JPH09295760A - 用紙積載収容装置 - Google Patents

用紙積載収容装置

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JPH09295760A
JPH09295760A JP8109668A JP10966896A JPH09295760A JP H09295760 A JPH09295760 A JP H09295760A JP 8109668 A JP8109668 A JP 8109668A JP 10966896 A JP10966896 A JP 10966896A JP H09295760 A JPH09295760 A JP H09295760A
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JP
Japan
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bin
gate
sheet
state
tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP8109668A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Tomishige
一幸 富重
Tatsuya Shinno
達也 新野
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/846,224 priority patent/US5988632A/en
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/50Piling apparatus of which the discharge point moves in accordance with the height to the pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で大容量に対応した用紙積載収容
装置を得る。 【解決手段】 大容量のノンソートトレイ20を備えた
ステープルソータ10。用紙はビン311〜3120にペ
ージ順に収容され(ソートモード)、ステープルユニッ
ト70によって綴じられる。ローラ102,103を備
えた用紙搬送ゲート100は昇降可能であり、下降時に
おいてステープル済み用紙束をローラ102,103で
ビン31から取り出し、上昇した後トレイ20上に該用
紙束を排出する。この排出時に、ゲート100はトレイ
20上に積載収容されている用紙最上面よりも高い位置
まで上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙積載収容装
置、特に、複写機やプリンタから大量に排出された用紙
を積載収容するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真複写機やレーザプリン
タ等の画像形成装置には、画像形成済みの用紙を直接、
あるいはステープル処理を施した後に積載収容する装置
が付設されており、この種の装置は近年大容量化してい
る。大容量化された収容装置では用紙積載トレイを昇降
可能とし、このトレイへ用紙を排出する排出ローラを一
定の高さに固定している。そして、トレイ上での用紙の
収容状態の整合性を図るため、トレイ上に排出された用
紙の最上面を検出するセンサを設け、このセンサによっ
て用紙最上面が常時一定の高さで検出されるようにトレ
イを下降させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大量の用紙
はかなりの重量があり、大量の用紙を積載したトレイを
下降させるには大出力のモータ、堅固な駆動力伝達系や
支持構造が必要とする。そのため、装置の大型化、コス
トアップを招来している。そこで、本発明の目的は、そ
れ程堅固に構成する必要がなくシンプルな構成の大容量
に対応できる用紙積載収容装置を提供することにある。
【0004】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る用紙積載収容装置は、略水平方向に設
置され、用紙を積載収容するためのトレイと、このトレ
イに隣接して昇降可能に設置され、トレイに用紙を排出
するための排出手段と、この排出手段を昇降させる駆動
手段と、前記トレイ上に排出された用紙の最上面を検出
する検出手段と、前記検出手段の用紙排出位置が検出手
段によって検出された用紙最上面よりも高くなるように
前記駆動手段を制御する制御手段とを備えている。
【0005】前記トレイは大量の用紙を収容可能であ
り、用紙の積載量が増加するに伴って排出手段の上昇位
置が徐々に高く設定される。従って、本発明によれば、
トレイへの用紙落下高さが常時略一定に維持され、か
つ、落下高さを略一定に維持するために、大量の用紙を
含む重いトレイを昇降させるのではなく、比較的軽い排
出手段を昇降させるため、昇降駆動源(モータ)や駆動
力伝達系の負担が小さくなり、それらをシンプルに構成
することができる。
【0006】さらに、本発明に係る用紙積載収容装置に
あっては、前記トレイと前記排出手段との間にカバーを
昇降可能に設置し、該カバーを排出手段が上昇するとき
には同期して上昇させ、排出手段が下降するときには上
昇した位置を維持するようにした。このカバーはトレイ
上に積載収容された用紙の端部を揃えて整合性を図るも
のである。このカバーは排出手段の上昇に追随して上昇
し、排出手段が用紙を受け取りに下降した際にはその上
昇位置を維持する。従って、用紙の積載収容処理が継続
される間カバーは常に最適な位置にセットされることに
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る用紙積載収容
装置の実施形態について添付図面を参照して説明する。
以下に説明する実施形態は本発明を電子写真複写機に接
続されるステープルソータに適用したものである。
【0008】図1において、1は電子写真複写機、10
はステープルソータである。複写機1は周知の電子写真
方法で用紙上に画像を形成するもので、上部に循環式の
自動原稿搬送装置5を備えている。この自動原稿搬送装
置5は、トレイ上に積載された一群の原稿を順次プラテ
ンガラス上に送り出し、オペレータが指定した複写部数
(置数)だけ露光処理が行われるとプラテンガラス上か
ら排出し、トレイ上に戻す。一群の原稿が一巡した後も
引き続き複写が必要であれば、さらに二巡目、三巡目の
原稿搬送処理が行われる。また、自動原稿搬送装置5は
搬送した原稿の枚数をカウントする機能を有している。
【0009】ステープルソータ10は、図2に示すよう
に、概略、大容量ノンソートトレイ20と、20段のビ
ン31を有するビンアッセンブリ30と、各ビン31に
収容されている用紙束を引き出すためのチャッキングユ
ニット40,40aと、ステープルユニット70と、用
紙搬送部80と、用紙搬送ゲート100とで構成されて
いる。
【0010】このステープルソータ10は複写機1から
排出された画像形成済み用紙を以下のモードで処理可能
である。用紙を仕分けることなくノンソートトレイ20
上に積載収容する処理(ノンソート)、用紙を各ビン3
1にページ順に仕分ける処理(ソート)、仕分けた用紙
束をステープルする処理(ソート/ステープル)、ステ
ープルされた用紙束を各ビン31から取り出してノンソ
ートトレイ20へ積載収容する処理(ソート/スタッ
ク)、さらに、用紙を各ビン31に各ページごとに仕分
ける処理(グループ)、各ページごとに仕分けた用紙束
をステープルする処理(グループ/ソート)、ステープ
ルされた用紙束を各ビン31から取り出してノンソート
トレイ20へ積載収容する処理(グループ/スタック)
が実行可能である。
【0011】次に、ステープルソータ10の内部構造に
ついて詳述する。まず、用紙搬送部80は、前記複写機
1から排出された用紙を受け入れる受入れローラ対81
と、用紙の搬送方向を切り換える切換え爪82と、略垂
直方向に延在する第1搬送路83と、該第1搬送路83
からビンアッセンブリ30側に略水平方向に延在する第
2搬送路90とで構成されている。切換え爪82はソレ
ノイドSL50のオン,オフに基づいてピン82aを支
点として回動可能に取り付けられている。切換え爪82
はソレノイドSL50がオフのとき、図2中実線で示す
位置にセットされる。このとき、受入れローラ対81で
受け入れられた用紙は切換え爪82の湾曲した右側面で
ガイドされ、第1搬送路83に送り込まれる。ソレノイ
ドSL50がオフすると、切換え爪82は若干時計回り
方向に回動する。このとき、用紙は切換え爪82の上面
でガイドされ以下に説明する用紙搬送ゲート100を通
じてノンソートトレイ20上に送り込まれる。
【0012】第1搬送路83はガイド板84,85,8
6,87からなり、中段部に用紙の搬送方向先端部又は
後端部に綴じ穴を形成するパンチ機構120が設置され
ている。なお、パンチ機構120についてはその詳細を
省略する。
【0013】第2搬送路90は、搬送ローラ対91,9
2とガイド板93,94とからなり、支軸95を支点と
して略90゜回動可能とされている。ソートモード又は
グループモード処理時に、第2搬送路90は図2中実線
で示す搬送位置にセットされ、第1搬送路83から送り
込まれてきた用紙を各ビン31へ送り込む。以下に説明
する用紙取出し処理時に、第2搬送路90は支軸95を
支点として時計回り方向に略90゜回動して起立し(図
6参照)、用紙搬送位置から退避する。
【0014】また、用紙搬送部80には用紙を検出する
ための透過型センサSE21、第2搬送路90が退避位
置にセットされたことを検出するためのセンサSE53
が設置されている。ローラ対81,91,92はモータ
M50によって回転駆動される。
【0015】ビンアッセンブリ30は20段のビン31
1……3120からなり、各ビン31は一定の間隔で傾斜
して設置され、下端側に設けた各ピン32が垂直方向に
設置された図示しない駆動軸の外周面に形成されたスパ
イラル溝に係合している。この駆動軸をモータM60で
正転/逆転することにより、駆動軸の1回転で各ビン3
1が1ピッチ昇降する。ビンアッセンブリ30は図2中
実線で示す位置が下限位置(ホームポジション)であ
り、このとき、第1ビン311はステープルユニット7
0に対向している。以下、ビンアッセンブリ30がホー
ムポジションにセットされているとき、第1ビン311
の位置をレベルX1と称する。さらに駆動軸が1回転
(正転)すると、第1ビン311はレベルX2へ上昇し、
このレベルX2で用紙搬送部80から用紙を送り込まれ
る。さらに駆動軸が1回転すると、第1ビン311はレ
ベルX3へ上昇し、このレベルX3で用紙束を取り出され
る。用紙束の取出し処理は以下に詳述する。
【0016】また、このビンアッセンブリ30には各ビ
ン31が下限位置(ホームポジション)にセットされて
いることを検出するためのセンサ(図示せず)及び駆動
軸が1回転して各ビン31が1ピッチ上昇したことを検
出するためのセンサ(図示せず)が設置されている。さ
らに、各ビン31上での用紙の有無を検出するための透
過型センサSE34が設置されている。
【0017】一方、ビンアッセンブリ30には用紙束を
挟着してビン31から引き出し又は戻すための第1及び
第2チャッキングユニット40,40aが設置されてい
る。第1チャッキングユニット40は前記レベルX1
セットされたビン31に対応する位置に取り付けられて
いる。第2チャッキングユニット40aは前記レベルX
3にセットされたビン31へ対応する位置に取り付けら
れている。チャッキングユニット40,40aは、図4
に示すように、単一の可動フレーム55に上下2段に取
り付けられ、フレーム55と共に一体的にガイド溝57
(図3参照)に沿って移動可能である。
【0018】図4において下段のチャッキングユニット
40は、弾性材43を有する上下一対のチャッキング爪
41,42をリンク44,47の一端にピン45,48
を介して連結し、さらに、リンク44,47をソレノイ
ドSL30に連結したものである。リンク44,47は
支軸46,49を支点として回動可能である。チャッキ
ング爪41,42は図示しないガイド部材によって上下
方向に移動可能に支持されており、ソレノイドSL30
がオフのとき、図4に実線で示すように、爪41がレベ
ルX1にセットされたビン31の上方に位置し、爪42
がビン31の直下に位置している。ソレノイドSL30
がオンされると、リンク44が支軸46を支点として反
時計回り方向に回動すると共にリンク47が支軸49を
支点として時計回り方向に回動する。これにて爪41が
下降すると共に爪42が上昇し、ビン31上の用紙束の
側部を挟着する。各ビン31の側部には爪41,42に
よる挟着を可能とし、かつ、所定距離用紙束を移動させ
るための切欠き33が形成されている。
【0019】上段のチャッキングユニット40aはレベ
ルX3にセットされたビン31上の用紙束を挟着するも
ので、前述した下段のチャッキングユニット40と同じ
構成からなり、図面中同じ部材には同じ符号に“a”が
付されている。
【0020】チャッキングユニット40,40aは、図
3に示すように、ビン31から退避したホームポジショ
ンY1とチャッキングポジションY2と引出しポジション
3とに移動可能である。そのため、固定フレーム56
にガイド溝57を形成し、チャッキングユニット40,
40aを保持する可動フレーム55に取り付けたローラ
58をガイド溝57に係合させた。
【0021】さらに、固定フレーム56に回動自在に設
けたプーリ60,61にベルト62を無端状に張り渡
し、このベルト62の一部を可動フレーム55に連結し
た。プーリ60は固定フレーム56の裏面に設けたモー
タM30によって減速機構63を介して正/逆回転駆動
される。ガイド溝57は湾曲部と直線部とからなり、ロ
ーラ58が湾曲部の左端(図3参照)に位置していると
き、チャッキングユニット40,40aはホームポジシ
ョンY1にセットされている。モータM30の正転に基
づいてベルト62が時計回り方向に回転すると、ローラ
58が湾曲部を右方に移動し、チャッキングユニット4
0,40aが円弧状に移動する。ローラ58が湾曲部と
直線部の境界点まで移動したとき、チャッキングユニッ
ト40,40aはチャッキングポジションY2に位置す
る。チャッキングユニット40,40aはこのポジショ
ンY2で用紙束を挟着する。さらに、モータM30が正
転すると、ローラ58が直線部を右方に移動して直線部
の右端まで移動するとモータM30が停止される。この
とき、チャッキングユニット40,40aは引出しポジ
ションY3へ移動し、用紙束をY2−Y3のストロークだ
け搬送し、ビン31から引き出す(図7参照)。この引
出しポジションY3は、レベルX1にあってはステープル
ユニット70によるステープル処理位置であり、レベル
3にあっては以下に説明する用紙搬送ゲート100に
対する用紙束の受渡し位置である。
【0022】一方、前記各ビン31の下端にはビン31
上に収容された用紙の下端を規制するためのストッパ3
4が取り付けられている。各ストッパ34は図示しない
ばね部材によって常時図2中実線で示す起立した位置に
セットされている。前記チャッキングユニット40,4
0aには図示しないロッドが取り付けられており、チャ
ッキングユニット40,40aがチャッキングポジショ
ンY2から引出しポジションY3に移動するとき、該ロッ
ドの先端によってストッパ34が倒され、用紙束のビン
31からの取出しを可能とする。
【0023】また、チャッキングユニット40,40a
がホームポジションY1にセットされていることを検出
するためのセンサSE30、チャッキングポジションY
2に移動したことを検出するためのセンサSE31、引
出しポジションY3に移動したことを検出するためのセ
ンサSE32が設置されている。
【0024】以上の構成からなるチャッキングユニット
40,40aは、それぞれポジションY1−Y2−Y3
同一方向に移動して、レベルX1及びX3にセットされた
ビン31から用紙束を移動させる。従って、移動ガイド
手段(ガイド溝57等)は単一の構成で済み、簡略化す
ることができる。しかも、単一のモータM30を設置す
るだけでよく、駆動機構を簡略化することができる。ま
た、各チャッキングユニット40,40aにおいて各一
対のチャッキング爪41,42及び41a,42aは同
一軸上に配置されているため用紙束の挟着性が良好であ
り、かつ、ソレノイドSL30,SL30aによる動作
性も良好である。
【0025】次に、用紙搬送ゲート100について説明
する。用紙搬送ゲート100は、図2、図5に示すよう
に、ボックス101に一対のローラ102,103及び
用紙ガイド板104,105を設けたものである。ロー
ラ102,103はモータM21によって正/逆回転駆
動可能である。この用紙搬送ゲート100は図示しない
ガイド部材にガイドされて昇降可能であり、この駆動源
としてモータM20が設置されている。用紙搬送ゲート
100のホームポジションは図2に実線で示す位置であ
り、このホームポジションにおいて、ゲート100は受
入れローラ対81から切換え爪82の上面でガイドされ
て搬送されてきた用紙をローラ102,103の回転に
よって図2中左方に搬送し、ノンソートトレイ20上へ
送り込む。
【0026】一方、用紙搬送ゲート100は、ステープ
ル済みの用紙束を受け取るため、レベルX3にセットさ
れたビン31に対応する位置まで下降可能である(図6
参照)。この受渡し位置において、ゲート100は前記
第2チャッキングユニット40aによって挟着されてビ
ン31から引き出された用紙束をローラ102,103
で挟着する(図7参照)。このとき、第2チャッキング
ユニット40aは用紙束に対する挟着を解除し、同時に
ローラ102,103が正転駆動され、用紙束をビン3
1上から取り出す(図8参照)。用紙束が完全にビン3
1から抜け出ると、ローラ102,103の正転が停止
され、同時にゲート100が上昇する(図9参照)。ゲ
ート100が所定の高さまで上昇すると、ローラ10
2,103が逆転し、挟着している用紙束をノンソート
トレイ20上に排出する(図10参照)。次に、ゲート
100は前記受渡し位置まで下降し(図11参照)、ス
タック動作を繰り返す。
【0027】前述の用紙束スタック動作において、ビン
アッセンブリ30は1ピッチずつ上昇することは勿論で
ある。また、用紙束スタック動作は、レベルX1にセッ
トされたビン31上の用紙束に対するステープル処理と
並行して行われる。
【0028】用紙搬送ゲート100は、通常、図5中実
線で示すホームポジションでステープル済み用紙束をノ
ンソートトレイ20へ排出する。ノンソートトレイ20
は大量の用紙を積載収容可能であり、用紙の整合性を確
保するため、ゲート100はホームポジションからさら
に上方へ、図5中一点鎖線で示す上限位置までの間で任
意の高さに上昇して停止することができる。上昇/停止
位置は、ローラ102,103からの用紙排出高さがノ
ンソートトレイ20上に積載収容されている用紙の最上
面と一定の距離を保つ位置に対応する。即ち、ゲート1
00は該用紙最上面に対して所定の落差で次の用紙束を
排出できる高さまで上昇する。
【0029】以上の動作を可能とするため、図2に示す
ように、ノンソートトレイ20の上方には、ノンソート
トレイ20上での用紙の有無を検出するためのセンサS
E33、ノンソートトレイ20上での用紙の最上面(用
紙がないときはトレイ20の上面)を検出するためのセ
ンサSE23が設置されている。また、ゲート100の
ホームポジションを検出するためのセンサSE20及び
ゲート100内の用紙束の有無を検出するためのセンサ
SE22が設置されている。
【0030】一方、ノンソートトレイ20の下端に対向
する位置に、図5に示すように、カバー21が設置され
ている。このカバー21はノンソートトレイ20上に排
出された用紙の排出方向後端を規制するためのものであ
り、前記用紙搬送ゲート100と同期して上昇し、か
つ、ゲート100が下降する際にはその上昇位置に保持
されるように構成されている。即ち、カバー21は垂直
フレーム部22aと水平フレーム部22bを有し、これ
らが一体的に図示しないガイド部材にガイドされて昇降
自在とされている。ステープルソータ10の本体フレー
ム11にはラチェット29aを形成したフレーム29が
固定されており、カバー21にブラケット23を介して
取り付けた爪部材24がラチェット29aに係合してい
る。爪部材24はピン24aを支点として反時計回り方
向には回動自在であり、かつ、時計回り方向には回動を
規制されている。
【0031】用紙搬送ゲート100がホームポジション
にセットされているとき、カバー21は図5中実線で示
す下限位置にセットされており、爪部材24は最下段の
ラチェット29aに係合している。ノンソートトレイ2
0上に収容された用紙が多くなると、ゲート100はホ
ームポジションよりも高く上昇し、このとき水平フレー
ム部22bがボックス101で押し上げられることによ
りカバー21が上昇する。このとき、爪部材24はピン
24aを支点として反時計回り方向に回動し、ラチェッ
ト29aを1段ずつ乗り越えていく。ゲート100の上
昇が停止すると、爪部材24が対向するラチェット29
aに係合し、次にゲート100が下降した際、カバー2
1はその位置で停止した状態を保持する。以上の動作に
よって、用紙束排出時において、ローラ102,103
のニップ部とカバー21の上端21aが一定の距離を保
つことになる。
【0032】カバー21の上限は図5中一点鎖線で示す
位置である。また、ノンソートトレイ20上からオペレ
ータによって用紙が取り去られると、爪部材24の時計
回り方向の回動規制が解除され(例えば、図示しない規
制部材がソレノイドの駆動によって規制位置から退避
し)、カバー21が下限位置へ下降する。
【0033】次に、ステープルユニット70について説
明する。ステープルユニット70は、電動式の周知の構
造からなり、ステープルを内蔵したカートリッジを着脱
可能なヘッド部71と、該ヘッド部71から打ち出され
たステープルを受け止めて折り曲げるアンビル部72と
で構成されている。このステープルユニット70は前記
レベルX1にセットされたビン31から第1チャッキン
グユニット40によって引き出された用紙束の端部をコ
ーナーの1箇所又は中央部の2箇所でステープルを打ち
込む。従って、ステープルユニット70はステープルソ
ータ10の正面側をホームポジションとし、奥側に向か
って移動可能であり、所定の位置で停止してステープル
を打ち込み、ホームポジションに戻る。
【0034】図12は複写機1に設けた操作パネル15
0の要部を示す。操作パネル150上には液晶表示によ
るタッチパネル151、複写部数(置数)を設定するた
めのテンキー152、リセットキー153、割込み処理
キー154、複写スタートキー155等が設置されてい
る。図13はタッチパネル151の一画面である。ここ
にはソートモード選択キー161、ソート/ステープル
モード選択キー162、ソート/スタックモード選択キ
ー163、グループモード選択キー164、グループ/
ステープルモード選択キー165、グループ/スタック
モード選択キー166及びノンソートモード選択キー1
67が表示されている。
【0035】図15は複写機1及びステープルソータ1
0の制御回路を示す。制御回路はROM171及びRA
M172を備えたCPU170を中心として構成され、
CPU170はROM171に格納されているプログラ
ムに従って、前記モータM20,M21,M30,M5
0,M60,ソレノイドSL30,SL30a,SL5
0,ステープルユニット移動モータ,ステープルユニッ
ト駆動モータ等を制御する。また、CPU170には前
記センサ等からの検出信号が入力される。さらに、CP
U170は他のCPU、例えば自動原稿搬送装置5を制
御するCPU173と通信し、必要なデータを交換す
る。
【0036】以下、前記CPU170による制御手順に
ついて図16〜図39に示すフローチャートを参照して
説明する。まず、フローチャートで使用されている各種
フラグ及びカウンタについて説明する。
【0037】ソートフラグF1:ソートモードに設定さ
れていることを表示する。 グループフラグF2:グループモードに設定されている
ことを表示する。 ステープルフラグF3:ステープルモードに設定されて
いることを表示する。 スタックフラグF4:ステープル済み用紙束をノンソー
トトレイ20上へ収容するスタックモードに設定されて
いることを表示する。 ゲート初期動作フラグF5:ゲート100がホームポジ
ションにセットされていることを表示する。
【0038】チャッキングフラグF6:用紙束に対する
チャッキング動作を許可する。 チャッキングユニット動作フラグF7:チャッキングユ
ニット40,40aのホームポジションからの移動を許
可する。 ステープルユニット動作フラグF8:ステープルユニッ
ト70によるステープル処理を許可する。
【0039】取出し動作フラグF9:用紙搬送ゲート1
00による用紙束の取出し動作を許可する。 1ビン取出し終了フラグF15:用紙搬送ゲート100
によって1ビンからの用紙束の取出し/スタック動作が
終了したことを表示する。
【0040】置数カウンタA:オペレータによって設定
された複写部数(置数)をメモリする。 ジョブカウンタB:自動原稿搬送装置5において原稿の
循環回数をカウントする。即ち、ビン数は20であるた
め、ソートモードで置数が21以上の場合は原稿を複数
回循環させ20部ずつ複写処理する。例えば置数が“5
0”であると、まず、各原稿について20部の複写を行
ってビン311〜3120に用紙を分配する(原稿1
巡)。これを1ジョブと称し、カウンタBは“1”にセ
ットされる。1ジョブ終了後、各ビン31上の用紙束は
順次ステープルされ、用紙搬送ゲート100によってノ
ンソートトレイ20上へ積載収容される。その後さら
に、各原稿について20部の複写を行ってビン311
3120に用紙を分配し(2巡目)、ステープル/スタッ
クする。さらに、3巡目は各原稿について10部の複写
を行ってビン311〜3110に用紙を分配し、ステープ
ル/スタックする。
【0041】ビン数カウンタC:1ジョブで使用するビ
ン数を表示する。例えば、置数が“30”であると、1
ジョブ目は“20”であり、2ジョブ目は“10”であ
る。 取出し残りカウンタD:スタックモードにおいて、用紙
束が取り出されていないビン数をカウントする。 移動積算カウンタE:スタックモードにおいて、ゲート
100の昇降距離をカウントする。
【0042】移動定数カウンタF:ホームポジションか
ら用紙束受渡し位置までのゲート移動距離をカウントす
る。定数である。 トータル移動カウンタG:用紙束受渡し位置からノンソ
ートトレイ20への用紙束排出位置までのゲート移動距
離をカウントする。 ステープル済みビン数カウンタH:ステープル処理した
ビン数をカウントする。
【0043】グループ収容ビン数カウンタI:グループ
モードにおいて、用紙が収容されたビン数をカウントす
る。このカウント値は原稿枚数に対応する。 移動量補正カウンタP:用紙束の厚みに比例してゲート
100を上昇させる位置を補正する値をカウントする。
ソートモードの場合は「原稿枚数×用紙1枚の厚み」で
あり、グループモードの場合は「置数×用紙1枚の厚
み」である。
【0044】図16はCPU170のメインルーチンを
示す。電源が投入され、プログラムがスタートすると、
まず、ステップS1で各種制御パラメータの初期化、各
種装置の初期化を行い、ステップS2でゲート初期動作
を実行する。次に、ステップS3で内部タイマをスター
トさせる。内部タイマは1ルーチンの所要時間を決める
もので、その時間は予めステップS1で設定される。続
いてステップS4,S5,S6,S7,S8の各サブル
ーチンを順次コールして必要な処理を行い、ステップS
9で内部タイマの終了が確認されると、ステップS3へ
戻る。
【0045】図17はメインルーチンのステップS2で
実行されるゲート初期動作のサブルーチンを示す。ここ
では、用紙搬送ゲート100をホームポジションへセッ
トする。
【0046】まず、ステップS11でゲート初期移動フ
ラグF5が「0」か否かを判定し、「0」にリセットさ
れていれば、ステップS12でセンサSE20がオンか
否かを判定する。センサSE20はゲート100がホー
ムポジションより上方にあるときオンし、下方にあると
きオフしている。従って、オンしていれば、ステップS
13でゲート移動モータM20を正転させる。これに
て、ゲート100が下降を開始する。次に、ステップS
14でセンサSE20がオフエッジか否かを判定し、オ
フエッジであれば、即ち、ゲート100がホームポジシ
ョンへ到達すれば、ステップS15でフラグF5を
「1」にセットし、ステップS16でモータM20を停
止させる。一方、センサSE20がオフであれば(ステ
ップS12でNO)、ゲート100はホームポジション
より下方にあるため、ステップS17でモータM20を
逆転させる。これにて、ゲート100が上昇を開始す
る。次に、ステップS18でセンサSE20がオンエッ
ジか否かを判定し、オンエッジであればステップS16
でモータM20を停止させる。その後、ステップS12
〜S16を経てゲート100をホームポジションにセッ
トする。
【0047】図18はメインルーチンのステップS4で
実行される入力処理のサブルーチンを示す。ここでは、
操作パネル150から入力されるオペレータのモード選
択情報をCPU170に取り入れる。
【0048】まず、ステップS21で複写中か否かを判
定し、複写中であれば、ステップS22でモード切換え
処理を実行する。複写中でなければ、ステップS23で
モード入力処理を実行し、ステップS24でその他の入
力処理、例えば、オペレータによってテンキー152で
セットされた置数をCPU170に取り入れる。次に、
ステップS25でスタックフラグF4が「0」か否か、
ステップS26でソートフラグF1が「1」か否かをそ
れぞれ判定する。いずれもYESであれば、ステップS
27で置数が“20”よりも大きいことを確認のうえ、
ステップS28でステープルフラグF3が「1」か否か
を判定する。フラグF3が「1」にセットされていれ
ば、ステップS29でスタックフラグF4を「1」にセ
ットする。即ち、置数が“20”よりも大きければビン
数20を越えているために1ジョブでは処理できず、ス
テープル処理された用紙束を1ジョブ終了後ノンソート
トレイ20へ自動的に積載収容するためにフラグF4を
「1」にセットする。この場合、オペレータがスタック
モードを選択していなくても、強制的にスタックモード
に設定し、置数が“21”以上でのソート/ステープル
モードでの連続した処理を実行させる。一方、フラグF
3が「0」にリセットされていれば(ステップS28で
NO)、ステープル処理されない用紙束をビン31から
自動的に取り出してノンソートトレイ20へ搬送収容で
きないため、ステップS30でビン数オーバー処理を実
行する。
【0049】図19は前記ステップS22で実行される
モード切換え処理のサブルーチンを示す。
【0050】ここでは、ステップS31でスタックフラ
グF4が「0」であること、ステップS32でグループ
フラグF2が「1」であることを確認すると、ステップ
S33で原稿枚数が“20”より大きいか否かを判定す
る。原稿の枚数は前記自動原稿搬送装置5で原稿をプラ
テンガラス上に搬送するごとにカウントされる。具体的
には、19枚目の原稿を複写中に自動原稿搬送装置5の
原稿トレイ上での原稿の有無を検出し、このとき原稿が
あれば、その原稿は21枚目であり、ステップS33で
YESと判定される。この場合、ビン数は20であるた
め、21枚目の原稿に対しては複写用紙をビン31に分
配することはできない。そこで、ステップS34でステ
ープルフラグF3が「1」か否かを判定し、「1」にセ
ットされていればステップS35でスタックフラグF4
を「1」にセットする。即ち、ステープル処理が行われ
るのであれば、ステープル済み用紙束を前記用紙搬送ゲ
ート100を使用してノンソートトレイ20上へ搬送/
収容し、21枚目以降の原稿の複写処理(グループ/ス
テープルモード)を続行する。
【0051】一方、フラグF3が「0」にリセットされ
ていれば(ステップS34でNO)、ステープル処理さ
れない用紙束をビン31から自動的に取り出してノンソ
ートトレイ20へ搬送収容できないため、ステップS3
6でビン数オーバー処理を実行する。
【0052】図20は前記ステップS23で実行される
モード入力処理のサブルーチンを示す。ここでは、ステ
ップS41,S43,S45,S47,S49,S51
でそれれぞれ前記タッチパネル151上のモード選択キ
ー161〜166のオン、オフを判定し、オンされてい
るキー161〜166に基づいて、各ステップS42,
S44,S46,S48,S50,S52,S53でフ
ラグF1〜F4を「1」又は「0」にセット/リセット
する。
【0053】図21は前記ステップS30,S36で実
行されるビン数オーバー処理のサブルーチンを示す。こ
のサブルーチンは、ソート/ノンステープルモードで置
数が“20”を越えているとき(ステップS30参
照)、または、グループ/ノンステープルモードで原稿
枚数が“20”を越えると(ステップS36参照)実行
される。
【0054】まず、ステップS61でタッチパネル15
1上に警告表示を行う。この警告表示は、図14に示す
ように、「このままではビン数オーバーです。ステープ
ル処理を行い、自動取出しをしてよいですか?」の文章
と共に、YESキー156及びNOキー157が表示さ
れる。ここで、オペレータはキー156又は157のい
ずれかをオンすることになる。
【0055】次に、ステップS62でYESキー156
がオンされたことを確認すると、ステップS63でステ
ープルフラグF3及びスタックフラグF4を「1」にセ
ットする。
【0056】図22はメインルーチンのステップS5で
実行されるフィニッシュ処理のサブルーチンを示す。こ
こでは、各種フラグが「1」にセットされているとき、
そのフラグが指示する処理を実行する。
【0057】即ち、ソートフラグF1が「1」であれば
(ステップS71でYES)、ソート制御を行う(ステ
ップS72)。グループフラグF2が「1」であれば
(ステップS73でYES)、グループ制御を行う(ス
テップS74)。ステープルフラグF3が「1」であれ
ば(ステップS75でYES)、ステープル処理のため
にビンを1ピッチずつ上昇させる制御を行う(ステップ
S76)。チャッキングユニット動作フラグF7が
「1」であれば(ステップS77でYES)、チャッキ
ング制御を行う(ステップS78)。ステープルユニッ
ト動作フラグF8が「1」であれば(ステップS79で
YES)、ステープルユニット制御を行う(ステップS
80)。取出し動作フラグF9が「1」であれば(ステ
ップS81でYES)、用紙搬送ゲート100を昇降さ
せて用紙束をスタックする制御を行う(ステップS8
2)。フラグF1〜F4が全て「0」であれば(ステッ
プS83でYES)、用紙を直接ノンソートトレイ20
に収容する制御を行う(ステップS84)。
【0058】なお、ステップS72,S74で実行され
るソート制御及びグループ制御は、複写済み用紙を各ビ
ン31に順次収容する制御で、周知であるためにその説
明は省略する。また、ステップS80で実行されるステ
ープルユニット制御は、ステープルユニット70によっ
て用紙束にステープルを打ち込む制御であり、この種の
ステープルソータ10では周知であるためにその説明は
省略する。
【0059】図23〜図31はステップS76で実行さ
れるビン制御のサブルーチンを示す。ここでは、まず、
ステップS100でステートSC1のカウント値をチェ
ックし、そのカウント値に従って以下の処理を実行す
る。
【0060】ステートSC1が1のときは、ステップS
101で複写動作の開始を確認すると、ステップS10
2でソートフラグF1が「1」か否かを判定する。フラ
グF1が「1」にセットされていれば、ステップS10
3でジョブカウンタBを0にリセットし、ステップS1
04でステープル済みビン数カウンタHを0にリセット
し、ステップS105でステートSC1を1にセットす
る。一方、フラグF1が「0」にリセットされていれば
(ステップS102でNO)、ステップS106でカウ
ンタHを0にリセットし、ステップS107でステート
SC1を3にセットする。
【0061】ステートSC1が1のときは、ステップS
108で「A−20B>20」か否かを判定する。即
ち、これから行われる複写動作で複写部数が“20”よ
りも大きいか否かを判定する。ステップS108でYE
Sであれば、ステップS109でビン数カウンタCを2
0にセットする。NOであれば、ステップS110でビ
ン数カウンタCを「A−20B」にセットする。このス
テップS109,S110でこれから実行される1ジョ
ブで使用されるビン数がカウンタCに入力され、さらに
ステップS111で取出し残りビンカウンタDにカウン
タCの値がセットされる。次に、ステップS112でス
テートSC1を2にセットする。
【0062】ステートSC1が2のときは、ステップS
113で1ジョブの動作が終了したことを確認すると、
ステップS114でジョブカウンタBに「B+1」の値
をセットし、ステップS115でステートSC1を4に
セットする。
【0063】ステートSC1が3のときは、ステップS
116で1ジョブの動作が終了したことを確認すると、
ステップS117でビン数カウンタCにグループ収容ビ
ン数カウンタIの値をセットする。次に、ステップS1
18でステートSC1を4にセットする。
【0064】ステートSC1が4のときは、ステップS
119で第1ビン311をレベルX1へ移動させる。ここ
ではビンアッセンブリ30をホームポジションへ復帰さ
せる。このサブルーチンでは第1ビン311から順次ス
テープル処理が開始され、かつ、各ビン31がレベルX
3へ上昇したときにステープル済み用紙束が取り出され
ることになる。ステップS120で第1ビン311がレ
ベルX1へ移動したことが確認されると、ステップS1
21でチャッキングフラグF6及びチャッキングユニッ
ト動作フラグF7を「1」にセットする。次に、ステッ
プS122でステートSC1を5にセットする。ステッ
プS121でフラグF6,F7が「1」にセットされる
ことで、以下に説明するチャッキング制御(図32〜図
38参照)でチャッキングユニット40,40aによる
用紙束の挟着/引出しが行われる。
【0065】ステートSC1が5のときは、ステップS
123でチャッキングユニット動作フラグF7が「0」
にリセットされていることを確認すると、ステップS1
24でステープル済みビン数カウンタHとビン数カウン
タCのそれぞれのカウント値を比較する。「H<C」で
あれば、ステップS125でステートSC1を6にセッ
トする。「H<C」でなければ、ステップS126でス
テートSC1を10にセットする。
【0066】ステートSC1が6のときは、ステップS
127で第2ビン312をレベルX1へ移動させ、ステッ
プS128でこの移動完了が確認されると、ステップS
129でチャッキングフラグF6及びチャッキングユニ
ット動作フラグF7を「1」にセットする。次に、ステ
ップS130でステートSC1を7にセットする。
【0067】ステートSC1が7のときは、ステップS
131でチャッキングユニット動作フラグF7が「0」
にリセットされていることを確認すると、ステップS1
32でステープル済みビン数カウンタHとビン数カウン
タCのそれぞれのカウント値を比較する。「H<C」で
あれば、ステップS133でスタックフラグF4が
「1」か否かを判定し、「1」にセットされていればス
テップS134でステートSC1を13にセットする。
即ち、用紙搬送ゲート100による用紙束の取出し処理
を準備する。フラグF4が「0」であればステップS1
35でステートSC1を8にセットする。この場合は、
用紙束の取出し処理は実行しない。一方、「H<C」で
なければ(ステップS132でNO)、ステップS13
6でステートSC1を10にセットする。
【0068】ステートSC1が8のときは、ステップS
137でビン31を1ピッチ上昇させる。次に、ステッ
プS138で1ピッチの上昇が完了したことを確認する
と(この場合は一つのビン31がレベルX1のステープ
ル位置にセットされたことの確認を意味する)、ステッ
プS139でチャッキングフラグF6及びチャッキング
ユニット動作フラグF7を「1」にセットする。次に、
ステップS140でステートSC1を9にセットする。
【0069】ステートSC1が9のときは、ステップS
141でチャッキングユニット動作フラグF7が「0」
にリセットされていることを確認すると、ステップS1
42でステープル済みビン数カウンタHとビン数カウン
タCのそれぞれカウント値を比較する。「H<C」であ
れば、ステップS143でステートSC1を8にセット
し、さらにビン31を1ピッチ上昇させる。「H<C」
でなければ、ステップS144でステートSC1を16
にセットし、ステップS145で次ジョブの実行を許可
する。
【0070】ステートSC1が10のときは、ステップ
S146でスタックフラグF4が「1」か否かを判定す
る。「1」にセットされていれば、ステップS147で
前記第2搬送路90を用紙搬送位置から退避させて用紙
搬送ゲート100の下降を可能とする。次に、ステップ
S148で取出し動作フラグF9を「1」にセットし、
ステップS149でステートSC1を11にセットす
る。一方、スタックフラグF4が「0」にリセットされ
ていれば(ステップS146でNO)、ステップS15
0でステートSC1を16にセットし、ステップS15
1で次ジョブの実行を許可する。
【0071】ステートSC1が11のときは、ステップ
S152でビン31を1ピッチ上昇させる。次に、ステ
ップS153で1ピッチの上昇が完了したことを確認す
ると(この場合は一つのビン31がレベルX3の取出し
位置にセットされたことの確認を意味する)、ステップ
S154でステートSC1を12にセットする。
【0072】ステートSC1が12のときは、ステップ
S155で1ビン取出し終了フラグF15が「1」にセ
ットされていることを確認すると、ステップS156で
フラグF15を「0」にリセットする。次に、ステップ
S157で取出し残りビン数カウンタDのカウント値が
0よりも大きいか否かを判定する。「D>0」であれ
ば、ステップS158でステートSC1を11にセット
し、次のビン31をレベルX3へ上昇させる。「D=
0」であれば、即ち、用紙が仕分けられた全てのビン3
1から用紙束が取り出されたのであれば、ステップS1
59でステートSC1を0にリセットし、ステップS1
60で次ジョブの実行を許可する。次に、ステップS1
61で第2搬送路90を用紙搬送位置に復帰させる。
【0073】ステートSC1が13のときは、ステップ
S162で第2搬送路90を用紙搬送位置から退避さ
せ、ステップS163で取出し動作フラグF9を「1」
にセットする。次に、ステップS164でステートSC
1を14にセットする。
【0074】ステートSC1が14のときは、ステップ
S165でビン31を1ピッチ上昇させる。次に、ステ
ップS166で1ピッチの上昇が完了したことを確認す
ると、即ち、次のビン31がレベルX3の取出し位置に
上昇すると、ステップS167でステートSC1を15
にセットする。
【0075】ステートSC1が15のときは、ステップ
S168で1ビン取出し終了フラグF15が「1」にセ
ットされていることを確認すると、ステップS169で
フラグF15を「0」にリセットする。次に、ステップ
S170で取出し残りビン数カウンタDのカウンタ値が
0よりも大きいか否かを判定する。「D>0」であれば
ステップS171でステートSC1を14にセットし、
次のビン31をレベルX3へ上昇させる。「D=0」で
あれば、即ち、用紙が仕分けられた全てのビン31から
用紙束が取り出されたのであれば、ステップS172で
ソートフラグF1が「1」か否かを判定する。「1」に
セットされていれば、ステップS173で「A>20
B」か否かを判定する。「A>20B」であれば、即
ち、未だ置数だけの複写を終えていなければ、ステップ
S174でステートSC1を1にセットする。「A>2
0B」でなければ、即ち、設定された置数の複写を終え
ていれば、ステップS176でステートSC1を0にリ
セットする。
【0076】一方、ソートフラグF1が「0」であれば
(ステップS172でNO)、ステップS175で先出
し原稿があるか否かを判定する。ここで、先出し原稿と
は自動原稿搬送装置5でプラテンガラスの直前まで給送
された21枚目の原稿を意味する。先出し原稿があれば
ステップS177でステートSC1を3にセットし、な
ければステップS176でステートSC1を0にリセッ
トする。次に、ステップS178で次ジョブの実行を許
可し、ステップS179で第2搬送路90用紙搬送位置
へ復帰させる。さらに、ステップS180でステープル
済みビン数カウンタHを0にリセットする。
【0077】ステートSC1が16のときは、ステップ
S181でタイマTsをスタートさせ、ステップS18
2でステートSC1を17にセットする。タイマTsは
ステープル処理された用紙束がビン31上に残されてい
るとき、所定の時間が経過すると、該用紙束を自動的に
ノンソートトレイ20上に搬送/収容する処理を開始さ
せるためのタイマである。
【0078】ステートSC1が17のときは、ステップ
S183で複写スタートキー155がオンされたか否か
を判定し、オンされていれば、即ち、次の複写動作が開
始されていれば、ステップS184でステートSC1を
0にリセットする。オンされておらず、未だ次の複写動
作が開始されていなければ、ステップS185で前記タ
イマTsが終了したか否かを判定する。終了すればステ
ップS186でスタックフラグF4を「1」にセット
し、ステップS187でステートSC1を10にセット
する。これにて、ビン31上に残されているステープル
済み用紙束がノンソートトレイ20上に搬送/収容され
ることになる。
【0079】図32、図33はステップS78で実行さ
れるチャッキング制御のサブルーチンを示す。ここで
は、まず、ステップS200でステートSC2のカウン
ト値をチェックし、そのカウント値に従って以下の処理
を実行する。ステートSC2が0のときは、ステップS
201でチャッキングユニット移動モータM30を正転
させる。これにて、チャッキングユニット40,40a
がホームポジションY1からチャッキングポジションY2
へ向かって移動する。次に、ステップS202でセンサ
SE31のオンが確認されると、即ち、チャッキングユ
ニット40,40aがチャッキングポジションY2へ到
達したことが確認されると、ステップS203でモータ
M30を停止させる。
【0080】次に、ステップS204で取出し動作フラ
グF9が「1」にセットされていること(ステップS1
48,S163参照)を確認すると、ステップS205
でソレノイドSL30aをオンする。これにて、上段の
チャッキングユニット40aがレベルX3にセットされ
ているビン31上の用紙束を挟着する。また、ステップ
S206でチャッキングフラグF6が「1」にセットさ
れていること(ステップS121,S129,S139
参照)を確認すると、ステップS207でソレノイドS
L30をオンする。これにて、下段のチャッキングユニ
ット40がレベルX1にセットされているビン31上の
用紙束を挟着する。次に、ステップS208でステート
SC2を1にセットする。
【0081】ステートSC2が1のときは、ステップS
209でモータM30を正転させる。これにて、チャッ
キングユニット40,40aがチャッキングポジション
2から引出しポジションY3へ向かって移動する。次
に、ステップS210でセンサSE32のオンが確認さ
れると、即ち、チャッキングユニット40,40aが引
出しポジションY3へ到達したことが確認されると、ス
テップS211でモータM30を停止させる。次に、ス
テップS212でソレノイドSL30aをオフする。こ
れにて、上段のチャッキングユニット40aが用紙束に
対する挟着を解除し、該用紙束が用紙搬送ゲート100
に受け渡されることになる。なお、下段のチャッキング
ユニット40は用紙束に対する挟着を解除することはな
く、この引出しポジションY3で用紙束を挟着した状態
でステープルユニット70によるステープル処理が行わ
れる(ステップS215参照)。
【0082】次に、ステップS213でチャッキングフ
ラグF6が「0」か否かを判定する。「0」にリセット
されていれば、ステップS214でステートSC2を4
にセットする。「1」にセットされていれば、ステップ
S215でステープルユニット動作フラグF8を「1」
にセットし、ステップS216でステートSC2を2に
セットする。ステップS215でフラグF8を「1」に
セットすることによって、ステップS80でステープル
ユニット70が起動され、用紙束が綴じられる。
【0083】ステートSC2が2のときは、ステップS
217でステープルユニット動作フラグF8が「0」か
否かを判定する。フラグF8はフローチャートでは図示
しないがステップS80のサブルーチンでステープル動
作が終了すると「0」にリセットされる。従って、この
ルーチンではステープル動作が終了すると(ステップS
217でYES)、ステップS218でモータM30を
逆転させる。これにて、チャッキングユニット40がス
テープル済み用紙束を挟着した状態で、チャッキングポ
ジションY2へ向かって移動する。次に、ステップS2
19でチャッキングポジションセンサSE31がオンし
たことを確認すると、ステップS220でモータM30
を停止させ、ステップS221でソレノイドSL30を
オフする。これにて、チャッキングユニット40がチャ
ッキングポジションY2においてステープル済み用紙束
を解放する。次に、ステップS222でチャッキングフ
ラグF6を「0」にリセットし、ステップS223でス
テートSC2を3にセットする。
【0084】ステートSC2が3のときは、ステップS
224でモータM30を逆転させる。これにて、チャッ
キングユニット40が(チャッキングユニット40aも
同時に)ホームポジションY1へ向かって移動する。次
に、ステップS225でホームポジションセンサSE3
0がオンしたことを確認すると、ステップS226でモ
ータM30を停止させる。さらに、ステップS227で
チャッキングユニット動作フラグF7を「0」にリセッ
トし、ステップS228でステートSC2を0にリセッ
トする。
【0085】ステートSC2が4のときは、即ち、レベ
ルX3にあるビン31からの用紙束の取出し処理のみ実
行する場合には、ステップS229でセンサSE22が
オンか否かを判定する。センサSE22は用紙搬送ゲー
ト100内で用紙束の有無を検出するもので、そのオン
はステープル済み用紙束がビン31からゲート100に
取り出されたことを意味する。従って、センサSE22
がオンであれば、ステップS230でステートSC2を
3にセットする。以後ステップS224〜S228が実
行され、チャッキングユニット40aは(チャッキング
ユニット40も同時に)ホームポジションY1へ復帰す
る。
【0086】図34〜図38はステップS82で実行さ
れるゲート制御のサブルーチンを示す。ここでは、ま
ず、ステップS240でステートSC3のカウント値を
チェックし、そのカウント値に従って以下の処理を実行
する。
【0087】ステートSC3が0のときは、ステップS
241で移動積算カウンタEを0にリセットし、ステッ
プS242でセンサSE33がオンか否かを判定する。
センサSE33はノンソートトレイ20上での用紙の有
無を検出するものであり、オンであれば(トレイ20上
に用紙が収容されていれば)、ステップS243でステ
ートSC3を1にセットする。オフであれば(トレイ2
0がエンプティであれば)、ステップS244でトータ
ル移動カウンタGに「E+F」の値をセットする。Eと
は移動積算カウンタの値、Fとは移動定数カウンタの値
である。次に、ステップS245でステートSC3を2
にセットする。
【0088】ステートSC3が1のときは、ステップS
246でセンサSE23がオンか否かを判定する。セン
サSE23はノンソートトレイ20上での用紙最上面を
検出するものであり、オンであればステップS247で
ゲート移動モータM20を逆転させる。これにて、用紙
搬送ゲート100が上昇する。次に、ステップS248
で移動積算カウンタEを“1”加算する。ここでカウン
タEはモータM20の回転に基づいて加算されていく。
そして、センサSE23がオフすると、ステップS24
9でモータM20を停止させ、ステップS250でトー
タル移動カウンタGに「E+F」の値をセットする。次
に、ステップS251でステートSC3を2にセットす
る。これにて、ゲート100の下降距離が決定される。
【0089】ステートSC3が2のときは、ステップS
252でトータル移動カウンタGが0でないと判定する
と、ステップS253でモータM20を正転させる。こ
れにて、ゲート100が下降する。次に、ステップS2
54でトータル移動カウンタGを“1”減算する。ここ
で、カウンタGはモータM20の回転に基づいて減算さ
れていく。そして、カウンタGが0まで減算したことが
確認されると(ステップS252でNO)、ステップS
255でモータM20を停止させる。次に、ステップS
256でビン31がレベルX3にセットされていること
を確認のうえ、ステップS257でステートSC3を3
にセットする。次に、ステップS258で「H<C」か
否かを判定する。「H<C」であれば、即ち、ステープ
ル済み用紙束が未だビン31に残っていれば、ステップ
S259でチャッキングフラグF6及びチャッキングユ
ニット動作フラグF7を「1」にセットする。「H<
C」でなければ、即ち、ステープル済み用紙束が全ての
ビン31から取り出されていれば、ステップS260で
チャッキングユニット動作フラグF7を「1」にセット
する。
【0090】ステートSC3が3のときは、ステップS
261でセンサSE21がオンか否かを判定する。セン
サSE21はゲート100の直前で用紙束を検出するも
のである。センサSE21がオンであれば、即ち、用紙
束がレベルX3にあるビン31から引き出され、ローラ
102,103間に挿入されたのであれば、ステップS
262でステートSC3を4にセットする。
【0091】ステートSC3が4のときは、ステップS
263でローラ駆動モータM21を正転させる。これに
て、ローラ102,103が正転して用紙束をビン31
から取り出す。次に、ステップS264でセンサSE2
1のオフエッジを確認すると、即ち、用紙束がゲート1
00に完全に取り出されると、ステップS265でモー
タM21を停止させる。次に、ステップS266で移動
積算カウンタEに移動量補正カウンタPの値を加算す
る。カウンタPの値は用紙束の厚みにセットされてい
る。次に、ステップS267でトータル移動カウンタG
に「E+F」の値をセットし、ステップS268でステ
ートSC3を5にセットする。
【0092】ステートSC3が5のときは、ステップS
269でトータル移動カウンタGが0でないと判定する
と、ステップS270でゲート移動モータM20を逆転
させる。これにて、ゲート100が上昇する。次に、ス
テップS271でカウンタGを“1”減算する。ここで
カウンタGはモータM20の回転に基づいて減算されて
いく。そして、カウンタGが0まで減算されたことを確
認されると(ステップS269でNO)、ステップS2
72でモータM20を停止させる。さらに、ステップS
273でステートSC3を6にセットする。
【0093】ステートSC3が6のときは、ステップS
274でローラ駆動モータM21を逆転させる。これに
て、ローラ102,103が逆転して用紙束をノンソー
トトレイ20へ排出する。次に、ステップS275でセ
ンサSE22のオフエッジを確認すると、即ち、用紙束
がゲート100から排出されると、ステップS276で
モータM21を停止させる。次に、ステップS277で
取出し残りビンカウンタDを“1”減算し、ステップS
278でステートSC3を7にセットする。
【0094】ステートSC3が7のときは、ステップS
279で取出し残りビンカウンタDが0か否かを判定す
る。0であればステップS280でソートフラグF1が
「1」か否かを判定する。フラグF1が「1」にセット
されていれば、ステップS281で「A>20B」か否
かを判定する。「A>20B」であれば、即ち、これか
ら複写が続行されるのであれば、ステップS285でト
ータル移動カウンタGに「E+F」の値をセットする。
次に、ステップS286で1ビン取出し終了フラグF1
5を「1」にセットし、ステップS287で取出し動作
フラグF9を「0」にリセットする。さらに、ステップ
S288でステートSC3を2にセットする。「A>2
0B」でなければ(ステップS281でNO)、即ち、
設定された置数の複写を終えていれば、ステップS28
2でステートSC3を8にセットする。
【0095】グループモードの場合は(ステップS28
0でNO)、ステップS283で先出し原稿があるか否
かを判定する(ステップS175参照)。先出し原稿が
あれば、複写が続行されるため、前記ステップS285
〜S288を処理する。先出し原稿がなければ、ステッ
プS284でステートSC3を8にセットする。
【0096】一方、取出し残りビン数カウンタDが0で
なければ、次の用紙束を取り出すために、ステップS2
89でトータル移動カウンタGに「E+F」の値をセッ
トする。次に、ステップS290で1ビン取出し終了フ
ラグF15を「1」にセットし、ステップS291でス
テートSC3を2にセットする。
【0097】ステートSC3が8のときは、ゲート10
0をホームポジションに復帰させる。即ち、ステップS
292でホームポジションセンサSE20がオフである
ことを確認すると、ステップS293でゲート移動モー
タM20を正転させ、ゲート100を下降させる。そし
て、センサSE20がオンすれば(ステップS292で
NO)、ステップS294でモータM20を停止させ
る。次に、ステップS295で取出し動作フラグF9を
「0」にリセットし、ステップS296で1ビン取出し
終了フラグF15を「1」にセットする。さらに、ステ
ップS297でステートSC3を0にリセットする。
【0098】図39はステップS84で実行されるノン
ソート制御のサブルーチンを示す。ここでは、まず、ス
テップS300でステートSC4のカウンタ値をチェッ
クし、そのカウンタ値に従って以下の処理を実行する。
【0099】ステートSC4が0のときは、ステップS
301で複写動作の開始を確認すると、ステップS30
2でセンサSE33がオンか否かを判定する。センサS
E33がオンであれば、ノンソートトレイ20上に用紙
が収容されれているため、ステップS303でその旨を
タッチパネル上に警告表示する。ノンソートトレイ20
がエンプティになれば(ステップS302でNO)、ス
テップS304でゲート100及びビンアッセンブリ3
0をホームポジションへ復帰させる。次に、ステップS
305でこれらのホームポジションへの復帰が確認され
ると、ステップS306で複写動作を許可し、ステップ
S307でソレノイドSL50をオンし、搬送モータM
50を正転させると共にローラ駆動モータM20を逆転
させる。これにて、切換え爪82が用紙をノンソートト
レイ20へのガイド位置にセットされ、複写機1から排
出された用紙は直接ノンソートトレイ20へ収容され
る。次に、ステップS308でステートSC4を1にセ
ットする。ゲート100及びビンアッセンブリ30がホ
ームポジションへ復帰しない間は(ステップS305で
NO)、ステップS309で複写をストップする。
【0100】ステートSC4が1のときは、ステップS
310で複写動作が全て終了したことを確認すると、ス
テップS311でソレノイドSL50をオフし、モータ
M50,M20を停止させる。次に、ステップS312
でステートSC4を0にリセットする。
【0101】なお、本発明に係る用紙積載収容装置は前
記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内
で種々に変更することができる。特に、複写機1以外
に、ホストコンピュータから転送される画像情報をハー
ドコピーとして出力するプリンタに接続するステープル
ソータに本発明を適用してもよい。
【0102】また、ビンアッセンブリ30や用紙搬送部
80の構成は任意である。例えば、複写機又はプリンタ
が画像メモリ機能を有し、画像を所望の部数だけページ
順に形成するタイプであれば、ビン31は一つのみ設置
されていてもよい。あるいはソートビンとは別にステー
プル処理専用のビンを備えていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるステープルソータと
複写機の外観を示す正面図。
【図2】前記ステープルソータを示す概略構成図。
【図3】前記ステープルソータ内のチャッキングユニッ
トを示す平面図。
【図4】前記チャッキングユニットを示す立面図、一部
が断面とされている。
【図5】ステープルソータの上部を示す立面図。
【図6】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図。
【図7】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図6の続き。
【図8】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図7の続き。
【図9】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図8の続き。
【図10】ステープルソータ内でのステープル及び用紙
束取出し/スタックの動作説明図、図9の続き。
【図11】ステープルソータ内でのステープル及び用紙
束取出し/スタックの動作説明図、図10の続き。
【図12】複写機の操作パネルを示す平面図。
【図13】前記操作パネル中のタッチパネルの一画面を
示す平面図。
【図14】前記タッチパネルの他の画面を示す平面図。
【図15】複写機の制御回路を示すブロック図。
【図16】前記制御回路のCPUのメインルーチンを示
すフローチャート図。
【図17】ゲート初期動作のサブルーチンを示すフロー
チャート図。
【図18】入力処理のサブルーチンを示すフローチャー
ト図。
【図19】モード切換え処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図。
【図20】モード入力処理のサブルーチンを示すフロー
チャート図。
【図21】ビン数オーバー処理のサブルーチンを示すフ
ローチャート図。
【図22】フィニッシュ処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図。
【図23】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図。
【図24】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図23の続き。
【図25】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図24の続き。
【図26】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図25の続き。
【図27】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図26の続き。
【図28】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図27の続き。
【図29】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図28の続き。
【図30】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図29の続き。
【図31】ビン制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト図、図30の続き。
【図32】チャッキング制御のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図。
【図33】チャッキング制御のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図、図32の続き。
【図34】ゲート制御のサブルーチンを示すフローチャ
ート図。
【図35】ゲート制御のサブルーチンを示すフローチャ
ート図、図34の続き。
【図36】ゲート制御のサブルーチンを示すフローチャ
ート図、図35の続き。
【図37】ゲート制御のサブルーチンを示すフローチャ
ート図、図36の続き。
【図38】ゲート制御のサブルーチンを示すフローチャ
ート図、図37の続き。
【図39】ノンソート制御のサブルーチンを示すフロー
チャート図。
【符号の説明】
1…複写機 10…ステープルソータ 20…ノンソートトレイ 21…カバー 29a…ラチェット 30…ビンアッセンブリ 100…用紙搬送ゲート 170…CPU M20…ゲート移動モータ SE23…ノンソートトレイ用紙最上面検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚の用紙を積載収容する用紙積載収
    容装置において、 略水平方向に設置され、用紙を積載収容するためのトレ
    イと、 前記トレイに隣接して昇降可能に設置され、前記トレイ
    に用紙を排出するための排出手段と、 前記排出手段を昇降させる駆動手段と、 前記トレイ上に排出された用紙の最上面を検出する検出
    手段と、 前記排出手段の用紙排出位置が前記検出手段によって検
    出された用紙最上面よりも高くなるように前記駆動手段
    を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする用紙積載収容装置。
  2. 【請求項2】 前記トレイと前記排出手段との間に昇降
    可能に設置されたカバーと、 前記カバーを、前記排出手段が上昇するときには同期し
    て上昇させ、排出手段が下降するときには上昇した位置
    を維持するように支持する支持部材と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の用紙積載収容
    装置。
JP8109668A 1996-04-30 1996-04-30 用紙積載収容装置 Pending JPH09295760A (ja)

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