JPH09312216A - 分割形油入電器 - Google Patents

分割形油入電器

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JPH09312216A
JPH09312216A JP12678096A JP12678096A JPH09312216A JP H09312216 A JPH09312216 A JP H09312216A JP 12678096 A JP12678096 A JP 12678096A JP 12678096 A JP12678096 A JP 12678096A JP H09312216 A JPH09312216 A JP H09312216A
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JP
Japan
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tank
tanks
duct
split type
type oil
Prior art date
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Application number
JP12678096A
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English (en)
Inventor
Seiji Iwasaki
誠司 岩崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現地での再組立て作業が容易で、再組立てに
よる特性の劣化がなく、安全性に優れた分割形油入電器
を提供する。 【解決手段】 鉄心2及び巻線3から成る変圧器中身を
収容した個々のタンク1a〜1c及び負荷時タップ切換
器8を収容した負荷時タップ切換器タンク9の各々の側
面にタンク連結ダクト6を形成する。タンク連結ダクト
6によって隣接するタンク1a〜1c及び負荷時タップ
切換器タンク9を互いに連結する。タンク1a〜1cの
上部に水平方向の相間接続ダクト5を連結する。相間接
続ダクト5の上部に、これと平行なコンサベータ7をコ
ンサベータ接続ダクト4を介して連結する。各変圧器中
身の巻線3及び負荷時タップ切換器8のタップ巻線15
から導出される高圧リード10、低圧リード11及びタ
ップリード12を、タンク連結ダクト6内を通して接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変圧器やリアクトル
等の静止誘導電器に係り、少なくとも2つ以上に分割さ
れたタンクの各々に、静止誘導電器の中身を収納し絶縁
油を充填した分割形油入電器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電力需要の増加により、変圧器や
リアクトル等の静止誘導電器は大容量・高電圧化が要求
され、大形化が進んでいる。一方、近年の都市近郊にお
ける用地取得の困難性から、変電所を地下に建設するこ
とが増えてきているが、この地下変電所に設置する静止
誘導電器の場合には、輸送時や地下への吊り下ろし時等
の作業性を考慮すると、重量・寸法が大幅に制約される
ことになる。
【0003】これに対処するため、例えば、油入変圧器
の場合には、変圧器中身を収納したタンクを複数個連結
することにより、全体として大容量となるように構成し
たものが提案されている。この分割形油入変圧器の場合
には、個々のタンクに分割することができるので、輸送
作業や地下への吊り下ろし作業の負担軽減が可能とな
る。但し、かかる分割形油入変圧器においては、タンク
の連結箇所が多いため、内部事故に起因するタンク破
損、絶縁油の流出、火災等の事故拡大防止策も十分に図
る必要がある。
【0004】このような分割形油入変圧器の一例とし
て、従来から用いられている防爆分割形3相変圧器を図
面に従って以下に説明する(電気共同研究 第40巻
第5号P.19参照)。すなわち、図7に示すように、
水平方向に等間隔に配置されたタンク1a,1b,1c
には、それぞれ1相分の鉄心2及び巻線3から成る変圧
器中身が収納されている。各相のタンク1a〜1cは、
その上部に水平方向に配設された相間接続ダクト5によ
って連結されている。この相間接続ダクト5の一端に
は、負荷時タップ切換器8が収納された負荷時タップ切
換器タンク9が連結されている。また、相間接続ダクト
5の上部には、コンサベータ接続ダクト4を介してコン
サベータ7が水平方向に配設されている。さらに、三角
形結線される低圧リード11及びタップリード12等
は、相間接続ダクト5内を通じて接続されている。
【0005】以上のような構成の分割形油入変圧器にお
いては、コンサベータ7が、変圧器の内部事故によるタ
ンク1a〜1c,9の内圧上昇を緩和するための避圧空
間を兼ねている。これは、変圧器のタンク1a〜1c,
9を分割可能な構成とすると個々のタンクが小さくな
り、タンクだけでは内部事故時の内圧上昇の吸収に必要
な膨脹量を確保することが困難になるためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
分割形油入電器においては、個々のタンク1a〜1c,
9に収納された巻線3同士を接続する低圧リード12や
負荷時タップ切換器8を接続するタップリード12は、
タンク1a〜1c,9の上部に設けた相間接続ダクト内
に配設されていた。しかしながら、この方法によると低
圧リード12及びタップリード12が長くなり経路が複
雑になるため、工場出荷時の分解作業を行う際、現地で
の再接続作業に手間がかかり、品質確保の面からも工期
短縮によるコスト節約の面からも改善すべき点がある。
【0007】特に、近年では地下変電所での大容量高電
圧化がいっそう進み、単相変圧器を分割することも必要
になってきている。このような変圧器においては、例え
ば、上述の相間接続ダクト内に500kVリードを配設
する必要があり、この場合、絶縁距離の確保、分解前の
品質を現地での再組立後にも維持すること等が一層困難
となる。
【0008】また、単相変圧器を分割可能に構成する
と、個々のタンクがより小形化する。このため、タンク
1個当たりの膨脹量が減少し、内部事故時の内圧上昇を
吸収することが困難となり、防災の面でも問題がある。
【0009】さらに、変圧器の組立作業に関して以下に
示す課題があった。変圧器は工場内での試験終了後、各
タンク、接続ダクト、コンサベータ等も輸送可能なユニ
ットに分解して輸送し現地で再組立する。しかし、分割
形変圧器の場合、各タンクの位置を工場組立時と同様に
再現設定することは容易ではない。これに対処するた
め、各タンク間に位置決め治具等を用いているが、作業
性が悪く工期が長期化するという問題を生じていた。
【0010】本発明では、上記のような従来技術の問題
点を解決するために提案されたものであり、その目的
は、現地での再組立て作業が容易で、再組立てによる特
性の劣化がなく、安全性に優れた分割形油入電器を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、鉄心及び巻線から成る複
数の静止誘導電器中身がそれぞれ収納された複数個のタ
ンクを有し、前記タンク内に絶縁油が充填された分割形
油入電器において、前記タンクの側面にタンク連結ダク
トが形成され、隣接する前記タンクの側面同士が前記タ
ンク連結ダクトを介して連結され、前記巻線から導出さ
れた高圧リード及び低圧リードが前記タンク連結ダクト
内を通して接続されていることを特徴とする。
【0012】以上のような請求項1記載の発明では、隣
接するタンクの側面に設けられたタンク連結ダクト内を
通して高圧リード及び低圧リードが接続されているの
で、絶縁空間を広くすることができるとともに、高圧リ
ード及び低圧リードの経路が単純化する。また、隣接す
るタンクがタンク連結ダクトによって連結されているの
で、隣り合うタンクの膨脹量を避圧空間として考慮する
ことができる。さらに、タンク連結ダクトを基準にタン
クを連結することにより、現地における位置合わせが容
易となる。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
分割形油入電器において、負荷時タップ切換器及び負荷
時電圧調整装置のうちの少なくとも一方が収納された副
タンクに、タンク連結ダクトが形成され、前記副タンク
が、前記タンク連結ダクトを介して前記タンクの少なく
とも一つに連結され、前記負荷時タップ切換器及び前記
負荷時電圧調整装置の少なくとも一方の巻線から導出さ
れたタップリードが、前記タンク連結ダクト内を通して
前記静止誘導電器中身の巻線に接続されていることを特
徴とする。
【0014】以上のような請求項2記載の発明では、負
荷時タップ切換器および負荷時電圧調整装置のタップリ
ードの接続も、タンク連結ダクト内を通して行われてい
るので、絶縁空間を広くすることができるとともに、タ
ップリードの経路が単純化する。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1又は請
求項2記載の分割型油入電器において、隣接する前記タ
ンク間における前記タンク連結ダクトが複数形成され、
前記高圧リードと前記低圧リードとがそれぞれ別の前記
タンク連結ダクトを通して接続されていることを特徴と
する。
【0016】以上のような請求項3記載の発明では、高
圧リードと低圧リードとがそれぞれ別の接続ダクトを通
して接続されているので、絶縁距離の確保がさらに容易
となる。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の分割形油入電器において、前記タ
ンクが方形状に配置されていることを特徴とする。
【0018】以上のような請求項4記載の発明では、タ
ンクの配置が方形状なので、一列に配置した場合に比べ
て水平方向の幅が小さくなる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の分割形油入電器において、鉄心及び
巻線から成る複数の静止誘導電器中身がそれぞれ収納さ
れた複数個のタンクを有し、前記タンク内に絶縁油が充
填された分割形油入電器において、各相の前記静止誘導
電器中身が2以上に分割され、分割された前記静止誘導
電器中身がそれぞれ別の前記タンクに収納され、前記タ
ンクの側面に同相用のタンク連結ダクトが形成され、同
相の前記タンクの側面同士が前記同相用のタンク連結ダ
クトを介して連結され、同相の前記巻線から導出された
高圧リード及び低圧リードが、前記同相用のタンク連結
ダクト内を通して接続され、同相間で連結された前記タ
ンクのうちの少なくとも一つに、他相用のタンク連結ダ
クトが形成され、同相間で連結された前記タンクのうち
の少なくとも一つが、隣接する他相の前記タンクのうち
の少なくとも一つに、前記他相用のタンク連結ダクトを
介して連結され、異相の前記巻線から導出された高圧リ
ード及び低圧リードが、前記他相用のタンク連結ダクト
内を通して接続されていることを特徴とする。
【0020】以上のような請求項5記載の発明では、同
相の静止誘導電器中身を分割構成することにより、大容
量の静止誘導電器を構成することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に従っ
て以下に説明する。なお、図7に示した従来技術と同様
の部材は同一の符号を付して説明する。
【0022】(1)第1の実施の形態 請求項1及び請求項2記載の発明に対応する一つの実施
の形態を第1の実施の形態として、図1及び図2に従っ
て以下に説明する。なお、請求項1記載の静止誘導電器
中身は変圧器中身とし、請求項2記載の副タンクは、負
荷時タップ切換器タンクとする。
【0023】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。なお、図1は本実施の形態の正面図、図2は本実
施の形態の平面図である。すなわち、鉄心2及び巻線3
から成る変圧器中身を収容した個々のタンク1a,1
b,1c及び負荷時タップ切換器8を収容した負荷時タ
ップ切換器タンク9は、各々の側面にタンク連結ダクト
6が形成されている。そして、タンク1a〜1c及び負
荷時タップ切換器タンク9は水平方向に配置され、タン
ク連結ダクト6によって、隣接するタンク同士が互いに
連結されている。
【0024】また、タンク1a〜1cの上部には水平方
向の相間接続ダクト5が配設され、この相間接続ダクト
5によってもタンク間が互いに連結されている。さら
に、相間接続ダクト5の上部には、これと平行な方向に
コンサベータ7が配設され、コンサベータ接続ダクト4
を介して相間接続ダクト5に連結されている。変圧器中
身の巻線3及び負荷時タップ切換器8のタップ巻線15
から導出される高圧リード10、低圧リード11及びタ
ップリード12は、タンク連結ダクト6内を通して接続
されている。
【0025】(作用・効果)以上のような構成を有する
本実施の形態の作用・効果は以下の通りである。すなわ
ち、高圧リード10、低圧リード11及びタップリード
12は、空間的に余裕のあるタンク連結ダクト6内を通
して接続されているため、各リードの経路が単純とな
り、各リード間の絶縁距離確保、各リードの接続作業が
容易となる。従って、工場にての分解作業、現地にての
再組立て作業をスムーズに行うことができ、品質確保、
工期短縮及びコスト節約に資することとなる。
【0026】また、通常運転時の油温変化による油の膨
脹・収縮はコンサベータ7によって吸収されるが、事故
等により1つのタンクで内圧が急激に上昇した場合であ
っても、隣接するタンク同士がタンク連結ダクト6によ
って直接連結されているため、他のタンクを避圧空間と
して考慮に入れることができる。従って、避圧空間とし
てのコンサベータ7への圧力を減らしつつ十分な避圧空
間を確保することが可能となり、安全性が向上する。
【0027】さらに、現地にての組立て作業時には、タ
ンク同士を直接タンク連結ダクト6で連結することによ
り、自動的にタンク間の距離、相間接続ダクト5に対す
る位置合わせ等を行うことになるので、位置合わせ用治
具等を用いる必要がなく、再現性の高い現地組立を行う
ことができる。従って、現地にての再組立て作業の効率
が良くなり、再組立てによる特性の劣化を防止できる。
【0028】(2)第2の実施の形態 請求項3記載の発明に対応する一つの実施の形態を第2
の実施の形態として、図4に従って以下に説明する。な
お、上記第1の実施の形態と同様の構成部分は説明を省
略する。
【0029】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態においては、各タンク1
a〜1c間のタンク連結ダクト6が2つづつ設けられて
いる。そして、この2つのタンク連結ダクト6のうちの
一方に高圧リード10が通され、他方に低圧リード11
が通されていて、それぞれについて第1の実施の形態と
同様の接続がなされている。
【0030】(作用・効果)以上のような本実施の形態
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、高圧リー
ド10及び低圧リード11がそれぞれ別のタンク連結ダ
クト6内に通されているので、第1の実施の形態よりも
さらに絶縁距離の確保が確実となる。
【0031】(3)第3の実施の形態 請求項4記載の発明に対応する一つの実施の形態を第3
の実施の形態として、図5に従って以下に説明する。な
お、上記第1の実施の形態と同様の構成部分は説明を省
略する。すなわち、本実施の形態においては、タンク1
a〜1c及び負荷時タップ切換器タンク8が方形状に配
置され、互いにタンク連結ダクト6によって連結されて
いる。以上のような本実施の形態によれば、水平方向の
幅を小さくすることが可能となるので、設置場所に合わ
せてスペース効率のよい変圧器を構成できる。
【0032】(4)第4の実施の形態 請求項5記載の発明に対応する一つの実施の形態を第4
の実施の形態として、図6に従って以下に説明する。な
お、上記第1の実施の形態と同様の構成部分は説明を省
略する。
【0033】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態においては、各相の変圧
器中身を分割して一方をタンク1a,1b,1cに収容
し、他方をタンク1d,1e,1fに収容する。各タン
クの側面には、他相との連結用のタンク連結ダクト6
と、同相間の連結用のタンク連結ダクト6aとが形成さ
れている。タンク1a及びタンク1d間、タンク1b及
びタンク1e間、タンク1c及びタンク1f間は、それ
ぞれタンク連結ダクト6aによって連結され、タンク1
a,1b,1c間はタンク連結ダクト6によって連結さ
れている。そして、同相間の分割された主巻線を接続す
るリードは、タンク連結ダクト6a内を通して接続さ
れ、他相間は上記第1の実施の形態と同様に接続されて
いる。
【0034】(作用・効果)以上のような本実施の形態
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、各相の変
圧器中身を分割し、別個のタンクに収容することによ
り、上記の第1及び第2の実施の形態と同様の作用・効
果が得られるとともに、さらに大容量の変圧器を構成す
ることが可能となる。
【0035】(5)他の実施の形態 本発明は以上のような実施の形態に限定されるものでは
なく、各部材の大きさ、材質、形状、数等は適宜変更可
能である。例えば、図3に示すように、上記の実施の形
態における負荷時タップ切換器8を収容したタンク9の
代わりに、鉄心2及び巻線3から成る負荷時電圧調整装
置13を、負荷時タップ切換器8とともに収容した負荷
時電圧調整装置タンク14を設けることも可能である。
【0036】第2の実施の形態における隣接するタンク
1a〜1c間に形成するタンク連結ダクト6の数は2つ
に限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。
また、第1、第3及び第4の実施の形態においても、タ
ンク連結ダクト6を複数設ける構成とすることができ
る。
【0037】第1〜4の実施の形態において、変圧器中
身の数及びこれに対応するタンクの数は、自由に増減可
能である。また、第4の実施の形態において負荷時タッ
プ切換器タンク8を接続することも可能である。
【0038】さらに、本発明は単相変圧器の変圧器中身
を分割構成することにより、単相変圧器にも適用可能で
あり、特に、500kVリードを配設する場合であって
も、絶縁距離の確保、再組立て後の品質維持が可能とな
る。そして、本発明は変圧器のみならずリアクトル等の
他の静止誘導電器にも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
静止誘導電器中身を収容したタンクの側面にタンク連結
ダクトを形成し、隣接するタンクの側面同士をタンク連
結ダクトを介して連結し、巻線から導出された高圧リー
ド及び低圧リードをタンク連結ダクト内を通して接続す
るという構成によって、現地での再組立て作業が容易
で、再組立てによる特性の劣化がなく、安全性に優れた
分割形油入電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分割形油入電器の一つの実施の形態を
示す正面図である。
【図2】図1の実施の形態における平面図である。
【図3】本発明の分割形油入電器の他の実施の形態を示
す平面図である。
【図4】本発明の分割形油入電器の第2の実施の形態を
示す平面図である。
【図5】本発明の分割形油入電器の第3の実施の形態を
示す平面図である。
【図6】本発明の分割形油入電器の第4の実施の形態を
示す平面図である。
【図7】従来の分割形油入電器の一例である防爆分割形
3相変圧器を示す正面図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e,1f…タンク 2…鉄心 3…巻線 4…コンサベータ接続ダクト 5…相間接続ダクト 6,6a…タンク連結ダクト 7…コンサベータ 8…負荷時タップ切換器 9…負荷時タップ切換器タンク 10…高圧リード 11…低圧リード 12…タップリード 13…負荷時電圧調整装置 14…負荷時電圧調整装置タンク 15…タップ巻線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心及び巻線から成る複数の静止誘導電
    器中身がそれぞれ収納された複数個のタンクを有し、前
    記タンク内に絶縁油が充填された分割形油入電器におい
    て、 前記タンクの側面にタンク連結ダクトが形成され、 隣接する前記タンクの側面同士が前記タンク連結ダクト
    を介して連結され、 前記巻線から導出された高圧リード及び低圧リードが前
    記タンク連結ダクト内を通して接続されていることを特
    徴とする分割形油入電器。
  2. 【請求項2】 負荷時タップ切換器及び負荷時電圧調整
    装置のうちの少なくとも一方が収納された副タンクに、
    タンク連結ダクトが形成され、 前記副タンクが、前記タンク連結ダクトを介して前記タ
    ンクの少なくとも一つに連結され、 前記負荷時タップ切換器及び前記負荷時電圧調整装置の
    少なくとも一方の巻線から導出されたタップリードが、
    前記タンク連結ダクト内を通して前記静止誘導電器中身
    の巻線に接続されていることを特徴とする請求項1記載
    の分割形油入電器。
  3. 【請求項3】 隣接する前記タンク間における前記タン
    ク連結ダクトが複数形成され、 前記高圧リードと前記低圧リードとがそれぞれ別の前記
    タンク連結ダクト内を通して接続されていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の分割型油入電器。
  4. 【請求項4】 前記タンクが方形状に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の分
    割形油入電器。
  5. 【請求項5】 鉄心及び巻線から成る複数の静止誘導電
    器中身がそれぞれ収納された複数個のタンクを有し、前
    記タンク内に絶縁油が充填された分割形油入電器におい
    て、 各相の前記静止誘導電器中身が2以上に分割され、 分割された前記静止誘導電器中身がそれぞれ別の前記タ
    ンクに収納され、 前記タンクの側面に同相用のタンク連結ダクトが形成さ
    れ、 同相の前記タンクの側面同士が前記同相用のタンク連結
    ダクトを介して連結され、 同相の前記巻線から導出された高圧リード及び低圧リー
    ドが、前記同相用のタンク連結ダクト内を通して接続さ
    れ、 同相間で連結された前記タンクのうちの少なくとも一つ
    に、他相用のタンク連結ダクトが形成され、 同相間で連結された前記タンクのうちの少なくとも一つ
    が、隣接する他相の前記タンクのうちの少なくとも一つ
    に、前記他相用のタンク連結ダクトを介して連結され、 異相の前記巻線から導出された高圧リード及び低圧リー
    ドが、前記他相用のタンク連結ダクト内を通して接続さ
    れていることを特徴とする分割形油入電器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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