JPH09304728A - 光学視覚装置 - Google Patents

光学視覚装置

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JPH09304728A
JPH09304728A JP8120636A JP12063696A JPH09304728A JP H09304728 A JPH09304728 A JP H09304728A JP 8120636 A JP8120636 A JP 8120636A JP 12063696 A JP12063696 A JP 12063696A JP H09304728 A JPH09304728 A JP H09304728A
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JP
Japan
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light
mirror
half mirror
image
optical
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JP8120636A
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English (en)
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Yasuyuki Sugano
靖之 菅野
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G02B27/0018Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for preventing ghost images
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
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    • GPHYSICS
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    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハーフミラーのハーフコーテイングした面に対
抗する面を傾斜させた構造にしてゴースト光を正規光に
合わせるか、視野外に反射させて見やすい画面を提供す
る。 【解決手段】2次元表示素子からの映像光を反射させる
ハーフミラーを、楔型形状の厚さの異なる構造にして、
ハーフコーテイングした面に対抗する傾斜面の傾斜角度
及びアッベ数を設定して眼球の位置における正規光とゴ
ースト光とを重ね合わせてゴースト光をなくした状態に
するか、ゴースト光を視野外に反射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学視覚装置に関
し、特に、頭部装着可能な小型軽量な光学視覚装置に利
用されるハーフミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より光学視覚装置として、バーチャ
ルリアリテイ用、医療用、軍事用、コンピュータ用、或
は個人で大画面を楽しむためのヘッドマウンテッドディ
スプレイが知られている。
【0003】又、近年、CRT、LCD等による2次元
表示素子からの画像を虚像にて拡大観察するヘッドマウ
ンテッドディスプレイが注目され、開発されている。
【0004】その中で、2次元表示素子からの画像を虚
像にて拡大観察する構成は、図24に示すように、画像
を表示する2次元表示素子10と、光路を分岐するため
の所定厚さの平行板であり光線を入射する側にハーフコ
ーテイングした面21を有するハーフミラー20と、画
像を虚像として拡大観察するための凹面鏡22とで構成
されている。
【0005】このような構成からなる2次元表示素子か
らの画像を虚像にて拡大観察するには、図24〜図26
に示すように、図示しない光源ユニットで照明された2
次元表示素子10からの光23がハーフミラー20で分
岐される際、ハーフコーテイングした面21で凹面鏡2
2側に反射した光24は凹面鏡22で反射して眼球26
に入る正規光26の光路を形成する。
【0006】一方、ハーフミラー20のハーフコーテイ
ングした面21を屈折して入射した光27は、更にハー
フミラー20の反対側の面から出射する光28と、面で
反射され、ハーフコーテイング面21で更に屈折して凹
面鏡22側に出射する光29とからなり、この光29は
凹面鏡22で反射して眼球に入るゴースト光30の光路
を形成する。
【0007】このようにして、所定の厚さの平行板から
なるハーフミラー20であれば、ハーフコーテングした
面21で完全に反射させることができないかぎり、ハー
フミラー20内に入射して出射する光29、即ち、ゴー
スト光30の光路は必ず存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した画像を表示する2次元表示素子10と光路を分岐
するハーフミラー20と画像を虚像として拡大観察する
ための凹面鏡22とで構成される光学視覚装置は、上述
したように、光源ユニットで照明された2次元表示素子
10からの光がハーフミラー20で分岐される際、ハー
フコーテイングした面21で反射した光24は正規光2
6として凹面鏡22で拡大観察されるが、同時にハーフ
コーテイングした面21を通過した光はもう一方の面を
通り、この面では大部分の光28は通過するが、光量の
一部はハーフコーテイングした面21を屈折して通過す
る光29となり、凹面鏡22で反射し、眼球25に入る
ゴースト光30となり、虚像として拡大観察されると云
う問題点がある。
【0009】このように、正規光26からなる像とゴー
スト光30からなる像を同時に観察すると、図26に示
すように、合成された像は二重像となり、見にくいため
正常に画像が認識されない場合があり、又、長時間見て
いると眼が疲れると云う問題点がある。
【0010】又、ゴースト光30を回避するため、ビー
ムスプリッターやプリズムを用いると、装置のバランス
が悪くなったり、装着感が悪くなったり、長時間使用し
ていると装置がずれるため見難くなると云う問題点があ
る。
【0011】更に、外界からの光をシースルーとして観
察する際、ビームスプリッタやプリズムを用いると、コ
ーテイングの角度特性やプリズムで分光するため、外界
像に色がついてしまい見難いため、正常に画像が認識さ
れない場合があり、又、長時間見ていると眼が疲れると
云う問題がある。
【0012】従って、上記問題点に鑑みゴースト光を無
くし、小型軽量で長時間見ていても眼が疲れたり、装置
がずれることが無い光学視覚装置に解決しなければなら
ない課題を有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る光学視覚装置は、画像を表示する2次
元表示素子と、該2次元表示素子からの光路を分岐する
ためのハーフミラーと、該ハーフミラーからの光路に基
づいた画像を虚像として拡大観察するための凹面鏡とか
らなる光学視覚装置であって、前記ハーフミラーの一方
の面は画像光量の一部を反射し、残りを透過するハーフ
コーテイングがなされ、もう一方の面の角度は、ハーフ
コーテイングがなされた面に対して傾斜した構成にする
ことである。
【0014】このようにハーフミラーをハーフコーテイ
ングした面に対抗する面を傾斜させた、所謂楔型形状の
厚みの異なるハーフミラーとしたことにより、ハーフミ
ラーで反射された正規光にゴースト光を重ね合わせるよ
うにすることが可能となり、眼球位置で重ね合わせた場
合には光の強度の強い正規光のみが見え、ゴースト光は
なくなった状態とすることができる。即ち、ハーフミラ
ーの改良のみでゴースト光をなくすことができ、装置自
体の小型化及び軽量化を図ることができ、且つ長時間み
ても疲れなくなり、更に軽量化することにより位置ずれ
を起こしずらい構成にすることが可能である。
【0015】又、コーテイングした面に対抗した傾斜面
の傾斜角度、光軸上の厚み、屈折率等を利用して、ゴー
スト光の光路を視野の外になるように設定することも可
能である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係るハーフミラーのハー
フコーテイングした面に対抗する面を傾斜させた、所謂
楔型形状の厚みの異なるハーフミラーを備えた光学視覚
装置についての種々の実施形態について、図面を参照に
して以下説明する。
【0017】先ず、下記に説明する各種の実施形態を備
えた光学視覚装置50は、図1に示すように、眼前にデ
ィスプレイ部を支持する頭部装着部51と、眼前の位置
に対峙した状態で装着して両眼に画像を写し出すディス
プレイ部58と、頭部装着部51とディスプレイ部58
とを連結して眼前位置にディスプレイ部58を支持する
連結部60とから構成されている。
【0018】頭部装着部51は、額に当接する額パッド
52の基部側を支持し、且つ連結部60の一方の端部と
連結し、略頭部周囲の湾曲形状にした頭部支持部材53
と、この頭部支持部材53の両端部にヒンジ54を介し
て連結した一対のサイドキャビネット55と、夫々のサ
イドキャビネット55の端部に調整自在に接続した頭囲
調節ベルト56と、一対のサイドキャビネット55の上
部位置に頭部の頂部に配され調整自在に支持するヘアバ
ンド57とから構成されている。
【0019】ディスプレイ部58は、前面を覆った略ゴ
ーグル型形状の筐体からなるディスプレイ本体59を設
けた構造となっている。
【0020】ディスプレイ本体59は、図2に示すよう
に、筐体の内部に映像を表示する2次元表示素子61
と、この2次元表示素子61に光を供給する光源ユニッ
ト62と、2次元表示素子61からの画像の光路を変更
し、且つ透過できるハーフミラー63と、ハーフミラー
63で光路を変更した光線の虚像を拡大観察する凹面鏡
64とから構成されている。
【0021】ハーフミラー63は、図3に示すように、
厚みの異なる略楔型形状に形成された平板であり、一方
の面は画像光量の一部を反射し、残りを透過するハーフ
コーテイングした面65で形成し、対抗する面66は、
ハーフコーテイングした面65に対して傾斜した構造と
なっている。
【0022】このような構成からなる第1の実施形態の
ディスプレイ本体について図を参照にして説明する。
【0023】第1の実施形態のディスプレイ本体59A
は、図4に示すように、厚みの異なる平板に形成した楔
型形状のハーフミラー63を、薄い厚み側を上にして配
置した構造となっている。
【0024】即ち、ハーフミラー63のハーフコーテイ
ングした面65を2次元表示素子61側にし、且つ厚み
のある側を下側にして略45度の傾斜角度にして装着す
る構造となっている。
【0025】凹面鏡64は、直交する位置の2次元表示
素子61の間にハーフミラー63を設け、眼球67と対
面した構成となっている。
【0026】このような構成からなるディスプレイ本体
59Aは、図示しない光源ユニットで照明された2次元
表示素子からの映像の光68がハーフミラー63で分岐
され、凹面鏡64側に進む正規光69と、ハーフコーテ
イングした面65を透過した光70は屈折し、ハーフミ
ラー63内部を通過して、もう一方の面66に至る。
【0027】この面66で大部分の光は外に出射して透
過するが、光69の一部は反射しゴースト光71とな
る。ゴースト光71はハーフミラー63内部を再度通過
し、ハーフコーテイングした面65に至り、空気中との
境界部で屈折して凹面鏡64に向けて進み、凹面鏡64
で反射し、虚像として拡大観察される。
【0028】このゴースト光71は、図4及び図5に示
すように、ハーフミラー63の厚みと屈折率により、正
規光との間に光路差、角度差が生じるため発生するの
で、ハーフコーテイングした面65と対抗する面66の
傾斜角度、光軸上の厚さ、材質等を変えることにより、
ゴースト光71の凹面鏡64で反射した光路と正規光6
9の凹面鏡で反射した光路とが眼球67の位置で重なる
ようにすれば、正規光69とゴースト光71が重なり、
光の強度の強い正規光69のみが見え、ゴースト光71
は見えない状態となる。尚、図4においては、正規光6
9とゴースト光71とが完全に重ならない図になってい
るが説明の都合上そうしているのであって、1つに重な
り、ゴースト光71は見えない状態となる。
【0029】又、ハーフミラー63の傾斜角度と光軸上
の厚さを調整して、ゴースト光71を2次元表示素子6
1で生成された画面を見ている視野の外に反射させるこ
とによっても、正規光69のみが見え、ゴースト光71
を無くすことができる。
【0030】このようにして厚みの異なる楔型形状のハ
ーフミラー63を使用することによりゴースト光をなく
した映像を実現することができるのであり、他に必要と
する構造的なものを必要としないでハーフミラー63の
構造のみでゴースト光をなくすことができるため、性能
を良くして装置の小型化及び軽量化を図ることができ
る。
【0031】次に、本発明に係る第2の実施形態のディ
スプレイ本体について図面を参照にして説明する。
【0032】第2の実施形態のディスプレイ本体59B
は、図6に示すように、ハーフミラー63の装着構造
が、上記説明した第1の実施形態(図4参照)と相違す
る。即ち、厚みの異なる楔型形状のハーフミラー63
を、厚みのある方を上にし、ハーフコーテイングした面
65を眼球67方向に45度の傾斜を持たせて装着し、
且つハーフコーテイングした面65側に凹面鏡64を設
けた構造となっている。
【0033】このような構成からなるディスプレイ本体
59Bは、2次元画像素子61からの画像の光68は、
ハーフミラー63に入射してそのまま進み、凹面鏡64
で反射され、ハーフミラー63のハーフコーテイングし
た面65で眼球67方向に反射され、眼球67に入る正
規光69となる。
【0034】一方、凹面鏡64で反射された光70は、
ハーフコーテイングした面65を通過してハーフミラー
63内に屈折して入り、ハーフコーテイングした面65
に対抗した面66から空気中に反射される光と、ハーフ
コーテイングした面65に対抗した面66で再度反射さ
れ眼球67方向に屈折して入り込む、所謂ゴースト光7
1が発生する。
【0035】このゴースト光71は、上記第1の実施形
態のディスプレイ本体59A(図4参照)と同様に、ハ
ーフミラー63のハーフコーティングした面65に対抗
する面66の傾斜角度及び光軸上の厚さ、材質等を変え
ることにより、ゴースト光71の光路と正規光69の光
路が眼球67の位置で重なり合うようにすることによ
り、正規光69とゴースト光71が重なり、光の強度の
強い正規光69のみが見え、ゴースト光71は見えなく
なった状態となる。
【0036】又、ハーフミラー63の傾斜角度、光軸上
の厚め、材質等を変えることにより、ゴースト光71を
2次元表示素子61で生成された画面を見ている視野の
外に反射させることによって正規光69のみが見え、ゴ
ースト光71を無くすこともできる。
【0037】次に、本発明に係る第3の実施形態のディ
スプレイ本体について図面を参照にして説明する。
【0038】第3の実施形態のディスプレイ本体59C
は、図7に示すように、第2の実施形態のディスプレイ
本体59B(図6参照)と同様の構成であり、凹面鏡6
4の外側に光量を調節する手段である液晶シャッタ72
を備えたことを特徴とするものである。
【0039】このような構成とすることによる正規光6
9とゴースト光71の発生及びその光路は、上記第2の
実施形態(図6参照)と同様であるのでその説明は省略
する。液晶シャッタ72を備えた構成にすることによ
り、外界の状態を見ることが容易になることと、眼球6
7の前面に侵入する光線を遮蔽することができ、鮮明な
画像を見ることができる構造となっている。
【0040】次に、本発明に係る第4の実施形態のディ
スプレイ本体について図面を参照にして説明する。
【0041】第4の実施形態のディスプレイ本体59D
は、図8に示すように、第3の実施形態のディスプレイ
本体59B(図7参照)と同様の構成であり、眼球67
の対面する方向であってハーフミラー63の外側に光量
を調節する手段である液晶シャッタ72を備えたことを
特徴とするものである。
【0042】このような構成とすることによる正規光6
9とゴースト光71の発生及びその光路は、上記第2の
実施形態(図6参照)と同様であるのでその説明は省略
する。眼球67の対面する方向に液晶シャッタ72を備
えた構成にすることにより、外界の状態を見ることが容
易になることと、眼球67の前面に侵入する光線を遮蔽
することができ、鮮明な画像を見ることができる構造と
なっている。
【0043】次に、本発明に係る第5の実施形態のディ
スプレイ本体について、図を参照にして説明する。
【0044】第5の実施形態のディスプレイ本体59E
は、図9に示すように、上記説明した第1の実施形態の
ディスプレイ本体59A(図4参照)の構成と同様であ
り、特徴とするところは、ハーフミラー63と眼球67
の間にレンズ73を配置した構造となっていることであ
る。
【0045】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
1の実施形態(図4参照)と同じであるのでその説明は
省略する。レンズ73を眼球67の前面側に設けたこと
により、眼球67に入光する映像の焦点を眼球67の位
置に合わせることができ、鮮明な映像を見ることができ
る構造となっている。
【0046】次に、本発明に係る第6の実施形態のディ
スプレイ本体について、図面を参照にして説明する。
【0047】第6の実施形態のディスプレイ本体59F
は、図10に示すように、上記説明した第2の実施形態
のディスプレイ本体59B(図6参照)と同じ構成にし
て、ハーフミラー63と眼球67の間にレンズ73を配
置した構成としたことを特徴とする。
【0048】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
2の実施形態(図6参照)と同じであるのでその説明は
省略する。レンズ73を眼球67の前面側に設けたこと
により、第5の実施形態(図9参照)と同様に眼球67
に入光する映像の焦点を眼球67の位置に合わせること
ができ、鮮明な映像を見ることができる構造となってい
る。
【0049】次に、本発明に係る第7の実施形態のディ
スプレイ本体について、図面を参照にして説明する。
【0050】第7の実施形態のディスプレイ本体59G
は、図11に示すように、上記説明した第1の実施形態
のディスプレイ本体59A(図4参照)と同様であり、
特徴とするところは、ハーフミラー63と2次元表示素
子61との間にレンズ74を配置した構造となってい
る。
【0051】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
1の実施形態(図4参照)と同じであるのでその説明は
省略する。レンズ74を2次元表示素子61の前面側に
設けたことにより、2次元表示素子61からの光68の
焦点を眼球67の位置に合わせることができ、鮮明な映
像を見ることができる構造となっている。
【0052】次に、本発明に係る第8の実施形態のディ
スプレイ本体について、図面を参照にして説明する。
【0053】第8の実施形態のディスプレイ本体59H
は、図12に示すように、上記説明した第2の実施形態
のディスプレイ本体59B(図6参照)と同じ構成にし
て、ハーフミラー63と2次元表示素子61の間にレン
ズ74を配置した構成とすることを特徴とする。
【0054】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
2の実施形態(図6参照)と同じであるのでその説明は
省略する。レンズ74を2次元表示素子74の前面側に
設けたことにより、2次元表示素子61からの光68の
焦点を眼球67の位置に合わせることができ、鮮明な映
像を見ることができる構造となっている。
【0055】次に、本発明に係る第9の実施形態のディ
スプレイ本体について、図面を参照にして説明する。
【0056】第9の実施形態のディスプレイ本体59J
は、図13に示すように、第1の実施形態のディスプレ
イ本体59A(図4参照)と同じ構成であり、凹面鏡6
4を眼球67の対面側に設置し、その反射面はハーフコ
ーテイングされ、外側は外光を透過させる透過面75を
設けた構造となっている。
【0057】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
1の実施形態(図4参照)と同じであるのでその説明は
省略する。凹面鏡64の反射面にハーフコーテイングを
施したことにより、外界を見ながら2次元表示素子61
からの映像を見ることができる構造となっている。
【0058】次に、本発明に係る第10の実施形態のデ
ィスプレイ本体について図面を参照にして説明する。
【0059】第10の実施形態のディスプレイ本体59
Kは、図14に示すように、上記説明した第9の実施形
態のディスプレイ本体59J(図13参照)と同様の構
成となっており、半球状の反射面にハーフコーテイング
を施し外側を透過面75とした凹面鏡64の外界側に光
量を調節する手段である液晶シャッタ76を備えた構造
となっている。
【0060】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
1の実施形態(図4参照)と同じであるのでその説明は
省略する。レンズ部64である凹面鏡の外側に外界の光
を透過する透過コーテイング面75を施し、その外界に
液晶シャッタ76を設けたことにより、外界を見ながら
2次元表示素子61からの映像を見ることができると共
に、映像に専念したい時には液晶シャッタ76を閉じる
ように操作し、外界を見たい時には液晶シャッタ76を
開くように操作すればよい。
【0061】次に、本発明に係る第11の実施形態のデ
ィスプレイ本体について、図面を参照にして説明する。
【0062】第11の実施形態のディスプレイ本体59
Lは、図15に示すように、上記説明した第7の実施形
態のディスプレイ本体59G(図11参照)と同様の構
成であり、凹面鏡64は眼球67の対面側に設置され、
凹面鏡の反射面にハーフコーテイングを施し、その外側
は外界の光を透過面75にしたことを特徴とするもので
ある。
【0063】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
1の実施形態(図4参照)と同じであるのでその説明は
省略する。レンズ74を2次元表示素子61の前面側に
設けたことにより、2次元表示素子61からの光68の
焦点を眼球67の位置に合わせることができ、鮮明な映
像を見ることができると共に、凹面鏡64の反射面にハ
ーフコーテイングを施し、その外側を透過面75とした
ことにより、外界の光線を入力することができ、外界を
見ながら映像を見ることができる構造となっている。
【0064】次に、本発明に係る第12の実施形態のデ
ィスプレイ本体について、図面を参照にして説明する。
【0065】第12の実施形態のディスプレイ本体59
Mは、図16に示すように、上記説明した第11の実施
形態のディスプレイ本体59L(図15参照)と同様の
構成であり、凹面鏡64の反射面にハーフコーテイング
し外側を透過面75とし、その外側に光量を調節する手
段、即ち、液晶シャッタ76を備えたことを特徴とする
ものである。
【0066】このような構成としたことにより、正規光
69、ゴースト光71の発生、及びその光路は、上記第
1の実施形態(図4参照)と同じであるのでその説明は
省略する。レンズ74を2次元表示素子61の前面側に
設けたことにより、2次元表示素子61からの光68の
焦点を眼球67の位置に合わせることができ、鮮明な映
像を見ながら、外界を見ながら映像を見ることができる
構造となっており、映像に専念したい場合には液晶シャ
ッタ76を閉じるように操作し、外界を見たい場合には
液晶シャッタ76を開けるように操作すればよい。
【0067】
【実施例】この実施例は、図18〜図21に示すよう
に、ハーフミラー63の厚さを無視して、基本光学系の
構成、及びレンズ73、74の位置関係によるシュミレ
ーションであり、眼球67から所定の屈折率のあるレン
ズ73、74及び所定の焦点距離のある凹面鏡64を介
した光路の面間隔、アッベ数を算出したものである。即
ち、図17は非球面形状と光軸との距離の関係を示した
ものであり、非球面形状は、光軸方向をZ軸、光軸(Z
軸)と垂直方向をY軸、光の進行方向を正とし”r”を
近軸曲率半径、”K”、”A”、”B”、”C”、”
D”をそれぞれ非球面係数とした時に、Z軸(光軸方
向)方向の距離ΔZを下記の「数1」に基づいて算出し
たものである。
【0068】
【数1】
【0069】第1の実施例は、図18、及び下記の表
1、表2に示すように、焦点距離f=27.0mmの凹
面鏡64を眼球67と直線上に配置し、この直線と直交
する側に2次元表示素子(LCD)61を配置し、この
2次元表示素子(LCD)61側にレンズ74を配置し
た構成となっており、上述した第7の実施形態(図11
参照)と同様の構成となっている。
【0070】そして、測定する面は、眼球67の位置を
第1面S1、覗き窓77の部位を第2面S2、凹面鏡6
4の反射面を第3面S3、レンズ74の出射光面を第4
面S4、レンズ74の入射光面を第5面S5、2次元表
示素子(LCD)61から映像を表示する面を第6面S
6として、上記「数1」に基づいて面間隔を測定したも
のである。この時の「数1」に代入する非球面係数は、
下記の表2に示すように、第3面S3及び第4面S4で
ある。ここで、表に示す屈折率ndの”d”はd線(波
長:587.56mm)の光である。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】第2の実施例は、図19、及び下記の表
3、表4に示すように、焦点距離f=29.88mmの
凹面鏡64を眼球67と直線上に配置し、この直線上で
あって眼球67側にレンズ73を配置し、直線に直交す
る方向に2次元表示素子(LCD)61を配置した構成
となっており、上述した第5の実施形態(図9参照)と
同様の構成となっている。
【0074】そして、測定する面は、眼球67の位置を
第1面S1、レンズ73の出射光面を第2面S2、レン
ズ73の入射光面を第3面S3、凹面鏡64の反射面を
第4面S4、2次元表示素子(LCD)61から映像を
表示する面を第5面S5として、上記「数1」に基づい
て面間隔を測定したものである。この時の「数1」に代
入する非球面係数は、下記の表4に示すように、第2面
S2、第3面S3及び第4面S4である。
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】第3の実施例は、図20、及び下記の表
5、表6に示すように、焦点距離f=27.00mmの
凹面鏡64を眼球67と直線上に配置し、この直線と直
交する方向に2次元表示素子(LCD)61を配置した
構成となっており、上述した第1の実施形態(図4参
照)と同様の構成となっている。
【0078】そして、測定する面は、眼球67の位置を
第1面S1、凹面鏡64の反射面を第2面S2、2次元
表示素子(LCD)61から映像を表示する面を第3面
S3として、上記「数1」に基づいて面間隔を測定した
ものである。この時の「数1」に代入する非球面係数
は、下記の表6に示すように、第2面S2である。
【0079】
【表5】
【0080】
【表6】
【0081】第4の実施例は、図21、及び下記の表
7、表8に示すように、焦点距離f=26.00mmの
凹面鏡64を眼球67と直線上に配置し、この直線と直
交する方向に2次元表示素子(LCD)61を配置し、
この2次元表示素子(LCD)61側にレンズ74を配
置した構成となっており、上述した第7の実施形態(図
11参照)と同様の構成となっている。
【0082】そして、測定する面は、眼球67の位置を
第1面S1、凹面鏡64の反射面を第2面S2、レンズ
74の出射光面を第3面S3、レンズの入射光面を第4
面S4、2次元表示素子(LCD)61の映像を表示す
る面を第5面S5として、上記「数1」に基づいて面間
隔を測定したものである。この時の「数1」に代入する
非球面係数は、下記の表8に示すように、第2面S2、
第3面S3、第4面S4である。
【0083】
【表7】
【0084】
【表8】
【0085】次に、上記基本光学系による第1〜第4の
実施例に適応するハーフミラー63の実施例について、
図22及び表9、表10を参照にして説明する。
【0086】楔型形状をした厚さの異なるハーフミラー
63は、アッベ数νdが小さくなると色の波長による角
度差が大きくなり外界に色がついて見える。又、傾斜面
66の傾斜角度θmが大きくなるとプリズム作用が大き
くなり、外界に色がついて見える。
【0087】即ち、図22(A)に示すように、アッベ
数νdが小さくなるか、又は及び傾斜面の傾斜角度θm
の角度が大きくなると、外界からの白色光はハーフミラ
ー63の傾斜面66側から入射し、プリズム作用により
屈折して赤い光C線(波長:656.27mm)と青い
光g線(波長:435.83mm)の角度差をもって眼
球に入る。この色の波長による角度差は表9及び表10
の屈折光線の角度差として表わしており、アッベ数νd
と図22(B)に示す垂線の光軸上の厚さ(傾斜角度θ
m)と関係している。ここでアッベ数νdの”d”は5
87.56mmの光線である。
【0088】第5の実施例は、図22に示した楔型形状
をした厚さの異なるハーフミラー63を利用して青い光
g線71を赤い光C線69の関係をシュミレーションい
た結果であり、楔型形状をした厚さの異なるハーフミラ
ー63のコーテイングした面65に対抗した傾斜面66
の傾斜角度θm及び光軸上の厚さから屈折率、アッベ
数、Cーg線の屈折光線の角度差を算出したものであ
る。下記の表9は、傾斜面66の傾斜角度θm、光軸上
の厚さ、屈折率、アッベ数、Cーg線の屈折光線の角度
差を表にしたものである。この表の意味するところは、
楔型の厚さの異なるハーフミラー63を使用して、赤い
光C線69と青い光g線71との角度差を許容する範囲
にするためには、 アッベ数ν>45 の条件が満足できればよいことが容易に理解できる。
【0089】
【表9】
【0090】この第5の実施例と、上記第1〜第4の実
施例の基本光学系のシュミレーション結果とを組み合わ
せれば楔型形状の厚さの異なるハーフミラー63を使用
してゴースト光71を正規光69に重ねることができ
る。
【0091】第6の実施例は、図23に示すように、楔
型形状の厚さの異なるハーフミラー63(図22参照)
の傾斜面66の傾斜角度θmを利用して青い光g線71
を視野の外に反射させるためのシュミレーションであ
り、上記第5の実施例と同様に楔型形状をした厚さの異
なるハーフミラー63のコーテイングした面65に対抗
した傾斜面66の傾斜角度θm及び光軸上の厚さから屈
折率、アッベ数、Cーg線の屈折光線の角度差を算出し
たものである。下記の表10は、傾斜面66の角度、光
軸上の厚さ、屈折率、アッベ数、Cーg線の屈折光線の
角度差を表にしたものである。この表10の意味すると
ころは、楔型形状の厚さの異なるハーフミラー63を使
用して、青い光g線69と赤い光C線71との角度差を
許容範囲にして、ゴースト光を視野の外に反射させるた
めには、傾斜面の傾斜角度θmは、 |θm|<3.7° の条件が満足できればよいことが容易に理解できる。
【0092】
【表10】
【0093】この第6の実施例と、上記第1〜第4の実
施例の基本光学系のシュミレーション結果とを組み合わ
せれば、楔型形状の厚さの異なるハーフミラー63を使
用してゴースト光69を視野の外に反射させることがで
きる。
【0094】このように楔型形状をした厚さの異なるハ
ーフミラー63は、プリズムのように分光するため、材
料の波長による分散を少なくし、傾斜角を少なくする必
要があり、その好適なハーフミラー63の材質はアッベ
数ν>45、ハーフコーテイングした面65に対抗する
傾斜面66の傾斜角度θmは、|θm|<7.3°とす
ることである。
【0095】
【発明の効果】上記説明したように本発明に係る光学視
覚装置は、ハーフミラーをハーフコーテイングした面に
対抗する面を傾斜させた構造としたことにより、ハーフ
ミラーで反射された正規光と、ゴースト光とを眼球の位
置で重ね合わせて光量の強い正規光のみが見え、ゴース
ト光を見えない状態にすることがハーフミラーの構造の
みで達成することができるため、小型軽量にして且つ長
時間見ていても眼が疲れたり、装置がずれることのない
光学視覚装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学視覚装置であるヘッドマウントディスプレ
イ(HMD)の全体構成を示した斜視図である。
【図2】同ディスプレイ本体の構成を示した説明図であ
る。
【図3】同ディスプレイ本体に備えた楔型形状の厚さの
異なるハーフミラーを示した説明図である。
【図4】同第1の実施形態のディスプレイ本体を示した
説明図である。
【図5】同眼球に入光する正規光とゴースト光を重ね合
わせた説明図である。
【図6】同第2の実施形態のディスプレイ本体を示した
説明図である。
【図7】同第3の実施形態のディスプレイ本体を示した
説明図である。
【図8】同第4の実施形態のディスプレイ本体を示した
説明図である。
【図9】同第5の実施形態のディスプレイ本体を示した
説明図である。
【図10】同第6の実施形態のディスプレイ本体を示し
た説明図である。
【図11】同第7の実施形態のディスプレイ本体を示し
た説明図である。
【図12】同第8の実施形態のディスプレイ本体を示し
た説明図である。
【図13】同第9の実施形態のディスプレイ本体を示し
た説明図である。
【図14】同第10の実施形態のディスプレイ本体を示
した説明図である。
【図15】同第11の実施形態のディスプレイ本体を示
した説明図である。
【図16】同第12の実施形態のディスプレイ本体を示
した説明図である。
【図17】同非球面形状の距離を表したグラフである。
【図18】同第1の実施例を示した説明図である。
【図19】同第2の実施例を示した説明図である。
【図20】同第3の実施例を示した説明図である。
【図21】同第4の実施例を示した説明図である。
【図22】同楔型形状の厚みの異なるハーフミラーの正
規光とゴースト光とを示した説明図である。
【図23】同ゴースト光を視野外に反射させるようにし
た説明図である。
【図24】従来技術における平行板に形成したハーフミ
ラーによるディスプレイ本体を示した説明図である。
【図25】従来技術における平行板からなるハーフミラ
ーによる光路を示した説明図である。
【図26】従来技術における眼球に入る正規光とゴース
ト光を示した説明図である。
【符号の説明】
50:光学視覚装置,51:頭部装着部,52:額パッ
ド,53:頭部支持部材,54:ヒンジ,55:サイド
キャビネット,56:頭囲調節ベルト,57:ヘアバン
ド,58:ディスプレイ部,59、59A〜59M:デ
ィスプレイ本体,60:連結部,61:2次元表示素
子,62:光源ユニット,63:ハーフミラー,64:
凹面鏡,65:ハーフコーテイングした面,66:対抗
した面,67:眼球,68:光,69:正規光,70:
光,71:ゴースト光,72:液晶シャッタ,73、7
4:レンズ,75:透過コーテイング面,76:液晶シ
ャッタ,77:覗き窓

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を表示する2次元表示素子と、該2次
    元表示素子からの光路を分岐するためのハーフミラー
    と、該ハーフミラーからの光路に基づいた画像を虚像と
    して拡大観察するための凹面鏡とからなる光学視覚装置
    であって、前記ハーフミラーの一方の面は画像光量の一
    部を反射し、残りを透過するハーフコーテイングがなさ
    れ、対抗する他方の面は、ハーフコーテイングがなされ
    た面に対して傾斜していることを特徴とする光学視覚装
    置。
  2. 【請求項2】前記ハーフミラーと眼球の間にレンズを配
    置したことを特徴とする請求項1に記載の光学視覚装
    置。
  3. 【請求項3】前記ハーフミラーと2次元表示素子との間
    にレンズを配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    光学視覚装置。
  4. 【請求項4】前記凹面鏡は、眼球の対面側に設置され、
    その反射面は外界の光を透過するコーテイングがなされ
    た請求項1に記載の光学視覚装置。
  5. 【請求項5】前記凹面鏡の外側に光量を調整する手段を
    備えたことを特徴とする請求項4に記載の光学視覚装
    置。
  6. 【請求項6】前記凹面鏡は、前記ハーフミラーを介して
    前記2次元表示素子に対し対面に設置したことを特徴と
    する請求項1に記載の光学視覚装置。
  7. 【請求項7】前記ハーフミラーの外側に光量を調節する
    手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の光学視
    覚装置。
  8. 【請求項8】前記凹面鏡の反射面の反対側の面に外界の
    光を透過するコーテイングがなされたことを特徴とする
    請求項1に記載の光学視覚装置。
  9. 【請求項9】前記凹面鏡の外側に光量を調節する手段を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の光学視覚装
    置。
  10. 【請求項10】前記ハーフミラーの材質のアッベ数ν
    は、 ν>45 とすることを特徴とする請求項1に記載の光学視覚装
    置。
  11. 【請求項11】前記ハーフミラーのハーフコーテイング
    のなされた面に対抗する面の傾斜角度θmは、 |θm|<7.3° であることを特徴とする請求項1に記載の光学視覚装
    置。
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