JPH09284907A - 無接触伝送装置 - Google Patents
無接触伝送装置Info
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- JPH09284907A JPH09284907A JP8115570A JP11557096A JPH09284907A JP H09284907 A JPH09284907 A JP H09284907A JP 8115570 A JP8115570 A JP 8115570A JP 11557096 A JP11557096 A JP 11557096A JP H09284907 A JPH09284907 A JP H09284907A
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- shaped
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Abstract
ルの損傷の少ない無接触で電力や信号を伝送する装置を
提供すること。 【解決手段】ベース21に固定したループ状の1次コイ
ルと、空隙を介し対向させた、テーブル1に固定した2
次コイル10を備えた無接触伝送装置において、側面形
状を長穴7Lを設けたロの字形とし、断面形状を1次コ
イル51を埋設するループ状の溝8を備えたH形とした
非磁性体の巻枠5に1次コイル51を巻回し、コア9を
C形コア91とI形コア92で構成した閉鎖磁路とし、
I形コア92に2次コイル10を巻回し、巻枠5のロの
字形の上辺を挟んで設け、テーブル1とI形コア92の
間に2次コイル10の側面を収納する溝を設けた非磁性
体のコア取付台11を備える。1次コイル51を交流電
流で励磁すると2次コイル10に電流が誘起される。
Description
体に無接触で電力や信号を伝送する装置に関する。
電装置として、案内レールに沿って、ダクト内にループ
状の1次コイルを敷設し、この1次コイルに高周波共振
インバータを接続し、2次コイルを巻回したコアを、1
次コイルの中央部になるように、車体に案内レールに対
し垂直に取り付け、1次コイルに通電し2次コイルに誘
起電流を発生させ車体に給電するものがある(例えば、
特開平5−207604号公報)。
では、1次コイルと2次コイルを、個別に平行させて敷
設してあるため、平行度および真直度を十分に出してお
かないと、走行位置により1次コイルと2次コイルの相
対位置が変動し、誘起電流の差が生じる。また、コイル
とコアの接触による漏電の危険性がある。そこで、本発
明は、走行位置により誘起電流に差が生じ難く、コイル
が損傷し難い無接触伝送装置を提供することを課題とす
る。
め、ベースに固定したループ状の1次コイルと、空隙を
介し対向させた、移動するテーブルに固定したコアに巻
回した2次コイルを備えた無接触伝送装置において、側
面形状を長手方向の中央に長穴を設けたロの字形とし、
断面形状を外周に1次コイルを埋設するループ状の溝を
備えたH形とした非磁性体の巻枠を備え、1次コイルが
巻枠の溝内に埋設して巻回されており、コアがC形コア
と2次コイルを巻回したI形コアで構成した閉鎖磁路で
あり、C形コアを、巻枠のロの字形の上辺を挟んで設
け、テーブルとI形コアの間に2次コイルの側面を収納
する溝を設けた非磁性体のコア取付台を備える。また、
上記の装置を2セットを平行させて設け、一方を電力伝
送用に、他方を信号伝送用とする。
コイルと、空隙を介し対向させた、移動するテーブルに
固定したコアに巻回した2次コイルを備えた無接触伝送
装置において、側面形状を長手方向の中央に長穴を設け
たロの字形とし、断面形状を外周にループ状の溝を備え
たH形とした非磁性体の巻枠を備え、前記1次コイルが
前記巻枠の前記溝内に埋設して巻回されており、前記コ
アがC形コアと前記2次コイルを巻回したI形コアで構
成した閉鎖磁路であり、前記C形コアを前記巻枠のロの
字形の上辺を挟んで設け、前記テーブルと前記I形コア
の間に前記2次コイルの側面を収納する溝を設けた非磁
性体のコア取付台を備える。また、上記の装置を2セッ
トを平行させて設け、一方を電力伝送用に、他方を信号
伝送用とする。
する。この例は、電力伝送用と信号伝送用を併設したも
のである。図1は実施例を示す断面図、図2はその斜視
図である。T字形をしたテーブル1の両翼には、一対の
滑り軸受2を設けてある。テーブル1の脚部には、ボー
ルナットNを設けてある。ボールナットNにはボールネ
ジBSを嵌め合わせてある。滑り軸受2は、テーブル1
の進行方向に平行させて設けた一対のバー状の非磁性体
のガイド3上を摺動するようにしてある。ガイド3の下
面の両端部には、非磁性体のスペーサ4を設けてある。
スペーサ4の下面には、非磁性体の巻枠5を設けてあ
る。その結果、巻枠5とガイド3の間には、長手方向の
長穴7Uが形成される。巻枠5は、側面形状を長手方向
の中央に長穴7Lを切り抜いた側面をロの字とし、断面
形状を上下面および両端面の外周にループ状の溝8を設
けたH形としてある。溝8内には、ループ状に巻回した
1次コイル51を埋設してある。コア9はC形コア91
とI形コア92で閉鎖磁路を構成する。巻枠5の長穴7
Lと長穴7Uには、巻枠5の上部の辺を挟んで、空隙を
保ち、コア9のC形コア91を設けてある。ここで、巻
枠5の上部の外辺とコア9のC形コア91の上部の内壁
間の空隙をG1、コア9のC形コア91の下部の内壁と
巻枠5の長穴7L間の空隙をG2とするとき、G1>>
G2とし、巻枠5の溝8の両縁とコア9のC形コア91
の上部の内壁間を渡る短絡磁束を防止するようにしてあ
る。コア9のI形コア92には、2次コイル10を巻回
してある。I形コア92の背面には、2次コイル10の
側面部を収納する溝を設けた非磁性体のコア取付台11
を設けてある。コア取付台11はテーブル1の脚部に固
定してある。電力伝送用と信号伝送用を併設する場合
は、上記の装置を2組、ボールネジBSを挟んで平行さ
せて設け、一方を電力用に他方を信号用にすればよい。
ガイド3、スペーサ4、一対の巻枠5の両端は、ボール
ネジBSと縦横の平行度を保ち、直立した非磁性体のブ
ラケット20に固定してある。ブラケット20の底部
は、非磁性体のベース21に固定してある。ベース21
を非磁性体にすることにより、巻枠5両縁を渡る短絡磁
束を防止するようにしてある。なお、巻枠5とベース2
1間に非磁性体を挟み込んでもよい。
た場合を例にとり、動作を説明する。一方の装置の1次
コイル51にインバータから高周波の電流を供給する
と、1次コイル51の作る磁束がコア9を流れ、鎖交す
る2次コイル10に電流が誘起される。同様に、他方の
装置の1次コイル51に発振器から高周波の電流を供給
すると、1次コイル51の作る磁束がコア12を流れ、
鎖交する2次コイル10に電流が誘起される。このと
き、巻枠5を非磁性体にしてあるので、1次コイル51
は、空心コイルと同様に、コイル回りの磁束を生じ、そ
の作る磁束の大部分は、コア9と鎖交する。ボールネジ
BSを回転させると、テーブル1はボールネジBSの心
と一対のガイド3とで3点支持されて、長手方向に移動
する。このとき、巻枠5とコア9間の空隙は、ボルネジ
BSと巻枠5の組付け精度に従う。
記の効果がある。 (1)巻枠とコア間の空隙が、ボールネジを基準にして
平行度が維持されるので、空隙値が保ち易く、テーブル
の走行位置により誘起電流の差が生じ難く、かつ巻枠と
コアが接触する可能性が低い。 (2)1次コイルを巻枠に設けた溝内に埋設するので、
巻枠と2次コアが接触しても1次コイルは損傷しない。
Claims (2)
- 【請求項1】ベースに固定したループ状の1次コイル
と、空隙を介し対向させた、移動するテーブルに固定し
たコアに巻回した2次コイルを備えた無接触伝送装置に
おいて、 側面形状を長手方向の中央に長穴を設けたロの字形と
し、断面形状を外周にループ状の溝を備えたH形とした
非磁性体の巻枠を備え、 前記1次コイルが前記巻枠の溝内に埋設して巻回されて
おり、 前記コアがC形コアと前記2次コイルを巻回したI形コ
アで構成した閉鎖磁路であり、 前記コアのC形コアを、前記巻枠のロの字形の上辺を挟
んで設け、 前記テーブルと前記I形コアの間に前記2次コイルの側
面を収納する溝を設けた非磁性体のコア取付台を備えた
ことを特徴とする無接触伝送装置。 - 【請求項2】ベースに固定したループ状の1次コイル
と、空隙を介し対向させた、移動するテーブルに固定し
たコアに巻回した2次コイルを備えた無接触伝送装置に
おいて、 側面形状を長手方向の中央に長穴を設けたロの字形と
し、断面形状を外周にループ状の溝を備えたH形とした
非磁性体の巻枠を備え、 前記1次コイルが前記巻枠の溝内に埋設して巻回されて
おり、 前記コアがC形コアと前記2次コイルを巻回したI形コ
アで構成した閉鎖磁路であり、 前記C形コアを、前記巻枠のロの字形の上辺を挟んで設
け、 前記テーブルと前記I形コアの間に前記2次コイルの側
面を収納する溝を設けた非磁性体のコア取付台を備えた
無接触伝送装置を2セットを平行させて設け、一方を電
力伝送用に、他方を信号伝送用としたことを特徴とする
無接触伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11557096A JP3846644B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 無接触伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11557096A JP3846644B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 無接触伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284907A true JPH09284907A (ja) | 1997-10-31 |
JP3846644B2 JP3846644B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=14665840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11557096A Expired - Fee Related JP3846644B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 無接触伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3846644B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100458691B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2004-12-03 | 주식회사 츠바키모토 체인 | 비접촉급전장치 |
JP2007326064A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Hitachi Plant Technologies Ltd | ペースト塗布機 |
JP2009135344A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Mie Denshi Kk | ガイド装置 |
JP2012525752A (ja) * | 2009-04-29 | 2012-10-22 | ワイドミュラー インターフェース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | バス加入者モジュールの非接触エネルギー/データ供給用のシステム |
KR20130143473A (ko) * | 2012-06-21 | 2013-12-31 | 삼성테크윈 주식회사 | 작업 기계 |
US8619234B2 (en) * | 2003-12-12 | 2013-12-31 | Nikon Corporation | Utilities transfer system in a lithography system |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP11557096A patent/JP3846644B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20130143473A (ko) * | 2012-06-21 | 2013-12-31 | 삼성테크윈 주식회사 | 작업 기계 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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Legal Events
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