JPH09297692A - 多重化システム - Google Patents

多重化システム

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JPH09297692A
JPH09297692A JP8112404A JP11240496A JPH09297692A JP H09297692 A JPH09297692 A JP H09297692A JP 8112404 A JP8112404 A JP 8112404A JP 11240496 A JP11240496 A JP 11240496A JP H09297692 A JPH09297692 A JP H09297692A
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JP
Japan
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processing device
processor
business
standby
processing
Prior art date
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JP8112404A
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Inventor
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
Kazuhiro Shimada
一洋 島田
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、処理装置を多重化する多重化シス
テムに関し、運用系の処理装置に対応づけて待機系の処
理装置および共用資源を登録する構成情報テーブルを設
け、このテーブルに設定された情報に従い、運用系の処
理装置の障害発生時に待機系の処理装置が独立した空間
に業務プログラムをローディングして業務を続行し、処
理装置の運用系と待機系とを柔軟に対応づけることを目
的とする。 【解決手段】 運用系の処理装置に対応づけて待機系の
処理装置を設定する構成情報テーブルを設け、この構成
情報テーブルに運用系と設定された全ての処理装置が業
務プログラムを空間にローディングして処理をそれぞれ
実行し、待機系と設定された処理装置が対応する運用系
の処理装置の障害発生を検出したときに当該処理装置の
業務プログラムを独立空間にローディングして業務を続
行するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置を多重化
する多重化システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運用中の計算機と、待機中の計算
機を設け、運用中の計算機が何らかの原因によって停止
した場合、待機中の計算機がダウンした計算機にとって
代わって運用を続行するシステムがある。このシステム
では、1台の運用中の計算機に対応づけて1台の待機中
の計算機を設けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、運用中の計
算機に対応づけて1対1の関係で待機中の計算機を準備
しておく必要があり、N台の運用中の計算機に1台の待
機中の計算機を対応づけておきいずれかの計算機に障害
発生したときに待機中の計算機が業務を継続したり、N
台の運用中の計算機のいずれかに障害が発生したときに
他の計算機が自分の業務に加えてその障害発生した計算
機の業務を一緒にして継続したりなどの構成を柔軟に設
定できないという問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
運用系の処理装置に対応づけて待機系の処理装置および
共用資源を登録する構成情報テーブルを設け、このテー
ブルに設定された情報に従い、運用系の処理装置の障害
発生時に待機系の処理装置が独立した空間に業務プログ
ラムをローディングして業務を続行し、処理装置の運用
系と待機系とを柔軟に対応づけることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、処理装置
1は、業務プログラム4をローディングして処理を行う
ものであって、ここでは、空間2および構成情報テーブ
ル6などから構成されるものである。
【0006】空間2は、業務プログラム4をローディン
グして業務を行うものであって、それぞれ独立したもの
である。ここでは、運用系3の空間2内に業務プログラ
ム4をローディングして業務を行うようにしている。
【0007】構成情報テーブル6は、運用系3の処理装
置1に対応づけて待機系5の処理装置1および共用資源
7を予め設定するものである。共用資源7は、業務プロ
グラム4がローディングされた空間内で共用する各種資
源であって、例えばディスク装置やプリンタ装置などで
ある。
【0008】次に、動作を説明する。運用系3の処理装
置1に対応づけて待機系5の処理装置1を構成情報テー
ブル6に予め設定し、この構成情報テーブル6を参照し
て処理装置1が待機系5と判明したときに対応する運用
系3の処理装置1の障害発生を検出したときに当該処理
装置1の業務プログラム4を独立空間2にローディング
して業務を続行するようにしている。
【0009】この際、構成情報テーブル6中の待機系5
の処理装置1として、他の運用系3の処理装置1を設定
し、障害発生時に待機系5の処理装置1が運用中の業務
と別の独立の空間2に障害発生した処理装置1の業務プ
ログラム4をローディングして複数の業務を並列に実行
するようにしている。
【0010】従って、運用系3の処理装置1に対応づけ
て待機系5の処理装置1および共用資源7を登録する構
成情報テーブル6を設け、このテーブルに設定された情
報に従い、運用系の処理装置1の障害発生時に待機系5
の処理装置1が独立した空間2に業務プログラム4をロ
ーディングして業務を続行することにより、処理装置1
の運用系3と待機系5とを柔軟に対応づけることが可能
となった。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図1から図5を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1の(a)は、構成図を示す。図1の(a)におい
て、処理装置1は、業務プログラム4を独立に空間2に
ローディングして各種処理を行うものであって、予め設
定された構成情報テーブル6に従い業務プログラムを空
間2にローディングするものである(図2を用いて後述
する)。この処理装置1は、ここでは、業務プログラム
4をローディングする空間2、および構成情報テーブル
6などから構成されるものである。
【0013】空間2は、構成情報テーブル6に従い、ク
ラスの業務プログラムをローディングして起動し、共用
資源7を使用して業務処理を行うためのものである。空
間2が異なると独立にそれぞれ業務処理を影響を受ける
ことなく行うものであって、1つの処理装置1内に複数
の空間にそれぞれ業務プログラムをローディングして起
動したときは、それぞれが影響を受けることなく独立に
業務処理を行う。ここで、運用系3は、構成情報テーブ
ル6に運用系の処理装置として設定された処理装置1の
空間に業務プログラム4をローディングして業務処理を
行うものである。一方、待機系5は、構成情報テーブル
6に待機系の処理装置として設定された処理装置1が対
応する運用系の処理装置1の障害が検出されたときに、
空間2に自動的に業務プログラム4をローディングして
業務処理を続行するものである。空間2にローディング
する業務プログラム4には、A業務プログラム、B業務
プログラム、C業務プログラムというように業務毎に異
なるプログラムであって、構成情報テーブル6に設定さ
れたプログラムである。
【0014】構成情報テーブル6は、図1の(b)に示
すように、処理装置1について、クラス、業務プログラ
ム、運用系/待機系の区別、共用資源などを設定するも
のである。
【0015】共用資源7は、各空間2毎に利用する資源
であって、図示のDisk(ハードディスク装置)の他
にプリンタ装置、テープ装置などの共用資源である。こ
の共用資源7は、運用系3の空間2の業務プログラム4
をローディングして起動した業務処理が利用し、障害発
生時には自動的に待機系の空間2の業務プログラム4を
ローディングして起動した業務処理が利用するように接
続変更を行う(図2のS7参照)。
【0016】図1の(b)は、構成情報テーブル例を示
す。構成情報テーブル6は、図示のようにクラス、業務
プログラム、運用系の処理装置、待機系の処理装置、共
用資源のレコードにそれぞれ該当するものを予め設定し
たものである。ここで、クラスは各レコードの運用系の
処理装置1に対応づけて付与した属性であって、クラス
0の運用系の場合には処理装置#1の独立空間内にロー
ディングしたA業務プログラムが処理を行い、クラス0
の待機系の場合には処理装置#3の独立空間内にローデ
ィングしたA業務プログラムが処理を行うものである。
【0017】業務(業務プログラム)は、運用系/待機
系の処理装置1が独立空間にローディングするプログラ
ムである。運用系の処理装置は、正常時に業務プログラ
ム4を独立空間にローディングして業務処理を行う処理
装置の識別子(アドレス)である。
【0018】待機系の処理装置は、運用系の処理装置1
の障害検出時に業務プログラム4を独立空間にローディ
ングして業務処理を行う処理装置の識別子(アドレス)
である。
【0019】共用資源6は、運用系の処理装置1あるい
は待機系の処理装置1が処理を行うときに利用する共用
資源6である。次に、図2のフローチャートに示す順序
に従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。
【0020】図2において、S1は、構成情報を設定す
る。これは、例えば図1の(b)に示す構成情報テーブ
ル6を、管理者が設定する。S2は、構成情報に基づい
て業務プログラムをロードする。例えば図1の(b)の
構成情報テーブル6のクラス0の運用系の処理装置#0
が図示の下記の情報 クラス 業務 運用系処理装置 待機系処理装置 共用資源 0 A業務 #0 #3 Disk0 を取り出し、図1の(a)に示すように、当該処理装置
#0が創成した空間2にA業務プログラムをローディン
グして起動する共に共用資源Disk0を接続し、A業
務の処理が実行できるように初期化処理を行う。同様
に、図1の(b)の構成情報テーブル6に設定されてい
る運用系の処理装置1がそれぞれ初期化処理を行う。
【0021】S3は、運用を開始する。これは、S2で
初期化処理した各運用系の処理装置、例えば図1の
(a)の処理装置#0、#1、#2がそれぞれ運用を開
始する。S4は、他ノードからのアライブメッセージの
到着を一定時間周期で確認する。これは、他ノード(他
の図1の(a)の処理装置)からのアライブメッセージ
(一定時間毎に運用系の処理装置が他の全ての処理装置
に送信して正常運用中である旨を知らせるメッセージ)
の到着を一定時間周期で受信したかを確認する。
【0022】S5は、特定の処理装置からのアライブメ
ッセージが到着していないか判別する。YESの場合に
は、特定の処理装置1からのアライブメッセージが一定
時間を越えても到着(受信)しないと判明したので、S
6に進む。一方、NOの場合には、S4を繰り返す。
【0023】S6は、S5のYESで特定の処理装置1
からのアライブメセージが一定時間を越えても到着しな
いと判明したので、図1の(b)の構成情報テーブル6
を参照して障害発生した処理装置が運用系か判別する。
YESの場合には、S7に進む。一方、NOの場合に
は、S4に戻り繰り返す。
【0024】S7は、S6のYESで障害発生の処理装
置が運用系と判明したので、障害発生処理装置をバック
アップする処理装置が障害発生処理装置で動作していた
クラスの動作に必要な空間を生成し、そのクラスの運用
系となる処理装置が ・そのクラスに属する共用資源を自ノードに接続し、生
成した空間に対応づける ・共用資源を修復する ・そのクラスに属する業務プログラムを生成した空間に
ロードする を行う。即ち、運用系の処理装置に障害発生した場合、
図1の(b)の同一の構成情報テーブル6を持つ全ての
処理装置が、運用系の処理装置に障害発生したことを検
出(一定時間を越えてもアライブメッセージを受信しな
いことにより検出)したことに対応して、当該障害発生
した運用系の処理装置を、バックアップする待機系の処
理装置1がバックアップするために、 障害発生した運用系の処理装置のクラスに属する共
用資源を自ノード(自処理装置)に接続し、新たに生成
した独立した空間に対応づける。
【0025】 で自処理装置に接続した共用資源、
例えば磁気ディスク装置のデータが一部分破損している
可能性が高いので、その破損が見つかったときに修復す
る(例えばバックアップデータがあればそれを用いて修
復、あるいは完全にデータの読み書きを完了した時点ま
で処理を戻し、不完全なデータを消去して当該消去した
データに関する処置を行うなどの修復処理を行なう)。
【0026】 で生成した独立した空間に、障害発
生した運用系の業務プログラムをロードして業務可能な
状態にする。を行なう。
【0027】S8は、運用を再開する。以上によって、
図1の(b)の構成情報テーブル6を参照して運用系の
処理装置1に障害発生時に、待機系の処理装置1がその
障害発生を検出して、障害発生した運用系の処理装置の
共用装置を当該待機系の処理装置に接続を切り替えおよ
び修復した後、独立した空間を生成し当該空間に運用系
の業務プログラムをロードして運用を再開して業務処理
を続行することが可能となる。
【0028】このようにすることにより、図1の(b)
の構成情報テーブル6に示すように、運用系の処理装置
に対応づけて業務プログラム、待機系の処理装置、共用
資源を設定するという簡単な設定操作のみで、自動的に
電源投入時には運用系の処理装置が業務プログラムを独
立した空間にロードして正常時の運用を開始し、運用系
の処理装置に障害発生時に、待機系の処理装置が当該障
害を検出して共用装置を切り替え、共用装置の修復、独
立した空間の生成、当該独立の空間に業務プログラムを
ロードして運用を自動的に再開するシステムを構築でき
たこととなる。
【0029】次に、図3ないし図6を用いて図1の
(b)の構成情報テーブル6のときのバックアップの様
子を具体的に説明する。図3は、本発明の具体例(その
1)を示す。これは、図1の(b)の構成情報テーブル
6に従い、電源投入時の正常運用を開始した処理装置#
0、#1、#2の状態を示す。この状態では、下記の状
態となる。
【0030】 運用系の処理装置#0は、空間にA業
務プログラムをロードして共用資源Disk00を接続
して業務処理を行う。 運用系の処理装置#1は、空間にB業務プログラム
をロードして共用資源Disk01を接続してB業務処
理を行う。
【0031】 運用系の処理装置#2は、空間にC業
務プログラムをロードして共用資源Disk02を接続
してC業務処理を行う。 待機系の処理装置#3は、正常運用時では空間を生
成しなく待機状態となっている(点線の矩形は待機状態
の未生成の空間を表す) 図4は、本発明の具体例(その2)を示す。これは、図
1の(b)の構成情報テーブル6中の運用系の処理装置
#0に障害発生した場合の状態を示す。この状態では、
下記の状態となる。
【0032】’運用系の処理装置#0は、障害発生し
て停止状態となる。 運用系の処理装置#1は、空間にB業務プログラム
をロードして共用資源Disk01を接続してB業務処
理を続行している。
【0033】 運用系の処理装置#2は、空間にC業
務プログラムをロードして共用資源Disk02を接続
してC業務処理を続行している。 ’ 待機系の処理装置#3は、空間を生成してA業務
プログラムをロードして共用資源Disk00を切り替
えて接続、修復した後、A業務処理を開始する。
【0034】図5は、本発明の具体例(その3)を示
す。これは、図1の(b)の構成情報テーブル6中の運
用系の処理装置#1に障害発生した場合の状態を示す。
この状態では、下記の状態となる。
【0035】’運用系の処理装置#0は、障害発生し
て停止状態となる。 ’運用系の処理装置#1は、障害発生して停止状態と
なる。 運用系の処理装置#2は、空間にC業務プログラム
をロードして共用資源Disk02を接続してC業務処
理を続行している。
【0036】'' 待機系の処理装置#3は、更に新た
な空間を生成してB業務プログラムをロードして共用資
源Disk01を切り替えて接続、修復した後、B業務
処理を開始する。これにより、待機系の処理装置#3
は、1つの空間にA業務プログラムをロードして共用資
源Disk00を接続して業務処理を行っている状態
で、更に並列に他の1つの空間にB業務プログラムをロ
ードして共用資源Disk01を接続してB業務処理を
開始することとなる。
【0037】図6は、本発明の具体例(その4)を示
す。これは、図1の(b)の構成情報テーブル6中の運
用系の処理装置#2に障害発生した場合の状態を示す。
この状態では、下記の状態となる。
【0038】’運用系の処理装置#0は、障害発生し
て停止状態となる。 ’運用系の処理装置#1は、障害発生して停止状態と
なる。 ’運用系の処理装置#2は、障害発生して停止状態と
なる。
【0039】''' 待機系の処理装置#3は、更に新た
な空間を生成してC業務プログラムをロードして共用資
源Disk02を切り替えて接続、修復した後、C業務
処理を開始する。これにより、待機系の処理装置#3
は、2つの空間にA業務プログラムおよびB業務プログ
ラムをそれぞれ独立にロードして共用資源Disk00
および共用資源Disk01をそれぞれ接続して業務処
理を独立に行っている状態で、更に並列に他の1つの空
間にC業務プログラムをロードして共用資源Disk0
2を接続してC業務処理を開始することとなる。
【0040】以上のように、構成情報テーブル6に図1
の(b)に示すように設定するのみで、正常時には図3
に示すように運用系の処理装置#0、#1、#2がそれ
ぞれ運用を行い、いずれかに障害発生すると、待機系の
処理装置(ここでは処理装置#3)がそれぞれ独立した
空間に業務プログラムをロード、共用資源を切り替え・
修復してそれぞれの障害発生した業務処理を続行するこ
とが可能となる。
【0041】図7は、本発明の共用資源テーブル例(処
理装置#3)を示す。これは、既述した図6の処理装置
#3が持つ共用資源テーブルの例である。図6の状態で
は、待機系の処理装置#3が障害発生した処理装置#
0、#1、#2の共用資源(図1の(b)の構成情報テ
ーブル6参照)Disk00、Disk01、Disk
02をそれぞれ専有するので、この関係を設定して記憶
したものである。
【0042】次に、図8および図9を用いて、運用系の
処理装置1のみで相互にバックアップし、処理装置を有
効活用するときのシステム構成を説明する。図8は、本
発明の他の具体例(図9)を示す。これは、図9の構成
情報テーブル6に従い、運用開始時の状態を示す。
【0043】・処理装置#0は、図9の構成情報テーブ
ルのクラス0の運用系の処理装置であって、空間にA業
務プログラムをロードして共用資源Disk00を接続
してA業務処理を行う。
【0044】・処理装置#1は、図9の構成情報テーブ
ルのクラス1の運用系の処理装置であって、空間にB業
務プログラムをロードして共用資源Disk01を接続
してB業務処理を行う。
【0045】・処理装置#2は、図9の構成情報テーブ
ルのクラス2の運用系の処理装置であって、空間にC業
務プログラムをロードして共用資源Disk02を接続
してC業務処理を行う。
【0046】この状態で、例えば処理装置#0に障害発
生した場合、処理装置#0が停止状態となると共に、待
機系の処理装置#1が障害発生を検出し点線で示すクラ
ス0の待機系の空間を生成し、A業務プログラムをロー
ド、共用資源Disk00を切り替え、修復した後にA
業務を続行する。同様に、他の運用系の処理装置に障害
発生時には、待機系と設定されている他の運用系の処理
装置が業務を続行する。
【0047】以上の図9の構成情報テーブルに示すよう
に設定するのみで、正常時には図8に示すように運用系
の処理装置#0、#1、#2がそれぞれ運用を行い、い
ずれかに障害発生すると、待機系の処理装置と設定され
た運用系の処理装置#0、#1、#2のいずれかが独立
した空間に業務プログラムをロード、共用資源を切り替
え・修復して障害発生した業務処理を続行することが可
能となる。この場合には、正常な運用時に、待機する処
理装置がなく効率的に利用できると共に、障害発生時に
他の処理装置がバックアップを行い、若干処理速度が低
下するが信頼性を向上させることが可能となり、このよ
うな処理装置の運用系/待機系の構成であっても、図9
の構成情報テーブル6に図示のように簡単に管理者が設
定するのみで既述した図3ないし図6の待機系の処理装
置を専用に設けたときとを区別することなく、容易に設
定可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運用系3の処理装置1に対応づけて待機系5の処理装置
1および共用資源7を登録する構成情報テーブル6を設
け、このテーブルに設定された情報に従い、運用系の処
理装置1の障害発生時に待機系5の処理装置1が独立し
た空間2に業務プログラム4をローディングして業務を
続行する構成を採用しているため、処理装置1の運用系
3と待機系5とを柔軟に対応づけ、簡易に設定してバッ
クアップを実現し、システムの信頼性を向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の具体例(その1)である。
【図4】本発明の具体例(その2)である。
【図5】本発明の具体例(その3)である。
【図6】本発明の具体例(その4)である。
【図7】本発明の共用資源テーブル例(処理装置#3)
である。
【図8】本発明の他の具体例(図9)である。
【図9】本発明の構成情報テーブル例(図8)である。
【符号の説明】
1:処理装置 2:空間 3:運用系 4:業務プログラム 5:待機系 6:構成情報テーブル 7:共用資源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置を多重化する多重化システムにお
    いて、 運用系の処理装置に対応づけて待機系の処理装置を設定
    する構成情報テーブルを設け、 この構成情報テーブルに運用系と設定された全ての処理
    装置が業務プログラムを空間にローディングして処理を
    それぞれ実行し、待機系と設定された処理装置が対応す
    る運用系の処理装置の障害発生を検出したときに当該処
    理装置の業務プログラムを独立空間にローディングして
    業務を続行することを特徴とする多重化システム。
  2. 【請求項2】上記構成情報テーブル中の待機系の処理装
    置として、他の運用系の処理装置を設定し、障害発生時
    に待機系の処理装置が運用中の業務と別の独立空間に障
    害発生した処理装置の業務プログラムをローディングし
    て複数の業務を並列に実行することを特徴とする請求項
    1記載の多重化システム。
JP8112404A 1996-05-07 1996-05-07 多重化システム Pending JPH09297692A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006043308A1 (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Fujitsu Limited 運用管理プログラム、運用管理方法および運用管理装置
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