JPH0928498A - 独立固定式観客席用椅子 - Google Patents
独立固定式観客席用椅子Info
- Publication number
- JPH0928498A JPH0928498A JP20153095A JP20153095A JPH0928498A JP H0928498 A JPH0928498 A JP H0928498A JP 20153095 A JP20153095 A JP 20153095A JP 20153095 A JP20153095 A JP 20153095A JP H0928498 A JPH0928498 A JP H0928498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- seat
- floor
- leg
- independent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/12—Theatre, auditorium, or similar chairs
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタジアム等の段床観客席用椅子を各段床の
高さに制約されずに独立して設置、除去できる椅子を提
供する。 【構成】 合成樹脂又は金属等によって一体成形され、
着座部１２を有する座本体１０と、脚柱部２１の両端に
着座部を支承する受部２３と各段の背面壁Ｂに取付けら
れる垂直固定部２２を備えた脚体２０とから構成され
る。
高さに制約されずに独立して設置、除去できる椅子を提
供する。 【構成】 合成樹脂又は金属等によって一体成形され、
着座部１２を有する座本体１０と、脚柱部２１の両端に
着座部を支承する受部２３と各段の背面壁Ｂに取付けら
れる垂直固定部２２を備えた脚体２０とから構成され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、各種スタジアム、屋
外劇場等の観客席を構成する椅子に関する。
外劇場等の観客席を構成する椅子に関する。
【０００２】
【従来の技術】スタジアム等の観客席に使用されている
従来の椅子は、図５に示すように一対のスタンド（図示
せず）上に支持された２本の平行管材１ａ，１ｂからな
る連結杆２上に着座部本体１０を一定間隔で載置固定す
る横列連設構成であって固定手段としては連結杆を座体
裏面に予め取付けてあるブラケット３，４とクランプ金
具５，６によってボルト挟着７する構造が一般である。
従来の椅子は、図５に示すように一対のスタンド（図示
せず）上に支持された２本の平行管材１ａ，１ｂからな
る連結杆２上に着座部本体１０を一定間隔で載置固定す
る横列連設構成であって固定手段としては連結杆を座体
裏面に予め取付けてあるブラケット３，４とクランプ金
具５，６によってボルト挟着７する構造が一般である。
【０００３】
【解決しようとする問題点】上記従来の観客席用椅子
は、その組立において所定長さで用意した連結杆上に定
間隔に配設固定する作業が必要で工数が多く人手を要す
る。また、着座時等に発生する振動が連結杆を介して隣
接する椅子に伝わり、不快感を与える。スタジアム等の
観客席は、通常段床によって構成されている上、扇形に
構成された部分が多く、該部においては放射状に設けら
れた通路間に構成される各段床の弧長が上段に行くに従
って長くなる。例えば観客席が１６段の場合の各段の座
席数は最前列が５個、最上段列は１２個のようになる。
従って各段床毎に着座部の連設個数に応じて連結杆の長
さを設定する必要があり、現場設置も列単位で行なわな
ければならなかった。このように従来の観客席用椅子は
連設個数が異なるにも拘らず横列一体設置であったから
各種の催しや行事によって観客席内に撮影用カメラを設
置したり或は臨時の通路空間を設けるなどの場合も列単
位で分解除却しなければならない不便があった。更に周
辺床面の清掃作業にも不都合であった。
は、その組立において所定長さで用意した連結杆上に定
間隔に配設固定する作業が必要で工数が多く人手を要す
る。また、着座時等に発生する振動が連結杆を介して隣
接する椅子に伝わり、不快感を与える。スタジアム等の
観客席は、通常段床によって構成されている上、扇形に
構成された部分が多く、該部においては放射状に設けら
れた通路間に構成される各段床の弧長が上段に行くに従
って長くなる。例えば観客席が１６段の場合の各段の座
席数は最前列が５個、最上段列は１２個のようになる。
従って各段床毎に着座部の連設個数に応じて連結杆の長
さを設定する必要があり、現場設置も列単位で行なわな
ければならなかった。このように従来の観客席用椅子は
連設個数が異なるにも拘らず横列一体設置であったから
各種の催しや行事によって観客席内に撮影用カメラを設
置したり或は臨時の通路空間を設けるなどの場合も列単
位で分解除却しなければならない不便があった。更に周
辺床面の清掃作業にも不都合であった。
【０００４】
【解決するための手段】本発明観客席用椅子は、着座部
を備えた座本体と、前記着座部を支承する受部と段床の
背面壁に対する垂直固定部を脚柱部の両端に備えた固定
用脚体とからなり、脚体は軽金属鋳造品又はプレス成形
による単一部材でなるものである。座本体は合成樹脂
製、金属製、木製等種々な材料で製作される他、背凭れ
部或は肘掛等を備えていてもよい。本発明椅子は、組立
及び取付設置工事においてボルト以外の固定手段は全く
不要であるから経済的である他、独立設置であるから設
置スペースに応じた自由な配設が可能になる。更に例え
ば放送用のテレビカメラ等を臨時に設置する場合、椅子
の取外し取付けが容易にできる。一般に各段床の高さは
上段になるに従って順次高くなる。本発明において脚体
固定部の垂直方向長さは、最低の高さの前面壁に対して
も取付可能な長さに設定される。また、脚体脚柱部の上
面形状は清掃にも便利なように断面が湾曲面として形成
される。
を備えた座本体と、前記着座部を支承する受部と段床の
背面壁に対する垂直固定部を脚柱部の両端に備えた固定
用脚体とからなり、脚体は軽金属鋳造品又はプレス成形
による単一部材でなるものである。座本体は合成樹脂
製、金属製、木製等種々な材料で製作される他、背凭れ
部或は肘掛等を備えていてもよい。本発明椅子は、組立
及び取付設置工事においてボルト以外の固定手段は全く
不要であるから経済的である他、独立設置であるから設
置スペースに応じた自由な配設が可能になる。更に例え
ば放送用のテレビカメラ等を臨時に設置する場合、椅子
の取外し取付けが容易にできる。一般に各段床の高さは
上段になるに従って順次高くなる。本発明において脚体
固定部の垂直方向長さは、最低の高さの前面壁に対して
も取付可能な長さに設定される。また、脚体脚柱部の上
面形状は清掃にも便利なように断面が湾曲面として形成
される。
【０００５】
【実施例】１０は合成樹脂成形の座本体、１１は背凭れ
部、１２は着座部であって裏面には成形時にインサート
された取付用ナット（図示せず）が埋設され、着座部の
凹部に排水用孔（図示せず）が設けられている。２０は
脚体であって、アルミ合金鋳造品又は鋼板のプレス成形
品である。２１は脚柱部、２２は段床の背面壁Ｂに対す
る固定部であって複数のボルト挿通用長孔２３が設けら
れている。２４はボルトである。図４において２５は着
座部を支承する受部であって４ケの取付用ボルト孔２６
と水抜孔２７が穿設されている。Ａは床面、Ｂは背面
壁、Ｃは次段の段床であって脚体固定部２２の取付面の
長さｈ1は最低段床高さＨの背面壁にも取付可能に設定
されているから次段の段床Ｃの高さが図２の鎖線の如き
位置であっても取付可能である。ｈ2は約５０ｍｍの取
付用床面浮上域、Ｌは床面から脚体の受部面までの高さ
である。また、脚柱部の上面２１ａは図３の如く湾曲面
に形成され、補強を兼ねてゴミなどの脱落を容易にして
いる。
部、１２は着座部であって裏面には成形時にインサート
された取付用ナット（図示せず）が埋設され、着座部の
凹部に排水用孔（図示せず）が設けられている。２０は
脚体であって、アルミ合金鋳造品又は鋼板のプレス成形
品である。２１は脚柱部、２２は段床の背面壁Ｂに対す
る固定部であって複数のボルト挿通用長孔２３が設けら
れている。２４はボルトである。図４において２５は着
座部を支承する受部であって４ケの取付用ボルト孔２６
と水抜孔２７が穿設されている。Ａは床面、Ｂは背面
壁、Ｃは次段の段床であって脚体固定部２２の取付面の
長さｈ1は最低段床高さＨの背面壁にも取付可能に設定
されているから次段の段床Ｃの高さが図２の鎖線の如き
位置であっても取付可能である。ｈ2は約５０ｍｍの取
付用床面浮上域、Ｌは床面から脚体の受部面までの高さ
である。また、脚柱部の上面２１ａは図３の如く湾曲面
に形成され、補強を兼ねてゴミなどの脱落を容易にして
いる。
【０００６】
【効果】本発明に係る椅子は、夫々一体成形された座本
体と脚体のみから構成されるので生産コストが低廉であ
る他、スタジアム等の観客席段床背面壁のどこにでも独
立して取付けられるので隣接設置間隔が自由に設定でき
る上、撤去も簡単であるから客席内に臨時のスペース等
が必要になったときなどにも即応できる。また、交換等
も列単位で行なう必要がないから極めて経済的である。
更に脚体が床面上に直立していないので清掃作業も能率
よく行なえる利点がある。
体と脚体のみから構成されるので生産コストが低廉であ
る他、スタジアム等の観客席段床背面壁のどこにでも独
立して取付けられるので隣接設置間隔が自由に設定でき
る上、撤去も簡単であるから客席内に臨時のスペース等
が必要になったときなどにも即応できる。また、交換等
も列単位で行なう必要がないから極めて経済的である。
更に脚体が床面上に直立していないので清掃作業も能率
よく行なえる利点がある。
【図１】本発明椅子の正面図。
【図２】同側面図。
【図３】図２のＸ−Ｘ断面図。
【図４】本発明椅子の底面図。
【図５】従来品の底面図。
１０ 座本体 ２０ 脚体 ２１ 脚柱部 ２２ 固定部 ２５ 着座部 Ｂ 背面壁
Claims (3)
- 【請求項１】 着座部を備えた座本体と、前記着座部を
支承する受部と段床の背面壁に対する垂直固定部を脚柱
部の端部に備えた単一部材からなる固定用脚体とからな
る独立固定式観客席用椅子。 - 【請求項２】 脚柱部上面の断面が湾曲面として形成さ
れてなる請求項１記載の観客席用椅子。 - 【請求項３】 座本体と脚体の受部に水抜手段が設けら
れてなる請求項１又は２記載の観客席用椅子。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20153095A JPH0928498A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 独立固定式観客席用椅子 |
| EP96305153A EP0753276A1 (en) | 1995-07-14 | 1996-07-12 | Stadium seating |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20153095A JPH0928498A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 独立固定式観客席用椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0928498A true JPH0928498A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16442579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20153095A Withdrawn JPH0928498A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 独立固定式観客席用椅子 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0753276A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0928498A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2141037B1 (es) * | 1998-01-26 | 2000-11-01 | Euro Seating Int Sa | Dispositivo de anclaje de butacas y/o similares. |
| BR0012663A (pt) * | 1999-07-22 | 2002-04-09 | Sico Inc | Assento portátil e aparelho de travamento para o mesmo |
| FR2902625A1 (fr) * | 2006-06-23 | 2007-12-28 | Quinette Gallay Sa | Fauteuil pour salles de spectacles et de conferences et son pietement. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3241884A (en) * | 1963-12-06 | 1966-03-22 | Donald L Thatcher | Stadium seat construction |
| US3343870A (en) * | 1965-09-28 | 1967-09-26 | Donald L Thatcher | Stadium seating |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP20153095A patent/JPH0928498A/ja not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-07-12 EP EP96305153A patent/EP0753276A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0753276A1 (en) | 1997-01-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041122 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |