JPH09287371A - 開閉体装置 - Google Patents

開閉体装置

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JPH09287371A
JPH09287371A JP9858696A JP9858696A JPH09287371A JP H09287371 A JPH09287371 A JP H09287371A JP 9858696 A JP9858696 A JP 9858696A JP 9858696 A JP9858696 A JP 9858696A JP H09287371 A JPH09287371 A JP H09287371A
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Hiroyuki Onobori
宏幸 尾登
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幸彦 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で火災等での高温度を早期検知し
て開閉体の開閉がより安全に行えること、及び火災等で
高温度状態となっても極力開閉が不定状態となるのを避
けることができること。 【解決手段】 シャッターケースのまぐさ内側でかつ開
口部近傍には、火災時の温度を検知する温度検知体41
が設けられる。温度検知体41は制御手段10の開放側
回路11に耐熱用配線40を介して直列接続される。火
災等で温度検知体41が設定された所定温度を検知する
とリレー接点が開き、電動でのシャッター上昇が制限さ
れる。これにより、火災時に開閉を安全化でき、延焼の
防止に寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッターやドア
等の開閉体を開閉する開閉体装置に係り、特に、火災時
における開閉体の開閉をより安全に制御することができ
る開閉体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開口部を昇降するシャッターやドア等開
閉体は、閉鎖により室内と室外を区画する。そして、火
災時の防火用に特別設計されたシャッターや防火ドア
は、防火の規格に従いスラットやドアが厚く形成されて
おり所定の防火性能を有している。対して、一般のシャ
ッターは、防犯や間仕切りを行うものであって、火災に
対する防火区画の形成を目的として設置されているもの
ではないが、万一火災が発生したときには、このシャッ
ターで一時的ではあるが上記防火区画を形成するという
役割を担うこととなる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的な電動シャッタ
ーの場合、開閉機を駆動してシャッターカーテンを開閉
制御する制御手段が設けられる。この電動シャッターの
制御手段は、火災発生したときに生じる極めて高い温度
域までを温度仕様範囲とする構成にはなっていない。
【0004】このような制御手段は、火災発生により炙
られて高温になり、その結果回路が溶融または焼損して
内部や所定の配線が短絡または地絡状態になってしまう
と、シャッターは外部操作で開閉制御することができ
ず、シャッターの開閉が不定状態となることは避けられ
ない。しかしながら、この一般の電動シャッターであっ
ても万一の火災時に可能な限り、開閉制御が不定状態と
ならないようにできることが望ましい。
【0005】上記説明では、シャッターは火災発生時に
防火区画を形成するために閉鎖制御されるものとして説
明したが、これとは逆に内部の人を外部に避難させるた
め、あるいは消火等の目的でシャッターを開放制御した
いときもある。さらに、火災発生時に直ちにはシャッタ
ーを閉鎖/開放制御せず、開閉制御が必要なシャッター
を手動で開閉操作したり、途中位置で停止状態に保持し
たいときもある。上記各異なる開閉制御(操作)は、実
際的にはシャッターの設置位置と火災の発生位置/延焼
度合い等によって、各シャッター別に異なる開閉制御
(操作)が行われている。
【0006】火災発生の通報から消防隊等が到着するま
での時間は通常は5〜20分とされているので、上記要
望への対処策は、火災の炎が直接所定のシャッターに近
接したとき(あるいはシャッターが高温になったと
き)、これを早期に検知して防火区画の形成等早急にシ
ャッターをより安全な方向に開閉できる構成、及びこの
シャッターが火災等の炎に炙られ高温になっても(最悪
制御手段等が焼損しても)上述した消防隊等が到着する
までの間、極力シャッター開閉が不定状態となるのを避
け得る構成とすることにある。
【0007】尚、開閉機にはこの開閉機自体の温度を検
知する温度検知体が設けられ、所定温度以上になったと
きは開閉機を停止させる構成となっているが、これは連
続的な開閉動作等による開閉機の損傷を防止することを
主目的としており、上述したような火災発生に対処でき
るようにはなっていない。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みて成されたもの
であり、簡単な構成で火災等での高温度を早期検知して
開閉体の開閉がより安全に行えること、及び火災等で高
温度状態となっても極力開閉が不定状態となるのを避け
ることができる開閉体装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の開閉体装置は、開閉体の近傍に設けられ、
所定温度に達したときこれを検知する温度検知体41
と、前記開閉体を開閉する開閉機Mを駆動制御し、前記
温度検知体41が所定温度を検知したときに開閉体Mの
開放/あるいは閉鎖のいずれかを制限する制御手段10
と、を具備したことを特徴としている。
【0010】また、前記温度検知体41は、前記制御手
段10における開閉体の開放側回路11に直列に設けら
れ、前記所定温度に達したとき接点が開くことにより、
開閉体Mの開放を制限する構成としてもよい。
【0011】また、前記温度検知体41から前記制御手
段10への接続線に耐熱用配線40が用いられた構成と
することができる。
【0012】また、前記制御手段10は、前記温度検知
体41による所定温度検知時に対応する警報を外部に報
知する報知部73を有する構成としてもよい。
【0013】また、前記温度検知体41は、比較的低い
初期温度を検知する初期温度検知体66と、前記初期温
度検知体66で検知される温度より高い温度を検知する
高温度検知体69によって構成され、前記制御手段10
は、初期温度検知体66で検知された後、高温度検知体
69で検知されるまでの温度変化に基づいて開閉体に対
する上記開閉の制限の実行/あるいは復帰のいずれかを
判断処理する構成としてもよい。
【0014】また、前記制御手段10は、初期温度検知
体66で検知されたことを外部に報知するための初期温
度検知手段62と、該初期温度が検知されたことを受け
て計時を開始し、タイムアップまでの間に初期温度検知
体で検知される温度が初期温度より低い温度に低下した
とき、計時をリセットし初期温度検知状態に復帰させる
タイマ手段63と、前記タイマ手段63による計時の期
間中に高温度検知体66で高温度が検知されたとき、開
閉体に対する上記開閉の制限を実行する高温度検知手段
64と、を有する構成としてもよい。
【0015】また、前記温度検知体41は、前記開閉機
Mや、該開閉機Mを開閉駆動する制御手段10等が収納
されたケース内の温度を検知する構成としてもよい。
【0016】また、前記開閉体は、複数のスラットから
なるシャッター50で構成され、前記温度検知体41
は、シャッターケース51のまぐさ51a内側でかつ開
口面の近傍に設けられた構成としてもよい。
【0017】また、前記温度検知体41から前記制御手
段10への接続線が前記シャッターケース51より離れ
て配線してもよい。
【0018】また、前記制御手段10は、シャッターケ
ース51内部であって、該シャッターケース51から所
定量離れた位置に設けられた収納ケース内に収納された
構成としてもよい。
【0019】また、本発明の開閉体装置は、開閉体の近
傍に設けられ、所定温度に達したとき溶融する温度フュ
ーズ44aを有し、開閉体を開閉する制御手段10に供
給する電源ラインACの1次側を遮断自在な遮断手段4
4を設けたことを特徴とする。
【0020】また、前記遮断手段44の2次側電源ライ
ンACに接続され、該遮断手段44による1次側電源遮
断後における電源として用いられる非常電源45と、前
記非常電源45を制御手段10に供給するための非常電
源開閉器46と、を有する構成としてもよい。
【0021】開閉体の近傍に設けられた温度検知体41
は火災発生等で所定温度に達したとき検知し、これを受
けて制御回路10は予め設定された開閉体の開放/ある
いは閉鎖のいずれかを制限する。例えば、開閉体の開放
を制限する設定にしておくと、火災発生が検知されると
電動で開閉体が開放方向に制御されることがなく、延焼
をできるだけ抑えることができる。一方、開閉体の閉鎖
を制限する設定にしておくと、火災発生が検知されると
電動で開閉体が閉鎖方向に制御されることがなく、人の
避難及び消火を優先させることができる。これらは予め
設定でき、また、制限された方向への開閉は手動で任意
に行える状態にある。温度検知体41は、開閉体がシャ
ッターであるとき、まぐさ51aの内側でかつ開口面の
近傍に設けることにより、温度変化を敏感に検知でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
回路図である。この実施の形態では開閉体としてシャッ
ターを上下に開閉制御する構成を例に説明する。同図に
は制御手段10が図示されており、シャッターを開閉駆
動する開閉機M、及びブレーキBCは電源ラインACに
正転用、逆転用のリレー接点OM,CMを介して接続さ
れている。制御手段10は、電源ラインACに接続され
た開放側回路11と、閉鎖側回路12を有し、操作スイ
ッチPBSの操作により開閉機Mを介してシャッターを
昇降させる。開放用回路11は、上昇用の押釦スイッチ
30と、この押釦スイッチ30に直列な開放用リレー3
1で構成される。閉鎖側回路12は、降下用の押釦スイ
ッチ32と、この押釦スイッチ32に直列な閉鎖用リレ
ー33で構成される。
【0023】また、常閉接点の停止用押釦スイッチ36
を介してこれら開放側回路及び閉鎖側回路11,12の
開放、閉鎖用の各リレー31,33にはそれぞれ並列
に、開放用の自己保持用リレー接点34及び閉鎖用の自
己保持用リレー接点35が接続される。そして、上昇用
の押釦スイッチ30が押下されると、自己保持用リレー
接点34が閉じ、開放用リレー31が通電され、正転用
のリレー接点OMが閉じ開閉機Mに対して開放用の電源
が供給される。
【0024】以降は、上昇用の押釦スイッチ30が離さ
れても自己保持用リレー接点34を介して開放用リレー
31が継続して通電され、開閉機Mが連続して駆動しシ
ャッターが開放されるようになっている。シャッターが
上限位置に達すると、開放側回路11の開放用リレー3
1に直列な上限用リミットスイッチ37が開き、開放用
リレー31が非通電状態となり、正転用のリレー接点O
Mが開き開閉機Mは上限位置で停止する。
【0025】シャッター降下の動作は、上記開放の動作
とほぼ同様に、降下用の押釦スイッチ32の操作によ
り、自己保持用リレー接点35を介して閉鎖用リレー3
3に対する自己保持動作が行われ、シャッターは下限用
リミットスイッチ38が開くまで連続して降下する。上
昇、降下の途中で停止用押釦スイッチ36が操作される
と開放用リレー31あるいは閉鎖用リレー33が非通電
状態となり、開閉機Mは停止する。
【0026】開放側回路11において、開放用リレー3
1と上限用リミットスイッチ37との間には、耐熱用配
線40を介して温度検知体41が設けられる。この耐熱
用配線40は、火災によっても溶融、焼損しにくいアル
ミポリエステルテープや、銅テープ等で遮蔽された線材
等のものを用いる。この温度検知体41は、火災を想定
して所定の高温度(例えば100〜300℃のうち設定
された任意の温度)になったとき常閉接点が開くもの
で、サーモスタット等が用いられる。
【0027】図2(a),(b)は、温度検知体41が
設けられたシャッターを示す正断面図、側断面図であ
る。図示のように、シャッターカーテン(スラット)5
0は、上部に設けられるシャッターケース51内の開閉
機Mによって開口部を昇降する。また、上記制御手段1
0は開閉機Mを制御する。この制御手段10は、埃等の
防止を兼ねて必要に応じ断熱材を用いた収納ケース内に
収容された状態でシャッターケース51から所定量離れ
た内部に設けられる。これにより、火災時にシャッター
ケース51の温度が上昇しても制御手段10内部の温度
上昇を緩やかにすることができるようになる。
【0028】これら開閉機、及び開閉機Mを開閉駆動す
る制御手段10が収納されたシャッターケース51の内
部には、前記温度検知体41が設けられる。この温度検
知体41は、シャッターケース51の内部で、例えば制
御手段10の近傍や、まぐさ51aの内側(シャッター
ケース51内部側)でかつ開口面(シャッターが昇降す
る部分)近傍に設けることができる。この場合、制御手
段10に対しては上記耐熱用配線40で接続される。
【0029】ここで温度検知体41は、上記まぐさ51
aの内側でかつ開口面に近接した位置(図中実線で示す
室内側位置)あるいは、反対の室外側の位置(図中点
線)のいずれかに配置すると、後述するように温度上昇
を敏感に検知することができる。また、同位置であれば
シャッターケース51の幅方向(同図(a)の横方向)
に移動配置してもよい。しかしながら、温度検知体41
の配置位置は、上記位置のみに限定されるものではな
く、例えばシャッターケース51内のいずれかや、ガイ
ドレール内等、シャッター自体や設置場所の特性を勘案
して決めればよい。さらには、開閉機の温度を検知する
温度検知体の配置位置が外部の火災発生を敏感に検知で
きる位置であり、かつ、この温度検知体が火災に対応し
た高温度まで検知できる構成とすれば、これを利用する
ことも考えられる。
【0030】ところで、上記制御手段10及び、耐熱用
配線40は、シャッターケース51から離して配置す
る。具体的には、シャッターケース51に直接接しない
ように懸下したりする。このときシャッターケース51
の下面には接しない方がいい。これにより、火災発生時
にシャッターケース51の熱がこれら制御手段10、耐
熱用配線40に伝導しにくくなり、この結果、溶融、断
線しにくいため温度検知体41に検知された温度が制御
手段10で正しく把握できる可能性が増加する。
【0031】上記構成によれば、火災時に炎がシャッタ
ーに近接する等してシャッターケース51の温度が上昇
すると、この温度上昇は温度検知体41によって検知さ
れ、所定温度となったときに接点が開く。そして、制御
手段10及び耐熱用配線40は、シャッターケース51
から離れて配置されているため、制御手段10は、仕様
温度範囲にあり所定の制御を行える状態にある。また、
耐熱用配線40が焼損する可能性は非常に少ない。この
温度検知体41の接点が開くと、制御手段10の開放側
回路11の開放用リレー31が非通電状態となり、正転
用のリレー接点OMは開いた状態に保持される。
【0032】このように、火災時の温度上昇の検知で直
ちにシャッターの開放を制限することができるので、外
部に露出している操作スイッチPBSや、PBS迄の配
線が熱や炎で短絡したとしても、シャッターが電動で開
放されず、従って延焼等を防ぐことが期待できる。上述
のように、開放側回路11に直列に温度検知体41を設
ける構成とすることにより、火災時にはシャッターの開
放を防止することができるようになる。尚、この制限状
態でのシャッター上昇は手動で行うことができる。この
制限状態でのシャッター上昇は、周知の技術であるハン
ドル又はチェーンを用いて手動で行える。
【0033】次に、図3に示すのは、本発明の他の実施
形態を示す回路図である。同図において、制御手段10
は前述した実施形態と同一の構成であり、同一の構成部
には同一の符号を附して説明を省略する。制御手段10
に供給される電源ラインACの一次側には、温度フュー
ズ44aを有する遮断手段(温度フューズ付ナイフスイ
ッチ)44が設けられる。この温度フューズ付ナイフス
イッチ44は、前記図2(a),(b)で示した温度検
知体41同様に、シャッターケース51の内部であっ
て、シャッターカーテン50が昇降するまぐさ内側でか
つ開口面近傍の位置に設けられ、火災時に所定の高温度
となったときフューズが溶断する構成である。また、4
4bは過電流遮断用のフューズである。
【0034】この温度フューズ付ナイフスイッチ44の
二次側には、非常電源45が配線47を介して接続され
ており、電源ラインACと非常電源45との間には、非
常用開閉器46が設けられている。これら非常電源45
と非常用開閉器46は、シャッターの設置箇所からやや
離れた場所まで配線47により導出されており、火災時
において焼損していない限りシャッターに対し所定時間
の非常用電源が供給できる状態にあることを前提として
いる。通常時、この非常用開閉器46は開放側に切替え
られていて、制御手段10及び開閉機Mは電源ラインA
Cの電源によって駆動される。
【0035】上記構成によれば、火災時に炎がシャッタ
ーに近接する等してシャッターケース51の温度が上昇
すると、温度フューズ付ナイフスイッチ44の温度フュ
ーズ44aが溶断する。したがって、制御手段10の開
放側回路11の開放用リレー31が非通電状態となり、
正転用のリレー接点OMは開いた状態に保持される。
【0036】そして、火災時の温度上昇が検知されシャ
ッターの電源が遮断されるからシャッターが開放方向に
動作してしまうことがない。しかしながら、消火や人の
避難を行うためシャッターを開放させたいときには、非
常電源開閉器46を閉じる操作を行うことにより、非常
電源45により開閉機Mを作動させてシャッターを開放
できる。尚、電源ラインACが復電しこれを使用できる
場合には、非常電源開閉器46を開き非常電源45から
の電源供給を遮断する。
【0037】上記のように、火災発生等での温度上昇を
検知してシャッター電源を遮断し非常用の電源によりシ
ャッターを開閉する構成とすれば、火災発生後における
処置を適切に行うことができるようになる。
【0038】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。この実施形態においても上記実施の形態と同様の
制御手段10が用いられシャッターを開閉制御するもの
である。この実施形態では、上記シャッター開閉用の制
御手段10内部に、図4の回路図に示す火災検知手段6
0が設けられる。この火災検知手段60は、バッテリと
充電回路、あるいはAC電源等の電源61により作動す
る。この電源61には、初期温度検知手段62、タイマ
手段63、高温度検知手段64がそれぞれ並列に接続さ
れている。
【0039】初期温度検知手段62は、初期温度を検知
する温度検知体66、スイッチ部67、第1リレー68
(RY1)が直列接続されてなる。初期温度検知体66
は、常閉接点からなり、火災初期の段階での所定温度
(例えば100℃)になったとき接点が開くもので、例
えば温度検知体41同様のサーモスタットにより構成さ
れる。この初期温度検知体66は、耐熱用配線66aを
介して前記実施の形態で説明した温度検知体41同様に
シャッターケース51の適宜位置に設けられる。スイッ
チ部67は、第1リレー接点Ry1-1と、タイマ接点t
と、セット釦からなる。第1リレー68は通電により複
数の第1リレー接点群Ry1を切り替える。
【0040】タイマ手段63は、第1リレー接点Ry1
-2(常閉接点)と、第2リレー接点Ry2-2と、タイマ
リレーTからなる。タイマリレーTは、通電により所定
時間(例えば5分間)カウントし、カウントアップ時に
タイマ接点tを閉じる。尚、所定時間内に通電が遮断さ
れたときカウントはクリアされ、この後の通電で再度カ
ウントし始める。
【0041】高温度検知手段64は、高温度を検知する
高温度検知体69、スイッチ部70、第2リレー72
(RY2)が直列接続されてなる。高温度検知体69
は、常閉接点からなり、火災を示す高い所定温度(例え
ば150℃)になったとき接点が開くもので、例えば初
期温度検知体66同様のサーモスタットで検知温度が異
なる設定のものを用いる。この高温度検知体69は、耐
熱用配線69aを介して初期温度検知体66の側部な
ど、上記実施形態で説明した温度検知体41と同様の設
置位置に設けられる。スイッチ部70は、第2リレー接
点Ry2-1と、セット釦からなる。第2リレー72は通
電により複数の第2リレー接点群Ry2を切り替える。
【0042】初期温度報知部73,高温度報知部74
は、リセット後にリレー接点Ry1-3,Ry2-3が開い
たとき、対応して火災発生を報知するものであり、初期
温度及び高温度の2段階の報知を行う。また、常開のリ
レー接点Ry2-4は、制御手段10の開放側回路11に
直列に設けられる。即ち、このリレー接点Ry2-4は、
上記実施の形態で説明した図1の耐熱用配線40を介し
て接続され、接点が開くことにより、火災時にシャッタ
ーの上昇を制限する。
【0043】上記構成の動作を説明する。図5は、上記
構成の処理動作を示すフローチャートである。通常状態
において、セット釦を押下すると、初期温度検知手段6
2,高温度検知手段64は、いずれの温度検知センサ6
6,69とも閉じているから、第1リレー68,第2リ
レー72はいずれも通電され、第1リレー接点Ry1-
1,第2リレー接点Ry2-1が閉じてこの通電状態が自
己保持される。また、Ry1-3が閉じ、初期温度報知部
73がリセットされる。さらに、RY1-2が開き、タイ
マ手段63が待機状態となる。
【0044】火災発生により、初期温度検知体66がこ
の初期温度を検知すると(SP1)接点が開き、第1リ
レー68が非通電状態となり、第1リレー接点群Ry1
が切り換わる。即ち、第1リレー接点Ry1-1,Ry1
-3が開き、Ry1-2が閉じる(SP2)。初期温度報知
部73は、第1リレー接点Ry1-3の開放に基づき、火
災発生の初期段階であることを報知する(SP3)。具
体的には、警報ブザーを鳴らしたり、表示灯を点灯させ
たりし、また、中央管理室に警報を出力する。この報知
により、火災に対して初期段階での消火作業等を促す。
【0045】ところで、第1リレー68の非通電により
タイマ手段63の第1リレー接点Ry1-2が閉じ、タイ
マリレーTは、通電により所定時間(例えば5分間)カ
ウントし始め、カウントアップ時にタイマ接点tを閉じ
る。このタイマリレーTに設定されるカウント時間は、
太陽の照りつけ等、火災ではない一時的な特殊要因を除
く為の期間に相当する。即ち、カウントアップするまで
に、高温度検知がされず(SP4)、かつ、火災の温度
が初期温度以下に低下したときには(SP5)、初期温
度検知体66は再度復帰して閉じるため、カウントアッ
プする迄の期間内に火災が消火等で衰えると初期温度検
知手段62がリセットされ(SP6)、再度、初期温度
検知手段62は初期温度に達したが否かの検知に復帰す
る。
【0046】しかしながら、火災が衰えずさらに継続し
たときには、さらに高い温度となる。この場合、高温度
検知手段64の高温度検知体69は、初期温度を超えた
高い温度になったとき開くため、第2リレー72が非通
電状態になる(SP7)。高温度報知部74は、第2リ
レー接点Ry2-3の開放に基づき、火災が高温度に達し
たことを報知する(SP8)。具体的には、初期段階と
は異なる報知を行い、例えば、警報ブザーを鳴らした
り、表示灯を点灯させたりし、また、中央管理室に警報
を出力する。この報知出力により、火災に対する本格的
な消火作業等を促す。上記初期温度報知部73,高温度
報知部74は、シャッター、あるいはシャッターの中央
管理室側に設けられて遠隔箇所で監視できる。
【0047】また、第2リレー72が非通電状態となる
ことにより、常開の第2リレー接点Ry2-4が開くた
め、制御手段10の開放側回路11が開放されてシャッ
ターの上昇を制限する(SP9)。このように、高温度
検知手段64で高温度が一旦検知された後は、警報が継
続出力され、また、シャッターの上昇が制限される。
尚、この制限状態でのシャッター上昇は手動で行える。
【0048】このように、火災が発生すると、初期温度
検知手段62で検知された後、この火災が鎮火しないと
きには高温度検知手段64で検知されることになるが、
初期温度検知手段62の検知後に消火等で温度が衰える
等すると高温度検知手段64では検知されない。この状
態が所定時間続くと、タイマ手段63は初期温度検知状
態に戻す。
【0049】一方、高温度検知手段64が一旦、高温度
を検知すると、高温度の報知が継続して出力され続け、
また、シャッターは上昇が制限される。この報知の継続
状態及び上昇の制限状態の解除は、復旧用信号の操作の
みで行える(SP10)。即ち、前記初期温度検知手段
62,高温度検知手段64のセット釦を操作することに
よって火災検知手段60を初期状態に復旧することがで
きる。
【0050】上記説明では、初期温度検知後に火災の温
度が上昇しない/及び低下したときの復帰をタイマ手段
63での時間カウントに基づき行う構成としたが、他
に、時間カウントを行わず、温度を連続的に測定する温
度測定部を設け、この温度測定部での測定結果、一旦は
初期温度を超えたものの高温度に達せず、かつ、この初
期温度以下に温度が低下したときには直ちに初期温度検
知状態に復帰させる構成とすることもできる。また、温
度変化を検知する温度変化検知部を設け、この温度変化
検知部で検知された温度変化の度合いに基づき、温度変
化の度合いが急激に上昇したとき高温度の報知出力を行
う構成とすることもできる。この構成でも、所定温度に
低下すれば初期温度検知状態に復帰される。
【0051】上記構成によれば、火災検知手段60が火
災によって焼損したとしても、リレー出力Ry2-3が一
旦開くことにより高温度報知部74は高温度検知された
ことを出力し、この後第2リレー72が焼損しても高温
度報知部74がこの状態を保持し続けることができる。
同様に、リレー出力Ry2-4についても高温度検知で開
放側回路11を開くため、この後、第2リレー72が焼
損しても開放側回路11は、上昇を制限できる。また、
中央管理室側での警報も保持出力される。
【0052】ところで、上記制御手段10内部の火災検
知手段60は、リレーとリレー接点の組み合わせ回路で
構成したが、この他には、制御手段10による開閉体の
開閉制御及び火災検知手段60の各手段62,63,6
4による火災検知の構成をCPU及びメモリ等のハード
ウェアと、図5に示された処理工程を実行するソフトウ
ェアの組み合わせで構成してもよく、上記同様に火災検
知時の報知及びシャッターの上昇制限を行うことができ
る。
【0053】尚、上記構成は、火災の温度検知を初期温
度と高温度の2段階で検知する構成としたが、いずれか
一方だけとしてもよい。初期温度を検知して報知するに
は初期温度検知部62だけ設け、高温度を検知して報知
するには高温度検知部64だけを設ける構成とすればよ
い。
【0054】上記各実施の形態では、火災時にシャッタ
ーの上昇を制限する構成として説明したが、これはこの
シャッターについて予め火災時に電動での上昇を制限し
防火区画を形成するための設定(例えば開放側回路11
に直列な温度検知体41の配置等)をすることに基づき
なされる。しかしながら、火災時にはシャッターを開放
して人の避難や消火を優先して行いたい設定とすること
もできる。この場合には、シャッターの降下を制限すべ
く閉鎖側回路12に直列に温度検知体41を配置する等
すればよい。
【0055】このように、予め火災時にシャッターの開
閉動作の上昇/あるいは降下を制限することができ、こ
れは同様な構成を開放側回路11、あるいは閉鎖側回路
12に設けるだけで行える。尚、上記シャッターは電動
での開閉が制限されるものでありこの制限時には手動で
シャッターを開閉できる。また、上記各実施の形態で
は、開閉体として上下に昇降移動するシャッターの例を
用いて説明したが、他の開閉体としては例えば電動で開
閉するドアがある。このドアは、水平に開閉する点が異
なるものであるが、上記実施の形態で説明した各構成を
適用するだけで同様に、高温度時の開閉の制限制御を行
えるようになる。
【0056】
【実施例】図6は、模擬火災実験を行ったときの実験デ
ータである。横軸は時間(分)、縦軸は温度(℃)を示
す。実験は、図2(b)に示すように室外のシャッター
ケース直下位置に灯油パンP0を置き、約4分間点火状
態としたときの各部の温度上昇を測定した。図示のよう
に、灯油パンP0上に位置する箇所B及び、シャッター
ケース51のまぐさ51aの外側Aの温度が短時間で急
激に高温度まで温度上昇しているのに対し、シャッター
ケース51の内部位置Dに設けられる制御手段10は低
い温度域のままであり、かつ温度上昇も緩やかである。
そして、まぐさの内側でかつ開口面の近傍の位置Cは、
A,B程に高温度まで急激に温度上昇するものではない
ものの(低い温度域)、このA,Bに追従する温度上昇
となる。
【0057】即ち、実験により、シャッターケース51
に対して上記温度検知体41等を上記まぐさの内側でか
つ開口面に近接して配置すると、A,B程に絶対値の温
度上昇せずに、かつ、温度変化については敏感に検知で
きることが判明した。この位置に配置された温度検知体
41等は、高温度にさらされないため損傷しない状態で
検知した温度を制御手段10に出力できるとになる。よ
って、本発明の前記各実施形態で説明した温度検知体4
1、温度フューズ付ナイフスイッチ44、初期温度検知
体66、高温度検知体69は、いずれもシャッターケー
ス51の内部であって、シャッターカーテン50が昇降
するまぐさの内側でかつ開口面に近接した位置Cに設け
ることにより、上記火災時の温度変化を敏感に検知する
ことができるようになる。
【0058】同時に、シャッターケース51の内部位置
Dに設けられた制御手段10は、火災初期の段階におい
ても動作仕様温度範囲内にあり、この火災初期の段階で
は有効な制御を行えることが判った。これは、外部に露
出するシャッターケース51の面から離れた内部位置D
に制御手段10を設けることが有効であることが判る。
【0059】上記実施例で説明した配置の制御手段10
に対しては、さらにシャッターケース51とは別の収納
ケース内に収納する構成とすれば、上記実験結果よりも
さらに温度上昇を抑えることができるようになる。ま
た、上記実施例での実験は室外で行ったが、例え火災の
炎が室内で発生したときにおいても、火災発生時のシャ
ッターに対する熱の伝わり方は室外の場合と大差ないと
考えられるので、上記まぐさの内側でかつ開口面の近傍
の位置Cに温度検知体を設けることが有効な配置位置で
あることに変わりない。
【0060】
【発明の効果】本発明の開閉体装置によれば、開閉体の
近傍に設けられ、温度検知体が所定温度を検知すると、
制御手段は開閉体の開放/あるいは閉鎖のいずれかを制
限する構成とすることにより、火災時等異常な温度検出
時における開閉体の開閉動作を早期のうちにより安全と
なる制御が行えるようになる。また、開閉体の開閉の制
限とともに、報知部から警報を報知する構成とすれば火
災発生後直ちに外部に報知できるようになる。さらに、
温度を比較的低い初期温度と高い高温度の2段階とすれ
ば、初期温度で直ちに開閉が制限されることなく、高温
度が検知され本格的に開閉制御が必要となった時期に制
限する構成とすることにより、より現実的に開閉でき防
火/あるいは人の避難や消火等いずれにおいてもより安
全化を達成できるようになる。
【0061】また、温度検知体をシャッターケースのま
ぐさの内側でかつ開口面に近接して設ければ、火災時の
温度上昇をより敏感に検知できるようになり、火災を早
期に検知でき、制御手段の動作仕様温度範囲にあるうち
に電動でのシャッター開閉を直ちに制限することができ
るようになる。上記開閉体に対する電動開閉を制限する
方向は予め設定でき、延焼の防止/あるいは人の避難と
消火のいずれかを優先する設定にできる。尚、手動によ
ればこれらの制限なく開閉体を開閉させることができ
る。
【0062】また、電源ラインの途中位置に遮断手段を
設けることにより火災発生時に温度フューズが溶融する
簡単な構成で、電動での開閉を制限することができるよ
うになる。この後、遮断手段の2次側に設けられた非常
電源により開閉できる構成としておけば、延焼の防止、
あるいは人の避難と消火という相反する状況のいずれに
も適応できるようになり、より安全化が達成できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉体装置の実施の形態を示す回路
図。
【図2】(a),(b)は、同装置を示す正断面図、側
断面図。
【図3】本発明の他の実施形態を示す回路図。
【図4】本発明の他の実施形態の火災検知手段を示す回
路図。
【図5】同火災検知手段の動作を示すフローチャート。
【図6】模擬火災実験のデータ。
【符号の説明】
10…制御手段、11…開放側回路、12…閉鎖側回
路、31…開放用リレー、33…閉鎖用リレー、40,
66a,69a…耐熱用配線、41…温度検知体、44
…温度フューズ付ナイフスイッチ、45…非常電源、4
6…非常電源開閉器、50…シャッターカーテン、51
…シャッターケース、51a…まぐさ、60…火災検知
手段、61…電源、62…初期温度検知手段、63…タ
イマ手段、64…高温度検知手段、66…初期温度検知
体、69…高温度検知体、68…第1のリレー、72…
第2のリレー、73…初期温度報知部、74…高温度報
知部、Ry1…第1のリレー接点群、Ry2…第2のリ
レー接点群、PBS…操作スイッチ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体の近傍に設けられ、所定温度に達
    したときこれを検知する温度検知体と、 前記開閉体を開閉する開閉機を駆動制御し、前記温度検
    知体が所定温度を検知したときに開閉体の開放/あるい
    は閉鎖のいずれかを制限する制御手段と、を具備したこ
    とを特徴とする開閉体装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検知体は、前記制御手段におけ
    る開閉体の開放側回路に直列に設けられ、前記所定温度
    に達したとき接点が開くことにより、開閉体の開放を制
    限する構成とされた請求項1記載の開閉体装置。
  3. 【請求項3】 前記温度検知体から前記制御手段への接
    続線に耐熱用配線が用いられている請求項1記載の開閉
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記温度検知体による
    所定温度検知時に対応する警報を外部に報知する報知部
    を有する構成とされた請求項1記載の開閉体装置。
  5. 【請求項5】 前記温度検知体は、比較的低い初期温度
    を検知する初期温度検知体と、前記初期温度検知体で検
    知される温度より高い温度を検知する高温度検知体によ
    って構成され、 前記制御手段は、初期温度検知体で検知された後、高温
    度検知体で検知されるまでの温度変化に基づいて開閉体
    に対する上記開閉の制限の実行/あるいは復帰のいずれ
    かを判断処理する構成とされた請求項1記載の開閉体装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、初期温度検知体で検知
    されたことを外部に報知するための初期温度検知手段
    と、 該初期温度が検知されたことを受けて計時を開始し、タ
    イムアップまでの間に初期温度検知体で検知される温度
    が初期温度より低い温度に低下したとき、計時をリセッ
    トし初期温度検知状態に復帰させるタイマ手段と、 前記タイマ手段による計時の期間中に高温度検知体で高
    温度が検知されたとき、開閉体に対する上記開閉の制限
    を実行する高温度検知手段と、を有する構成とされた請
    求項1記載の開閉体装置。
  7. 【請求項7】 前記温度検知体は、前記開閉機や、該開
    閉機を開閉駆動する制御手段等が収納されたケース内の
    温度を検知する構成とされた請求項1記載の開閉体装
    置。
  8. 【請求項8】 前記開閉体は、複数のスラットからなる
    シャッターで構成され、 前記温度検知体は、シャッターケースのまぐさ内側でか
    つ開口面の近傍に設けられた請求項1記載の開閉体装
    置。
  9. 【請求項9】 前記温度検知体から前記制御手段への接
    続線が前記シャッターケースより離れて配線されている
    請求項8記載の開閉体装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、シャッターケース内
    部であって、該シャッターケースから所定量離れた位置
    に設けられた収納ケース内に収納された請求項9記載の
    開閉体装置。
  11. 【請求項11】 開閉体の近傍に設けられ、所定温度に
    達したとき溶融する温度フューズを有し、開閉体を開閉
    する制御手段に供給する電源ラインの1次側を遮断自在
    な遮断手段を設けたことを特徴とする開閉体装置。
  12. 【請求項12】 前記遮断手段の2次側電源ラインに接
    続され、該遮断手段による1次側電源遮断後における電
    源として用いられる非常電源と、 前記非常電源を制御手段に供給するための非常電源開閉
    器と、を有する請求項11記載の開閉体装置。
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JP2002309873A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Bunka Shutter Co Ltd 開閉体装置
DE19938464B4 (de) * 1998-10-26 2007-02-08 Heinrich Strunz Gmbh & Co. Kg Antriebseinrichtung für eine Verdunklungsvorrichtung
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