JPH09300695A - 光量補正方法 - Google Patents

光量補正方法

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JPH09300695A
JPH09300695A JP11662896A JP11662896A JPH09300695A JP H09300695 A JPH09300695 A JP H09300695A JP 11662896 A JP11662896 A JP 11662896A JP 11662896 A JP11662896 A JP 11662896A JP H09300695 A JPH09300695 A JP H09300695A
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JP11662896A
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English (en)
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Sadahisa Aiko
禎久 愛甲
Minoru Tejima
実 手島
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光素子の光量を均一にする補正方法
で、印刷品質を向上させる。 【解決手段】 まず全発光素子の光量を測定し(ステッ
プ1)、最大光量と最少光量から仮補正基準値を算出す
る(ステップ2)。この仮補正基準値による補正可能範
囲を各素子の光量が越えているかどうか判断し(ステッ
プ3)、いずれかの光量が前記補正可能範囲を光量が少
ない方向に越えた場合(ステップ4)、前記仮補正基準
値を光量が少ない方向に移動させて新たに補正基準値を
設定し、この補正基準値からの各光量のばらつきを求め
て補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真記録装置
等に実装される発光ダイオードを使用したヘッド(以
下、LEDヘッドという)等におけるLEDの発光量を
補正する補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LEDヘッドを備えた電子写真プリンタ
においては、記録密度600dpi(dot per
inch)でA4サイズの場合LEDが4992個設け
られ、各LEDにおいて光量にばらつきがある。光量に
ばらつきのあるまま印刷を行なうと、印刷出力に色斑が
でてくる。そこで各LEDの光量を補正して均一にする
必要がある。
【0003】従来のLEDヘッドの光量補正方法の一例
は、まずLEDを1つずつ点灯させて光量の測定を行な
う。この測定を全部のLEDについて行ない、最大光量
値と最少光量値を求める。そしてこの最大光量値と最少
光量値の中央値を基準にして、各LED光量の補正前光
量ばらつきをこの基準値からの差で求める。そしてこの
差の大きさに応じた所定の補正量だけ光量を補正する。
補正量は補正データで示され、補正データを受けた各ド
ットにおいてその補正データに応じてLEDに流す電流
を調整し、ヘッド全体において光量が均一になるように
するのである。
【0004】
【表1】
【0005】表1に従来の補正量を示す。表1では補正
前の光量ばらつきを2パーセント刻みの4ビットデータ
に変換したもので、16段階に分類している。すべての
LEDの光量ばらつきがこの分類の範囲内に入っていれ
ば、補正後の光量のばらつきはすべて±1パーセント以
内に収まることになる。なお表1において、+(プラ
ス)側は光量が多いことを示し、−(マイナス)側は光
量が少ないことを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の補正方法では、光量のばらつきを補正可能な範囲は2
パーセント刻みとする16段階に限られている。補正前
の光量ばらつきが16段階の分類の範囲(−17%〜+
15%)を越えた場合、どんなに越えてもプラスに越え
た場合は−14パーセントの補正量しか与えられず、マ
イナスに越えた場合は+16パーセントの補正量しか与
えられない。特に光量がマイナスに大きく越えた場合
は、光量が足りずに、そのLEDに対応するドットが白
黒印刷の場合薄くなり、この薄いドットが白いスジとな
って現れる。これは印刷品質を低下させる、という問題
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光量補正方法は、複数の発光素子の光量を測
定して最大光量と最少光量との中央値を算出し、この中
央値を中心とする補正可能範囲を設定し、この補正可能
範囲を分割した分割区域にそれぞれ対応する補正値を設
定し、測定した各発光素子の光量がどの分割区域にある
かにより対応する補正値に基づいて光量を補正するもの
において、前記各発光素子の光量が前記補正可能範囲を
越えているかどうかを判断し、発光素子の光量が光量が
少ない方向に前記補正可能範囲を越えていない場合は、
該光量が該当する分割区域に対応する補正値に基づいて
各発光素子の光量を補正し、発光素子の光量が光量が少
ない方向に前記補正可能範囲を越えている場合は、前記
最大光量と最少光量との光量幅の所定割合だけ前記中央
値から光量が少ない方向に隔たった光量値を補正基準値
とし、前記補正可能範囲をこの補正基準値を中央値とし
て設定し直し、光量が該当する分割区域に対応する補正
値に基づいて各発光素子の光量を補正することを特徴と
する。
【0008】上記構成を有する本発明によれば、発光素
子の光量が中央値から光量が少ない方向に補正可能範囲
を越えた場合、中央値から光量が少ない方向にある割合
だけ隔たった値である補正基準値を設定し、この補正基
準値に基づいて補正可能範囲を設定し、光量補正を行な
う。したがって発光素子の光量が中央値から光量が少な
い方向に大きく隔たっていた場合でも、その光量を適正
に補正することが可能になる。
【0009】また本発明の他の光量補正方法は、補正可
能範囲の分割区域を補正可能範囲の中央値から隔たるに
つれて広くしたものである。上記他の光量補正方法によ
れば、光量ばらつき範囲の分割区域を広げるので、光量
補正可能範囲自体が広くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は本発明の第1の実施の形態の
動作を示すフローチャート、図2は第1の実施の形態の
LEDヘッドを示す平面図である。本実施の形態では、
光量を補正する発光素子として電子写真プリンタに具備
されるLEDヘッドを例にして説明する。
【0011】図2において、LEDヘッド1は基板2に
後述の各素子が実装されることにより構成される。基板
2にはLEDチップ3、奇数側ドライバIC4、偶数側
ドライバIC5が実装されている。LEDチップ3は、
1チップで128ドットを構成し、例えば39個のチッ
プ3が一列に並設されている。奇数側ドライバIC4、
偶数側ドライバIC5も同様に39個一列に並設されて
いる。
【0012】基板2にはまた、電気的に消去可能なプロ
グラマブルROM(EEPROM)6およびコネクタ端
子7が実装されている。EEPROM6は、LEDチッ
プ3のLEDの光量を補正するための補正データが記憶
されている。印刷動作を行なう際、EEPROM6を奇
数側ドライバIC4および偶数側ドライバIC5に接続
し、EEPROM6に記憶してある補正データをドライ
バIC4、5に転送する。
【0013】図3は第1の実施の形態のLEDヘッドを
示すブロック図である。同図において、ドライバIC4
(または5)はLEDチップ3に実装されているLED
3aに接続されるとともに、EEPROM6およびプリ
ンタ本体側に設けられる制御部8に接続されている。制
御部8はドライバIC4(5)に対して、印刷データ信
号、クロック信号、ラッチ信号およびストローブ信号を
送信する。ドライバIC4(5)は、レジスタ・ラッチ
回路9と電流切替回路10とから構成され、制御部8か
らの各信号はレジスタ・ラッチ回路9に送られ、電流切
替回路10にはEEPROM6からの電流指示信号が入
力される。
【0014】次に第1の実施の形態の動作を図1に示す
フローチャートにしたがって説明する。まず各LEDチ
ップ3の各LED3aを1個ずつ点灯させ、光量を測定
する(ステップ1)。この光量測定は、プリンタに実装
する前のLEDヘッドの調整段階で行う。
【0015】すべてのLED3の光量が測定されると、
その内の最大光量値(P0 max)と最少光量値(P0
min)から仮補正基準値P0 aveを決定する(ステ
ップ2)。この仮補正基準値P0 aveは以下の数式で
算出される。 P0 ave=(P0 max+P0 min)/2 (1) 即ち、最大光量値(P0 max)と最少光量値(P0 m
in)の中央値を仮補正基準値とする。
【0016】次に(1)式で得られた仮補正基準値P0
aveに対する各LED3の光量のばらつき(Pbi)
を次式により算出する(ステップ3)。 Pbi={(P0 i−P0 ave)/P0 ave}×100(%)(2) ここで、Pbiはiドットの補正前の光量のばらつきを
示し、P0 iはiドットの補正前光量を示す。即ち、補
正前光量のばらつきPbiは、そのドットの補正前光量
と仮補正基準値との差を仮補正基準値で除して百分率で
表したものである。
【0017】次に光量ばらつきPbiが算出できたら、
最少光量ばらつき(Pbmin)が表1に示す補正可能
な最少値(−17%)より少ないかどうか判断する(ス
テップ4)。即ち、次式により判断する。 Pbmin<−17% (3) 最少光量ばらつき(Pbmin)が補正可能な最少値
(−17%)より大きい場合は、前述の表1の分類に基
づいて、各ドットの光量ばらつきを2パーセント刻みで
16段階に分類する。そしてそれぞれの光量ばらつきに
応じた4ビットの補正データをEEPROM6に書き込
む(ステップ5)。
【0018】ステップ4においていずれかのドットの光
量ばらつきが補正可能な最少値(−17%)より小さい
と判断した場合は、次に、前述の最大光量値(P0 ma
x)と最少光量値(P0 min)から光量値の幅(P
w)を計算する(ステップ6)。この計算は次式により
行う。 Pw=P0 max−P0 min (4) 即ち、光量値の幅(Pw)は最大光量値(P0 max)
と最少光量値(P0 min)の差で表される。
【0019】次に新たな補正基準値P0'aveを決定す
る。この補正基準値P0'aveは、光量が少なくなる方
向へ光量幅(Pw)の一定割合だけ上記の仮補正基準値
(P0 ave)を移動した値に決定される(ステップ
7、8)。ここでの一定割合は、本実施の形態では20
パーセントとしている。即ち、次式により決定される。 P0'ave=P0 ave−(Pw×0.2) (5) 次に、決定された新たな補正基準値P0'aveに対する
各ドットの光量ばらつき(Pbi´)を計算し(ステッ
プ9)、各ドットの補正データを決定する(ステップ1
0)。ここでの各ドットの補正データは、表1に従って
決定する。決定された各ドットの補正データは、EEP
ROM6に書き込まれる。
【0020】EEPROM6に書き込まれた補正データ
は、実際の印刷動作を行う場合に、図3に示すドライバ
IC4(5)の電流切替回路10に送られ、送られた各
補正データに基づいて、印刷データにより駆動される各
LED3aに流す電流が調整される。
【0021】本実施の形態で補正基準値の移動分を20
パーセントとしたが、この値は、補正基準値を移動させ
た時に最大光量付近のプラス側の光量ばらつきの影響で
黒スジが印刷結果に現れない限りの最大の値として実験
的に求めた値である。しかしながら、この移動分はもち
ろん20パーセントに限られない。この移動分を測定し
た最大光量値に基づいて算出してもよい。つまり、最大
光量値から、黒スジが印刷結果に現れない限りの移動分
だけ光量が少ない方向に補正基準値を移動させるように
してもよい。この場合移動分は予め実験的にもとめてお
く。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、測定
したLEDの光量が表1に示す補正可能範囲を光量が少
ない方向に越えている場合、補正基準値を光量が少ない
方向に移動させるので、範囲を越えたドットにおいても
光量が適正に補正され、印刷結果において白スジが発生
することが少なくなる。
【0023】図4は補正基準値の移動を示す説明図で、
補正基準値の移動の前後における補正の範囲を示す。移
動前は光量が多い方の範囲L1と光量が少ない方の範囲
L2が補正可能範囲外であったが、補正基準値を移動し
た後は、光量が少ない方の範囲L2は補正可能範囲内に
収まり、適正に補正されるようになる。また補正基準値
の移動により、光量が多い方の補正可能範囲に収まらな
い範囲L3が多くなり、これは印刷結果で黒スジとなる
が、この黒スジは目立たないので、印刷品質に影響を与
えることはない。なお図4において、符号11aは補正
基準値移動前の光量ばらつき度数分布を示し、符号11
bは補正基準値移動後の光量ばらつき度数分布を示す。
【0024】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。前記第1の実施の形態では、表1に示す補正可
能範囲(−17%〜+15%)を2%刻みの均等分割し
て16段階に補正値を設定し、これに基づいて補正デー
タを決定するようにしたものであるが、第2の実施の形
態は、補正値設定の段階数は変えずに、補正可能範囲を
広くしたものである。補正値設定の段階数(16段階)
を変えないのは、ドライバIC4、5の回路上の構成に
より制約されるからである。
【0025】表2に第2の実施の形態の補正可能範囲を
示す。
【0026】
【表2】
【0027】表2に示す補正可能範囲は、補正前光量ば
らつきPbiが、(−9%〜+7%)の範囲においては
2%刻みであるが、(−25%〜−9%)および(+7
%〜+23%)の範囲においては4%刻みとなってい
る。
【0028】図5は光量補正可能範囲を越えた光量ばら
つきPbiを持つLEDヘッドの度数分布を示し、横軸
に光量ばらつき、縦軸に度数(%)をとったものであ
る。この図において、第2の実施の形態の補正可能範囲
M2は第1の実施の形態の補正可能範囲M1より広くな
り、両端部の光量ばらつきをカバーできるようになって
いる。なお図5に度数分布を示すLEDヘッドは、総ド
ット数が4992ドット、補正前光量ばらつきPbiの
最大値Pbmax=25(%)、最少値Pbmin=−
25(%)、標準偏差σ=6.25である。表2に示す
補正可能範囲(−25%〜+23%)は、図5に示す度
数分布で光量ばらつきPb=±σを境にして補正幅を変
更している。
【0029】第2の実施の形態の構成は前記第1の実施
の形態の構成と同様である。次に第2の実施の形態の動
作を図6のフローチャートにしたがって説明する。図6
は第2の実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【0030】まず各LEDチップ3の各LED3aを1
個ずつ点灯させ、光量P0 iを測定する(ステップ1
1)。すべてのLED3の光量が測定されると、その内
の最大光量値(P0 max)と最少光量値(P0 mi
n)から補正基準値P0 aveを決定する(ステップ1
2)。この補正基準値P0 aveは第1の実施の形態と
同様に、(1)式により算出する。次に(1)式で得ら
れた補正基準値P0 aveに対する各LED3の光量の
ばらつき(Pbi)を上記式(2)により算出する(ス
テップ13)。次に表2の分類に基づいて、各ドットの
光量ばらつき(Pbi)を16段階に分類する。そして
それぞれの光量ばらつきに応じた4ビットの補正データ
を決定し(ステップ14)、EEPROM6に書き込
む。
【0031】EEPROM6に書き込まれた補正データ
は、第1の実施の形態と同様に、実際の印刷動作を行う
場合に、図3に示すドライバIC4(5)の電流切替回
路10に送られ、送られた各補正データに基づいて、印
刷データにより駆動される各LED3aに流す電流が調
整される。
【0032】図7は第2の実施の形態の動作を示す説明
図である。同図において、補正可能範囲はM1(−17
%〜+15%)からM2(−25%〜+23%)に拡大
する。したがって、度数分布11cを示すLEDヘッド
は、範囲M1(−17%〜+15%)では白スジの濃度
ムラが生じていたが、範囲をM2(−25%〜+23
%)に拡大することにより白スジが生じないことにな
る。
【0033】以上のようにして各ドットの光量が補正さ
れる。第2の実施の形態による補正方法によれば、測定
器の誤差等が全くないと仮定すると、補正前光量ばらつ
きが(−9%〜+7%)の範囲では補正後の光量ばらつ
きが±1%以内に、補正前光量ばらつきが(−25%〜
−9%)の範囲および(+7%〜+23%)の範囲では
補正後の光量ばらつきが±2%以内に、それぞれ収まる
ことになる。
【0034】第2の実施の形態では、上述のように、補
正基準値P0 aveに近い範囲では補正幅を2パーセン
トと小さくし、補正基準値P0 aveから離れた範囲で
は補正幅を4パーセントと大きくしている。補正基準値
P0 aveに近い範囲では、図5の度数分布から分かる
ように、この範囲に含まれる光量ばらつきが多く、この
範囲における補正幅をもし大きくすると印刷品質全体の
鮮明さが損なわれる。第2の実施の形態では、補正幅を
変更する光量値を図5に示す標準偏差σ付近とし、補正
基準値P0 aveに近い範囲で補正幅を小さくすること
により、全体的な印刷品質の鮮明さを失うことなく、し
かも光量補正範囲を広くすることが可能である。
【0035】また光量補正範囲が広くなるので、補正前
の光量ばらつきが大きいドットを持ったLEDヘッドで
も、濃度ムラのない印刷品質の良好な印刷結果が得られ
る効果がある。
【0036】上記第2の実施の形態に対して種々の変形
が可能である。例えば、補正幅の変更を2段階よりも、
2%、3%、4%…というように、度数分布に基づいて
さらに多段階に徐々に変更するようにしてもよい。この
ようにすればさらに全体的な印刷品質の鮮明さを保持で
きる。またLEDヘッドの光量ばらつきの規格を従来よ
り緩めることが可能となるので、歩留りを上げることが
できるという効果もある。
【0037】また上記第1の実施の形態と第2の実施の
形態とを組み合わせることも可能である。即ち、第1の
実施の形態における補正基準値の移動と第2の実施の形
態における補正幅の変更を組み合わせることにより、印
刷結果の白スジが減少するとともに補正可能範囲が広が
るという効果がある。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、発光素子の光量が中央値から光量が少ない方向に補
正可能範囲を越えた場合、中央値から光量が少ない方向
にある割合だけ隔たった値である補正基準値を設定し、
この補正基準値に基づいて補正可能範囲を設定し、光量
補正を行なう。したがって発光素子の光量が中央値から
光量が少ない方向に大きく隔たっていた場合でも、その
光量を適正に補正することが可能になる。それ故、印刷
結果における白スジが発生することが少なくなる。
【0039】また、補正可能範囲の分割区域を中央値か
ら隔たるにつれて広くしたので、光量ばらつき範囲の分
割区域を広げるので、補正可能範囲自体が広くなる効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図2】第1の実施の形態のLEDヘッドを示す平面図
である。
【図3】第1の実施の形態のLEDヘッドを示すブロッ
ク図である。
【図4】補正基準値の移動を示す説明図である。
【図5】光量ばらつきの度数分布を示すグラフである。
【図6】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図7】第2の実施の形態の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 LEDヘッド 3 LEDチップ 6 EEPROM 8 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 33/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光素子の光量を測定して最大光
    量と最少光量との中央値を算出し、この中央値を中心と
    する補正可能範囲を設定し、この補正可能範囲を分割し
    た分割区域にそれぞれ対応する補正値を設定し、測定し
    た各発光素子の光量がどの分割区域にあるかにより対応
    する補正値に基づいて光量を補正する光量補正方法にお
    いて、 前記各発光素子の光量が前記補正可能範囲を越えている
    かどうかを判断し、 発光素子の光量が光量が少ない方向に前記補正可能範囲
    を越えていない場合は、該光量が該当する分割区域に対
    応する補正値に基づいて各発光素子の光量を補正し、 発光素子の光量が光量が少ない方向に前記補正可能範囲
    を越えている場合は、前記最大光量と最少光量との光量
    幅の所定割合だけ前記中央値から光量が少ない方向に隔
    たった光量値を補正基準値とし、前記補正可能範囲をこ
    の補正基準値を中央値として設定し直し、光量が該当す
    る分割区域に対応する補正値に基づいて各発光素子の光
    量を補正することを特徴とする光量補正方法。
  2. 【請求項2】 複数の発光素子の光量を測定して最大光
    量と最少光量との中央値を算出し、この中央値を中心と
    する補正可能範囲を設定し、この補正可能範囲を分割し
    た分割区域にそれぞれ対応する補正値を設定し、測定し
    た各発光素子の光量がどの分割区域にあるかにより対応
    する補正値に基づいて光量を補正する光量補正方法にお
    いて、 前記分割区域を前記中央値から隔たるにつれて広くした
    ことを特徴とする光量補正方法。
  3. 【請求項3】 複数の発光素子の光量を測定して最大光
    量と最少光量との中央値を算出し、この中央値を中心と
    する補正可能範囲を設定し、この補正可能範囲を分割し
    た分割区域にそれぞれ対応する補正値を設定し、測定し
    た各発光素子の光量がどの分割区域にあるかにより対応
    する補正値に基づいて光量を補正する光量補正方法にお
    いて、 前記補正可能範囲を第1の補正可能範囲とするとともに
    前記分割区域を第1の分割区域とし、 前記各発光素子の光量が前記補正可能範囲を越えている
    かどうかを判断し、 発光素子の光量が前記第1の補正可能範囲を光量が少な
    い方向に越えていない場合は、前記第1の分割区域に対
    応する補正値に基づいて光量を補正し、 発光素子の光量が前記第1の補正可能範囲を光量が少な
    い方向に越えている場合は、前記最大光量と最少光量と
    の光量幅の所定割合だけ前記中央値から光量が少ない方
    向に隔たった光量値を補正基準値とし、 前記補正基準値を中心とする第2の補正可能範囲を分割
    して第2の分割区域とし、 前記第2の分割区域は前記補正基準値から隔たるにつれ
    て広くし、 各第2の分割区域でそれぞれ異なる補正値を設定し、測
    定した各発光素子の光量が第2の分割区域どこにあるか
    により対応する補正値に基づいて光量を補正することを
    特徴とする光量補正方法。
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