (YJptr+912×H+V)mod8192=n であって、Iピクチャの(H,V)の位置の輝度信号の
画素データYI(H,V)が、データキャッシュ13上
のn番地にコピーされるものとする。
【0080】このとき、例えばYI(H,V+64)
は、図19に示すように、データキャッシュ13上の
(n+1024)番地あるいは(n−7168)番地に
コピーされる。なぜなら、YI(H,V+64)のデー
タメモリ上の格納番地は{YJptr+912×(V+
64)+H}番地であるため、 {YJptr+912×(V+64)+H}mod8192 ={YJptr+912×V+H+58368}mod8192 ={YJptr+912×V+H+1024}mod8192 ={n+1024}mod8192 だからである。すなわち、YI(H,V+64)は、 n=<7168のときは、(n+1024)番地 n>7168のときは、(n−7168)番地 にコピーされるようになっている。
【0081】同様にして、YI(H,V+128)は
(n+2048)番地あるいは(n−6144)番地
に、YI(H,V+192)は(n+3072)番地あ
るいは(n−5120)番地に、YI(H,V+25
6)は(n+4096)番地あるいは(n−4096)
番地に、YI(H,V+320)は(n+5120)番
地あるいは(n−3072)番地に、YI(H,V+3
84)は(n+6144)番地あるいは(n−204
8)番地に、YI(H,V+448)は(n+716
8)番地あるいは(n−1024)番地にコピーされ
る。
【0082】これを一般式で表すと、Iピクチャの(H
−16×z,V+512×y+9×z)の位置の輝度信
号の画素データYI(H−16×z,V+512×y+
9×z)は、データキャッシュ13上のn番地にコピー
される。ここで、y、zは整数である。すなわち、 {YJptr+912×(V+512×y+9×z)+(H−16×z)} mod8192 ={(YJptr+912×V+H)+8192×(57×y+Z)} mod8192 ={YJptr+912×V+H}mod8192 =n ・・・・・(2) (式(1)より) だからである。
【0083】また、n番地にコピーされる画素データを
太い直線で示して簡略化すると、図20に示すように、
2本の直線になる。このようなピクチャ内での画素同士
の関係は、他のPピクチャやB1〜B3ピクチャについ
ても同様にである。また、色差信号についても同様であ
る。
【0084】上記情報処理装置は、Pピクチャの(H,
V)の位置の輝度信号の画素データYP(H,V)を復
元する際、圧縮されたデータを逆量子化及び逆DCTし
た値に、Iピクチャから読み出した予測画素を加算する
ことで、画素データYP(H,V)を復元する。
【0085】ここで、 (YKptr+912×V+H)mod8192=40
96 とする。このとき、YP(H,V)は、図21に示すよ
うに、データキャッシュ13上の4096番地にコピー
される。また、上述したが、Iピクチャに対するYP
(H,V)の予測画素は、図22に示すように、Iピク
チャの(H−128〜H+128,V−64〜V+6
4)の位置の範囲内にある。ところで、 (YKptr−YJptr)mod8192=4096 より、 (YJptr+912×V+H)mod8192 ={(YKptr−4096)+912×V+H}mod8192 =0 である。従って、Iピクチャの(H,V)の位置の輝度
信号画素データYI(H,V)は、図23に示すよう
に、データキャッシュ13上の0番地にコピーされる。
【0086】上述の式(2)においてn=4096と考
えることにより、Iピクチャ内でデータキャッシュ13
の4096番地にコピーされる輝度信号の画素データ群
は図23に示す太い直線上にあり、それ以外の場所の画
素データは4096番地以外にコピーされる。
【0087】すなわち、図22に示す斜線部分の画素
は、データキャッシュ13の4096番地以外にコピー
される。つまり、データキャッシュ13上の4096番
地にコピーされるYP(H,V)を復元するために必要
なIピクチャから読み出す予測画素は、データキャッシ
ュ13の4096番地以外にコピーされることになる。
YP(H,V)とその予測画素が、データキャッシュ1
3上の同じ番地をお互いにオーバーライトし合うことが
ないので、キャッシュミスが起こらず、高速にPピクチ
ャの復号処理が行える。
【0088】なお、(YKptr+912×V+H)m
od8192=4096の場合を例に挙げて説明した
が、その他の場合でも同様である。
【0089】つぎに、YJptrの値が決まった後、い
かにしてYKptrの値を決めるかを説明する。このY
Jptrの値が決定されると、Iピクチャ内の各輝度信
号画素データがデータキャッシュ13上のどの番地にコ
ピーされるかが決定される。
【0090】具体的には図24に示すように、複数の太
線上の輝度信号の画素データ(Iピクチャ内の画素デー
タ)がデータキャッシュ13のn番地にコピーされると
する。ここで、複数の太線から一番遠く離れている(即
ち、複数の太線の中間の)位置を(H,V)とする。
【0091】Pピクチャ内の(H,V)に位置するYP
(H,V)は、データメモリ上の(YKptr+912
×V+H)番地に格納されているので、データキャッシ
ュ13上の(YKptr+912×V+H)mod81
92番地にコピーされる。従って、(YKptr+91
2×V+H)mod8192=nとなるように、YKp
trを決めれば、Pピクチャ内のYP(H,V)の為の
予測画素を参照するときに、キャッシュミスが起こらな
くなる。これは、YP(H,V)がデータキャッシュ1
3上のn番地にコピーされるとともに、Iピクチャ内に
おいて、(H,V)近辺の各画素はn番地以外にコピー
されるからである。
【0092】このようにして、YKptrの値が決めれ
る。本発明の実施の形態である図4に示す割り付けは、
このようにして決められている。即ち、 YKptr=YJptr+1060864 である。同様のことは、色差信号についても言える。但
し、データキャッシュ13の容量は8192ワードとし
ている。
【0093】また、後述のB1〜B3ピクチャの復号過
程を考慮すると、実際的には図25に示すようにすると
よい。
【0094】すなわち、図24において、YP(H,
V)を含む点線上の位置にあるPピクチャ内の輝度信号
の画素データは、データキャッシュ13のn番地にコピ
ーされる。また、図24の下側の太線上の位置にあるI
ピクチャ内の輝度信号の画素データも、データキャッシ
ュ13のn番地にコピーされる。
【0095】ここで、B1〜B3ピクチャ内の輝度信号
の画素データのうち、「下側の太線」と「点線」の間に
位置する輝度信号の画素データをYBTMP(HH,V
V)とする。情報処理装置は、このYBTMP(HH,
VV)をデータキャッシュ13上のn番地にコピーすべ
く、後述のようにYL1ptr,YL2ptr,YL3
ptrを定める。ところで、情報処理装置は、実際には
マクロブロック単位で動き補償を処理するので、YBT
MPの一画素だけでなく、YBTMPを中心とする16
画素×16画素に対して一度に動き補償の処理を行う。
従って、「下側の太線」と「点線」の間は、広げておく
必要がある。
【0096】そこで、情報処置装置は、図25に示すよ
うに、Iピクチャ内の輝度信号の画素データにおいてデ
ータキャッシュ上のn番地にコピーされる2つの太線の
うち多少上側の太線に近いほうに位置する点を(HH
H,VVV)とし、(YKptr+912×VVV+H
HH)mod8192=nとなるように、YKptrを
決める。具体的には、図25に示すように、2つの太線
の縦方向の距離をA1+A2としたとき、上側の太線か
らA1だけ下がり、下側の太線からA2だけ上がった位
置を(HHH,VVV)とし、(YKptr+912×
VVV+HHH)mod8192=nとなるように、Y
Kptrを決める。なお、A2−A1=16〜32程度
である。
【0097】このようにYKptrを決めることで、I
ピクチャ内の輝度信号の画素データの内データキャッシ
ュ上のn番地にコピーされる図25の下側の太線上の画
素と、Pピクチャ内の輝度信号の画素データの内データ
キャッシュ13上のn番地にコピーされる図25の一点
鎖線上の画素との間に余裕(縦方向でA2の距離)がで
きる。従って、上記情報処理装置は、B1〜B3ピクチ
ャ内の輝度信号の画素データをマクロブロック単位で動
き補償を行うことができる。
【0098】つぎに復元されるB1〜B3ピクチャの復
号過程を説明する。
【0099】情報処理装置は、B1ピクチャの(H,
V)の位置の輝度信号の画素データYB1(H,V)
を、圧縮されたデータを逆量子化及び逆DCTした値に
Iピクチャから読み出した第1の予測画素とPピクチャ
から読み出した第2の予測画素との平均値を加算するこ
とで、復元する。
【0100】ここで、 (YL1ptr+912×V+H)mod8192=1
024 とする。
【0101】情報処理装置は、図26に示すように、デ
ータメモリ12からYB1(H,V)を読み出して、デ
ータキャッシュ13上の1024番地にコピーする。上
述したように、Iピクチャから読み出すYB1(H,
V)の為の予測画素は、図27に示すように、(H−3
2〜H+32,V−16〜V+16)の範囲内にある。
また、Pピクチャから読み出すYB1(H,V)の為の
予測画素は、図28に示すように、(H−96〜H+9
6,V−48〜V+48)の範囲内にある。
【0102】ところで、 (YL1ptr−YJptr)mod8192=1024 より、 (YJptr+912×V+H)mod8192 ={(YL1ptr−1024)+912×V+H}mod8192 =0 である。
【0103】したがって、Iピクチャの(H,V)の位
置の輝度信号の画素データYI(H,V)は、図29に
示すように、データキャッシュ13上の0番地にコピー
される。また、式(2)においてn=1024とみなす
と、Iピクチャ内でデータキャッシュ13の1024番
地にコピーされる輝度信号の画素データ群は、図29に
示す太い直線上にあり、それ以外の場所の画素データ
は、1024番地以外にコピーされる。
【0104】図27及び図29から分かるように、図2
7に示す斜線部分の画素は、データキャッシュ13の1
024番地以外にコピーされる。つまり、データキャッ
シュ13上の1024番地にコピーされるYB1(H,
V)を復元するために必要なIピクチャから読み出す第
1の予測画素は、データキャッシュ13の1024番地
以外にコピーされる。従って、YB1(H,V)とその
第1の予測画素がデータキャッシュ13上の同じ番地を
お互いにオーバーライトし合うことがないので、キャッ
シュミスが起こらず、情報処理装置は高速でB1ピクチ
ャの復号処理が行える。
【0105】そして、 (YKptr−YL1ptr)mod8192=3072 より、 (YKptr+912×V+H)mod8192 ={(YL1ptr+3072)+912×V+H}mod8192 =4096 である。
【0106】したがって、Pピクチャの(H,V)の位
置の輝度信号画素データYP(H,V)は、図30に示
すように、データキャッシュ13上の4096番地にコ
ピーされる。Pピクチャ内でデータキャッシュ13の1
024番地にコピーされる輝度信号の画素データ群は、
図30に示す太い直線上にあり、それ以外の場所の画素
データは、1024番地以外にコピーされる。
【0107】図28及び図30から分かるように、図2
8に示す斜線部分の画素は、データキャッシュの102
4番地以外にコピーされる。つまり、データキャッシュ
13上の1024番地にコピーされるYB1(H,V)
を復元するために必要なPピクチャから読み出す第2の
予測画素は、データキャッシュ13の1024番地以外
にコピーされる。従って、YB1(H,V)とその第2
の予測画素がデータキャッシュ13上の同じ番地をお互
いにオーバーライトし合うことがないので、キャッシュ
ミスが起こらず、情報処理装置は高速にB1ピクチャの
復号処理が行える。
【0108】なお、上述のように、 (YL1ptr+912×V+H)mod8192=1
024 の場合を例に挙げて説明したが、その他の場合でも同様
である。
【0109】また、YL1ptrは以下のように決めら
れる。
【0110】YJptrとYKptrは既に決められて
おり、図24に示す関係にある。図23の点線上の位置
にあるPピクチャ内の輝度信号の画素データはデータキ
ャッシュ13のn番地にコピーされる。そして、図24
の下側の太線上の位置にあるIピクチャ内の輝度信号画
素データもデータキャッシュ13のn番地にコピーされ
る。B1ピクチャ内の輝度信号の画素データの内、「下
側の太線」と「点線」の間にあり、かつ、「下側の太
線」に近い場所に位置する輝度信号の画素データ(位置
を(HH,VV)とし、そのデータをYBTMPとす
る。)を、データキャッシュ13上のn番地にコピーさ
れるように、YL1ptrを決める。これにより、「デ
ータキャッシュ13のn番地にコピーされるデータYB
TMP」の位置である(HH,VV)から、図24の太
線はある程度離れており、そして、点線は充分に離れて
いる。Iピクチャに対する動きベクトルは小さいので、
(HH,VV)から図24の太線がある程度離れていれ
ば、キャッシュミスは起きない。Pピクチャに対する動
きベクトルは大きいが、(HH,VV)から図24の点
線が充分離れてるので、キャッシュミスは起きない。例
えば、 YL1ptr=YJptr+2122752 である。同様のことは、色差信号についても言える。但
し、データキャッシュ13の容量は8192ワードとし
ている。
【0111】つぎに、B2ピクチャの復号過程を説明す
る。
【0112】情報処理装置は、B2ピクチャの(H,
V)の位置の輝度信号の画素データYB2(H,V)
を、圧縮されたデータを逆量子化及び逆DCTした値に
Iピクチャから読み出した第1の予測画素とPピクチャ
から読み出した第2の予測画素との平均値を加算するこ
とで、復元する。
【0113】ここで、 (YL2ptr+912×V+H)mod8192=2
048 とする。
【0114】情報処理装置は、図31に示すように、デ
ータメモリ12からYB2(H,V)を読み出して、デ
ータキャッシュ13上の2048番地にコピーする。上
述したように、Iピクチャから読み出すYB2(H,
V)の為の予測画素は、図32に示すように、(H−6
4〜H+64,V−32〜V+32)の範囲内にある。
また、Pピクチャから読み出すYB2(H,V)の為の
予測画素は、図33に示すように、(H−64〜H+6
4,V−32〜V+32)の範囲内にある。
【0115】ところで、 (YL2ptr−YJptr)mod8192=2048 より、 (YJptr+912×V+H)mod8192 ={(YL2ptr−2048)+912×V+H}mod8192 =0 である。
【0116】したがって、Iピクチャの(H,V)の位
置の輝度信号の画素データYI(H,V)は、図34に
示すように、データキャッシュ13上の0番地にコピー
される。また、式(2)においてn=2048とみなす
と、Iピクチャ内でデータキャッシュ13の2048番
地にコピーされる輝度信号の画素データ群は、図34に
示す太い直線上にあり、それ以外の場所の画素データ
は、2048番地以外にコピーされる。
【0117】図32と図34から分かるように、図32
に示す斜線部分の画素は、データキャッシュ13の20
48番地以外にコピーされる。つまり、データキャッシ
ュ13上の2048番地にコピーされるYB2(H,
V)を復元するために必要なIピクチャから読み出す第
1の予測画素は、データキャッシュ13の2048番地
以外にコピーされる。従って、YB2(H,V)とその
第1の予測画素がデータキャッシュ13上の同じ番地を
お互いにオーバーライトし合うことがないので、キャッ
シュミスが起こらず、情報処理装置は高速にB2ピクチ
ャの復号処理が行える。
【0118】そして、 (YKptr−YL2ptr)mod8192=2048 より、 (YKptr+912×V+H)mod8192 ={(YL2ptr+2048)+912×V+H}mod8192 =4096 である。
【0119】したがって、Pピクチャの(H,V)の位
置の輝度信号画素データYP(H,V)は、図35に示
すように、データキャッシュ13上の4096番地にコ
ピーされる。Pピクチャ内でデータキャッシュ13の2
048番地にコピーされる輝度信号の画素データ群は、
図35に示す太い直線上にあり、それ以外の場所の画素
データは、2048番地以外にコピーされる。
【0120】図33と図35から分かるように、図33
に示す斜線部分の画素は、データキャッシュの2048
番地以外にコピーされる。つまり、データキャッシュ1
3上の2048番地にコピーされるYB2(H,V)を
復元するために必要なPピクチャから読み出す第2の予
測画素は、データキャッシュ13の2048番地以外に
コピーされる。従って、YB2(H,V)とその第2の
予測画素がデータキャッシュ13上の同じ番地をお互い
にオーバーライトし合うことがないので、キャッシュミ
スが起こらず、情報処理装置は高速にB2ピクチャの復
号処理が行える。
【0121】なお、上述のように、 (YL2ptr+912×V+H)mod8192=2
048 の場合を例に挙げて説明したが、その他の場合でも同様
であり、また、色差信号についても同様である。
【0122】また、YL2ptrは以下のように決めら
れる。
【0123】YJptrとYKptrは既に決められて
おり、図24に示す関係にある。図24の点線上の位置
にあるPピクチャ内の輝度信号の画素データはデータキ
ャッシュ13のn番地にコピーされる。そして、図24
の下側の太線上の位置にあるIピクチャ内の輝度信号画
素データもデータキャッシュ13のn番地にコピーされ
る。B2ピクチャ内の輝度信号の画素データの内、「下
側の太線」と「点線」の中間に位置する輝度信号の画素
データ(位置を(HH,VV)とし、そのデータをYB
TMPとする。)を、データキャッシュ上のn番地にコ
ピーされるように、YL2ptrを決める。これによ
り、「データキャッシュ13のn番地にコピーされるデ
ータYBTMP」の位置である(HH,VV)から、図
24の太線と点線は離れている。従って、Iピクチャに
対しても、Pピクチャに対しても、予測画素を読み出す
とき、キャッシュミスは起きない。例えば、 YL1ptr=YJptr+2123776 である。同様のことは、色差信号についても言える。但
し、データキャッシュ13の容量は8192ワードとし
ている。
【0124】つぎに、B3ピクチャの復号過程を説明す
る。
【0125】情報処理装置は、B3ピクチャの(H,
V)の位置の輝度信号の画素データYB3(H,V)
を、圧縮されたデータを逆量子化及び逆DCTした値に
Iピクチャから読み出した第1の予測画素とPピクチャ
から読み出した第2の予測画素との平均値を加算するこ
とで、復元する。
【0126】ここで、 (YL3ptr+912×V+H)mod8192=3
072 とする。
【0127】情報処理装置は、図36に示すように、デ
ータメモリ12からYB3(H,V)を読み出して、デ
ータキャッシュ13上の3072番地にコピーする。上
述したように、Iピクチャから読み出すYB3(H,
V)の為の予測画素は、図37に示すように、(H−9
6〜H+96,V−48〜V+48)の範囲内にある。
また、Pピクチャから読み出すYB3(H,V)の為の
予測画素は、図38に示すように、(H−32〜H+3
2,V−16〜V+16)の範囲内にある。
【0128】ところで、 (YL3ptr−YJptr)mod8192=3072 より、 (YJptr+912×V+H)mod8192 ={(YL3ptr−3072)+912×V+H}mod8192 =0 である。
【0129】したがって、Iピクチャの(H,V)の位
置の輝度信号の画素データYI(H,V)は、図39に
示すように、データキャッシュ13上の0番地にコピー
される。また、式(2)においてn=3072とみなす
と、Iピクチャ内でデータキャッシュ13の3072番
地にコピーされる輝度信号の画素データ群は、図39に
示す太い直線上にあり、それ以外の場所の画素データ
は、3072番地以外にコピーされる。
【0130】図37と図39から分かるように、図37
に示す斜線部分の画素は、データキャッシュ13の30
72番地以外にコピーされる。つまり、データキャッシ
ュ13上の3072番地にコピーされるYB3(H,
V)を復元するために必要なIピクチャから読み出す第
1の予測画素は、データキャッシュ13の3072番地
以外にコピーされる。従って、YB3(H,V)とその
第1の予測画素が、データキャッシュ13上の同じ番地
をお互いにオーバーライトし合うことがないので、キャ
ッシュミスが起こらず、情報処理装置は高速にB3ピク
チャの復号処理が行える。 そして、 (YKptr−YL3ptr)mod8192=1024 より、 (YKptr+912×V+H)mod8192 ={(YL3ptr+1024)+912×V+H}mod8192 =4096 である。
【0131】したがって、Pピクチャの(H,V)の位
置の輝度信号画素データYP(H,V)は、図40に示
すように、データキャッシュ13上の4096番地にコ
ピーされる。Pピクチャ内でデータキャッシュ13の3
072番地にコピーされる輝度信号の画素データ群は、
図40に示す太い直線上にあり、それ以外の場所の画素
データは、3072番地以外にコピーされる。
【0132】図38と図40から分かるように、図38
に示す斜線部分の画素は、データキャッシュの3072
番地以外にコピーされる。つまり、データキャッシュ1
3上の3072番地にコピーされるYB3(H,V)を
復元するために必要なPピクチャから読み出す第2の予
測画素は、データキャッシュ13の3072番地以外に
コピーされる。従って、YB3(H,V)とその第2の
予測画素が、データキャッシュ13上の同じ番地をお互
いにオーバーライトし合うことがないので、キャッシュ
ミスが起こらず、情報処理装置は高速にB3ピクチャの
復号処理が行える。
【0133】なお、上述のように、 (YL3ptr+912×V+H)mod8192=3
072 の場合を例に挙げて説明したが、その他の場合でも同様
である。
【0134】また、YL3ptrは以下のように決めら
れる。
【0135】YJptrとYKptrは既に決められて
おり、図24に示す関係にある。図24の点線上の位置
にあるPピクチャ内の輝度信号の画素データはデータキ
ャッシュ13のn番地にコピーされる。そして、図24
の下側の太線上の位置にあるIピクチャ内の輝度信号画
素データもデータキャッシュ13のn番地にコピーされ
る。B3ピクチャ内の輝度信号の画素データの内、「下
側の太線」と「点線」の間にあり、かつ、「下側の太
線」に遠い場所に位置する輝度信号の画素データ(位置
を(HH,VV)とし、そのデータをYBTMPとす
る。)を、データキャッシュ13上のn番地にコピーさ
れるように、YL3ptrを決める。これにより、「デ
ータキャッシュ13のn番地にコピーされるデータYB
TMP」の位置である(HH,VV)から、図23の点
線はある程度離れており、そして、太線は充分に離れて
いる。Pピクチャに対する動きベクトルは小さいので、
(HH,VV)から図24の点線がある程度離れていれ
ば、キャッシュミスは起きない。Iピクチャに対する動
きベクトルは大きいが、(HH,VV)から図25の太
線が充分離れてるので、キャッシュミスは起きない。例
えば、 YL3ptr=YJptr+2124800 である。同様のことは、色差信号についても言える。但
し、データキャッシュ13の容量は8192ワードとし
ている。
【0136】なお、Iピクチャは、Pピクチャの復号が
終わった時点で、YJptr番地〜(YJptr+52
5311)番地とCJptr番地〜(CJptr+52
5311)番地から画素データが読み出され、図示省略
した画像表示装置に出力される。
【0137】Pピクチャは、B3ピクチャの後に来る別
のPまたはIピクチャの復号が終わった時点で、YKp
tr番地〜(YKptr+525311)番地とCKp
tr番地〜(CKptr+525311)番地から画素
データが読み出され、上記画像表示装置に出力される。
B3ピクチャの後に来る別のPピクチャ又はIピクチャ
は、YJptr番地〜(YJptr+525311)番
地とCJptr番地〜(CJptr+525311)番
地に格納される。
【0138】B1〜B3ピクチャについては、それぞ
れ、自分自身の復号が終わった時点で、YL1ptr番
地〜(YL1ptr+525311)番地とCL1pt
r番地〜(CL1ptr+525311)番地、YL2
ptr番地〜(YL2ptr+525311)番地とC
L2ptr番地〜(CL2ptr+525311)番
地、YL3ptr番地〜(YL3ptr+52531
1)番地とCL3ptr番地〜(CL3ptr+525
311)番地からそれぞれ画素データが読み出され、上
記画像表示装置に出力される。
【0139】また、B1〜B3ピクチャの格納場所は、
前方方向の予測に使われる画像と自分自身までの時間
と、後方方向の予測に使われる画像と自分自身までの時
間の比によって、適応的に決められる。つまり、前方方
向の予測に使われる画像の方が近い場合は、前方方向の
予測に使われる画像の内データキャッシュのn番地にコ
ピーされる画素群とはある程度離れており、かつ、後方
方向の予測に使われる画像の内データキャッシュ13の
n番地にコピーされる画素群とは充分離れている位置の
画素を、データキャッシュ13のn番地にコピーされる
ようにデータメモリ内の格納場所を決定する。そして、
後方方向の予測に使われる画像の方が近い場合は、後方
方向の予測に使われる画像の内データキャッシュ13の
n番地にコピーされる画素群とはある程度離れており、
かつ、前方方向の予測に使われる画像の内データキャッ
シュ13のn番地にコピーされる画素群とは充分離れて
いる位置の画素を、データキャッシュ13のn番地にコ
ピーされるようにデータメモリ内の格納場所を決定す
る。
【0140】このようにB1〜B3ピクチャの格納場所
の決定には、前方方向の予測に使われる画像と自分自身
までの時間と、後方方向の予測に使われる画像と自分自
身までの時間の比が必要であるが、これは、MPEG2
ではFcodeから知ることができる。即ち、前方方向
のFcodeの方が後方方向のFcodeより小さけれ
ば、前方方向の予測に使われる画像の方が近いことを意
味し、後方方向のFcodeの方が前方方向のFcod
eより小さければ、後方方向の予測に使われる画像の方
が近いことを意味する。従って、実際のMPEG2の復
号時には、Fcodeによって、現在の画像がB1であ
るかB2であるかB3であるかを知ることが出来、それ
ぞれ判別した時点で、ベースとなるアドレスをYL1p
trあるいはYL2ptあるいはYL3ptrとすれば
良い。
【0141】なお、本発明は、復号だけでなく、圧縮過
程においても、そのローカルデコーダ部分について適応
できる。また、MPEG以外にも適応できることはうい
うまでもない。
【0142】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る情報処理方法によれば、輝度信号と色信号とがデータ
キャッシュ内のそれぞれ異なる場所にコピーされるよう
に、輝度信号及び色信号とをデータメモリに格納するこ
とによって、輝度信号及び色差信号を繰り返し読み出す
必要がなくなり、処理を一時中断するキャッシュミスが
なくなり、高速でデータ処理することができる。
【0143】本発明に係る情報処理方法によれば、第2
の画像データの画素とその画素を処理する過程で高い確
率で参照される第1の画像データの画素とをアクセスし
たときに、それぞれの画素に対応する第1の画像データ
と第2の画像データとがそれぞれデータキャッシュの第
1の番地と第2の番地とにコピーされるように、第1の
画像データと第2の画像データとをそれぞれデータメモ
リの第1の場所と第2の場所に割り付けて格納すること
により、第1の画像データと第2の画像データとが上書
きされることを回避することができる。すなわち、上記
情報処理方法では、第1及び第2の画像データを繰り返
し読み出す必要がなくなり、処理を一時中断するキャッ
シュミスがなくなり、高速でデータ処理することができ
る。
【0144】本発明に係る情報処理方法によれば、第1
の画像データの画素と第3の画像データの画素とアクセ
スしたときに、それぞれの画素に対応する第1の画像デ
ータと第3の画像データとがデータキャッシュの第1の
番地と第2の番地とにコピーされるように、それぞれの
画像データをデータメモリに格納し、また、第2の画像
データの画素と第3の画像データの画素とアクセスした
ときに、それぞれの画素に対応する第2の画像データと
第3の画像データとがデータキャッシュの第2の番地と
第3の番地とにコピーされるように、それぞれの画像デ
ータをデータメモリに格納することにより、第1の画像
データと第2の画像データとがデータキャッシュで上書
きされ合うことを回避することができる。すなわち、上
記情報処理方法では、第1及び第2の画像データを繰り
返し読み出す必要がなくなり、処理を一時中断するキャ
ッシュミスがなくなり、高速でデータ処理することがで
きる。
【0145】また、本発明に係る情報処理装置によれ
ば、データメモリには、第1の場所に格納されている輝
度信号と、第2の場所に格納されている輝度信号に対応
する色信号とが読み出されて、輝度信号と色信号とがデ
ータキャッシュ内のそれぞれ異なる場所にコピーされる
ように、輝度信号及び色信号とが格納されることによ
り、輝度信号及び色差信号を繰り返し読み出す必要がな
くなり、処理を一時中断するキャッシュミスがなくな
り、高速でデータ処理することができる。
【0146】本発明に係る情報処理装置によれば、デー
タメモリが、第2の画像データの第2画素とその画素を
処理する過程で高い確率で参照される第1の画像データ
の第1画素とをアクセスしたときに、それぞれの画素に
対応する第1の画像データと第2の画像データとがデー
タキャッシュの第1の番地と第2の番地とにコピーされ
るように、第1の場所と第2の場所にそれぞれ割り付け
られた第1の画像データと第2の画像データとを格納す
ることにより、第1の画像データと第2の画像データと
が上書きされることを回避することができる。すなわ
ち、上記情報処理装置によれば、第1及び第2の画像デ
ータを繰り返し読み出す必要がなくなり、処理を一時中
断するキャッシュミスがなくなり、高速でデータ処理す
ることができる。
【0147】本発明に係る情報処理装置によれば、デー
タメモリが、第1の画像データの画素と第3の画像デー
タの画素とアクセスしたときに、それぞれの画素に対応
する第1の画像データと第3の画像データがそれぞれデ
ータキャッシュの第1の番地と第3の番地とにコピーさ
れるように、第1の画像データと第3の画像データとを
第1の場所と第3の場所に割り付けて格納し、また、第
2の画像データの画素と第3の画像データの画素とアク
セスしたときに、それぞれの画素に対応する第2の画像
データと第3の画像データとがデータキャッシュの第2
の番地と第3の番地とにコピーされるように、第2の画
像データと第3の画像データとを第2の場所と第3の場
所とに割り付けて格納することにより、第1及び第2の
画像データのとがデータキャッシュで上書きされ合うこ
とを回避することができる。すなわち、上記情報処理装
置によると、第1及び第2の画像データを繰り返し読み
出す必要がなくなり、処理を一時中断するキャッシュミ
スがなくなり、高速でデータ処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な情報処理装置の概略的な構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る情報処理装置の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図3】上記情報処理装置によって復号化されるIピク
チャ,B1ピクチャ,B2ピクチャ,B3ピクチャ,及
びPピクチャの関係を示す図である。
【図4】上記情報処理装置のデータメモリに復号化され
た画像が格納されるアドレスを示す図である。
【図5】上記Iピクチャの輝度信号の画像データYI
(H,V)が上記データメモリに格納される状態を示す
図である。
【図6】上記Iピクチャの色差信号の画像データCI
(H,V)が上記データメモリに格納される状態を示す
図である。
【図7】上記Pピクチャの輝度信号の画像データYP
(H,V)が上記データメモリに格納される状態を示す
図である。
【図8】上記Pピクチャの色差信号の画像データCP
(H,V)が上記データメモリに格納される状態を示す
図である。
【図9】上記B1ピクチャの輝度信号の画像データYB
1(H,V)が上記データメモリに格納される状態を示
す図である。
【図10】上記B1ピクチャの色差信号の画像データC
B1(H,V)が上記データメモリに格納される状態を
示す図である。
【図11】上記B2ピクチャの輝度信号の画像データY
B2(H,V)が上記データメモリに格納される状態を
示す図である。
【図12】上記B2ピクチャの色差信号の画像データC
B2(H,V)が上記データメモリに格納される状態を
示す図である。
【図13】上記B3ピクチャの輝度信号の画像データY
B3(H,V)が上記データメモリに格納される状態を
示す図である。
【図14】上記B3ピクチャの色差信号の画像データC
B3(H,V)が上記データメモリに格納される状態を
示す図である。
【図15】上記データメモリに16画素×16画素から
なるIピクチャの輝度信号の画素データが格納されてい
る状態を示す図である。
【図16】上記データメモリに16画素×16画素から
なるIピクチャの色差信号の画素データが格納されてい
る状態を示す図である。
【図17】上記情報処理装置のデータキャッシュにデー
タメモリからの輝度信号がコピーされたときの状態を示
す図である。
【図18】上記データキャッシュにデータメモリからの
色差信号がコピーされたときの状態を示す図である。
【図19】上記データメモリに格納されている画素デー
タの内、上記データキャッシュのn番地にコピーされる
画素データを示す図である。
【図20】上記データメモリに格納されている画素デー
タの内、上記データキャッシュのn番地にコピーされる
画素データを示す図である。
【図21】上記データメモリに格納されているPピクチ
ャの画素データの内、上記データキャッシュの4096
番地にコピーされる画素データを示す図である。
【図22】上記Pピクチャの輝度信号の予測画素の範囲
を示す図である。
【図23】上記データキャッシュの0番地にコピーされ
る上記Iピクチャの輝度信号と、上記データキャッシュ
の4096番地にコピーされる上記Iピクチャの輝度信
号との関係を示す図である。
【図24】上記Pピクチャの画素YP(H,V)とデー
タキャッシュのn番地にコピーされるIピクチャの画素
との関係を示す図である。
【図25】上記Pピクチャの画素とデータキャッシュの
n番地にコピーされるIピクチャの画素との関係を示す
図である。
【図26】上記データメモリに格納されているB1ピク
チャの画素データの内、上記データキャッシュの102
4番地にコピーされる画素データを示す図である。
【図27】上記B1ピクチャの輝度信号に対するIピク
チャの予測画素の範囲を示す図である。
【図28】上記B1ピクチャの輝度信号に対するPピク
チャの予測画素の範囲を示す図である。
【図29】データキャッシュの1024番地にコピーさ
れるB1ピクチャの輝度信号と、データキャッシュの0
番地にコピーされるIピクチャの輝度信号との関係を示
す図である。
【図30】データキャッシュの1024番地にコピーさ
れるB1ピクチャの輝度信号と、データキャッシュの4
096番地にコピーされるPピクチャの輝度信号との関
係を示す図である。
【図31】上記データメモリに格納されているB2ピク
チャの画素データの内、データキャッシュの2048番
地に格納されるの輝度信号の位置を示した図である。
【図32】上記B2ピクチャの輝度信号に対するIピク
チャの予測画素の範囲を示す図である。
【図33】上記B2ピクチャの輝度信号に対するPピク
チャの予測画素の範囲を示す図である。
【図34】データキャッシュの2048番地にコピーさ
れるB2ピクチャの輝度信号と、データキャッシュの0
番地にコピーされるIピクチャの輝度信号との関係を示
す図である。
【図35】データキャッシュの2048番地にコピーさ
れるB2ピクチャの輝度信号と、データキャッシュの4
096番地にコピーされるPピクチャの輝度信号との関
係を示す図である。
【図36】上記データメモリに格納されているB3ピク
チャの画素データの内、データキャッシュの3072番
地に格納されるの輝度信号の位置を示した図である。
【図37】上記B3ピクチャの輝度信号に対するIピク
チャの予測画素の範囲を示す図である。
【図38】上記B3ピクチャの輝度信号に対するPピク
チャの予測画素の範囲を示す図である。
【図39】データキャッシュの3072番地にコピーさ
れるB3ピクチャの輝度信号と、データキャッシュの0
番地にコピーされるIピクチャの輝度信号との関係を示
す図である。
【図40】データキャッシュの3072番地にコピーさ
れるB3ピクチャの輝度信号と、データキャッシュの4
096番地にコピーされるPピクチャの輝度信号との関
係を示す図である。
【図41】一般的な、Iピクチャ,Pピクチャ,及びB
ピクチャの関係を示す図である。
【図42】従来、データメモリに格納されるIピクチ
ャ,Pピクチャ,及びBピクチャのアドレスを例示した
図である。
【図43】Iピクチャの輝度信号が上記データメモリに
格納されている状態を示す図である。
【図44】Pピクチャの輝度信号が上記データメモリに
格納されている状態を示す図である。
【図45】Bピクチャの輝度信号が上記データメモリに
格納されている状態を示す図である。
【図46】Iピクチャ,Pピクチャ,及びBピクチャの
画像データがデータキャッシュの同じ場所にコピーされ
た状態を示す図である。
【符号の説明】
2 データメモリ、3 データキャッシュ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データメモリに格納された輝度信号と色
    信号とをデータキャッシュにコピーして、データキャッ
    シュにコピーされた輝度信号と色信号とに対して所定の
    処理を行う情報処理方法において、 上記輝度信号とこの輝度信号に対応する色信号とがデー
    タキャッシュの異なる場所にコピーされるように、上記
    輝度信号とこの輝度信号に対応する色信号のデータメモ
    リ上の格納場所を割り付けて、上記輝度信号と上記色信
    号を上記データメモリに格納し、 上記データメモリの第1の場所に格納されている輝度信
    号と、上記データメモリの第2の場所に格納されている
    上記輝度信号に対応する色信号とを読み出して、上記デ
    ータキャッシュのそれぞれ異なる場所にコピーし、 上記データキャッシュの異なる場所にコピーされた輝度
    信号と色信号とに基づいて所定の処理を行うことを特徴
    とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 上記輝度信号と上記色信号とをそれぞれ
    16画素×16画素のマクロブロック単位で処理するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 データメモリに格納された第1の画像デ
    ータをデータキャッシュにコピーして、このデータキャ
    ッシュにコピーされた第1の画像データを参照しながら
    第2の画像データに対して所定の処理を行う情報処理方
    法において、 上記第2の画像データの画素とその画素を処理する過程
    で高い確率で参照される上記第1の画像データの画素と
    をアクセスしたときに、それぞれの画素に対応する第1
    の画像データと第2の画像データとがそれぞれデータキ
    ャッシュの第1の番地と第2の番地とにコピーされるよ
    うに、上記第1の画像データと上記第2の画像データと
    をそれぞれデータメモリの第1の場所と第2の場所に割
    り付けて格納し、 上記データメモリに格納されている第1の画像データと
    第2の画像データとを読み出して、上記データキャッシ
    ュの第1の番地と第2の番地とにコピーし、 上記第1の番地と第2の番地とにコピーされた第1の画
    像データと第2の画像データとに基づいて所定の処理を
    行うことを特徴とする情報処理方法。
  4. 【請求項4】 上記第2の画像データの画素とその画素
    を処理する過程で高い確率で参照される上記第1の画像
    データの第1の画素とをアクセスしたときに、上記第1
    の画素から十分に離れた位置にある画素の第1の画像デ
    ータが上記データキャッシュの第2の番地にコピーされ
    るように、上記第1の画像データと上記第2の画像デー
    タとを上記データメモリに割り付けて格納することを特
    徴とする請求項3記載の情報処理方法。
  5. 【請求項5】 データメモリに格納された第1の画像デ
    ータと第2の画像データとをデータキャッシュにコピー
    して、このデータキャッシュにコピーされた第1の画像
    データと第2の画像データを参照しながら第3の画像デ
    ータに対して所定の処理を行う情報処理方法において、 上記第1の画像データの画素が高い確率で参照される画
    素であるとき、上記第1の画像データの画素と上記第3
    の画像データの画素とアクセスしたときに、それぞれの
    画素に対応する第1の画像データと第3の画像データと
    がデータキャッシュの第1の番地と第2の番地とにコピ
    ーされるように、上記第1の画像データと上記第3の画
    像データとをそれぞれデータメモリの第1の場所と第3
    の場所に格納し、 上記第2の画像データの画素が高い確率で参照される画
    素であるとき、上記第2の画像データの画素と上記第3
    の画像データの画素とアクセスしたときに、それぞれの
    画素に対応する第2の画像データと第3の画像データと
    が上記データキャッシュの第2の番地と第3の番地とに
    コピーされるように、上記第2の画像データと上記第3
    の画像データとをそれぞれデータメモリの第2の場所と
    上記第3の場所に格納し、 上記データメモリに格納されている第1乃至第3の画像
    データを読み出して、それぞれ上記データキャッシュの
    第1乃至第3の番地にコピーし、 上記第1乃至第3の番地にコピーされた第1乃至第3の
    画像データに基づいて所定の処理を行うことを特徴とす
    る情報処理方法。
  6. 【請求項6】 上記第1の画像データの画素が高い確率
    で参照される画素であるとき、上記第1の画像データの
    第1の画素と上記第3の画像データの画素とアクセスし
    たときに、上記第1の画素から十分に離れた位置にある
    画素の第1の画像データが上記データキャッシュの第3
    の番地にコピーされるように、上記第1の画像データと
    上記第3の画像データとを上記データメモリに格納し、
    上記第2の画像データの画素が高い確率で参照される画
    素であるとき、上記第2の画像データの第2の画素と上
    記第3の画像データの画素とアクセスしたときに、上記
    第2の画素から十分に離れた位置にある画素の第2の画
    像データが上記データキャッシュの上記第3の番地にコ
    ピーされるように、上記第2の画像データと上記第3の
    画像データとを上記データメモリに格納することを特徴
    とする請求項5記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 上記第3の画像データは、前方方向にあ
    る上記第1の画像データから予測されるとともに、後方
    方向にある上記第2の画像データから予測されることを
    特徴とする請求項6記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 上記第1の画像データと上記第3の画像
    データとの第1の距離と、上記第3の画像データと上記
    第2の画像データとの第2の距離との比により、上記第
    1の距離と上記第2の距離とを適応的に切り替えるよう
    に、上記第3の画像データの各画素を上記データメモリ
    に格納することを特徴とする請求項6記載の情報処理方
    法。
  9. 【請求項9】 データメモリに格納された輝度信号と色
    信号とをデータキャッシュにコピーして、データキャッ
    シュにコピーされた上記輝度信号と色信号とに対して所
    定の処理を行う情報処理装置において、 上記データメモリは、上記輝度信号とこの輝度信号に対
    応する色信号とがデータキャッシュの異なる場所にコピ
    ーされるように、割り付けられた格納場所に上記輝度信
    号とこの輝度信号に対応する色信号とを格納し、 上記データメモリから読み出されて上記データキャッシ
    ュの異なる場所にコピーされた上記輝度信号と色信号と
    に基づいて情報処理手段が所定の処理を行うことを特徴
    とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記データメモリは、16画素×16
    画素のマクロブロック単位に上記輝度信号と色信号を格
    納し、 上記情報処理手段は、上記マクロブロック単位の輝度信
    号と色信号とに基づいて、所定の処理を行うことを特徴
    とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 データメモリに格納された第1の画像
    データをデータキャッシュにコピーして、データキャッ
    シュにコピーされた第1の画像データを参照しながら第
    2の画像データに対して所定の処理を行う情報処理装置
    において、 上記データメモリは、上記第2の画像データの第2画素
    とその画素を処理する過程で高い確率で参照される上記
    第1の画像データの第1画素とをアクセスしたときに、
    それぞれの画素に対応する第1の画像データと第2の画
    像データとがデータキャッシュの第1の番地と第2の番
    地とにコピーされるように、第1の場所と第2の場所に
    それぞれ割り付けられた上記第1の画像データと上記第
    2の画像データとを格納し、 上記データメモリから読み出されて上記データキャッシ
    ュの第1の番地と第2の番地とにコピーされた上記第1
    の画像データと上記第2の画像データとに基づいて情報
    処理手段が所定の処理を行うことを特徴とする情報処理
    装置。
  12. 【請求項12】 上記データメモリは、上記第2の画像
    データの画素とその画素を処理する過程で高い確率で参
    照される上記第1の画像データの第1の画素とをアクセ
    スしたときに、上記第1の画素から十分に離れた位置に
    ある画素の第1の画像データが上記データキャッシュの
    第2の番地にコピーされるように、上記第1の場所と上
    記第2の場所に割り付けられた上記第1の画像データと
    上記第2の画像データとを格納することを特徴とする請
    求項11記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 データメモリから読み出された第1の
    画像データと第2の画像データをデータキャッシュにコ
    ピーして、このデータキャッシュにコピーされた第1の
    画像データと第2の画像データとを参照しながら第3の
    画像データに対して所定の処理を行う情報処理装置にお
    いて、 上記データメモリは、上記第1の画像データの画素が高
    い確率で参照される画素であるとき、上記第1の画像デ
    ータの画素と上記第3の画像データの画素とアクセスし
    たときに、それぞれの画素に対応する第1の画像データ
    と第3の画像データがそれぞれデータキャッシュの第1
    の番地と第3の番地とにコピーされるように、上記第1
    の画像データと上記第3の画像データとを第1の場所と
    第3の場所に割り付けて格納し、上記第2の画像データ
    の画素が高い確率で参照される画素であるとき、上記第
    2の画像データの画素と上記第3の画像データの画素と
    アクセスしたときに、それぞれの画素に対応する第2の
    画像データと第3の画像データとが上記データキャッシ
    ュの第2の番地と第3の番地とにコピーされるように、
    上記第2の画像データと上記第3の画像データとを第2
    の場所と上記第3の場所とに割り付けて格納し、 上記データメモリから読み出されて上記データキャッシ
    ュの第1乃至第3の番地にコピーされた上記第1乃至第
    3の画像データに基づいて情報処理手段が所定の処理を
    行うことを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 上記データメモリは、上記第1の画像
    データの画素が高い確率で参照される画素であるとき、
    上記第1の画像データの画素と上記第3の画像データの
    画素とアクセスしたときに、上記第1の画素から十分に
    離れた位置にある画素の第1の画像データが上記データ
    キャッシュの上記第3の番地にコピーされるように、上
    記第1の画像データと上記第3の画像データとを上記第
    1の場所と上記第3の場所とに割り付けて格納し、上記
    第2の画像データの画素が高い確率で参照される画素で
    あるとき、上記第2の画像データの画素と上記第3の画
    像データの画素とアクセスしたときに、上記第2の画素
    から十分に離れた位置にある画素の第2の画像データが
    上記データキャッシュの上記第3の番地にコピーされる
    ように、上記第2の画像データと上記第3の画像データ
    とを上記第2の場所と上記第3の場所とに割り付けて格
    納することを特徴とする請求項13記載の情報処理装
    置。
  15. 【請求項15】 上記データメモリは、前方方向にある
    上記第1の画像データから予測されるとともに後方方向
    にある上記第2の画像データから予測される第3の画像
    データを格納することを特徴とする請求項14記載の情
    報処理装置。
  16. 【請求項16】 上記データメモリは、上記第1の画像
    データと上記第3の画像データとの第1の距離と、上記
    第3の画像データと上記第2の画像データとの第2の距
    離との比により、上記第1の距離と上記第2の距離とを
    適応的に切り替えられるように、上記第3の画像データ
    の各画素を格納することを特徴とする請求項14記載の
    情報処理装置。
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