JPH09284775A - 客体単位の処理が可能な動映像の符号化/復号化方法及び符号化/復号化装置 - Google Patents

客体単位の処理が可能な動映像の符号化/復号化方法及び符号化/復号化装置

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JPH09284775A
JPH09284775A JP10945096A JP10945096A JPH09284775A JP H09284775 A JPH09284775 A JP H09284775A JP 10945096 A JP10945096 A JP 10945096A JP 10945096 A JP10945096 A JP 10945096A JP H09284775 A JPH09284775 A JP H09284775A
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在 燮 申
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 境界部分を明確にするのみならず、離散余弦
変換の有するエラーのむらも減らして復元映像の画質を
向上させる、客体単位の処理が可能な動映像の符号化/
復号化方法及び符号化/復号化装置を提供する。 【解決手段】 1フレーム分の映像を前景領域と背景領
域に分割し、前記二つの領域の境界を示すマスク情報を
生成する過程と、前記分割された二つの領域に対して別
途の動き評価を行い動きベクトルを形成し、前記各領域
の動きベトクルを用いて前記背景領域が動くか否かに応
じて以前の復元映像又は現在の復元映像に対して選択的
に動き補償を行い動き補償映像を生成する動き過程と、
前記1フレーム分の映像から前記動き補償映像を減算し
て残差信号を求める過程と、前記残差信号を可変ブロッ
クを単位として離散余弦変換してから量子化及び可変長
符号化を通じて符号化し、符号化された信号、前記マス
ク情報及び二つの領域に対する動きベクトルを多重化し
て出力する過程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は客体単位の処理が可
能な動映像の符号化/復号化方法及び符号化/復号化装
置に係り、特に1フレーム分の映像データを前景領域及
び背景領域に分けて符号化することにより選択的な再生
を可能にする動映像の符号化/復号化方法及び符号化/
復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、動映像関係の代表的な符号化標準
案としてはディジタル貯蔵媒体用の圧縮規格であるMP
EG1、ディジタル放送用の圧縮規格であるMPEG
2、H.261などがあり、これらのいずれもMC−D
CT(Motion Compensated-Discrete Cosine Transfor
m)の構造を有しており、16×16または16×8単
位の動き評価及び補償を行う。また、8×8単位の離散
余弦変換(DCT)を通じて補償エラーに対する符号化
を行う。
【0003】しかしながら、このような標準案は次のよ
うな問題点を持つ。第一、前記標準案は映像の内容に問
わず映像を単純なる2次元の信号としてのみ処理する。
したがって、視感的に敏感な前景と背景との境界部分が
他の領域のように処理されるので画質の劣化が直ちに感
じられる。即ち、DCTのような処理時はこのような境
界が他の部分のように広く処理されて境界部分に劣化が
発生する。第二、固定されたブロックの単位に動き評価
を行うのでブロック内に他の動き成分のあるときは多い
動き補償エラーが発生する。第三、前景と背景などの映
像内の客体に対して全然考慮しないので符号化されたデ
ータから特定領域のみを抽出して復元する能力はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は前述した問題点を解消するために1フレーム分の
映像データを前景と背景とに分けて符号化するための客
体単位の処理が可能な動映像の符号化方法及び装置を提
供するにある。
【0005】本発明の他の目的は前景と背景とに分けて
符号化された1フレーム分の映像データから前景と背景
を選択的に再生するのみならず、再生の際、背景でより
視感的に敏感な前景で誤動作発生率を低減するための客
体単位の処理が可能な動映像の復号化方法及び装置を提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による客体単位の処理が可能な動映像の符号化
方法は、符号化しようとする1フレーム分のソース映像
を客体を示す前景領域とその他の領域を示す背景領域と
に分割し、前記二つの領域の境界を示すマスク情報を生
成するマスク生成過程と、前記分割された二つの領域に
対して別途に動き評価を行って動きベクトルを生成し、
前記各領域の動きベトクルを用いて前記背景領域が動く
か否かに応じて以前の復元映像または現在の復元映像に
対して選択的に動き補償を行って動き補償映像を生成す
る動き評価及び補償過程と、前記1フレーム分のソース
映像から前記動き補償映像を減算して残差信号を求める
残差信号生成過程と、前記残差信号を可変ブロックの単
位に離散余弦変換した後、量子化及び可変長符号化を通
じて符号化し、前記符号化された信号、前記マスク情報
及び二つの領域に対する動きベクトルを多重化して出力
する残差信号符号化過程とを具備することを特徴とす
る。
【0007】また、前記動き評価及び補償過程では前記
前景領域に対しては可変ブロックの単位に動き評価を行
い、前記背景領域に対しては背景領域の複雑度に応じて
可変ブロックの単位の動き評価またはアファイン動き評
価を行うことが望ましい。
【0008】前記二つの領域の境界部分は4分割(quad
tree) 方式により符号化されることが望ましい。
【0009】前記目的を達成するために本発明による客
体単位の処理が可能な動き映像の符号化装置は、符号化
しようとする1フレーム分のソース映像を客体を示す前
景領域とその他の領域を示す背景領域とに分割し、前記
二つの領域の境界を示すマスク情報を生成する前景/背
景抽出器と、前記分割された二つの領域に対して別途に
動き評価を行って動きベクトルを生成する前景/背景動
き評価器と、前記各領域の動きベクトルを用いて前記背
景領域が動くか否かに応じて以前の復元映像または現在
の復元映像に対して選択的に動き補償を行って動き補償
映像を生成する動き補償器と、前記1フレーム分のソー
ス映像から前記動き補償領域を減算して残差信号を求め
る減算器と、前記残差信号を可変ブロックの単位に離散
余弦変換した後、量子化及び可変長符号化を通じて符号
化し、前記符号化された信号、前記マスク情報及び二つ
の領域に対する動きベクトルを多重化して出力する残差
信号符号化手段とを具備することを特徴とする。
【0010】前記他の目的を達成するために本発明は、
1フレーム分のソース映像を客体を示す前景領域とその
他の領域を示す背景領域とに分割し、残差信号を符号化
して生成されたビットストリームを元の動映像に復元す
るための客体単位の処理が可能な動映像の復号化方法に
おいて、前記ビットストリームから前記符号化された残
差信号を抽出して可変長復号化、逆量子化及び逆離散余
弦変換し、前記二つの領域に対する動きベクトルと前記
二つの領域を分けるマスク情報を復元する復号化過程
と、以前の復元映像に基づいて前記マスク情報により分
けられた二つの領域に対して別途に動き補償を行って動
き補償映像を生成し、前記復号化された残差信号と前記
動き補償映像を加算して現在の復元映像を生成する動き
補償過程と、前記動きベクトルに応じて前記以前の復元
映像または現在の復元映像を選択的に出力する選択出力
過程とを具備することを特徴とする。
【0011】前記他の目的を達成するために本発明によ
る客体単位の処理が可能な動き映像の復号化装置は、1
フレーム分のソース映像を客体を示す前景領域とその他
の領域を示す背景領域とに分割し、残差信号を符号化し
て生成されたビットストリームを元の動映像に復元する
ための客体単位の処理が可能な動映像の復号化装置にお
いて、前記ビットストリームから前記符号化された残差
信号を抽出して可変長復号化する可変長復号化器と、前
記可変長復号化された残差信号を逆量子化及び逆離散余
弦変換して前記残差信号を復号化する復号化器と、前記
二つの領域に対する動きベクトルと前記二つの領域を分
けるマスク情報を復元するマスク復元器と、以前の復元
映像に基づいて前記マスク情報により分けられた二つの
領域に対して別途に動き補償を行って動き補償領域を生
成する動き補償器と、前記復号化された残差信号と前記
動き補償映像を加算して現在の復元映像を生成する加算
器と、以前の復元映像を貯蔵する復元フレーム貯蔵器
と、前記動きベクトルに応じて前記以前の復元映像また
は現在の復元映像を選択的に出力する選択出力器とを具
備することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳細に説明する。
【0013】図1は本発明による客体単位の処理が可能
な動き映像の符号化装置を示すブロック図であって、本
発明による動映像の符号化装置はMC−DCTの混合構
造を有する。
【0014】図1に示した動映像の符号化装置は、ソー
ス映像の動きを1ピクセルの解像度に分割する動き分割
器11、動き分割の結果を用いてそれぞれ最小ブロック
の解像度に映像を前景と背景領域とに分けて各領域に対
するマスクを生成する前景抽出器12と背景抽出器1
4、前景抽出器12と背景抽出器14から抽出された前
景領域と背景領域に対して動き評価を行って動き情報を
生成する前景動き評価器13と背景動き評価器15、以
前フレームの復元映像(以下、以前の復元映像という)
に基づいて前景動き評価器13と背景動き評価器15で
評価された動き情報を用いて動き補償を行い動き映像を
生成する動き補償器16、ソース映像と動き補償器16
から出力される動き補償映像を減算して残差信号を出力
する減算器22、減算器22から出力される残差信号を
離散余弦変換及び量子化を通じて符号化する可変ブロッ
ク離散余弦変換器(DCT)23と量子化器24、量子
化器24で量子化された残差信号と、前景抽出器12及
び背景抽出器14から出力されるマスク情報と、前景動
き評価器12及び背景動き評価器14から出力される動
き情報とを用いてジグザグスキャンにより可変長符号化
する可変長符号化器(VLC)25、量子化された残差
信号に対して逆量子化及び逆離散余弦変換を行い復元さ
れた残差信号を出力する逆量子化器21及び可変ブロッ
ク逆離散余弦変換器(IDCT)20、動き補償器16
から出力される動き補償映像と可変ブロック(IDC
T)20から出力される復元された残差信号を加算して
選択出力器(MUX)18に出力する加算器19、背景
動き評価器15から出力される背景動き情報に応じて復
元フレーム貯蔵器17に貯蔵された以前の復元映像と加
算器19から出力される動き補償された復元残差信号の
うち一つを選択的に出力して復元フレーム貯蔵器17に
貯蔵するMUX18より構成される。
【0015】図2は本発明による客体単位の処理が可能
な動映像の復号化装置を示すブロック図であり、符号化
ビットストリームから符号化された残差信号を抽出して
可変長復号化する可変長復号化器(VLD)51、可変
長復号化された残差信号を逆量子化及び逆離散余弦変換
して前記残差信号を復号化する逆量子化器54及び逆離
散余弦変換器55、二つの領域に対する動きベクトルと
二つの領域を分けるマスク情報を復元するマスク復元器
52、以前の復元映像に基づいてマスク情報により分け
られた二つの領域に対して別途に動き補償を行い動き補
償映像を生成する動き補償器53、復号化された残差信
号と動き補償領域を加算して現在の復元映像を形成する
加算器56、以前の復元映像を貯蔵する復元フレーム貯
蔵器57、動きベクトルに応じて以前の復元映像または
現在の復元映像を選択的に出力する選択出力器(MU
X)58より構成される。
【0016】次に、前記の構成に基づき本発明の作用及
び効果に対して説明すれば次の通りである。
【0017】図1において、動き分割器11ではソース
イメージシーケンス、即ち、1フレーム分のソース映像
の動きを1ピクセルの解像度に分割し、前景抽出器12
と背景抽出器14では動き分割の結果を用いてそれぞれ
最小ブロックの解像度に映像を前景と背景領域に分けて
各領域に対するマスクを生成する。ここで、背景は自ら
動かない領域を示し、背景は前景を除く残り領域を示
す。
【0018】前景動き評価器13と背景動き評価器15
ではそれぞれ前景抽出器12と背景抽出器14から抽出
された前景領域と背景領域に対して動き評価を行い動き
情報を生成する。この際、前景動き評価器13では可変
ブロックの単位に動き評価が行われ、背景動き評価器1
5では可変ブロックの単位の動き評価と共に評価された
動き情報を用いてアファイン動き評価を行う。動き補償
器16では復元フレーム貯蔵器17に貯蔵された復元さ
れた以前の映像に基づき前景動き評価器13と背景動き
評価器15で評価された動き情報を用いて動き補償を行
い動き補償映像を生成する。
【0019】減算器22はソース映像と動き補償器16
から出力される動き補償映像を減算して残差信号を出力
する。
【0020】可変ブロック離散余弦変換器(DCT)2
3と量子化器24は減算器22から出力される残差信号
を離散余弦変換及び量子化を通じて符号化し、可変長符
号化器(VLC)25は量子化器24で量子化された残
差信号をジグザグスキャンなどにより可変長符号化し、
可変長符号化された信号と、前景抽出器12及び背景抽
出器14から出力されるマスク情報と、前景動き評価器
12及び背景動き評価器14から出力される動き情報と
を多重化した後、ディコーダ(図示せず)に出力する。
【0021】一方、逆量子化器21及び可変ブロック逆
離散余弦変換器(IDCT)20は量子化された残差信
号に対して逆量子化及び逆離散余弦変換を行い復元され
た残差信号を出力する。この際、復元された残差信号に
は量子化及び逆量子化を通じて損失が発生されるので、
元の残差信号と同一でない。加算器19は動き補償器1
6から出力される動き補償映像と可変ブロック(IDC
T)20から出力される復元された残差信号とを加算し
て現在フレームの復元映像(以下、現在の復元映像とい
う)を生成して選択出力器(MUX)18に出力する。
MUX18は背景動き評価器15から出力される背景動
き情報に応じて復元フレーム貯蔵器17に貯蔵された以
前の復元映像と加算器19から出力される現在の復元映
像のうち一つを選択的に出力して復元フレーム貯蔵器1
7に貯蔵する。即ち、MUX18は背景領域に動きのな
い場合は、復元フレーム貯蔵器17に貯蔵された以前の
復元映像を再び復元フレーム貯蔵器17に出力し、動き
のある場合は加算器19から出力される現在の復元映像
を復元フレーム貯蔵器17に出力する。
【0022】ここで、本発明による符号化過程をマスク
生成段階、動き評価及び補償段階、残差信号の生成段階
と残差信号の符号化段階に細分して説明する。
【0023】先ず、マスク生成段階に対して説明する。
【0024】本発明では映像を前景領域と背景領域とに
分け、各特性に応じて動き及び残差を処理するために一
つのフレームで各ピクセルが前景か背景かを示すマスク
を導入し、マスクの符号化のために4分割方式を用い
る。即ち、マスクは動き評価及び補償のための動きブロ
ックと残差符号化のための残差ブロックの大きさ決めに
用いられる。
【0025】マスクを生成するために解決すべき課題は
先ず動き分割器11における動き分割過程である。動き
分割過程ではカメラの動きを抽出し、抽出されたアファ
イン動きモデルにより動き補償の行われる領域を背景領
域として定義する。反面、背景を除く領域は前景領域と
して定義する。映像の全般にかけた局部的な動きにより
カメラの動きが抽出しにくい場合には全ての映像を前景
領域として定義する。編集やその他の特定目的のために
別途の分割映像が提供される場合、各セグメントはアフ
ァイン動きモデルにより動きが補償されるかを判断し、
アファイン動きモデルが適用しにくい場合には可変ブロ
ックを単位とする遷移動きモデルを適用する。図3の
(A)は動き分割により生成されたセグメントの例を示
す。
【0026】動き分割を通じて生成されたセグメントに
ついては独立的に動き評価、補償及び残差符号化が行わ
れて分けられたビットストリームを発生する。したがっ
て、セグメントの輪郭線情報が符号化されているディコ
ーダ(図示せず)に伝送されなければならない。
【0027】本発明においてセグメントの輪郭線情報、
即ち、マスクを符号化するために図3の(B)のように
4分割方式を採用する。この際、予め決めた最小大きさ
のブロックに前景と背景が同時にあるときは前景ブロッ
クとして定義する。ブロックの最小大きさに応じてセグ
メントに対する解像度を決めることができる。即ち、ブ
ロックの最小大きさを小さくすれば輪郭線をさらに正確
に表現できるが情報量が増え、ブロックの最小大きさを
大きくすれば情報量は減るが正確な輪郭線は表現できな
い。図3の(C)は最終的に生成されたマスクを示す。
【0028】次に、動き評価及び補償段階について説明
する。
【0029】動き評価及び補償段階は映像圧縮において
時間の重複性を用いる方法である。1フレームで動き評
価及び補償は動きブロックの単位に行われるが、動き補
償エラーのための離散余弦変換及びジグザグスキャンな
どは残差ブロックの単位に行われる。ここで、動きブロ
ックの大きさと構成要素はマスクと動き評価で可変ブロ
ック単位のエラー分布分析により決められ、残差ブロッ
クの大きさと構成要素はマスクにより決められる。
【0030】動き評価及び補償において動きブロックは
ブロック内に前景と背景ピクセルが混合されないように
構成されており、動き補償エラーと動きベクトルとのビ
ット発生量に鑑みて決められる。したがって、ブロック
内の動きの相異なる客体が発生する動き補償エラーを効
率よく減らせる。
【0031】本発明では動き評価及び補償を前景領域と
背景領域とに分けて処理する。大部分の前景は多数の複
合的な動きの結合により発生するので、一つの動きモデ
ルを用いて前景の全ての動きは評価しにくい。したがっ
て、前景領域では可変ブロックを単位として動きベクト
ルを生成する。反面、背景領域では大部分の動きはカメ
ラによる動きなので、背景の全ての領域についてアファ
イン動きモデルを用いて動き評価及び補償を行う。しか
しながら、背景領域の動きが極めて複雑であり多数のわ
ずかな動きが任意に発生すれば、アファイン動きモデル
が評価しにくい。この場合には前景でのように可変ブロ
ックの単位に動きベクトルを生成する。即ち、背景領域
については背景映像の種類に応じて背景に対する動き情
報のモデルを選択的に符号化することができる。動き評
価及び補償過程を前景領域と背景領域に分けて説明すれ
ば次の通りである。
【0032】先ず、前景動き評価及び補償段階を説明す
る。
【0033】前景の動き評価では可変ブロックの単位に
完全探索を通じて動きベクトルを生成する。可変ブロッ
クの動き評価のために4分割方式を採択する。可変ブロ
ックの動き評価は多数の動きが複雑的に存在する前景で
より精巧な動き評価により残差信号の量を減らすことに
より動き情報の増加を効率よく減らす。動き評価におい
ては最終的にブロックの大きさを決めるために最初のブ
ロックから始めて4分割方式でスプリットする。現在の
n×n大きさのブロックを(n/2)×(n/2)大き
さの四つのサブブロックにスプリットするかの判断は次
の処理過程により決める。
【0034】 error=ME(0,n,&mv); sub_error0=ME(0,n/2,&mv0); sub_error1=ME(1,n/2,&mv1); sub_error2=ME(2,n/2,&mv2); sub_error3=ME(3,n/2,&mv3); error0=MC(0,n/2,mv); error1=MC(1,n/2,mv); error2=MC(2,n/2,mv); error3=MC(3,n/2,mv); sub_error=(error0−sub_error0)2 +(error1−sub_error1)2 +(error2−sub_error2)2 +(error3−sub_error3)2 if(sum_error>TH),return(split); else return(stop); 前記の過程においてW=ME(x,y,z)は動き評価
のための関数を示すものであり、xはインデックスであ
って正方形を4分割方式により細分化したとき、上部左
側の四角形を0、下部右側の四角形を1、下部左側の四
角形を2、下部右側の四角形を3と設定する。yは動き
評価時に用いられるブロックの大きさであり、zは動き
評価により生成された動き情報、即ち、動きベクトルで
ある。ここで、zは二つの動き成分、即ち、行軸成分、
列軸成分であり、z=(mvrow,mvcol )のように
表現できる。Wは動き評価の過程において動き成分zを
生成するとき発生されたエラー値を示す。
【0035】V=MC(x,y,z)において、x,
y,zはMEの場合と同様であり、Vは動き情報zによ
り動き補償されたブロックと元映像とのエラーを示す。
【0036】前記処理過程において、“エラー”はn×
nブロックに対する動き評価を通じて動き情報“mv”
を生成して発生されたエラーを示す。そして、sub_
error0,sub_error1,sub_err
or2,sub_error3はn×nブロックを4分
割方式により4等分した四つのn/2×n/2ブロック
のうちそれぞれ自分のインデックスに当たるブロックに
対して動き評価を行って発生されたエラーを示す。そし
て、error0,error1,error2,er
ror3はn×nブロックを4分割方式により4等分し
た四つのn/2×n/2ブロックのうちそれぞれ自分の
インデックスに当たるブロックに対してn×nブロック
に対する動き評価を通じて生成された動き情報mvを適
用してそれぞれ生成されたエラーを示す。そして、su
b_errorはerror0,error1,err
or2,error3をそれぞれsub_error
0,sub_error1,sub_error2,s
ub_error3との差を求めてから二乗して加算し
た値であり、この値が大きいほど4分割方式により四つ
の動き評価を行うことがエラーを最小化することであ
る。したがって、この値が予め決めた値(ここではT
H)以上の値を有すると、n×nブロックを四つのn/
2×n/2のブロックに分けて動き評価を行い、そうで
ない場合にはn×nブロックの動き評価のみを行う。
【0037】次に、背景動き評価及び補償段階について
説明する。
【0038】背景領域の動きは大部分のカメラ動きによ
り発生される。背景領域に対する動き評価及び補償は次
の式(1)のようにアファイン動きモデルを用いて動き
に対する情報量を効率よくする。
【0039】
【数1】
【0040】しかしながら、背景領域にカメラによる動
き以外の任意の方向に多数のわずかな動き成分が発生す
る場合もある。このような背景領域は大部分の前景での
ように一つの動きモデルを用いて全ての動きを補償する
ことができない。したがって、このような場合には背景
領域も前景のように可変ブロックに対する動き評価及び
補償を行うことにより安定した符号化を行う。
【0041】背景領域に対するアファイン動きモデルを
適用するために本発明では可変ブロックに対して生成し
た動きベクトルを用いる。一つの可変ブロックに対して
完全探索を通じて差の和が所定のスレショルド値より小
さいときの動きベクトルを候補動きベクトルとすると
き、一つのブロックに対する動きベクトルは次のように
三つの種類に分けられる。 タイプ1: 候補動きベクトルの数が小さく、動き補償
エラーも小さい場合、 タイプ2: 候補動きベクトルの数が多い場合、 タイプ3: 候補動きベクトルの数がない場合、 タイプ1の動きベクトルは正確な動き情報と言えるが、
タイプ2とタイプ3の場合は正確な動き情報とは言えな
い。タイプ2は例え補償エラーは小さいが、実際の動き
を示す動きベクトルが選択しにくい。よって、タイプ2
の動き情報は上位ブロックの動きベクトルを適用して実
際の動きを示す動きベクトルを選択する。タイプ3は動
きが極めて複雑であり新たな物体の出現のような状況で
発生する。したがって、タイプ3のブロックではイント
ラモードに符号化するかを判断する。
【0042】背景領域に対するアファイン動きモデルは
可変ブロックの単位に生成された動きベクトルのうちタ
イプ1に分類された動きベクトルのみを用いることによ
り、アファイン動きモデルに対する解像度を高める。動
き評価は次の式(2)〜(4)ような過程により処理さ
れる。
【0043】
【数2】
【0044】一方、Eを最小化するためにEをa0 ,a
1 ,a2 ,a3 ,a4 ,a5 にそれぞれ偏微分して0に
して整理すれば、次の式(5)〜(6)のようになる。
【0045】
【数3】
【0046】この式(5)〜(6)により前記式(1)
のアファイン動きモデルが決められる。
【0047】次の動き補償エラー、即ち残差信号生成段
階では1フレームのソース映像から動き補償映像を減算
して残差信号を求める。
【0048】次に、残差信号の符号化段階について説明
する。
【0049】映像内の動く客体は動き評価及び補償を通
じて実際の動きと類似な領域に移動する。しかしなが
ら、動きモデルが実際の動きを完全に処理できないのみ
ならず新たな客体が表れる場合もあるので、動き評価及
び補償後は動き補償エラーを抽出してこれを符号化する
ことが必要する。本発明では可変ブロックを単位とする
離散余弦変換とジクザグスキャンを用いて動き補償エラ
ーを符号化する。
【0050】可変ブロックを用いた補償エラーの符号化
のために先ず可変ブロックに対する情報が符号化されな
ければならない。しかしながら、本発明では図3の
(B)のように表現されるマスク情報をそのまま用いる
ので、可変ブロックによる別途のビット発生は不要であ
る。離散余弦変換は8×8以下のブロックでのみ行われ
る。したがって、残差ブロックの大きさが16×16の
場合は四つの8×8輝度ブロックとcb,cr各々一つ
ずつの8×8ブロックに対して離散余弦変換が行われ
る。図4はこのような多様な大きさの残差ブロックに対
する離散余弦変換ブロックの例を示す。
【0051】一方、一番目のフレームや場面変化のある
フレームの場合には動き処理を用いることよりは直接元
映像を符号化する。また、新たな領域が現れたり、複雑
な動きが発生する場合、動き補償エラーにもその領域に
対して大規模のエラーが多く発生することにより動き評
価及び補償を通じた動き補償エラーの符号化より元映像
を直接符号化することが画質とビット発生量面から有利
な場合がある。本発明では次の式(7)により動き処理
を行う場合、即ち、インタモード(inter mode)の場合
とそうでない場合、即ち、イントラモード(intra mod
e)とを判断している。
【0052】
【数4】
【0053】前記式(7)のIi ,Pi はそれぞれ元映
像ブロックと動き補償エラーブロックを示す。即ち、前
記式4においてIがPより大きい場合はインタモード、
IがPより小さい場合にはイントラモードを示す。
【0054】次に、動き補償エラーの離散余弦変換につ
いて説明する。
【0055】二次元のN×N離散余弦変換は次の式
(8)のように行われる。
【0056】
【数5】
【0057】前記式(8)のu,v,x,yは0,1,
2,..,N−1の値を有し、x,yはピクセル領域の
空間座標、u,vは変換領域の座標を示し、C(u),
C(v)は次のようになる。
【0058】 C(u),C(v)=1/(√2)、 u,v=0の場合、 =0 、 その他の場合 一方、逆離散余弦変換は次の式(9)のように定義され
る。
【0059】
【数6】
【0060】次に、動き補償エラーの量子化及び逆量子
化について説明する。
【0061】量子化は離散余弦変換(DCT)ブロック
の大きさがn×nであり、量子化ステップのサイズがq
の場合、イントラモードとインタモードに応じて次のよ
うに処理される。ここで、board[][]はDCT
を通じて変換されたデータであり、qboar
d[][]は量子化されたデータである。量子化でDC
値であるboard[0][0]とAC値である残りデ
ータ、即ち、board[i][j](ここで、i=
0,j=0の場合は除く)は相異なる方式で処理され
る。
【0062】 イントラモードの場合、 DC:qboard[0][0]=board[0][0]/n AC:if(board[i][j]≧0) qboard[i][j]=board[i][j]/2q else,qboard[i][j]=(board[i][j] +1)/2q インタモードの場合、 DC:qboard[i][j]=board[i][j]*(8/n) AC:if(board[i][j]≧0) qboard[i][j]=board[i][j]/2q else,qboard[i][j]=(board[i][j] +1)/2q 次に逆量子化について説明する。ここで、qboard
[][]は量子化されたデータ、dqboar
d[][]は逆量子化されたデータを示す。
【0063】 DC:イントラモードの場合、 dqboard[0][0]=qboard[0][0]* n インタモードの場合、 dqboard[i][j]=qboard[i][j]* (8/n) AC:if(qboard[i][j]!=0) if(qstep%2=1) qboard[i][j] =qstep* (2* abs(qboard[i][j]+1) eles, dqboard[i][j] =qstep* (2* abs(qboard[i][j]+1)−1 eles,qboard[i][j]=0 一方、離散余弦変換ブロックで可変ブロックに対するジ
グザグスキャンの順序は図5に示した通りである。
【0064】そして、図1に示した符号化装置により符
号化された映像を復号化する装置は図2の通りであり、
復号化過程は前記符号化過程の逆順なのでここでは詳細
な説明は省く。
【0065】図6は本発明によりakiyo,cont
ainer ship,hallmonitor,mo
ther&doughterというテスト映像を符号化
してから復元した結果である。
【0066】
【発明の効果】前述したように本発明による客体単位の
処理が可能な動映像の復号化/復号化方法及び符号化/
復号化装置では動き評価において動き情報と動き補償エ
ラーのトレードオフに鑑み、動きのない領域については
符号化を行わないことにより圧縮効率を高める。
【0067】また、視感的に最も敏感な部分である前景
と背景との境界を4分割方式による可変ブロックを用い
て符号化することにより境界部分を明確に復元し得るの
みならず、離散余弦変換の有するエラーのむら現象も減
らすので復元映像の画質を向上させる。
【0068】かつ、現在標準化されたMC−DCT方式
を採択することにより単なる構造を持ち、使用される応
用分野に応じて画質とビット発生量を適切に調節し得る
のみならず、符号化されたデータの構造を前景と背景の
分離構造とすることによりいずれか一側のみを選択的に
復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による客体単位の処理が可能な動映像
の符号化装置を示すブロック図である。
【図2】 本発明による客体単位の処理が可能な動映像
の復号化装置を示すブロック図である。
【図3】 客体単位の処理のためのマスクの生成と4分
割方式を用いた符号化方法の例を示す図面である。
【図4】 可変大きさのマクロブロックの例を示す図面
である。
【図5】 可変大きさのブロックでジクザグスキャンの
順序を示す図面である。
【図6】 本発明により映像信号を符号化及び復号化を
行った場合、各テスト映像に対するPSNRを示す図面
である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化しようとする1フレーム分のソー
    ス映像を客体を示す前景領域とその他の領域を示す背景
    領域とに分割し、前記二つの領域の境界を示すマスク情
    報を生成するマスク生成過程と、 前記分割された二つの領域に対して別途に動き評価を行
    って動きベクトルを生成し、前記各領域の動きベトクル
    を用いて前記背景領域が動くか否かに応じて以前の復元
    映像または現在の復元映像に対して選択的に動き補償を
    行って動き補償映像を生成する動き評価及び補償過程
    と、 前記1フレーム分のソース映像から前記動き補償映像を
    減算して残差信号を求める残差信号生成過程と、 前記残差信号を可変ブロックの単位に離散余弦変換した
    後、量子化及び可変長符号化を通じて符号化し、前記符
    号化された信号、前記マスク情報及び二つの領域に対す
    る動きベクトルを多重化して出力する残差信号符号化過
    程とを具備することを特徴とする客体単位の処理が可能
    な動映像の符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記動き評価及び補償過程では前記前景
    領域に対しては可変ブロックの単位に動き評価を行い、
    前記背景領域に対しては背景領域の複雑度に応じて可変
    ブロックの単位の動き評価またはアファイン動き評価を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の客体単位の処理
    が可能な動映像の符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記二つの領域の境界部分は4分割方式
    により符号化されることを特徴とする請求項2に記載の
    客体単位の処理が可能な動映像の符号化方法。
  4. 【請求項4】 符号化しようとする1フレーム分のソー
    ス映像を客体を示す前景領域とその他の領域を示す背景
    領域とに分割し、前記二つの領域の境界を示すマスク情
    報を生成する前景/背景抽出器と、 前記分割された二つの領域に対して別途に動き評価を行
    って動きベクトルを生成する前景/背景動き評価器と、 前記各領域の動きベクトルを用いて前記背景領域が動く
    か否かに応じて以前の復元映像または現在の復元映像に
    対して選択的に動き補償を行って動き補償映像を生成す
    る動き補償器と、 前記1フレーム分のソース映像から前記動き補償領域を
    減算して残差信号を求める減算器と、 前記残差信号を可変ブロックの単位に離散余弦変換した
    後、量子化及び可変長符号化を通じて符号化し、前記符
    号化された信号、前記マスク情報及び二つの領域に対す
    る動きベクトルを多重化して出力する残差信号符号化手
    段とを具備することを特徴とする客体単位の処理が可能
    な動映像の符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記二つの領域の境界部分は4分割方式
    により符号化されることを特徴とする請求項4に記載の
    客体単位の処理が可能な動映像の符号化装置。
  6. 【請求項6】 1フレーム分のソース映像を客体を示す
    前景領域とその他の領域を示す背景領域とに分割し、残
    差信号を符号化して生成されたビットストリームを元の
    動映像に復元するための客体単位の処理が可能な動映像
    の復号化方法において、 前記ビットストリームから前記符号化された残差信号を
    抽出して可変長復号化、逆量子化及び逆離散余弦変換
    し、前記二つの領域に対する動きベクトルと前記二つの
    領域を分割するマスク情報を復元する復号化過程と、 以前の復元映像に基づいて前記マスク情報により分けら
    れた二つの領域に対して別途に動き補償を行って動き補
    償映像を生成し、前記復号化された残差信号と前記動き
    補償映像とを加算して現在の復元映像を生成する動き補
    償過程と、 前記動きベクトルに応じて前記以前の復元映像または現
    在の復元映像を選択的に出力する選択出力過程とを具備
    することを特徴とする客体単位の処理が可能な動映像の
    復号化方法。
  7. 【請求項7】 1フレーム分のソース映像を客体を示す
    前景領域とその他の領域を示す背景領域とに分割し、残
    差信号を符号化して生成されたビットストリームを元の
    動映像に復元するための客体単位の処理が可能な動映像
    の復号化装置において、 前記ビットストリームから前記符号化された残差信号を
    抽出して可変長復号化する可変長復号化器と、 前記可変長復号化された残差信号を逆量子化及び逆離散
    余弦変換して前記残差信号を復号化する復号化器と、 前記二つの領域に対する動きベクトルと前記二つの領域
    を分けるマスク情報を復元するマスク復元器と、 以前の復元映像に基づいて前記マスク情報により分けら
    れた二つの領域に対して別途に動き補償を行って動き補
    償領域を生成する動き補償器と、 前記復号化された残差信号と前記動き補償映像とを加算
    して現在の復元映像を生成する加算器と、 以前の復元映像を貯蔵する復元フレーム貯蔵器と、 前記動きベクトルに応じて前記以前の復元映像または現
    在の復元映像を選択的に出力する選択出力器とを具備す
    ることを特徴とする客体単位の処理が可能な動映像の復
    号化装置。
  8. 【請求項8】 前記選択出力器では前記動きベクトルに
    応じて動きがないと判断される領域に対しては前記以前
    の復元映像を出力し、動きがあると判断される領域に対
    しては前記現在の復元映像を出力することを特徴とする
    請求項7に記載の客体単位の処理が可能な動映像の復号
    化装置。
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