JPH09288353A - ネガ型剥離式色校正方法 - Google Patents

ネガ型剥離式色校正方法

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JPH09288353A
JPH09288353A JP8347923A JP34792396A JPH09288353A JP H09288353 A JPH09288353 A JP H09288353A JP 8347923 A JP8347923 A JP 8347923A JP 34792396 A JP34792396 A JP 34792396A JP H09288353 A JPH09288353 A JP H09288353A
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photoadhesive
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polymer
sheet
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JP8347923A
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English (en)
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Gabor I Koletar
ガーボウアー、アイ.コルター
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Bayer AG
Bayer Corp
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Bayer AG
Bayer Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
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    • G03F3/102Lamination or delamination method or apparatus for colour proofing systems

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  • Materials For Photolithography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一シート上に多色陰画像を形成させるのに
有用なネガ型剥離式色校正方法の提供。 【解決手段】 カバーシート、フェノール基を含む重合
体を有する剥離層、結合剤、重合可能なモノマー、着色
剤、および必要に応じて光反応開始剤を有する着色層、
不飽和の光架橋性基を有し、分子量が約3,000を超
える感光性重合体、少なくとも1個の不飽和基を有する
重合性モノマー、および必要に応じて光反応開始剤を有
する光接着層(着色層および光接着層の少なくとも一方
が光反応開始剤を含む)、および第一熱可塑性接着層を
有する感光性要素を使用する、ネガ型色校正方法。熱可
塑性接着層の上にフォトマスクを配置し、フォトマスク
を通して着色層および光接着層を化学放射線で像様露光
する。フォトマスク除去後、感光性材料を一時的受けシ
ートにラミネートする。一時的受けシートおよびカバー
シートを剥離後、着色層の露光区域は一時的受けシート
に接着し、非露光区域はカバーシートと共に除去され、
それによって一時的受けシート上に着色陰画像が形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 発明の分野 本発明は、色校正フィルムに関し、より詳しくは、化学
放射線で順次像様露光し、剥離現像することにより、単
一の受けシート上に多色陰画像を形成させるのに有用
な、ネガ型の剥離式感光性要素に関するものである。
【0002】先行技術の説明 平版印刷の分野では、印刷者が一組の色分解フィルムを
修正するのを手助けするために、印刷板の製造に使用す
る前に多色校正を行なうのが望ましい。この校正は、印
刷工程で得られる色品質を正確に再現すべきである。色
校正の目視検査では、色分解フィルムを使用する印刷か
ら予想される色の表現、ならびに印刷板を製造する前に
修正する必要がありそうな欠点が示されるべきである。
【0003】多色印刷用の色校正を、印刷機または校正
印刷機を使用して行なうことは公知である。しかし、こ
れには、高価な金属印刷板の製造を含めて実際の印刷工
程のすべてを実行する必要がある。したがって、この従
来の色校正方法には経費と時間がかかる。写真画像形成
方法を使用して色校正を行なうこともできる。写真画像
形成方法には2つの一般的な方法、すなわちオーバーレ
イ型および単シート型がある。
【0004】オーバーレイ型の色校正方法では、対応す
る色の各色分解フィルム用の部分画像を作製するのに、
独立した透明プラスチック支持体を使用する。次いで一
連の、対応する色の画像を載せたこれらの支持体を白色
シート上に互いに重ね合わせ、色校正複合材料を製造す
る。その様なオーバーレイ校正は、迅速に行なうことが
でき、2色またはそれより多い色を正確に重ねて組み合
わせることにより、分色校正刷りを実行することができ
る。しかし、この型の色校正には、重ね合わせたプラス
チック支持体が色校正画像を暗くする傾向があるという
欠点がある。その結果、この様にして製造した色校正複
合材料の印象は、従来の印刷機および校正印刷機で得る
複写の印象とは大きく異なったものになる。その様なオ
ーバーレイフィルムの例は、米国特許第3,136,6
37号、第3,211,553号および第3,326,
682号各明細書に記載されている。
【0005】単シート型の色校正方法では、異なった色
分解フィルムから異なった色の画像を単一の受けシート
上に順次形成させることによって、色校正画像を製造す
る。これは、単一の不透明支持体に順次着色剤、または
着色した感光層を付けることによって達成することがで
きる。この方法は実際の印刷過程により近く、オーバー
レイ方式における複数の一次コア一体性層位置支持体特
有の色の歪みが無い。その様な単シートフィルムの例
は、米国特許第3,574,049号、第3,671,
236号、第4,260,673号、第4,366,2
23号、第4,650,738号、第4,656,11
4号、および第4,659,642号各明細書に記載さ
れている。
【0006】画像の単シート色校正を行なうための多く
の方法がこの分野では公知であり、例えば米国特許第
3,060,023号、第3,060,024号、第
3,060,025号、第3,481,736号、およ
び第3,607,264号各明細書に記載されている。
これらの方法では、支持体上の光重合性層を、色分解フ
ィルムを通して像様露光する。次いで、露光した層の表
面を、別の要素の画像受容表面に押し付ける。それらの
要素の少なくとも一方を、その層の非露光部分の転写温
度より高い温度に加熱する。次いで2つの要素を分離す
ることにより、この複合材料の熱転写可能な非露光画像
区域が画像受け要素に移行する。この要素が予め着色さ
れていない場合、この粘着性の非露光画像を、望ましい
トナーで選択的に着色することができる。着色剤は、こ
の透明な重合していない材料に優先的に付着する。
【0007】米国特許第3,721,557号明細書に
は、感光性要素と支持体との間に剥離層を施す、着色画
像の転写方法が開示されている。続く転写毎に、受け材
料に新しい接着剤を塗布しなければならない。米国特許
第4,596,757号明細書には、画像、または引き
続いて画像形成する固体着色剤を転写する方法が開示さ
れている。この後者の感光性材料は、湿式現像法を使用
している。
【0008】剥離式色校正方式(peel apart color pro
ofing system)も良く知られている。ここに参考として
含める米国特許第4,963,462号、第5,04
9,476号、第4,910,120号および第5,1
08,868号各明細書には、剥離現像可能な単シート
色校正方式が記載されている。米国特許第5,300,
399号明細書には、本発明の要素と類似した要素を使
用し、ネガ型色校正フィルムを製造する剥離色校正方式
が記載されている。この要素は順に、化学放射線に対し
て透明で剥離可能なカバーシート、架橋した剥離層、着
色層、光接着層、熱可塑性接着層、および受けシートを
含んでなる。着色層および光接着層の少なくとも一方が
光反応開始剤を含む。剥離可能なカバーシートを通して
露光することにより、画像品質が良く、解像度が高い単
シートネガ型色校正フィルムが製造される。本発明は、
着色層および光接着層の露光を、カバーシートを通すの
ではなく、熱可塑性接着層を通して行なう、別の画像形
成方法を使用するその様な要素を使用して、改良された
画像を製造する。本発明の方法により、露光寛容度が広
くなり、より優れた解像度が得られる。
【0009】発明の概要 本発明は、下記(A)〜(I)を含んでなる陰画像の形
成方法に関するものである。 (A)上から下に向かって順に、下記(i)〜(v)を
含んでなる感光要素を製造すること、(i) 寸法安定性の
あるカバーシート、(ii)カバーシートに密着した架橋し
た剥離層、(この剥離層はフェノール基を有する重合体
を含んでなる),(iii) 着色層(この着色層は、有機バ
インダー、付加重合可能な不飽和モノマー、着色剤、お
よび必要に応じて光反応開始剤を含んでなり、ここで、
結合剤は、着色層成分を均一な被膜に結合させるのに十
分な量で存在し、必要に応じて使用する光反応開始剤
は、存在する場合、重合性モノマーの重合を開始するの
に十分な量で存在し、重合性モノマーは、要素を化学放
射線で像様露光した時に画像形成するのに十分な量で存
在し、着色剤は、着色層を均一に着色するのに十分な量
で存在する)、(iv) 光接着層(この光接着層は、エチ
レン性不飽和の光架橋性基を有し、分子量が約3,00
0を超える感光性重合体、少なくとも1個のエチレン性
不飽和基を有する重合性モノマー、および必要に応じて
光反応開始剤を含んでなり、ここで、必要に応じて使用
する光反応開始剤は、存在する場合、重合性モノマーの
重合および感光性重合体の架橋を開始するのに十分な量
で存在する)、(ここで着色層および光接着層の少なく
とも一方は光反応開始剤を含む)および(v) 第一熱可塑
性接着層。 (B)第一熱可塑性接着層の上にフォトマスクを配置
し、第一熱可塑性接着層およびフォトマスクを通して着
色層および光接着層を化学放射線で像様露光すること、 (C)感光性要素からフォトマスクを除去すること、 (D)平滑な基材を含んでなり、該基材の上に第二熱可
塑性接着層を有する一時的受けシートに、感光性要素
を、第一熱可塑性接着層を第二熱可塑性接着層に密着さ
せて熱および圧力をかけることにより、ラミネートする
こと、 (E)一時的受けシートおよびカバーシートを剥離し、
着色層の露光区域を、光接着層および第一および第二熱
可塑性接着層を介して一時的受けシートに密着させたま
ま残し、非露光区域をカバーシートおよび架橋したフェ
ノール層と共に除去して、それによって一時的受けシー
ト上に着色陰画像を形成させること、および (F)必要に応じて工程(A)〜(E)を少なくとも1
回繰り返し、少なくとも1種の異なった着色剤を有する
別の感光性要素を、その光接着層および第一熱可塑性接
着層を介して、一時的受けシート上に予め形成された画
像に転写すること、(G)一時的受けシートを、画像を
介し、熱および圧力をかけて、永久的受けシートにラミ
ネートすること、 (H)必要に応じて、画像を化学放射線で全面露光する
こと、および (I)必要に応じて、一時的受けシートの基材を剥離す
ること。
【0010】好ましい実施態様の詳細な説明 本発明の方法は、順に、剥離可能なカバーシート、フェ
ノール基を有する重合体を含んでなる架橋剥離層、有機
結合剤、重合性モノマー、着色剤、および必要に応じて
光反応開始剤を有する着色層、光接着層、および第一熱
可塑性接着層を含んでなる感光性材料を製造することか
ら始める。
【0011】好ましい実施態様では、剥離可能なカバー
シートは、柔軟であり、寸法的に安定した、適当なシー
ト材料で構成することができる。カバーシートは、化学
放射線に対して透明でよいが、必ずしも透明でなくても
よい。好ましい実施態様では、カバーシートは、ここに
記載する処理工程を実行する際に、寸法的に安定した表
面を有する。すなわち、カバーシートは、ラミネートの
際の約60℃〜約120℃の範囲の加熱に対して、本質
的に寸法が変化してはならない。好ましい材料の一つは
ポリエチレンテレフタレートである。好ましい実施態様
では、カバーシートの厚さは、約1〜約10ミル、より
好ましくは約2〜約5ミル、最も好ましくは約2〜約3
ミル、である。適当なフィルムには、ICIから入手で
きるMelinex 054 、504 、505 、および582 フィルム、
およびHoechst Celanese Corporationから入手できるHo
staphan 4400、4500、および4540フィルムがあるが、こ
れらに限定されるものではない。カバーシートの表面
は、平滑でもよいし、あるいはMelinex 475 フィルムの
様につや消し構造を有することもできる。平滑な表面の
方が好ましい。
【0012】カバーシートはその上に、フェノール基を
有する架橋した剥離層を有する。フェノール性重合体は
ノボラックまたはクレゾール−ホルムアルデヒド樹脂、
ポリヒドロキシスチレンの単独−および共重合体、フェ
ノール基を含むアクリル重合体、等でよい。フェノール
基を含む剥離層は溶剤塗料組成物からカバーシートに塗
布する。溶剤には有機溶剤ならびに水が含まれる。重合
体の架橋は、ポリイソシアネート、メラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、エポキシ
樹脂、アジリジン樹脂、および熱、アクリルモノマーお
よび光、およびその他の使用により、この分野で良く知
られた様式で達成できる。架橋したフェノール層は、そ
れに続く層の被覆に使用する溶剤に対して不溶であるべ
きである。
【0013】剥離層には、有機結合剤、付加重合可能な
不飽和モノマー、着色剤、および必要に応じて光反応開
始剤を含んでなる着色層を塗布する。着色層は、被覆の
硬度および/または柔軟性を決定すると共に乾燥現像を
制御する結合樹脂を含む。着色層に適した結合樹脂とし
ては、ポリ酢酸ビニル、スチレン/無水マレイン酸共重
合体およびそれらのハーフエステル、アクリル重合体お
よび共重合体、ポリアミド、ポリビニルピロリドン、セ
ルロースおよびその誘導体、フェノール樹脂、およびそ
の他である。最も好ましい結合樹脂は、ポリ酢酸ビニル
およびポリビニルアセタール、例えばUnion Carbide か
ら市販のUCAR樹脂、ポリビニルホルマール、ポリビニル
ブチラールおよびポリビニルプロピオナールである。好
ましい実施態様では、結合剤成分は着色層中に好ましく
は、基材上に被覆した時に各成分を均一な混合物に、お
よび均一な被膜に結合するのに十分な量で存在する。結
合剤は好ましくは着色層中の固体の重量に対して約10
〜約90%の量で存在する。より好ましい範囲は約20
〜約80%である。
【0014】着色層および光接着層の中の重合可能なモ
ノマーは、少なくとも1個の、好ましくは少なくとも2
個の、末端エチレン性不飽和基を含み、フリーラジカル
開始されて鎖を成長させる付加重合により高分子量重合
体を形成することができる、付加重合可能な、非気体状
(通常の大気圧で沸点が100℃を超える)の、エチレ
ン性不飽和化合物を含んでなるのが好ましい。最も好ま
しい化合物は、この分野で良く知られている様に、アク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルモノマーで
ある。適当な重合性モノマーには、ジメタクリル酸トリ
エチレングリコール、ジアクリル酸トリプロピレングリ
コール、ジメタクリル酸テトラエチレングリコール、ジ
メタクリル酸ジエチレングリコール、ジアクリル酸1,
4−ブタンジオール、ジメタクリル酸1,6−ヘキサン
ジオール、テトラアクリル酸ペンタエリスリトール、ト
リアクリル酸トリメチロールプロパン、トリメタクリル
酸トリメチロールプロパン、モノヒドロキシペンタアク
リル酸ジ−ペンタエリトリトール、トリアクリル酸ペン
タエリスリトール、ビスフェノール−A−エトキシレー
トジメタクリレート、トリメチロールプロパンエトキシ
レートトリアクリレート、トリメチロールプロパンプロ
ポキシレートトリアクリレート、およびビスフェノール
Aジエポキシドジメタクリレートがあるが、これらに限
定されるものではない。着色層および光接着層中のモノ
マーは、同一であっても、異なっていてもよい。好まし
い実施態様では、重合性モノマーは着色層中に、着色層
中の固体の総重量に対して約1〜約60%、より好まし
くは約5〜約50%、の量で存在する。
【0015】着色層および/または光接着層中に使用さ
れる、フリーラジカルを放出する光反応開始剤には、化
学放射線で刺激することによりフリーラジカルを放出す
るすべての化合物が包含される。好ましい光反応開始剤
には、米国特許第3,765,898号明細書に記載さ
れているキノキサリン化合物、米国特許第2,367,
660号明細書に記載されているビシナルポリケタルド
ニル化合物、米国特許第2,367,661号および第
2,367,670号各明細書に記載されいるアルファ
−カルボニル、米国特許第2,448,828号各明細
書に記載されているアシロインエーテル、米国特許第
3,479,185号明細書に記載されているトリアリ
ールイミダゾリル二量体、米国特許第2,722,51
2号明細書に記載されているアルファー炭化水素置換芳
香族アシロイン、米国特許第2,951,758号およ
び第3,046,127号各明細書に記載されている多
核キノン、ならびに米国特許第3,987,037号お
よび第4,189,323号各明細書記載されているs
−トリアジンがあるが、これらに限定されるものではな
い。最も好ましい光反応開始剤としては、2,3−ジ
(4−メトキシフェニル)キノキサリン、9−フェニル
アクリジン、2−ビフェニル−4,6−ビス−トリクロ
ロメチル−5−トリアジン、ビス(2,4,5−トリフ
ェニル)イミダゾールおよびその誘導体、ビス−トリク
ロロメチル−s−トリアジン、チオキサントンおよびア
セトフェノンがある。着色および光接着層中に使用され
る光反応開始剤は、同一であっても、異なっていてもよ
い。本発明の実施では、光反応開始剤成分は、着色層中
に使用する場合、層中の固体の重量に対して約0.01
〜20%、好ましくは約0.1〜15%、より好ましく
は1〜10%、の量で存在する。
【0016】画像区域に色を与えるために、着色層は染
料および/または顔料を含む。本発明に好ましい着色剤
は、染料よりもむしろ顔料である。耐光性着色剤が好ま
しい。顔料は、一般的に有機溶剤または有機溶剤の混合
物中に有機結合剤で分散させる。顔料は有機性でも無機
性でもよい。顔料は、相当するインクの粒子径および色
を複製するのに十分小さな粒径に粉砕する。平均粒子径
は一般に1マイクロメートル未満である。本発明に使用
できる着色剤の例は、パーマネントイエローG(C.
I.21095)、パーマネントイエローGR(C.
I.21100)、パーマネントイエローDHG(C.
I.21090)、パーマネントルビンL6B(C.
I.15850:1)、パーマネントピンクF3B
(C.I.12433)、ホスタパームピンクE(73
915)、ホスタパームレッドバイオレットER(C.
I.46500)、パーマネントカーマインFBB(1
2485)、ホスタパームブルーB2G(C.I.74
160)、ホスタパームブルーA2R(C.I.741
60)、およびプリンテックス25があるが、これらに
限定されるものではない。これらの着色剤の大部分はHo
echst AGの製品である。これらの着色剤を個別に使用
し、または混合して望ましい色にすることができる。米
国特許第4,282,309号および4,454,21
8号、およびヨーロッパ特許出願第0,179,448
号および第0,211,615号各明細書に記載されて
いる様な、光反応開始剤をスペクトル的に増感させる染
料を着色層中に含むことができる。本発明の実施では、
着色剤成分は、着色層を均一に着色するのに十分な量で
使用する。着色剤成分は、着色層中の固体の重量に対し
て好ましくは約5〜約50%、より好ましくは約8〜約
40%、の量で存在する。
【0017】着色層成分は、溶剤塗料組成物から架橋し
たフェノール層に塗布し、乾燥させる。各種成分の溶解
性が異なるので、着色層には有機溶剤が好ましい。代表
的な溶剤には、メチルエチルケトン、2−メトキシエタ
ノール、1−メトキシ−2−プロパノール、4−ヒドロ
キシ−4−メチル−2−ペンタノン、テトラヒドロフラ
ン、ジアセトンアルコール、およびガンマ−ブチロラク
トンがあるが、これらに限定されるものではない。好ま
しい実施態様では、乾燥した着色層の被覆重量は約0.
1〜約5 g/m2 、好ましくは約0.4〜約2 g/m2 、で
ある。架橋したフェノール層の被覆重量は好ましくは約
0.1〜約5 g/m2 、より好ましくは約0.4〜1.0
g/m2 、である。
【0018】着色層には他の成分としては、熱重合防止
剤、可塑剤、粘着性付与剤、オリゴマー、残留溶剤、界
面活性剤、不活性充填材、ハレーション防止剤、水素原
子供与体、光活性化剤、および光学増白剤を、当業者な
ら容易に決定できる量で使用できるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0019】必要に応じて、被覆の脆化を防止し、組成
物をしなやかに維持するために、本発明の着色層または
光接着層に可塑剤を含むこともできる。適当な可塑剤に
は、フタル酸ジアルキル、例えばフタル酸ジブチル、リ
ン酸トリアリールおよびその置換された類似体、例えば
フタル酸ジオクチル、および重合体状可塑剤、例えばCa
mbridge Industriesから市販のResoflex 296、があり、
当業者なら容易に決定できる量で使用できる。
【0020】着色層には光接着層を密着させる。光接着
層は好ましくは感光性重合体、光反応開始剤、および重
合性モノマーを含む。光反応開始剤および重合性モノマ
ーは、着色層に有用であるとして上に記載した成分でよ
い。
【0021】適当な感光性重合体は、エチレン性不飽和
の光架橋可能な基を有し、分子量が3,000を超え
る。その様な物質には、アクリル酸化された、またはメ
タクリル酸化された基を含む重合体があるが、これらに
限定されるものではない。適当な感光性重合体には、ポ
リビニルブチラールまたは水酸基を含む他のアセタール
樹脂とメタクリル酸イソシアナートエチルのウレタン付
加物、またはヒドロキシ含有アセタール樹脂と、無水ア
クリル酸、無水メタクリル酸、アクリル酸、メタクリル
酸または塩化アクリロイルとの反応生成物、アクリル酸
化またはメタクリル酸化されたポリビニルアセタール重
合体、およびその他があるが、これらに限定されるもの
ではない。水酸基を含むアクリル重合体も、ポリビニル
アルコールおよびそれらの共重合体、フェノール性樹
脂、およびその他の様に、上記のすべての(メタ)アク
リル基含有試薬と共に基材として使用することができ
る。(メタ)アクリル酸化重合体上に存在し得る他の反
応性有機基には、アミノ、カルボキシル、エポキシ、お
よひせその他があるが、これらに限定されるものではな
い。(メタ)アクリル化されたポリビニルアセタール重
合体が好ましい。光接着層は必要に応じてUV吸収剤、
例えばCiba-Geigyから市販のTinuvin またはGAF から市
販のUvinul(例えばUvinul D-50 )、を含むことができ
る。光接着層は可塑剤、例えばCambridge Industriesか
ら市販のResoflex R-296 、を含むこともできる。光接
着層は帯電防止剤、例えばGAF から市販のGafac および
Gafstat 、を含むこともできる。
【0022】感光性重合体は光接着層中に、その層中の
固体の重量に対して約1%〜約30%、好ましくは約3
%〜約20%、より好ましくは約5%〜約15%、の量
で存在することができる。
【0023】好ましい実施態様では、重合性モノマーは
光接着層中に、光接着層中の固体全体の1〜約50重量
%、より好ましくは約10〜約40重量%、存在するこ
とができる。本発明の実施においては、必要に応じて使
用する光反応開始剤成分は、光接着層中に、その層中の
固体の重量に対して約1%〜40%、好ましくは約2%
〜約30%、より好ましくは約5%〜約20%、の量で
存在することができる。
【0024】光接着層を形成させるために、各成分を溶
剤または溶剤混合物に溶解させ、組成物を基材に塗布し
易くすることができる。この目的に適当な溶剤には、
水、テトラヒドロフラン、酢酸n−ブチル、イソ酪酸イ
ソブチル、グリコールエーテル、例えばプロピレングリ
コールモノメチルエーテルおよびメチルセロソルブ、ア
ルコール、例えばエタノールおよびn−プロパノール、
およびケトン、例えばメチルエチルケトン、があるが、
これらに限定されるものではない。一般的に、塗料組成
物を適当な基材に塗布した後、溶剤系を塗料組成物から
蒸発させる。しかし、少量の溶剤は残留物として残って
いてもよい。さらに、光接着層中のモノマーは上塗り工
程の際に着色層中に拡散する傾向があるので、着色層に
モノマーを含ませる一つの方法では、モノマーを着色層
の被覆溶液中に入れるのではなく、被覆および乾燥工程
の際に、または層をラミネートする際に、モノマーを光
接着層から着色層中に移行させる。この拡散によるモノ
マーの移行方法は、多層画像形成方式の専門家には公知
である。本発明では、要素を化学放射線で露光する時
に、モノマーが着色層の一部になる経路に関係なく、重
合性モノマーが着色層中に存在することが重要である。
好ましい実施態様では、光接着層の乾燥被覆重量は約2
〜20 g/m2 であり、最も好ましい重量は約4〜10 g
/m2 である。
【0025】光接着層は、必要に応じて他の望ましい成
分、例えばUV吸収剤、帯電防止性組成物、光学増白
剤、不活性充填材、熱重合防止剤、残留溶剤、界面活性
剤、ハレーション防止剤、水素原子供与体、粘着性付与
剤、および可塑剤を含む。その様な成分およびそれらの
量は、当業者なら容易に決定することができる。
【0026】光接着層上には、熱的に活性化する第一熱
可塑性接着層を直接施すべきである。第一熱可塑性接着
層は熱可塑性樹脂を含んでなる。熱可塑性樹脂の例に
は、Carbosetアクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル/クロトン
酸共重合体、ポリビニルピロリドン/ポリ酢酸ビニル共
重合体、ポリ酢酸ビニルエマルション、スチレン/無水
マレイン酸共重合体、ウレタン重合体、およびその他が
あるがこれらに限定されるものではない。第一熱可塑性
接着層は、可塑剤、例えばフタル酸ジアルキル、リン酸
トリアリールまたは重合体状可塑剤、例えばCambridge
Industriesから市販のResoflex 296、およびUV吸収
剤、例えばCiba-Geigyから市販のTinuvin またはGAF か
ら市販のUvinul、を含むことができる。可塑剤は約10
重量%までの量で、UV吸収剤は約10重量%までの量
で、存在することができる。第一熱可塑性接着層は、そ
の下にある光接着層を損なわない溶剤から被覆すべきで
ある。好ましい溶剤は水である。第一熱可塑性接着層の
乾燥被覆重量は約2〜約20 g/m2 、より好ましくは約
5〜15 g/m2 、最も好ましくは約6〜約10 g/m2
である。
【0027】第一熱可塑性接着層は、熱および圧力をか
けてラミネートした時に、約50℃〜約180℃、好ま
しくは60℃〜120℃、より好ましくは60℃〜10
0℃、の温度で受けシートに移行可能である必要があ
る。
【0028】通常の室温条件下では、第一熱可塑性接着
層は本質的に非粘着性である。感光性要素は、第一熱可
塑性接着層の上にフォトマスクを配置し、第一熱可塑性
接着層およびフォトマスクを通して着色層および光接着
層を化学放射線で像様露光する。材料は、この分野で良
く知られた手段により露光する。その様な露光は、真空
フレーム条件下で、光源から発する化学放射線で露光す
ることにより行なうことができる。水銀蒸気放電ランプ
が好ましい化学放射線源である。他の放射線源、例えば
ハロゲン化金属ランプ、カーボンアーク、パルスキセノ
ンおよびレーザー、も使用できる。材料中の光の散乱を
少なくするために、光吸収フィルターを使用するとよ
い。次いで、感光性要素の非粘着性第一熱可塑性接着層
表面からフォトマスクを単純に除去する。感光性要素の
層は無傷で残り、その上に潜像を有する。
【0029】次いで、感光性要素を一時的受けシートに
ラミネートする。一時的受けシートは、ラミネートおよ
び乾燥現像工程に耐えられれば、事実上どの様な材料で
もよい。この目的には、白色プラスチックシート、例え
ばICIから市販されている接着前処理したポリエステ
ルMelinex 3020フィルム、が有用である。また、プラス
チック被覆紙シート、例えばSchoeller から市販のポリ
エチレン被覆紙、も使用できる。他の基材としては、
木、ガラス、金属、紙、およびその他がある。一時的受
けシート基材は、熱的に活性化する第二熱可塑性接着層
を含むが、この層は、光接着層に塗布した第一熱可塑性
接着層用に適当であるとして上に記載した組成物のいず
れでもよい。
【0030】ラミネートは、感光性要素の第一熱可塑性
接着層を一時的受けシートの第二熱可塑性接着層と接触
させ、次いでそれらの材料を、一対の加熱したラミネー
ティングローラーのニップに通し、適度の圧力をかける
ことにより行なう。適当なラミネート温度は約60℃〜
120℃、好ましくは70℃〜100℃、である。
【0031】ラミネート後、一時的受けシートおよびカ
バーシートを剥離することにより、着色層の露光区域は
光接着層および第一および第二熱可塑性接着層を介して
一時的受けシートに接着して残り、非露光区域はカバー
シートおよび架橋したフェノール層と共に除去され、そ
れによって一時的受けシート上に着色された陰画像が形
成される。透明なカバーシートは受けシートから、室温
で、指による一定した連続動作で剥離する。剥離方向に
対して約90°を超える剥離角度が好ましい。
【0032】剥離により、着色層の露光区域は光接着層
に接着して残り、光接着層は受けシート上の第一および
第二接着層を介して全体的に一時的受けシートに接着し
ている。着色層の非露光区域は、受けシートから剥離さ
れたカバーシート上に全体的に残っているフェノール層
上に残る。こうして、受けシート上に陰画像が残る。
【0033】多色画像を得るには、順に透明カバーシー
ト、架橋したフェノール層、別の色を有する着色層、光
接着層および第一熱可塑性接着層を含んでなる別の感光
性要素を、その第一熱可塑性接着層および別の色分離露
光マスクを通して同様に露光する。この第二の露光マス
クを除去した後、この要素を一時的受けシート上の第一
画像の上に正確に重ねてラミネートする。追加した感光
性要素のカバーシートから一時的受けシートを剥離する
ことにより、第二の色を乾式現像する。第二の陰画像が
その感光性接着層および第一熱可塑性接着層と共に第一
画像上に残る。第二の画像を形成させるのに使用した方
法と同様にして、第三および第四の画像を追加すること
ができる。通常、望ましい画像を全色再現するには、4
つの着色層を使用する。これらの4色とは、シアン、マ
ゼンタ、イエローおよびブラックである。
【0034】この時点まで、先行する画像はすべて左右
が逆である、すなわち所望の画像の鏡像再現になってい
る。鏡像を反転させて正しい画像にするには、一時的受
けシートを同様に画像を介して永久的受けシートに、熱
および圧力をかけてラミネートする。この最後のラミネ
ートおよび転写により、画像は永久的受けシート上で反
転して正しい画像になる。永久的受けシートは、カバー
シートまたは一時的受けシートの基材に有用であるとし
て上に記載した寸法的に安定した基材のいずれでもよ
い。さらに、必要に応じて一時的受けシートの基材を剥
離することができる。好ましくは、永久的受けシートは
白色不透明であり、一時的受けシートは透明であるが、
これらは必要条件ではない。
【0035】最終画像のつや消し仕上げは、その画像の
光沢のある上表面に、つや消し材料、例えばICIから
市販のMelinex 377 フィルム、で凹凸を付けることによ
って得られる。これは、最終画像とつや消し材料とを一
緒にラミネートし、つや消し材料を除去することにより
行なう。
【0036】本発明の画像形成手順にしたがうことによ
り、類似の感光性要素をカバーシートを通して露光し、
画像を感光性要素から永久的受けシートに直接転写して
画像を形成する方法と比較して、画像の解像度および露
光寛容度が改良されることが分かった。
【0037】以下に例は本発明をさらに説明するための
ものであるが、これらの諸例は本発明を限定するもので
はない。
【0038】例1 この例は、本発明で使用する感光性材料の製造を示す。フェノール系剥離層 フェノール系層溶液は、メチルエチルケトン(MEK)
47g、Dowanol PM47g、ポリ−p−ヒドロキシスチ
レン(分子量6,200、Hoechst Celanese Corporati
onから市販)3g、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂(C
ymel 303, Cyanamid)1g、およびp−トルエンスルホ
ン酸0.2gを混合することにより製造した。この溶液
をICIから市販の2ミルのポリエステルMelinex 505
に被覆重量0.5 g/m2 に塗布した。この層を、加熱炉
中、110℃で2分間乾燥させることにより、架橋させ
た。架橋はMEK摩擦により確認した。
【0039】着色層溶液 下記の成分を下記の重量部で混合することにより、4種
類の着色層溶液を製造した。成分−着色層 シアン イエロー マゼンタ ブラック テトラヒドロフラン 200 200 200 200 4-ヒドロキシ-4- メチル−ペンタノン 150 150 150 150 1-メトキシ-2- プロパノール 444 465 489 490 Formvar 12/85 樹脂 12 13 15 18 Sartomer 369(Sartomer Co.、 ヒドロキシエチルイソシアヌレート トリアクリレートモノマー) 10 12 16 15 Hostaperm B2G 14 - - - Permanent Yellow GR - 14 - - Permanent Red FBB - - 24 - Printex 25 - - - 24
【0040】顔料は、ある量のFormvar 12/85 および溶
剤に分散させた。着色溶液を、カバーシート上の架橋フ
ェノール層上にMeyer rod #12 で塗布し、乾燥させた。
被覆重量は0.8 g/m2 であった。
【0041】光接着層溶液の製造 光接着層に有用なエチレン性不飽和基を含む重合体を製
造するために、Monsanto製の、遊離水酸基(ポリビニル
アルコールの%として表わして10.5〜13%)を含
むButvar 79 ポリビニルブチラール樹脂50gを、酢酸
n−ブチル200g中に室温で攪拌しながら入れた。こ
の溶液に、メタクリル酸イソシアナートエチル(Monome
r, Polymer & Dajac Laboratories, Inc.) 20g、お
よび触媒としてジラウリン酸ジブチルスズ0.05gを
加えた。この混合物を一晩攪拌した後、重合体のIRス
ペクトルにイソシアネート帯は見られなかった。こうし
て、メタクリル酸エステル基を含む重合体を製造した。
上記の原溶液10gに、モノマーとしてSartomer 399、
ペンタアクリル酸ジペンタエリスリトール(SartomerCo.
から市販)0.38g、および開始剤として2−ビフ
ェニル−4,6−ビス−トリクロロメチル−s−トリア
ジン0.1gを加えて、光接着層配合物を完成させた。
次いで、着色層に光接着層溶液をMeyer rod #24 で上塗
りし、乾燥させた。被覆重量は6.8 g/m2 であった。
【0042】第一接着剤溶液はCarboset XL-37水性アク
リル分散液(B.F. Goodrich から市販)であった。この
分散液を光接着層上にMeyer rod #24 で上塗りし、乾燥
させた。被覆重量は6 g/m2 であった。
【0043】例2 例1にしたがって、イエロー、マゼンタ、シアンおよび
ブラックのフィルムを製造した。イエローのフィルム
に、UGRA Plate Control Wedgeを使用し、接着剤層を通
し、化学放射線で、時間を変えて一連の露光を行なっ
た。露光後、フィルムを、一時的受けシートとしてPres
smatch Gloss Cover Sheet(Hoechst Celanese Corpora
tionから市販)に、接着剤対接着剤で、熱および圧力を
かけてラミネートした。着色層の支持体フィルムを剥離
して現像することにより、UGRA Plate ControlWedgeの
一連の画像が残された。最後に、予めポリ酢酸ビニル
(Hoechst から市販のMowital 30)の層で被覆し、密着
性を強化したPressmatch Commercial Receiverに、上記
の形成された画像を、画像を下にして、熱および圧力を
かけてラミネートし、一時的キャリヤーのフィルム支持
体を除去した。この工程をマゼンタ、シアンおよびブラ
ックフィルムに、それぞれの色に対して個別の一時的お
よび最終的受け基材を使用して繰り返した。こうして得
られた各色の画像を、クリアーステップおよびドットの
解像度に関して評価した。この評価結果は表1に示す通
りである。
【0044】 表1 クリアー イエロー マゼンタ シアン ブラック ステップ 2 3−99% 3−98% 2−99% 2−99% 3 3−99% 3−98% 3−99% 2−99% 4 2−99% 3−98% 2−99% 1−99% 5 2−99% 2−98% 1−99% 1−99% 6 1−98% 2−98% 1−98% 1−99% 7 1−98% 2−97% 1−97% 1−99%
【0045】例3(比較) 例1にしたがって、イエロー、マゼンタ、シアンおよび
ブラックのフィルムを製造した。イエローのフィルム
を、Pressmatch Commercial Receiver基材にラミネート
し、UGRA Plate Control Wedgeを使用し、透明カバーシ
ートを通し、化学放射線で時間を変えて露光し、カバー
シートを剥離して現像することにより、UGRAターゲット
の一連の画像を残した。
【0046】この工程をマゼンタ、シアンおよびブラッ
クフィルムに繰り返し、各色を個別の基材にラミネート
した。こうして得られた各色の画像を、クリアーステッ
プおよびドットの解像度に関して評価した。この評価結
果は表2に示す通りである。
【0047】 表2 クリアー イエロー マゼンタ シアン ブラック ステップ 2 3−98% 3−98% 3−99% 10−99% 3 3−98% 3−98% 3−98% 10−99% 4 2−97% 3−97% 3−97% 4−98% 5 2−96% 2−96% 3−96% 3−98% 6 2−95% 2−95% 2−95% 2−96% 7 2−90% 2−90% 2−90% 2−90%
【0048】例2で本発明の方法にしたがって得た結果
を例3の比較方法と比較することにより、商業的に受け
入れられる3−97%ドット解像度を得るために、本発
明は全色に対して露光を6つの露光ステップ、すなわち
ステップ2−7、にわたって変えられることが分かる。
対照的に、比較例の画像形成方法では、その様な解像度
は3ステップ、すなわちステップ2−4で得られるに過
ぎない。
【0049】例4 この例は、本発明の方法を使用して行なう4色校正を例
示する。上記の例にしたがって製造したイエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラックフィルムを、それらの接着
層を通して、各色に対応する色分解ネガを使用し、同時
に同じ露光時間で露光した。ブラックフィルムを、接着
剤対接着剤でPressmatch Gloss Cover Sheetにラミネー
トし、その透明支持体層を剥離して現像した。次にシア
ン色フィルムをブラック画像と正確に重ね合わせてラミ
ネートし、再度剥離現像した。これらのラミネートおよ
び現像工程をマゼンタおよびイエローの画像に対して繰
り返し、Pressmatch Gloss Cover Sheet上に4色画像を
得た。次にこの4色サンドイッチ構造を、例1と同様に
ポリ酢酸ビニルで予め被覆したPressmatch Commercial
Receiverにラミネートした。 Cover Sheetから透明フィ
ルム支持体を除去することにより、原画が十分な解像度
で再現され、全色が良好なドット再現を示していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/11 G03F 7/11 7/34 7/34

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(A)〜(I)を含んでなることを特
    徴とする陰画像の製造法。 (A)上から下に向かって順に、下記(i)〜(v)を
    含んでなる感光性要素を製造すること、(i) 寸法安定性
    のあるカバーシート、(ii) 架橋した剥離層(この剥離
    層は、カバーシートに密着した、フェノール基を有する
    重合体を含んでなる)(iii) 着色層(この着色層は、有
    機結合剤、付加重合可能な不飽和モノマー、着色剤、お
    よび必要に応じて光反応開始剤を含んでなり、ここで、
    結合剤は、着色層成分を均一な被膜に結合するのに十分
    な量で存在し、必要に応じて使用する光反応開始剤は、
    存在する場合、重合性モノマーの重合を開始するのに十
    分な量で存在し、重合性モノマーは、要素を化学放射線
    で像様露光した時に画像形成するのに十分な量で存在
    し、着色剤は、着色層を均一に着色するのに十分な量で
    存在する)、(iv) 光接着層(この光接着層は、エチレ
    ン性不飽和の光架橋性基を有し、分子量が約3,000
    を超える感光性重合体、少なくとも1個のエチレン性不
    飽和基を有する重合性モノマー、および必要に応じて光
    反応開始剤を含んでなり、ここで、必要に応じて使用す
    る光反応開始剤は、存在する場合、重合性モノマーの重
    合および感光性重合体の架橋を開始するのに十分な量で
    存在する)、(ここで着色層および光接着層の少なくと
    も一方が光反応開始剤を含む)および(v) 第一熱可塑性
    接着層 (B)第一熱可塑性接着層の上にフォトマスクを配置
    し、第一熱可塑性接着層およびフォトマスクを通して着
    色層および光接着層を化学放射線で像様露光すること、 (C)感光性要素からフォトマスクを除去すること、 (D)平滑な基材を含んでなり、前記基材の上に第二熱
    可塑性接着層を有する一時的受けシートに、感光性要素
    を、第一熱可塑性接着層を第二熱可塑性接着層に密着さ
    せて熱および圧力をかけることにより、ラミネートする
    こと、 (E)一時的受けシートおよびカバーシートを剥離し、
    着色層の露光区域を、光接着層および第一および第二熱
    可塑性接着層を介して一時的受けシートに密着させたま
    ま残し、非露光区域をカバーシートおよび架橋したフェ
    ノール層と共に除去し、それによって一時的受けシート
    上に着色陰画像を形成させること、および (F)必要に応じて工程(A)〜(E)を少なくとも1
    回繰り返し、少なくとも1種の異なった着色剤を有する
    別の感光性要素を、その光接着層および第一熱可塑性接
    着層を介して、一時的受けシート上に予め形成された画
    像に転写すること、(G)一時的受けシートを、画像を
    介し、熱および圧力をかけて、永久的受けシートに張り
    合わせること、 (H)必要に応じて、画像を化学放射線で全面露光する
    こと、および (I)必要に応じて、一時的受けシートの基材を剥離す
    ること。
  2. 【請求項2】カバーシートがポリエチレンテレフタレー
    トを含んでなる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】剥離層が、架橋したノボラック樹脂、クレ
    ゾール−ホルムアルデヒド樹脂、ポリヒドロキシスチレ
    ンの単独重合体、ポリヒドロキシスチレン含有重合体、
    またはフェノール基を含むアクリル重合体を含んでな
    る、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】着色層が、スチレン/無水マレイン酸共重
    合体およびそれらのハーフエステル、アクリル重合体お
    よび共重合体、ポリアミド、ポリビニルピロリドン、セ
    ルロース系樹脂、フェノール系樹脂、ポリビニルアセタ
    ール、ポリ酢酸ビニルおよびそれらの共重合体からなる
    群から選択された1種またはそれより多い有機結合剤を
    含んでなる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】工程A(iii) およびA(iv)における不飽和
    モノマー成分が、ジメタクリル酸トリエチレングリコー
    ル、ジアクリル酸トリプロピレングリコール、ジメタク
    リル酸テトラエチレングリコール、ジメタクリル酸ジエ
    チレングリコール、ジアクリル酸1,4−ブタンジオー
    ル、ジメタクリル酸1,6−ヘキサンジオール、テトラ
    アクリル酸ペンタエリスリトール、ペンタアクリル酸ジ
    −ペンタエリスリトール、トリアクリル酸トリメチロー
    ルプロパン、トリメタクリル酸トリメチロールプロパ
    ン、トリアクリル酸ペンタエリスリトール、ビスフェノ
    ールAエトキシレートジメタクリレート、トリメチロー
    ルプロパンエトキシレートトリアクリレート、トリメチ
    ロールプロパンプロポキシレートトリアクリレート、ビ
    スフェノールAジエポキシドジメタクリレートおよびビ
    スフェノールAジエポキシドジアクリレートからなる群
    から選択された1種またはそれより多いモノマーを含ん
    でなる、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】着色層が顔料を含んでなる、請求項1に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】着色層および光接着層の両方が光反応開始
    剤を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】工程A(iii) およびA(iv)における光反応
    開始剤成分が、2,3−ジ(4−メトキシフェニル)キ
    ノキサリン、9−フェニルアクリジン、2−ビフェニル
    −4,6−ビス−トリクロロメチル−5−トリアジン、
    ビス(2,4,5−トリフェニル)イミダゾール、ビス
    −トリクロロメチル−s−トリアジン、アセトフェノ
    ン、チオキサントンおよびそれらの誘導体からなる群か
    ら選択された1種またはそれより多い光反応開始剤を含
    んでなる、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】着色層が、可塑剤、粘着性付与剤、安定
    剤、帯電防止組成物、UV吸収剤、スペクトル増感剤、
    光学増白剤、不活性充填材、露光指示剤、重合防止剤、
    界面活性剤、水素原子供与体、ハレーション防止剤、お
    よび光活性化剤からなる群から選択された1種またはそ
    れより多い成分をさらに含んでなる、請求項1に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】光接着層が、アクリレートまたはメタク
    リレートを含む重合体からなる群から選択された感光性
    重合体を含んでなる、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】光接着層が、水酸基を含むアセタール樹
    脂とメタクリル酸イソシアナートエチルの付加物、ヒド
    ロキシ含有アセタール樹脂と、無水アクリル酸、無水メ
    タクリル酸、アクリル酸、メタクリル酸または塩化アク
    リロイルの反応生成物、およびアクリル酸化またはメタ
    クリル酸化されたポリビニルアセタール重合体からなる
    群から選択された感光性重合体を含んでなる、請求項1
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】光接着層が、可塑剤、粘着性付与剤、安
    定剤、帯電防止組成物、UV吸収剤、スペクトル増感
    剤、光学増白剤、不活性充填材、露光指示剤、重合防止
    剤、界面活性剤、水素原子供与体、ハレーション防止
    剤、および光活性化剤からなる群から選択された1種ま
    たはそれより多い成分をさらに含んでなる、請求項1に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】第一および第二熱可塑性接着層のそれぞ
    れが独立して、アクリル重合体、ポリ酢酸ビニル/クロ
    トン酸共重合体、ポリビニルピロリドン/ポリ酢酸ビニ
    ル共重合体、ポリ酢酸ビニル重合体、スチレン/無水マ
    レイン酸共重合体、およびウレタン重合体からなる群か
    ら選択された熱可塑性樹脂を含んでなる、請求項1に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】第一および第二熱可塑性接着層のそれぞ
    れが独立して、可塑剤およびUV吸収剤からなる群から
    選択された1種またはそれより多い成分を含んでなる、
    請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】第一および第二熱可塑性接着層が室温で
    本質的に非粘着性である、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】一時的受けシートの基材が、ポリエステ
    ル、ポリエチレン被覆紙、木、ガラス、金属および紙か
    らなる群から選択された材料を含んでなる、請求項1に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】一時的受けシートの基材が透明である、
    請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】永久的受けシートが、紙、被覆紙、また
    は重合体状フィルムを含んでなる白色不透明の材料であ
    る、請求項1に記載の方法。
  19. 【請求項19】結合剤が着色層中に、乾燥した着色層の
    約20〜約80重量%の量で存在し、不飽和モノマーが
    着色層中に約5〜約50重量%の量で存在し、光反応開
    始剤成分が約0.01〜20重量%の量で存在し、着色
    剤が約5〜50重量%の量で存在し、着色層の乾燥被覆
    重量が約0.1〜約5 g/m2 である、請求項1に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】感光性重合体が光接着層中に、乾燥した
    光接着層の約1〜約30重量%の量で存在し、重合性モ
    ノマーが光接着層中に約10〜約40重量%の量で存在
    し、光反応開始剤が光接着層中に約5〜20重量%の量
    で存在し、光接着層の乾燥被覆重量が約2〜20 g/m2
    である、請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】カバーシートがポリエチレンテレフタレ
    ートを含んでなり、剥離層が、架橋したノボラック樹
    脂、クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂、ポリヒドロキ
    シスチレンの単独重合体、ポリヒドロキシスチレン含有
    重合体、またはフェノール基を含むアクリル重合体を含
    んでなり、 着色層が、スチレン/無水マレイン酸共重合体およびそ
    れらのハーフエステル、アクリル重合体および共重合
    体、ポリアミド、ポリビニルピロリドン、セルロース系
    樹脂、フェノール系樹脂、ポリビニルアセタール、ポリ
    酢酸ビニルおよびそれらの共重合体からなる群から選択
    された1種またはそれより多い有機結合剤を含んでな
    り、 工程A(iii) およびA(iv)における不飽和モノマー成分
    が、ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジアクリ
    ル酸トリプロピレングリコール、ジメタクリル酸テトラ
    エチレングリコール、ジメタクリル酸ジエチレングリコ
    ール、ジアクリル酸1,4−ブタンジオール、ジメタク
    リル酸1,6−ヘキサンジオール、テトラアクリル酸ペ
    ンタエリスリトール、ペンタアクリル酸ジ−ペンタエリ
    スリトール、トリアクリル酸トリメチロールプロパン、
    トリメタクリル酸トリメチロールプロパン、トリアクリ
    ル酸ペンタエリスリトール、ビスフェノール−A−エト
    キシレートジメタクリレート、トリメチロールプロパン
    エトキシレートトリアクリレート、トリメチロールプロ
    パンプロポキシレートトリアクリレート、ビスフェノー
    ルAジエポキシドジメタクリレートおよびビスフェノー
    ルAジエポキシドジアクリレートからなる群から選択さ
    れた1種またはそれより多いモノマーを含んでなり、 着色層が顔料を含んでなり、 工程A(iii) およびA(iv)における光反応開始剤成分
    が、2,3−ジ(4−メトキシフェニル)キノキサリ
    ン、9−フェニルアクリジン、2−ビフェニル−4,6
    −ビス−トリクロロメチル−5−トリアジン、ビス
    (2,4,5−トリフェニル)イミダゾール、ビス−ト
    リクロロメチル−s−トリアジン、アセトフェノン、チ
    オキサントンおよびそれらの誘導体からなる群から選択
    された1種またはそれより多い光反応開始剤を含んでな
    り、 光接着層が、水酸基を含むアセタール樹脂およびメタク
    リル酸イソシアナートエチルの付加物、ヒドロキシ含有
    アセタール樹脂と、無水アクリル酸、無水メタクリル
    酸、アクリル酸、メタクリル酸または塩化アクリロイル
    の反応生成物、およびアクリル酸化またはメタクリル酸
    化されたポリビニルアセタール重合体からなる群から選
    択された感光性重合体を含んでなり、 第一および第二熱可塑性接着層のそれぞれが独立して、
    アクリル重合体、ポリ酢酸ビニル/クロトン酸共重合
    体、ポリビニルピロリドン/ポリ酢酸ビニル共重合体、
    ポリ酢酸ビニル重合体、スチレン/無水マレイン酸共重
    合体、およびウレタン重合体からなる群から選択された
    熱可塑性樹脂を含んでなり、 一時的受けシートの基材が、ポリエステル、ポリエチレ
    ン被覆紙、木、ガラス、金属および紙からなる群から選
    択された材料を含んでなり、 永久的受けシートが、紙、被覆紙、または重合体フィル
    ムを含んでなる白色不透明の材料である、請求項1に記
    載の方法。
  22. 【請求項22】剥離層が、p−トルエンスルホン酸触媒
    の存在下でメラミン−ホルムアルデヒド樹脂により架橋
    されたポリ−p−ヒドロキシスチレンを含んでなり、着
    色層が顔料、1モル当量のトリメチルヘキサメチレンジ
    イソシアネートと2モル当量の2−ヒドロキシエチル−
    4,6−ビス−アクリルオキシエチルイソシアヌレート
    のウレタン付加物、2−ビフェニル−4,6−ビス−ト
    リクロロメチル−s−トリアジン光反応開始剤、および
    ポリビニルホルマール結合剤を含んでなり、光接着層
    が、ジラウリン酸ジブチルスズの存在下における遊離水
    酸基含有ポリビニルブチラール重合体とメタクリル酸イ
    ソシアナートエチルの反応生成物、ペンタアクリル酸ジ
    ペンタエリスリトールである重合性モノマー、および2
    −ビフェニル−4,6−ビス−トリクロロメチル−s−
    トリアジンである光反応開始剤を含んでなる感光性重合
    体を含んでなる、請求項1に記載の方法。
  23. 【請求項23】カバーシートおよび一時的受けシートが
    ポリエチレンテレフタレートを含んでなり、第一および
    第二熱可塑性接着層がアクリル重合体を含んでなり、永
    久的受けシートが白色不透明材料である、請求項22に
    記載の方法。
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