JPH09308856A - モーターレス液供給装置 - Google Patents

モーターレス液供給装置

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JPH09308856A
JPH09308856A JP8124698A JP12469896A JPH09308856A JP H09308856 A JPH09308856 A JP H09308856A JP 8124698 A JP8124698 A JP 8124698A JP 12469896 A JP12469896 A JP 12469896A JP H09308856 A JPH09308856 A JP H09308856A
Authority
JP
Japan
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liquid
pump
ratio
pipe
liquids
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8124698A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Miyatake
哲夫 宮武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP8124698A priority Critical patent/JPH09308856A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2種の液を正確な比率で供給することができ
る、小型モーターレス液供給装置を提供する。 【解決手段】 2個の液タンクに、液輸送管を介して定
量ポンプがそれぞれ接続され、前記2個の液タンクに収
容された各液を一定の比率で供給する液供給装置におい
て、前記各定量ポンプに、それぞれ所定の歯数を有する
チェーンホイルが接続され、これらのチェーンホイルが
相互にチェーンによって接続され、前記2個の液タンク
にバック圧力をかけることにより、これらの液タンクに
収容された各液が前記チェーンホイルどうしの歯数の比
によって決まる一定の体積比で供給されるようになされ
ており、前記各定量ポンプの吸引側の液輸送管と吐出側
の液輸送管とが、バイパス管によってそれぞれ連結さ
れ、その連結部のうち吐出側の液輸送管における連結部
には切替バルブがそれぞれ設けられ、この切替バルブの
切替えによって、その定量ポンプの吐出側の液輸送管
が、供給先又は前記バイパス管のいずれかとそれぞれ連
続するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2個のタンクに収
容された液を一定の比率で供給する液供給装置に関する
ものであり、より詳しくは、装置の小型化のために、ポ
ンプ駆動モーターを除去したモーターレス液供給装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、2
液型ウレタンの注入発泡等のために、注入ガン等の注入
発泡装置に液体原料を供給する液供給装置においては、
通常、液体原料を定量的に供給するために定量ポンプ
(ギヤポンプ)を使用し、この定量ポンプを電動モータ
ーで駆動している。また、定量性を安定させるために、
液タンクにエアーによるバック圧力をかけている。
【0003】図2は、従来の液供給装置C及び供給先で
ある注入ガンBを模式的に示した図である。本図におい
て、符号10,10´は液タンク、符号11,11´は
エアー供給管、符号12,12´は減圧弁、符号13,
13´はバック圧力を計測する圧力計、符号20,20
´は定量ポンプ、符号21,22はチェーンホイル、符
号24,25はチェーン、符号30,30´は液圧を計
測する圧力計、符号40,40´は圧力スイッチ、符号
50,50´は液輸送管、符号60はモーターである。
なお、図では省略するが、モーター60等を制御するた
めの制御盤、注入ガンBにエアーを供給するためのエア
ー源等も用いられる。
【0004】本図に示すように、液供給装置Cにおいて
は、液タンク10,10´にそれぞれ収容されたイソシ
アネートとポリオール等の液体原料が、液輸送管50,
50´を経て、注入ガンB等に定量的に供給される。こ
こで、これら2種の液体の供給比率(体積比)及び供給
量を調整するために、モーター60によって駆動される
定量ポンプ20,20´が用いられる。すなわち、各ポ
ンプにはチェーンホイル21,22が接続され、これら
のチェーンホイル21,22はそれぞれチェーン24,
25によってモーター60に接続され、2種の液体の供
給比率は、このチェーンホイル21,22の歯数によっ
て制御され、全体としての供給量は、モーター60の回
転数の制御により調整される。
【0005】しかしながら、このような従来の液供給装
置においては、モーター60の他、圧力計30,30
´、圧力スイッチ40,40´、制御盤等の付属部品が
不可欠であり、液供給装置の小型化を図る際に、これら
のモーター及び付属部品の占めるスペース及び重量が大
きいことが問題となっている。
【0006】この問題を解決するための一つの方法とし
ては、定量ポンプ、モーター及びその付属部品を除去し
て、液吐出口のオリフィス径とバック圧力のみの調整に
よって供給比率を制御することが考えられる。しかしな
がら、この方法では、定量性が安定しないという問題が
ある。
【0007】本発明者らは、上記問題を解決するため
に、液タンクのバック圧力のみによって、定量ポンプを
回転させ、供給量の定量性を確保することを試みたが、
その場合、ポンプの始動が円滑に行われないという問題
があることが判明した。そして、これはポンプ停止時に
ポンプの吸引側と吐出側とで圧力差を生じ、この圧力差
によってポンプ内部のギヤに片寄りが生じるためである
ことが分かった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、ポンプ駆動モーター及びその付属部品の除去により
小型化、軽量化され、かつ2種の液を正確な比率で供給
することができる、モーターレス液供給装置を提供しよ
うとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のモーターレス
液供給装置は、上記の問題を解決するために、2個の液
タンクに、液輸送管を介して定量ポンプがそれぞれ接続
され、前記2個の液タンクに収容された各液を一定の比
率で供給する液供給装置において、前記各定量ポンプ
に、それぞれ所定の歯数を有するチェーンホイルが接続
され、これらのチェーンホイルが相互にチェーンによっ
て接続され、前記2個の液タンクにバック圧力をかける
ことにより、これらの液タンクに収容された各液が前記
チェーンホイルどうしの歯数の比によって決まる一定の
体積比で供給されるようになされており、前記各定量ポ
ンプの吸引側の液輸送管と吐出側の液輸送管とが、バイ
パス管によってそれぞれ連結され、その連結部のうち吐
出側の液輸送管における連結部には切替バルブがそれぞ
れ設けられ、この切替バルブの切替えによって、その定
量ポンプの吐出側の液輸送管が、供給先又は前記バイパ
ス管のいずれかとそれぞれ連続するようになされてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明のモーターレス液供
給装置の実施例を図を用いて説明するが、本発明は、こ
の実施例によって限定されるものではない。
【0011】図1は、本発明の一実施例であるモーター
レス液供給装置Aと、これに接続された注入ガンBとを
示す模式図である。
【0012】本図に示すように、モーターレス液供給装
置Aは、液タンク10,10´、液輸送管51,51
´、バイパス管52,52´、定量ポンプ(ギヤポン
プ)20,20´、チェーンホイル21,22、チェー
ン23、前記液輸送管に設けられた三方切替バルブ7
0,70´からなる。
【0013】本装置においては、定量ポンプ20,20
´を駆動するためのモーターは使用されず、液タンク1
0,10´内のバック圧力のみによって、両ポンプを回
転させる。一定時間当たりの供給総量は、一定時間当た
りのポンプの回転数によって決まるため、バック圧力の
大きさに依存する。定量ポンプ20,20´には、それ
ぞれチェーンホイル21,22が接続され、これらのチ
ェーンホイル21,22は、チェーン23によって相互
に連結されている。チェーンホイルどうしの歯数の比と
液供給比率(体積比)とは、反比例の関係にあるので、
チェーンホイル21,22のそれぞれの歯数は、所望の
2液の供給比率によって決められる。これにより、2液
の供給比率は、バック圧力の影響を受けずに一定に保た
れる。
【0014】液タンク10,10´は、従来から用いら
れているものと同じであり、その上部に減圧弁12,1
2´を備えたエアー供給管11,11´がそれぞれ接続
され、また、圧力計13,13´が設けられている。エ
アー供給管11,11´は、図示は省略するが、コンプ
レッサー等のエアー源に接続されており、これにより各
液タンクにバック圧力がかけられる。バック圧力の大き
さは、特に限定されないが、液の粘度が例えば現行のウ
レタン原液の粘度程度(500〜600cps)であれ
ば、1.5〜2.0kg/cm2 程度に調整すればよ
く、使用中の変動はなるべく小さい方が好ましい。ただ
し、2個の液タンクのバック圧力は、必ずしも同一でな
くてもよく、両者に差があっても上記した理由により供
給比率は一定に保たれる。さらには、一方のタンクのみ
にバック圧力をかけて使用することも可能であるが、負
荷が過大になるため、通常は好ましくない。
【0015】液タンク10,10´の下部には、液輸送
管51、51´がそれぞれ接続されている。これら液輸
送管51,51´は、それぞれ定量ポンプ20,20´
を経て注入ガンBに接続されているが、定量ポンプ2
0,20´の始動を円滑に行うために、これらのポンプ
の前後の部分がバイパス管52,52´によってそれぞ
れ連結されている。
【0016】液輸送管51とバイパス管52との関係を
次に説明する。ここでは説明の都合上、液輸送管51を
符号51a,51b,51cで示す三つの部分に分けて
考える。なお、液輸送管51´とバイパス管52´との
関係は、これと全く同様であるので、これについては説
明を省略する。
【0017】液輸送管51aは、その端部が液タンク1
0に接続され、他の端部が定量ポンプ20の吸引口に接
続されているが、その間にバイパス管52の端部が接続
されている。定量ポンプ20の吐出口には、液輸送管5
1bの端部が接続され、液輸送管51bの他の端部は、
三方切替バルブ70の一端に接続されている。一方、バ
イパス管52の他の端部も、三方切替バルブ70の他の
一端に接続されている。三方切替バルブ70の残りの一
端には、液輸送管51cの端部が接続され、この液輸送
管51cの他の端部は注入ガンBに接続されている。
【0018】モーターレス液供給装置Aは上記の構成を
有し、作業者は、三方切替バルブ70を切り替えること
により、液の供給及び停止を行う。
【0019】すなわち、液供給停止時には、定量ポンプ
20の吸引側と吐出側、すなわち液輸送管51bとバイ
パス管52及び液輸送管51aとを連続させ、液供給時
には、定量ポンプ20の吐出側と注入ガンB側、すなわ
ち液輸送管51bと液輸送管51cとを連続させる。
【0020】定量ポンプ20の吸引側と吐出側とを連続
させることにより両者が等圧になり、ポンプ停止時に内
部ギヤの片寄りが解消される。従って、定量ポンプ20
の吐出側と注入ガン側とを連続させて、吸引側と吐出側
とに圧力差が生じた時に、ポンプがスムーズに回転を開
始して、注入ガンへの液供給が確実に行われる。なお、
上記液輸送管51,51´にそれぞれ設けられた2個の
三方切替バルブ70,70´の切り替えは、同時に行う
のが好ましい。
【0021】上記した構成により、従来の装置では不可
欠であったポンプ駆動モーター、制御盤、圧力計、圧力
スイッチ、動力線等の多くの部品が本発明の装置では不
要となるため、大幅な小型化、軽量化が可能となる。ま
た、2液の比率が、チェーンホイルの歯数によって制御
されるので、常に安定した比率での液の供給が可能とな
る。
【0022】なお、2液の供給比率の制御には、チェー
ンホイルに代えて、例えばタイミングプーリー等のよう
な歯をもつ伝導機構も使用できる。
【0023】本発明のモーターレス液供給装置は、上記
のようなウレタンの注入発泡のみならず、2液を所定の
比率で供給するために、種々の用途に用いることができ
る。
【0024】
【発明の効果】本願請求項1の発明によれば、ポンプ駆
動モーター及びその付属部品の除去により小型化、軽量
化され、かつ2液が安定して正確な比率で供給されるモ
ーターレス液供給装置が得られる。従って、作業者が携
帯して作業することが可能となり、例えば建築現場等で
好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモーターレス液供給装置Aを示す
模式図である。
【図2】従来の液供給装置Cを示す模式図である。
【符号の説明】
A …… モーターレス液供給装置 B …… 注入ガン C …… 液供給装置 10,10´… 液タンク 11,11´… エアー供給管 12,12´… 減圧弁 13,13´… 圧力計 20,20´… 定量ポンプ 21,22 … チェーンホイル 23,24,25…チェーン 30,30´… 圧力計 40,40´… 圧力スイッチ 50,50´… 液輸送管 51a,51b,51c,51´a,51´b,51´
c… 液輸送管 52,52´… バイパス管 60 …… モーター 70,70´… 三方切替バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個の液タンクに、液輸送管を介して定量
    ポンプがそれぞれ接続され、前記2個の液タンクに収容
    された各液を一定の比率で供給する液供給装置におい
    て、 前記各定量ポンプに、それぞれ所定の歯数を有するチェ
    ーンホイルが接続され、これらのチェーンホイルが相互
    にチェーンによって接続され、前記2個の液タンクにバ
    ック圧力をかけることにより、これらの液タンクに収容
    された各液が前記チェーンホイルどうしの歯数の比によ
    って決まる一定の体積比で供給されるようになされてお
    り、 前記各定量ポンプの吸引側の液輸送管と吐出側の液輸送
    管とが、バイパス管によってそれぞれ連結され、その連
    結部のうち吐出側の液輸送管における連結部には切替バ
    ルブがそれぞれ設けられ、この切替バルブの切替えによ
    って、その定量ポンプの吐出側の液輸送管が、供給先又
    は前記バイパス管のいずれかとそれぞれ連続するように
    なされたことを特徴とするモーターレス液供給装置。
JP8124698A 1996-05-20 1996-05-20 モーターレス液供給装置 Withdrawn JPH09308856A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103586173A (zh) * 2013-10-31 2014-02-19 浚丰太阳能(江苏)有限公司 一种灌胶机胶液配比调整装置
CN106000713A (zh) * 2016-07-08 2016-10-12 福建工程学院 玻璃溶胶喷涂生产线中自动换料***及方法
CN109092627A (zh) * 2018-09-04 2018-12-28 天津环欧国际新能源科技有限公司 一种光伏组件生产用双组分灌胶装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030805