JPH09309376A - トラック - Google Patents

トラック

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JPH09309376A
JPH09309376A JP15025396A JP15025396A JPH09309376A JP H09309376 A JPH09309376 A JP H09309376A JP 15025396 A JP15025396 A JP 15025396A JP 15025396 A JP15025396 A JP 15025396A JP H09309376 A JPH09309376 A JP H09309376A
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JP
Japan
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platform
support mechanism
loading platform
truck
load carrier
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Application number
JP15025396A
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English (en)
Inventor
Nobuchika Tanaka
宣親 田中
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IZUMI KOGYO KK
Original Assignee
IZUMI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非平坦地でも傾斜荷台を支持でき且つ傾斜荷台
からの貨物排出が容易なトラックを実現する。 【解決手段】車台20上を前後に移動可能な荷台30の
前部と車台20とを連結するとともに荷台30を後方移
動時に前上がり状態に傾斜させる荷台前部支持機構と、
荷台30を傾斜時に後部側で上向き等に支える荷台後部
支持機構とを備えたトラックにおいて、荷台30上を機
械的駆動によって前後へ移動することが可能な可動板4
40を備え、荷台前部支持機構は、その連結方向に向け
て伸縮可能なもの520であり、荷台後部支持機構は、
その支持方向に向けて伸縮可能なもの530である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラックに関
し、詳しくは、土木・建築用重機等の特殊貨物を運搬す
るとともに土木・建築作業による廃材等の一般貨物をも
運搬するのに好適な重機廃材等運搬兼用のトラックに関
する。建築物解体作業等の現場へ重機を運び込むととも
に現場から廃材を積んで帰ることや、逆に現場へ資材を
運び込むとともに現場から重機を積んで持ち帰ることな
どを同一の車両で行うことができるトラックについて、
処理効率向上のための荷台まわりの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示した一般的な重機運搬専用車
両は、車台20a及び荷台30aが重機の重量に耐えら
れるように頑丈に作られている。そして、例えばパワー
ショベル60を現場に運ぶ場合には、車台20a後方に
ビーム61を斜めに架設しておき、この上をパワーショ
ベル60に渡らせることで(図10(a)参照)、車台
20aにパワーショベル60を乗載させて(図10
(b)参照)、これを運搬するようになっている。しか
し、かかる車両は、重機運搬専用に設計されているの
で、現場へ重機を運搬した後は空荷の状態で帰るか待避
させておくしかなかった。
【0003】これに対し、図11〜図13に示したトラ
ックは、出願人が従来使用していたものであるが、重機
運搬に加えて一般貨物の運搬にも使用できるように改良
したものである。そのために、このトラックは、車体1
0に後続する車台20に対してその上の荷台30が前後
方向に移動しうるようになっている。すなわち、車台2
0と荷台30とが分離されていて、これらが油圧シリン
ダ51の伸縮に伴って前後に相対移動するようなもので
ある。
【0004】また、荷台30の下面前部には連結棒52
が下方に向けて固定され、その連結棒52の先端には転
動輪が突設されて、車台20において上方へ開口して前
後方向に形成された案内溝に対し連結棒52先端の転動
輪が移動可能に嵌合させられたことで、連結棒52を従
節とし車台20の案内溝を原節とする確動カムに基づく
荷台前部支持機構が構成されている。このカム機構によ
り、荷台30は、前方移動時には前部が車台20上に接
して乗る一方、後方移動時には前部が車台20から離れ
て上昇しその作用で後部が下がって傾斜するようになっ
ている。
【0005】さらに、車台20の後端部には支持棒53
が揺動可能に支持されるとともに、荷台30において下
方へ開口して前後方向に形成された案内溝に沿って支持
棒53の上端が移動可能に嵌合させられている。このよ
うに構成された荷台後部支持機構において、支持棒53
は、荷台30に対し常時略垂直の状態を保ちながら相対
移動を行って、荷台30の前方移動時には支持棒53下
端が地面から離れる一方、荷台30の後方移動時には支
持棒53下端が地面に当接して荷台30の中間部を下支
えするようになっている。
【0006】また、荷台30は、その上面における4辺
に対して側板を付けることが可能となっている。前側板
としてのプロテクタ44は固定されているが、煽と呼ば
れる左側板41及び右側板43さらに後側板42は着脱
自在となっている。側板41,42,43を外したとき
は重機搭載に適した板状体となり、側板41,42,4
3を取り付けたときは一般貨物積載用の箱状体を形成す
るようになっている。なお、プロテクタ44には、ワイ
ヤの貫通穴が穿孔されている。さらに、それのワイヤ巻
取ユニット45a(ウィンチ)及びその駆動用油圧モー
タ45も付設されている。
【0007】このようなトラックを用いてパワーショベ
ル60を現場に運ぶ場合には、先ず平坦な場所でトラッ
クとパワーショベル60とを前後に並ばせる。次に、ト
ラックに対して、油圧シリンダ51の切換制御弁を操作
して油圧シリンダ51を収縮させることで、荷台30を
車台20後方に移動させ且つ後ろ下がりに傾斜させる。
荷台30の後端が地面に着くまで傾斜させる。それか
ら、パワーショベル60を後進させながら荷台30を登
らせる(図11(a)参照)。そして、パワーショベル
60が荷台30の上に完全に載ったところで、切換制御
弁を逆に操作して油圧シリンダ51を伸張させること
で、荷台30を車台20前方に移動させて、パワーショ
ベル60を荷台30と共に車台20上に完全に乗載させ
る(図11(b)参照)。こうして、パワーショベル6
0を現場まで運搬し、現場では概ね逆のことを行ってパ
ワーショベル60を降ろす。
【0008】荷台30が空になった後は、荷台30に側
板41,42,43をセットして一般貨物積載可能にし
ておく。そして、現場における例えば家屋の解体作業等
によって廃材70が出たときには、通常の貨物トラック
に対するのと同様にして、パワーショベル60等を用い
て廃材70を荷台30に積み込む(図12(a)参
照)。それから、廃材70を運搬して持ち帰り、あるい
は廃材70の処分場へ運び込む。そこでは、油圧シリン
ダ51を収縮させることで、荷台30を後方に移動させ
て荷台30の後端が地面に着くまで傾斜させる(図12
(b)参照)。それから、後側板42を外し、廃材70
を傾斜面に沿って滑らせて降ろすことでそれを排出す
る。
【0009】このように重機運搬に加えて一般貨物の運
搬にも兼用できるので、重機運搬専用車両の他に一般の
貨物トラックをも揃えておいてそれぞれに運転手等を手
当する必要がなくなり、1台のトラックで往復共に有益
な仕事を済ませることが可能となった。その結果、作業
効率が向上して、解体等の土木・建築作業に要する設備
費用や人件費を節減することができた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトラックでは、重機の積み卸しのために車台
及び荷台の高さが低くされていることに加え、移動可能
にした荷台をその傾斜時に重加重の下で支えるために連
結棒や支持棒が荷台の前部および中後部を支持する構造
となっていることから、これらの棒の長さ等の制約を受
けるので、ダンプカーの如く荷台を大きく傾けることは
できない(図13(a)参照)。このため、鋼製の荷台
との摩擦係数が大きな類の廃材等については、荷台を傾
けただけでは滑り落ちないので、人手で引き下ろすなど
の排出作業が必要であった。そこで、滑りにくい貨物で
あっても人手をかけないで容易に荷台から排出すること
ができるように、トラックの構造を工夫し、さらなる改
良を施すことが課題となる。
【0011】また、廃材等の廃棄場やゴミ焼却場などは
必ずしも平坦なところばかりでなく段差や傾斜がついて
いるところも多い。例え地面が平らであっても、以前の
廃棄物や焼却待ちゴミ等の上に重ねるように排出しなけ
ればならないため、それらによって実質的に段差等が形
成されていることもある。このような場合も、やはり連
結棒の長さ等の制約を受けるので、十分な傾斜を確保す
ることができない。さらに、支持棒(53)が地面に届
かないので、傾斜荷台を支える力が不足してしまうこと
にもなってしまう(図13(b)参照)。このような場
所で重機を積み込むような場合は、なおさら深刻であ
る。そこで、かかる場所で貨物排出や重機搭載を行う場
合であっても加重に抗して荷台が十分に支えられるよう
なトラック構造を案出することも課題となる。
【0012】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、傾斜荷台からの貨物排出が容
易なトラックを実現することを目的とする。また、本発
明は、非平坦地でも傾斜荷台を支持可能なトラックを実
現することをも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第5の解決手段についてそ
の構成および作用効果を以下に説明する。
【0014】[第1の解決手段]第1の解決手段のトラ
ックは(、出願当初の請求項1に記載の如く)、車台上
を前後に移動可能な荷台と、この荷台を後方移動時に前
上がり又は後ろ下がり状態に傾斜させて支える荷台支持
機構とを備えたトラックにおいて、少なくとも前記荷台
の傾斜時にこの荷台上を機械的駆動によって前後へ移動
することが可能な可動板を備えたことを特徴とするもの
である。
【0015】このような第1の解決手段のトラックにあ
っては、重機や廃材等の貨物の積み卸しに際し作業が楽
になるように車台上で荷台を後へ移動させて傾斜状態で
支持するが、特に積荷排出に際して荷台を傾けただけで
は積荷が荷台から滑り落ちないで残っているようなとき
には、可動板を前から後ろへ移動させる。そうすると、
機械的駆動力によって積荷が強制的に排出される。
【0016】これにより、荷台の傾斜が小さくて滑り落
ちない貨物であっても人手をかけないで容易に荷台から
排出することができる。なお、この際の駆動力は荷台の
傾斜不足を補う分だけで足りるので、駆動源や駆動機構
は簡素・小規模なもので済ませることができる。したが
って、この発明によれば、傾斜荷台からの貨物排出が容
易なトラックを実現することができる。
【0017】[第2の解決手段]第2の解決手段のトラ
ックは(、出願当初の請求項2に記載の如く)、車台
と、この車台上を前後に移動可能な荷台と、この荷台の
前部と前記車台とを連結するとともに前記荷台を後方移
動時に前上がり又は後ろ下がり状態に傾斜させる荷台前
部支持機構と、前記荷台を傾斜時に後部又は中間で上方
向又は上斜め方向に支える荷台後部支持機構とを備えた
トラックにおいて、前記荷台後部支持機構が、少なくと
も前記荷台の傾斜時にその支持方向に向けて伸縮可能な
ものであることを特徴とするものである。
【0018】このような第2の解決手段のトラックにあ
っては、貨物の積み卸しに際し作業が楽になるように車
台上で荷台を後へ移動させて傾け、重荷重にも耐えられ
るように地面上の荷台後端と荷台に連結の荷台前部とで
支持しその他に荷台の後部又は中間でも荷台後部支持機
構によって支持するが、この荷台後部支持機構が伸縮可
能となっている。そこで、通常は荷台後部支持機構を収
縮状態にしておくことで、地面につかえて荷台移動や傾
斜確保の妨げとなるといった不都合を未然に且つ確実に
防止することができる。そして、荷台を後方に移動させ
て傾け貨物の積み卸しを行おうとするときに、荷台後部
支持機構を伸張させる。地面に当接するまで伸張させ
る。
【0019】これにより、地面が平坦でないため従来の
支持棒では長さが合わなかったような場所でも、荷台後
部支持機構が地面に届くので、確実に荷台を支えること
ができる。したがって、この発明によれば、非平坦地で
も傾斜荷台を支持可能なトラックを実現することができ
る。
【0020】[第3の解決手段]第3の解決手段のトラ
ックは(、出願当初の請求項3に記載の如く)、車台
と、この車台上を前後に移動可能な荷台と、この荷台の
前部と前記車台とを連結するとともに前記荷台を後方移
動時に前上がり又は後ろ下がり状態に傾斜させる荷台前
部支持機構と、前記荷台を傾斜時に後部又は中間で上方
向又は上斜め方向に支える荷台後部支持機構とを備えた
トラックにおいて、前記荷台前部支持機構が、少なくと
も前記荷台の傾斜時にその連結方向に向けて伸縮可能な
ものであることを特徴とするものである。
【0021】このような第3の解決手段のトラックにあ
っては、荷台前部支持機構が伸縮可能となっているの
で、これを伸張させれば、さらにその分だけ荷台の傾斜
を増大させることができる。なお、荷台を最後まで移動
させてしまうと荷台の後端が地面に当たって荷台の傾斜
を妨げるような場合でも、荷台を移動可能な最後方位置
よりも幾らか前の位置に止めて荷台前部支持機構を伸張
させればよい。これにより、従来以上に大きな荷台傾斜
を得ることができる。したがって、この発明によれば、
平坦地はもちろん非平坦地でも荷台の十分な傾斜を確保
することが可能なトラックを実現することができる。
【0022】[第4の解決手段]第4の解決手段のトラ
ックは(、出願当初の請求項4に記載の如く)、上記の
第2の解決手段及び第3の解決手段のトラックであっ
て、前記荷台前部支持機構および前記荷台後部支持機構
に対しそれらの何れか一方を伸張させたとき他方を収縮
させる制御を行う制御手段を備えたものであることを特
徴とするものである。
【0023】このような第4の解決手段のトラックにあ
っては、荷台を移動させるときには荷台前部支持機構を
収縮させた状態で行う。このときは傾斜が小さいので荷
台後部支持機構が伸びていても荷台移動の妨げになるこ
とはない。そして、貨物の積み卸しに際しては、荷台を
後方へ下げてから荷台前部支持機構を伸張させること
で、荷台を傾斜させる。このとき、荷台後部支持機構は
収縮してその機構的限界の所定長となるが、この長さで
地面に当接していないときには、地面の形状等に応じて
荷台をさらに前後何れかに移動させて、そのことによる
荷台傾斜限界の変化等によって荷台後部支持機構が接地
するように調節する。それから、重機等の貨物を荷台に
積み込む。
【0024】これにより、荷台後端,荷台後部支持機
構,車台後端点,荷台前部支持機構の4点で支持される
ので、荷台は安定して支持される。特に、荷台後部支持
機構が所定長で機械的な強い反力を発揮するので、荷台
が確実に支持される。したがって、この発明によれば、
平坦地はもちろん非平坦地でも荷台の十分な傾斜を確保
するとともにその傾斜荷台を確実に支持しうるトラック
を実現することができる。
【0025】[第5の解決手段]第5の解決手段のトラ
ックは(、出願当初の請求項5に記載の如く)、荷台上
を機械的駆動によって前後へ移動することが可能な可動
板を備えたことを特徴とするものである。
【0026】このような第5の解決手段のトラックにあ
っては、可動板を前から後ろへ移動させることで、機械
的駆動力によって積荷が強制的に排出される。これによ
り、荷台上の貨物を人手をかけないで容易に荷台から排
出することができる。したがって、この発明によれば、
荷台からの貨物排出が容易なトラックを実現することが
できる。
【0027】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明のトラックについて、これを実施するための形態
を説明する。
【0028】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
形態のトラックは、車台と、この車台上を前後に移動可
能な荷台と、この荷台の前部と前記車台とを連結すると
ともに前記荷台を後方移動時に前上がり又は後ろ下がり
状態に傾斜させる荷台前部支持機構と、前記荷台を傾斜
時に後部又は中間で上方向又は上斜め方向に支える荷台
後部支持機構とを備えたトラックにおいて、少なくとも
前記荷台の傾斜時にこの荷台上を機械的駆動によって前
後へ移動することが可能な可動板を備え、前記荷台前部
支持機構は、少なくとも前記荷台の傾斜時にその連結方
向に向けて伸縮可能なものであり、前記荷台後部支持機
構は、少なくとも前記荷台の傾斜時にその支持方向に向
けて伸縮可能なものであることを特徴とする。これによ
り、非平坦地でも傾斜荷台を支持できるとともに傾斜荷
台からの貨物排出が容易なトラックを実現することがで
きる。
【0029】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態のトラックに
おいて、前記可動板は、前記荷台上面前部に設けられた
プロテクタ即ち前側板を兼ねるもの又は個別のものであ
ることを特徴とする。個別にした場合は、重機運搬専用
車両あるいは一般貨物運搬用の汎用トラックを元にして
比較的少ない改造で具現化することができる。これに対
し、プロテクタを兼ねた場合は、荷台上面における貨物
乗載面積を十分に確保することができる。
【0030】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態のトラックに
おいて、前記可動板の移動を駆動する機構は、ギヤ機構
又はワイヤ牽引機構であることを特徴とする。ワイヤ牽
引機構によれば既存のウィンチ等を利用して簡便に可動
機構を具体化することができる。一方、ギヤ機構によれ
ば、可動機構であっても高剛性で頑丈な構造とすること
ができて、ワイヤの損傷や絡まり等に気を配る必要もな
い。
【0031】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態のトラックに
おいて、前記荷台前部支持機構および前記荷台後部支持
機構は、共に、その伸縮手段が前記荷台による押し下げ
力に応じてこの力に拮抗した押し上げ力を発生するよう
に伸縮状態が変わるものであることを特徴とする。
【0032】このような第4の実施形態のトラックにあ
っては、力のバランスに基づいて支持機構の伸縮状態が
決まるようにしたことにより、位置センサ等の壊れやす
い検出手段やその検出結果に基づく複雑な制御手段など
を設けなくても、必要な力を伝達するだけの比較的単純
な手法で(それぞれ伸張・収縮の逆動作を行うような、
又は共に伸張若しくは共に収縮するような)支持機構を
具現化することが可能となる。したがって、この発明に
よれば、非平坦地でも傾斜荷台を支持可能なトラックを
簡易な構造で実現することができる。
【0033】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態のトラックに
おいて、前記荷台前部支持機構および前記荷台後部支持
機構は、共に、その伸縮手段が油圧シリンダによるもの
であり、且つこれらの油圧シリンダの油圧源又は油圧供
給路が連通しているものであることを特徴とする。これ
により、荷台による押し下げ力に応じてこの力に拮抗し
た押し上げ力を発生するように伸縮状態が変わる伸縮手
段を具備した支持機構を、簡素な構造で具現化すること
ができる。
【0034】
【実施例】本発明のトラックの第1実施例について、そ
の具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、
その構造を示す概要図であり、図2は、その車台の断面
図である。
【0035】このトラックは、ほぼ従来同様の車体1
0,車台20,荷台30を持つものである。すなわち、
運手席やエンジン等を含んだ車体10に連なる鋼製の車
台20と、荷台前部支持機構や荷台後部支持機構によっ
て支持され油圧シリンダ51の伸縮に伴って車台20上
を前後に相対移動する鋼製の荷台30とを備えた重機・
廃材等兼用の運搬車両であり、車台20には荷台の後方
移動時に荷台30を傾斜させるために確動カムの原節を
なす案内溝54等が形成され、さらに荷台30下面の案
内溝に遊嵌して相対移動可能にそれを下支えするローラ
55が後端上部に付設されたたものである(図2参
照)。また、荷台30に対し着脱自在なアルミニウム製
の左側板41,後側板42,右側板43や、ウィンチ駆
動用の油圧モータ45も、従来同様に設けられている。
【0036】これに対し、前側板すなわちプロテクタ4
40が荷台30上を機械的駆動によって前後へ移動可能
な可動板となっている点、荷台前部支持機構が連結方向
に向けて伸縮可能なものとなっている点、荷台後部支持
機構も支持方向に向けて伸縮可能なものとなっている点
で、従来の兼用トラックと相違する。以下これらの相違
点を中心に説明する。
【0037】荷台前部支持機構は、従来の連結棒52が
油圧シリンダ520によって置き換えられていて、油圧
シリンダ520の伸縮に伴って連結方向に伸縮可能なも
のとなっている。また、荷台後部支持機構も、従来の支
持棒53が油圧シリンダ530によって置き換えられて
いて、油圧シリンダ530の伸縮に伴って支持方向に伸
縮可能なものとなっている。
【0038】さらに、これらの油圧シリンダ520,5
30は、車体10のエンジンによって駆動される油圧ポ
ンプから切換制御弁V1を経てさらに連通した油圧ホー
スを介して同圧の駆動流体を供給される(図7参照)。
そして、油圧シリンダ520のヘッド側の油路と油圧シ
リンダ530のロッド側の油路とが接続され、しかも油
圧シリンダ520のロッド側の油路と油圧シリンダ53
0のへッド側の油路とが接続されている。これによっ
て、油圧シリンダ520の伸張時に油圧シリンダ530
が収縮し、一方油圧シリンダ520の収縮時には油圧シ
リンダ530が伸張するようになっている。しかも、そ
の伸張・収縮が切換制御弁V1によって選択制御される
ようになっている。
【0039】プロテクタ440は、荷台30に直接固定
されるのでなく、分離して設けられ、一対のスライダ4
41によって支持される。ピニオン442を内部に持っ
たスライダ441は、荷台30上面の左右両側に平行し
て付設されたラックレール443に装着され、ピニオン
442の回転に伴いラックレール443に沿って相対移
動するものである。さらに、このときの機械的駆動力を
伝達するピニオン442は、クラッチ451を介在させ
て油圧モータ45によって駆動されるようになってい
る。これにより、可動板を兼ねるプロテクタ440は、
クラッチ操作によって何時でも選択的に荷台30上をギ
ヤ駆動で前後へ移動させることができるものとなってい
る。
【0040】また、クラッチ451の出力側からピニオ
ン442に伸びたシャフトにはホース巻取ユニット45
2及びワイヤ巻取ユニット453が介挿されている。こ
のホース巻取ユニット452により、プロテクタ440
と共に移動する油圧モータ45への油圧ホースを常時適
切な長さに維持するようになっている。さらに、一端が
荷台30の前端に係止されたワイヤ454をワイヤ巻取
ユニット453でプロテクタ440の移動に連れて巻取
ることで、プロテクタ440の前進力を補強するように
なっている。しかも、ワイヤ454の長さをラックレー
ル443の長さに対応して調整し、プロテクタ440が
後方限界まで移動するとワイヤ454の解放が終わりこ
れが緊張して、プロテクタ440がラックレール443
から外れるのを防止するようにもなっている。
【0041】なお、図3には、可動板をプロテクタと別
に設けた構成例を示した。この場合は、プロテクタ44
の後方に可動板444を設け、荷台30の後端にプーリ
456を付設する。さらに、プロテクタ44前面の油圧
モータ45で駆動するワイヤ巻取ユニット45aと、可
動板444とを荷台30上側においてワイヤ45bで連
結する。そして、もう1本のワイヤ455を、荷台30
の上側において可動板444からプーリ456に伸ば
し、そこでプーリ456を巻いてUターンさせた後に、
荷台30の下側を通してワイヤ巻取ユニット45aまで
戻す。これにより、油圧モータ45を作動させるとワイ
ヤの巻取・解放に伴って可動板444が荷台30上を前
後に移動するので、既設のワイヤ巻取ユニット45aを
利用したワイヤ牽引機構が簡単にできあがる。
【0042】上述した第1実施例のトラックについて、
その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図
4〜図6は、従来例の図11に対応しており、重機運搬
への使用状態を示す。
【0043】このトラックを用いてパワーショベル60
を現場に運ぶ場合には、先ずトラックとパワーショベル
60とを前後に並ばせる。このとき地面が平坦である必
要はない。次に、切換制御弁V1の操作によって油圧シ
リンダ520が収縮し油圧シリンダ530が伸張した状
態にさせておいて、油圧シリンダ51の切換制御弁を操
作して、荷台30を車台20後方に移動させる。それか
ら、切換制御弁V1逆にを操作して油圧シリンダ520
を伸張させ、油圧シリンダ530を収縮させる。こうし
て、荷台30の後端が地面に着くまで傾斜させる。この
とき、地面が平坦であれば、荷台30の後端と油圧シリ
ンダ530の下端とがほぼ同時に接地する(図4(a)
参照)。油圧シリンダ530の最小長さがそのように設
計・調整されているのである。
【0044】これに対し、地面の段差等に起因して、荷
台30の後端が平坦地での接地位置(A)よりも前で
(B)接地してしまったような場合には(図4(b)参
照)、油圧シリンダ520を収縮状態に一旦戻しておい
て、油圧シリンダ530と地面との離れ具合や、地面形
状を考慮して、幾分か荷台30を前に(C)移動させる
(図5(b)参照)。それから、油圧シリンダ520を
伸張させる。こうして、この場合も、荷台30の後端と
油圧シリンダ530の下端とがほぼ同時に接地する(図
5(a)参照)。
【0045】これで、傾斜した荷台30が、その後端3
0b,油圧シリンダ530,車台20ローラ55,油圧
シリンダ520の4点で支持される。こうして、パワー
ショベル60等を積み込む準備ができあがるので、それ
からは従来と同様にしてパワーショベル60に荷台30
を登らせればよい。なお、パワーショベル60のエンジ
ントラブルのようなときには、油圧モータ45の切換制
御弁またはクラッチ451を操作してプロテクタ440
を後方へ移動させておく。そして、ワイヤ455でプロ
テクタ440とパワーショベル60とを結び、今度はプ
ロテクタ440を前進させる。そうすると、ワイヤ45
4がワイヤ巻取ユニット453によって巻取られ、これ
に伴ってプロテクタ440と共にパワーショベル60が
荷台30上に引き上げられる(図6(a)参照)。
【0046】そして、引き上げ後は油圧モータ45を停
止させ、油圧シリンダ51の切換制御弁を逆に操作して
油圧シリンダ51を伸張させることで、荷台30を車台
20前方に移動させる。この際に、切換制御弁V1を操
作して油圧シリンダ520の収等をも行っておいて、パ
ワーショベル60を荷台30と共に車台20上に完全に
乗載させる(図6(b)参照)。こうして、パワーショ
ベル60を現場まで運搬し、現場では概ね逆のことを行
ってパワーショベル60を降ろす。また、帰りに運搬さ
れる廃材等の積み卸しも同様にして行うことができる。
【0047】次に第2実施例のトラックについて、その
構造を説明する。これが上述の第1実施例のものと相違
するのは、油圧シリンダ530の油圧供給路に切換制御
弁V2が介挿されていて油圧シリンダ530の進退方向
が反転可能となっていることである(図8参照)。これ
により、このトラックは、荷台前部支持機構および荷台
後部支持機構が、それぞれ伸張・収縮の逆動作を行う場
合と、共に揃って伸縮する場合とを、状況に応じて選択
可能なものとなっている。
【0048】このような第2実施例のトラックについ
て、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明す
る。図9は、従来例の図12,図13に対応しており、
廃材の運搬・排出への使用状態を示している。なお、重
機の積み卸しや廃材の積み込みについては、切換制御弁
V2を通常状態にしておけば上述した第1実施例と同様
なので、再度の説明は割愛し、以下、段差地での廃材の
排出時動作を説明する。
【0049】荷台30に側板41,42,43をセット
して廃材70を積み込み、それから廃材70を運搬して
持ち帰ったときも、その廃材70を下ろす場面が平坦で
ある必要はない。油圧シリンダ520が収縮し且つ油圧
シリンダ530が伸張した初期状態で切換制御弁V2を
反転側に操作する。そして、油圧シリンダ530も収縮
したところで、とりあえず後側板42を外し、油圧シリ
ンダ51を収縮させる。これで荷台30を後方に移動さ
せる。荷台30の後端が傾斜して地面に着くまで移動さ
せてもよいが、それより幾分か前で止める。
【0050】それから、切換制御弁V1を操作して、油
圧シリンダ520,530を共に伸張させる。そうする
と、油圧シリンダ520の伸張に伴ってローラ55を支
点とした回転によって荷台30の傾斜が増して荷台30
の後端が地面に当接するとともに、油圧シリンダ530
も伸びて地面に当接する。こうして、傾斜した荷台30
が、その後端30b,油圧シリンダ530,車台20ロ
ーラ55,油圧シリンダ520の4点で支持される。な
お、このような動作をさせるか、切換制御弁V1,V2
の切換を逆順にした動作をさせるか、あるいは第1実施
例のと同様の動作をさせるかは、積荷の種類や地面の形
状等を勘案して適宜選択すればよい。
【0051】荷台30の移動を後端よりも前で止めて傾
斜させた場合は、従来よりも傾斜がきつくなるので、廃
材70が傾斜面に沿って滑り落ち易い。従来では15゜
程度にしか達しなかった荷台30の傾きが30゜程度に
まで達するので、積荷は従来より速やかに荷台30の傾
斜面を滑り落ちる(図9(a)参照)。それでも尚、張
り付いていたり下層物につかえていたりして落ちきらな
い残存物があるときは、さらにプロテクタ440を後方
に移動させる。こうして、総ての積荷が人力ではなく機
械力によって荷台30から外へ排出される(図9(b)
参照)。
【0052】このように、重機運搬に加えて一般貨物の
運搬にも兼用することで1台のトラックで往復共に有益
な仕事を済ませるに際して、それぞれの専用車両以上に
優れて効率のよい作業能力を発揮するので、解体等の土
木・建築作業に要する設備費用や人件費を一層節減する
ことができる。
【0053】なお、荷台と車台とを相対移動させる駆動
機構として、油圧シリンダを用いた例を上げて説明して
きたが、これに限られるものではない。たとえば、車台
後端に設けたローラ55を油圧モータ駆動のピニオンで
置き換え該当する案内溝にラックレールを埋設してギヤ
機構に基づくものとしてもよい。あるいは、車台と荷台
との間を結ぶ対向2本のワイヤをウィンチで巻き取るこ
とで双方向移動の駆動力を発生させるものでもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段のトラックにあっては、機械的に駆動
される可動板によって積荷が強制的に排出されるように
したことにより、傾斜荷台からの貨物排出が容易なトラ
ックを実現することができたという有利な効果が有る。
【0055】また、本発明の第2の解決手段のトラック
にあっては、伸縮可能な荷台後部支持機構を採用して地
面に当接して支点となる位置を調節しうるようにしたこ
とにより、非平坦地でも傾斜荷台を支持可能なトラック
を実現することができたという有利な効果を奏する。
【0056】さらに、本発明の第3の解決手段のトラッ
クにあっては、荷台前部支持機構を伸縮可能にして荷台
傾斜の増大が可能なようにしたことにより、平坦地はも
ちろん非平坦地でも荷台の十分な傾斜を確保することが
可能なトラックを実現することができたという有利な効
果が有る。
【0057】また、本発明の第4の解決手段のトラック
にあっては、荷台前部支持機構を伸張させて荷台の急傾
斜を得るとともに荷台後部支持機構を収縮させて機械的
な強い支持力を発揮させるようにしたことにより、平坦
地はもちろん非平坦地でも荷台の十分な傾斜を確保する
とともにその傾斜荷台を確実に支持しうるトラックを実
現することができたという有利な効果を奏する。
【0058】さらに、本発明の第5の解決手段のトラッ
クにあっては、機械的に駆動される可動板で積荷を強制
的に排出するようにしたことにより、荷台からの貨物排
出が容易なトラックを実現することができたという有利
な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトラックの第1実施例について、
その構造を示す概要図である。
【図2】 その車台の断面図である。
【図3】 その可動板についての他の構成例であ
る。
【図4】 その使用状態(重機搭載準備)を示す。
【図5】 その使用状態(重機搭載準備)を示す。
【図6】 その使用状態(重機搭載)を示す。
【図7】 その油圧回路の一部である。
【図8】 本発明のトラックの第2実施例についての
油圧回路である。
【図9】 その使用状態(廃材運搬・廃材排出)を
示す。
【図10】 一般的な重機運搬専用車両の説明図であ
る。
【図11】 従来の兼用トラックについての使用状態
(重機運搬)を示す。
【図12】 その使用状態(廃材運搬)を示す。
【図13】 その使用状態(廃材排出)を示す。
【符号の説明】
10 車体(ボディ) 20 車台(シャーシ) 20a 車台(シャーシ) 30 荷台 30a 荷台 30b 荷台後端 41 左側板(煽) 42 後側板 43 右側板(煽) 44 プロテクタ(前側板) 45 油圧モータ(ウィンチ等駆動ユニット) 45a ワイヤ巻取ユニット(ウィンチ) 45b ワイヤ 51 油圧シリンダ(荷台駆動機構) 52 連結棒(確動カムの従節;荷台前部支持機構) 53 支持棒(揺動可能支持脚;荷台後部支持機構) 54 案内溝(確動カムの原節;荷台前部支持機構) 55 ローラ 60 パワーショベル(重機;特殊貨物) 61 ビーム 70 廃材('一般貨物) 440 プロテクタ(前側板;可動板) 441 スライダ(可動板移動機構) 442 ピニオン(可動板駆動機構) 443 ラックレール(可動板移動機構) 444 可動板 451 クラッチ(可動板駆動機構) 452 ホース巻取ユニット 453 ワイヤ巻取ユニット(ウィンチ) 454 ワイヤ 455 ワイヤ 456 プーリ 520 油圧シリンダ(連結機構;確動カムの従節;
荷台前部支持機構) 530 油圧シリンダ(揺動可能支持脚;荷台後部支
持機構)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車台上を前後に移動可能な荷台と、この荷
    台を後方移動時に前上がり又は後ろ下がり状態に傾斜さ
    せて支える荷台支持機構とを備えたトラックにおいて、
    少なくとも前記荷台の傾斜時にこの荷台上を機械的駆動
    によって前後へ移動することが可能な可動板を備えたこ
    とを特徴とするトラック。
  2. 【請求項2】車台と、この車台上を前後に移動可能な荷
    台と、この荷台の前部と前記車台とを連結するとともに
    前記荷台を後方移動時に前上がり又は後ろ下がり状態に
    傾斜させる荷台前部支持機構と、前記荷台を傾斜時に後
    部又は中間で上方向又は上斜め方向に支える荷台後部支
    持機構とを備えたトラックにおいて、前記荷台後部支持
    機構が、少なくとも前記荷台の傾斜時にその支持方向に
    向けて伸縮可能なものであることを特徴とするトラッ
    ク。
  3. 【請求項3】車台と、この車台上を前後に移動可能な荷
    台と、この荷台の前部と前記車台とを連結するとともに
    前記荷台を後方移動時に前上がり又は後ろ下がり状態に
    傾斜させる荷台前部支持機構と、前記荷台を傾斜時に後
    部又は中間で上方向又は上斜め方向に支える荷台後部支
    持機構とを備えたトラックにおいて、前記荷台前部支持
    機構が、少なくとも前記荷台の傾斜時にその連結方向に
    向けて伸縮可能なものであることを特徴とするトラッ
    ク。
  4. 【請求項4】車台と、この車台上を前後に移動可能な荷
    台と、この荷台の前部と前記車台とを連結するとともに
    前記荷台を後方移動時に前上がり又は後ろ下がり状態に
    傾斜させる荷台前部支持機構と、前記荷台を傾斜時に後
    部又は中間で上方向又は上斜め方向に支える荷台後部支
    持機構とを備えたトラックにおいて、前記荷台前部支持
    機構が、少なくとも前記荷台の傾斜時にその連結方向に
    向けて伸縮可能なものであり、前記荷台後部支持機構
    が、少なくとも前記荷台の傾斜時にその支持方向に向け
    て伸縮可能なものであり、前記荷台前部支持機構および
    前記荷台後部支持機構に対して設けられた制御手段が、
    両支持機構の何れか一方を伸張させたとき他方を収縮さ
    せる制御を行うものであることを特徴とするトラック。
  5. 【請求項5】荷台上を機械的駆動によって前後へ移動す
    ることが可能な可動板を備えたことを特徴とするトラッ
    ク。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148475A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Suzuki Auto:Kk トラックおよびトラック用の荷台スライド傾斜装置

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