JPH09309430A - 索道のローディングゲート装置 - Google Patents

索道のローディングゲート装置

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Publication number
JPH09309430A
JPH09309430A JP15165796A JP15165796A JPH09309430A JP H09309430 A JPH09309430 A JP H09309430A JP 15165796 A JP15165796 A JP 15165796A JP 15165796 A JP15165796 A JP 15165796A JP H09309430 A JPH09309430 A JP H09309430A
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JP
Japan
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gate bar
gate
passenger
bar
loading
Prior art date
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Pending
Application number
JP15165796A
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English (en)
Inventor
Tadanobu Muraoka
忠信 村岡
Etsuo Takayanagi
悦雄 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Cable Co Ltd
Original Assignee
Nippon Cable Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09309430A publication Critical patent/JPH09309430A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 索道のターミナルにおいて、進入通路から乗
降場の搬器に向かって乗客を安全に誘導するローディン
グゲート装置の提供を課題とする。 【解決手段】 駆動装置7とゲートバー20の間にスリ
ップクラッチ23を介在させて駆動を行うようにしてい
る。ゲートバー20に人などが衝突し、過大なトルクが
負荷された場合に、スリップクラッチ23にスリップを
生じ、乗客に対する安全を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、張架循環された索条に
椅子式の搬器を握索機で咬着懸垂して乗客を輸送する索
道のターミナル(停留場をいう。以下同じ。)に配置さ
れ、乗客が搬器への乗車を、安全かつ円滑に実施できる
ようにする索道のローディングゲート装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】索道設備は山岳、傾斜地における輸送交
通機関として用いられるが、特に積雪地におけるスキー
リフトとして多用されている。循環式のスキーリフト
は、循環する索条に握索機を用いて椅子式搬器を咬着懸
垂して運行を行うもので、比較的簡単な構成であり従来
から著しく多数実施さている。
【0003】近時、スキーリフトの輸送能力の向上が望
まれこれに対応して運転速度の上昇、搬器発車間隔の短
縮等が試みられ、また、搬器の定員も従来の1人乗り及
び2人乗りから、3人乗り以上の多数定員のものが実施
されるようになってきている。このような輸送能力の向
上を行うためには、乗客の安全確保を図りつつ、特に客
扱いを円滑に行って搬器の無駄な運転をなくし、輸送効
率の向上を図ることが必要であり、このために従来から
乗降場の搬器に向かって乗客を誘導する誘導路の途中に
開閉するゲートを設け、このゲートを所定のタイミング
で開閉して乗客の流れを制御することが実施されてい
る。この種のゲート装置としては、実公昭58−042
209号公報に示されたものがある。前記公報において
は、ゲートの開閉動作を行うためにリンク機構や油圧装
置等で構成されたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなゲート装置
では、進入通路より乗り場へ移動しようとした乗客が、
ゲートバーの開閉のタイミングを外して進入した場合
に、開閉動中のゲートバーに衝突、または挟まれるとい
う問題があった。本発明はこのような事情に鑑みてなさ
れたものであって、乗客がゲートバーに衝突、あるいは
挟まれた場合でも乗客にけがをさせることなく安全に作
動し、かつ乗客の流れを好適に制御することができ、さ
らに構造が簡単であって保守点検が容易であるローディ
ングゲート装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して、こ
の発明の索道のローディングゲート装置は、張架循環さ
れる索条に椅子式の搬器を懸垂して乗客を輸送する索道
において、ターミナルの乗客進入通路に設けられ乗客の
進入可否を規制するためのローディングゲート装置であ
って、該ローディングゲート装置は、進入通路に沿って
固設された支持脚に枢着され前記進入通路を開閉可能と
したゲートバーと、該ゲートバーを駆動するための駆動
装置と、駆動力を前記駆動装置からゲートバーに伝達す
るためのスリップクラッチと、を備え前記ゲートバーに
過大なトルクが負荷されたときにスリップを生じるよう
になしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2はスキーリフトの乗
り場を示すものである。索道線路中に張架された索条2
は、ターミナル3内に導かれ滑車4周縁部に巻き掛けら
れてU字状に折り返され、乗り場5を経て索道線路中に
誘導される。索条2には搬器6を一定間隔で固着懸垂
し、索条の進行に伴って搬器6も進行する。ターミナル
3の乗り場5の近傍、例えば、乗り場5の索条中心線の
後方延長線上であって、かつ搬器6の通過位置を避けた
位置にこの発明のローディングゲート装置1を配置す
る。
【0007】図3及び図4に示す如くローディングゲー
ト装置1は、支持脚9、ブラケット10、駆動装置7、
及びゲートバー20を備えている。支持脚9は基礎枠8
に固着立設し上部に中空円筒をなしたブラケット10を
固着する。ブラケット10は、図6に示す如く、ゲート
バー20が乗客誘導通路を閉じる位置と、鎖線で示す開
く位置とに揺動可能となるように円筒外周縁を一部切り
欠いている。ブラケット10の上部には駆動装置7を固
着する。該駆動装置7にはカバー21を外装し、該カバ
ー21には案内枠22を乗客誘導通路に平行して位置す
るように固着する。
【0008】図5に示す如く、駆動装置7は電動機1
1、及び減速機12で構成される。減速機12の入力側
には電動機11を同軸上に固着して一体化し、他方減速
機出力軸13にゲートバー20を固着したスリップクラ
ッチ23を嵌挿固着する構成とすることにより構造を簡
単にしている。電動機11の回転は減速機12で減速さ
れスリップクラッチ23を介してゲートバー20に伝達
される。スリップクラッチ23は、ハブ14、摩擦板1
5、15、フランジ19、ワッシャ16、さらばね1
7、及びナット18で構成している。ハブ14は一端に
雄ねじが刻まれており減速機出力軸13に嵌挿固着す
る。該ハブ14には、摩擦板15、15、フランジ1
9、ワッシャ16、さらばね17を回転自在に嵌挿し、
ナット18を装着する。さらに前記フランジ19にはゲ
ートバー20を固着する。ここで該ナット18をさらば
ね17方向へ締め込み、さらばね17を圧縮すると、該
さらばね17の弾性復元力によりハブ14、摩擦板1
5、15、フランジ19、及びワッシャ16は互いに圧
着させられて摩擦力を生じ、減速機出力軸13の回転は
この摩擦力によりゲートバー20に伝達される。つまり
さらばね17を圧縮する量をナットの締め込み量により
調節することでゲートバー20に伝達する回転トルクを
調節することができる。
【0009】中間フランジ10の下部にはセンサ、例え
ばリミットスイッチ30、30′を固着する。リミット
スイッチ30は、ゲートバーが乗客誘導通路を閉じる位
置を検出して動作し、リミットスイッチ30′は、ゲー
トバーが乗客誘導通路を開く位置を検出して動作する。
リミットスイッチ30、30′の動作の信号により電動
機11の回転は停止する。
【0010】このように構成された索道のローディング
ゲート装置においては、ゲートバー20の開閉によって
乗客誘導通路上の乗客の移動のタイミングを制御する。
ゲートバー20の開閉時期、すなわち電動機の動作時期
を所定のタイミングで制御することにより、乗り場5に
おいて搬器6に対して乗客を過不足なく誘導し、乗り場
5における混雑や搬器の空運転を避けて、運転効率の向
上を図ることができる。又、その際ゲートバー20が乗
客に接触し、スリップクラッチ23で調整した回転トル
ク以上のモーメントがゲートバー20に作用すると、該
ゲートバー20を固着したフランジ19と摩擦板15、
15との間に滑りを生じることで、乗客に対する安全を
確保できる。
【0011】なお、以上の説明は一人乗り固定循環式索
道においての実施例であるが、自動循環式索道において
も実施可能であり、定員数が2人乗り、あるいは3人乗
り以上の多数定員のスキーリフトにおいても、本ゲート
装置1を定員数と同数並列に設置することにより容易に
対応できる。
【0012】
【発明の効果】本発明の索道のローディングゲート装置
は、前述したように、ゲートバーに伝達する回転トルク
をスリップクラッチで調節することにより、乗客がゲー
トバーに衝突したり挟まれた場合でも乗客にけがをさせ
ることなく安全に作動することができ、構造が簡単で保
守点検も容易であって価格も安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リフト乗り場の平面図。
【図2】 リフト乗り場の側面図。
【図3】 ロディングゲート装置の正面図。
【図4】 ロディングゲート装置の側面図。
【図5】 ロディングゲート装置の一部断面を拡大図で
示した正面図。
【図6】 スリップクラッチ部の平面図。
【符号の説明】
1 ローディングゲート装置 2 索条 3 ターミナル 4 滑車 5 乗り場 6 搬器 7 駆動装置 8 基礎枠 9 支持脚 10 ブラケット 11 電動機 12 減速機 13 減速機出力軸 14 ハブ 15 摩擦板 16 ワッシャ 17 さらばね 18 ナット 19 フランジ 20 ゲートバー 21 カバー 22 案内枠 23 スリップクラッチ 30、30′ リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張架循環される索条に椅子式の搬器を懸
    垂して乗客を輸送する索道において、ターミナルの乗客
    進入通路に設けられ乗客の進入可否を規制するためのロ
    ーディングゲート装置であって、該ローディングゲート
    装置は、進入通路に沿って固設された支持脚に枢着され
    前記進入通路を開閉可能としたゲートバーと、該ゲート
    バーを駆動するための駆動装置と、駆動力を前記駆動装
    置からゲートバーに伝達するためのスリップクラッチ
    と、を備え前記ゲートバーに過大なトルクが負荷された
    ときにスリップを生じるようになしたことを特徴とする
    索道のローディングゲート装置。
JP15165796A 1996-05-22 1996-05-22 索道のローディングゲート装置 Pending JPH09309430A (ja)

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JP15165796A JPH09309430A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 索道のローディングゲート装置

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JP15165796A JPH09309430A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 索道のローディングゲート装置

Publications (1)

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JPH09309430A true JPH09309430A (ja) 1997-12-02

Family

ID=15523372

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15165796A Pending JPH09309430A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 索道のローディングゲート装置

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JP (1) JPH09309430A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102039070B1 (ko) * 2018-10-15 2019-11-01 (주)플래그시스 스윙 도어 모듈, 그리고 스윙 도어 모듈을 구비한 스윙 게이트 시스템

Cited By (1)

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KR102039070B1 (ko) * 2018-10-15 2019-11-01 (주)플래그시스 스윙 도어 모듈, 그리고 스윙 도어 모듈을 구비한 스윙 게이트 시스템

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A521 Written amendment

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