JPH09305334A - プリンタシステム及びプリンタ監視方法 - Google Patents

プリンタシステム及びプリンタ監視方法

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JPH09305334A
JPH09305334A JP8117431A JP11743196A JPH09305334A JP H09305334 A JPH09305334 A JP H09305334A JP 8117431 A JP8117431 A JP 8117431A JP 11743196 A JP11743196 A JP 11743196A JP H09305334 A JPH09305334 A JP H09305334A
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JP
Japan
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printer
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hosts
error
unit
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Withdrawn
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JP8117431A
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English (en)
Inventor
Yoko Nishikawa
陽子 西川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置利用者のスキルに応じてプリンタ装置の
状態を編集して通知することが可能な、また、ホストの
使用のされ方に応じてプリンタ装置の状態を伝えるメッ
セージ表示の制御を行うことができるプリンタシステム
及びプリンタ監視方法を提供する。 【解決手段】 複数のホストがネットワークを介して接
続したプリンタを共有するプリンタシステムにおいて、
プリンタの動作異常が検出されると、その検出後、所定
の時間が経過すると、動作異常が解消したかどうかを監
視し、複数のホストの内、例えば、動作異常検出時に処
理していたプリントデータを送信したホストや、それ以
前或はそれ以後にプリントデータを送信したホスト等を
動作異常に対応したエラー情報を送信する対象となるホ
ストとして選択して、その選択されたホストに対してエ
ラー情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタシステム及
びプリンタ監視方法に関し、特に、複数のホストによっ
てプリンタを共有するプリンタシステム及びそのプリン
タの動作を監視するプリンタ監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワークを介して複数のホス
トコンピュータ(以下、ホストという)から共有される
プリンタ装置では、その装置の状態をステータスとして
双方向通信インタフェースを介してホストに返す際に、
プリントデータ送信元のホストだけにステータスを返し
たり、或は、ネットワークに接続されている全てのホス
トに対してステータスを送信したりしていた。一方、ホ
ストでは、プリンタ装置から受信したステータスをメッ
セージ化して表示する際に、その表示内容を変更したり
編集したりせず、受信したステータス情報をそのまま表
示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、例えばプリンタ装置に異常が発生したことを通
知するステータスをプリントデータを送信元のホストだ
けに返す場合、そのホストの利用者が必ずしもその設置
場所のそばに居るとは限らないので、プリンタ装置の異
常に気が付くのが遅れ、他の利用者に迷惑をかけるとい
う問題があった。一方、例えばプリンタ装置に異常が発
生したことを通知するステータスを全てのホストに対し
て送ると、頻繁にプリント出力を行わないホストに対し
てもメッセージが表示されてしまい、その利用者には煩
わしいということがあった。
【0004】さらに、プリンタ装置から受信したステー
タスをメッセージとしてホストの画面に表示する場合、
表示内容の編集や変更が行われず、一律のメッセージ表
示しかなされていないため、プリント出力操作に慣れて
いないユーザにとってはそのメッセージはわかりにくい
ものであったり、逆にその操作に慣れているユーザにと
っては煩わしい、といったことがあった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、装置利用者のスキルに応じてプリンタ装置の状態を
編集して通知することが可能な、また、ホストの使用の
され方に応じてプリンタ装置の状態を伝えるメッセージ
表示の制御を行うことができるプリンタシステム及びプ
リンタ監視方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタシステムは、以下のような構成から
なる。
【0007】即ち、複数のホストがネットワークを介し
て接続したプリンタ装置を共有するプリンタシステムで
あって、前記プリンタ装置の動作異常を検出する検出手
段と、前記検出手段による動作異常の検出後、前記動作
異常が解消したかどうかを監視する監視手段と、前記複
数のホストの内、前記動作異常に対応したエラー情報を
送信する対象となるホストを選択する選択手段と、前記
選択手段によって選択されたホストに対してエラー情報
を送信する送信手段とを有することを特徴とするプリン
タシステムを備える。
【0008】また他の発明によれば、複数のホストがネ
ットワークを介して接続したプリンタを共有するプリン
タシステムに適用可能なプリンタ監視方法であって、前
記プリンタの動作異常を検出する検出工程と、前記検出
工程における動作異常の検出後、前記動作異常が解消し
たかどうかを監視する監視工程と、前記複数のホストの
内、前記動作異常に対応したエラー情報を送信する対象
となるホストを選択する選択工程と、前記選択工程にお
いて選択されたホストに対してエラー情報を送信する送
信工程とを有することを特徴とするプリンタ監視方法を
備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、複数
のホストがネットワークを介して接続したプリンタを共
有するプリンタシステムにおいて、プリンタの動作異常
を検出し、その動作異常の検出後、動作異常が解消した
かどうかを監視し、複数のホストの内、動作異常に対応
したエラー情報を送信する対象となるホストを選択し
て、その選択されたホストに対してエラー情報を送信す
るよう動作する。
【0010】ここで、その選択は、動作異常を検出した
時点において、プリント出力処理を行なっていたプリン
トデータを送信したホストを選択し、さらに、その動作
異常を検出した時点以前或は以後にプリンタデータを送
信したホストを選択するようにしても良い。
【0011】なお、複数のホストはプリンタに対して、
プリントデータと送信元を識別する識別情報とを送信す
るとし、その識別情報をプリント履歴として記憶手段に
保持する。さらに、記憶手段に保持されたプリント履歴
を参照して、動作異常を検出した時点以前にプリンタデ
ータを送信したホストを特定するようにしても良い。
【0012】また、ホストの選択において、動作異常の
検出時にエラー情報を送信する対象となるホストを予め
指定して登録するようにしても良いし、或は、検出され
た動作異常の種類を解析し、その解析結果に従って、エ
ラー情報を送信する対象となるホストを選択するように
しても良い。
【0013】さらに、動作異常が解消したかどうかを監
視では、その動作異常の検出後、所定の時間、動作異常
の解消を待ち合わせるようにする。
【0014】一方、複数のホスト各々は、送信されたエ
ラー情報に基づいて表示画面にエラーメッセージを表示
するが、そのとき、複数のホスト各々で、エラーメッセ
ージの内容を簡略化したり、或は、詳細化して表示する
よう編集し、その集されたエラーメッセージ内容に従っ
て表示を制御するようにしても良い。
【0015】さらにまた、複数のホストとプリンタ装置
と情報の交換をネットワークを介して行うことができる
サーバをさらに含み、そのサーバが上記の選択や送信を
行うようにし、プリンタが、検出された動作異常をその
サーバに通知するようシステムを構成しても良い。
【0016】以下添付図面を参照して本発明の好適な実
施の形態について詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の代表的な実施の形態である
プリンタシステムの構成を示すブロック図である。この
システムは、プリントデータを生成するホストコンピュ
ータ(以下、ホストという)3000とプリンタ150
0とで構成されており、両者がプリンタケーブル21で
接続されている。なお、この接続手段は、プリンタケー
ブルのみならず、LANのようなネットワークでも良い
し、LANの環境では複数のホストがプリンタを共有す
るようなシステム構成でも良い。
【0018】図1に示す、ホスト3000は、プログラ
ム用ROM3bに記憶された文書処理プログラム等に基
づいて図形、イメージ、文字、表(表計算用帳票等を含
む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え
る。CPU1は、CPUバス4にキーボードコントロー
ラ(KBC)5を介して接続されるキーボード(KB)
9やポインティングデバイス(不図示)、CRTコント
ローラ(CRTC)6を介して制御されるCRT10、
ディスクコントローラ(DKC)7を介して制御される
ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォンと
データ、ユーザファイル、プリンタ装置用のドライバソ
フト、編集ファイル等を記憶するハードディスク(H
D)、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ11
などの各デバイスを総括的に制御する。
【0019】プログラム用ROM3bには、CPU1が
実行する制御プログラム等が記憶され、フォント用RO
M3aには文書処理の際に使用するフォントデータ等が
記憶され、データ用ROM3cは文書処理等を行う際に
使用するフォームや定型文などの各種データが記憶され
る。一方、RAM2は、CPU1が種々の制御や処理を
実行する際のワークエリア等として用いられる。CPU
1は、例えば、RAM2に定義されたビットマップメモ
リへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処
理を実行し、CRT10を用いてシステム利用者との
“WYSIWYG”処理を可能としている。また、CP
U1は、CRT10に表示されたアイコンやメニューに
対してマウスカーソル(不図示)等で指示されたコマン
ドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々
のデータ処理を実行する。
【0020】また、プリンタコントローラ(PRTC)
8は、プリンタケーブル21を介してプリンタ1500
に接続され、所定の双方向通信プロトコルに従って、プ
リンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0021】一方、プリンタ1500は、図1に示すよ
うに、ホスト3000との通信を制御したりホスト30
00から送信されてくるプリントデータに対して画像処
理を施したりプリンタ全体の動作を制御するコントロー
ラ1000とプリントデータに基づいて画像形成を行な
ってプリント出力するプリンタエンジン17とで構成さ
れている。また、コントローラ1000にはLCD、L
ED、キーボードを備えた操作部1501が設けられ、
種々の設定や指定がプリンタに対して行われるようにな
っている。さらに、コントローラ1000はフォントデ
ータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等
を記憶するハードディスク(HD)、ICカード等の外
部メモリ14をオプションとして接続して多様なデータ
処理を実行できる構成となっている。
【0022】なお、外部メモリ14の制御はディスクコ
ントローラ(DKC)20によりなされる。そして、外
部メモリ14は1個に限らず、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納したメモリなどの記憶
媒体を複数個以上実装できるように構成しても良い。
【0023】さて、コントローラ1000にはCPU1
2が備えられ、CPU12は、プログラム用ROM13
bに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ1
4に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバ
ス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括
的に制御し、プリンタエンジンインタフェース(I/
F)16を介して接続されるプリンタエンジン17に出
力情報として画像信号を出力する。さらに、CPU12
は入力部18を介してホスト3000との通信処理が可
能となっており、プリンタ1500の内部情報等をホス
ト3000に通知することができる。
【0024】フォント用ROM13aには出力情報を生
成する際に使用するフォントデータ等が記憶され、デー
タ用ROM13cにはハードディスク等の外部メモリ1
4が装着されていない場合にでもある程度のプリント処
理をプリンタ1500で実行するために必要な情報等が
記憶されている。また、RAM19はCPU12が制御
プログラムを実行する際の出力情報展開領域、環境デー
タ格納領域などのワークエリア等として用いられ、増設
ポート(不図示)に接続されるオプションRAMにより
メモリ容量を拡張することができるように構成されてい
る。また、その増設には通常のRAMにのみならず、N
VRAM22を用いることもできる。そして、NVRA
M22に、操作パネル1501からのプリントモード設
定情報を記憶するようにしても良い。
【0025】図2はホスト3000から供給される文字
情報等を基に電子写真方式を用いて記録媒体である記録
紙上に画像を形成し記録を行なうプリンタエンジン17
を含んだプリンタ(LBP:レーザビームプリンタ)1
500の内部構造を示す側断面図である。
【0026】図2において、1501は操作のためのス
イツチ及びLED表示器などが配されている操作パネ
ル、101はLBP1500全体の制御、ホスト300
0からのプリント情報の受信、及び、文字パターン情報
等を解析するプリンタ制御ユニツトである。LBP15
00では、プリンタエンジン17を除くコントローラ1
000としての機能は、プリンタ制御ユニット101に
含まれている。
【0027】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光1
04をオン・オフ切替えする。レーザ光104は回転多
面鏡105で左右方向に振られて静電ドラム106上を
走査する。これにより、静電ドラム106上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
106周囲の現像ユニツト107により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP1500に装着した用
紙カセツト108に収納され、給紙ローラ109及び搬
送ローラ110と111とにより装置内に取込まれて、
静電ドラム106に供給される。
【0028】なお、LBP1500内の、用紙カセット
108からカットシートの搬送経路には、各所にセンサ
が設けられ、用紙カセット108内の用紙の有無や搬送
経路の用紙ジャムなどを検出し、これをコントローラ1
000に通知する。一方、コントローラ1000ではこ
の通知を受信して、後で説明するプリント制御処理を実
行する。
【0029】さて、以上説明した実施形態ではプリンタ
エンジンとして電子写真方式に従って画像形成を行うレ
ーザビームプリンタを例として用いたが本発明はこれに
よって限定されるものではない。例えば、インクジェッ
ト方式に従って記録を行うインクジェットプリンタをプ
リンタエンジンとして用いても良い。
【0030】図3は、インクジェット方式に従って記録
を行うインクジェットプリンタIJRAの構成の概要を
示す外観斜視図である。図3において、駆動モータ50
13の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5
011を介して回転するリードスクリュー5005の螺
旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン
(不図示)を有し、ガイドレール5003に支持されて
矢印a,b方向を往復移動する。キャリッジHCには、
記録ヘッドIJHとインクタンクITとを内蔵した一体
型インクジェットカートリッジIJCが搭載されてい
る。5002は紙押え板であり、キャリッジHCの移動
方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000に対して押
圧する。5007,5008はフォトカプラで、キャリ
ッジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モ
ータ5013の回転方向切り換え等を行うためのホーム
ポジション検知器である。5016は記録ヘッドIJH
の前面をキャップするキャップ部材5022を支持する
部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引器
で、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引
回復を行う。5017はクリーニングブレードで、50
19はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材で
あり、本体支持板5018にこれらが支持されている。
ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレー
ドが本例に適用できることは言うまでもない。又、50
21は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キ
ャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動
し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公
知の伝達機構で移動制御される。
【0031】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0032】次に、以上のような構成のプリンタシステ
ムにおけるプリント制御処理について、図4に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。このフローチャートに
示す処理は、プリンタ1500のCPU12がプログラ
ムROM13bに格納された制御プログラムを読み出し
て実行することによってなされる。
【0033】なお、以下に示す処理では、プリンタ15
00はLANなどのネットワーク環境で複数のホストに
よって共有されて使用されることとし、ホストはプリン
タ1500に対してプリントデータとともにホストを識
別する情報(例えば、システムで一意的に付されたホス
トIDなど)を送信することとする。一方、プリンタ1
500は、受信したプリントデータを用いたプリント出
力が終了しても、一定期間プリントデータを送信したホ
ストのホストIDをプリント履歴としてRAM19に保
持することとする。これによって、プリンタ1500は
いつどのホストがプリントデータを送信したか知ること
ができる。
【0034】まず、ステップS201では、プリンタに
異常が発生したかどうかを監視する。ここで、プリンタ
に異常があることを検出すると、処理はステップS20
2に進み、その異常の原因に従って、エラーステータス
を現在送信中のプリントデータの送信元であるホストに
対して送信する。この異常の検知は、例えば記録用紙の
有無や用紙ジャムについては、前述のセンサからの信号
に従ってなされ、一方メモリ容量の不足などによってプ
リント処理の続行が不可能となるような事象について
は、そのメモリを監視しているオペレーティングシステ
ム(OS)からの警告などによってなされる。また、こ
の異常の検知は一定時間毎に制御プログラムがセンサの
状態をチェックしたり、OSにメモリ容量を問い合わせ
るようしても良いし、或は、異常発生時点でその制御プ
ログラムに割り込みをかけ、異常の発生を通知するよう
にしても良い。なお、異常状態を含むプリンタの状態と
ステータスの対応はプログラムROM13bに記憶され
ている。
【0035】次に、ステップS203では、エラーステ
ータスを送信後の経過時間を計測する。そして、所定の
時間が経過すると、処理はステップS204において、
その発生した異常状態が解除されたかどうかを調べる。
ここで、その異常状態が解除されたと判断されたなら
ば、処理はステップS201に戻るが、依然として異常
状態が解除されていないと判断されたならば、処理はス
テップS205に進む。なお、この所定の時間は、予め
プログラム内に設定された固定値を用いるようにしても
良いし、或は、ユーザが操作パネル1501から任意の
値を設定できるようにしてもよい。或は、ホストからコ
マンドで設定できるようにしても良い。
【0036】さて、処理はステップS205において、
現在処理中のプリントデータの次にプリント予定のデー
タがあるかどうかを調べる。これは、例えば、RAM1
9にデータがビットマップ展開されてプリント処理を実
行中に、入力部18より新たなデータを受信しているか
どうかを調べることによって判別できる。ここで、次の
プリント予定のデータがあると判断された場合には、処
理はステップS206に進み、受信データよりホストI
Dを取り出し、そのデータの送信元ホストに異常を示す
ステータスを送信する。その後、処理はステップS20
9に進む。
【0037】これに対して、次にプリント予定のデータ
がないと判断された場合は、処理はステップS209に
進み、現在処理中のプリントデータの以前にプリントデ
ータを送信した別のホストがあるかどうかを調べる。こ
れは、例えば、RAM19に格納されたプリント履歴に
残されているホストIDを調べることによって特定でき
る。ここで、そのようなホストがあると判断された場合
には、処理はステップS210に進み、そのホストに対
して異常を示すステータスを送信する。その後、処理は
ステップS207に進む。これに対して、そのようなホ
ストがないと判断された場合は、異常発生時に処理を行
っていたデータを送信したホスト以外に、ある時間幅の
中でデータを送信したホストはないと判断し、処理はス
テップS202に戻り、処理中のデータの送信元のホス
トに再びステータスを出し、ステップS203からの処
理を繰り返す。
【0038】次に、ステップS207では、ステップS
203と同様に、ステータスを送信後の経過時間を計測
する。そして、所定の時間が経過すると、処理はステッ
プS208において、ステップS204と同様に、発生
した異常状態が解除されたかどうかを再び調べる。ここ
で、その異常状態が解除されていると判断されたなら
ば、処理はステップS201に戻り、異常状態が依然と
して続いていると判断された場合、処理はステップS2
02に戻る。
【0039】従って以上説明した実施形態に従えば、プ
リンタが例えば用紙なし、紙詰まり、その他プリント処
理が続行できない状態になった時に、最初は現在のプリ
ント処理中のデータの送信元のホストにエラーステータ
スを送信し、その後、一定時間が経過してもエラー状態
が解除されない場合には、データ送信中のホスト以外
に、その前後でデータを送信したホストにエラーステー
タスを発行して、エラー解除を促すことができる。これ
によって、プリンタを利用しているより多くのホストに
対してエラー解除を促すことができる一方、そのプリン
タを利用していないホストに対してはこの通知はなされ
ないので、そのユーザがその通知に煩わされることはな
い。
【0040】また、この実施形態では、異常状態発生時
の前後にプリントデータを送信したホストを調べ、その
ホストに対してエラーステータスを送信するようにした
が、本発明はこれによって限定されるものではない。例
えば、ユーザが予めエラーステータスを送信するホスト
を指定し、これをユーザが定めた優先順位順にRAM1
9に或はNVRAM22に格納しておき、図5のフロー
チャートに示すようにその指定先のホストに対してその
優先順位に従ってエラーステータスを送信するように制
御しても良い。
【0041】なお、図5のフローチャートでは、図4に
示したフローチャートで説明したのと同じ処理ステップ
には同じステップ参照番号を付し、その説明は省略す
る。このフローチャートによれば、ステップS201〜
S203の後、ステップS204において、異常状態が
依然として解除されていないと判断されたなら、処理は
ステップS305に進み、予め指定された優先順位の高
いホストにエラーステータスを送信する。その後、処理
はステップS203に戻る。そして、一定時間後に異常
状態が解除されたかどうかを判断し、解除されていなけ
れば、次に優先順位の高いホストにエラーステータスを
送信する。このように、ステップS203、S204、
S305を繰り返し、優先順位の高いホストに対して順
にエラーステータスを送信する。
【0042】なお、エラーステータスを送信する対象と
なるホストは1台でもよいし複数台にしてもよいことは
言うまでもない。また、指定されたホストと共に、常に
異常状態が発生した時点におけるデータ送信元のホスト
にもエラーステータスを送信するようにしてもよい。さ
らに、上述の実施形態と組み合わせ、異常状態発生時の
前後にプリントデータを送信したホストがない場合は指
定したホストにエラーステータスを送信するようにして
もよい。
【0043】さらに、図6のフローチャートに示すよう
に、発生したプリンタの異常状態に応じてステータスを
送信するホストを選択しても良い。この場合には、エラ
ーステータスとそのエラーステータスを送信するホスト
との対応関係を予め、RAM19やNVRAM22に格
納しておく。この対応関係は、システム動作環境に従っ
て、ユーザが自由に登録する。例えば、用紙がない、紙
詰まりなどの異常状態が発生した時はプリンタの近くに
設置されているホストにエラーステータスを発行して、
用紙の補充や詰まった紙の除去等を迅速に行えるように
したり、ハードウェアの故障などでプリンタ修理を要す
るような場合はネットワーク上のホスト全てに対してス
テータスを発行し、誤ってデータを送信すことがないよ
うに通知する。なお、図6のフローチャートでも図4に
示したのと同じ処理ステップには同じステップ参照番号
を付している。
【0044】さて、そのフローチャートに従えば、ステ
ップS201で異常の発生を検知すると、処理はステッ
プS402で、異常の種類を調べ、RAM19やNVR
AM22を参照してその異常に対応するエラーステータ
スとそのエラーステータスを送信するホストとの対応関
係を調べる判断する。そして、ステップS403では、
そのエラーステータスに対応するホストに対してエラー
ステータスを送信する。以下、ステップS203〜S2
04の処理を実行する。そして、ステップS204で発
生した異常状態が解除されたかどうかを調べる。ここ
で、その異常状態が解除されていると判断されたなら
ば、処理はステップS201に戻り、異常状態が依然と
して続いていると判断された場合、処理はステップS4
03に戻る。
【0045】なお、以上説明した実施形態ではプリンタ
1500のRAM19或はNVRAM22にプリント履
歴やエラーステータスを送信するホストの情報やエラー
ステータスとそれを送信するホストとの対応関係の情報
を保持するとしたが、プリンタ1500が接続されるL
ANに例えばサーバなどの別の機器が設けられているな
らば、プリントデータとホストを識別する情報とエラー
ステータスを送信する指定ホストの情報やエラーステー
タスとそれを送信するホストとの対応関係の情報などは
そのサーバに記憶して管理するようにして、プリンタ1
500で行なっていた処理の一部をそのサーバで分担す
るようにしてもよい。
【0046】例えば、プリンタは単純にサーバに対して
ステータスを送信するだけで、サーバはプリンタから受
信したステータスに基づいて、そのステータスを送信す
べきホストを選択決定し、サーバから選択されたホスト
に対してエラーステータスを送信するようにできる。こ
れによって、プリンタはプリント処理だけに専念でき、
一方、サーバはプリント処理に伴うデータの管理などの
繁雑な処理を行うので、負荷分散が図られ、トータルと
してプリント処理を効率良く行うことができる。
【0047】
【他の実施形態】前述の実施形態は、プリンタシステム
におけるプリンタ側の処理に注目したが、ここではエラ
ーステータスを受信して、この受信ステータスに基づい
てエラーメッセージを画面に表示するホスト側の処理に
ついて、説明する。
【0048】まず、エラーメッセージの設定編集処理に
ついて述べる。
【0049】図7はホスト3000のCRT10の画面
に表示するエラーメッセージの表示内容を設定編集する
処理を示すフローチャートである。なお、この処理はプ
ログラムROM3bに格納された処理プログラムをCP
U1が実行することによってなされる。
【0050】まず、ステップS501では、ホスト30
00のキーボード(KB)9からユーザモードを設定す
る。ユーザモードというのは、ユーザのコンピュータへ
の習熟度に従って表示メッセージの内容を変化させるこ
とのできるモードをいう。例えば、そのホストの使用者
がコンピュータ機器に不慣れであればユーザモードとし
て「初心者モード」を、逆に使用者が操作に慣れている
場合は「通常モード」を選択する。
【0051】そして、「初心者モード」を選択している
場合には、プリンタ1500で紙詰まりが発生した場合
はエラーステータスをホスト3000が受信すると、図
9に示すように異常状態からの復帰方法を詳細にCRT
10に表示し、一方、「通常モード」を選択している場
合には同じ紙詰まりが発生しても、図10に示すように
エラー発生の事実だけを表示する。
【0052】次にステップS502では、表示内容を編
集するかどうかを選択する。ここで、表示内容を編集し
ない場合は、処理はステップS501で選択したユーザ
モードをRAM19や外部メモリ11に記憶して終了す
る。これに対して、表示内容を編集する場合、つまり表
示内容を変更したりメッセージを追加したりする場合、
処理はステップS503に進む。
【0053】ステップS503では、CRT10に表示
されたメニュー(不図示)から表示内容を変更したい項
目を選択する。例えば、図9に示したような紙詰まりの
場合のメッセージ表示に対して、メッセージを変更した
り追加したりする場合はそのメニューから「紙詰まり」
の項目を選択する。また、プリンタのメモリ不足が発生
した場合のメッセージを変更したい時は「メモリ不足」
の項目を選択する。次に、ステップS504では、選択
した項目の表示内容を編集する。その後、処理はステッ
プS502に戻り、他に編集したい項目があるときはス
テップS502〜S504を繰り返すが、他に編集した
い項目がないときは編集結果をRAM2や外部メモリ1
1に記憶し、処理を終了する。
【0054】次に、以上のようにして設定編集されたメ
ッセージを表示する処理について述べる。
【0055】図8はメッセージ表示処理を示すフローチ
ャートである。
【0056】まず、ステップS601では、プリンタ1
500から何らかのステータスが返されたかどうかを一
定時間毎に調べる。ここで、エラーステータスの受信を
確認すると、処理はステップS602に進み、ユーザモ
ードを調べ、設定されているモードに対応したメッセー
ジ表示内容を記憶されたメモリから選択して読み出す。
【0057】次に、ステップS603では受信エラース
テータスに対応するメッセージを画面に表示する。その
後、処理はステップS601に戻り、ステータス受信待
ちとなる。
【0058】なお、ユーザモードに従うメッセージ表示
内容の選択は最初のステータス受信時だけに行い、これ
をRAM2等に記憶しておき、2回目以降の受信時には
これを参照するようにしてもよい。
【0059】従って以上説明した実施形態に従えば、プ
リンタから送信されたエラーステータスの内容をホスト
の画面上に表示する際に、表示内容をユーザの装置に対
する習熟度に合わせてホスト毎に変化させることができ
る。
【0060】なお、この実施形態ではホストごとにメッ
セージ表示内容の設定や編集を実行しなければならない
が、システム上の全ホストに共通のメッセージを生成し
たいという意図があり、かつ、システムにサーバが備え
られている場合には、ネットワーク上の全てのホストの
ユーザモードと、表示するメッセージの対応関係を記憶
するテーブルをサーバに設け、各ホストは電源投入時
や、あるいは任意のタイミングでサーバのテーブルを参
照して各々の設定内容をダウンロードして、夫々のホス
トのRAM2に記憶するようにしても良い。
【0061】ここで、図11を参照して、サーバがテー
ブルを参照してエラーステータスをホストに配信する処
理について説明する。
【0062】図11はサーバに設けられた各ホストのユ
ーザモードと表示するメッセージの対応関係を記憶した
テーブルの一例を示す図である。
【0063】図11に示すようにテーブルは1つだけで
はなく、複数のテーブルがポインタによって互いに関係
づけられている。図11の例ではテーブル300に設定
されている表示メッセージポインタがテーブル310と
320とをポイントしている。テーブル300におい
て、例えば、ホストIDが“10”のホストはユーザモ
ードが“0(初心者モード)”であり、また、そのホス
ト(ホストID=10)が表示するメッセージを示すテ
ーブルアドレスは100番地となっている。その100
番地に格納されているテーブル310には各エラーステ
ータスとメッセージとの対応関係が記憶されている。例
えば、エラーステータス“01”がプリンタから送信さ
れたとき、ホストID=10のホストにはメッセージI
Dが“101”のメッセージが表示される。
【0064】さて、ホストID=10のホストは、電源
投入時にユーザモードと各エラーステータスに対応する
メッセージ番号のメッセージ内容をダウンロードし、R
AM2に記憶する。そして、そのホストIDにプリンタ
からエラーテータスが送信された場合は、RAM2に記
憶したテーブルを参照してメッセージを画面表示する。
【0065】また、図11によれば、ホストID=11
のホストはユーザモードが“1(通常モード)”で、表
示するメッセージを示すテーブルアドレスが150番地
である。その150番地に格納されているテーブル32
0にはテーブル310と同様に各エラーステータスとメ
ッセージとの対応関係が記憶されている。例えば、プリ
ンタからホストID=11のホストにステータス“0
1”が送信された時は、メッセージIDが“102”の
メッセージが表示される。さて、ホストID=11のホ
ストも、ホストID=10のホストの場合と同様にホス
トIDが一致するテーブルの内容をダウンロードしてメ
モリに記憶する。
【0066】以上説明したようにして各ホストに表示す
るメッセージ内容をサーバで一元管理するようにシステ
ムを構成することもできる。
【0067】なお、上記の説明では、プリンタが異常な
状態を示すステータスをホストに送信する場合について
のみ言及したが、正常な状態をステータスとして返す場
合も同様に行うことができることは言うまでもない。
【0068】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0069】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0070】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0071】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0073】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図12に示すメモリマップ例に示す各モジュ
ールを記憶媒体に格納することになる。すなわち、少な
くとも「プリンタの動作異常を検出する検出工程の処理
を実行する検出処理モジュール」と、「検出処理におけ
る動作異常の検出後、その動作異常が解消したかどうか
を監視する監視工程の処理を実行する監視処理モジュー
ル」と、「複数のホストの内、動作異常に対応したエラ
ー情報を送信する対象となるホストを選択する選択工程
の処理を実行する選択処理モジュール」と、「その選択
処理において選択されたホストに対してエラー情報を送
信する送信工程の処理を実行する送信処理モジュール」
との各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納
すればよい。
【0074】なお、検出処理モジュールの処理は例えば
図4のS201に示す処理等に対応し、監視処理モジュ
ールの処理は例えば図4のS203、S204、S20
7、S208等に示す処理に対応し、選択処理モジュー
ルの処理は例えば図4のS202、S205、S209
等に示す処理に対応し、送信処理モジュールの処理は例
えば図4のS202、S206、S210等に示す処理
に対応する。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のホストがネットワークを介して接続したプリンタを
共有するプリンタシステムにおいて、プリンタの動作異
常を検出し、その動作異常の検出後、動作異常が解消し
たかどうかを監視し、複数のホストの内、動作異常に対
応したエラー情報を送信する対象となるホストを選択し
て、その選択されたホストに対してエラー情報を送信す
るので、本当にそのエラー情報を通知すべきホストに対
してのみ、エラー情報が伝えられるという効果がある。
【0076】例えば、動作異常が発生した時点において
処理中のプリントデータを送信したホストや、その前後
にプリントデータを送信したホストに対してエラー情報
を伝えることにより、そのエラーとは直接関り合いのな
いと思われるホストへのエラー情報の送信を排除でき
る。これによって、ホストユーザは不必要なエラーメッ
セージの割り込みによって煩わされることがないという
利点がある。
【0077】一方、ホストでは受信したエラー情報を編
集してエラーメッセージして表示されるのでホストのユ
ーザの習熟度に応じたエラーメッセージが表示され、よ
りユーザフレンドリなシステムを提供できるという利点
もある。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるプリンタシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】電子写真方式を用いて記録媒体である記録紙上
に画像を形成し記録を行なうプリンタエンジンを含んだ
レーザビームプリンタの内部構造を示す側断面図であ
る。
【図3】インクジェット方式に従って記録を行うインク
ジェットプリンタIJRAの構成の概要を示す外観斜視
図である。
【図4】プリント制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】プリント制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】プリント制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】ホストにおけるメッセージ設定編集処理を示す
フローチャートである。
【図8】ホストにおけるメッセージ表示処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】メッセージの一例を示す図である。
【図10】メッセージの一例を示す図である。
【図11】サーバに設けられた各ホストのユーザモード
と表示するメッセージの対応関係を記憶したテーブルの
一例を示す図である。
【図12】メモリマップを示す図である。
【符号の説明】
1、12 CPU 2、19 RAM 3a、13a フォントROM 3b、13b プログラムROM 3c、13c データROM 4 CPUバス 15 システムバス 17 プリンタエンジン 1000 コントローラ 1500 プリンタ 1501 操作パネル 3000 ホストコンピュータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストがネットワークを介して接
    続したプリンタ装置を共有するプリンタシステムであっ
    て、 前記プリンタ装置の動作異常を検出する検出手段と、 前記検出手段による動作異常の検出後、前記動作異常が
    解消したかどうかを監視する監視手段と、 前記複数のホストの内、前記動作異常に対応したエラー
    情報を送信する対象となるホストを選択する選択手段
    と、 前記選択手段によって選択されたホストに対してエラー
    情報を送信する送信手段とを有することを特徴とするプ
    リンタシステム。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記検出手段による動
    作異常を検出した時点において、プリント出力処理を行
    なっていたプリントデータを送信したホストを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタシステム。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、さらに、前記検出手段
    による動作異常を検出した時点以前或は以後にプリンタ
    データを送信したホストを選択することを特徴とする請
    求項2に記載のプリンタシステム。
  4. 【請求項4】 前記複数のホストは前記プリンタ装置に
    対して、プリントデータと送信元を識別する識別情報と
    を送信することを特徴とする請求項3に記載のプリンタ
    システム。
  5. 【請求項5】 前記識別情報をプリント履歴として保持
    する記憶手段をさらに有することを特徴とする請求項4
    に記載のプリンタシステム。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、前記記憶手段に保持さ
    れたプリント履歴を参照して、前記検出手段による動作
    異常を検出した時点以前にプリンタデータを送信したホ
    ストを特定することを特徴とする請求項5に記載のプリ
    ンタシステム。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、前記検出手段による動
    作異常の検出時にエラー情報を送信する対象となるホス
    トを予め指定して登録する登録手段を含むことを特徴と
    する請求項1に記載のプリンタシステム。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、前記検出手段によって
    検出された動作異常の種類を解析する解析手段を含み、 前記解析手段による解析結果に従って、エラー情報を送
    信する対象となるホストを選択することを特徴とする請
    求項1に記載のプリンタシステム。
  9. 【請求項9】 前記監視手段は、前記検出手段による動
    作異常の検出後、所定の時間、動作異常の解消を待ち合
    わせる待ち合わせ手段を含むことを特徴とする請求項1
    に記載のプリンタシステム。
  10. 【請求項10】 前記複数のホスト各々は、前記送信手
    段によって送信されたエラー情報に基づいて表示画面に
    エラーメッセージを表示する表示手段を含むことを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタシステム。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、 前記複数のホスト各々で、前記エラーメッセージの内容
    を簡略化したり、或は、詳細化して表示するよう編集す
    る表示編集手段と、 前記表示編集手段によって編集されたエラーメッセージ
    内容に従って表示を制御する表示制御手段とを含むこと
    を特徴とする請求項10に記載のプリンタシステム。
  12. 【請求項12】 前記複数のホストと前記プリンタ装置
    と情報の交換を前記ネットワークを介して行うことがで
    きるサーバをさらに含むことを特徴とする請求項1に記
    載のプリンタシステム。
  13. 【請求項13】 前記サーバは、前記選択手段と前記送
    信手段とを含み、 前記プリンタ装置は、前記検出手段によって検出された
    動作異常を前記サーバに通知する通知手段を含むことを
    特徴とする請求項12に記載のプリンタシステム。
  14. 【請求項14】 複数のホストがネットワークを介して
    接続したプリンタを共有するプリンタシステムに適用可
    能なプリンタ監視方法であって、 前記プリンタの動作異常を検出する検出工程と、 前記検出工程における動作異常の検出後、前記動作異常
    が解消したかどうかを監視する監視工程と、 前記複数のホストの内、前記動作異常に対応したエラー
    情報を送信する対象となるホストを選択する選択工程
    と、 前記選択工程において選択されたホストに対してエラー
    情報を送信する送信工程とを有することを特徴とするプ
    リンタ監視方法。
  15. 【請求項15】 複数のホストがネットワークを介して
    接続したプリンタを共有するプリンタシステムでプリン
    タ監視を行う処理のプログラムコードが格納されたコン
    ピュータ可読メモリであって、 前記プリンタの動作異常を検出する検出工程の処理を実
    行するコードと、 前記検出工程における動作異常の検出後、前記動作異常
    が解消したかどうかを監視する監視工程を処理の実行す
    るコードと、 前記複数のホストの内、前記動作異常に対応したエラー
    情報を送信する対象となるホストを選択する選択工程を
    処理の実行するコードと、 前記選択工程において選択されたホストに対してエラー
    情報を送信する送信工程の処理を実行するコードとを有
    することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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