JPH09306578A - 金属棒の一部を絶縁加工した電気プラグ - Google Patents

金属棒の一部を絶縁加工した電気プラグ

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JPH09306578A
JPH09306578A JP18391596A JP18391596A JPH09306578A JP H09306578 A JPH09306578 A JP H09306578A JP 18391596 A JP18391596 A JP 18391596A JP 18391596 A JP18391596 A JP 18391596A JP H09306578 A JPH09306578 A JP H09306578A
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JP
Japan
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plug
metal rod
electric
electric plug
plastic
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Application number
JP18391596A
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English (en)
Inventor
Ryusuke Bando
龍輔 板東
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 従来の電気プラグだと、接続コンセント又は
室内コンセントに差し込んでも、緩んだ場合、8mmも
の隙間が生じていても電流が流れていて、しかも電流の
流れている金属棒はむき出しになっていて、非常に危険
な状態で電気製品は使用され続けてきた。 〔解決手段〕 従来の電気プラグの電流が流れる2本の
金属棒7の上下部分に浅いU字型の溝を削る。その部分
にプラスチック9、又は絶縁物貭9を流し込んで一体成
型とする。金属棒7の太さと大きさは以前のものと同じ
大きさである為に今迄通りにコンセントにスムーズに挿
入できる。しかも絶縁物貭9も傷まないし、何といって
も安全である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔従来の技術、及び問題点〕まず図1を見
て頂きたい。この状態で電流は流れているだろうか。結
果はYESである。プラグを接続コンセントに差し込ん
でも、この場合の間隔は何と8mmもある。この8mm
の空間部に針金のような金属が入り込んだら感電してし
まう。
【0002】細いチェーンやクサリ、又はおもちゃに使
用されている金属の一部が、たまたまこの狭い空間部に
触れることもあり得るのだ。ましてゴミ等がそこに入り
込み、そのゴミに電気を通す細い金属の糸などが混じっ
ていたら尚更である。
【0003】次に図2も見て頂きたい。結構多いのがこ
の状態である。この状態でも電流は流れているのであろ
うか。この結果もYESである。プラグとコンセントと
の間隔はこちらも8mmもある。8mmといえば乳幼児
の指1本は楽に入る。特にその時のプラグには金属棒に
は電流が流れていて危険極まりない。
【0004】こちらでは乳幼児がふり廻していたおもち
ゃの一部の細いチェーンがプラグとコンセントにからま
って感電した例がある。勿論、こんなことは滅多には生
じ得ないことなのだが、生じたあとでは遅いのである。
【0005】外国ではプラグとコンセントの距離がグラ
ついてプラグが外れないように金属部の棒は3本ついて
いる。あとの1本はプラグがコンセントからグラついて
外れにくくするアイデアらしいが、それとて完全に安全
とは言えない。やはり電流の流れる金属棒は、やはりむ
き出しになっているから危険である。
【0006】〔発明が解決しようとする課題〕従来の電
気プラグをコンセントに差し込んでいる場合だが、いつ
の間にかプラグとコンセントに隙間が生じている場合が
多い。その場合、電流の流れているプラグの金属部は非
常に危険な状態にあると言えよう。特にむき出しになっ
ている電気プラグの金属では上の部分が特に危険であ
る。そのむき出しになっている金属部分をまず安全なも
のにする必要が生じてきた。しかも、今迄通りに使い便
利なものでなくてはならない。改良しても使い便利が悪
くてはどうしようもないからである。
【0007】〔課題を解決するための手段〕上記目的を
達成するために、本発明は電気プラグがコンセントより
外れかかっても、そのプラグの金属棒に触れても感電し
ない工夫として、電流の流れる金属棒の上下に絶縁体と
してのプラスチック、或いはそれに代用され得るような
絶縁物貭を金属棒の上下、一部に成型加工してはがれな
いように装着しようとするものである。この場合に問題
になるのが使い便利が悪くならないようにする必要があ
る。その為には従来の金属棒の太さを変えずに効果をあ
げなくてはならない。その点を考慮に入れて説明してみ
たい。
【0008】〔発明の実施の形態〕発明の実施の形態を
実施例に基づいて図面を参照して説明する。図3は電気
プラグの金属の棒7をプラグ1より取出したものであ
る。プラグの金属の棒7は左右、同じものが2本ついて
いる。それはネジ穴6にネジ4を使用してプラグ1に取
付けるようになっている。
【0009】そのプラグ内の金属の棒7の中央部分より
ネジ穴6方向にかけて浅くU字型に削り取ってしまう。
すると図3の如きU字型の溝8が上下にできるだろう。
この溝8に絶縁体としてのプラスチック9を流し込んで
固定する訳だが、固定する場合にはがれにくい役目に溝
8を作ってある。それと金属の棒7の太さを本来のもと
の形と同じ大きさにする為の工夫でもある。そうするこ
とによって、プラグ1をコンセント11に差し込んだ場
合でも、コンセントの穴にプラグの金属棒7がひっかか
らずにスムーズに入る。
【0010】プラグの金属棒7の上下に削られたU字型
の溝8に絶縁体としてのプラスチック9を流し込んで固
めると、その金属棒7とプラスチック9は一体成型とな
り図4の如きプラグの金属棒が出来上がる。
【0011】この出来上がった金属棒7をプラグ1の本
体に左右2本、元通りに差し込んでやると図5のように
なる。図5はプラグ本体1に新らしく形成された金属棒
7が納まっているのを示す電気プラグの内部斜視図であ
る。この新らしい金属棒7はネジ穴6にネジ4をしめる
ことによって固定される。
【0012】本発明の電気プラグの金属棒7を元のプラ
グ容器1に入れて、蓋を被せてネジ2をしめることによ
り全体の外観図は図6のようになり、これが新しく発明
され製品化される絶縁体つきの安全な電気プラグであ
る。以上が本発明の請求項1の範囲である。
【0013】次に本発明の請求項2の説明をする。簡単
に説明すればその殆どが今迄述べた内容に近い。でも、
どこが請求項1と異なるのかを説明する。
【0014】図8を見て頂ければ良く分かると思うが、
金属棒7に装着されている絶縁物貭9が金属棒7の根元
3分の1を取り巻いている。請求項1だとそれが上下だ
けだった。この絶縁物貭9は根元にいくに従って太くな
っている。それはコンセントの穴に差し込む時にスムー
ズに入り易くする為である。
【0015】只し、この請求項2での電気プラグには少
し欠点もあるかも知れない。それはどうしても金属棒7
より絶縁部分9が少しはみ出している為に、長い間使用
していると、どうしても絶縁部分9が金属棒7よりはが
れてしまう可能性があるかも知れないということであ
る。それは図9の断面図からも分ると思う。
【0016】以上から考えても分るように、請求項1の
電気プラグのほうは絶縁部分9がはがれることがないの
で、請求項1の電気プラグが請求項2の電気プラグより
も優れた商品であり、より実用的な価値が高いと言える
だろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気プラグを接続コンセントに差し込ん
だ図。8mmもの隙間があるのに電流が流れている。
【図2】従来の電気プラグが室内コンセントから外れか
かっている図。この場合も8mmもの隙間が空いている
のに電流が流れている。
【図3】電気プラグの金属棒7の全体図。金属棒7はネ
ジ4によってプラグに固定される。その金属棒7の上下
にU字型の浅い溝8を削った図。
【図4】図3で削られた溝8はプラスチック9、又は絶
縁物貭9を流し込むことにより両者は一体成型化され
る。しかも、金属棒の太さと大きさは以前のと同じサイ
ズである為に、スムーズにコンセントに入る。
【図5】本発明の電気プラグの内部斜視図。
【図6】本発明の電気プラグの外観斜視図。
【図7】左側面図及び絶縁物貭9を装着した金属棒7の
拡大断面図。
【図8】請求項2に於ける電気プラグの金属棒の斜視
図。
【図9】請求項2に於ける電気プラグの左側面図と金属
棒の拡大断面図。
【図10】請求項2に於ける電気プラグの外観斜視図。
【符号の説明】
1、電気プラグ 2、プラグの蓋をとめるネジ 3、電気コード 4、金属棒をとめるネジ 5 リング 6 ネジ穴 7 プラグからつき出した2本の金属棒の1本 8 U字型に削りとった空間部分 9、空間部分に流し込まれ装着したプラスチック、又は
絶縁物貭 10 接続コンセント 11 室内コンセント
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 金属の一部を絶縁加工した電気プラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気プラグ本体1の電流を流す2本の金
    属棒7の上下部分の中央からプラグ本体1寄りにかけて
    浅くU字型の溝8を削る。U字溝の溝8に絶縁体の役目
    をするプラスチック9、或いはそれに代用される絶縁物
    貭9を流し込んで金属棒7からはがれないように一体成
    型化する。以上のように電流の流れる金属棒7の上下に
    絶縁体9を装着した電気プラグ。
  2. 【請求項2】 電気プラグ本体1の電流を流す2本の金
    属棒7のプラグ本体1から3分の1に相当する長さに金
    属棒7の表面全体に薄くプラスチック9、又はそれに代
    用される絶縁物貭9を流し込んで金属棒7と一体成型と
    した金属棒を有する電気プラグ。(図8、図9、図10
    を参照)
JP18391596A 1996-05-13 1996-05-13 金属棒の一部を絶縁加工した電気プラグ Pending JPH09306578A (ja)

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JP18391596A JPH09306578A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 金属棒の一部を絶縁加工した電気プラグ

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JP18391596A JPH09306578A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 金属棒の一部を絶縁加工した電気プラグ

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JPH09306578A true JPH09306578A (ja) 1997-11-28

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ID=16144046

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JP18391596A Pending JPH09306578A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 金属棒の一部を絶縁加工した電気プラグ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7682204B2 (en) 2007-07-27 2010-03-23 Tamura Corporation Electrical apparatus and method of manufacturing the same
WO2020100731A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

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JPWO2020100731A1 (ja) * 2018-11-16 2021-10-07 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
CN112970151B (zh) * 2018-11-16 2023-01-03 株式会社自动网络技术研究所 连接器
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