JPH0928852A - 飛球ターゲット - Google Patents

飛球ターゲット

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Publication number
JPH0928852A
JPH0928852A JP18603795A JP18603795A JPH0928852A JP H0928852 A JPH0928852 A JP H0928852A JP 18603795 A JP18603795 A JP 18603795A JP 18603795 A JP18603795 A JP 18603795A JP H0928852 A JPH0928852 A JP H0928852A
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JP
Japan
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signal
sheet
ball
frame body
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP18603795A
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English (en)
Inventor
Shinji Koizumi
愼二 小泉
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Individual
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 打撃練習場等の飛球方向上方部にターゲット
を設け、このターゲットに打球がヒットした時に、その
報知手段を動作させる為の電気信号を発生させる飛球タ
ーゲット。 【構成】 網等の遮蔽体に固着した枠体2と、その枠内
に張設されたシート1aと、そのシート1aに貼着した
ストレインゲージ6と、そのストレインゲージ6の抵抗
値変化を電流の変化に変換する変換回路11と、その変
換された電流変化の信号から低周波成分を除去するハイ
パスフィルタ12と、そのハイパスフィルタ12を通過
した信号が一定値を超えたことを検知する検知手段13
と、検知された信号を受けて任意の報知機構を作動させ
る報知手段14により構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ練習場等の
打撃練習場に設置する的に関し、この的にボールがヒッ
トした時、ヒットしたことを知らせる報知信号を発生す
るようにした飛球ターゲットに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ練習場等に設けている飛球ターゲ
ット類で、ボールが当った衝撃を検出する装置の付いた
ものは、ヤーデージ板が有る。これは、ヤーデージ板上
に一定の範囲で網を設けてあり、この中にボールが入っ
た場合、網の最下部にリミットスイッチ等を設けること
で、ボールが網内を落下する過程でこのスイッチを作動
させ、信号を発するものや、ヤーデージ板前面下の地上
部に衝撃センサを取付けた板状の受圧板を設け、ヤーデ
ージ板に当ったボールが落下してこの受圧板上に落ちる
とその衝撃でセンサが信号を発するもの等がある。しか
し、これらはいずれも地上に設けているもので、空中に
設置する場合、前者はボールの通路を確保しなければな
らず構造が複雑になるし、後者は受圧板が重いため、い
ずれも高い位置に設置することが難しい。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】打撃練習場の網等の
遮蔽体上部に掲載された的、例えばロゴマークの入った
シート部等にボールがヒットした場合、何等かの報知手
段を動作させたい希望がある。単に衝撃を検知して報知
する手段としては、上記従来の技術で記したような方法
が考えられるが、構造が複雑であったり重かったりする
ため、網等の高い位置に取付けることが難しいし、スト
レインゲージをシート等に貼り付け、ボールが当った時
の衝撃によるシートの微妙な変化を検知するようにすれ
ば軽量化は可能であるが、網は風等で常に揺れている
し、的以外にボールが当っても振動する。そのため、ボ
ールが的にヒットしたのかそうでないのかの区別ができ
ず、実用性に乏しいものになってしまう。
【0004】そこで部分的に枠を設け、その枠内のみを
ピンと張っておけば、その部分にボールがヒットした時
と、その他の部分に当った時とでは、シートの揺れ方は
当然に違いがある。本発明は、その原理を利用し、的に
ボールが当った場合その報知機構を作動させるための信
号を出力することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の飛球ターゲットにおいては、網等で遮蔽さ
れたボールの打撃練習場における飛球方向に面した遮蔽
体に固着した枠体と、その枠内に張設されたシートと、
そのシートに貼着したストレインゲージと、そのストレ
インゲージの抵抗値変化を電流の変化に変換する変換回
路と、その変換された電流変化の信号から低周波成分を
除去するハイパスフィルタと、そのハイパスフィルタを
通過した信号が一定値を超えたことを検知する検知手段
と、前記検知された信号を受けて任意の報知機構を動作
させる報知手段とを備えたことにある。前記枠体は、遮
蔽体からの振動が伝わり難いように、緩衝体を介して遮
蔽体に取付けるのが好ましい。また、前記枠内シートが
緊張状態を維持し易いように、表裏2枚で構成され、そ
の間に空気が圧入されることによって風船状に膨らんだ
状態とすることもできる。また、打撃練習場の宣伝効果
を上げるために、前記枠体取付け位置と、打撃練習場の
ロゴマーク掲載位置とを一致させることもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】実施例に付いて図面を参照して説
明すると、網等で形成された数十メートル四方の遮蔽体
には、適宜箇所に施設のロゴマーク等を表示するための
2〜3メートル四方の大きさのシートが設けられている
が、図1の如くそのロゴマーク等が表示されたシート1
の中央部に枠体としての外リング2と、内リング3が、
夫々に設けた中込溝によりシートを挟み込む形で、同心
円状にシートと一体化されている。前記内リング3は、
4分割され、シートに取付ける際、分割した部分に風等
の応力が集中し、シートが破損するのを防ぐため、適度
の隙間を設けてある。そして外リング2と内リング3の
各弧状リング片は、夫々3個づつ全12個のバネ4を図
2に示す様に、リングの中心から放射状になる向きに取
付けることで、内リンク゛3の4つの各弧状片を外リン
グが引っ張る形になっている。
【0007】このように構成することで、ターゲットと
なる内リング3の内側シート1aは四方に引っ張られ、
常に緊張した状態にあり、また網等の遮蔽体に取付ける
リング外部のシート1は緩衝体として作用するため、遮
蔽体が風で煽られてバタついたり、遮蔽体にボールが当
っても、リング内はパタパタする事無く、ゆっくり揺れ
る程度に押えられる。従って、内リング3内のシートに
ボールが当った場合、風等による小さく穏やかな振動と
は異なる強い衝撃波が発生するため両者の振動を区別す
ることが可能となる。
【0008】尚、シート1,1aは、旗等の生地やビニ
ール等一般的に使われているものを使用している。外リ
ング2、内リング3は金属、合成樹脂等を用いることが
できるが、軽量化の点から合成樹脂を用いることが好ま
しい。また、バネ4も内リング3内のシートが風等でバ
タつかない程度の張力を持った弾性体であれば金属でな
くてもよく、合成樹脂,ゴム等を使うこともできる。ま
た、取付け個数も、各3個づつとしたがこの数にはこだ
わらない。そしてこのリングの中央部のシート上には、
衝撃の緩衝材として取付け板5を設け、その上へストレ
インゲージ6を取付け、他所に設けたヒット信号出力回
路10へ電気コードで接続されている。このように構成
することで、ターゲットが軽く簡単な構造となるため、
空中に設置することが可能で、リング内は常に緊張状態
にあるため、ボールのヒット信号のみを検出することが
できる。
【0009】図3に示す第2実施例では、シート1の中
央付近に、空気を密封封入した風船状円盤8の片面全面
を貼着し、さらにこの風船状円盤8の周囲をリング状の
枠9でシートに固定している。このようにすることで、
風船状円盤8は常に緊張し、前記実施例と同様に、遮蔽
体が風に煽られてバタついたり、遮蔽体にボールが当っ
ても、その振動はゆっくり揺れる程度に抑えられる。そ
してこの風船状円盤8には、図4に示すように、ストレ
インゲージ6を取付けた取付け板5が貼着してある。
【0010】図5は、本発明のヒット信号出力回路10
の実施例を示す。この出力回路10は、ストレインゲー
ジ6が発するボールの衝撃信号を変換回路11で電気信
号に変換すると共に増幅し、風による振動ノイズ等の低
周波成分をハイパスフィルタ12で除去し、さらに検知
手段として、レベル検出器13を設け、ボールの衝撃に
よる信号以外の弱い信号をカットしている。そして、レ
ベル検出器13からの信号を、任意の報知機構を動作さ
せる為の信号を出力する報知手段としての出力回路14
を設けている。
【0011】このヒット信号出力回路10の各ブロック
の出力波形を図6に示す。変換回路11で電気信号に変
換されたストレインゲージからの信号は、フィルター回
路12でボールが当った時の衝撃信号に比べ周波数の低
い風等のノイズ信号は削除され、一定の大きさ以上の信
号、即ちボールの衝撃信号のみがレベル検出器13から
出力される。そしてこのレベル検出器からの信号を受け
て一定時間tの間、報知機構駆動のための駆動信号を出
力回路14から出力している。このように構成すること
でボールがヒットした時に発生する信号のみを選択して
駆動信号が出力されるため、報知機構の誤動作が無い。
【0012】尚、ヒット信号の検出範囲は前記出力回路
のフィルター回路12やレベル検出器13等の調整によ
り枠外の一定範囲内にまで広げることも可能であるし、
実施例はゴルフ練習用の的を説明したが、ゴルフ練習場
以外に、バッティングセンタ、その他の球技練習場等で
好適に利用される。
【0013】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、ターゲッ
トをボールの打撃練習場の遮蔽体上部に設置でき、ター
ゲットにボールがヒットした時、即ち枠体内のシートに
ボールが当った時、或いは枠体外側の一定範囲内のシー
トにボールが当った時、信号を発する事ができるため、
この信号をボールが当ったことを伝える為のランプの点
滅、音楽の吹き鳴らし等の遊戯効果に使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例でリングとバネを使用
した場合の正面図である。
【図2】第1実施例の断面図である。
【図3】本発明に係る第2実施例で風船状円盤を使用し
た場合の正面図である。
【図4】第2実施例の断面図である。
【図5】ボールの衝撃による信号を検出するヒット信号
出力回路のブロック図である。
【図6】ヒット信号出力回路の各ブロックの出力波形説
明図である。
【符号の説明】
1・・シート、1a・・ターゲット部シート、2・・外
リング、3・・内リング、4・・バネ、5・・取付け
板、6・・ストレインゲージ、8・・風船状円盤、9・
・リング状枠体、10・・ヒット信号出力回路、11・
・衝撃信号変換回路、12・・ハイパスフィルター、1
3・・レベル検出器、14・・出力回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網等で遮蔽されたボールの打撃練習場に
    おける飛球方向に面した遮蔽体に固着した枠体と、その
    枠内に張設されたシートと、そのシートに貼着したスト
    レインゲージと、そのストレインゲージの抵抗値変化を
    電流の変化に変換する変換回路と、その変換された電流
    変化の信号から低周波成分を除去するハイパスフィルタ
    と、そのハイパスフィルタを通過した信号が一定値を超
    えたことを検知する検知手段と、前記検知された信号を
    受けて任意の報知機構を動作させる報知手段とを備えた
    飛球ターゲット。
  2. 【請求項2】 前記枠体が、緩衝体を介して遮蔽体に取
    付けられている請求項1記載の飛球ターゲット。
  3. 【請求項3】 前記シートが、表裏2枚で構成され、そ
    の間に空気が圧入されることによって風船状に膨らんで
    いる請求項1又は2記載の飛球ターゲット。
  4. 【請求項4】 前記枠体取付け位置と、打撃練習場のロ
    ゴマーク掲載位置とが一致した請求項1,2又は3記載
    の飛球ターゲット。
JP18603795A 1995-07-21 1995-07-21 飛球ターゲット Pending JPH0928852A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18603795A JPH0928852A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 飛球ターゲット

Applications Claiming Priority (1)

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JP18603795A JPH0928852A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 飛球ターゲット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0928852A true JPH0928852A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16181301

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18603795A Pending JPH0928852A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 飛球ターゲット

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JP (1) JPH0928852A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100920772B1 (ko) * 2009-05-04 2009-10-08 민혁기 영상 일그러짐 저감을 위한 실내 및 스크린 골프연습장용 스크린
US8253952B2 (en) 2005-02-23 2012-08-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and control method therefor, program for implementing the method, and printing system

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