JPH0930023A - サーマルヘッド装置 - Google Patents

サーマルヘッド装置

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JPH0930023A
JPH0930023A JP20378595A JP20378595A JPH0930023A JP H0930023 A JPH0930023 A JP H0930023A JP 20378595 A JP20378595 A JP 20378595A JP 20378595 A JP20378595 A JP 20378595A JP H0930023 A JPH0930023 A JP H0930023A
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JP
Japan
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printing
label
power supply
print
thermal head
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Pending
Application number
JP20378595A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Watanabe
哲治 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッド装置の電源の利用効率を高め
ること。 【構成】 ラベル2の印字率が電源装置4の連続定格容
量を超えて高くなるほど、次のラベル2の印字を開始す
るまでの休止時間を長くする。これにより、連続定格容
量を超えたときは給電間隔が長くなって十分に放熱する
ので、電源装置の小容量化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッドを用
いて被印字物に連続的に印字するサーマルヘッド装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】以下、連続的に送給されるラベルに、商
品名、価格、罫線などを印字して発行するサーマルヘッ
ド装置を例に説明する。
【0003】従来、この種のサーマルヘッド装置として
は、図3に示すものが知られている。1はラベル送給装
置で、ラベル2を矢印A方向に連続的に送給する。3は
サーマルヘッドで、給電回路3aと印字素子3bとで構
成され、ピーク対応型電源装置4から給電回路3aを介
して印字素子3bに給電されて、ラベル2に印字する。
5はコントローラで、印字指令を受けて後述するメモリ
からデータを読み出して全装置の動作を制御するCPU
6と、複数のラベルの印字パターンとラベルの送給デー
タを記憶しているメモリ7と、ラベル送給装置1の送給
動作を制御するラベル送給制御手段8と、サーマルヘッ
ド3の印字素子3bへの通電を制御する通電制御手段9
とで構成されている。
【0004】上記CPU6は、操作者から与えられた印
字指令によって指示されたラベル2の印字パターンとそ
の送給データをメモリ7から読み出し、その送給データ
に基づいてラベル送給制御手段8を介してラベル送給装
置1のラベル2の送給動作を制御するとともに、これに
同期して通電制御手段9により、給電回路3aを介して
サーマルヘッド3の印字素子3bへの通電を制御し、メ
モリ7から読み出した印字パターンを印字するように構
成されている。
【0005】なお、ラベル送給装置1による送給動作
は、ステッピングモータによって駆動されて一定の時間
間隔で一定量ずつラベル2を送り出し、停止中にラベル
2の幅方向に沿って1ドットラインの印字を行うように
構成されており、一枚のラベルの印字が終って次のラベ
ルの印字を開始する位置まで送り出される間は、サーマ
ルヘッド3への給電が停止される。
【0006】ところで、従来のサーマルヘッド装置で用
いられているピーク対応型電源装置4は、過負荷に対し
て一定時間出力電圧を一定に保って給電できる電源装置
であって、図4は、連続定格出力4A,ピーク出力電流
10Aのピーク対応型電源装置のダイナミック負荷特性
の一例を示す図である。この例のダイナミック負荷特性
は、10Aのピーク出力電流を1.6msの間は持続で
きるが、その後、10−1.6=8.4msの間は、
0.1A以下の出力電流に保たなければ出力電圧が一定
に保てないという出力特性である。
【0007】ラベル2の1枚当りの印字に要する時間t
pは1秒程度であり、印字する文字や線分の数量、太さ
等、すなわち、1枚のラベルを印字するのに必要なドッ
ト数(通電する印字素子の累積数)に応じて総通電量が
変化する。図5(a),(b)は印字するのに必要な総
通電量の異なる2種類のラベルの通電パターンを示して
おり、図5(a)は通電量の平均値が約4A、図5
(b)は通電量の平均値が約7Aのもので、全ての印字
素子3bに通電したときの電流値は10Aである。図5
(a),(b)において、棒グラフは印字素子3bの1
ドットラインごとの印字率と、それに比例する給電電流
を示している。
【0008】このような給電を、連続定格容量が4A、
ピーク電流値が10Aのピーク対応型電源装置4で行う
と、ピーク電流値に対する平均通電量の割合、言い換え
ると(印字ドット数)/(全印刷面のドット数)の値
(以下、「印字率」という)は、図5(a)のラベルで
は4/10=25%、図5(b)のラベルでは7/10
=70%となる。印字率25%のラベルでは連続定格容
量以内であるので、連続的にラベルの発行(印字)を行
うことができが、図5(b)のラベルでは、印字率が連
続定格値を超えるので、ピーク対応型電源装置4の温度
が上昇し、許容温度を超えるようになる。なお、図5中
の符号tpは1枚のラベルの印刷に要する時間、toは
次の印字位置までラベルを送給するのに要する時間であ
る。
【0009】このため、従来のサーマルヘッド装置で
は、印字率が最大のラベルを連続発行したときにピーク
対応型電源装置の温度上昇が許容温度内となるように、
最大印字率のラベルを印字したときの平均通電量が定格
容量を超えないような大型の電源装置を用いていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
サーマルヘッド装置では、印字率が最大のラベルに連続
定格容量が対応した大型の電源装置を用いており、サー
マルヘッド装置全体の大型化とコストアップを招いてい
た。
【0011】本発明は上記のような問題点の解消を目的
としてなされたもので、ピーク対応型電源装置の瞬時負
荷能力を最大限に利用することによってピーク対応型電
源装置の小容量化を図り、もってコストダウンが可能な
サーマルヘッド装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーマルヘ
ッド装置は、被印字物を一定速度でサーマルヘッドに送
給する被印字物送給手段と、上記サーマルヘッドに給電
する電源装置と、複数種類の被印字物の印字パターンと
その印字率に対する被印字物の発行間隔データを記憶し
たメモリと、このメモリから、指令された被印字物の印
字パターンとその印字率およびその印字率に対する被印
字物の発行間隔データを読み出すデータ読出手段と、こ
の読み出された被印字物の印字パターンに基づいて上記
電源装置から上記サーマルヘッドへの給電を制御する給
電制御手段と、上記読み出された被印字物の発行間隔デ
ータに基づき上記被印字物送給手段の送給動作を制御し
て、一枚の被印字物の印字が終了してから次の被印字物
への印字を開始するまでの発行間隔を制御する発行間隔
制御手段とを備えたものである。
【0013】
【作用および効果】この発明によれば、データ読出手段
は、印字指令が与えられるとメモリから指令された印字
パターンとその印字率に対する発行間隔データを読み出
し、給電制御手段は、サーマルヘッドへの給電を制御し
て読み出された印字パターンを被印字物に印字するとと
もに、発行間隔制御手段は、次の被印字物への印字を開
始するまでの時間を、前記読み出された発行間隔データ
にもとづいて印字率が電源装置の定格容量を超えて高い
ほど発行間隔が長くなるように制御する。このため、電
源装置のダイナミック負荷特性を有効に利用することが
でき、定格容量の小さい電源装置で印字率の高い印字パ
ターンを連続的に印字できる。
【0014】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す図で、図3
と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示す。図に
おいて、サーマルヘッド装置は、図3の従来例と同様
に、ラベル送給装置1、サーマルヘッド3、ピーク対応
型電源装置4およびコントローラ5を備えている。コン
トローラ5は、CPU6、メモリ7、ラベル送給制御手
段8、通電制御手段9に加えて、複数種類のラベルの印
字率と、各印字率ごとの発行間隔データを記憶したメモ
リ10を内蔵しており、CPU6によってこのメモリ1
0から、印字を指令されたラベルの発行間隔データが読
み出される。
【0015】前記印字率と発行間隔の関係は、印字率が
電源装置4の連続定格容量に対応する25%以下のとき
は制限がなく、発行間隔は、ラベル2の送給速度などを
考慮した一定時間to(ms)に設定される。他方、印
字率が25%を超えているときは、電源装置4の温度上
昇の実験データにもとづいて印字率が高くなるほど発行
間隔が長くなるように発行間隔が定められており、表1
はその一例を示している。
【0016】
【表1】
【0017】次に、本実施例の前記従来装置と異なる部
分の動作について説明する。CPU6は、印字指令を受
けると、メモリ10から指令されたラベルの発行間隔デ
ータを読み出し、メモリ7から読み出した送給データと
合体させたデータでもってラベル送給制御手段8を介し
てラベル送給装置1の送給動作を制御し、ラベル2を矢
印A方向に送り出す。
【0018】図2は3種類のラベルa,b,cの印字率
とその発行間隔を示した図で、図2(a)は、ラベルa
は印字率が20%であって、電源装置4の連続定格容量
である4Aに相当する印字率25%よりは低いので発行
間隔の制限はなく、次のラベルaの最初の印字位置に送
給されるまでに要する時間toは、ラベルaの配置間隔
と、ラベル送給装置1による送給速度によって定まる時
間である。なお、印字率が25%を超えない範囲では、
電源装置4の温度上昇は許容温度内である。
【0019】しかし、図2(b)に示すラベルbのよう
に印字率が90%ものラベルでは、ラベル1枚の印字時
間tp内の通電量が定格容量よりもはるかに多いので、
発熱量が増大する。このため、次のラベルbが印字位置
に送給される時間to後に印字を開始する状態を続行す
ると、電源装置4の温度が上昇して許容温度を超えるよ
うになる。
【0020】そこで本実施例では、表1中の印字率91
〜100の欄に示したように、次の印字を開始するまで
に3×toの時間を置くために、次のラベル2bが印字
位置に送給されたのち2×toの間、ラベル送給装置1
の送給動作を停止し、こののちラベル2bの送給を再開
するとともに、サーマルヘッド3への給電を開始させて
印字を行うように制御し、発行間隔を長くする。
【0021】次に、図2(c)に示すラベルcは印字率
が45%であるので、表1中の印字率41〜50の欄に
示したように、ラベル送給装置1の送給停止時間を1.
2×toとし、発行間隔を2.2×toとする。
【0022】このように、1枚のラベルの印字率が低く
て電源装置の連続定格容量を超えないときは、ラベルの
発行間隔を制限せず、他方、ラベルの印字率が高くて定
格容量を超えるときは、その印字率の高さに応じてラベ
ルの発行間隔を長くして電源装置の放熱を図るようにし
たので、電源装置のダイナミック負荷特性の範囲内で連
続定格容量の数倍の容量の負荷となる高い印字率のラベ
ルの印字を行うことができる。したがって、連続定格容
量の小さい電源装置を用いて、サーマルヘッド装置全体
の小型化とコストダウンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例の印字率の異なるラベルの発行間隔を
示す説明図である。
【図3】従来のサーマルヘッド装置を示すブロック図で
ある。
【図4】ピーク対応型電源装置のダイナミック負荷特性
を示す図である。
【図5】(a),(b)はそれぞれラベルの印刷時の異
なる印字率を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ラベル送給装置、2…ラベル、3…サーマルヘッ
ド、4…電源装置、5…コントローラ、6…CPU、
7,10…メモリ、8…ラベル送給制御手段、9…給電
制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印字物を一定速度でサーマルヘッドに
    送給する被印字物送給手段と、 上記サーマルヘッドに給電する電源装置と、 複数種類の被印字物の印字パターンとその印字率に対す
    る被印字物の発行間隔データを記憶したメモリと、 このメモリから、指令された被印字物の印字パターンと
    その印字率およびその印字率に対する被印字物の発行間
    隔データを読み出すデータ読出手段と、 この読み出された被印字物の印字パターンに基づいて上
    記電源装置から上記サーマルヘッドへの給電を制御する
    給電制御手段と、 上記読み出された被印字物の発行間隔データに基づき上
    記被印字物送給手段の送給動作を制御して、一枚の被印
    字物の印字が終了してから次の被印字物への印字を開始
    するまでの発行間隔を制御する発行間隔制御手段とを備
    えたサーマルヘッド装置。
JP20378595A 1995-07-17 1995-07-17 サーマルヘッド装置 Pending JPH0930023A (ja)

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JP20378595A JPH0930023A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 サーマルヘッド装置

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Family

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JP (1) JPH0930023A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016013638A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 ブラザー工業株式会社 印刷物作成装置
JP2019199072A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 ブラザー工業株式会社 印刷装置及び印刷プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016013638A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 ブラザー工業株式会社 印刷物作成装置
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