JPH09311178A - Gps受信機 - Google Patents

Gps受信機

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JPH09311178A
JPH09311178A JP12997996A JP12997996A JPH09311178A JP H09311178 A JPH09311178 A JP H09311178A JP 12997996 A JP12997996 A JP 12997996A JP 12997996 A JP12997996 A JP 12997996A JP H09311178 A JPH09311178 A JP H09311178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS受信機の省電力化 【解決手段】 GPS受信機10 は、衛星から送信され
た電波を増幅する高周波増幅回路2と、高周波増幅回路2
の出力信号を中間周波信号に変換する周波数変換回路3
と、中間周波信号を基づいて、衛星に対応したチャンネ
ル毎のデジタルデータを生成するデジタルデータ生成回
路12Nと、デジタルデータ生成回路12Nの出力データか
ら測定に関する情報を演算処理する演算手段7とを備え
ている。デジタルデータ生成回路12Nは、Nチャンネル
1〜Nに対応した数を備え、各生成回路12Nには、異なっ
た周波数帯域の複数の復調回路N-1、N-2、N-3が設けられ
ている。各復調回路N-1、N-2、N-3には、アンドゲート14
とフリップフロップ15で構成したスイッチ手段16と接
続されている。スイッチ手段16は、非受信状態の場合、
または、要求性能に応じて、デコーダ18によりオン,オ
フされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS受信機に関
し、特に、省電力形のGPS受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】GPS受信機は、複数のGPS衛星から
送られてくる電波を受信し、受信電波から地球上の二点
間の距離の測定や、地球上の移動局の位置を測定するた
めに用いられる。この主のGPS受信機では、受信電波
から測定に関するデジタルデータを得るためにDSP復
調回路(Digtal Signal Process
or)が用いられている。
【0003】このDPS復調回路は、複数のGPS衛星
のそれぞれに対応したデジタルデータを信号処理するた
めに、複数のチャンネルの信号処理回路及びソフトウエ
アを備えている。図5は、従来のGPS受信機1の回路
構成の概要を示している。同図に示すGPS受信機1
は、衛星から送信された電波をアンテナを介して受信
し、この受信信号を増幅する高周波増幅回路2、高周波
増幅回路2の出力信号を中間周波数信号に変換する周波
数変換回路3と、周波数変換回路3の出力信号を受ける
デジタルデータ生成回路5と、高周波増幅回路2,周波
数変換回路3,デジタルデータ生成回路5にクロック信
号を送出するシンセサイザ4とを備えている。
【0004】デジタルデータ生成回路5は、複数の衛星
に対応する1〜Nチャンネルの信号処理部5a〜5n
とが設けられ、これらの信号処理部5a〜5nには、I
/Oポート6を介して接続したメモリなどを設けた演算
処理部、すなわちCPU7およびROM8などが接続さ
れていて、入力された中間周波信号に基づいてそれぞれ
の信号処理部5a〜5nで信号処理し、CPU7に内蔵
されたソフトウエアのアーキテクチャに基づき位相デー
タと航法メッセージデータとに復調する。
【0005】この信号処理部5a〜5nのチャンネル数
nは、受信対象であるGPS衛星の数に応じて指定さ
れ、これらを起動状態とすることによって、指定された
衛星からの信号が指定されたチャンネルで選択され、こ
こで復調した情報信号がデジタルデータ生成回路5で処
理されることになる。また、各チャンネル1〜Nには、
それぞれ複数の復調回路N−1,N−2、N−3が設け
られており(図5では、Nチャンネル部分のみが図示さ
れている)、各復調回路N−1,N−2、N−3は、例
えば、送信電波に含まれているL1C/Aコード,L1
Pコード,L2Pコードなどの異なった周波数帯域が割
り当てられていて、各復調回路N−1,N−2、N−3
では、これらの各コードが復調される。
【0006】しかしながら、このような従来のGPS受
信機には、以下に説明する技術的な課題が指摘されてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のGP
S受信機では、使用するクロックスピードや回路規模の
点から、高性能であって高消費電力形の受信機と、低機
能であって低消費電力形の受信機が数種類提供されてい
た。このため、例えば、高性能が要求される測量と、そ
うでない約10Km程度の近距離測定、あるいは異なっ
た用途でそれぞれの受信機を使い分ける必要があった。
【0008】一方、GPS受信機の製造者側では、これ
らの要求に応じるために、複数の基板や、ケース及び操
作部などの本体、受信用ICを使い分けるなどして対応
しているが、製造上のコストアップにつながる欠点があ
った。また、特に、複数のコードが受信できるようにし
た高性能受信機では、全ての測量や測位が可能となる
が、その反面消費電力が大きく、バッテリを複数用意し
たり、容量の大きなバッテリを用意しなければならない
など、使いづらい欠点があった。
【0009】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであって、その目的とするところは、
該当する復調回路に電波の入力信号がない場合や要求性
能に応じて、復調回路に対するクロック信号の入力を遮
断することで、休眠状態とし、省電力化と性能の使い分
けとが簡単に行なえるGPS受信機を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1記載の発明は、衛星から送
信された電波を増幅する高周波増幅回路と、前記高周波
増幅回路の出力信号を中間周波信号に変換する周波数変
換回路と、前記中間周波信号を増幅する中間周波増幅回
路と、前記衛星に対応したチャンネル数を備え、前記送
信電波に含まれているL1C/Aコード,L1Pコー
ド,L2Pコードなどの異なった周波数帯域の信号を復
調する複数の復調回路を有し、これらの復調回路に対応
したデジタルデータを生成する複数のデジタルデータ生
成回路と、前記デジタルデータ生成回路の制御用演算手
段とを備えたGPS受信機において、前記デジタルデー
タ生成回路は、前記復調回路が要求性能に応じて非選択
状態である場合、または、前記復調回路が非受信状態で
ある場合に、当該復調回路に対するクロック信号の供給
を停止するクロック停止手段を設けた。この構成によれ
ば、復調回路が要求性能に応じて非選択状態である場
合、または、前記復調回路が非受信状態である場合に、
対応した復調回路のクロック信号の供給が停止しするの
で、高性能から低性能のものまで対応することができる
とともに、省電力化を図ることができる。また、前記ク
ロック停止手段は、CPUに接続されたデコーダと、デ
コーダの出力端と前記復調回路との間に設けたスイッチ
手段とを備え、このデコーダからの信号により前記復調
回路に対するクロック信号をオンオフすることができ
る。さらに、前記GPS受信機は、前記CPUに接続さ
れたキーボードを備え、このキーボードの操作により前
記クロック停止手段の実行を任意に設定することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について添付図面を参照にして詳細に説明する。図1
は、本発明にかかるGPS受信機の第1実施例を示して
いる。なお、以下の説明では、従来と同一もしくは相当
する箇所には同一符号を付し、新たに付加された箇所に
のみ異なる符号を用いて説明する。
【0012】同図に示したGPS受信機10は、従来と
ほぼ同様に、衛星から送信された電波をアンテナを介し
て受信し、この受信信号を増幅する高周波増幅回路2、
高周波増幅回路2の出力信号を中間周波数信号に変換す
る周波数変換回路3と、周波数変換回路3の出力信号を
受けるデジタルデータ生成回路12と、高周波増幅回路
2,周波数変換回路3,デジタルデータ生成回路5にク
ロック信号を送出するシンセサイザ4とを備えている。
【0013】デジタルデータ生成回路12は、複数の衛
星に対応する1〜Nチャンネルの信号処理部12A〜1
2N(なお、図1では、第Nチャンネルの信号処理部だ
けを示している。)を備え、これらの信号処理部には、
I/Oポート6を介して接続したメモリなどを設けた演
算処理部、すなわちCPU7およびROM8が接続され
ていて、入力された中間周波信号に基づいてそれぞれの
信号処理部12A〜12Nで信号処理し、CPU7に内
蔵されたソフトウエアのアーキテクチャに基づき位相デ
ータと航法メッセージデータとに復調する。
【0014】この信号処理部12A〜12Nのチャンネ
ル数nは、受信対象であるGPS衛星の数に応じて指定
され、指定選択されたものを起動状態とすることによっ
て、指定された衛星からの信号が指定されたチャンネル
で受信され、ここで位相データやコードデータおよひ軌
道データなどが復調される、このようなGPS受信機と
しての基本的な構成は、従来のこの種のものと同じであ
るが、本実施例のGPS受信機10は、以下の点に顕著
な特徴がある。
【0015】すなわち、本実施例のGPS受信機10で
は、各信号処理部12A〜12Nが、それぞれ一つのパ
ッケージに収納されたICから構成されているが、別の
ICパッケージに収納されていてもよい。各信号処理部
12A〜12Nは、その内部に3つの復調回路N−1
(L1 C/Aコード),N−2(L1 Pコード),N−
3(L2 Pコード)を備えているとともに、このIC内
には、3個のアンドゲート14及びフリップフロップ1
5で構成されたスイッチ手段16が設けられている。
【0016】3つの復調回路復調回路N−1,N−2,
N−3は、異なった周波数帯域またはPNコードの変調
信号を復調するものであり、コードトラッキング回路と
キャリアトラッキング回路とを含んでいて、例えば、復
調回路N−1が、衛星からの送信電波に含まれているL
1C/Aコードと同調するコードトラッキング回路を有
し、同復調回路N−2は、同L1Pコードと同調するコ
ードトラッキング回路を有し、同復調回路N−3は、同
L2Pコードと同調するコードトラッキング回路を有し
ている。
【0017】これらの復調回路N−1,N−2,N−3
は、GPS受信機10に要求されている性能に応じて選
択されるものであって、例えば、精密測量の場合には、
全ての復調回路N−1,N−2,N−3が選択され、ま
た、比較的精度の低い測量用には、復調回路N−1が選
択される。アンドゲート14の出力側は、各復調回路N
−1、N−2、N−3に接続されているとともに、アン
ドゲート14の一方の入力端子には、シンセサイザ4の
クロック信号出力側が接続され、常時信号処理部12A
〜12Nにクロック信号が供給されている。
【0018】アンドゲート14の他方の入力端子には、
フリップフロップ15の出力側が接続されていて、フリ
ップフロップ15から出力が送出されたときに、信号処
理部12A〜12Nへのクロック信号の供給が停止され
る。フリップフロップ15の入力端子には、リード部を
介してICパッケージ外に配置されたデコーダ18の出
力側が接続されている。デコーダ18は、CPU7から
の指令に応じてスイッチ手段16オンオフし、各復調回
路N−1,N−2,N−3に対するクロック信号の入
力,遮断を行う。なお、このデコーダ18は、Nチャン
ネルの信号処理部12Nだけでなく他のチャンネルの信
号処理部にも接続されている。
【0019】図2に、CPU7で実際に実行される制御
手順一例を示している。同図に示す手順では、スタート
すると、まず、ステップs1で初期設定が行なわれる。
ここで行なわれる初期設定は、GPS受信機10に要求
されている性能に対して、複数の復調回路N−1,N−
2,N−3から性能に応じてこれらを選択して指定する
ことや、Nチャンネルあるデジタルデータ生成回路12
の信号処理部12A〜12Nを衛星に割り当てることな
どである。
【0020】割当ての判断方法として、3つあり、その
1つは、割り当てたCPU自身のもつメモリを読み込ん
でCPUで判断する方法である。2つめは、割り当てら
れた信号処理部のメモリをCPUで読み込んで判断する
方法であり、3つめは、割り当てられた信号処理部から
のエポックの割り込みがあれば処理し、割り込みがなけ
れば処理しない方法である。図2には、3番目の判断
は、フローに図示していないが、この方法が効果的であ
る。
【0021】初期設定が終了すると、ステップs2で第
1チャンネルの信号処理部12Aが呼び出され、衛星の
割当てがあるか否かが判断される。なお、信号処理部1
2A〜12Nに衛星が割り当てられている場合には、例
えば、割り込みフラグが立てられ、その有無により判断
する。ステップs2で衛星が割り当てられていると判断
された場合には、ステップs3に移行する。
【0022】ステップs3からs8では、3つの復調回
路N−1,N−2,N−3のそれぞれについて順次選択
指定が行なわれているか否かが判断され、選択指定が行
なわれていないと判断した場合には、ステップs4,
6,8で、それぞれ対応する復調回路N−1,N−2,
N−3のスイッチ手段16を作動させて、クロック信号
の供給を停止して、休眠状態にする。
【0023】続くステップs9では、信号処理部12A
の受信処理が行なわれ、割り当てられた衛星からの電波
信号を受信し、ステップs10では、受信処理により得
られたデータから衛星の軌道データが抽出され、この軌
道データと観測位置との関係から、衛星の高度角を演算
して、現時点での衛星からの受信が可能か否かが判断さ
れる。
【0024】ステップs10で衛星からの受信が可能で
あると判断された場合には、受信処理を継続し、ステッ
プs11で、チャンネル数に1をプラスして、ステップ
s2に戻り以後の手順が継続される。一方、ステップs
2で信号処理部12Aに衛星が割り当てられていないと
判断した場合には、ステップs12で当該処理部12A
の復調回路N−1,N−2,N−3の全てのスイッチ手
段16を作動させて、信号処理部12Aへのクロック信
号の供給が停止され、休眠状態にされる。
【0025】続くステップs13では、全チャンネルの
信号処理部12A〜12Nの判断が完了したか否かが判
断され、これがまだ終了していない場合には、ステップ
s14によりチャンネル数に1をプラスして、ステップ
s2に戻り以後の手順が継続される。一方、ステップs
13で全チャンネルの信号処理部12A〜12Nの判断
が完了したと判断された場合には、ステップs14に移
行する。
【0026】ステップs14では、全チャンネルの信号
処理部12A〜12Nへのクロック信号の供給を停止す
る共に、CPU7へのクロック信号の供給を停止し、全
て休眠状態にする。そして、この休眠状態は、ステップ
s15で割り込み要求が発せられるまで継続するととも
に、割り込み要求があった場合には、ステップs2に戻
りそれ以後の手順が実行される。
【0027】なお、ステップs10で、高度角との関係
で、衛星が隠れていて、現時点での衛星からの受信が不
能であると判断された場合には、ステップs12に移行
し、スイッチ手段16を作動させて、信号処理部12A
へのクロック信号の供給が停止され、信号処理部12A
は、休眠状態にされる。また、このステップs12で
は、時間が経過して、衛星が軌道上を移動することで、
受信可能な高度角になったと判断された場合には、クロ
ック信号の供給が開始されて、自動的に受信状態に復帰
する。
【0028】さて、以上のように構成された本実施例の
GPS受信機によれば、復調回路N−1,N−2,N−
3が要求性能に応じて非選択状態である場合、または、
前記復調回路N−1,N−2,N−3が非受信状態であ
る場合に、対応した復調回路N−1,N−2,N−3の
クロック信号の供給がフリップフロップ15の作動によ
り停止するので、高性能から低性能のものまで対応する
ことができるとともに、省電力化を図ることができる。
【0029】図3は、本発明にかかるGPS受信機の第
2実施例を示しており、上記実施例と同一もしくは相当
する部分には、同符号を付してその説明を省略するとと
もに、以下にその特徴点についてのみ説明する。この実
施例は、GPS受信機10aの各復調回路N−1,N−
2,N−3に対する省電力モードの設定、あるいは省電
力に至るまでの時間をユーザ側で自由に設定できる場合
を示している。
【0030】図3において、CPU7には、I/Oポー
ト6を介してキーボード20が接続されている。従っ
て、この実施例の場合には、特定のチャンネル、及び特
定の復調回路N−1,N−2,N−3に対する省電力を
実行するかしないかをキーボード20に対する入力によ
り選択することができる。図4は、本発明にかかるGP
S受信機の第3実施例を示しており、上記実施例と同一
もしくは相当する部分には、同符号を付してその説明を
省略するとともに、以下にその特徴点についてのみ説明
する。この実施例は、GPS受信機10bのデコーダ1
8をスイッチ22によりオンオフできるようにしたもの
である。
【0031】同図において、省電力モードにする場合に
は、スイッチ22を入れてデコーダ18をオンし、第一
実施例と同様な手順で省電力モードを実行させる。ま
た、スイッチ22をオフさせることで、ユーザの手動入
力により省電力モードを指定、及び解除できるため、例
えば一時的に測定処理を中断する場合などに好適であ
る。
【0032】なお、実施例2、実施例3の組合わせも可
能であり、この場合にはデフォルト設定、ユーザ設定、
一時中断などを全て行うことができる。また、上記実施
例では、アンドゲート14とフリップフロップ15とで
構成したスイッチ手段16を例示したが、スイッチ手段
16は、この組合せに限定されることはなく、他の構成
であってもよい。
【0033】例えば、CPUからのデータをDF/Fで
ラッチし、アンドゲート14でON/OFFする制御回
路を構成し、クロック信号をON/OFF制御するもの
であってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上、各実施例により詳細に説明したよ
うに、本発明にかかるGPS受信機では、非受信状態ま
たは要求性能に応じて非選択指定状態の周波数帯域の復
調回路を休眠状態とし、省電力モードとすることができ
るので、余分な電力消費がなく、特に携帯用受信機など
に好適である。
【0035】また、その省電力モードは、演算手段に内
蔵されたソフトウエアの内容や、スイッチ手段に応じて
種々設定できるため、低性能のものから高性能のものま
で同一基板で提供できる利点があり、汎用性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるGPS受信機の回路
ブロック図である。
【図2】同GPS受信機におけるCPUの処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】従来のGPS受信機の全体構成を示す回路ブロ
ック図である。
【符号の説明】
10,10a,10b GPS受信機 2 高周波増幅回路 3 周波数変換回路 4 シンセサイザー(クロック信
号発生手段) 7 CPU 12 デジタルデータ生成回路 12N 信号処理部 N−1,N−2,N−3 復調回路 14 アンドゲート 16 スイッチ手段 18 デコーダ 20 キーボード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星から送信された電波を増幅する高周
    波増幅回路と、前記高周波増幅回路の出力信号を中間周
    波信号に変換する周波数変換回路と、前記中間周波信号
    を増幅する中間周波増幅回路と、前記衛星に対応したチ
    ャンネル数を備え、前記送信電波に含まれているL1C
    /Aコード,L1Pコード,L2Pコードなどの異なっ
    た周波数帯域の信号を復調する複数の復調回路を有し、
    これらの復調回路に対応したデジタルデータを生成する
    複数のデジタルデータ生成回路と、前記デジタルデータ
    生成回路の制御用演算手段とを備えたGPS受信機にお
    いて、 前記デジタルデータ生成回路は、前記復調回路が要求性
    能に応じて非選択状態である場合、または、前記復調回
    路が非受信状態である場合に、当該復調回路に対するク
    ロック信号の供給を停止するクロック停止手段を設けた
    ことを特徴とするGPS受信機。
  2. 【請求項2】 前記クロック停止手段は、前記演算手段
    のCPUに接続されたデコーダと、デコーダの出力端と
    前記復調回路との間に設けたスイッチ手段とを備え、こ
    のデコーダからの信号により前記復調回路に対するクロ
    ック信号をオンオフすることを特徴とする請求項1記載
    のGPS受信機。
  3. 【請求項3】 前記GPS受信機は、前記CPUに接続
    されたキーボードを備え、このキーボードの操作により
    前記クロック停止手段のクロック停止までの時間を任意
    に設定できるようにしたことを特徴とする請求項2記載
    のGPS受信機。
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Cited By (4)

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