JPH09305329A - 記憶装置アレイシステム - Google Patents

記憶装置アレイシステム

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JPH09305329A
JPH09305329A JP8118987A JP11898796A JPH09305329A JP H09305329 A JPH09305329 A JP H09305329A JP 8118987 A JP8118987 A JP 8118987A JP 11898796 A JP11898796 A JP 11898796A JP H09305329 A JPH09305329 A JP H09305329A
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JP
Japan
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storage device
state
hard disk
data
led
Prior art date
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Application number
JP8118987A
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English (en)
Inventor
Masaru Yasuda
勝 安田
Takuma Kuno
琢磨 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害発生状態、データ再構築状態、取り外し
可能状態のうち少なくとも1つを検出すると、それがど
の記憶装置で起こっているかを明瞭に判別できる記憶装
置アレイシステムを提供する。 【解決手段】 中央制御装置71は、Aハードディスク
ユニット60aに障害が発生したのを検出すると、コン
トローラ80にLED制御の信号を送出し、コントロー
ラ80はAハードディスクコントローラユニット60a
に対応して設けられた第1LED30aを点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複数の記憶装置から構成さ
れ、記憶装置に障害が起こったときには残りの記憶装置
から障害の起こった記憶装置の内容を復元することが可
能な記憶装置アレイとその記憶装置アレイを制御するメ
インコンピュータから構成される記憶装置アレイシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
高速アクセスを可能とし、かつ高信頼性を保証する記憶
装置としてハードディスクアレイ等のRAID(Redund
ant Arrays of Inexpensive Disks )に代表される記憶
装置アレイが提案されてきた。記憶装置アレイはデータ
を記憶するにあたり、そのデータから生成したデータ保
護情報をも記憶する。そして、複数台備える記憶装置の
うちの1台の記憶装置に障害が起こった場合、記憶装置
アレイを稼動したままでその記憶装置を別の記憶装置に
交換することができ、障害の起こった記憶装置以外の記
憶装置に記憶されているデータ及びデータ保護情報から
障害の起こった記憶装置に記憶されていたデータを再構
築できるよう構成されている。また、メンテナンスのた
めに、記憶装置アレイを稼動したままで記憶装置を一旦
取り外すこともできる。
【0003】このように、記憶装置アレイを構成する各
記憶装置には、例えば、上記障害が発生した状態、デー
タの再構築をしている状態、交換可能な状態等の状態が
起こり得る。ところが、従来の記憶装置アレイを構成す
る記憶装置自体には、電源のON/OFFの状態及びア
クセス中か否かの状態を外部に報知する手段しか備えて
いない。記憶装置アレイを構成する記憶装置に起こる上
述のような3つの状態は、記憶装置アレイを制御するメ
インコンピュータのディスプレイ上で表示されていた
が、記憶装置アレイ自体からは知ることができなかっ
た。他の運用状態(データの再構築をしている状態、交
換可能な状態等)については、知ることができなかっ
た。
【0004】そして、記憶装置に障害が発生した場合、
利用者はそのディスプレイ上に表示された情報に基づい
て、障害の発生した記憶装置を交換しなければならなか
った。その結果、障害の発生した記憶装置でなく正常な
記憶装置を間違って交換してしまう可能性もあり、間違
った交換をした場合は記憶装置アレイに記憶されている
データ全ての正当性が失われ、制御しているメインコン
ピュータに誤動作を発生させるおそれがあった。また、
データの再構築をしているか単にアクセスされているか
の判断は記憶装置の外見からは判断できず、利用者はデ
ータの再構築が正常に行われているかどうか判らなかっ
た。さらに、メンテナンスのために記憶装置を取り外す
際交換可能な状態かどうかを判断することができず、取
り外しの最中にその記憶装置へのアクセスが起こると記
憶装置内のデータが破壊される可能性があった。また、
運が悪いと記憶装置自体が故障することもあった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、上記障害発生状態、データ再構
築状態、取り外し可能状態の3つの状態のうち少なくと
も1つの状態を検出すると、それらの状態がどの記憶装
置で起こっているかを明瞭に判別できる記憶装置アレイ
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
に記載の記憶装置アレイシステムは、データを記憶する
複数台の記憶装置と前記データから生成されるデータ保
護情報を記憶する少なくとも1台の記憶装置とを備え、
前記記憶装置の1台に障害が発生したときは残りの記憶
装置から障害の発生した記憶装置に記憶されていたデー
タを再構築することが可能で、さらに、稼動状態のまま
で前記記憶装置の1台を取り外すことが可能な記憶装置
アレイと、前記記憶装置アレイを制御するメインコンピ
ュータとから構成される記憶装置アレイシステムにおい
て、前記メインコンピュータは前記各記憶装置の障害発
生状態、データ再構築状態、取り外し可能状態の3つの
状態のうち少なくとも1つの状態を検出可能であると共
に、前記検出可能な各記憶装置の状態を前記各記憶装置
に対応して設けられた報知手段によって外部へ報知する
ことを特徴としている。
【0007】本発明の記憶装置アレイシステムによれ
ば、全体の制御を行うメインコンピュータは各記憶装置
の障害発生状態、データ再構築状態、取り外し可能状態
の3つの状態のうち少なくとも1つの状態を検出するこ
とができる。そして、メインコンピュータは、その検出
可能な各記憶装置の状態を検出すると各記憶装置に対応
して設けられた報知手段を利用して検出された各記憶装
置の状態を外部へ報知する。このように、検出された各
記憶装置の上記状態は、各記憶装置に対応して設けられ
ている報知手段によって外部に報知されるため、利用者
は、検出され報知された状態がどの記憶装置の状態であ
るかを簡単に判別することができる。
【0008】なお、「各記憶装置に対応して設けられ
た」とは、例えば、請求項2に示したように各記憶装置
自体が報知手段を備えていることも考えられるし、記憶
装置自体ではなく各記憶装置を収納している記憶装置ア
レイの筐体が各記憶装置と対応のとれる位置に備えてい
ることも考えられるし、あるいは、ある状態を報知する
手段は記憶装置自体が備えていて、別の状態を報知する
手段は記憶装置アレイの筐体が各記憶装置と対応のとれ
る位置に備えていることが考えられる。
【0009】報知手段を各記憶装置自体に備えることで
利用者は報知された上記状態にある記憶装置をいっそう
明瞭に判別することができる。また、上記3つ状態のう
ちの障害の発生状態を検出し報知する場合、障害の発生
した記憶装置を簡単に判別できる。その結果、障害の発
生した記憶装置を取り外して交換する場合には、正常な
記憶装置を間違って取り外す可能性が少なくなり、間違
った取り外しから起こる記憶装置アレイシステム全体の
データ正当性の消失や記憶装置アレイを制御するメイン
コンピュータが誤動作することを防止できる。
【0010】そして、上記3つの状態のうちのデータ再
構築状態を検出し報知するようにすれば、データの再構
築中であることと単なるアクセスとを区別することがで
きる。また、上記3つの状態のうちの取り外し可能状態
を検出し報知するようにすれば、メンテナンス等で記憶
装置の1台を取り外すときに取り外し可能な状態である
記憶装置であるかどうかを簡単に判別できるため、アク
セス中の記憶装置を取り外して、その記憶装置に記憶さ
れているデータを破壊してしまったり、その記憶装置自
体を故障させてしまったりすることが少なくなる。ま
た、1台の記憶装置を取り外したときには、取り外し可
能状態の報知がなくなるために別の記憶装置を取り外し
て記憶装置アレイシステム全体のデータ正当性を消失し
てしまうような間違いも極めて少なくなる。
【0011】なお、「報知手段」としては、従来から電
源のON/OFFやアクセス中か否かの報知に用いられ
ていたLEDを上記3つの状態毎に用意してもよいし、
上記3つの状態を区別できるように色の違うLEDを用
意してもよい。あるいは、液晶ディスプレイを利用し
て、上記3つの状態に合わせた文字や図形を表示するよ
う構成することも考えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の記憶装
置アレイシステムをハードディスクアレイシステム1に
適用した場合のブロック図である。
【0013】ハードディスクアレイシステム1は、「記
憶装置アレイ」としてのハードディスクアレイ10と、
そのハードディスクアレイ10を制御する「メインコン
ピュータ」としてのメインコンピュータ70とから構成
されている。メインコンピュータ70は、中央制御装置
71と、ディスプレイ73とを備えている。なお、中央
制御装置71は、制御手段としてのCPU、記憶手段と
してのROM及び一時記憶手段としてのRAM等を備え
た周知のものである。
【0014】本実施形態のハードディスクアレイ10
は、「記憶装置」として4台のハードディスクユニット
60a〜60dと、ハードディスクユニット60a〜6
0dに対するデータの読み書き等を制御するコントロー
ラ80と、コントローラ80に接続されメインコンピュ
ータ70との間でデータの入出力を行う入出力インター
フェース90とを備えている。なお、各ハードディスク
ユニット60a〜60dを区別するために以下の説明で
は、Aハードディスクユニット60a、Bハードディス
クユニット60b、Cハードディスクユニット60c、
Dハードディスクユニット60dと記述する。
【0015】Aハードディスクユニット60aは、ドラ
イブ機構とディスクから構成されるハードディスク20
aと、「報知手段」としての第1LED30a、第2L
ED40a、第3LED50aを備えている。第1LE
D30aは「障害発生状態」を報知する手段であり、第
2LED40aは「データ再構築状態」を報知する手段
であり、第3LED50aは「取り外し可能状態」を報
知する手段である。
【0016】なお、B〜Cハードディスクユニット60
b〜60dも、上記Aハードディスクユニット60aと
全く同様の構成であるため説明は省略する。そして、以
下の説明においてはB〜Cハードディスクユニット60
b〜60dの構成要素を記述する際は、Aハードディス
クユニット60aで用いた各構成要素の符号に英小文字
b〜dを付して区別する。
【0017】このように、本実施形態のA〜Dの各ハー
ドディスクユニット60a〜60dには、A〜Dの各ハ
ードディスクユニット60a〜60d自体に上記3つの
状態、「障害発生状態」、「データ再構築状態」、「取
り外し可能状態」を報知するための第1、第2、第3L
EDが、それぞれの状態に対応して設けられている。
【0018】例えば、Aハードディスクユニット60a
に障害が発生した場合には、対応する第1LED30a
が点灯する。またBハードディスクユニット60bがデ
ータ再構築状態にある場合には、対応する第2LED4
0bが点灯する。そして、CとDのハードディスクユニ
ット60c、60dが取り外し可能状態にある場合に
は、それぞれ対応する第3LED50c及び50dが点
灯する。
【0019】図2は、ハードディスクアレイ10の外観
を示す外観図である。第1LED30a〜30d、第2
LED40a〜40d、第3LED50a〜50dはA
〜Dのそれぞれのハードディスクユニット60a〜60
d自体に取り付けられていて、外部から認識できるよう
になっている。
【0020】なお、ハードディスクアレイ10はRAI
D4を構成している。ここでは、Dハードディスクユニ
ット60dがパリティディスクに割り当てられ、A〜C
ハードディスクユニット60a〜60cがデータディス
クに割り当てられている。ここで、RAID4を構成す
るハードディスクアレイ10の基本的な動作について簡
単に説明する。ハードディスクアレイ10では、記憶さ
れるデータは複数バイト単位に分割される。その分割さ
れたデータはデータディスクとして割り当てられたA〜
Cディスクユニット60a〜60cに記憶される。そし
て、A〜Cハードディスクユニット60a〜60cに記
憶されているデータに基づいて「データ保護情報」とし
てのパリティデータが計算され、パリティディスクとし
て割り当てられたDハードディスクユニット60dに記
憶される。これによって、ハードディスクユニット60
a〜60dの1台に障害が発生したときには、その障害
の発生したハードディスクユニットを交換し、そのハー
ドディスクユニットに記憶されていたデータを残りのハ
ードディスクユニットに記憶されているデータから再構
築することができる。
【0021】例えば、Bハードディスクユニット60b
に障害が発生した場合には、Bハードディスクユニット
60bを取り外し、新しいハードディスクユニットと交
換する。そして、その新しいハードディスクユニットに
Bハードディスクユニット60bに記憶されていたデー
タをA、C、Dハードディスクユニット60a、60
c、60dから再構築することができる。
【0022】また、メンテナンスのためにA〜Dハード
ディスクユニット60a〜60dの1台を電源を投入し
たまま取り外すこともできる。本ハードディスクアレイ
システム1は、このようなハードディスクアレイ10の
基本的な動作の途中でメインコンピュータ70の中央制
御装置71によって「障害発生状態」、「データ再構築
状態」、「取り外し可能状態」の3つの状態を検出す
る。すると、中央制御装置71は入出力インターフェー
ス90を介してコントローラ80へLED制御の信号を
送出する。コントローラ80はこの信号を受け取り、こ
の信号に基づいて第1LED30a〜30d、第2LE
D40a〜40d、第3LED50a〜50dの中から
対応するものを点灯する。
【0023】上記3つの状態、「障害発生状態」、「デ
ータ再構築状態」、「取り外し可能状態」を報知するこ
とが本発明における特徴であるので、その点について以
下〜で説明する。 まず、上記3つの状態の1つである「障害発生状態」
の報知について説明する。なお、ここでの説明の理解を
容易にするために従来の障害発生状態の報知について初
めに説明する。
【0024】従来、あるハードディスクユニットに障害
が発生すると、その障害発生を中央制御装置71が検出
し、A〜Dハードディスクユニット60a〜60dのど
のハードディスクユニットに障害が発生したかをディス
プレイ73に表示していた。例えばBハードディスクユ
ニット60bに障害が発生した場合、ディスプレイ73
上に「B」を表示していた。そして、このとき利用者
は、上述したようにディスプレイ73上の「B」という
表示に対応するBハードディスクユニット60bをハー
ドディスクアレイ10の筐体に設置されているA〜Dハ
ードディスクユニット60a〜60dの中から特定し交
換していた。
【0025】ところが、ディスプレイ73上の表示
「B」とBハードディスクユニット60bを利用者が自
分で対応づけることになるため間違える可能性があっ
た。そして、間違えて正常なハードディスクユニットを
交換してしまった場合、ハードディスクアレイ10全体
のデータの正当性が消失してしまったり、そのデータの
正当性の消失からメインコンピュータ70が誤動作した
りするという問題点があった。
【0026】それに対して、本実施形態のハードディス
クアレイシステム1では、メインコンピュータ70の中
央制御装置71が、A〜Dの各ハードディスクユニット
60a〜60dの障害発生状態を検出し、その検出結果
に基づいて信号を送出することによって第1LED30
a〜30dの中の対応するものを点灯させる。
【0027】例えば、中央制御装置71がBハードディ
スクユニット60bの障害発生状態を検出し、コントロ
ーラ80にLED制御の信号を送出すると、コントロー
ラ80はBハードディスクユニット60bに対応して設
けられた第1LED30bを点灯させる。第1LED3
0bはBハードディスクユニット60b自体に設けられ
ているため、利用者は従来のような対応づけを自分で行
わなくてもBハードディスクユニット60bに障害が発
生したことを簡単に認識できる。その結果、間違って正
常なハードディスクユニットを交換することは極めて少
なくなり、ハードディスクアレイ10全体のデータの正
当性を消失させてしまうこと及びそのデータ正当性の消
失から起こるメインコンピュータ70の誤動作を防止す
ることができる。
【0028】次に、上記3つの状態のうちの「データ
再構築状態」について説明する。従来のシステムではア
クセス中か否かが報知されるのみであって、データの再
構築状態は検出報知されなかった。データの再構築の際
には、A〜Dの全てのハードディスクユニット60a〜
60dがアクセスされる。このとき、利用者は単にアク
セス中であるのかそれともデータの再構築をしているの
か判別することができなかった。
【0029】それに対して、本実施形態のハードディス
クアレイシステム1は、メインコンピュータ70の中央
制御装置71がデータの再構築状態を検出し、A〜Dハ
ードディスクユニット60a〜60dに設けられた第2
LED40a〜40dによってどのハードディスクユニ
ットでデータの再構築が行われているかを外部へ報知す
る。
【0030】例えば、Bハードディスクユニット60b
に対してデータを再構築している場合、メインコンピュ
ータ70の中央制御装置71がそのデータ再構築状態を
検出し、コントローラ80にLEDの制御信号を送出す
る。その結果、コントローラ80はBハードディスクユ
ニット自体に設けられている第2LED40bを点灯さ
せる。これによって、利用者はBハードディスクユニッ
ト60bにおいてデータの再構築が行われていることを
簡単に認識することができる。
【0031】次に、上記3つの状態のうちの「取り外
し可能状態」について説明する。データ再構築状態と同
様、この取り外し可能状態も従来は報知されていなかっ
た。そのため、取り外しの際にそのハードディスクユニ
ットにアクセスが起こると記憶されているデータが破壊
されたり、また、そのハードディスクユニット自体が故
障したりすることがあった。
【0032】それに対して、本実施形態のハードディス
クアレイシステム1では、上記取り外し可能状態をメイ
ンコンピュータ70の中央制御装置71が検出すると、
その検出結果に基づいてコントローラ80へLEDの制
御信号を送出する。その結果、コントローラ80は、そ
の制御信号に基づきA〜Dの各ハードディスクユニット
60a〜60d自体に設けられた第3LED50a〜5
0dの対応するものを点灯する。これによって、利用者
はA〜Dハードディスクユニット60a〜60dのどの
ハードディスクユニットが取り外し可能かということを
簡単に判別できる。その結果、アクセス中にハードディ
スクユニットを取り外して、記憶されているデータを破
壊してしまったり、また、ハードディスクユニット自体
を故障させてしまったりすることがきわめて少なくな
る。
【0033】なお、本実施形態における「取り外しが可
能な状態」はアクセスがない場合かつA〜Dのハードデ
ィスクユニット60a〜60dが1台も取り外されてい
ない場合をいう。なぜなら、データ保護情報としてパリ
ティデータを使用しているために2台のハードディスク
ユニットが同時に取り外されてしまうとハードディスク
アレイ10全体のデータの正当性が消失してしまうから
である。
【0034】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実
施形態のハードディスクアレイシステム1は、A〜Dの
各ハードディスクユニット60a〜60d自体に報知手
段としての第1LED30a〜30d、第2LED40
a〜40d、第3LED50a〜50dを備えていた
が、図3に示したようにハードディスクアレイ10の筐
体のA〜Dの各ハードディスクユニット60a〜60d
との対応が明確になるような位置に備える構成でもよ
い。但し図3では、LED130a〜130dが上記第
1LED30a〜30dに対応する。LED140a〜
140d、LED150a〜150dもそれぞれ第2L
ED40a〜40d、第3LED50a〜50dに対応
する。
【0035】また、ある状態を報知するLEDはA〜D
の各ハードディスクユニット60a〜60dに備え、別
の状態を報知するLEDはハードディスクアレイ10の
筐体のA〜Dハードディスクユニット60a〜60dと
の対応が明確になるような位置に備えている構成でもよ
い。例えば、障害発生状態とデータ再構築状態を報知す
る第1、第2LEDはA〜Dの各ハードディスクユニッ
ト60a〜60d自体に設け、取り外し可能状態を報知
する第3LEDはハードディスクアレイ10の筐体のA
〜Dの各ハードディスクユニット60a〜60dとの対
応が明確になるような位置に設けることが考えられる。
【0036】また、上記実施形態では、報知手段として
LEDを「障害発生状態」、「データ再構築状態」、
「取り外し可能状態」の3つの状態毎に位置を変えて設
置していたが、同じ位置に色の違うLEDを設置しても
よい。例えば、Aハードディスクユニット60aに関し
て言えば、図2に示す第1LED30aの位置に第2L
ED40a、第3LED50aも取り付けて第1LED
30aは緑、第2LED40aは赤、第3LED50a
はオレンジというように色を変えることによって上記の
3つの状態を識別できるよう構成してもよいし、LED
の代わりに液晶ディスプレイ等をA〜Dの各ハードディ
スクユニット60a〜60d自体又はハードディスクア
レイ10の筐体のA〜Dハードディスクユニット60a
〜60dとの対応が明確になるような位置に設けてもよ
い。
【0037】そして、上記実施形態では、「障害発生状
態」、「データ再構築状態」、「取り外し可能状態」の
3つの状態を全て検出して報知するものであったが、こ
れら3つの状態のうち少なくとも1つの状態を検出報知
するものであればよい。また、記憶装置アレイとしてR
AID4のハードディスクアレイ10を用いたが、少な
くとも上記3つの状態のうちの1つの状態が起こり得る
記憶装置アレイであればRAID4に限定されるもので
はないし、ハードディスクユニットの代わりにシリコン
ディスクユニット等の半導体メモリ装置を記憶装置とし
て用いた構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードディスクアレイシステムのブロック図で
ある。
【図2】ハードディスクアレイの外観図である。
【図3】別実施形態のハードディスクアレイの外観図で
ある。
【符号の説明】
1…ハードディスクアレイシステム 10…ハードディスクアレイ 20a〜20d…ハードディスク 30a〜30d…第1LED 40a〜40d…第2LED 50a〜50d…第3LED 60a…Aハードディスクユニット 60b…Bハードディスクユニット 60c…Cハードディスクユニット 60d…Dハードディスクユニット 70…メインコンピュータ 71…中央制御装置 73…ディス
プレイ 80…コントローラ 90…入出力インターフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶する複数台の記憶装置と前
    記データから生成されるデータ保護情報を記憶する少な
    くとも1台の記憶装置とを備え、前記記憶装置の1台に
    障害が発生したときは残りの記憶装置から障害の発生し
    た記憶装置に記憶されていたデータを再構築することが
    可能で、さらに、稼動状態のままで前記記憶装置の1台
    を取り外すことが可能な記憶装置アレイと、前記記憶装
    置アレイを制御するメインコンピュータとから構成され
    る記憶装置アレイシステムにおいて、 前記メインコンピュータは前記各記憶装置の障害発生状
    態、データ再構築状態、取り外し可能状態の3つの状態
    のうち少なくとも1つの状態を検出可能であると共に、
    前記検出可能な各記憶装置の状態を前記各記憶装置に対
    応して設けられた報知手段によって外部へ報知すること
    を特徴とする記憶装置アレイシステム。
  2. 【請求項2】 前記報知手段が、前記各記憶装置自体に
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記憶
    装置アレイシステム。
JP8118987A 1996-05-14 1996-05-14 記憶装置アレイシステム Pending JPH09305329A (ja)

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Cited By (4)

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KR20200085516A (ko) * 2019-01-07 2020-07-15 공주대학교 산학협력단 홈페이지를 이용한 소프트-raid의 상태표시방법

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