JPH09309482A - 自動二輪車用ブレーキ装置 - Google Patents

自動二輪車用ブレーキ装置

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JPH09309482A
JPH09309482A JP12614996A JP12614996A JPH09309482A JP H09309482 A JPH09309482 A JP H09309482A JP 12614996 A JP12614996 A JP 12614996A JP 12614996 A JP12614996 A JP 12614996A JP H09309482 A JPH09309482 A JP H09309482A
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JP
Japan
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master cylinder
brake
cylinder
piston
hydraulic chamber
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JP12614996A
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English (en)
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Isao Matsuno
功 松野
Tetsuya Naito
哲也 内藤
Noriyuki Arai
規之 新井
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1マスタシリンダによる前輪ブレーキの単
独作動を確保しつゝ、第2マスタシリンダの作動時には
前、後輪ブレーキの同時作動を可能にする。 【解決手段】 前輪ブレーキBfを作動し得る第1マス
タシリンダM1 のピストンを、大径ピストン部25aと
その後端に一体に連なる小径ピストン部25bとからな
る段付ピストン25となし、大径ピストン25aの後端
面が臨む入力油圧室37に、後輪ブレーキBrを作動し
得る第2マスタシリンダM2 の出力ポート22 を連通さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車用ブレ
ーキ装置、特に、前輪ブレーキを作動すべく第1ブレー
キ操作子により操作される第1マスタシリンダと、後輪
ブレーキを作動すべく第2ブレーキ操作子により操作さ
れる第2マスタシリンダとを備えたものゝ改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のかゝるブレーキ装置では、前、後
輪ブレーキが第1及び第2マスタシリンダにより個別に
作動されるようになっている。
【0003】ところで従来の自動二輪車の制動に当って
は、第2マスタシリンダを操作して後輪ブレーキを作動
させるときは、同時に第1マスタシリンダを操作して前
輪ブレーキをも作動させるが、例えば後輪をスピンさせ
ながら車両の向きを反転させるスピンターンや前輪荷重
を増加させて効果的な制動を行うための先行制動のため
には、第1マスタシリンダのみを操作して前輪ブレーキ
を単独で作動させることが屡々行われるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かゝる自動
二輪車特有のブレーキ操作に鑑みてなされたもので、第
1マスタシリンダによる前輪ブレーキの単独作動を確保
しつゝ、第2マスタシリンダの作動時のみ、前、後輪ブ
レーキの連動作動を可能にしてブレーキ操作を簡素化し
得る前記自動二輪車用ブレーキ装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、前輪ブレーキを作動すべく第1ブレーキ
操作子により操作される第1マスタシリンダと、後輪ブ
レーキを作動すべく第2ブレーキ操作子により操作され
る第2マスタシリンダとを備えた自動二輪車用ブレーキ
装置において、第1マスタシリンダを、シリンダ本体
と、大径ピストン部及びその後端に一体に連なる小径ピ
ストン部からなっていてシリンダ本体内に嵌装される段
付ピストンと、シリンダ本体内に画成されて大径ピスト
ン部の前端面及び後端面がそれぞれ臨む出力油圧室及び
入力油圧室とから構成し、前記出力油圧室に連なる出力
ポートを、その出力油圧により作動される前輪ブレーキ
に接続する一方、前記入力油圧室に第2マスタシリンダ
の出力ポートを連通したことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、第1マ
スタシリンダの段付ピストンを押動してその出力油圧室
に油圧を発生させる第1ブレーキ操作子を、段付ピスト
ンから離反させるようにばね付勢したことを第2の特徴
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づき以下に説明する。
【0008】先ず本発明の第1実施例を示す図1におい
て、自動二輪車の操向ハンドル1には、その右グリップ
部に隣接して第1マスタシリンダM1 が、また左グリッ
プ部に隣接して第2マスタシリンダM2 が付設される。
これらマスタシリンダM1 ,M2 は、これらを個別に操
作するための第1及び第2ブレーキレバーL1 ,L
2(第1及び第2ブレーキ操作子)を備えている。
【0009】第1マスタシリンダM1 の出力ポート21
は、第1油圧導管31 を介して油圧式前輪ブレーキBf
の入力ポート4に接続される。また第2マスタシリンダ
2の出力ポート22 は、第2油圧導管32 を介して油
圧アクチュエータ5の入力ポート6に接続され、第2油
圧導管32 には、第2マスタシリンダM2 の出力油圧を
所定の減圧比をもって油圧アクチュエータ5に伝達する
比例減圧弁7が介装される。
【0010】油圧アクチュエータ5は、車体に固着され
るシリンダ8と、このシリンダ8内に嵌装されてその内
部を油圧室9とばね室10とに区画する作動ピストン1
1と、この作動ピストン11を油圧室9側へ付勢する戻
しばね13とからなっており、油圧室9に連なる入力ポ
ート6に第2油圧導管32 の下流端が接続される。
【0011】作動ピストン11は、シリンダ8の一端壁
を貫通する作動杆11aを一体に備えており、その作動
杆11aに機械式後輪ブレーキBrの作動レバー14が
ボーデンワイヤよりなるブレーキワイヤ15を介して接
続される。
【0012】第1マスタシリンダM1 は入力ポート16
を有するもので、その入力ポート16にも第2マスタシ
リンダM2 の出力ポート22 が第3油圧導管33 を介し
て接続される。
【0013】第1マスタシリンダM1 の構成を図2によ
り詳しく説明する。第1マスタシリンダM1 は前記操向
ハンドル1に固着されるシリンダ本体20を有する。こ
のシリンダ本体20には、該本体20の前端に開口する
大径シリンダ孔21と、該本体20の後端に形成された
凹部23に開口する小径シリンダ孔22とが環状段部2
4を介して連なるよう同軸上に設けられ、この両シリン
ダ孔21,22に亘り段付ピストン25が摺動自在に嵌
装される。この段付ピストン25は、大径シリンダ孔2
1に嵌合する大径ピストン部25aと、小径シリンダ孔
22を嵌合する小径ピストン部25bとをロッド部25
cを介して一体に結合して構成される。小径ピストン部
25bは後端を前記凹部23側へ突出させており、その
端面に前記第1ブレーキレバーL1 の押圧部が当接す
る。この第1ブレーキレバーL1 には、これを小径ピス
トン部25bの後端から離反させるように、捩りばね2
6のばね力が付与される。
【0014】大径ピストン部25aは、その前端に大径
シリンダ孔21の内周面に密接するカップシール部材2
7が付設され、そのカップシール部材27と、大径シリ
ンダ孔21の前端開口部に螺着されたねじ栓28とによ
り大径シリンダ孔21内に出力油圧室29が画成され、
この出力油圧室29に前記出力ポート21 は連なってい
る。
【0015】出力油圧室29には、段付ピストン25を
後退方向(図では右方)へ付勢する戻しばね30が縮設
され、段付ピストン25の後退限は、その大径ピストン
部25aが前記環状段部24に当接することにより規定
される。
【0016】大径ピストン部25aの中間部及び小径ピ
ストン部25bの前端部には、大径シリンダ孔21及び
小径シリンダ孔22の各内周面に密接するシールリング
34,35がそれぞれ付設され、前記カップシール部材
27及びシールリング34により大径シリンダ孔21内
に補給油室36が画成され、また両シールリング34,
35により大径シリンダ孔21から小径シリンダ孔22
に亘る入力油圧室37が画成される。前記入力ポート1
6はこの入力油圧室37に連なっている。
【0017】シリンダ本体20の上側には、作動油を貯
留するリザーブタンク31が連設されており、そのリザ
ーブタンク31内の底部と大径シリンダ孔21とを連通
するリリーフポート32及びサプライポート33がシリ
ンダ本体20に穿設される。その際、リリーフポート3
2は、段付ピストン25が後退限に位置するとき、カッ
プシール部材27の直前で出力油圧室29に開口するよ
うに配置され、サプライポート33は、段付ピストン2
5の如何なる位置でも常に補給油室36に開口するよう
に配置される。
【0018】而して、段付ピストン25の前進作動によ
りカップシール部材27がリリーフポート32を前方へ
横切ると、段付ピストン25の前進量に応じた油圧を出
力油圧室29に発生させることができる。また段付ピス
トン25の後退過程で出力油圧室29の圧力が補給油室
36よりも下がると、カップシール部材27の外周リッ
プが出力油圧室29側へ撓むことにより、補給油室36
から出力油圧室29へ作動油を補給することができる。
【0019】尚、図2中、符号38は小径ピストン25
bの凹部23への露出外周面を覆う防塵ブーツである。
【0020】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0021】先ず、第1ブレーキレバーL1 のみの操作
により第1マスタシリンダM1 の段付ピストン25を前
進作動させると、前述のように出力油圧室29に油圧が
発生し、その油圧は出力ポート21 から、第1油圧導管
1 を経て前輪ブレーキBfに供給され、これを単独で
作動させることができる。このとき段付ピストン25の
前進に伴い容積が拡大する入力油圧室37には第3油圧
導管33 を介して第2マスタシリンダM2 の作動油を吸
入するので、入力油圧室37は段付ピストン25の前進
を妨げない。
【0022】また第2ブレーキレバーL2 のみの操作に
より第2マスタシリンダM2 を作動させると、その発生
油圧は出力ポート22 から第2及び第3油圧導管32
3に同時に出力される。第2油圧導管32 に出力され
た油圧は比例減圧弁7を経て油圧アクチュエータ5の油
圧室9に供給され、作動ピストン11を戻しばね13に
抗して図で左方へ前進させるので、作動杆11aを介し
てブレーキワイヤ15を牽引して作動レバー14を回動
し、後輪ブレーキBrを作動せしめる。
【0023】一方、第3油圧導管33 に出力された油圧
は第1マスタシリンダM1 の入力油圧室37に供給さ
れ、これにより大径ピストン25aの背面を押圧して段
付ピストン25を前進させ、出力油圧室29に油圧を発
生させるので、前輪ブレーキBfをも同時に作動させる
ことができる。
【0024】このとき、第1ブレーキレバーL1 はばね
26により、所定の後退位置に保持されるので、段付ピ
ストン25が第1ブレーキレバーL1 の押圧部から遠く
離れても、第1ブレーキレバーL1 の盲動を抑えること
ができる。
【0025】第1及び第2ブレーキレバーL1 ,L2
より第1及び第2マスタシリンダM 1 ,M2 を同時に作
動させると、前、後輪ブレーキBf,Brを同時に作動
させ得ることは勿論であるが、特に第1マスタシリンダ
1 の段付ピストン25には、第1ブレーキレバーL1
による押圧力と、第2マスタシリンダM2 の出力油圧が
第1マスタシリンダM1 の入力油圧室37で大径ピスト
ン部25aに及ぼす押圧力とが加算されて作用し、段付
ピストン25を前方へ強力に押圧するため、前輪ブレー
キBfの制動力を増強することができる。
【0026】図3は本発明の第2実施例を示すもので、
後輪ブレーキBrを油圧式に構成して、その入力ポート
40に第2油圧導管32 の下流端を直接接続した点を除
けば前実施例と同様の構成であり、図中、前実施例との
対応部分には同一符号を付す。
【0027】この実施例によれば、前実施例のような油
圧アクチュエータ5を用いずに済み、構成の簡素化を図
ることができる。
【0028】次に図4により本発明の第3実施例を説明
する。第1及び第2ブレーキレバーL1 ,L2 は、操向
ハンドル1に固着された左右のレバーホルダ411 ,4
2に軸支され、これらブレーキレバーL1 ,L2 によ
り第1及び第2操作ワイヤ421 ,422 を介してそれ
ぞれ操作される第1及び第2マスタシリンダM1 ,M 2
が、車体の適所に固着されるシリンダ本体45を共通に
してユニット化される。
【0029】第1マスタシリンダM1 の構成は、前実施
例の第1マスタシリンダM1 と基本的に同一であるの
で、図中前実施例と対応する部分にはそれと同一の符号
を付してそれらの詳細な説明を省略する。
【0030】第2マスタシリンダM2 は従来一般のもの
と同様に、シリンダ孔46に摺動自在に嵌装されるピス
トン47、カップシール部材48、油圧室49、補給油
室50、リリーフポート51、サプライポート52及び
出力ポート22 を備えている。
【0031】両マスタシリンダM1 ,M2 の各リリーフ
ポート32,51及びサプライポート33,52は、シ
リンダ本体45の上部に付設される共通のリザーブタン
ク53に連通する。
【0032】第1及び第2マスタシリンダM1 ,M2
出力ポート21 ,22 はシリンダ本体45の同一側面に
開口するように設けられる。その際、第2マスタシリン
ダM 2 の出力ポート22 は第1マスタシリンダM1 の入
力油圧室37と第2マスタシリンダM2 の油圧室49間
の隔壁を貫通して両室37,49間を連通する。
【0033】またシリンダ本体45には、第1及び第2
マスタシリンダM1 ,M2 のピストン25,47をそれ
ぞれ前進作動し得る第1及び第2中継レバー541 ,5
2が軸支され、これら中継レバー541 ,542 に前
記第1及び第2ブレーキレバーL1 ,L2 が、第1及び
第2操作ワイヤ421 ,422 を介して連動接続され
る。第1中継レバー541 には、これを段付ピストン2
5の後端から離反させるようにばね55のばね力が付与
される。
【0034】その他の構成は前記第1実施例と同様であ
り、図中、第1実施例と対応する部分にはそれと同一の
符号を付す。
【0035】而して、第1ブレーキレバーL1 を作動す
れば、これに連動する第1中継レバー541 が第1マス
タシリンダM1 の段付ピストン25を前進作動させるの
で、出力ポート21 からの出力油圧により前輪ブレーキ
Bfを作動させることができる。また第2ブレーキレバ
ーL2 の作動すれば、これに連動する第2中継レバー5
2 が第2マスタシリンダM2 を作動させるので、その
出力ポート22 からの出力油圧により第1マスタシリン
ダM1 の段付ピストン25を前進作動させると同時に油
圧アクチュエータ5を作動させ、したがって前、後輪ブ
レーキBf,Brを同時に作動させることができる。こ
のとき第1ブレーキレバーL1 及び第1中継レバー54
1 はばね55により不作動位置に保持されていて、盲動
することはない。
【0036】さらに第1及び第2ブレーキレバーL1
2 の同時操作時には、前、後輪ブレーキBf,Brを
同時作動させると共に、第1中継レバー541 の段付ピ
ストン25に対する入力と、第2マスタシリンダM2
出力油圧の同段付ピストン25に対する入力との和によ
り前輪ブレーキBfの制動力を増強することができる。
【0037】しかも、この第2実施例では、第1及び第
2マスタシリンダM1 ,M2 を同一シリンダ本体45上
に構成してユニット化したので、両マスタシリンダ
1 ,M 2 の構成が簡素化されると共に、全体がコンパ
クトになる。その上、前記第1実施例における第3油圧
導管31 のような配管が不要となる。
【0038】本発明は、上記実施例に阻止されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、第2油圧導管32 から比例減圧弁
7を取り除くこともできる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、前輪ブレーキを作動すべく第1ブレーキ操作子によ
り操作される第1マスタシリンダと、後輪ブレーキを作
動すべく第2ブレーキ操作子により操作される第2マス
タシリンダとを備えた自動二輪車用ブレーキ装置におい
て、第1マスタシリンダを、シリンダ本体と、大径ピス
トン部及びその後端に一体に連なる小径ピストン部から
なっていてシリンダ本体内に嵌装される段付ピストン
と、シリンダ本体内に画成されて大径ピストン部の前端
面及び後端面がそれぞれ臨む出力油圧室及び入力油圧室
とから構成し、前記出力油圧室に連なる出力ポートを、
その出力油圧により作動される前輪ブレーキに接続する
一方、前記入力油圧室に第2マスタシリンダの出力ポー
トを連通したので、第1マスタシリンダの作動時には前
輪ブレーキを単独作動させ、第2マスタシリンダの作動
時には第1マスタシリンダを連動作動させて前、後輪ブ
レーキを同時作動させることができ、これらにより自動
二輪車特有の運転状態に応じた種々の制動状態を容易に
得ることができる。しかも両マスタシリンダの作動時に
は、第2マスタシリンダの出力油圧も第1マスタシリン
ダの入力に加算されるため前輪ブレーキを制動力を強化
し、効果的な制動を行うことができる。
【0040】また本発明の第2の特徴によれば、第1マ
スタシリンダの段付ピストンを押動してその出力油圧室
に油圧を発生させる第1ブレーキ操作子を、段付ピスト
ンから離反させるようにばね付勢したので、第2マスタ
シリンダの出力油圧による第1マスタシリンダの段付ピ
ストンの前進作動時、第1ブレーキ操作子は置き去り状
態となるも、前記ばね付勢力により該操作子の盲動を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動二輪車用ブレー
キ装置の全体図
【図2】上記ブレーキ装置における第1マスタシリンダ
の縦断面図
【図3】本発明の第2実施例に係る自動二輪車用ブレー
キ装置の全体図
【図4】本発明の第3実施例に係る自動二輪車用ブレー
キ装置の全体図
【符号の説明】
20 シリンダ本体 25 段付ピストン 25a 大径ピストン部 25b 小径ピストン部 26 ばね 29 出力油圧室 37 入力油圧室 45 シリンダ本体 55 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪ブレーキ(Bf)を作動すべく第1
    ブレーキ操作子(L 1 )により操作される第1マスタシ
    リンダ(M1 )と、後輪ブレーキ(Br)を作動すべく
    第2ブレーキ操作子(L2 )により操作される第2マス
    タシリンダ(M2 )とを備えた自動二輪車用ブレーキ装
    置において、 第1マスタシリンダ(M1 )を、シリンダ本体(20,
    45)と、大径ピストン部(25a)及びその後端に一
    体に連なる小径ピストン部(25b)からなっていてシ
    リンダ本体(20,45)内に嵌装される段付ピストン
    (25)と、シリンダ本体(20,45)内に画成され
    て大径ピストン部(25a)の前端面及び後端面がそれ
    ぞれ臨む出力油圧室(29)及び入力油圧室(37)と
    から構成し、前記出力油圧室(29)に連なる出力ポー
    ト(21 )を、その出力油圧により作動される前輪ブレ
    ーキ(Bf)に接続する一方、前記入力油圧室(37)
    に第2マスタシリンダ(M2 )の出力ポート(22 )を
    連通したことを特徴とする、自動二輪車用ブレーキ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 第1マスタシリンダ(M1 )の段付ピストン(25)を
    押動してその出力油圧室(29)に油圧を発生させる第
    1ブレーキ操作子(L1 )を、段付ピストン(25)か
    ら離反させるようにばね付勢したことを特徴とする、自
    動二輪車用ブレーキ装置。
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