JPH09310785A - フレキシブル管 - Google Patents

フレキシブル管

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Publication number
JPH09310785A
JPH09310785A JP8150370A JP15037096A JPH09310785A JP H09310785 A JPH09310785 A JP H09310785A JP 8150370 A JP8150370 A JP 8150370A JP 15037096 A JP15037096 A JP 15037096A JP H09310785 A JPH09310785 A JP H09310785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
circular
tube
flexible pipe
wall portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8150370A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Usui
正佳 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP8150370A priority Critical patent/JPH09310785A/ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル管本来の管軸方向ならびに曲げ
方向に対するフレキシブル特性を損うことなく、同時に
捩れ方向の変位に対しても吸収機能を効果的に付与せし
め、配設時の捩れ方向への無理な取付けをなくして配設
状態の加振下等での取付けフランジ壁付近の管体側での
亀裂、破損の生ずる憂いをなくすことができるようにす
る。 【解決手段】 断面円形状の管壁部に連って蛇腹壁部を
連設してなる管体において、管体1のなす前記円形状の
管壁部2に管軸方向に亘って波面5を有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に自動車ある
いは各種の機械、設備装置等に可撓機能の要求に関連し
て配設される金属材によるフレキシブル管に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフレキシブル管としては
図6に示すように、円形状の管壁部(12)に連ってそ
の管体(11)の適所に蛇腹壁部(13)を有して、そ
の両側端部に取付けフランジ壁(14、14′)等をも
って構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術によるフレキシブル管は円形状の管壁部
(12)に連る蛇腹壁部(13)を有する管体(11)
の構成により、その配設状態にあってフレキシブル管本
来の管軸方向並びに曲げ方向に対してはフレキシブル性
を発揮するものではあるが、捩れ方向への変位には殆ど
その機能がなく、曲げ形状のバラツキ等とも相俟って取
付けに不具合を生ぜしめ、無理な取付けに伴い配設状態
時に取付けフランジ壁(14)あるいは/および(1
4′)付近の管体(11)側に加振等とに起因してしば
しば亀裂破損を生ぜしめる問題を有した。
【0004】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、管軸方向並びに曲げ方向へのフ
レキシブル性を損うことなく、更に捩れ方向の変位に対
してもその吸収機能を効果的に付与せしめて配設時の無
理な取付けをなくし、前記従来の技術において生ずる可
能性のある亀裂、破損の憂いをなくすことのできるフレ
キシブル管を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、断面円形状の管壁部に連って蛇腹壁部を連設
してなる管体において、壁体のなす前記円形状の管壁部
に管軸方向に亘って波面を有して構成したフレキシブル
管を要旨とするものであり、さらに前記波面を周面の複
数部位に略対称して形成したり、また円形状の管壁部の
なす略全長に形成したり、さらにまた前記円形状の管壁
部のなす波面側を別体となして蛇腹壁部側に連着固定し
て形成したりするものである。
【0006】本発明はこのように構成されているため、
前記蛇腹壁部によって配設状態での管軸方向並びに曲げ
方向に対するフレキシブル性を発揮できることは勿論の
こと、前記壁体のなす前記円形状の管壁部に管軸方向に
亘って設けた波面により捩れ方向の変位に対しても、該
波面部での幅の自在変化に伴ってその吸収機能を効果的
に付与せしめることとなり、従って無理な取付けをなく
して加振状態下等でも端部取付けフランジ壁部付近の壁
体側での亀裂、破損の生ずる憂いをなくすことができ、
また波面による表面積の増加によって、例えば自動車機
関の排気再循環用パイプ等として配設使用する場合に、
内部の高温流体の放熱効果をも促進することができるの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すれば、図1は本発明のフレキシブル管の一
部切欠きによる縦断面図、図2は図1A−A線の断面
図、図3は他の実施例の同上図1相当図、図4はさらに
他の実施例の同上図1相当図、図5はさらに別の実施例
の同上図1相当図であって、(1)はフレキシブル性を
有する金属材による管体であり、その円形状の管壁部
(2)に連って適所に螺旋状又は環状の蛇腹壁部(3)
を有してなるものである。そして該管体のなす円形状の
管壁部(2)の周面に管軸方向に亘って波面(5)を有
するものである。この波面(5)は図1のように素管の
径より外方へ突出するように形成してもよいし、また図
3のように内方へ突出するよう形成することができ、さ
らには外方と内方への突出を組合せることもできる。か
かる波面(5)を有することにより、該波面(5)にお
いてその波の幅を円周方向に変化させて捩れ方向に対す
る吸収機能を付与して構成することができるものであ
る。
【0008】なお、図2のように該波面を周面のなす対
称する複数部位に、またその略全長に亘って形成するこ
とが好ましい。(4、4′)は両側端部の取付けフラン
ジ壁である。
【0009】さらに所望に応じては前記管壁部(2)の
なす波面(5)側を別体となして蛇腹壁部(3)側と鑞
溶着等により連着固定(図4)して形成することもでき
るし、また図5のように前記波面(5)を管体(1)の
中心軸線に対して僅かに傾斜してスパイラル状に設ける
こともでき、この際には該波面(5)の幅5〜10倍の
長さをもって1巻回するよう構成する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるフレキ
シブル管は、前記管体(1)のなす円形状の管壁部
(2)側に前記波面(5)を有する構成により、フレキ
シブル管本来の管軸方向並びに曲げ方向へのフレキシブ
ル性を損うことなく、同時に波面(5)によって捩れ方
向の変位に対しても吸収機能を効果的に付与せしめるこ
とができ、従って配設時の捩れ方向への無理な取付けを
なくして配設状態の加振下にあっても、取付けブランジ
壁(4、4′)付近の管体(1)側での亀裂、破損の生
ずる憂いをなくすことができ、さらには円形状の管壁部
における表面積を増加することになるので内部に高温流
体を流す場合には、放熱量を増すことができ、EGRや
クーラーなどの配管にも効果的に使用できる等、極めて
有用なフレキシブル管である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフレキシブル管の一部切
欠きによる縦断面図である。
【図2】図1A−A線の断面図である。
【図3】他の実施例の同上図1相当図である。
【図4】さらに他の実施例の同上図1相当図である。
【図5】さらに別の実施例の同上図1相当図である。
【図6】従来例を示すフレキシブル管の平面図である。
【符号の説明】
1 壁体 2 円形状の管壁部 3 蛇腹壁部 5 波面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形状の管壁部に連って蛇腹壁部を
    連設してなる管体において、管体(1)のなす、前記円
    形状の管壁部(2)に管軸方向に亘って波面(5)を有
    して構成したことを特徴とするフレキシブル管。
  2. 【請求項2】 前記波面(5)を周面の複数部位に略対
    称して形成したことを特徴とする請求項1記載のフレキ
    シブル管。
  3. 【請求項3】 前記波面(5)を円形状の管壁部(2)
    のなす略全長に形成したことを特徴とする請求項1記載
    のフレキシブル管。
  4. 【請求項4】 前記円形状の管壁部(2)のなす波面
    (5)側を別体となして蛇腹壁部(3)側に連着固定し
    て形成したことを特徴とする請求項1記載のフレキシブ
    ル管。
  5. 【請求項5】 前記波面(5)を前記管体(1)の中心
    軸線に対して僅かに傾斜してスパイラル状に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のフレキシブル管。
JP8150370A 1996-05-22 1996-05-22 フレキシブル管 Pending JPH09310785A (ja)

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JP8150370A JPH09310785A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 フレキシブル管

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JP8150370A JPH09310785A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 フレキシブル管

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ID=15495516

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JP8150370A Pending JPH09310785A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 フレキシブル管

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JP (1) JPH09310785A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005214386A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Sanden Shoji Kk 管継手
JP2016125416A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 フタバ産業株式会社 連結管及びそれを用いた排気系構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005214386A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Sanden Shoji Kk 管継手
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061106